断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
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【Q】夫のモラハラと子ども達の結婚

適齢期をやや過ぎたども達が4人いますが、
誰も結婚していないし、予定もありません。

私自身は母親から勧められた人と結婚しましたが、
モラハラ夫で、とても辛い思いをし、今もしています。
私は何度も何度も離婚を考えましたがまだ実行しないでいます。

飴と鞭をうまく使われて来た気がしています。
夫は、穏やかな時もあるのですが、何かでキレルと、
些細な事で激怒して来ます。
毎日、何かに付けて文句を言われ、けなされています。

私はいつも夫に怯え、そのイライラを第一子である長女に
ぶつけ、虐待してしまいました。
その虐待は、幼い頃から中学2年生まで続きました。

こんな家庭に育った子ども達なので、結婚をいいものとは
思っていないと思います。

でも、私は世間体を気にする方なので子ども達が誰も
結婚していない状況が辛くて溜まりません。

子ども達の結婚に関して、また、モラハラ夫との係り方について
どの様に考えたらいいか、アドバイス宜しくお願いします。

【60代 女性 カレンさん】

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【A】FROM 川畑のぶこ

これまでの結婚生活が辛かったことが伝わってきます。
まず、いかなる理由であれ、暴力は許してはいけないという
姿勢を育まれてください。

モラルハラスメントは、精神的な暴力です。
肉体的な暴力とは違い、人目のない密室で行われることが多く
日本人特有の「恥の文化」も手伝って周囲からは気づかれない
ままのことが多いです。

また、モラルハラスメントを行う夫の特徴として
世間に対してはいい顔をしていることが多いため、
なおさら問題が表面化しにくいです。

カレンさんは何度も何度も離婚を考えるくらい
お辛かったのですね。
それでもなかなか離婚に踏み切れない理由は何でしょうか。

まだご主人への愛はありますか?
そうであれば、望みはあるかもしれません。
ただし、愛しているからといって暴力に耐えてはいけません。

「飴や鞭を上手く使われた」とのことですが、その飴は
繰り返される鞭に耐えてまでも本当にカレンさんが
人生に望むものですか?
その飴がなければ、人生は幸せに過ごせませんか?
その飴は本当に今の夫からしか得られないものですか?

モラルハラスメントやDVの被害者がよく口にするのは、
「別れたら生活が出来なくなる」ということです。

本当に生活ができなくなるのでしょうか。
勿論、生活レベルは下がるかもしれません。
ところが、それでも心穏やかに日々を過ごせるのであれば、
生活レベルは下がるものの、人生の質は確実に上がります。

カレンさんが人生に求めるものは何でしょう?
カレンさんが結婚や家庭に求めるものは何でしょう?
カレンさんは幸せになるはずだったのではありませんか?

どうか自分を幸せにさせてあげてください。

たしかに、お子さんたちにとってご両親は良い結婚の
モデルではなかったかもしれません。

ただし、今後のカレンさんの生き方次第で
「人生、どこからでもやり直しができるのだ」ということ
が伝わったのなら、健全な結婚観や人生観をもつきっかけ
になるかもしれません。

「世間体で結婚しろ」は不幸の連鎖を生むだけで、
誰も幸せにしません。

人生の目的は幸福を体験すること。
人目を気にして他人軸で生きていたら
この人生の大切な目標を達成することは難しいでしょう。

カレンさんご自身は、世間体を気にしてリスクを侵さずに
嫌なことをずっと耐えている人と、リスクを背負っても、
幸せになるという大事な目標に向けて新しい人生に
自分を賭けている人ではどちらに心が動かされるでしょうか。

いきなり離婚とまではいかなくても、別居をしてみて
自分の人生の質がどのように変化するか確認してみるのも
良いでしょう。

ちなみに、私の経験から言って、モラルハラスメントや暴力
で悩んだ末に離婚をして、苦労しながらも新しい人生を
切り開いていった人で、「やはり離婚をしなければよかった」
という人は今のところいないこともお伝えしておきましょう。

暴力に屈さない毅然とした姿勢で生き始めたことで、
相手の対応が変わってくるということも、
稀にあるかもしれません。

時として、険しい道をたどることは決してみじめなことでは無く、
真の自由と豊かさを得るための王道でもあるのです。

また、生活に関する不安を払拭するために、法律家や離婚の
専門家等に相談してみることをおすすめします。

モラハラ夫から生活費をもらえる制度もあれば、
日本は生活保護システムもしっかりしています。
夫の精神的暴力に耐えること以外にも生活を営む術があること
を学んでください。

リスクを回避して全てを得ようと執着すると、
結果全てを失うこともあります。

何を捨てて、何を得るのか、カレンさんご自身にとって
真に最も大切なものは何なのか、
いまいちど振り返ってみてください。

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