仕事・職場

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【Q】医療系の営業事務として働いています。

失敗を隠したり、他人のせいにしたりする
年下男性で営業職の同期社員に
辟易しています。

彼は口が達者で、上司も先輩も
注意すると倍以上で返ってくるため、
注意を諦めている状態です。

上司、先輩に相談した際、
実際にそう伝えられました。

失敗を隠したり、
事務の私のせいにするため、
その弁明に時間を取られたり、
揚げ足を取られたりしないように
神経を使います。

現在は、指示内容の証拠が残るよう、
会話はほとんどせず
チャットで指示を出しています。

話さなければならない場面や指示を出す時に、
恩を仇で返されるとわかっているのに
親切にしてしまったり、
過緊張してしまったりする自分が嫌です。

いい人と見られたい欲から来ているのかな
と思います。

彼は変わらないとわかっているので、
自分の心構えを変えることが
必要だと思いますが、
どういう心がけや行動が必要でしょうか?

【アヤ・20代・女性・営業事務】

【A】アヤさんの周囲との調和を
大切にできる優しいお人柄と、
誰に対しても丁寧に誠実に対応しよう
という努力が伝わってきます。

これは、
アヤさんの素晴らしい資質だと思います。

同時に、アヤさんの心のエネルギーは
身体のエネルギーと同様に有限です。

適切につかわないと
いずれ枯渇してしまいます。

ですので、この貴重なエネルギーは、
それを真摯に受け取るに相応しい
大切な人たちのために取っておくことを
お勧めします。

 
己の失敗を認めず、それどころか
周囲やアヤさんのせいにしてしまう同僚が
近くにいるのは、本当にエネルギーを
消耗することだと思います。

その同僚は、上司や先輩でさえ
注意すると倍以上になって返ってくるので
指導を諦めている状況とのことですから、

アヤさんの努力で変わるということは
ほぼないと考えて良いでしょう。

このような人とは適度な距離感を取って
接することが重要です。
 
その中で、アヤさんが、口頭ではなく
チャットを活用し、指示や経緯を記録に残す
という工夫をされていることは、

とても現実的で賢明なリスク管理であり、
すばらしいバウンダリー(境界線)の
引き方です。

こちらは良策として継続してみてください。

 
同時にアヤさんの内面の課題にも
取り組んでみてください。

本当にアヤさんを苦しめているのは、
その同僚の存在そのものよりも、

「こんな相手だと分かっているのに、
親切にしてしまう自分」だということにも、
アヤさんはすでにお気づきなのですね。

ご自身で「いい人と思われたい」気持ちが
あることを分析されていますが、

まず、私たちは社会的な生き物ですから、
相手との対立を避けたい、
円滑に仕事を進めたい、
好意的に思われたいと願うのは
当然のことですし、

多くの場合そのような姿勢が
人間関係に良好に作用するでしょう。

ただ、度が過ぎると
それはネガティブに作用してしまいます。

アヤさんの

「社会人として誠実でありたい」
「礼儀は尽くしたい」
「相手が誰でも丁寧に接したい」

という美しい姿勢が、

「どんな相手にも
    必要以上に配慮しなければならない」

と変化すると、
自分自身を苦しめることになります。

境界線のない優しさは結果的に
自己犠牲につながってしまうのです。

その親切心をぜひ、「丁寧な事務処理」
に置き換えてみてください。

 
アヤさんがご自分の行動の目的を
明確にすることは、
心を安定させる助けになります。

おそらく、アヤさんの注意はこれまで
良好な人間関係を築くことに注がれていた
ことと思いますが、これからは、
業務を適切に遂行することに注いでみます。

親切心ではなく、丁寧な事務処理です。

挨拶はきちんとしますし、
必要な連絡もします。
また、礼儀も尽くします。
ただし、
それ以上の心理的な働きかけはしません。

ホテルの受付や銀行の窓口のように、
淡々と、しかし礼儀正しく業務を遂行する
イメージです。

相手の感情の責任までは負う必要はなく、
ビジネスマナーをもって接するだけで
十分です。

いったん「いい人」から離れてみて、
「健全な人」を目指してみてください。

「いい人」でいようとすると、
理不尽な相手にも必要以上に
尽くしてしまい消耗しますが、

この背景には、「誰からも好かれたい」
心理が隠れています。

ただ、「皆から好かれる」ことは
そもそも不可能です。

不毛なチャレンジをする代わりに、
自分の尊厳を守れる人になることを
目指してください。

これは毅然としたプロフェッショナルの
姿勢でもあります。

 
プロは、相手に応じて
使うエネルギーも適切に変えます。

たとえば、飛行機のサービスは、
ファースト、ビジネス、エコノミーと
クラスごとで変わりますね。

これに文句を言う人はいないでしょう。

これは客がそこにどのような価値を見出して
エネルギー(お金)を使うか、
に対応するサービスの差です。

アヤさんも、同僚がアヤさん(や周囲)に対して
どのような価値と、どのようなエネルギーを
もって接しているのかを振り返ったうえで、

相手が受け取るにふさわしい
心のエネルギーで接してみてください。

心のエネルギー配分を変えるだけで、
ぐんと楽になるはずです。

 
同時に、相手の立場も理解してみます
(同調する必要はありません)。

相手がまた責めてくる、
揚げ足を取ってくる、というときは、

「相手は自分の課題に直面しているのだな」
と自分の課題と相手の課題を
区別して考えてみます。

責任転嫁や言い訳、揚げ足を取るなどは
多くの場合、相手の未熟さや不安、
自信のなさから生まれる防衛反応です。

アヤさんの価値や能力とは、
何の関係もありません。

