親子関係

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、tomoさん(40代・専業主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
主人(47歳)の事で相談させて下さい。
10年くらい前に、主人は学童野球の監督をしていました。その時に
保護者会長をしていた女性の方(55歳)の家に度々出入りしています。

その方の家は、我が家からは1キロ位しか離れていません。
私は車の免許を2年半前に取得して、買い物の時に彼女の家の近くを通る
ようになりました。すると、仕事中のはずの主人の車が止まっていました。
今まで3回ほど見ました。

その度に付き合いはやめると言うのですが、今も出入りしています。
相手の御主人は単身赴任、息子さん二人も成人していて家を出ています。

何度も何度も裏切られて心が折れそうです。事あるごとに主人を疑いの目
で見るようになってしまいました。

私は長年パニック障害を患っていて、主人にとって重荷になり、健康で、
私とは真逆のタイプの彼女の方に気が向いてしまったのでしょうか? 
まだ中学生の娘がいます。この先どのように主人と暮らして行ったら良い
のでしょうか? ご指導宜しくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

夫の裏切り行為、これは本当に打ちのめされるような思いだと思います。
それが何年も続いている状態ということですから、tomoさんも心理的
にものすごく消耗しているでしょうし、この文章を読む限り、なかば
諦めの気分もあるのかなぁということを感じ取りました。
 
まず、何ができるかということに関してお伝えしたいのですが、tomo
さんの状況について私が把握していることがとても限られているので、
本当にこれが適切かどうかはわからないということを前提に。

もしtomoさんが私のカウンセリングルームに来たら、まず最初に私は、
パニック障害のことお尋ねすると思います。いつぐらいにそれが発症した
のか、どんな背景かということから確認していきたいなと思うのです。

ご相談内容を読む限りは、トーンとしては、ご主人を取り戻してうまく
やっていきたいという思いがあるように感じたのですが、そのご主人との
関係性の修復において、パニック障害の発症時期は一つの大きなキーに
なってきます。

病気というのは、もちろん環境によって、空気が悪いとか、水が悪い、何か
毒を飲んでしまったりすれば出てくるものではありますが、何か自分の中で
抑圧されているものがずっとあると、何らかの症状で出てくる場合もあります。
ストレスが原因となって症状となって出てくることはとても多いのですね。

特にパニック障害は、ストレスとの関係がありますから、もしtomoさんが、
ご主人と付き合い始めるくらいからこのパニック障害が始まっているので
あれば、一つの見方としては、「私、このままじゃ自分じゃなくなっちゃう」
と思っているような無意識が働いていたり、また、その無意識が、自分で
意識化して言葉にできたり、言葉にできたり態度で示せたりしないと、
病気という形で表現してしまうことがあるのです。

tomoさんの症状は人間関係の反応とも言えるわけです。それが一体誰に
対してなのか、もしかしたら親に対してかもしれない、あるいは過去の
大切な人間関係かもしれない、そしてもしかしたら今言ったように、ご主人
との関係かもしれない。そのあたりを見ていくことが必要になります。

夫が、今の女性と会わなくなって、ずっと私の所に来てくれれば、本当に
それでtomoさんは幸せになるのだろうか。ここも問い直してみる必要がある
部分かなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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190527

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、寿さん(60代・翻訳業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつもビデオメルマガありがとうございます。

長女、長男、次女(34歳)がいます。
三人とも親から独立した社会人で、長女、長男は既婚、次女は未婚です。

昨年夏に、長男の結婚式があり、その前後に私が不用意な発言をして、
それが原因で次女と疎遠になってしまいました。
電話をしても出ないし、LINEで連絡しても返事をくれません。

事の始まりは、こうです。
長男が初めて婚約者Yさんをうちの家族に紹介したとき、Yさんが次女に
ついて「きれいだから、写真で並ばれたくないくらい」と言ったのです。
確かに次女は、周りから美人と言われる容姿なので、私も軽い気持ちで
「結婚式のときは、花嫁さんが一番きれいに見えるように、なるべく
隣に並ばないでね」と言ってしまったのです。

昨年末、次女の住まいを訪ねて、やっと会えて話をしたのですが、
この一件があった後、彼女は私だけでなくYさんまで嫌いになってしま
ったと聞かされました。

また、長男の結婚式で次女は振袖を着たのですが、長女が「30代になって
まで振袖を着るのはどうか?」と言ったのを、私が伝えてしまったのです。
次女は「せっかく頑張って振袖にしたのに、そんなことを言う姉もいやだ
し、不愉快なことをわざわざ伝えるなんて」と思ったそうです。

