自分の性格・思考

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FROM 川畑のぶこ
 
現在、カウンセリング現場で
多くの方々の“こころ”と向き合うかたわら、

東北大学で博士号を取るために
東京と仙台を行き来する毎日を過ごしています。

今月は特に大きな学会があるため、
スケジュールが過密になっているのですが、

振り返ってみると、若い頃より今のほうが
健やかに過ごせている気がします。

私は19歳の時に渡米し、アメリカの大学を卒業後、
経営コンサルティング会社や貿易会社に勤めていました。

当時は、いい結果を出して目標をクリアするたび、
達成感がありました。

ですが、その達成感は長続きしません。
「もっといい仕事をしなくては」と頑張り続けていました。

また、自分の居場所を確保するかのように、
上司や職場の雰囲気に合わせ「いい人」を演じていました。

その時は自覚がありませんでしたが、
肉体的にも精神的にも無理をしていたのでしょう。
当時はよく体を壊していました。

ホルモンバランスも崩れていたのか、
生理痛がひどく、アトピー性皮膚炎も悪化、
会社を休むこともよくありました。

今年の5月に開催した
“こころ”の断捨離セミナーでも、

「疲れているけど頑張らなきゃいけない」
「ちゃんとしなきゃならない」

と思ってしまうという話が出たのですが、
人間の感情は、神経系やホルモン系を介して
免疫機能を高めたり、低めたりします。

感情が安定していれば免疫力は上がり、
否定的な感情を持っていると免疫力が下がるのです。

私の専門であるサイモントン療法は
「感情の力」を最大限に利用してがんの治療にあたるのですが、

多くの患者さんは、はじめ、
「治療は辛くても我慢しなければならない」
「楽しいことなんて、してはいけない」
「もっと頑張らなくてはいけない」
という観念に縛られています。

しかし、こうした
「〇〇せねばならない」という観念を断ち、
「自分の心を満たす」ことに許可を与えると
表情が明るくなっていきます。

そして、身体の痛みが消えたり、
治療の副作用がおさまることもあるのです。

人は、良い意味でも悪い意味でも環境に慣れるもの。

同じ環境が続くと、ある種の安心感を抱くようになり、
我慢や無理も当たり前になって、「我慢上手」になってしまいます。

そして、いつの間にか「自分軸」ではなく
「他人軸」で生きるようになっていくのです。

もしかすると、あなたも「いい人」でいるために
我慢や無理をしていませんか?
「耐える自分」に慣れ切ってはいませんか?

「いい人」をやめても、「耐える自分」をやめても、
あなたにはたくさんの価値があります。

もし、心当たりがあるなら、
これまで頑張ってきた自分を褒めてあげてください。

そしてこれからは、
「自分の心」を満たすことを最優先に考えてください。

心が求めるニーズが満たされていくと、
「秘められた力」がどんどん湧き上がってくるようになりますから。

– 川畑のぶこ

PS
5月に開催したセミナーが
オンラインプログラムになった講座が
先行予約で申込み受付をしているそうです。
詳細はこちら

ここでは、自分の心を満たす方法や許可を出すワーク、
私が実践している身体と心の休めかた、
耐えたり、頑張りすぎてしまう自分をやめる方法
などについてお伝えしていますから
参考にしていただければ幸いです。
 
 
 
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Q:初めまして。
悩みは、義理の父のことです。

結婚して14年になります。

義理の父は、とてもお元気で活動的ですが、
自分の思い通りにいかないと、周りに当たり散らします。

暴言を吐く行為や、不機嫌になります。

私は会う時は、できるだけ不機嫌にならないようにと、
色々なことを共感する!という姿勢で会いますが、
長い時間一緒にいると、とても疲労感があります。

年末年始の海外旅行も、毎回成田空港に到着すると、
「もうこれで最後! 2度と旅行には行かない!」
と心に決めます。

でも、旅行に一緒に行くことは、自分が決めたこと。

「行きません。」と言えれば
このような気持ちにはならないのに、

毎年、声をかけられると、
「一緒にいきましょう。」と言ってしまいます。

帰宅後は、思い出しては、
義父に対する嫌悪感がでてきます。

朝のお弁当作りもいつもイライラしながら
作っていることに気づき、落ち込みます。

そんな自分が嫌になります。

結局、義父の問題ではなく、
私の心の中の問題なのではないか?と感じています。

実際、義父は私に対して
嫁としてアレやれ、コレやれ、は言わないです。
もしかしたら世間的にみても、言われてないと思います。

このように、ある対象者を思い出すと出てくる感情には、
どのように向き合ったら良いのでしょうか?