職場には残念ながら、一定数、
責任転嫁や自己防衛を繰り返す人がいます。

その人の課題を、
私たちが背負う必要はありません。

もし理不尽なことを言われたら、心の中で
「ああ、また彼の課題が始まったな」と
一歩引いて眺められるようになると、
心はずいぶん楽になります。

心理学では、このような俯瞰した状態で
物事を観察することをメタ認知と呼びます。

感情の中に飲み込まれるのではなく、
一歩外から観察する姿勢です。

対面の必要があるときも、
漫然と相手に合わせて話をするのではなく、

時間を短めにする、「予定があるので
5分ほどでお願いします」など、
時間の境界線を引いて、

相手が土足であなたの大切な時間や心に
入り込めないようにすることも大切です。

そうすることで、相手の反応に
心が振り回されにくくなります。

 
相手の言いがかりに弁明したくなったときも、
事実だけを示します。

「それはあなたのせいだ」と言われても、
感情的に反論したり、弁明したりせず、
チャットという証拠をもって

「○月○日のチャットのとおりです」
「指示内容はこちらになります」と、
事実だけを淡々と提示すれば十分です。

事実は議論するものではなく、
単に確認することです。

ですので、
弁明よりも、説明を心がけてください。
 
「冷たいと思われるかも」
「嫌な人だと思われるかも」
という不安が出てきたら、
ぜひ思い出していただきたいのは、

相手の評価は、
その人個人の都合による評価であって、
私という人間の真の評価ではない
ということです。

とくに、自己中心的な人や依存的な人は、
境界線を引く人を「冷たい」とか
「いじわる」と感じるかもしれませんが、
それは相手の自己都合による評価です。

私たちは、
万人から100点をもらう必要はありません。

なにより、アヤさんご自身が

「私は誠実だった」
「私は礼儀を尽くした」
「私は自分の仕事をきちんと果たした」

と、胸を張ってご自身に言えることが、
ずっと大切です。

このようにご自身を大切に守る姿勢が
育まれるほどに、相手に振り回される
時間もエネルギーも少しずつ減り、

その分、本当に大切な仕事や人間関係に
心を注げるようになるでしょう。

ー川畑のぶこ

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あすかさん(50代・女性・派遣社員)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも川畑先生の
的確で温かなアドバイスに励まされ、
自分自身に当てはめながら
勉強させていただいています。

「どんな小さなことでも相談してください」
とのお言葉に背中を押され、
思い切って相談させていただきます。

私は14年間勤務した職場を退職し、
転職を考えていた時期に、知人から
「新しく開業するので一緒に働かないか」
と声をかけていただきました。

信頼していた方からのお誘いだったことも
あり、思い切って転職しました。

仕事は専門的な内容で、
勉強しながら取り組んでいましたが、
私は物覚えが早い方ではなく、
なかなか思うように戦力になれませんでした。

その後、正社員として男性が入社し、
人件費の関係から
「誰か一人の勤務時間を減らしたい」
という話になりました。

そして数か月後、私に対して
勤務時間を減らしてほしいと言われました。

私は、当初聞いていた条件と違うのでは
ないかと伝えたのですが、
「契約は更新制です」と言われました。

私は更新制だと知っていたら
転職しなかったと話したところ、

「半年間あなたの仕事ぶりを見て、
戦力にならなければ更新しません」
と告げられました。

結局、その言葉を受けて
自分で転職先を探し、退職しました。

その後の転職先も業績不振により
契約更新がなくなり、
一時はアルバイト生活をしましたが、

現在は派遣社員として
希望に近い仕事に就いています。

客観的に見れば、その出来事から3年が経ち、
仕事もあり、前に進んでいるはずです。

しかし、今でも当時のことを
何度も思い出してしまいます。

突然条件を変えられたこと、
自分の能力を否定されたように感じたこと、

信頼して転職しただけに
裏切られたような気持ちが
残っているのかもしれません。

過去の出来事だと
頭では理解しているのですが、
心がついていかないようです。

本当の意味で前に進むためには、
私はこの出来事とどのように
向き合えばよいのでしょうか。

ご助言いただけましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

【A】あすかさん、
とてもつらい経験でしたね。

信頼していた相手からの出来事だからこそ、
傷は深くなりますし、

「もう過去のこと」と頭で分かっていても、
心が追いつかないのも
自然なことだと思います。

ただ、私は今回のお話を伺っていて、
あすかさんの苦しみは

「仕事の評価」と「自分という人間の価値」
が心の中で結びついてしまっていることに
あるように感じました。

仕事上の判断と、自分自身の存在価値は、
本来別のものです。

今回の経験は決して望んだものでは
ありませんでしたが、

この出来事から何を学び、これからの人生に
どう生かしていくかによって、
苦しい経験を”傷”のままで終わらせることも
“成長”へと変えていくこともできます。

傷ついた出来事を「人生の学び」へと
変えていく考え方や、過去に縛られず
前を向くためのヒントについて、
動画で詳しくお話ししています。

 
動画の視聴はこちらからどうぞ。

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【Q】1年前に、20年ほど勤めた専門職
の仕事から同業で転職しました。

