親子関係

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Q:
母親(68歳)と弟(35歳)の不仲に悩んでいます。
おととし、皮膚アトピー持ちの弟のお嫁さんが、
2週間の予定で湯治にでかけました。

皮膚アトピーがかなり悪化して、お嫁さんも精神的に
かなりまいっていたらしいのですが、
母親に相談もなく予定を決めてしまったにも関わらず、
当時4歳の甥っ子の面倒を母親がひとりで見ることになりました。

甥っ子の面倒を見ることは、母親にとって苦痛ではなかったようですが、
相談もなく湯治の日程を延ばすなどがあり、
母親が楽しみにしていた同窓会やイベントに参加することができなかったそうです。

弟も家のことを手伝っていたようには思えませんが、
妻の不在はそれなりに負担だったのかもしれません。
甥っ子のことで、母親にキツくあたることがありました。

普段からお小言の多い母親ではありますが、
この件は感謝はされても文句をいわれる筋合いはない!と
一挙に関係が悪化してしまいました。

お嫁さんが戻ってきてから、なんとか関係修復がはかれないかと取り組みましたが、
2人とも自分は悪くない、相手が悪いと思っているので
修復どころかますます悪化していきました。

去年、弟が母親に対して「人間として嫌いです」というコトバを発したらしく、
これが決定打となり今は絶縁に近いです。

家族なんだからできれば仲良く過ごしたいのですが、どうしたらいいのでしょうか。
母親が孤立をしているのが心配です。

【あかいこい・38歳・会社員】

―――――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ

あかいこいさんの家族愛がひしひしと伝わるご相談内容ですね。

家族だから仲良く過ごしたい。たしかにそうですよね。
家族ほど自分に近い人間関係はありませんし、
それが幸せと調和に満ちたものであるに越したことはありません。

しかしながら、家族だからこそ表面的な付き合いではなく、
本音でぶつかり合えるというのもまた事実です。

家族にはいろいろな役割があると思います。
愛や思いやりを実践する役割。
自分の影の部分を浮き彫りにしてくれ、その課題に取り組む機会をあたえてくれる役割。

おそらく、あかいこいさんのご家族の場合、
いまは後者が前面に出ている時期なのではないかと思います。

あかいこいさんの文章から、お母様も弟さんも、お互いに
「認めてくれ」と叫び合っているようなイメージが浮かびました。
そして、「あなたが認めてくれないから、自分もあなたを認められない」と
駆け引きをしているのではないかと。

病気というのはメッセンジャーであり、
時として無意識で否定的な問題解決者の役割を果たします。

ニーズ ーたとえば周囲の思いやりを感じるとか、ゆっくり休んで自分自身の時間を取るなど-
を満たしてくれたり、先延ばしにしていた大切な課題を浮き彫りにして
取り組みやすくしてくれたりもします。

お嫁さんの病気は彼女自身、それが個人的なことなのか、
それとも家族との関係においてなのかはわかりませんが、
またそれが物理的なことなのか、身体的なことなのか、
それとも精神的あるいは社会的なことなのか、
それともそれらの複合的なものなのかはわかりませんが、
ストレス下に晒されている状態から、何がしかの調和を取り戻すための
大切な機会であったのではないでしょうか。

それと同時に、彼女の家族、すなわち、夫であるあかいこいさんの弟さんや、
義母であるあかいこいさんのお母様との課題を浮き彫りにする機会でも
あったのではないでしょうか。

家族の中の心理社会的不調和が、家族メンバーの誰かの身体的不調和に
現れることはよくあることです。

すなわち、あかいこいさんにとって、問題はお嫁さんの湯治の予定が
予め調整されなかったことのように見えるかもしれませんが、
それは問題の本質ではないということです。

湯治の予定が延びたと言う出来事が、家族が先延ばしにしていた課題に
取り組むきっかけを作ったというのが本質のように思います。

それがアトピーであれ、がんであれ、病気というのは残念ながら、
私たちの予定通りには癒えてくれませんし、
入院や治療が本人の希望より延びることは一般的にありうることです。

大切な者が、病んだり、傷ついたりした時に、
緊急で助け合うのもまた家族の役割でしょう。

お母様もご自身の娯楽よりも、孫や家族の苦しみを取り除くこと、
すなわち慈悲の実践を自らの意思で優先されたのではないでしょうか。
母親の心理、祖母の心理としては至極自然なことであり、
健全であるかと思います。
もしも娯楽を選択していたら、後々罪悪感で苦しんだのかもしれません。

いずれにせよ、お母様はお母様の意思で選択をする権利がありますし、
そこには敬意を払ってあげることが大切だと思います。

時として痛み(娯楽を諦めるなど)が伴うかもしれませんが、
人生においてすべての痛みが取り除かれる必要は必ずしもないかもしれませんし、
そこから私たちは忍耐という智慧を身につけるのかもしれません。

このように、お母様と弟さんの本質的な課題は、嫁の素行ではなく、
互いをどのように健全に認めあうか、さらに掘り下げるなら、
それぞれが相手(親や子)を使うことなく、自分自身を健全に認めるかということ
にあるように思います。

どこかに「私を認めてよ!でないと良い母親だと自分で認められないのよ!」
あるいは、「俺を認めてくれ!でないと俺は親思いの良い息子だと自分を認められ
ないんだ!」という苦しみの叫びがあるのではないでしょうか。

あかいこいさんご自身は、自分の好みや都合のよいかたちやタイミングでないにせよ、
母親には母親の、弟には弟の課題があり、今彼らに必要なプロセスにいる。
そして、いつかその課題をクリアしていくと信頼して、
表面的な仲良し家族への執着を手放すことが、楽になるための近道かと思います。

このような時に大切なのは、たとえお母様と弟さんの仲が悪くても、
あかいこいさんご自身が、二人を泣き叫ぶ我が子のように暖かく包み込む気持ちで
見守り、それぞれに愛情をかけていくことではないかと思います。