アドバイス頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

【アイ・40代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

アイさんのお義父様に対する複雑な気持ちが伝わってきます。

アイさんにとって、大切な家族なので
波風立てずにうまくやっていきたいからと、
ご自身の気持ちを抑えてきた結果、
心の中は荒波になってしまったのですね。

己の不機嫌を周囲にぶちまけ、暴言を吐く人に対して、
嫌悪感や疲労感を覚えるのは自然のことと思います。

このような精神的暴力に耐え続けることは不健全ですし、
アイさんの心身を蝕むことになってしまいますので、
耐える必要はないということを覚えておいてください。

私たちは、ときに思いやりや慈しみを
甘やかしと混同してしまいます。

相手の暴力を肯定したりうやむやにすることは
優しさのようでいて、実は怠慢です。

違うことを「違う」と伝える努力を怠った結果、
相手の暴言は許され続け、
改善や更生の機会を失ってしまうのです。

また、相手の不機嫌や暴言を受け入れ続けることは
アイさんがご自身を大切にすることも怠っています。

このように自他を大切にすることから離れてしまうのです。

我慢して言葉を飲み込み、心を抑圧していると、
やがて圧力を増した心は耐えられなくなり、
どこかで爆発してしまうでしょう。

顔も見たくなくなるのも当然ですが、そうなる前に、
飲み込んだ言葉を健全な形で出してみてください。

もちろん、相手を罵る必要も蔑む必要もありません。

「いまのような言葉(または振舞い)に
私は傷ついてしまいました。」と率直に伝えて良いのです。

「あなたはダメだ」と伝える必要はなく、
「私がどうなのか」という
“I” を主語にしたメッセージで伝えてみてください。

また、お義父さんが大切な家族なので
良い時間を過ごしたいと思っているけれど、
現状アイさんにとって苦痛になってしまうことも
伝えると良いと思います。

もし、ご主人が協力的なら、ご主人からみて
アイさんの心の負担になってしまっているようなので
改善を求めるのも良いと思います。

このとき、「アイさんが言っていた」と伝えると
三角コミュニケーションで
関係性を拗らせてしまう可能性がありますから、

あくまでもご主人からそう見えること、
やはりご主人も”I”を主語に伝えることが大事です。

このようなやり取りに憤慨するようであれば、
それを理由にある程度の距離を取ることになるかも
しれませんが、そうであればそれは
願ったり叶ったりではないでしょうか。

その場合、健全な関係性を維持するために、
今、お互いに必要な距離感と受け止めてください。

アイさんが優しくも毅然とした態度で臨むことで、
暴言を吐きにくくなるはずです。

NOにはNOと言う。
暴力は許さない。

このような態度を育むことで、
アイさんの奪われたエネルギーを取り戻せることと思います。

勇気のいることですが、
大切な変化を起こすときには、ときに勇気を振り絞る決断が
必要だということを覚えておいてください。

応援しています!
      
     
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Q:すぐに人と比べて、人を見下してしまいます。

別に自分がすごい人間だって誇れるわけではないです。
人の欠点を見つけることで安心しているのかもしれません。

「他人と比べるな。」って子どもに言いつつ
比べている自分が嫌になります。

家族に対しては、私だけ部屋がない。
私だけ家事をしている。
と、いつもモヤモヤしています。

旦那にも人とすぐ比べるから損をするって
指摘されました。

他人でなく自分の過去と
比べられるようになりたいです。

子どもにも欠点ばかり指摘してしまう自分も
変わりたいです。

【ポテチ・50代・女性】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ポテチさんのように
人と自分を比べてばかりで不安になったり
落ち込んだりする人はたくさんいると思います。