式は京都だったので、翌日、次女も一緒に京都観光をしました。その時、
縁結びのご祈祷をしてくれる神社があったので、婚活をしている次女に
勧めてみたのですが、その後、次女は涙がとまらなくなって、一人で先に
帰ってしまいました。婚活がうまくいかず、断られると人格否定された
ような気になるそうで、悪く刺激してしまったようです。

昨年末に会ったとき、これら一連の軽率な発言を謝ったのですが、
その後も相変わらず疎遠なままです。長い目でみるのがいいのかもしれま
せんが、私はがん患者なので、それほど長い時間があるとは思えません。
どうしたらいいでしょうか。
~~~~~~~~~~~

親心溢れる寿さんのご相談内容です。

ご長男のお嫁さんの発言や、ご自身の軽率な発言を反省していらっしゃる
ようですが、これは悪意で言った言葉ではないですよね。
次女さんの受け止め方でそうなってしまったわけです。

写真では並ばれたくないぐらい綺麗だと。本当は、綺麗だと褒めたわけ
ですよね。

それを、ちょっとユーモアのある言い方で伝えたのだと思いますが、
それに対してお母さんも「隣に並んじゃいけないわよ」というのは、
これも、裏を返せば、あなたはそれぐらい綺麗よということを肯定して
いる褒め言葉でもあったわけですよね。

ちょっとからかうような部分が入っていますが、ユーモアで、これは
お嫁さんを立てるというような意味もあったと思いますし。

ですが、これをそのように受け止められなくて、自分のことを排除しよう
としているというような受け止め方をしてしまった次女さん。

容姿というのは急に変わるものではないですから、おそらく彼女は、
子どものときからずっと可愛くて、可愛い、綺麗と周りから言われて
きたと思うのです。

そうすると、妬みや嫉みの対象にもなりますね。そのことでいじわる
されることもあったかもしれないし、綺麗だから可愛いからとちやほや
されると、周りの他の女性から冷たくされたり、ということもあったかも
しれません。

例えば、20代のときの合コンなどだったら、次女さんは誘われなかった
かもしれません。この人がいると合コンクイーンになってしまうから、
私が引き立たないから彼女は誘わないというような、ターゲットに、
もしかしたら、なってしまっていたかもしれませんよね。

次女さんは、美しい容姿がゆえにすごく辛い思いをしていて、なんとなく
それで人を信用できなくなってしまっている部分もあるのかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:はじめまして。
いつもブログを拝見させていただいております。
今日は娘・主人の事で相談があります。

思春期真っ只中の高校1年生の娘の母です。
学校で禁止されているアルバイトをしたい、
その理由が遠方に住む異性のネッ友に会いに
(しかも泊まりで)行きたいからと言い出しました。

私は学校で禁止されているので認めない、
主人は何でもやってみろ、と意見が分かれました。

学校で禁止されているはずのカラオケは
今まで認めていたのに、なぜバイトはダメなのか、
と口論になりました。

また先日はネットで知り合った彼氏を家に泊め、
自分の部屋で一緒に寝ると言い出したので、
泊めることは許可するが、一緒に寝るのはダメと言った所
「ママには関係ない」と聞く耳をもたず、
主人も娘がしたいと言っている事はやらせる
→良いも悪いも自分で経験して学べという考えで、
2対1で私の意見が却下されました。

確かに、転ばぬ先の杖ばかり出していたらダメだと思います。

またSNS不可欠の今の時代で、
ネットで知り合いになり、友達が出来る事もありかと思います。

ただ、どんどんエスカレートしてきて、
果たしてそれを容認しても良いのだろうか、
そのうえ主人と意見が合わずに悩んでいます。

自分で考えて行動して、その結果も自分で受け入れなさいという
主人の考えも一理あると思いますが、
アルバイトが学校にバレたら処分があるでしょうし、
夜行バスで遠方まで行って異性のネッ友と泊まる・・・。

それも主人の意見に従い、見守るべきなのでしょうか。

【eri・40代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

eriさんの親心が伝わるご相談です。

16歳の娘さんとなると、法的には結婚が許される年齢ですね。