仕事内容や待遇にも満足しており、
将来的にはマネジメントも
任せてもらえる可能性があるなど、
前向きな気持ちで働いています。

職場の雰囲気や人間関係も良く、
環境としては恵まれていると感じています。

ただ一つ、
少し悩んでいることがあります。

いわゆる「付き合い」が多い職場
なのです。

歓送迎会や忘年会などに加え、
花見や季節のイベント、
有志での飲み会などが頻繁にあり、
思っていた以上に時間やお金を使う
機会が多くなっています。

転職したばかりの頃は、
早く職場に馴染みたい気持ちもあり
できるだけ参加していましたが、
最近は少し負担に感じるように
なってきました。

仕事も比較的ハードで、それに加えて
仕事後の予定が続くと疲れが抜けにくく、
自分の時間が取れないことにも
モヤモヤしてしまいます。

私は独身で一人暮らしのため、
周囲からは
「時間がある」と思われているのか、
自然と誘われる機会も多い気がします。

付き合い自体が嫌いなわけではない
のですが、一人で過ごす時間も
大切にしたいタイプなので、
そのバランスに悩んでいます。

とはいえ、
所属している10名ほどの部署は
皆さん仲が良く、参加率も高いため、
自分だけ続けて不参加というのも
気まずさを感じてしまいます。

年齢的にはベテランでも
職場ではまだ新参者という立場もあり、
断りづらさもあります。

周囲との関係性を壊さずに、
自分のペースも大事にするような
距離感の取り方を、
自然にできるようになりたいです。

不参加の時のうまい伝え方や、
気まずくならない断り方など、
ヒントをいただけたら嬉しいです。

【ラムレーズン・40代・女性】

【A】新しい環境に身を置いたとき、
私たちはつい「早く馴染まなければ」
と周囲に歩調を合わせようとします。

これは社会的動物のサバイバル
メカニズムでもありますね。

歓送迎会、季節のイベント、
気軽な飲み会…。

人とのつながりが豊かな職場ほど、
その機会は自然と増えていくもの
でしょうし、それ自体は
素敵なことかもしれません。

ただし、それが義務のようになって
くると負担になるのも当然です。

「断りづらい」
「自分だけ不参加は気まずい」
「独身なのだから
 付き合いよくしなければ」

と無理をすると、
豊かにしたいと思っていた人間関係が
逆に窮屈になってしまいます。

私たちは、空間に対するモノの断捨離は
可視化できるので意識しやすいかも
しれませんが、
目に見えない「時間」や「エネルギー」
の断捨離には無自覚なことがあります。

でも、時間もエネルギーも、
空間と同様、有限の資源です。

自分の人生を豊かにするためには、
何にどれくらい時間とエネルギーを
使うのか、意識的に選び抜く必要が
あります。

すべての誘いに応じることは、
「いつか使うかもしれない」と
モノを手放せずに抱え込むことと、
どこか似ています。

大切なのは、その時間が
自分の人生の栄養になるかどうか
(要?適?快?)で選ぶことでは
ないでしょうか。

人間関係において、
実は「付き合いがいい人」よりも
信頼されるのは、
誰にでも合わせる人ではなく
一貫したスタンスを持っている人です。

毎回参加する人よりも、
「この人はこういうペースで関わる人」
とわかる人のほうが、
周囲も安心できます。

ですから、ラムレーズンさんが
周囲の信頼を得たいならなおさら、
無理してすべてに応じようとしなくて
大丈夫なのだということを、

自分の中に「どこまで参加するか」
という基準を持つことが、
関係性を安定させてくれることを
知っておいてください。

もしかしたら、ホッとして
それに追従する人も
出てくるかもしれませんよ?!

また、お誘いを断るときは、
しなやかな断り方も
学んでいければよいですね。

断ることに罪悪感を感じる方も多いですが、
いくつかポイントを押さえておくと
良いと思います。

・理由はシンプルにする(例:体調など)
・関係は丁寧につなぐ
・感謝を伝える

たとえば、

「お誘いありがとうございます。
最近歳のせいか、疲れやすくなっていて、
少しペースを整えているんです。

仕事でエネルギー切れになって
ご迷惑かけないように、
今日は充電しようと思っています。

またタイミングが合うとき、
ぜひご一緒させてくださいね。」

などです。

くどくど&どんよりモードで言い訳せずに、
爽やかにサラッと伝えてみます。

ラムレーズンさんが同僚との時間に
関心がないから行かないのではなく、

自分の体調と時間を大切にする、
仕事や責任をまっとうするため、
みんなに迷惑をかけないための選択
として伝えることが大切です。

「独身だから時間がある」という
思い込みに対しては、
ラムレーズンさんが一人の時間で整える
タイプということが明確に伝われば、

相手もむしろ独身だからと気を遣って
誘うことがなくなり、
楽になるかもしれませんよ。

自分のニーズを伝えることは、
実は相手にとっても、あれこれ悩んだり
気を使ったりするエネルギーを省いて
楽にしてあげることにつながる
ということも覚えておいてください。

自分の在り方を丁寧に表明することは
相手を否定することでも
拒否することでもありません。

ぜひ、自分のみならず、相手のためにも
ラムレーズンさんのスタンスとニーズを
伝えてあげてください。

また、良好な人間関係は
非日常のお付き合いの場で保たずとも、
日常の職場のやり取りの中で
育むことができます。

日々のちょっとした会話やさりげない
気遣い、「ありがとう」の一言で、
相手は尊重されていると感じることが
できるでしょうし、それで十分です。

人との信頼関係は、飲み会の参加率
で決まるものではありません。

日々の積み重ねこそが、
関係の土台をつくることを
覚えておいてください。

「断ると関係が壊れるのではないか」
と感じると
つい無理をしてしまいますが、

無理を重ねるほどに、むしろ関係を
すり減らしていくことに繋がり、
相手のことも嫌になってしまいます。

表面的な体裁は整っているように
見えても、あなたの中で
本質的な関係は
もう崩れはじめているのです。

相手を嫌にならないためにも、
職場を嫌にならないためにも、
無理をしないことが大事です。

「私は私のペースで関わる」
という静かな軸を持つことが、
結果として、最も心地よい
人間関係を育てていきます。

相手との関係性をよくしたいと
思ったら、まずラムレーズンさん
ご自身の時間とエネルギーを
大切にしてあげてください。

心の余白は相手との人間関係に
安定をもたらしてくれるはずです。

ー川畑のぶこ

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つきさん(50代・女性・パートタイマー・東京都)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。
職場の人間関係の相談です。