比較するときに、
相手にできているところで
自分は出来ていないことに着目して、
「自分も頑張ろう!」と前向きな気持ちになり、

チャレンジ精神が出てくるのであれば、
その比較は健全にポテチさんの
人生に機能していると思います。

心理学者のアドラーは、
これを人生の補償機能と言っています。

彼の開業した地域には遊園地があったのですが、
そこで働く大道芸人は子どもの頃から
身体的な器質へのコンプレックスがあり、

それゆえに身体能力を磨き上げて、
すなわちそのコンプレックスを昇華して
人生を切り開いている人が
多かったことに着目しました。

ただ、このようにチャレンジと達成に
結びつく劣等感なら良いのですが、

「それに引きかえ私は…」と卑屈になり
自分を貶めるかたちで比較してしまっている
のであれば、その比較は
ポテチさんの人生を損なってしまいますね。

その場合、今回ポテチさんがお悩みの
「相手を見下す」というかたちで、

私たちの無意識は
劣等感を一気に優越感に反転させることで
心理的な補償をしようと
苦肉の策に打って出るのです。

優越感も劣等感と同様にトリッキーです。

ある分野において私は相手よりも優っているという
ニュートラルな事実に基づいた
比較からの優越感なら問題ありませんし、

適切な評価やさらなる向上心に
つながるかもしれません。

その場合、相手には別の分野で
自分より優っている部分があることも
ニュートラルに理解し評価できています。

そこには不要な緊張や不安がありません。

ところが、卑屈さを消したいがための優越感は、
一見充足感をもたらしてくれそうですが、
いっときの満足感しかもたらしません。

その気分は長持ちしないので、
また不安にかられて
見下す相手を探し続けなければいけません。

常に心が乾いているので、
潤す対象=見下す相手を
見つけなければいけない状態です。

豊かさに前向きにはたらく健全な優越感は
内発的な力により育まれるものです。

マイナスを消し去ろうとする後ろ向きな優越感は
外発的な力によって刺激されます。

その背景には「私は基本的に劣っているので…」
という不安や緊張がいつもつきまとうのです。

大切なのは、私には相手と比較して
優っている部分もあれば劣っている部分もある
ということを知ること。

また、優劣があるからといって、
それが私の人生の価値を決定づけるものではない
ことを知ることです。

「私の人生の価値は
 私の内的な力により変わるもので、私次第である。」

「私には何とも比較できない唯一無二の個性と
 価値があり、それを大切に
 自身の人生を充足させることができる。」

といった信念を大切に、
また、ポテチさんの良い面にもたくさん注意を注いで
あげて、それを伸ばしてください。

劣等感も優越感も
人生のバネにもなれば、足かせにもなります。

諸々、優劣あるけれど、私もOK。あなたもOK。

この精神はポテチさんがよりリラックスして
人生に向き合う力につながることと思います。

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Q:引っ越し先に馴染めず拒否感や焦りばかりあり、
もうすぐ2年経とうとしているのに
まだ前の地域に戻りたい気持ちがぬぐえません。

上の子の入学に合わせ夫や義実家の意向を汲み
隣町に戸建てを購入し引っ越しました。

しかし、私は適応障害のようになり、
娘は蕁麻疹が出るようになりました。

私の職場も娘の友達も前の地域で、
地方都市の中心であったため
便利さも楽しさも育児支援サービスも整っていました。

そのため慣れた地域から
引っ越したくはありませんでしたが、
夫の職場からは30分ほど離れている上に
夫は家族経営、長男、次期社長など家長制度も強い家で
色々私のわがままを通しきれず引っ越しました。

義父からも度々男を産んでくれ、
隣町に家を建てたらどうだ、夫を頼む、
成功した自慢などを聞いていて、
自分らしく楽しく前の地域にいることが
何か夫を支えていないように感じるようになりました。

少しHSPの気があるかもしれません。

夫にも自分の気持ちを伝えてはいましたが
あまり理解してもらえず、
私の夜勤のある仕事も手放したくなかったため、
夫も協力しやすいよう決意したつもりでしたが
心のバランスがとれなくなりました。

いつもイライラし落ち込むくらいなら
前の地域に戻ろうとなっても義父が反対、
夫は何も言わず私だけ悪者状態です。

どう気持ちを整え楽しく過ごしていけるか分かりません。

ぜひアドバイスお願い致します。

【こまき・40代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

引っ越しなどの環境の変化があるときは、
私たちはストレスを受けやすいものです。

しばらくすると慣れてくる人がほとんどですが、
なかなか新しい環境に適応できず、
適応障害になる人もいます。

すると、抑うつ感や絶望感が出たり、常に緊張したり
不安やあせりを感じたりといった状態が続き
辛くなってしまいますし
ときに、食欲不振や不眠などの
身体的症状が出ることもあります。

そのような場合は、無理をせずに
早めに受診をして治療に取り組むことが大切です。

こまきさんはご自身でHSP
(ハイリー・センシティブ・パーソン
=とても敏感で感受性が高い人)
かもしれないとおっしゃるように、
その感受性の強さゆえ、細かいところも気になり、
ストレスを抱え込んで適応障害になってしまった
可能性はあるでしょう。

適応障害の対処法は、
ストレスの原因を取り除くことがベストですが、
こまきさんのように、そのためには
引っ越ししなければいけないというと、大掛かりで、
なかなか簡単にはいかないでしょう。

環境の調整ができない場合は、
こまきさんの優れた感受性を違う方向へ向ける
努力をすることをおすすめします。

現在は、ネガティブなことに
焦点が行きがちかと思いますが、
身の回りに起きている喜ばしいこと、
美しいもの、また感謝できることなども
少なからずあるはずです。

たとえば、娘さんに蕁麻疹があるかもしれませんが、
学校の友達と仲良く楽しくやっていることなどは
どうでしょうか?

育児支援サービスも娘さんの成長とともに、
小学2年生になったなら、不要になっていませんか?

それは娘さんがしっかり成長している喜ばしい証です。

土地柄不便な分、自然が豊かであったり、
人々が親切などはどうでしょう?

