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おたべさん(60代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。61歳の主婦です。

私は、アルコール依存症の父と
共依存の母のもとで育ちました。

両親共に深い愛情を注いではくれましたが、
しかし、一度怒り出すと手がつけられなく
なる父と泣き叫ぶ母のやりとり、

そして、いつ父が怒り出すかわからない
恐れの中育ちました。

今調べると、きっとパーソナリティ障害
だったのだと思います。

そんな機能不全家族で育った私も、
やはり夫とも上手くいかず、
私の3人の子ども達も
それぞれに生きづらさを抱えております。

両親は最近亡くなりましたが、
「こんな家に生まれてさえいなければ、
私や子ども達もちゃんと幸せになれたのに」
という憎しみの気持ちと、

遺品整理をする中で、
「こんなにも愛してくれていたんだ」
という気持ちとの狭間で苦しく、

他の自分自身の生き辛さも含め、
現在カウンセリングを受けています。

ご相談したいのはここからです。

長男がパートナーと上手くいかず
離婚の話になっているのですが、

そのパートナーから聞く長男の言動が
私の父と全く同じで、
多分パーソナリティ障害かと思われ、
離婚話も難航しています。

この病名を調べると、
脳のもともとの器質もあるが、
生育環境や愛着障害などが影響すると
書いてありました。

私も父と同じで、怒りのコントロールが
できない状態で子育てをしていましたので、
長男をこんな風にしたのは私のせいだと
思うと苦しくて、

謝っても、今更どうすることもできず、
取り返しのつかないことをしてしまったと、
生きていていいのかと思い悩む毎日です。

悔やんでも事態は何も動かないのは
わかってはいますが、
この気持ちをどうすればいいか、
何かアドバイスをいただければ幸いです。

カウンセリングにかかってはいるものの、
内省を促すばかりで、
なかなか今の苦しみをどうすればいいか
には繋がっていないという状況です。

どうぞよろしくお願いいたします。

【A】おたべさん、
本当に苦しいお気持ちの中で
毎日を過ごしていらっしゃるのですね。

ご自身もアルコール依存症のお父様と
共依存のお母様のもとで育ち、
その影響を感じながら子育てをされてきた。

そして今、お子さんの生きづらさを
目の当たりにして、
「すべて私のせいではないか」と
ご自身を責め続けていらっしゃる…。

そのお気持ちは
とても自然なものだと思います。

もちろん、「あの時は申し訳なかった」
と思うことがあれば、
お子さんに謝ることは大切です。

でも、おたべさんがお子さんの人生
すべての責任を背負わなければならない
ということではありません。

人はそれぞれ、育った家庭だけでなく、
学校や社会、人との出会いなど、
さまざまな影響を受けながら
人生を歩んでいます。

そして、お子さんにはお子さん自身の
課題があり、おたべさんには
おたべさんの課題があります。

どうか、「私さえ違っていれば…」と
ご自身を責め続けるのではなく、
おたべさん自身にも
優しさを向けてあげてください。

動画では、なぜ親は必要以上に
責任を背負ってしまうのか、

そして、お子さんの人生を信頼して
見守るための考え方について、
もう少し詳しくお話ししています。

動画の視聴はこちらからどうぞ。

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