上司からのパワハラと
それに加担する同僚の態度で、
適応障害を発症してしまいました。

医師からは、典型的な適応障害だから
職場を辞めれば治るとのことで、
現在は休職しています。

私へのパワハラは、最初が1年前でした。

他のパートさんが終業時間の3-4分前に
挨拶して帰ったことに、上司が後から気づき、

私に挨拶して私が終業時間前に帰らせた、
パートの私に何の権限があるのか?
というものでした。

上司は特に暴言を吐くわけではないのですが、
こちらの意見は聞き入れず、
何か言うと数倍になって返ってきて、
数分間、叱責が続きます。

直近では、私以外のパートさんが遅刻
したのは、その方に事前説明しなかった
私のせいだと注意され、

いつもその上司に加担する同僚からも
同じ態度を取られ、それが今回の
適応障害発症のきっかけとなりました。

私の前にも、1年半以内に3人
パワハラで退職しているのと、現在も
何人か別の職員さんが辛い思いをしていて、

恐らく適応障害なのか?と思われる、
私よりも症状が強く出ている人もいます。

パワハラをする上司は、恐らく
自己愛性パーソナリティ障害なのでは
ないかと思います。

モラハラとか、自己愛とかを調べたら、
症状がかなり一致しています。

弁は立つので、上司の上司が注意しても
逆にやられてしまうので、
改善要望を出していたのに、
配置転換もありませんでした。

調べたところ、
自己愛性パーソナリティ障害の人からは
逃げるのが一番と書いてありましたが、

今のままだと、私が具合悪くなって、
みんなに迷惑かけて逃げてしまった、
となってしまうのが悔しいです。

でも、パワハラ相談窓口に訴えたら
孫の代まで逆恨みされそうで、
今は特に、時々、精神的に辛いので、
訴えるまでの勇気が出ない時もあります。

また、訴えたところで、
上司は自分は優しくて優秀で
皆から信頼されてとても良い人、という
異常なまでの自己評価の高さなので、
恐らく反省はできないと思います。

自分がどうしたいのかわからなくなって
しまい、相談させていただきました。

わからない、のではないですね。

パワハラ上司の顔色をみて、
誰も何も言えない職場ではなく、
安心して意見を言い合える職場、
お互いを尊重し、助け合い支え合える
環境で働きたいです。

【A】つきさんの置かれた状況は、
個人の弱さではなく環境そのものが
病んでいるために起きています。

適応障害になったのも、当然の反応。
まずは「自分を責めなくていい」という
ことをしっかり心に置いてください。

今回のケースは、上司個人だけでなく、
“組織ぐるみの問題”で、
つきさん1人が立ち向かって
どうにかできる範囲を超えています。

そして、もし自己愛性パーソナリティ
障害の傾向が強い上司であれば、
正面から改善を求めるのは逆効果。

注意しても逆恨みされる、
論理が通じない──
これは典型的な特徴でもあります。

だからこそ今は、
戦う時期ではなく「自分を守る」時期。

医師が勧める通り、ストレス源から
離れることが回復の最短ルートです。

「逃げるのは負け」ではありません。
むしろ、勇気ある戦略的撤退です。

回復してから、
より安心して働ける職場を選び取る力
を取り戻していけば大丈夫。

・逃げることが“正しい選択”になる理由

・自己愛性パーソナリティ傾向の人への
 基本的な向き合い方

・パワハラ相談や通報を
 「今やるべきではない」明確な根拠

・回復後の職場選びの視点

など、続きはビデオでお話しします……

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

プチトマトさん(40代・女性・パート勤務・大阪府)
のご相談にお答えします。

【Q】42歳の女性です。
現在10時〜16時の
パート勤務をしていますが、
このまま仕事を続けるべきか、
辞めるべきか悩んでいます。

今の職場は、年上の正社員女性・Aさん
と私の実質2人で現場を回しており、
人手不足もあって、ほぼ毎日19時過ぎ
まで残業しています。

ただ、これは会社から頼まれている
わけではなく、Aさんが常に忙しそうで
ピリピリした態度をとるので、
仕方なく私も自主的に残っている
というのが実情です。

Aさんは、10年以上勤めているベテラン
で会社からの信頼も厚いのですが、
感情の起伏が激しく、正直とても苦手です。

業務中だけでなく昼の休憩時間も
常に一緒なので、息が詰まり、
心休まる時がありません。

さらに、同じフロアにいるBさんという
別部署の女性と異常なほどに仲が良く、
業務中でも私のすぐ近くで、
こちらをずっと見ながらヒソヒソ話を
したりするので、いったい何を言われて
いるのか、気が気ではありません。

そんな中、最近、残業が多すぎて
扶養の範囲を超えてしまい、上司から
「扶養を外れて働くことも考えてみては」
と言われました。

でも、本音を言えば、私はあくまで
扶養内で働きたいのです。

もともと人見知りで、これまでの職場も
人間関係がうまくいかないことが多く、
長続きしませんでした。

ただ、今の仕事は、業務内容としては
とてもやりがいを感じ、楽しいと思えています。
それだけに、人間関係が辛いというだけ
で辞めるのは、悔しい気持ちもあります。

このまま人間関係に我慢して続けるべきか、
それとも自分を大事にして辞めるべきか…。
迷っています。
どんな考え方をしたらよいでしょうか?