弟さんがどうであれ、お嫁さんがどうであれ、
あかいこいさんがお母様に愛情を注ぐことは可能です。
また、お母さんがどうであれ、
あかいこいさんが弟さんに愛情を注ぐことはできるはずですから。

ーーーーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

先週は、息子が喘息で入院して私も泊まり込みという話をしましたが、
その後、無事退院しました。が、ようやく幼稚園へ行けるかと思いきや、発熱。
入院中は私も気合いが入っていたせいか、なんとか元気でしたが、退院後の発熱で、
心身共にガタガタ……と崩れ、ついに私も風邪を引いてしまいました。

スーパー母ちゃんで乗り切ったかと思いましたが、やはり自然というのは
うまくできていて、バランスをとるようになっているものですね。

昨日、子どもの登園後、やっと時間ができましたので、
マッサージの80分コースで揉んでもらいました。
そうしたらかなりすっきりし、鼻のとおりもだいぶよくなりました。

そして、ビデオには映っていませんが、スタッフの山本さんという方がいつも
この収録をしてくれています。その山本さんが、愛の手作りバスソルトを
持ってきてくれました。黒文字と檜と柚子のオイルが入っています。

「黒文字」を知っている人は少ないかもしれませんが、ものすごく上品な香りのする
アロマオイルで、私も最も好きな香りの一つです。その黒文字が入っていたので、
びっくりして、うれしくなりました。今夜はこのお風呂にゆっくり入ろうと思っています。
主人と息子はこの価値が分からないので(笑)、入れないで、
私一人でバスタイムをゆっくり楽しみたいなと思っています。

そんなこんなで今日はちょっと鼻がつまっていて、お聞き苦しいかと思いますが、
どうかご了承ください。

今日は、リラックマ様(30代・パート)という女性から
「公私共に近すぎて息苦しい、義理の両親との距離。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~

今、主人の両親と仕事をしています。主人は別の仕事です。
数年続けていますが、だんだんと辞めたくなってきました。

嫁という立場もあり、仕事で不満や疑問が生じても嫌な顔1つせず
(出ているかもしれませんが)頑張ってきました。
両親ともに悪い人ではないのですが、あまりに距離が近くなり過ぎて息苦しい毎日です。
プライベートも仕事も一緒になっている感じでしょうか。

お金をもらっているから、私にも引け目があり何度も辞めようかと思いましたが、
子供も小さく、働きやすさとお給料に負けてズルズルと働いています。
両親もそれに気付いているとは思います。

時間と人にしばられる事に疲れた感じでしょうか。私が甘いのかと思う事もあります。
自分でもこの先どうしらたいいのかわからないです。
他に仕事を探すことさえ両親に悪いなと思ってしまいますし。

穏便に辞めるにはどうしたらいいでしょうか。
それともこのまま親孝行だと思ってがまんしたほうがいいでしょうか。

~~~~~~~~~~~

「いい嫁」をずっとやってこられたのですね。我慢して、嫌な顏せず、一生懸命頑張って
きたのだと思います。まず、それはご自身でも評価なさってくださいね。

そして、リラックマさんの心の声というか、魂の声というか、封じきれないものが
溢れてきてしまっているのかなということがひしひしと伝わってくるご相談内容です。

こんなときは、まず、逆の立場に立って考えてみることが有効かもしれません。

例えば、リラックマさんご自身がご両親の立場だったら。
嫌な顔一つせず、一生懸命働いてくれているお嫁さんが、本当は辛いのにそれを見せない
ように努力している姿。相手を傷つけたくないから、親孝行しなくてはいけないから、と
我慢している姿を見て、どう思うでしょうか。

また、我慢の「割合」を意識してみてください。
世の中、何かかしら嫌なことは必ずつきまといます。我慢することが2〜3割はあるけれども、
いいことも7〜8割はある、というくらいのバランスならば、いいと思うのです。

リラックマさんの場合、時間の経過とともに、おそらくそのバランスがだんだん変わって
きたのではないでしょうか。喜びと苦しみが五分五分になって、そしてそれが今度は逆転して
しまうと、ちょっと苦しくなってきますね。

私たちがストレスを我慢する意義があるとき・ないとき、の見極めも必要です。
我慢した先に、喜びや自分を満たしてくれるものがあるかどうか。

人生の目的は「幸福を体験すること」です。リラックマさんにはその権利があります。
自分にとっての幸せは何かを今一度考え、ご両親はじめ、周囲との関わり方のバランスを
もう一度、見てみることが必要な時期に来ているのではないかなと思います。

「嫌なこと」を自覚するだけでなく、「自分は何がやりたいのか」を自分の心に問い直し、
仕事探しも、ぜひされたらよいと思います。
探していくうちに、ご自身が生き生きと活躍できる場が見つかるかもしれませんし、
やはりご両親の所が恵まれていたと思う結果になるかもしれません。

が、今もし、井の中の蛙になってしまっていると感じているのであれば、勇気を出して、
一度、大海に飛び込んでみていただきたいなと思います。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/OL5VLKcYUPU

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みなさん、こんにちは。川畑のぶこです。

待ちに待った春風に心浮き立つ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先日、主人と子どもと3人で、明治神宮外苑の銀杏並木にあるお気に入りカフェで
ウィークエンドブランチをしました。
(本当は秘密にしたい場所なのですが、、、教えちゃいます!
Royal Garden Cafe青山という所です)

その後、近くで自転車の無料レンタルを発見。
ペダル付き自転車未体験の息子が乗ってみたいと言うので、
ならば銀杏並木を一往復ほどしてみるかと、レンタルしました。

ラッキーなことに、その日、絵画館を取り巻く外苑円周は、
歩行者天国&サイクリングロードになっていました。
しかもガラガラ……。
すぐ近くの青山通りや表参道とは大違いで、東京とは思えぬ景観です。

澄んだ青空の下、息子はおぼつかないながらも自転車で、主人と私は競歩で
外周を散歩しました。半周もすると気分もとても清々しくなり、何度も深呼吸。

本来ならその週は、原稿書きの缶詰ウィークでしたので、
「優雅にブランチなんてしている時間なんてないんだよなぁ…」と罪悪感混じりで
憂いてみたりもしましたが、リフレッシュタイム後は気分一転、
執筆もグンとはかどり、本当に出かけてよかったなぁと実感しました。

息子も自宅前の路地での練習とは違い、自転車へのモチベーションが高まった様子。
ちょっとした時間が、気分とその日の流れを大きく変えることがありますね。
次第に、散歩にもいい季節になってきましたので、
あなたもぜひ、リフレッシュタイムを楽しんでくださいね。

さて、今日は、ば~ちん様(67歳)という方から
「出戻りの娘と孫との3人暮らし。憂慮する日々。」というお悩み相談です。