それらに意識や注意を向けて、
それをありありと感じる努力をしてみてください。

こまきさんにとって、良いものに目を向ける努力です。

また、過去との比較でジャッジしてしまいがちなクセを、
これまで気づかなかった(価値とは思ってもみなかった)
新しい発見があるかもしれないという
愛ある好奇心に変えてみてください。

また、こまきさんは、繊細で
人の気持ちがわかってしまうがゆえに、
自分の領域を相手に簡単に明け渡してしまっていること
も多いのではないかと思います。

自分の心の中の大切な庭を、
その価値をわからない人に
簡単に明け渡す必要はありません。

庭に植えられている草花を雑草と思って
ズカズカと踏み入る人もいます。

大切な心の庭に囲いをたてて、大切な木をお世話し、
やがて大地に根をしっかり張って、大きく育ったなら、
もう囲いを外しても、周囲がズカズカ踏み入れても
微動だにしないでしょう。

相手に合わせすぎず、
自分を大切にしてよいと心底許し、
そのように行動したなら、
相手の振る舞いにいちいち反応しなくて
よくなるかもしれません。
     
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Q:70代でフリーランスの仕事をやめて、
夫と大人の娘と猫2匹で
経済的な心配もなく穏やかに暮らしています。
 
キャリアはまあまあに成功したと思うのですが、
仕事のことを考えると、
うまくいかなかったこと、やり遂げられなかったこと、
小さな失敗などが思い出されて、気持ちが塞ぎます。
 
他の方から見たら一応尊敬される仕事をした人間
と思ってくださってるかと思います。
 
理由は父親と夫に「できて当たり前、
できなかったことを指摘され続けたこと」
が影響してるかもしれません。
 
自分に優しくと言い聞かせても、
頭では理解しても心がつながりません。
 
毎日を小さな幸せを愛しんで暮らそうと努力しています。
この先過去の自分の仕事など気にせず
心楽しく暮らすすべを提案していただけたらありがたいです。
 

【メラ・70代・女性・無職(元ライター)】
  
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
メラさんの仕事に対する誠実さとこだわりが
窺えるご相談です。
  
ライターさんとして素晴らしいお仕事を
されてきたことと思います。
 
厳しさをもって仕事に勤しんだがゆえの
成果をあげてこられたことと思いますが、
反面、自分に優しくすることが難しく
苦しんでいるのですね。
 
メラさんの中ではお父様やご主人など、
大切な相手の評価が自分の真の評価であるので、
それを守らなければという思いがあるのかもしれませんね。
 
確かに親しい人の評価というのは、
自分を見つめ直すのに有効なことがあると思います。
 
とくに、良き理解者の意見というのは
大切にする価値があると思います。
 
メラさんにとって、父親や夫は
メラさんのことを最もよく理解している人といえますか?
 
そうであれば、意見は参考にしたら良いと思います。
 
それでも鵜呑みにはしないでください。
 
相手の評価というのは、相手の好みや都合による評価
であることが多く、真のメラさんの評価とは限りません。
 
もし相手がメラさんの良き理解者でない場合、
その人達の評価で一喜一憂するのはもったいないことです。
 
メラさんが「このような人になりたい」と尊敬できたり、
この人は私のことをよく理解してくれている、という
人たちからの評価がどうかということを振り返ってみてください。
 
また、何より大切なのは、
メラさんに最も近い人はメラさん自身ですから、
相手に評価されたいように自分を評価できているのか
ということも振り返ってみてください。
 
もし、メラさん自身の自己評価が厳しいのならば、
同じように厳しい人の評価を採用してしまうことでしょう。
 
自分に優しくなる第一歩として、
正当に評価することから始めるとよいかもしれません。
 
うまくいかなかったことやできなかったことや
失敗したことだけに注目する代わりに、
うまくいったこと、できたこと、成功したことも
リストアップしてみてください。
 
これは過去の業績のことだけを言っているのではありません。
 
いま、身の回りに起こっていることで、
うまくいっていること、できていること、成功していること、
さらには、好ましいこと、感謝できることにも目を向けてください。
 
それをリストアップしてみることで、
心のバランスがとれてくると思います。
 
メラさんが完璧でないと価値がないという
考えを持っているのであれば、
その考えを捨てることです。
 
世の中完璧でなくても回っていますし、
完璧でないからこそバランスがとれていることもあります。
 
たとえ完璧でなくても、
すべてはそれなりにうまくいっていることを信頼してみてください。

きっとご自身にも周りの人々にも優しくなれるはずです。
     
     
ーーー
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【「進歩」するってどういうこと?】
       
Q:私はこれまで、自分の習い事について疑問を抱いてきました。
 
独身の頃は、母親が勧めたものを習っては
中途半端な資格を取って、飽きては辞める。
 
結婚してからも、数え切れないほどの習い事をして、
資格を取ったり取らなかったりするものの、
どれも飽きては辞める。その繰り返しをしてきました。
 
母親からは、小さい頃から習い事だけでなく、
家ではマナー本や食事の戴き方のビデオテープも渡され、
素直にそれらを受け取り学んでいました。
 
母親から勧められた習い事、結婚してから自分で選んだ習い事、
どれも最初は大好きでした。
 
ですが、日が経つにつれて段々億劫になり飽きてしまうのです。
 
そんな自分に疑問を抱きつつも、その繰り返しを続けていました。
 
ある時、新しい習い事の教材を見た時
「もう自分を解放してあげなさい。」と、
どこからかそんな言葉が出てきました。
 
ハッと思った私は「もういいんだ…。」と、
ホッとして、すぐに退会届を出しました。
 
ですが、数ヶ月するとまた別の習い事をしていたのです。
 
それから程なくして、
やましたひでこ先生イベントのトークショーに伺った時、
きっと何か得られるものがあるのではないかと思っていたら、
それから1ヶ月後のある日、
突然「欠乏感」と言葉が出てきたのです。
 
