心理療法家でサイモントン療法認定トレーナーの川畑のぶこによる、皆さんからの質問へのアドバイスや、メンタルの整え方、実生活に役立つ心理学のお話。日本における「サイモントン療法」の第一人者であるほか、「断捨離アンバサダー」としての顏も持つ川畑のぶこ。この2つのメソッドをベースに、一般の方のストレスマネジメントやメンタルケアについて、わかりやすくお伝えしています。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ばしさん(40代・塾講師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私の主人は学習塾を経営しており、私もその仕事を週に何度か手伝って
います。

私は、特に親しくできる友達がおらず、もう何年も家族としか話をして
いない毎日です。仕事は夜なので、昼間は一人で買い物に行くぐらいです。

どこに行けば友達ができるか、悩んでいます。引きこもりを解消したいです。
私はどのように行動すればよいのでしょうか。
アドバイスをいただけたら助かります。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

友達をつくりたい。非常にシンプルですね。でも、ばしさんの、この
「友達をつくりたい」という気持ちがすごく大事で、それが悩みで、
解消したいと意識している時点で、もう大きな解決に向かって大きな一歩
を歩んでいるのではないかと思います。

引きこもりとおっしゃっていますが、塾で仕事をしたり、家族とは会話を
しているということなので、引きこもりというよりは、おそらく、
ばしさんは、自分自身の時間や自分の場所、自分のペースというのが大事
なパーソナリティなのではないかとお見受けしました。

ですから、基本的に人とワーッとたくさん交流するよりは、自分の落ち着
いた静かな場所と空間のほうがより大事。ただ、ここに来て、あまりにも、
もう何年も家族だけとしか話をしていないということなので、問題意識を
お持ちなのだろうと思います。

お友達をつくりたいと思ったときに、何十人も何百人もつくる必要はなく、
おそらく数人、何でも語り合えるような仲の友達がいたらいいし、何か
あったときに一緒にお出かけしたり、ちょっとした旅行をしたりという
ような友達がいたら、豊かで楽しいだろうなと考えていらっしゃるのでは
ないでしょうか。

家族経営ですと、その世界で完結してしまうということはよくありますね。
しかも、仕事もエンドレスで、朝早くから始めようと思えば、起きたとき
から、顔を洗ってご飯を食べたら、すぐその場で始めることができてしまい
ますし、夜も、塾は夕方から始まるので、それが終わってから片づけまで
といったら、本当に真夜中までかかってしまうこともあると思うのです。

そんな中、昼間は自由に使える時間があるということですので、ここを
意識的に、ばしさんが、人々とネットワークする時間、つながる時間として
使っていくことが大事になってくるでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

平成が終わり、いよいよ令和のはじまりです。

この原稿を書くまで、
私のMacはまだ新元号を認識しておらず
変換に手こずりましたが、
この投稿をもってきちんと認識されました!

ようこそ令和!

みなさんは、令和元年第一日目を
どのようにお過ごしでしょうか。

私は例年のゴールデンウィークとかわらぬスケジュールで、
海外から招聘した講師の先生方とともに
「いま・ここ」に生きる、マインドフルネスの研修を主催しつつ、
生徒としてその実践に取り組んでいます。

平成の仕事がマインドフルネスで終わり、
令和の仕事がマインドフルネスで始まります。

元号が変わったから、何かが変わるかも♪
そんな期待感も、なくもありませんが…

私(たち)にできるのは、やはり
ひたすら、いま・ここを生きることのみ。

一歩一歩の歩みを平和に生きることができるか否か、
そこに尽きるよなとつくづく。

というわけで、令和の幕開けは、
この数日どっぷりと浸っているティク・ナット・ハン禅師の教えから、
私のお気に入りの言葉を贈ります。

***********

幸せへの道があるのではない
幸せとは道そのものなのだから

      ~

心はさまざまな方向へさまよいゆく
けれど私は この美しい小道を
やすらぎながら歩く
一歩ごとに やさしい風が吹き
一歩ごとに 一輪の花が咲く

by Thich Nhat Hanh

**********

新たな今日この日もまた、
みなさんが平和な一歩を歩めますように。

   

ーーー

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190429

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、のっぽさん(50代・医療関係)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
同僚とは、月一ランチや年に一度の旅行もする仲良しなのですが、
仕事に対する姿勢や価値観、物の考え方が違うので、
仕事中にたびたび衝突することがあります。
周りの人には、仲が良すぎるから喧嘩もするのだと言われます。