~~~~~~~~~~~~
娘が離婚し、中学1年生の孫娘を連れて帰ってきてからの3人暮らしが、
今年で13年目になります。

当初より父親からは仕送りがなく、生活を維持するのに、今は、昼は工場のパート、
夜は時々コンパニオン。時々は自分の遊びに出かけているようです。

孫はいつも夜一人ぼっち。コンビニ弁当、お菓子、TV、スマホが子守役。
憂慮しています。

家に2万円入れてくれますが、他は衣装代、化粧品に費やされるのが目立ちます。

娘の不在時は、孫の手助けをしてやろうとするのですが、私は孫に無視されます。
そのため、ほとんどコミュニケーションがありません。

娘がかわいそうと思い、甘やかしたのがいけなかったのか、
今では、主としての私の存在感はまるでありません。
この家は夫と作った家ですが(夫は同じく13年前他界)、
もし経済的に豊かであったなら、私が家を出たい心境です。
が、それは叶いません。いつも悶々としています。
~~~~~~~~~~~~

ば~ちんさんの、娘さんと孫娘さんに対する愛情が
ひしひしと伝わってくるお悩み相談ですね。

ご主人の逝去と娘さんの離婚とが重なり、そこからの13年間、
困難で大変な人生の局面を本当によく乗り越えていらっしゃったと思います。
まずはそのことを承認し、「今までよくがんばってきた」ということを、
ご自身に向かって言ってさしあげてください。

コミュニケーションがうまくいかない孫娘さんは、おそらく今、思春期ですね。
娘さんも、親子であるが故に甘えの気持ちもあり、
なかなか素直に「ありがとう」の言葉が出てこないのかもしれません。

どうしても身内は一緒にいるとなれ合いになってしまうところがありますし、
離れてみて初めて、その本当の価値に気づくこともあります。
それは残念なことではありますが、でも、ば~ちんさんがご家庭をここまで支えて
いらしたことは本当に大きな承認に値することですので、まずご自身を讃えてください。

仕事とプライベートで不在がちな母(娘さん)の傍で、一人ぼっちの時間が多い娘
(孫娘さん)が哀れだという心境でいらっしゃるのかと思いますが、
13歳という青年期の娘さんの成長過程、巣立ちのステップと照らし合わせて考えることで、
ごく自然に受け止められるようになるはずです。

また、場合によっては、ば〜ちんさんが「母親とはこうあるべき」「母娘たるや……」
といったような、なにか強い信念があり、それがフィルターとなり、
ちょっと厳しい目でお二人のことを見ていらっしゃる可能性もあるかもしれません。

そのあたり、一呼吸置いて、考えてみましょう。
いろいろな視点からもう一度、娘さんや孫娘さんとの「関係性」を捉え直してみると、
少し心が落ち着くかもしれません。

あとは、やはり一緒に生活しているメンバーですから、気がかりなことについては
定期的にコミュニケーションできるとよいですよね。

スムースにコミュニケーションをとるポイント、ご自身の心情やニーズの伝え方など、
詳しくはビデオでお話しします。
https://youtu.be/pX6U9rTbhv0

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Fashion baby  denim dress with  jacket  hanging on a hanger

Q:義母から子供の服を大量にもらうのが苦しい。

6歳と3歳の子育てをしながら、共働きで、核家族で暮らしています。
私も夫も、親は遠隔地におり、3~4ヶ月に一度帰省しています。

夫の母から、子どもの服をたくさんもらうことが苦しいのが悩みです。

義母は、シーズン終わりなどで安くなった子供服や靴など、
今の子供のサイズより大きい物を色々と買って保管しています。

子供の体にサイズがあってくると、私に見せて、
使うのを持って行って。気に入らなければ返していいと言います。
しばらく会わないと、送ってくることもあります。

(私が使わなければ)夫に妹がふたりいるので、その子どもが使えばいいから、
と言いますが、まだ結婚していず、子どももいません。

孫を思って買うのだから使わなければ悪い気もして、
また、保育園に着替えを置いたり、使うからとも思い、もらってきますが、
自分の趣味でない服や、あまりの量に、つらくなります。

(長袖Tシャツが同じサイズで20枚あったり、
ジャンパー的なものが5枚あったりします。)

断捨離して、頑張って減らしているのですが、
引き出しがパンパンになりあふれたり、何があるのか把握しきれない状態です。
そこに、さらに大量に送られてくると、悲しくて泣けてきます。

お金が大変だろうから、服はこっちで買うから、というようなこともよく言い、
いまのうちに貯めてね、といいます。

帰省のたびに費用のお金をくれたり、
頼んでいないのに家電製品を買ってよこしたりもします。

そこが、家庭を侵食されているような、
そろそろ40になる共働き夫婦で、自立できているつもりなのに
子供扱いなのが嫌ですし苦しいです。

子どもが産まれて以来、ずっと悩んできたことなので、
いつかスッキリ解決したいです。

【30代・団体職員・匿名希望】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

孫を思うが故の義母の贈り物攻勢、
そして、義母の思いを汲み、人間関係を円滑にしたいが故の嫁の我慢…
どちらにも愛を感じますね。

私たちは相手の行為が悪意からであれば
自己正当化と相手の悪者化の力を借りて
自分の思いを比較的行動に移しやすいですが、
今回のように相手の行動が好意から、
とりわけ孫への不器用ながらの祖母なりの愛情表現であることを理解していると、
自分の思いだけで相手の思いを無下に踏みにじることは憚られるものです。

さて、では我慢し続けるのが良いかといえばそれもストレスで、
結果的に人間関係に亀裂が生じますから
(すでにその亀裂は入り始めているようでもありますが、、、)
対策が必要でしょう。

ここで少々実際的なコミュニケーション技術をシェアしたいと思います。

おそらくご自身は、贈り物を断ることイコール、義母の愛情好意が迷惑だと
主張しているように思われること、と怖れを抱いていることと思います。
人の好意を無にする薄情な嫁、と誤解される怖れですね。