またハッとしましたが、
ようやく涙しながら納得する事が出来ました。
 
母はよく「人間は進歩する生き物だから、
マミちゃんも進歩しないとダメよ。」そう言っていました。
 
結婚式の両親への花束贈呈の時でさえ、母は私に
 
「人間は進歩する生き物だから、
 マミちゃんも進歩するのよ。」
 
と、私は自分の頬をつたっていた、
感謝の涙が引っ込んでいったのを覚えています。
 
長年「欠乏感」に支配されていた私は今、
「脱力感」のようなものを感じています。
 
母の言う「進歩」ではなく、私としての「進歩」をするには
どうすれば良いのでしょうか。
 
どうぞよろしくお願い致します。
 
【マミ・50代・女性・主婦】

―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ

「常に進歩しなければいけない」という
強迫観念にかられていたマミさんなのですね。
 
そして、その進歩とはあくまでも母親や誰かからみての
進歩だったと気づかれたとのこと。
  
そんな呪縛によって、結果的に常に
「今のままでは足りない」という欠乏感を生み出してしまい、
今の自分を受け入れられなくなってしまったのですね。
 
進歩しないとダメ=あなたは進歩していないからダメと。
 
「母のいう進歩でなく私なりの進歩」というポイントに
マミさんが至ることができたのは、
とても素晴らしいことだと思います。
 
これからはマミさんにとっての進歩を大切にされると同時に、
常にそこに無い何かを求めるのではなく、
ぜひ、今この瞬間に目の前に展開されていることを
十全にたのしむことも大切にされてみてください。
 
今、ここに集中していること自体が
すでにすばらしい進歩です。
 
禅僧のティク・ナット・ハンは
 
「幸せへの道はない。幸せとは道そのものなのだから。」
 [ There is no way to happiness.
 Happiness is the way. ]
 
と説いています。
 
進歩というと、
進んだ先で得られる何かに注意があるかもしれませんが、
進み歩むその行程そのものが大事ということを教えているのです。
 
資格や習い事というのは
客観的に見て達成したことがわかりやすい何かであり、
ラベリングしやすいものだと思います。
 
取得した資格が日常や仕事などに役立つなら大いに結構ですが、
資格取得自体が幸せにつながるかというと
必ずしもそうではありません。
 
マミさんが、資格や習い事は飽きるけど、
また次に手を出してしまうというのも、
得られる結果そのものよりも、
結果に向かって何かに取り組むプロセス自体に
喜びを感じているからではないでしょうか?
 
そうであれば、
ラベリングできる何かを獲得することにこだわらず、
生きる道程そのものをじっくり味わい歩むのも良い、
と許可を与えてみてはいかがでしょうか。
 
もしかしたら、そのような気づきそのものが、
母親のそれとは異なる、
マミさんなりの進歩なのかもしれません。
     
     
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Q:私は物心がついた時からずっと
人との関わりがうまくいきませんでした。
 
保育園、小学生、いじめまではいかなくても、
基本的に孤立した感じでした。
 
記憶に残っている出来事の一つで
従兄弟の母親から
『〇〇ちゃん(私の名前)嫌い』
と言われたりして傷ついたりしてきました。
 
高校、大学を卒業し、友達もできて
やっと普通の人と同じになれたと
思っていたのですが、
職場では今もなんとなく孤立しています。
 
たぶん私が
物事が自分の思い通りに進まなくなると
相手を攻撃してしまったりしてしまうから
なんだと思います。
  
そして後から言い過ぎた、と我に返り、
相手にへつらってしまいます。
  
なので相手は『なに、この人?
なにを考えてるのかわからない』
という感じでしょうか。
 
先日最も信頼している友人から、
インナーチャイルドが癒されていないのも
一つの要因かもしれない、と言われました。
 
ただ、私のインナーチャイルドは、
友達の指摘どおり癒されてたまるか、
簡単に許してチャラにできるわけがない、
と自覚のないところで
潜在意識がそう思っているのだと思います。
 
瞑想などをして、自分自身を見つめることが
できれば良いのですが、
集中力がないためうまくいきません。
 
どうやって前に進んでいけばいいのか模索中です。
 
何かアドバイスをいただけると嬉しいです。
 

【おにぎり・50代・女性・パート】
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
健全な人間関係をどのように育んだらよいか、
おにぎりさんなりに模索中なのですね。
 