戦前は女性が結婚できる年齢はさらに低く、
15歳でしたから、16歳の娘さんが
異性に恋するのも自然なことと思います。

娘さんの彼氏を、単に彼氏と言わず、
「ネットで出会った」と書くあたりに、eriさんの心配が伺えます。

eriさんは、例えば、娘さんが
学校で知り合った彼氏なら心配無いのでしょうか?

そうだとしたら、それは何故でしょうか?

おそらく、きちんと相手の振る舞いを
その目で見て確認し、付き合うか否かを決めないと、
娘さんが後々痛い目に合うと思っているのではないでしょうか。

このように、まず、自分の恐れはどこにあるのか
を明確にして相手に伝えることが大切かと思います。

ただ、ルールだからダメ、とか、
ネットで出会った相手だからダメ、では通用しません。

娘さんはもう小さな子どもではありませんし、
そもそも恋愛は学校や家庭のルールに従ってするものではないからです。

どのようにそれを実現化するかは別にしても、
娘さんと彼が遠距離恋愛で、
会ってみないことには相手がどんな人物かはわからない以上、
会う機会は認めざるを得ないのでしょうね。

そのために自分でリスクを背負ってバイトをするというのも、
自分の家に泊めたいと親に頼むのは、
ある視点からはとても素直で正直で健気な娘さんと感心します。

年頃の娘が恋に落ちたなら、それは祝うべき健全なこと。

出会い方よりも、相手の中身を気にした方が良いかもしれません。

中身を見て、危険!と思うなら、親として警告したらよいでしょう。

でも、相手がどういう人かを問わずに、頭ごなしにダメでは
娘さんも聞く耳を持たなくなってしまうでしょう。

母親として、愛ある関心を持って、
我が娘はどのような男性と恋に落ちたのだろう、
彼のどこに魅力を感じたのだろう、私とどう違うのだろう、と
娘さんの話に深く耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

案外、eriさんも会ってみたいと思えるかもしれませんよ。

そして、その話の中に、心配事が潜んでいるなら、
そのことをきちんと伝え、それらをどのように
クリアできるかも一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

また、娘さんがとんでもない娘だからではなく、
eriさんにとって、かけがえのない大切な存在だから、
傷ついて欲しくないのだということを伝えてください。

このような聴き方や伝え方なら、
娘さんも母は自分を解ろうとしてくれていて、
自分の幸せを願っているのだということが伝わるでしょう。

本質的な問題は、
会わせるべきか否かではないのかもしれませんね。

そして、これは親としては辛いかもしれませんが、
恋愛とは痛みを伴うものです。

とくに初恋ならなおさら成就するとは限りません。

遠距離だからこそ相手が理想化されて
現実とギャップがあることもあるかもしれません。

それでも、これも学びのプロセス。

その痛みを乗り越えるからこそ、
娘さんが人間的に奥行きや幅のある人に育ってゆくということも忘れずに。

愛あるコミュニケーションはしつつも、
失敗から学ぶ権利も奪わないであげてください。
   

ーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、悩めるママさん(30代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
上の子にイライラします。もうすぐ5歳の女児ともうすぐ2歳の男児を
育てています。上の子は昔から活発で、それは良いことだと思うのですが、
何だかイライラする事が多いです。

人見知りがないというか、小さい時は全く知らない人(特に子供)の所に行っ
ては、勝手に話しかけたり、遊び出したり、ひどい時は知らない遊んでいる
グループに入り込んで、その人達が帰る時まで、帰らない!遊ぶ!と泣き
叫んで、結局、謝りながら最後まで遊ばせてもらったりしました。

今思えば、その時、私はうつ病が治りきってなかったように思います。
とにかく不安が先に立って、心から上の子を愛おしく思った事がありません。

現在は自分なりに本を読んだりして、何となく精神的に落ちついたりして
いる時が増えたかな、と思うのですが、下の子はなんとなく無条件に可愛い、
と思えるのですが、上の子は可愛く思える時もある反面、余裕がなかったり