ところが、この辺は明確に区別して、

・愛情好意はとてもありがたいこと
・服の量が多くて困っていること

を、伝えてみることをおすすめします。

お義母さんの贈り物のせいで、とは一言も言ってはいけません。
あくまでも一般的なお悩み相談的にお義母さんに困っている状態を伝えます。

下記は伝え方のひとつとして参考にしていただければ幸いです。

・子供がいるとどうしてもモノが増えてしまう(一般論)

・私は大量のものを管理するのが得意でなく、時間と労力もない。
 また、うちは狭いので家が散らかり放題になってしまう
 (自分の能力・物理的な制限の説明)

・住まいの衛生状態や安全・安心が損なわれ、
 家族の精神衛生状態も低下する状態を懸念している
 (危機管理のニーズ)

この文脈で適切なタイミングがあればさらっと(あくまでも蛇足的に)

「とくに服なんかはご近所や知人がお古をたくさんくれて、、
 気持ちは本当に嬉しいんですけど一度も着ないものもいっぱいあって
 申し訳ない気持ちでいっぱいなんですよねぇ、、」

などと伝えてみてもよいかもしれませんが、
判断はその場の空気感に依存すると思います。

そして極めつけは

・方々からアドバイスを受けて「断捨離をすることに決めました!」
 (ダンシャリアン宣言!)

と締めくくることをおすすめします。

気がかりなことをコミュニケーションするときは、
「あなた」とのことではなく、
あくまでも「わたし」か他の「誰か」を主語にして、
一般的な日常生活の出来事として語ることがキモです。

よって、お義母さんに具体的に服を送らないよう伝える必要はありません。
それは関係に緊張感をもたらし、お義母さまが過剰反応されて
防衛的になることも考えられますので。

もし伝えるなら、第二ステップとして、
それでもお義母さんが懲りずに送って来たときに、

「お気持ちありがとうございます。このあいだも話しましたが、、」

と気持ちに感謝した上で、再度「自分の」取組むべき課題を伝えて、
それとなく促してみると、しなやかにことが運ぶのではないでしょうか。

嫁はモノが多い状況に相当困っていて、問題解決を求め続けた結果、
不要・不適・不快なモノは持たないことに決めたんだなぁ、、
大切な家族のことを思って家庭が機能するように、、
とお義母さまが理解し、
願わくば協力(自己否定や反省ではなく)してくれるようになることが大切で、
そのためのコミュニケーションとなります。

ベジタリアンに肉を提供しないようにダンシャリアンにはモノを提供しない、、、

お義母さんご自身も
別な愛情表現方法を模索するきっかけになるかもしれませんね。

ぜひ試してみてください。

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Mother And Daughter On Holiday Standing On Winter Beach

Q:子供をきつく叱ってしまいます。

いつもメルマガ楽しみにしています。
川畑先生の本も読んで、以前より楽に生きれるようになって感謝しています。

相談したいことがありメールしました。
内容は、子供の事をきつく叱ってしまう事です。

睨みつけて、大声で、命令口調だったり、責めだったり
苛立ちを抑えられません。

例えば、毛布の上でお菓子を食べないでとか、
外は寒いので上着を着てほしいと言っても、言う事を聞いてくれない場合や、
わがままを通そうとする時(お菓子を何個もせがむ。)

毛布の上でのお菓子に関しては、許可しましたが
「絶対こぼさないで」
「こぼれるとイライラするのよ」
と最後にダメ押し。
これではお菓子も美味しく食べられたとは思いません。

私自身は、子供のころ良い子でいようと努力していました。

嫌われたくないと我慢していました。(親・友達・誰にでも)

質問内容が曖昧になってきました、
簡単に言うと強く怒ることをやめたいのです。

子供を悲しませたくないし、自己肯定感を失わせたくありません。

どうしたら、思い通りにさせようと思わなくてすみますか?
自分の主張を意地でも通そうとしなくてすみますか?

子供が思い通りになるに越したことはないけれど、
もしそうじゃなくても私は人生を幸せに生きると考えればよいのか。

でも、親には正す責任があるし、放ってはおけません。

自分が日々責められるのではと怯えていたり、
怒られると怖がっているから子供にそうしてしまうのか。

自分の思っている事、言っている事に自信がないから
自分の言うことを聞いてくれないことが不安で、
意地でもそうさせようと思うのか。

どうも、自分自身に問題が隠れている気がしてならないのです。

私がもっと自分の気持ちに素直に、楽しんだり、
家族や子供に遠慮なく自分自身の欲求を満たしたり、
自分自身が幸せを感じながら過ごせば、
もっとおおらかに過ごせるのでしょうか?

私は、子供たちに嫉妬しているのでしょうか?
同じ(我慢や良い子)事を欲求(押し付け)しているのでしょうか?

自分の心の内はわかりません。
そうなのかなと思っても、血液検査のように
はっきり確信を持てることはないのですから、答えがわかりません。

とにかく、怒ってしまう自分自身が辛いです。
問題の糸口を見つけて解決させたいです。
アドバイスを下さい。よろしくお願いします。

【今日を楽しむ様・30歳・主婦】

―――――――――――――――――――――――――――――
A:

FROM 川畑のぶこ

お悩みを拝読しながら私自身耳が痛いです(笑)

毎朝毎晩のように「早くしなさい」「早く寝なさい」と
ガミガミしては我が子の寝顔を見ながら反省しているもので、、、

子育ては理想通りにいきませんよね。
というより、何が理想かわかりませんね。
子どもひとりひとりに育て方があるのだと思います。

子どもの年齢にもよりますが、
親の理屈をすぐに理解してその通りに生きる子がいたなら、
それはある意味恐ろしいことかもしれません。

「子どもらしい」とは自由で奔放なことでもありますので。

もちろん、だからといって放っておけばいい、
というものでもありませんね。

さて、私が育児においてイライラガミガミしつつも日頃心がけていることで、
もしかしたらお役に立つかもしれないことをシェアしたいと思います。