ものごとが思い通りに進まないと
相手に対して攻撃的になり、
爆発した結果それを悔いて、
こんどは相手との関係修復を試みるべく、
へつらってしまうとのこと。
 
確かに、このような状態では
周囲の人々は混乱してしまうでしょうし、
どのように関わってよいかわからず
距離ができてしまうかもしれません。
 
このパターンの理由に、
おにぎりさんにとって、
相手が自分に同意してくれることこそが
自分に存在価値があることの証という
思いがあるのかもしれません。
 
相手が認めてくれたなら
おにぎりさんの存在価値があることの証拠であり、
認めてもらえなければ価値がない証拠
という具合ではないでしょうか。
 
おにぎりさんにはおにぎりさんなりの意見が
あるように、
相手には相手なりの意見があります。
 
相手がおにぎりさんと異なる意見や価値観を
持っているからといって、
決してそれはおにぎりさんの存在価値を
貶めるものではありません。
 
私たちは自己承認ができていないと、
他人が認めてくれることによって
自分の存在価値を確かめようとしてしまいがちです。
 
インナーチャイルドが相手を許したくないのも、
同じ理由から損得や勝ち負けの構図に
陥ってしまっているのではないでしょうか。
 
そこに調和はありません。
 
勝ち負けにはつねに緊張がつきまといます。
 
おにぎりさんの望むものは、
相手を打ち負かすことによって自分の価値を
高めることではなく、
相手とのあいだの純粋な調和であるということを
いまいちど明確にしてみてはいかがでしょうか。
 
たとえおにぎりさんが相手の意見に妥協したとしても、
決して負けではなく、
健全な調和をもたらすかもしれません。
 
つねに正しくある必要はないことを
思い出してください。
 
これから人と関わる際には、「正しさ」ではなく
「やさしさ」を発揮してください。
 
やさしさは弱さではなく強さです。
  
ーーー
 
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Q:いつも拝読させて頂き、
自己を内省をして、新たな思考を手に入れ
前に進むことができており、感謝致しております。
 
自分に起こる事象を自分の考え方や受け取り方
によって変わることを実感しております。
 
今回の相談は、私は家族を守ることを最優先して
生活をしてきました。
 
夫や子供をサポートしていくことが私の使命となり、
夫や子供の成功が私の勲章や喜びだと信じてきました。
 
しかしながら、断捨離のやましたひでこ先生や
川畑のぶこ先生のお話から
自己を大切にすることの重要性を学びました。
 
定年退職した夫がコロナ禍で自宅にいる時間が増え、
また、もうすぐ40才になる二人の娘が自立せずに
私にいろいろ依存していることが負担になり
心が晴れない日々が続いております。
 
依存しているだけならまだしも
思うようにならないと
暴言や脅迫をして従わせようとしてきます。
 
私は自分を優先し、今まで自分を大切にする意味を
少しずつ実現しようと努めるようにしています。
 
自分を大切にしないから
他者から尊重されないんですよね。
 
私は他者を尊重してきたから
他者のサポートを心よくしてきた見返りが
私を便利屋に成り下がる事態を招いた自分が情けなく、
悲しい気持ちになりました。
 
これからどう考えて他者と接していけば良いのか
模索しております。
 
どう考え、どう対応したら良いか
アドバイスをしていただけましたら有り難いです。
  
 
【えみねむ・60代・女性・専業主婦】
  
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A:FROM 川畑のぶこ
 
えみねむさんのご家族への献身が伺えます。
 
コロナ時代は多くの人に家族関係の課題を
浮き彫りにしてくれているようです。
 
えみねむさん宅では、
ご家族がえみねむさんに依存していることが
浮き彫りになり、それをえみねむさんが
負担に感じるようになってしまったのですね。
 
依存はする側とさせる側の
絶妙なバランスのもとに成り立っています。
 
家族への献身は美しいものです。
 
ただし、常に自己犠牲を払ってまで行うと
バランスを欠いて依存を招きます。
 
相手に依存させる心理は、
「自分が必要とされる人間である」ことを
確認するニーズによって
もたらされることが多いです。
 
裏を返せば、そのニーズが過剰な場合は
「自分は素のままでは必要とされない
 人間なのでは?」という
己の価値への疑いによって生じます。
 
その疑いを晴らし、安心したいがために、
相手の力を奪うことで、自分に力を集中させる
力学がはたらいてしまうわけです。
 
ところが、本来相手が自立した人間として、
自分で出来てしかるべきことも奪ってしまうと 、
(「妻がやってくれるから」「母がやってくれるから」
と依存状態が常となると)結局は
負担が妻・母へ一極集中することになります。
 
ときとして、その結果
負荷を担う者が病気になるなどして機能しなくなり、
家族が自立せざるを得ない状態がもたらされ、
ようやくバランスを取り戻すようなケースもあります。
 
病気は無意識な問題解決者となるわけです。
 
このように、アンバランスな承認欲求の満たし方の
代償は大きいことがわかると思います。
 
共依存状態から抜け出すには、
相手に過度の助力を与えないのと同時に、
えみねむさんがご自身の存在を
自己承認できている必要があります。
 
私はあらゆることを完璧にこなすわけではないし、
失敗することも多々あるけれど、
基本的に価値のある存在で、必要とされる存在である、
ということを思い出してください。
 
そう思えないならその理由を書き出してみます。
 
それと同じ理由で
愛する友が悩んでいたならどうでしょうか?
 