【A】プチトマトさん、とても誠実に、
そして献身的にお仕事をされる方なの
だなということが伝わってきます。

先輩社員に気を遣い、勤務時間も増え、
さらには上司からのアドバイスがあり、
悩んでしまっているのですね。

今のプチトマトさんはもしかすると、
辞めるか辞めないか、どちらかに
決めなくてはいけないと思っているから
悩んでしまっているのかもしれません。

だとすれば、ここはまず、白黒はっきり
させるのではなく、グレーな部分を
狙っていただきたいなと思います。

「自分を大切にして辞める」
「人間関係に我慢して続ける(辞めない)」
どちらかの選択ではなく、
「自分を大切にしながら辞めない」
というテーマにチャレンジしてみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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いよかんさん(40代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】昨年夏に42歳で「これが最後!」
と思って2度目の転職をし、
もうすぐ半年が経とうとしています。

仕事にもだいぶ慣れた一方で、
最近どうにもストレスを感じるようになり、
悩んでいます。

この職場では、休憩時間だけでなく
業務中も会話が多く、
みんながよく雑談をしています。

業務に関係のあることなら
わかるのですが、

全く関係のないプライベートなことも
頻繁に会話が飛び交うため
なんとも仕事に集中しづらく、

必要以上に疲れてしまうことが
増えました。

私からすると
それは無駄話にしか過ぎず、
仕事の効率を落としているように
しか見えません。

上司や立場が上の人との垣根があまりなく
話しやすいのはありがたいことですし、
職場の雰囲気が明るいのは
良いことだと思うのですが、

業務中も絶えず話し声や笑い声が
聞こえると、
正直なところストレスを感じます。

さらに、一部の同僚からは
仕事に対する熱意や真剣さが
あまり感じられず、

やるべきことを適当に片付けているような
態度に、最近気づくようになりました。

もちろん、私より何年も何十年も
長く勤めている人たちなので、
要領もわかっているのでしょうし、

「このくらいのペースでやってれば
そこそこ終わる」
という匙加減もわかっていて、
それが常態化しているのだと思います。

が、まだ不慣れで余裕のない私が
一生懸命やっているときに、
お喋りが多くダラダラしている姿を見ると、
どうしてもイライラしてしまいます。

でも、新参者の私が口出しする場面では
ないと思い、毎回グッとこらえています。

せっかく自分のスキルを生かせる職場に
巡り会え、新しい環境で頑張ろうと
思っていたのに、

周囲の影響でモチベーションが
下がるのは辛いです。

この状況をどう乗り越えたらいいのか、
アドバイスをいただけたら嬉しいです。

 
【A】いよかんさん、とても真面目で
仕事熱心な方なんだなということが
伝わってきます。

本当に良心的な方なのだと思います。

まず、前提として、
今はまだ転職して半年ということで、

ゆとりがなくストレスを感じやすい時期だと
割り切っておいた方がいいと思います。

「もう半年が経ってるのに」と思うかも
しれませんが、考え方によっては
「まだ半年」です。

1年ぐらいかけて慣れていこうと思うと
いいかもしれません。

新しい職場に適応していくのには
ある程度時間が必要です。

そして、パーソナリティ的にも
いろいろなものをシャットアウトして
自分の世界に入っていくことによって
仕事のパフォーマンスが上がる人と、

人と関わり合うことによって
ニーズを満たしながら、
それがガソリンになって
起動力を高める人というのもいるんですね。

いよかんさんがどのような部署に
いらっしゃるのかわかりませんが、

人と関わることを必要とするような
部署であればあるほど、
お喋り好きな人は多くなりますね。

 
一方で、エンジニアなどは
そうではないかもしれません。

もちろん、お喋り好きなエンジニアも
いるでしょうが、自分の世界で
黙々と作業をすることで
業務効率を上げていく人は
多いのではないでしょうか。
 

カスタマーサービスであるとか
ヒューマンリレーションとか
人と関わり合うような立場の人
というのは

割とコミュニケーションをすることに
よって、自分の心理的なニーズを
満たしていく、

そして、そのことによって仕事の
パフォーマンスも上がる、

そのような人が割と多く集まる傾向が
あるようです。

いよかんさんは、どちらかというと
職人気質といいますか、
仕事は仕事、プライベートはプライベート
と、分けて集中する人だとお察しします。

また、置かれた環境についてですが、
ご自身にゆとりがある時というのは
周囲のことももさほど気にならないと
思うんですね。

今はまだ、ゆとりがない。
なので、周囲のノイズも気になりやすい
のではないかと思います。

まずは、時間の経過というものを
一つの指標として、

ご自身の心境の変化、耐性の変化
と照らし合わせて見ていくことを
お勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

ココアさん(40代・女性・看護師)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
川畑さんのYouTubeを見て
いつも学ばせていだいています。