すると本気で怒ってしまう時もあります。

ちゃんとして!と思うところもあるのだと思います。あるがままを受け止め
てあげたい、と思い努力してきたつもりですが、ここまでしてるのに、
まだ求めるの? もっと素直で可愛い態度でいてよ!と思ってしまうのか、
憎んでいるのかという位に怒ってしまう時があります。

反省して、すぐ謝るようにはしてるのですが、また甘えや態度が酷くなると、
やっぱり小さい頃ちゃんと愛せなかったからだ!と責められているような気
になり、それがいちばん動揺して、イライラが増してしまって、冷たい態度
になったり感情的に怒ってしまったりします。

私から見ると、下の子を可愛がる様子も少なく感じ(周りの他の子は、もっと
可愛がっているように見える)偉そうな言動も多いように感じ、それも真っ当
な愛情をかけられなかったからなのではないか、と考えてしまったりします。

いろいろと少しはマシになっているような気もしますが、これからどのよう
な心持ちで接すれば良いのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

何人かお子さんがいらっしゃるお母さんはおそらく、一番上の子に対して
似たような経験があるのではないでしょうか。

私たちは、二番目とか、一番下の子にはすごく寛容になれるのに、なぜ、
第一子に対してはきつく当たってしまったり、真に可愛がれなかったり、
愛せなかったりするのでしょうか。不思議ですよね。

これは、子どもに自分自身を投影してしまうという問題があります。
悩めるママさんが自分自身のことをあるがままに受け止めていられるか
どうかということが、関係してきます。

特に女の子だと、自分の分身のように思ってしまい、自分を投影しやすい
です。二番目の子は男の子とのこと、もう自分とは違うと切り離せたり、
あるいは一人目ほど一生懸命なんとかしなきゃという必死さもなくなって
きますし、ゆとりを持って見られるということもあるのですよね。

一人目は全てのことが初めてだし、うまくいっているのかいないのか、
わからなくて、ストレス下に陥ってしまう。かつ、自分を投影して育てよう
としてしまうので、自分に対する態度が出てしまいがちなのです。

自分に厳しいと、どうしても子どもにも厳しくなってしまうかもしれない。
自分自身に優しくなれていないと、子どもにも優しくなれないかもしれない。
自分自身を心から「あなたはあなたのままでいいよ。それでも大好きよ」
と愛せているかどうか、が重要になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:断捨離塾に入ったばかりの51歳、医療職をしています。
最初から、夫の家族と同居です。

自分のタイプというと、真面目だけどダラシなく、
子供のときから片付けが苦手でした。

子供は3人。
長男はダウン症で、続いて長女は胆道閉鎖症という病気で、
色々大変なことが続きました。

そんな中、二女も生まれ、3人年子状態でした。

小さい子供がいるにも関わらず、
片付けがなかなか出来ず、どの部屋もゴチャゴチャ。

姑とも上手くいかず、住宅ローンも抱えてたので、
2年ほどは主婦してましたが、
あとは、ずっとフルで働き、夜勤もしてました。

当然家はとっ散らかったまま。子供もそれぞれ問題を抱えてましたが、
特に長女は心身共に難しく、中学不登校、
通信高校はなんとか卒業し、
勉強出来ないのにAO入試で私立大に入り、3年で中退しました。

何度か体調を崩して入院する事もあり、
学校との両立が出来ず、夢も希望も失いました。

理由に、私がダラシないこと、ゴミ屋敷のせいで、
子供の頃からのストレスでこうなったんだと言います。

家にいるのがいやで、16歳で家を出ました。

そのためずっと資金援助をしてます。
結局借金も雪だるま状態になり、
現在娘との関係と家計の修復を切に願って、断捨離塾にも入りました。

でも、まだまだ不安な気持ちでいっぱいです。

【マドレーヌ・50代・看護師】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

障害や病気のあるお子さん3人を育てながら、
フルタイムでお仕事もされていたのですね。

本当に朝から晩までフル回転で、
マドレーヌさんご自身の時間をとる暇なく、
走り続けてこられたことと思います。