いかに不合理な考えのもと悩んでいたか
ということに気づけるかもしれません。
 
断捨離すべきはそのような不合理なものの見方や
考え方だということを覚えておいてください。
 
えみねむさんは
ご自身がそう感じられるか否かは別として、
ただそこにいるだけで価値ある大切な存在なのですから。
  
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Q:2年前に母を癌で亡くしました。
遠方のため看取ることもできず、
自宅に帰りたい母の願いも
叶えられませんでした。

私は独身で既婚者の弟がいますが、
母亡き後、あまり会話もしていなかった
父と過ごすことも多く、
愛猫を連れて帰ることも多かったのですが、
いつも側にいてくれた唯一の味方の猫が
先日急逝しました。

病院選びなど私のせいで死期を早めたことは確かで、
自宅で看取ることはできましたが、
直前まで入院させて、
結局母と同じ苦しみを与えてしまいました。

父や弟から連日大丈夫か、落ちついたかと
連絡があり、もう爆発してしまい、
あなたには何もできない口をききたくない
と返信してしまいました。

仕事も含めですが、
私は自分の気持ちをうまく伝えることが出来ず、
限界に達すると後先考えずストレートに
相手に気持ちをぶつけてしまいます。

客観的に自分を見ることができない
本当に自分が嫌いです。

どうすれば人とうまくやっていけるのでしょうか。

大切な存在を失い続けるのは
私がこんな人間だからでしょうか。
私は何を学べばよいのでしょうか。

【まにゃ・40代・女性・会社員】

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A:FROM 川畑のぶこ

人とのコミュニケーションがいびつになって
しまうことがあり、うまくやっていけるように、
なりたいまにゃさんなのですね。

まにゃさんは、相手の気分を害したくないとか、
相手に気分良くなってもらいたいという
配慮が強いがゆえに、
たとえ言いたいことがあっても、
ぐっと言葉を飲み込んでしまうのでしょうね。

一時的に波風を立てないことには
成功するかもしれませんが、
言いいたいことを溜め込んで蓄積させてしまうと、
ご自身でもお気づきのように、
やがて爆発してしまいます。
 
とりわけ、
がまんしたり自己犠牲を払ったりしたのに
望む結果が得られなかったときには爆発も大きくなり、
ときとしてコントロール不能な状態に
陥ってしまうかもしれません。
 
そして、その爆発は、相手に対するもののようでいて、
その実、自分自身の不甲斐なさに対する苛立ち
ということもあることでしょう。
 
まず、まにゃさんに心がけていただきたいのは、
相手に優しくなろうとするのとおなじくらい、
自分自身にも優しくなってあげてください。
 
そして、相手の感情の責任を取りすぎないよう
心がけてください。
 
感情というのは、
ものの見方や受け止め方の影響を多く受けます。
  
そして、相手の受け止め方はまにゃさんが
常にコントロールできるものではありません。
 
究極、その人の感情と人生の責任は本人にしか
とれないということを覚えておいてください。
 
そのうえで思いやりある態度で接し、
あとは相手の領域の問題であると知って
手放す感覚を大切にしてください。
 
お母さんや猫ちゃんも、今はまにゃさんが
まだ体験していない別な次元や世界で、
それぞれの課題に笑顔で取り組んでいる
可能性もあるのです。
 
たとえ、旅立つ瞬間がまにゃさんやお母様や
猫ちゃんの理想形ではなかったとしても、
そこで終わりではなく、
まだ物語は別な次元で続いている、
そしてふたりにとって素敵な物語が続いている
ことを想像してみてください。
 