お互い遠慮がないので、言いたいことを言ってしまうのが悪いと、
わかっていてもたまにしんどくなります。遊ぶには楽しい相手なのですが、
仕事を一緒にすることには限界を感じることもしばしばです。

これから先どのように付き合ってゆけばよいのでしょうか。
私がすべきこと、心がけるべきことは何でしょう? 
ご指南ください。どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

本当に仲のいいお友達なのでしょうね。遠慮せず本音でぶつかり合うこと
ができる、そう簡単には手に入らない、貴重な友情なのではないでしょうか。

これが、仕事ではうまくいくけれどプライベートだとうまくいかないと
いう場合は、ただプライベートでお付き合いしなければいいだけですが、
プライベートではとても意気投合してランチに行ったり旅行に行ったりして、
一緒の時間が楽しいわけですよね。それが、仕事になると価値観が違って
ぶつかり合ってしまう。

のっぽさんの場合、もともと仕事がベースにできあがった人間関係だと
思いますので、やはりこちらの方を優先して、ある程度プライベートが犠牲
になったとしても、職場での人間関係を良好にしていく取り組みや努力と
いうのが大事になるのではないかと思います。

ぜひ試みていただきたいのは、プライベートで仲がいいときに、仕事での
価値観について、私はこう思う、あなたはこう思っているように見えるの
だけど、私はこう思っているんだよね、というすり合わせをしてみること。

その際に、ぜひ役立てていただきたいコミュニケーションのステップに
ついてもお伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:川畑先生いつも大変勉強になり癒されています。

今日はよろしくお願いします。

結婚に向けて付き合っている彼氏がうつ病で落ち込みがひどく
このまま結婚しても大丈夫か大変不安です。

婚活で知り合い、付き合って一年半ほど、
東京と岡山の遠距離です。

うつ病を発症してから10年以上とのことで、
その時の状況によって良くなったり悪くなったりを繰り返していると
付き合って半年ほどで話してくれました。

うつ病による休職歴はありません。
昨年、職場の人間関係に悩み、転職をしました。

転職したら落ち着くだろうと支えましたが、
転職先でもまた人間関係に悩み、
朝仕事に行ったあと職場から
「今日もつらい、死にたくなる、自分はやっぱりだめなのかな。。」
などのメッセージが来る毎日です。

夜は普通なので典型的な鬱ですよね。
支えることが私の役割とわかってはいるのですが、
このまま結婚したらこれが延々と続くのだろうかと
今更ながらにうつ病を支えることの大変さが
どれほどのものかと不安が募る毎日です。

仕事を辞めて彼の家に嫁ぐということになるので余計に不安です。

現在の彼の収入に問題はないのですが、
投資で大失敗をして貯金もあまりないという不安も相まって、
彼のことが好きながらも決断がつかず、
40過ぎという年齢のこともあり色々と不安が消えない毎日です。

どうか気持ちの持ち方、整理の仕方を教えていただけますでしょうか

【まりも・40代・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

まりもさんの彼氏を思いやる優しい気持ちが伝わってきます。

結婚とはどんな困難も愛で乗り越える誓いですが、
それができる自信が揺らいでいるのですね。

愛しい人が苦しんでいるのを見るのは辛いことです。
その相手を自分が支えられるかどうかわからないのも辛いことですね。

結婚とはゴールのようでいて、新たなスタートです。
まりもさんが慎重になるのは当然のことですし、
相手を思うが故に悩みも深いのでしょう。

まず、このように悩んでいる自分を責めないでください。

愛とは決して相手に溺れることでも、
自分に溺れさせることでもありません。

常に相手を満足させることでもなければ、
常に相手に満足させてもらうことでもありません。

それぞれが、それぞれの人生をその人らしく豊かに生きるのに、
互いを認めあい、敬意を払って寄り添うことができるのか。

それがときとして、辛い試練であっても、
相手が精神的に自立するために乗り越える必要のある
大切なプロセスを信頼し、相手の人生を背負い込まないことも愛です。

まりもさんは、「支えることが私の役割とわかってはいる」と感じていること。
まりもさんにとって彼が、そして、彼にとって、
まりもさんが今とても重要な存在なのは間違いないでしょう。

そして、この関係が、一生添い遂げる関係としてふさわしいかどうか
わからず不安なら、それでも、彼に対する想いがあるのなら、
いちど長い時間をともにしてみるのもひとつです。

長期間の旅行もいいですが、可能ならば同棲をして、
二人の生活のシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。