まずは、そんなご自身を称えてあげてください。
「よくがんばってきたね、私」と。

まず、マドレーヌさんが、ご自身の過去を反省することは
大いに結構ですが、反省を通り越して、
後悔や罪悪感を抱き続けることは非建設的です。

とりわけ罪悪感が続く限り、娘さんの自立は阻まれるでしょう。

「私のせいでこうなったのだから」
「私が娘の人生の責任をとらなければ」と。

マドレーヌさんがずっと資金援助を続け、
娘さんはそのような罪償いに依存し続け、
自分の人生を誰かのせいにし続ける。

自分の人生を自分で切り開く機会を奪われてしまいます。

育児の最終目標は子どもの自立であり依存ではありません。

借金をしてまでも援助をすることで、
「私はこんなにやっているんだ」
「身を粉にして娘に捧げる良い母だ」と、
マドレーヌさんの無意識は、罪を償おうとするかもしれません。

でもこれは、育児の本来の目標から離れてしまっているのです。

まず、人間は誰しも失敗を免れない存在であることを受け入れてください。

私も、娘も、夫も、姑も、他の人も、みんなです。

失敗しないなら、それはもはや人間とはいいません。

みんな、不器用に、いびつに、自分なりのベストを尽くして、
失敗を繰り返しながら一生懸命人生を切り開こうとしています。

たとえ、それが誰かの理想通りのタイミングやかたちでなくても、です。

片づけが得意な人もいれば、不得意な人もいます。

私たちの多くは、ものに乏しかった時代の価値観を受け継いで育っています。

使えるものや使えそうなものはすべて取っておくのが当たり前で、
そのようなものを捨てるのは罪なことと。

ものが溢れて困る時代には適さない教えが、
無意識のうちに刷り込まれてしまっています。

マドレーヌさんも同じではないでしょうか。

そのような意味で、私たちは、時代の犠牲者でもあるわけです。

ただ、先人たちも、その世代なりのベストを尽くしていたのは間違いありませんし、
それが子孫にとってもベストの教えだと信じてしまったのは仕方の無いことです。

それ以外の教えを得ていないのですから。

そのような背景を理解し、自分たちの失敗を許してあげてください。

いま、断捨離をしようと思ったのなら、
それがマドレーヌさんにとってベストのタイミングです。

始めるのに遅すぎるものなどありません。
ここからのマドレーヌさんの変化を、娘さんも注視しているはずです。

過去のものときちんと向き合い、
ありがとう、そしてごめんねと、対話するうちに、
自分自身に対しても同じ思いが湧いてくることでしょう。

モノに依存しなくてよい自分、
子どもに依存されなくても価値ある自分
何も無いところからでも出発できる自分を体験することでしょう。

そのようなマドレーヌさんの背中を見て娘さんも感じるところがあるはずです。

でも、誰かを納得させたり、思い通りにするためではなく、
まずは、自分自身を慈しむために断捨離を実践されてください。

きっと良い変化が起きるでしょう。

応援しています!
   

ーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、青空さん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも先生のお話を生きる糧としています。

私は、母親との確執を抱えています。 今でも母親への憎しみを持って
生きています。子供の頃、とにかく否定されて育ったため、自己肯定感
が低くそれゆえの悩みも多いです。

先生のお話を聞き、自分なりに受け止め、あの頃の母にはあれが
精いっぱいだったんだ。母も苦しかったんだ。母に否定されて育った
からと言って私が無価値なわけではない。と思うようにし、
日々小さな自己肯定を続ける日々です。

少しずつではありますが、母から受けたものイコール自分の評価、
という考えから脱することができているとは思うのですが、
どうしても母を憎いと思う気持ちが私を苦しめます。

自分自身に「あんな育て方をされたのだから憎むのも仕方がないよ」
と言葉をかけてみるのですが、心のもっと奥底にある何かが母を憎んで
いることに苦痛を感じています。どうしても憎しみを切り離せず辛いです。
心の底から「憎んだままでもいいじゃないか」と思いたいです。

私が心がけることがあれば教えていただけたら幸いです。
~~~~~~~~~~~