そして、思いやりをもって語りかけてみてください。
 
もし、お母さんや猫ちゃんが
まにゃさんを見守っていたのなら、
人生を嘆いてばかりいて謳歌していないことの
ほうがよほど心配かもしれません。

まにゃさんが完璧なふるまいをもって
人生を生き続けなくても、
みなそれぞれに人生を切り開く力があることも
信頼してください。
 
そのような意味で、
たとえまにゃさんが相手に意見を伝えたとしても、
必ずしも相手が打ちのめされてしまうわけでは
ありません。
 
まにゃさんの意見が参考になることも多々ある
ということを知ってください。
  
まずご自身に優しくなって良いという許可が
必要です。
 
そして、まにゃさんご自身の人生を
豊かで穏やかなものにするための努力を
重ねてください。
  
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Q:川畑先生こんにちは。
いつも拝読させて頂いてます。

私は今まで自分が傷つかない人生を選んできました。
 
傷つく事を恐れ、平和に過ごす為に衝突を避け、
逃げて生きてきました。
 
ですが、自分を守りすぎて
周りの状況についていけなくなってきました。
 
人に会う時もビクビクしたり、
年齢もだんだんととっていき、
生きづらくなってきていると思いました。
 
堂々とできず、傷つく事を恐れ、
人に嫌われないように、、と考えるうちに
人と付き合う事が億劫になってきました。
   
私は昔から自分の事に焦点をあて、
自分の事ばかり気にしてます。
   
なので生きる事自体が面倒くさくて
時々死を考えたりしてしまいます。
   
自分が楽になる事ばかりに意識を向け、
自分以外の事は面倒くさい。
   
あの時ちゃんと自分と向き合っておけば
自分に自信を持てていたのではないか、、、
後悔ばかりが出てきます。
   
私は本当にダメな人間の塊です。
人に迷惑はかけるし、感情的になりやすいです。
しかし、人に依存的で孤独がすごく怖いです。
 
こんな自分とどう向き合っていけばいいでしょうか。
  
【えくぼ・40代・女性・パート】
 
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A:FROM 川畑のぶこ
  
人と繋がり、和の中にいたい、
でも人と関わると相手から嫌われてしまい、
自分の心が傷ついてしまうので、
そのことを恐れてうまく関われないえくぼさんなのですね。
  
えくぼさんの繊細で敏感な様子が伝わってきます。
  
えくぼさんは、人間関係以外にも
過敏に反応することがあるでしょうか?
  
たとえば美しい自然や美しいものを目にすると
人一倍深く感動するとか、音や光に敏感であるなど。
   
もしそうであれば、えくぼさんは
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)かもしれません。
  
HSPとは、アメリカのエレイン・アーロン博士が提唱した概念で、
感受性がつよく神経過敏な状態の人のことをいいます。
  
アーロン博士によると、HSPの人は、
DOESと呼ばれる次の4つの特徴があります:
   
D(Depth of Processing)
深く処理をする  
   
他の人は気にかけないようなことでも、
深く掘り下げて考える
   
   
O(Overstimulation)
  
過剰に刺激を受けやすい
刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい
  
  
E(Emotional response and empathy)
   
相手の感情に敏感
相手との心理的な境界線が薄く、共感力が強い  
   
  
S(Sensitivity to Subtleties)
   
些細な刺激を察知する
光や匂いなどの些細な刺激に敏感
   
    
HSPは神経学的には、扁桃体が過剰反応することで
不安や恐れが生じやすいことがわかっています。
    
病気ではなくその人の気質なので
治療をして治すというものではありません。
   
よって、「変わらなければいけない」と
プレッシャーを与えることで
自己否定が強化されてしまうので逆効果です。
   
まずは、そのような特性にダメ出しをせず、
素直に認め受け入れて対処していくことが大切です。
  
対人関係では「常に人に合わせないと嫌われて傷つく」
と思っているので、無理して人に合わせてしまう、
そのことで疲れてしまっていると思います。
   
まずは、「人と適度な距離をとってよい」と
積極的にある程度の距離をとることを
許してあげてください。
 
対人にかかわらず、不快に感じる刺激からは
一定の距離を置いて良いのです。
  
そのことで自分の時間や空間が確保されて
心のゆとりが出てきます。
  
逆説的ですが、このようなゆとりが出ることで、
ある程度それらに曝(さら)されても大丈夫、
いつでも安全地帯に戻れば良いという状態になります。
   
「人に合わせないと嫌われる」という思いに関しては、
相手の感情の責任を自分が担っているという
思い込みからくるものです。
   
感情というのは
ものごとの受け止め方の影響を大きく受けますが、
相手がものごとをどのように受け止めるかは
えくぼさんにコントロールできることではありません。
   
また、相手もえくぼさんに
感情の責任をとってもらおうとなどとは思っておらず、
自分自身で処理できる自立した存在であることを
信頼しましょう。
   
これは同時に、
えくぼさんの感情の責任は相手のふるまいではなく、
えくぼさんの受け止め方によって変わるということです。
   
えくぼさんが意図的に相手を傷つけたり害そうとしない限り、
相手の感情の責任をえくぼさんが取る必要はないですし、
そもそも誰かの感情のすべての責任を他人が取ることは
不可能であることを覚えておいてください。
   
えくぼさんが無理に相手に合わせなくても、
相手が離れていったり、
えくぼさんを嫌いになったりするとは限りません。
   
たとえそういう人がいたとしても、
全員がそうではないということ、
無理のない、自然なえくぼさんに好意を持つ人も
いるということを忘れないでください。
    
無理な依頼には「NO」と断ってよいのです。
    
相手はえくぼさんの答えがNOでもYESでも
それなりに対処できることを信頼してください。
    
えくぼさんがNOと素直にいうことで、
喜んでYESの人が現れるのです。
   
相手の都合どおりになることが友情ではありません。
   
真の友情はYESでもNOでもOKな状態です。
   
   
何より、えくぼさんご自身が
えくぼさんの親友になってあげてください。
   
えくぼさんは親友がおなじように悩んでいたら
どんな言葉をかけてあげたいですか?
   
鏡の中の自分に、同じ言葉をかけてあげてください。
   

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★自分の本性に還る「サイモントン療法」週末プログラム
7月16-17日 講師:川畑のぶこ 

お申込み・詳細はこちらhttps://simonton-2day-2022.peatix.com
※こちらはサイモントン療法協会様の主催です

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