私は、21歳で子どもの頃からの夢だった
看護師になりました。

しかし職場では辛いことが多く、
純粋に患者さんの支えになりたい
という気持ちは消耗していきました。

職場での上司からの叱責や陰口、
理想と現実のギャップ、
責任の重さのプレッシャーから
自分に自信をなくしていき、
恋愛に依存するようになってしまいました。

23歳で夫と結婚して2人の子供を授かり
幸せを感じていましたが、

夫は浮気癖が酷く、
度重なる嘘や浮気を繰り返し、
傷つくのでやめてほしいと言っても
改心してくれず、

数年前からは
俺のことを責めるなら自殺する
と言うようになりました。

心療内科をすすめましたが、
勝手に通院をやめてしまいました。

夫は仕事はきちんとしているし
穏やかな時は優しいですが、
相変わらずコソコソと
女性と連絡を取ったり会ったり
しているようです。

私は夫を失うことが怖いのと
離婚して自分1人になる勇気がなく、
とにかく自信がありません。

仕事も長続きせず、クリニックや
介護施設などのパートを
長くても3年で離職を繰り返して、

今は医療関係のコールセンターで
オペレーターをしています。

子どもは2人とも高校生になりましたが、
不登校を経て通信制高校に通っています。

進路は2人とも決まりません。

母親の私がネガティブな性格のせいなの
かなと自分を責めてしまう毎日です。

看護師資格は取りましたが
落ち込みやすく
自分の意見を言えない性格で、
組織に属すると流されてしまうため
臨床の現場では
とてもストレスを感じます。

私は一人一人の患者さんや家族に
丁寧に寄り添いたいです。

川畑さんの動画で
レジリエンスという言葉を知り、

自分自身が経験した辛い経験や
家族の心の理解を深めるためにも
心理学を学ぶことに興味があります。

何かアドバイスをいただけましたら
嬉しいです。

【A】ココアさん、とても誠実で真面目で
勤勉な方なのだなということが
伝わってきます。

医療現場で働く方には多いですね。

誰かの役に立ちたくて、
患者さんやそのご家族、
苦しんでいる人たちやその周辺にいる
人たちの苦しみや痛みを取り除きたい、

また、そういった人たちに
安らぎや喜びをもたらしたいという

そんな純粋な動機から医療従事者になる、
看護師になる人、

ナイチンゲールの精神で
このフィールドに入られる方は
多いと思います。

同時に、そのような気持ちが大きい人は、
相手を喜ばせようとばかりしてしまって、
つい自分のことを横に置いてしまう。

それで自分がなくなってしまって
ストレス下に陥り、パニックになり、
ケアレスミスをしてしまって、

それを叱責されて、自信を失くして…
という悪循環に陥る方も多いです。

ココアさんも、まさにこのような
状況なのではないでしょうか。

職場での人間関係、
ご家庭でのご主人との関係、
そこで起きるトラブル……

それらは全て、ココアさんの
信念や価値観によって
見え方も、受け止め方も違ってきます。

事態に「巻き込まれる」のではなく、
一歩引いて「客観視」できるか
どうかというのは大きいです。

そういった意味で、
ココアさんがおっしゃるように
心理学を学ぶというのは
とても有効だと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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Exhausted,Female,Worker,Sit,At,Office,Desk,Take,Off,Glasses

Q:先月転職し、業務を覚えるのに四苦八苦しています。
   
前職のキャリアがあるので、
もう少し出来るはずと思っていたのですが、  
全く覚えられず、自信がゼロになってしまい、
職場でどんな風に心を整えたら良いのか
分からなくなり、悩んでいます。
     
50代になるとこんなにも
覚える引き出しがなくなるのかと愕然とします。
   
就業の一時間前から情報収集をして、
記録を見て準備しても、
いざケアの段階で見た内容を忘れてしまうので、
直前にまた確認することになり仕事が遅くなります。
 
担当が決まっているので、遅いことで
他のスタッフへ迷惑にはなってはいないと思いますが、
   
自分の仕事で精一杯なので、
仕事の合間に談笑する暇もなく、
1ヶ月もたつのに、同業のスタッフの名前も覚えられて
いませんし、話したことが無いスタッフもいます。
  
上司からは、今までのキャリアは忘れて、
ゼロからのスタートとしてやってみたらと
助言をもらいましたが、イマイチ腑に落ちないのです。
  
他の新人よりも長くサポートスタッフを付けて
もらっているのはありがたい反面、
細かいダメ出しにやる気が失せそうになり、
一人でやらせてくださいと伝えたら、
それは言ったらダメよと言われました。
   
甘えた考えなのかもしれませんが、
一人でもできると早く思いたいのです。
いつまでも半人前扱いが嫌なんです。
   
実際には半人前なので仕方ないけれど、
見られていると緊張してしまいます。
  
あとは、例えば準備の段取りが悪いなど言われて、
一人なら緊張せずに出きるのにと思うこともありました。
  
特別扱いされていることについて、周りのスタッフも、
あの人はできないから長く付いてもらっている、
ということを広めているようで、
   
どんな風に思われているのかと気になり、
陰口を言われているような視線を感じたり、
話しかけてもらえなかったりして、孤独に感じています。

年齢が上の新人なんて、きっと面倒ですよね?
という思いもあり、
話しかけられなくても仕方ないよね
とすねる気持ちもあります。

文字にして、
自分がとても幼い考えだと気づいてもいますが、
どのような心持ちでいれば良いのか、
また私のこのひねくれた性格で
それを叶えるのにはどうすれば良いのか、
   
最初から素直な若い新人さんとは違うので、
できそうにないなと
最初から諦めてしまいそうにもなります。
 
看護師になったときから、
この分野で働きたい、と憧れていた職場なので、
悩んでも最後にはそこに行きつき、
心を上向きにしています。

何か良い知恵がありましたら
教えて頂けますでしょうか?