母親がイライラしたりガミガミしたり、そして時として
クヨクヨしたりしてしまうのは、致し方の無いことだと思います。

まず、子育てにそういうことはつきものだと潔く割りきって、
受け入れてみることをおすすめします。

イライラしたときは、
「イライラしちゃいけない!」と己を裁くのではなく、
「またイライラしちゃったなぁ」と振り返ります。

その原因が自分のゆとりのなさにあるのであれば、
どうすれば自分の欲求を(子育て以外で)満たして
エネルギーを高められるかを考え、
リラックスして充電できるように努力をします。

すると、いつもはイライラガミガミすることに、
さほど反応しない自分になっていることを実感できると思います。

子どもに自分の思いを伝えることに関しては、
「押し付ける」のではなく「伝える」ということを心がけてみます。

子どもにはしつけも必要ですから、
効果的な伝え方というのを工夫してみます。

怒鳴るのは脅しですが、
相手を思い通りにさせるには手っ取り早いかもしれません。

ただし、調和的な人間関係にはつながらず、
望む状態から離れてしまいます。

イライラの理由が子どものマナーであったり
規律違反であったりするときは、
まずはタイミングとして、イライラしていないときに
丁寧に話をしてみてください。

子どもには生まれながらにして叡智が宿っていて、
何が良いことで何がそうでないかは
直感的にわかっている、ということを信頼したうえで、
なぜそれがいけないのか、どうするといいのかを、丁寧に話してみます。

自分が子どもだったときを思い出して、
どのように伝えると伝わるかを工夫をこらしてみてください。

たとえば、布団の上でお菓子を食べるとなぜいけないのか、
それをOKとすると、どのような結末が待っているのか、
怒り無しで冷静に伝えます。

おそらく、私であれば、
タブレットなどでダニ被害の情報を引き出して、
こまやかに説明をすると思います。

いかに痒いか、辛いか、気持ち悪いか、
全身ジェスチャーで悶えてみせて説明をすると思います。

そして、「ママはあなたにこのような状態になって欲しくないし、
家族みんなが苦しまず健やかに暮らせるように願っている」
といった趣旨で愛情が伝わるように諭すよう心がけます。

おそらく子どもも同意してくれるのではないでしょうか。

また、理不尽にガミガミしたりイライラしたのなら、
そのことは己の失敗を認めてきちんと詫びます。

繰り返してしまうでしょうが、繰り返し謝ります。

それは正しい姿勢ではなかったと。
本当はこういう風に伝えたかったのだと。

子どもを1人の人間として誠実に向かい合おうとすると
多くの場合、子どもも子どもなりに立場をとろうとするものです。

繰り返し、子育てに万人にとっての正解はありませんので、
「私と我が子の正解」を好奇心をもって見つけ出し、
ぜひ、子どもとともに学ぶ姿勢で向かい合ってみてください。

周囲のお母さん友達と情報共有したり共感したりすることで
楽になれたり、智慧を得られたりすることもありますから、
そんな場も大切にしてみてはどうでしょうか。

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

私の住む東京も気温の低い日が続き、冬を実感しています。
でも、今年は雪が少なくて、皆さんのなかでもスキーなどがお好きな方は
寂しい思いをされているのではないでしょうか。

前回のメルマガで、旅先で子どもと雪合戦をした話をしましたが、
実はその後、息子が雪合戦ではとどまらず、スケートやスキーに
興味を持ち始めました。

近所のスケートリンクを見て、「自分もやってみたい」と。
テレビを見て、「スキー場に行ってみたい」と言い始めたわけです。

私も主人も“滑りもの”が苦手なので、「今は雪降ってないから」と言い訳
しながら(笑)、「どうしよう。この苦手をどう克服しよう」と焦ったり、
「息子には我慢してもらおう」と開き直ったりしていたのですが、
「そうだ。ここは私も手放すべきものは手放そう」と思い至りました。
「全部自分がやらねば」と思うことを手放してみようと思ったのです。

もともと、いろいろなことを人に頼むことはしてきた私ですが、
子どもの遊びに関しては、やはりできる限り親がやってやらねばと思っていました。
ところが、そうではなく、得意な人、上手な人に託してもいいのではないかと。

今年は去年より「ゆとり」を持ちたいと思ってもいますので、ちょうどいい機会です。
スケートは主人の兄とその子どもたち(=息子の従兄弟)に、
スキーは、選手だったキャリアを持つ私の知人に、託すことにしました。

今、私がお話ししたのは親子関係のことですが、他の分野でも、
何か自分がやらなくてはと思うことに、実は他に得意で、やりたい人がいて、
その人に託す方がよほど効果があり、効率がよいということがあるかもしれません。

皆さんにもぜひ、この発想をご活用いただけたらと思います。

私も、昔はスキーをやって楽しい時期もありましたが、今は体重も変わりましたし、
運動神経も変わりました(笑)。無理はせず、得意な人に手放そうと思います。

さて、今日は「金銭問題で家族を犠牲にする父が許せません」という、
29歳で美容師をされているテルボー様という方からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~~

私は夫と、もうすぐ4歳になる子供がいて、今は自分の実家で父、母、弟と6人で生活しています。
一つ屋根の下で暮らしているにも関わらず、ここ2~3年、父と目を合わせず、口を聞いていません。

父は3人兄弟の末っ子で、2人の姉がいますが、その姉達が見栄っ張りで、お金をあるだけ使い果たし、
ついには家賃も払えなくなるほどの浪費家。私が産まれる前から、父はその姉達に借金をしてまで
お金を注ぎ続け、私達家族が犠牲になる程、お金の問題が絶えません。

(中略)

母も3つのパートを掛け持ち、働き続けてはなくなるお金。文句ひとつ言わず頑張り続け、
一人でずっと苦労してきた母に、なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろうと、
悔やまれます。

父は自営業で今は仕事がなく、母一人で家庭を支えている状況。なぜそこまでして母が苦労