お母さんの過去の言動に対してとても苦しみを持たれたと思いますし、
憎しみが捨てられなくて、憎んだままでもいたい。でも、そんな自分も
辛いんだという、両価的な、アンビバレントな感じが伝わってきますね。

お母さんへの本当の愛も根底にあるから、こんなふうに苦しんでいらっ
しゃるのだろうなということも感じます。

でも、愛してるなんて、ストレートには絶対言いたくない。
だって、あんなことされたし、あんなこと言われたし、私はこんなふうに
なっちゃったんだから、親に対する愛を素直になんて表現したくないという
ようなお気持ちもあるのではないでしょうか。

青空さんが、憎んだままでもいいじゃないかと思いたいという、この気持ち
はとても大事にしたらよいと思います。ただ、憎む対象が何なのか、
もうちょっと具体的にしてみるといいかもしれませんね。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:断捨離、初心者です。
現在、母と2人暮らしです。

正社員ですが、要介護5で、パーキンソン病の母を介護しつつ、
仕事もハードな為、昨年退職を決意し、上司にも伝えましたが、
後任が決まらないまま時が経ち変わらず仕事をこなす日々です。

40代後半なので、再就職の難しさもあると思うと、決断が揺るぎます。

私自身も変形性股関節症があり、あまり無理できない中、
なんとか明るくプラスに考えていますが、時々辛くなります。

仕事か、介護か、、、何か御助言頂けましたら、幸いです。

【オリオン・40代・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

オリオンさんのお母様への思いやりが伝わってくると同時に、
働き盛り世代の介護問題を浮き彫りにしてくれるご相談内容です。

40代から50代にかけては
親の介護と仕事の両立の問題が起きやすい世代で、
オリオンさんのようなお悩みを抱えている同世代は多くいらっしゃいます。

日本は介護離職の問題が深刻で、
介護離職する人は年間10万人を上回り、
うち半数は離職を望んでいなかったにもかかわらず、
仕方なく離職するケースであることが
厚労省の平成24年の統計で報告されています。

オリオンさんは退職届を出したにも関わらず、
後任が決まらずに未だに続けているとのこと。

仕事内容もハードとのことで、
オリオンさんの果たすべき役割や責任の重さが伺えます。

同時に、介護離職してしまった後、再就職の心配もおありなのですね。

介護も要介護5では、
入浴や排泄など身の回り全てのお世話が必要でとても大変だと思いますし、
仕事もハードとなれば、そしてゆっくり考えるゆとりも無くなれば、
一層の事どちらかを取るしかないという、ゼロか10かの心理状態に陥りがちです。

親を見捨てるわけにはいかないので、
ならば仕事を辞めるまでと考えられたのかなと思いました。

または、仕事のハードさゆえ、そして、
その働き方の変革に期待が持てないがゆえ、オリオンさんの無意識は、
介護を絶好の理由として、仕事から離れる選択をしたかもしれませんね。

もちろん、経済的にゆとりがあり、親の予後も見据えて、
最後は一瞬一瞬を丁寧に過ごしたいという思いから
介護を積極的に選択されたかもしれませんし、
そうであればそれは価値ある選択だと思います。

そうではなく、前者のように追い詰められた状態で、
疲労も相まって仕事を辞める決断をしたなら、
これは逆に、現時点で後任が見つからず
未だ職場で望まれていることを好機ととらえ、
仕事と介護の両立を再検討することをお勧めします。

まず、オリオンさんは
介護休暇や介護休業という制度の利用は検討されたでしょうか?

これは育児休暇と同様の制度で、社員に与えられた権利です。

前述の統計では、正社員が500名以上の会社では、
利用する人が利用しない人の約倍で上回るのに対して、
500名以下の会社では、制度を利用しない人の数のほうが利用する人の4倍となります。

その存在すら知らない人も多いようで、
休暇や休業の申請をしないまま離職されるケースも多いのです。

企業にとっても働き盛りで即戦力の正社員を失うのは大きな損失です。

事業主は社員が介護休暇申請した場合、それを拒否できず、
介護休暇を取得しても解雇する理由にはできませんし、
降格や減給、賞与の削減といった労働者側が不利益を被ることもあってはならない
ということが、
「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」
という国の法律で定められています。

オリオンさんも、後任者の問題は依然残るものの、
再就職が心配であれば、まずは第一ステップとして、このような制度を利用し、
その間に落ち着いて今後の人生プランを立ててみてはいかがでしょうか。

仕事はできる限り継続したいけれど、介護負担が重い場合は、
要介護5では老人介護施設に入所できますから、
ケアマネジャーと相談してベストの選択をされますように。

最初は子である私が親を看るのは当然と思って介護を始めても、
その負担の重さからプレッシャーが増し、相手を思いやれなくなったり、
そんな自分に罪悪感を持ったりして煮詰まることも起きがちです。

これは介護者にも被介護者にも好ましくない状態です。

そうならないよう、提供されている福祉サービスを最大限に利用することも
大切な選択肢になるかと思います。

身体的なお世話はプロに機嫌よく上手にやってもらい、
自分は家族にしかできない心理的な支えの部分を担い、
その役割を十全に発揮させるということも有効なオプションなのです。

家族であっても(あるいは家族だからこそ)適度な距離があって、
はじめて健全に敬意や愛情を表現できることもあるのです。

ぜひ、これらを選択肢に含めて再考してみてください。

逡巡するかもしれませんが、最後はオリオンさんの直感で決めて、
私(とお母さん)だけの、唯一無二のケース、
そこからスタートしてみれば良いとリラックスして歩まれてみてください。

このように人生をかけて真剣に悩んでいること自体が
素晴らしい親孝行であることは間違いないと思います。
   

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Q:言葉によるDVが主な原因で決めた夫との別居後、
3年が経とうとしています。