遠距離で会えない時間が長いがゆえに
相手を美化してしまっていた場合、
この間に冷静な判断ができるでしょうし、
一緒に過ごしてみて、現実に直面しても、
やはりお互いにとって大切な人であり、
生活も問題なくやっていけると確信が持てたのなら、
そのときに結婚するのでもまったく遅くはありません。

その間、まりもさんも新しい土地で自立するために、仕事を見つけたり、
コミュニティーに参加したりしてみることをお勧めします。

彼のためだけに自分の時間やエネルギーを使ってはいけません。
問題や課題に向き合うためにも、彼以外から自分を充足できる
リソースをたくさんもっていることが大事です。

まりもさんが、自分自身を充足させることができれば、
大切な事柄について、健全な判断をするときにも大いに役立つはずです。

そして、最後は自分の直感を信じてください。

   

ーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、悩めるママさん(30代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
上の子にイライラします。もうすぐ5歳の女児ともうすぐ2歳の男児を
育てています。上の子は昔から活発で、それは良いことだと思うのですが、
何だかイライラする事が多いです。

人見知りがないというか、小さい時は全く知らない人(特に子供)の所に行っ
ては、勝手に話しかけたり、遊び出したり、ひどい時は知らない遊んでいる
グループに入り込んで、その人達が帰る時まで、帰らない!遊ぶ!と泣き
叫んで、結局、謝りながら最後まで遊ばせてもらったりしました。

今思えば、その時、私はうつ病が治りきってなかったように思います。
とにかく不安が先に立って、心から上の子を愛おしく思った事がありません。

現在は自分なりに本を読んだりして、何となく精神的に落ちついたりして
いる時が増えたかな、と思うのですが、下の子はなんとなく無条件に可愛い、
と思えるのですが、上の子は可愛く思える時もある反面、余裕がなかったり
すると本気で怒ってしまう時もあります。

ちゃんとして!と思うところもあるのだと思います。あるがままを受け止め
てあげたい、と思い努力してきたつもりですが、ここまでしてるのに、
まだ求めるの? もっと素直で可愛い態度でいてよ!と思ってしまうのか、
憎んでいるのかという位に怒ってしまう時があります。

反省して、すぐ謝るようにはしてるのですが、また甘えや態度が酷くなると、
やっぱり小さい頃ちゃんと愛せなかったからだ!と責められているような気
になり、それがいちばん動揺して、イライラが増してしまって、冷たい態度
になったり感情的に怒ってしまったりします。

私から見ると、下の子を可愛がる様子も少なく感じ(周りの他の子は、もっと
可愛がっているように見える)偉そうな言動も多いように感じ、それも真っ当
な愛情をかけられなかったからなのではないか、と考えてしまったりします。

いろいろと少しはマシになっているような気もしますが、これからどのよう
な心持ちで接すれば良いのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

何人かお子さんがいらっしゃるお母さんはおそらく、一番上の子に対して
似たような経験があるのではないでしょうか。

私たちは、二番目とか、一番下の子にはすごく寛容になれるのに、なぜ、
第一子に対してはきつく当たってしまったり、真に可愛がれなかったり、
愛せなかったりするのでしょうか。不思議ですよね。

これは、子どもに自分自身を投影してしまうという問題があります。
悩めるママさんが自分自身のことをあるがままに受け止めていられるか
どうかということが、関係してきます。

特に女の子だと、自分の分身のように思ってしまい、自分を投影しやすい
です。二番目の子は男の子とのこと、もう自分とは違うと切り離せたり、
あるいは一人目ほど一生懸命なんとかしなきゃという必死さもなくなって
きますし、ゆとりを持って見られるということもあるのですよね。

一人目は全てのことが初めてだし、うまくいっているのかいないのか、
わからなくて、ストレス下に陥ってしまう。かつ、自分を投影して育てよう
としてしまうので、自分に対する態度が出てしまいがちなのです。

自分に厳しいと、どうしても子どもにも厳しくなってしまうかもしれない。
自分自身に優しくなれていないと、子どもにも優しくなれないかもしれない。
自分自身を心から「あなたはあなたのままでいいよ。それでも大好きよ」
と愛せているかどうか、が重要になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:断捨離塾に入ったばかりの51歳、医療職をしています。
最初から、夫の家族と同居です。