しなければならないのか憤りを感じ、幼い頃わからなかった今までのすべての事実を知って以来、
父とは話も出来ず、許せません。
心のどこかでは許したくても、許せなくて、どうしていいかわからないでいます。

今は母が少しでも楽になれるよう、私達の生活費を削り、借金返済に協力していますが、
仕事しない父が視界に入るだけでイライラ。家族はみんな協力しようと頑張っているのに、
ただお金を貸すだけの父が本当に許せません。

でも、このままの状況を変えたいという気持ちもどこかにあるのです。
少しでも自分からアクションを起こしたいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

テルボーさんの、お母さんと家族に対する思いやりが伝わってきますね。

まず、何か変化を起こしたいと思うのであれば、きちんと話し合いの場を設けることが
大事になってくると思います。

言いたいことは言わないと、このように溜まってきて、非言語的なメッセージとなります。
目を合わせないというのは「私、怒っているのよ」という非言語的なメッセージ。
これをきちんと言語化することが必要です。

この文面だけでは分かりませんが、もしかしたら、お父さんなりの事情や、理解する必要
のある背景もあるのかもしれません。まずそこを、いったいが起こっているのかを
きちんと説明してもらい、その上でテルボーさんの意見を伝えていくことが大切です。

家族会議というと大変なエネルギーを使いします。でも、テルボーさんがこれからずっと
嫌な気持ちで生活し続けるのと、話し合いの結果、物事をクリアにしてから生活していく
のとを比較してみれば、どちらが建設的で価値があるかは明らかですね。

お母さんもずっと文句を言わずにお父様を助けてきたということは、何かそうしたい、
お母さんなりの動機があるのだと思います。その部分の確認も必要かもしれませんね。

お父さんがお姉さんたちをサポートし、お父さんをお母さんがサポートする。
そして、そのお母さんをテルボーさんがサポートする。

そこには共通して、相手への「愛」「慈悲の精神」がありますね。
お父さん、お母さん、それぞれの「愛の形」を、一度客観的に見てみましょう。

ただし、同時に「自己犠牲」の連鎖も生んではいないでしょうか。
そこも注意深く見る必要がありそうです。

続きはビデオをご覧ください。

そして、気持ちの問題とは別に、お金の問題については、
専門家の力を借りるという選択肢も、検討されることをお勧めします。

こちらも、詳しくはビデオでお話ししします。
https://youtu.be/eIEWcMKc_EY

PS
相手の問題・課題に入り込みすぎ、自分ごとにしすぎて、
苦しくなってしまうことはありませんか?

……相手への愛や思いやりの気持ちは変わることなく、
上手に手放すことができるといいですね。
  ↓
http://123direct.jp/tracking/cr/Pl2OCD8S/200715/14547363

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160113_FB_kawabata

Q: 子どもとの関係が辛いです。

ひとりはもう27歳になる男の子。今、プチ引きこもり状態です。

昨年の夏にはクレジットカードの不払いが発覚し、夫婦して対応しました。
大学受験の秋からネットゲームにはまり、今も昼夜逆転の生活です。

祖父母や私の兄弟にも心配をかけているのは重々承知ですが、
子育て中と言える年齢でもなく、
ましてや彼との関係がうまく結べていない私には
どこへ相談してよいのかわからないまま今日に至っています。
4年前から主人は単身赴任中です。

息子とは今までいろいろありましたが、
自立して心配しなくてよい関係になりたいです。

そして、23歳になる娘、就職して2年目。

つい2ヶ月ほど前に、お付き合いしている人のことなどで言い合い?になり
「私は中学の頃からお母さんと合わないと思っていた。」と言われ
(このとき主人も一緒でした。)それから無視され続けています。

私自身も親との関係が良いとは言えませんが、
自分の子供のような態度は記憶にありません。

親子の関係っていったい何でしょうか・・・。

【ほし様・50代】

―――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ

人生ままならないと言いますが、
我が子ほどままならないものも無いのではないかと思います。

子どもが全て親の思い通りになるのなら、これはある意味
病んだ関係性でもありますから、むしろ注意が必要です。

親子関係とは、愛情を育むレッスンであると同時に、
執着を手放すレッスンですね。

我が子への愛情が強ければ強いほど、
苦労して欲しくない、楽に生きて欲しい、という思いも強くなるのは当然です。

やがてそれが度を超えて
コントロールにつながってしまうこともあるわけです。

まず、娘さんに関しては、親との価値観の違いに屈することなく、
心理的な巣立ちをされる過程にいることと思いますが、これは健全なことです。

もしも、娘さんと今後も良好な関係を築きたいと思うのであれば、
自分には自分なりの価値観があるように、彼女には彼女なりの価値観があることを、
1人の人間として敬意をもち、受け入れることが大切になってくるでしょう。

もちろん、相手に意見を求められたら、
ほしさんなりの意見を伝えたら良いと思います。

ただし、あくまでも、さまざまな価値観の中のひとつの見方として
伝えることが健全でしょう。

プチ引きこもりの息子さんに関しては、
大学受験のころからネットゲームにはまりだしたとのことなので、
もしかしたら、受験のストレスからゲームに逃避したことも考えられますね。

息子さんご本人が辛そうであれば、相手に敬意を払いつつ、
いちど専門家の受診を促すことをおすすめしますが、
まずはほしさんご自身が相談できて客観的なアドバイスをもらえる相手を
探し、日常に定期的に悩みを話せる機会をつくることが良いかと思います。

ご主人が単身赴任とのことで、課題に向き合うパートナーが常に側にいないのは
心細いことかと思いますが、とくにこのように心が不安定な時期は、
緊密に連絡をとりあってみては如何でしょうか。