【ありペン・50代・女性・看護師】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

憧れの職に就いたものの、
慣れるのに苦労されているのですね。
  
ありペンさんはとても向上心が強く
理想も高いことが伺えます。
 
そのような熱心な職員は現場の宝でしょう。
 
ただし、自分で設定した理想が高すぎると、
プレッシャーに押しつぶされてしまいますから、
まず、転職で新しい業務に慣れるのには
時間がかかって当然ということを忘れないでください。

ありペンさんは、先月転職されたということですから、
まだ1ヵ月経ったか経っていないかという感じかと
思いますが、通常、新しい業務に慣れるには、
数ヶ月から半年位が必要で、仕事の内容によっては
1年ぐらいかけて慣れていくものもあります。

ですので、ご自身に過度なプレッシャーをかけず、
きちんと必要な時間をかけて、
新しいことを学んでいけば良いと知ってください。

また、特に転職後1ヵ月から半年以内は
年齢にかかわらず、ストレスがかかりやすい時期です。

さらに、50代というのは、
認知機能が低下し始める時期です。

職場もありペンさんの年齢の事は理解して
採用しているわけですから、
そこは信頼して丁寧に時間をかけて
取り組んでいくことを心がけてください。
 
現状、求められてもいないのに、
短時間で完璧に全てをこなさなければいけない、
という使命をご自身に課していることが
悪循環を生み出しているように見えます。
 
仕事が「全く覚えられない」とか、
自信が「ゼロ」とかといった表現に、
まさにありペンさんが
「全か無か」思考に陥っている様子が伺えます。
 
でも、実際は、自分の理想通りではないにせよ、
少しずつ覚えているものもあるはずですし、
ときには忘れながらも、
繰り返し学んで覚えているでしょう。

ここをきちんと評価することなく、
短時間で完璧にできないのであれば、
それは全くできないのに等しいかのような
考え方自体が、ご自身を苦しめているように見えます。
 
このようなプレッシャーは不要にパニックを
引き起こしてしまう可能性もあります。

まずはご自身に優しくなってください。

人生50年と考えれば、上司の仰るように、
ここからの50年は新たな人生の始まり
=リセットと捉えることもできます。

そうであれば、
すべてをわかって当然という態度ではなく、
新しいものをゼロから学ばせてもらうありがたさに
意識を向けていくことが賢明です。

また、周囲の自分への評価ばかりを
気にしてしまうためにプレッシャーを感じ、
ぎこちない態度になってしまっているようですが、

いったい何のためにこの仕事をしたいのか、
もういちど意図を思い起こして、
意識を自分の評価ではなく、
自分が提供しているサービスや対象者そのもの
(患者さんやお客さんがいるならその人たち)
に100%向けるよう心がけてみてください。

そうすれば、「実際は半人前でも
自分が一人前と思いたいから1人でやらせてほしい」
というような、
本来の目的が置き去りになってしまった
自分本位な姿勢にはならないはずです。

自分自身に向いている注意を、
関与している相手へ注いでください。

そして、その日やその週に
できるようになったことや覚えたことを、
きちんと心に留めたりメモしたりしてください。

職場の人とも、その日やその週に1人でもよいので、
率先してコミュニケーションを取って、
その人の名前を覚えてください。

その際、自分の評価を上げるためではなく、
相手に愛ある好奇心と関心を持って、
きちんと相手に関与して共にいてください。

この人から、もしかしたら私が
過去に学んだことのない新しいことが
学べるかもしれないと期待と感謝の念をもって
向き合ってみてください。

何十分も話す必要はなく、
ほんの数分の立ち話でもできることです。

すると、認知機能の中でも、作業記憶と呼ばれる、
一時的に情報を保持して処理する力や、
遅延再生と呼ばれる、覚えたことを
一定時間後に思い出す力などと違って、

50代でも低下しないエピソード記憶と呼ばれる、
その場の文脈や感情・感覚と共に覚える力によって
記憶を保つことができるでしょう。

ただ電話帳を短期間で暗記するような態度で
相手の名前を覚えて記憶を保とうとするのは
難しいのです。

たとえば、毎日花瓶にお花を活けるスタッフが
いたとしたら
「いつも綺麗に活けてくださり
 ありがとうございます。」
と会話を切り出すこともできるでしょう。

相手から反応があれば、
続けて花が好きなのか尋ねたり、
花の名前を聞くことで、その人とちょっとした
やりとりができるかもしれません。

実際にその人が花好きであれば、
花好きの〇〇さんとして記憶されるでしょうし、
相手から見れば、あなたが
好きな花に興味をもってくれて、
花を活ける私を称えてくれたことに感謝するでしょう。

このような関わり合いの中で、
思いやりあるエネルギーを感じることができたなら、
それは個人的なエピソードとして印象に残り、
相手の名前も、花好きの〇〇さん、
と思い出しやすくなるでしょう。

それができたご自身を称えてください。

指導をしてくれているスタッフに対しても、
あなたを批判するためではなく、
サービスを受ける対象者へのベストを意図して、
フィードバックをきちんとしてくれる心ある教育者、
として関われば、感謝が湧いてくるはずです。

私を見ているというよりも、
私と共に対象者を見てベストを尽くしているのだと、
視点を変えてみてください。

また、指導してくれる人にはむしろ率先して質問をしたり、
分からないことを教えてもらい、
その知識や技術に感謝する姿勢を大切にしてください。

熱心に仕事に取り組む人は好感が持てますし、
応援したくなるものです。

最後に、この時期はとくにセルフケアが大事です。

ありペンさんがリラックスできたり、
楽しめたりすることは積極的に取り組んで
エネルギーをチャージし、
ご自身のペースを大切にされてください。

応援しています!