自分のタイプというと、真面目だけどダラシなく、
子供のときから片付けが苦手でした。

子供は3人。
長男はダウン症で、続いて長女は胆道閉鎖症という病気で、
色々大変なことが続きました。

そんな中、二女も生まれ、3人年子状態でした。

小さい子供がいるにも関わらず、
片付けがなかなか出来ず、どの部屋もゴチャゴチャ。

姑とも上手くいかず、住宅ローンも抱えてたので、
2年ほどは主婦してましたが、
あとは、ずっとフルで働き、夜勤もしてました。

当然家はとっ散らかったまま。子供もそれぞれ問題を抱えてましたが、
特に長女は心身共に難しく、中学不登校、
通信高校はなんとか卒業し、
勉強出来ないのにAO入試で私立大に入り、3年で中退しました。

何度か体調を崩して入院する事もあり、
学校との両立が出来ず、夢も希望も失いました。

理由に、私がダラシないこと、ゴミ屋敷のせいで、
子供の頃からのストレスでこうなったんだと言います。

家にいるのがいやで、16歳で家を出ました。

そのためずっと資金援助をしてます。
結局借金も雪だるま状態になり、
現在娘との関係と家計の修復を切に願って、断捨離塾にも入りました。

でも、まだまだ不安な気持ちでいっぱいです。

【マドレーヌ・50代・看護師】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

障害や病気のあるお子さん3人を育てながら、
フルタイムでお仕事もされていたのですね。

本当に朝から晩までフル回転で、
マドレーヌさんご自身の時間をとる暇なく、
走り続けてこられたことと思います。

まずは、そんなご自身を称えてあげてください。
「よくがんばってきたね、私」と。

まず、マドレーヌさんが、ご自身の過去を反省することは
大いに結構ですが、反省を通り越して、
後悔や罪悪感を抱き続けることは非建設的です。

とりわけ罪悪感が続く限り、娘さんの自立は阻まれるでしょう。

「私のせいでこうなったのだから」
「私が娘の人生の責任をとらなければ」と。

マドレーヌさんがずっと資金援助を続け、
娘さんはそのような罪償いに依存し続け、
自分の人生を誰かのせいにし続ける。

自分の人生を自分で切り開く機会を奪われてしまいます。

育児の最終目標は子どもの自立であり依存ではありません。

借金をしてまでも援助をすることで、
「私はこんなにやっているんだ」
「身を粉にして娘に捧げる良い母だ」と、
マドレーヌさんの無意識は、罪を償おうとするかもしれません。

でもこれは、育児の本来の目標から離れてしまっているのです。

まず、人間は誰しも失敗を免れない存在であることを受け入れてください。

私も、娘も、夫も、姑も、他の人も、みんなです。

失敗しないなら、それはもはや人間とはいいません。

みんな、不器用に、いびつに、自分なりのベストを尽くして、
失敗を繰り返しながら一生懸命人生を切り開こうとしています。

たとえ、それが誰かの理想通りのタイミングやかたちでなくても、です。

片づけが得意な人もいれば、不得意な人もいます。

私たちの多くは、ものに乏しかった時代の価値観を受け継いで育っています。

使えるものや使えそうなものはすべて取っておくのが当たり前で、
そのようなものを捨てるのは罪なことと。

ものが溢れて困る時代には適さない教えが、
無意識のうちに刷り込まれてしまっています。

マドレーヌさんも同じではないでしょうか。

そのような意味で、私たちは、時代の犠牲者でもあるわけです。

ただ、先人たちも、その世代なりのベストを尽くしていたのは間違いありませんし、
それが子孫にとってもベストの教えだと信じてしまったのは仕方の無いことです。

それ以外の教えを得ていないのですから。

そのような背景を理解し、自分たちの失敗を許してあげてください。

いま、断捨離をしようと思ったのなら、
それがマドレーヌさんにとってベストのタイミングです。

始めるのに遅すぎるものなどありません。
ここからのマドレーヌさんの変化を、娘さんも注視しているはずです。

過去のものときちんと向き合い、
ありがとう、そしてごめんねと、対話するうちに、
自分自身に対しても同じ思いが湧いてくることでしょう。

モノに依存しなくてよい自分、
子どもに依存されなくても価値ある自分
何も無いところからでも出発できる自分を体験することでしょう。

そのようなマドレーヌさんの背中を見て娘さんも感じるところがあるはずです。

でも、誰かを納得させたり、思い通りにするためではなく、
まずは、自分自身を慈しむために断捨離を実践されてください。

きっと良い変化が起きるでしょう。

応援しています!
   

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