20代はまだまだこれから多くを経験して学び取る時期でもありますから、
失敗しながら学習していくことで、彼らなりに、
やがて心理社会的な適応をしていくと信頼し、ひと呼吸おいて、
お子さんたちと関わり合う、あるいは手放してみてください。

問題ばかりに注意がいくとエネルギーがどんどん低下してしまいますから、
問題に向き合うためにも、ほしさんご自身がリフレッシュして
楽しめる時間を意識的につくるようにしてみてください。

自分で自分のニーズが満たせていないと、
自分の周りの人間から(とくに身近でコントロールが効きやすそうな人間が
自分の思い通りになることなどで)ニーズを満たそうとしてしまいます。

家族に問題があるときは、充電元を家族以外におくことも大切です。

ーーーーーー
PS
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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、私のオフィスからお送りします。
……と言っても、いつもと変わらない所ですが(笑)

私はいろいろな所で仕事をしていますが、
自宅には、私の部屋というものは特にありません。
今この時間は、このダイニングテーブルが、私のオフィスなのです。

家族が帰ってくれば食事をしたり、お客さんがくればお茶を飲んだりする
スペースですが、誰もいない時間帯はここが私のオフィスになるという
ノマド式のライフスタイルです。

そして、ちょっと気分を盛り上げるのに好きなアイテムを置いたりします。
最近、目にして「うふっ♪」と思うのは、このベネチアングラスの香水瓶。

私は瓶やガラス類が大好きで、香水の瓶を集めていた時期がありました。
最近は本当に気に入ったもの以外は買わないようにしているのですが、
先日、仕事でベネチアに行ったとき、これには惚れてしまい、
3日間ぐらい悩んで、やっぱり欲しい!と思い、最終日に買ってきました。

やはり買って正解。目にするたびに心がワクワクし、私のエネルギーを
アップしてくれます。買ってよかったなと思っています。
ただ、これも2個も3個も増えてくると、あまり価値を感じなくなってしまいますし、
逆に煩わしいものになってしまうので、そこはダンシャリアン魂で、戒めながら、
注意していこうと思っています。

さて、今日のご相談は「同居中の実母の顔色をうかがう日々」について、
47歳の女性、こゆきさんという方からいただきました。

———

「私は約10年前に離婚しました。娘二人と実母と同居しています。
私はフルタイムで働き、実母が家事を担当、私は娘の世話を担当しています。

元々実母の持っていた土地に元夫と建てた家でしたが、事情があり、
実家を処分して実母が同居する事になりました。

実母が同居するようになり荷物がかなり増えました。
私としてはいい気持ちがしません。
断捨離を考えますが実家に住んでいるような形になるので簡単ではありません。
家事を任せている為、家事をやってもらうありがたさはあっても自由はありません。

実母は女手一つで私と妹を育ててきた人でしっかり者。
私は長女であり実母には恩もあるので逆らえません。
アラフィフなのに実母の顔色を伺う日々。

私には実母が死ぬまで自由は無いのでしょうか?」

————

離婚をしていろいろ苦労があり、じゃあ、助け合える者同士みんなでやっていこう
ということで、また、経済的な効率を上げるという意味でも、お母様と一緒に
お住まいなのかなと思いますが、このようにスペースが限られている中で、
どうやって自由を得るかということですね。

まず、家全体を自分の思い通りにする必要はありません。
同じ居住空間の中でも「この部屋は」とか、あるいは
部屋はなくても「この空間は」という場所をつくるとよいでしょう。

こゆきさんの場合なら、例えば、お母さんが寝た後、子どもも寝静まった後、
ゆっくり一息入れる場を、自分の聖域に、お城にするわけです。

ここは、今この時間は、自分の自由になる場所と時間だ、というのを決めて、
意識して過ごすようにしてみてください。
そして、どんな変化があるか、見てみることをお勧めします。

もし、どう考えても家にはモノが多過ぎるし、くつろげず、全ての空間が無理だ
ということであれば、お母様とお話をしてみるとよいですね。

そのとき、大事なのは話し方、アプローチの仕方です。
あくまで「自分のニーズ」「私のニーズ」という伝え方が重要です。

そして、それも難しい場合……お勧めの方法はまだありますよ。

お母様への「恩返し」の考え方・仕方についても、私なりのアドバイスを
させていただきますので、どうぞご参考になさってくださいね。

続きは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/dWGksppyi6I

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Happy Mother stroking sleeping daughter

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
Q:心の病で社会復帰できない娘への対応法

現在29歳の娘のことで悩んでおります。

自分の好きな職場にバイトですが勤務しており、
人間関係で「適応障害」と診断され、一ヶ月休んでおります。
先輩方も励まし、相談にのって下さってるようですが、
未だ復帰はいつになるかわかりません。

大学中から心の病は始まっております。
大失恋で歩行困難、過呼吸、自傷行為が始まり、
体調が良くなると今度は買い物の大量買い(特に洋服等)。
ネットでの購入も多く、あっと言う間に部屋を埋め尽くし、
今ではごみ屋敷状態!

一緒に片付けようと言っても行動に移すこともせず、
強い口調で言うと体調が悪くなってしまう状態です。

もうどうしたら良いのかわかりません。
私はどうしたらいいんでしょう?

【女性・50代・会社員】
――――――――――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ

愛する娘さんが心の病になるというのは
親としてとても胸の痛いことですね。

とてもお辛いとは思いますが、治療もされていて、