 
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、りんごさん(30代・女性・教員)
のご相談にお答えします。

【Q】私は38歳、夫と子ども3人
(小学生2人、保育園児1人)と
暮らしています。
仕事を今後どうしようか悩んでいます。
 
 
現在は、養護教諭として
小学校で働いています。
  
下の子が小さいので
育短制度を利用させてもらい、
平日5日間、午前中勤務をしています。

 
仕事はやりがいはあるのですが、
健康診断や集団に対しての
保健指導といった行事前になると
強いストレスを感じ、
 
ウツっぽい気持ちや
イライラした気持ち、
行きたくない気持ちを、

いつも大量のチョコやコーヒーで
紛らわして乗り越えています。

いざやってみると、楽しさも感じます。
 
また、臨機応変に対応することが苦手、
あいまいな状態を判断するのも苦手で、

昔は、救急処置も非常に苦痛でしたが、
今はだいぶ慣れてきました。

職場の人間関係は良好で
公務員で安定もしてるので、

いつかフルタイムに戻れば
経済的にも安心だと思っています。

ですが、辞めたい気持ちがあります。

今の職場は、3人目の育休から
復帰する際に異動した所なのですが、

前の学校でフルタイムで働いていた時、
仕事内容の事や、今よりも人間関係が
良くなかったということもあり、
心身消耗という診断で
2ヶ月休みをもらいました。

そして、それより少し前に
実家に帰った時、
仕事が辛いとたまたま父に話したら、

絶対辞めるな、
子どもが可愛くないのかと言われ、
パニックになり、自分で手首を切って
13針縫うことになった事もあります。
 
 
父自身は長年、市役所に勤め、
慎重すぎる性格で仕事のスピードが
遅すぎて、さばききれず
精神的な理由で3度休んだ経験のある人です。

私は小さい頃から、父に性格タイプが
そっくりだと母に言われ続け、育ちました。
母は教育熱心な人でした。

私は小さい頃から
勉強はできたのですが、友達作りが苦手。

それでも、毎年1人か2人
深く関われる友人は作れていたので、
何とか乗りこえられてはいました。

リーダーシップがなく、
それがコンプレックスでした。

なので、仕事は、絶対に人から必要と
される健康分野の仕事で、でも、
病院以外の場所で働こうと思っていました。

子どもと関わるのも好きだったので、
最初はスクールカウンセラーを
考えたのですが、

常勤の採用が少ないという理由で
両親に反対され、養護教諭にしようと
高校生の時に決めました。

養護教諭になるなら
看護師資格もあった方が良いと思い、
大学は看護学部にしたのですが、

そこでは座学はよかったのですが、
実技の練習や実習は苦手でした。

緊張するし、手際も悪いし、
手技のポイントがピンとこないことが多く、
正直、あまり興味ももてなかったです。

精神科に通院しながら卒業し、その後、
赤ちゃんに魅了され、進路変更し、
助産師養成の専門学校に入学したものの、

校風が合わず、リストカットが始まり、
体重も激減、引きこもりになりました。

学校は辞め、その後アルバイトを経て、
勉強し直し、養護教諭になりました。

夫は、子どもたちへの影響を考えると、
絶対にフルタイムに戻って欲しくない
と言っていますが、

安定した公務員の仕事を捨てて
この年齢で仕事をどうするのか考えると
決断できません。

このことで
もう5年ほど悩み続けています。
何かアドバイス頂けるとうれしいです。

【A】とっても真面目で
誠実に生きてこられたりんごさん
なのだなということが窺えます。
 
また、ご両親、
特にお父様の影響があって、
 
何でもコツコツ真面目に
初志貫徹で行うというポリシーが
りんごさんの中に定着されているので、

新しいことに対する変化に
大きな抵抗や不安、恐怖が
あるのかもしれませんね。

私がすごいなと思ったのは、
りんごさん、高校生の時にはもう
養護教諭になると決めていた
ということで、

自分の未来というか、
ミッションがパッと見えることって
私自身もそうですし、
私の周りにもなかなかいなかったので、

りんごさん、すごくしっかりされた方
なんだなというのを感じました。

同時に、しっかりしているからこそ、
ずれたり、曲がったりということに
抵抗がある、嫌だ、ということが
あるのかもしれませんね。

そして、そこが、りんごさんの
人生の課題にもなってくるのかも
しれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、草もちさん(40代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】新卒で今の会社に入って
26年が経ちました。

最近、仕事のやりがいを
感じられなくなってきました。

自分に自信が持てず、
将来の不安に押しつぶされそうです。

同じようなことを続ける毎日に、
何か変化を求めている自分も
いるのですが、
どこに進んでいいのか分かりません。
 
新しい挑戦をする勇気もなく、
自分の能力や価値を
見出せないでいます。

周囲と比べて、自分は何もできない
と感じてしまいます。
 

こんな私でも、新しい道を
切り開くことができるのでしょうか?

どうしたら自己肯定感を高めて、
前向きに未来を見ることが
できるでしょうか?
 
自分の強みや可能性を見つけるために
どんな方法があるのか、
また、他の人と比べずに、
自分のペースで進むコツはあるのか…

自信が持てない自分を変える方法や、
ポジティブな考え方を身につける
コツがあれば、知りたいです。
 
よろしくお願いいたします。

【A】草もちさん、向上心が高くて
素晴らしいですね!

向上心がないと、このような
お悩みは出てこないと思います。

ただ、これも諸刃の刃で、
常に「向上せねば」とやっていると
疲れてしまって、

今の草もちさんのように、
こんな自分には価値がないのでは?
と自己批判するように
なってしまうのですね。

「こんな私でも新しい道を切り開く
 ことができるのでしょうか」

ということに関しては、
答えは「イエス」です。

これは草もちさん次第でも
ありますが、

意識をちょっと変えることで
目の前の現実も
ずいぶん変わってくると思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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