その後、私も息子(9歳)も新しい土地になじみ、
周りの人にも恵まれながら、日々安心感の中で暮らしています。

夫は、月に1、2度、息子に会いに来ますが、
普段はお互いに距離をとって生活をしています。

息子は、そんな私たち家族の現状をどこか受け容れている様子があり、
今はここでの暮らしを楽しみつつ、
彼なりの歩みで心と体が育ってくれている様子です。

そう思うと、様々なバランスを取りながら、
家族の形を模索している途上なのかなとも思います。

ただ、夫と私の関係性がずっとこのままであることに、
違和感を強く感じる今日この頃です。

このまま、というのは、息子に対して、夫は彼なりの愛情表現
(一緒に遊びにでかけたり、離れていても、
 いつも彼のことを気にしてくれている)をしています。

一方で、私に対しては、事務的なやりとりのみ。

無関心というか、まるでそこに誰もいないかのように
扱われているように感じます。

虚しさはあるものの、私自身、
彼から愛されたいということはもう思っておらず、
ただ、今後の家族のあり方について話し合い、お互いの意向を
確認しながら次の段階へと歩みを進めたいと思っています。

これまで何度も話し合いをしたいと申し入れをしており、
私の願いはただそこにあります。

その都度、彼からの回答は、
「話し合う意味が見つからない」
「以前発症した鬱が再発するきっかけになる」
「精神世界が崩壊する」と言われ、
話し合う機会を全く作ってくれようとしません。

実際は夫婦関係が破綻していたとしても、
現状のまま別れずにいれば、彼は形式上、
息子の父親でい続けることができ、
そこに心の支えを感じているのかなと感じます。

でも、私は私の幸せを追求する権利があると思い、
違和感を感じる自分を無視できません。

私は今後、夫にどう接し、歩みを進めていったらいいのか
アドバイスをいただけないでしょうか。

【リサ・40代・フリーランス】

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A:FROM 川畑のぶこ

DVがある夫と別れ、息子さんとの生活も落ち着きつつあるとのこと。

リサさんもここまで大変な道のりだったのではと察します。

息子さんが状況を受け入れているのも、
痛みや辛さを乗り越え、決して簡単ではなかったであろう決断を、
自分たちの幸せのために勇気をもって下した母の智慧と愛を
感じているからではないでしょうか。

息子さんと父親との関係が良好なのはとても好ましいことだと思います。

これも、適度な距離を保つことができているからこそ、
お互いの良い部分で関わり合えているのかもしれませんね。

息子さんにとっても、いがみ合う親よりも、
たまにしか会えないけれど、ベストを尽くして愛をかけてくれる
お父さんのほうが良いでしょうから。

息子さんには、お母さんとお父さんはうまくいかなかったけれど、
それはあくまでも二人の問題であって、
彼のせいではないということがわかることが大事です。

彼は父親からも、母親からも大切にされている、愛されている
ということが感じられることが大事です。

そのために両親が同じ屋根の下に住む必要は必ずしもありません。

リサさんは、夫との現状に関して、違和感を感じているとのこと。

今後のことに関して、リサさんは何を求めていますか?

話し合いは、夫に(現時点で)その気持ちがなければ、
無理に話をさせることもできないでしょう。

まず、リサさん自身、夫に対する自分自身のニーズを
明確にしてみることが大事です。

そして、夫が話し合いに応じるか否かにかかわらず、
自分が思っていることを手紙やメールなどで伝えることは可能でしょうから、
それを伝えたうえで、相手の反応を待ってみるというのも
ひとつではないでしょうか。

内容によっては、夫も話し合いの必要性を感じるかもしれません。

もし、リサさんがそのニーズを感じているのに、
夫が話し合いに応じないという場合は、
調停というオプションもあります。

調停は,夫婦間での話し合いが進まない、またはできないときに、
家庭裁判所が間に入って話し合う手続きです。

夫婦関係調整調停と呼ばれますが、
離婚しようという場合だけでなく、
円満を目指す場合に行われることもあります。

調停手続では,当事者双方から事情を聞き、
夫婦関係が円満でなくなった原因がどこにあるか、
各当事者がどのように努力して正せば
夫婦関係が改善していくかなどの解決案を提示したり,
解決に必要な助言をするかたちで進められます。