周囲に相談に乗ってくれたり励ましてくれたりするサポーターが
いるのであれば、少しひと呼吸置いて、
「これも娘の心やたましいの発達にとって大切なプロセス」
と受け止めてみてください。

家族としては早い社会復帰を望んでしまいがちですが、
ここはぐっとこらえて見守ってあげてください。

心の病気は目に見えにくく、
娘さんがストレスを感じていて病気の原因となっている環境(職場)を
ひとたび離れると、さほど調子が悪そうには見えないこともあり、
ついつい「もう復帰しては?」と促したくなりますが、
そうではなく「あせらず、十分休んで、充電しなさい」
という温かい姿勢で見守ってあげてください。

大失恋の末、自傷行為もあるということで、
自分に自信が無くなってしまっていますから、
言語的であれ非言語的であれ
「あなたはあなたのままでいいよ」というメッセージが
周囲から発信されることがとても大切な時期かと思います。

「早く治って」という気持ちは、確かに家族としてはそうなのですが、
捉え方によってはプレッシャーとなり
「やっぱり素の私では受け入れられないんだ」とか、
「頑張っている自分でないとダメなんだ」というメッセージとして
伝わってしまうことがあります。

頑張れないときは頑張らなくていい。
やる気がでないときはやる気を出さなくていい。
今まで頑張って来た分、人生のバケーションと思って
気長に構えてみてください。

理想を掲げることは職場や他人でもできます。
親にしかできない関わり合いはいったい何だろうと問い直してみて、
その答えに即した姿勢で関わり合ってあげてください。

何があってもこの人だけは私の味方で無条件で自分自身を受け入れてくれる
という存在が周りにあることはとても大切です。
誰も私を愛してくれないという妄想から脱却し、
「私は愛に値する人間である」と、本人が自分自身にそう思えるように
促してあげてください。

母親の心労は仕方のないことですが、
必要なプロセスと信頼しておおらかな気持ちで見守ってあげてください。

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

先週、先々週と動画配信ができず、
テキスト版メルマガを配信させていただきました。

実は、4歳の息子が急性肺炎にかかり、緊急入院となり、
この2週間はスケジュールがひっくり返るような状態でした。

周りの人々にご迷惑をおかけしてしまいましたし、
メルマガの配信もままなりませんでしたが、
一方で、病気の恩恵もありました。

本当に久しぶりに、子どもと24時間どっぷり、一緒にいる
ことができました。これはおそらく子どもにとっても、
深いニーズが満たされるイベントになったことと思います。

私自身は、病院と家を行ったり来たり、また病院に泊まり込んだり、
物理的にはわさわさしていましたが、
ずっと子どもの傍らにいる時間というのは、その瞬間、瞬間は
非常に穏やかさがあり、豊かなときでもありました。

これまで比較的好き嫌いが多かった息子ですが、退院後は
「もう病気にならないように」と言って何でも食べるようになりましたし、
夜更かしせずすぐにベッドに入るようにもなりました。

子どもらしい健康的な日々を取り戻したということも、
とても大きな恩恵です。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
季節が変わってきて、風邪も引きやすくなってきていると思いますので、
どうか皆さん、くれぐれもご自愛ください。

さて、今日も、皆さんからお寄せいただいたたくさんのご相談の一つを
ご紹介させていただき、
僭越ながら私からアドバイスをさせていただきたいと思います。

今日は、娘さんを干渉し過ぎてしまうという、40代の女性。
ヘルプ様からお便りをいただきました。

ーーーーーーー

「はじめまして。私は最低な人間(母親)です。

今まで娘(20代)の恋愛に反対した事はなかったのですが、
今回の恋愛に猛反対する事(年齢差、学歴等)で、
自分が過干渉であると思い知らされました。

娘が反抗すると、感情が抑えられず、酷い言葉で攻撃し、追い詰めてしまいます。
娘の行動を探るためにプライバシーにも踏み込んでしまいます。

そのため、嘘はつかないと信じていた娘が平気な顔して嘘をついている事も
知りました。私がそうさせている事も分かっています。

娘には娘の人生があると何度も言い聞かせてみるのですが、
どうしても受け入れられません。
こんなに娘を苦しめて、悲しませている自分に嫌気がさします。

今までは、とても仲が良く友達親子のように何でも話せる関係だったのですが、
それが原因でこうなってしまったのかもしれません。
最近は「意地になってる?」と思う事もあります。

こんな最低な人間(母親)にお説教して頂けたらと思い、
メールを送らせていただきます。」

ーーーーー

本当に仲のいい母と娘なのだなということが伝わってきますね。
娘さんのことを、自分のことのように、大親友のことのように思っている
からこそ、出てくる悩みなのでしょう。

今回のことで、ご自身に起こっている問題や課題についても浮き彫りになって、
問題意識はおありのようですので、頭にきたときではなく冷静なときに、
一度、時間をつくって娘さんと話すのがよさそうです。

まず、言葉の暴力やプライバシーに立ち入りすぎていることに関しては、
ちゃんと詫びることが大切です。

その上で、ご自身のニーズを「私はこう思う」という言い方で伝えましょう。
あくまで「健全な伝え方をする」ことがポイントです。

お母様から見た、娘さんの「嘘」については、おそらく娘さんご自身の意図、
目的があるはず。決して、お母さんを欺こうとか、ないがしろにしようと思って
しているのではないはずです。ここを見極められるといいですね。

そして、ヘルプさんご自身もお気づきのように、
娘さんには娘さんの人生があるというのはまったくその通りです。
が、その前に、忘れてはならない大切なことがあります。

続きは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/5O024uNGrwg

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