0818(大)

FROM 川畑のぶこ

のりちゃんさん(50代・女性・自営業・岡山県)
のご相談にお答えします。

【Q】1年半ほど前に精神的な病にかかり、
そのストレスから身体にも不調をきたして
いる大学生の息子がいます。
現在、東京のアパートで
一人暮らしをしています。
病識はあり、信頼できる医療機関で
受診は続けていますが、今のところ
目に見える改善は見られません。

友人関係も広くはなく、
体調が優れなければ登校もままならず、
一週間、誰とも言葉を交わすこともなく
過ごすこともあるようです。
食事をまともに摂っているのかも
わかりません。

いつでも戻ってきていいんだよと
伝えてはいるのですが、
親元に戻ることは頑なに拒んでいます。
私も可能な限り様子を見に行こうと
してはいますが、距離と時間の制約から
頻繁に通うのは難しい状況です。

金銭的には十分な仕送りをすることは
できているのですが、
本人の心身の状態は常に不安定で、
生活習慣も整っているとはいえず、
このまま一人暮らしを継続させるのは
無理があるのではと感じています。

ただ、本人の「東京で暮らしたい」
という気持ちは非常に強く、
環境を変えた方が良いと思っても、
実家に戻ることはもとより、
東京以外に移ることは
今のところは受け入れられないようです。

そんな中で、たとえば
心に不調を抱えた若者が
少しでも安心して暮らせるような、
見守りのある居場所、あるいは
家族以外の誰かとつながりながら
生活できるような共同生活の場が
東京にないものかと模索しているのですが、
これという決定打が今のところありません。

いわゆるルームシェアでは、
相手に迷惑をかけてしまうのでは
という懸念があり、できれば
受け入れ側に理解や支援の意識が
あるような環境が望ましいです。

医療ともつながっていられると
さらに安心ですが、
そこまで望むのは難しいのでしょうか。

本人の意思を尊重したい気持ちと
親としてのケア、
そのバランスに悩む毎日です。
母としてできることは何でしょうか?

【A】のりちゃんの親心が伝わってくる
ご相談ですね。

離れた所にいるとなお、ちゃんと
食べているのかな、と心配になりますね。

ただ、ご相談文の中にあったように
息子さんご本人に病識があって
信頼できる医療機関で受診できている
ということ、これは大きなセーフティ
ネットになると思います。

また、息子さんが、
社会的ニーズからであれ、
心理的ニーズからであれ、
今の東京暮らしを
続けたいと言っていること、
このニーズがとても明確で、そこに
希望を持っているということは、
良い兆候だと思います。

彼なりの希望であり、
頑なさなのではないでしょうか。

そして、こうした時に
親にできることというのは限られています。

もちろん経済的な援助はしたうえで、
あとは、尊重して見守るという姿勢を
貫いていただけばいいのではないかなと
思います。

すでに、のりちゃんもなさっていますが
「いつでも戻ってきていいんだよ」という
オープンな姿勢もとても大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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