離婚した方がよいかどうか迷っている場合にも,
利用することができます。

もちろん、夫が調停に応じない場合もあるでしょうが、
本気度は伝わるでしょう。

まず話し合いの目的を明確にして、伝え、必要であれば、
調停というオプションも考慮されてはいかがでしょうか。

夫も、リサさんとは話をしたくないけれども、
第三者が入れば冷静に対応できるかもしれません。

いちど法律家に相談することをお勧めします。

なお、彼は以前うつ病だったとのことで、
もちろん彼自身が自分の健康を守る権利もありますから、

そのような話し合いが彼の病状を悪化させる場合は、
たとえすべてがリサさんの思い通りのペースやかたちで進まなくても、
ここは忍耐をもって、相手の体調も配慮しつつ、
丁寧に対応していく必要があります。

もちろん、リサさんには幸せを追求する権利があります。

ただし、ご主人にも同様に彼の幸せを追求する権利はあります。

違和感を解消する努力は大いにするべきですが、
これは決して違和感を感じている者の好みのペースで進められる
ということではありませんから、適切なタイミングを待って
進めていくことも大事となるでしょう。

ただし、ご主人のモラハラやDVがあれば
リサさんに有利に進むことも考えられますから、
いちど弁護士に相談してみてください。

このことで二人とも、不要にエネルギーを消耗しなくて
良くなるのではないでしょうか。

お子さんとの時間は、対母も対父も良い時間を持たれますように。

   

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Q:息子の反抗期について悩んでいます。
   
川畑先生、こんにちわ。

皆さんの悩みへの回答を読み、
自分にも当てはまる部分、参考にさせていただいております。

我が家の14歳の息子のことで相談させていただきます。

アメリカ人と結婚して息子が授かりました。

その主人の息子に対する肉体的、性的虐待が発覚して、
息子が7歳の時に家庭、児童裁判所を経て離婚をしました。

現在の養育権は全面的に私に与えられています。
裁判の後は、息子は一度も父親に会ってはいません。

結婚前から働いている職場に今も勤めさせて頂いていて、
シングルマザーで勤務時間や急な場合なども
無理を聞いてもらっています。

贅沢はできないですが、
経済的にもなんとか恵まれて毎日を過ごしています。

私たちの居住する市では14歳は中学最後の年、
来年から高校に入る息子が、反抗期の真っ盛り。

機嫌の良い時は、よく話す子供ですが、
特に2年前にゲームをするようになってからは、
過激な言葉で私を罵ります。

私をバカだとか、知恵遅れ!と呼んだりして、
それが自分のためではないことを話すのですが、
聞く耳を持たず、です。

父親に似ている、と私は思うのですが、
「権利」に真っ向から反抗して、学校の先生とも時々もめて、
お知らせを受け取ります。

これは、この時期の子供として
大目に見て乗り越えるものなのでしょうか。

虐待を受けた過去があった故に思春期が
過激に表面化しているのでしょうか。

私が罵られる原因になるのは大抵、
~した方が良いよ、と何かを注意した時です。

正直疲れます。

自分のためにも、親をバカにすべきではないことを教えると、
I don’t care!を口癖のように連発します。
思春期の男子とは、こういうものなのでしょうか。

息子がイライラし始めたり、怒鳴り始めた時の対処方法、
私の心の持ち方を教えていただければ幸いです。

【となりの芝生・50代・ 銀行カスタマーサービス】

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A:FROM 川畑のぶこ

息子さんの大変な幼児期を乗り越えながら、
シングルマザーとして頑張ってこられたのですね。

14歳は、アメリカだと法的にも
いよいよ親の保護義務から解放されて、
一人で行動できる年=親離れの年ですね。

となりの芝生さんも、ここまで
本当によく頑張ってこられたことと思います。

とはいえ、反抗期の息子さんが、
なにかしでかすのではないかという不安もおありなのですね。

幼少期のトラウマに関しては、
本人がどれほどのショックを受けたかにもよるかと思います。

たとえば、日本でもひと昔前は、父親が息子に
「バカヤロウ!」と頭をパカンッと叩いたりすることなどが茶飯事で、

今でこそ虐待という文脈で深刻に捉えられる行動も、
当時は単なるしつけと信じられ、子ども本人も快くはないものの、
トラウマとなるほどのショックを受けていないことも多かったでしょう。

異性の子どもとの入浴も、私がアメリカに在住していた当時、
5歳の男の子と母親が一緒にお風呂に入っていたら
隣人に性的虐待で通報されたという日本人家庭のケースを体験しました。

日本では、家庭どころか、公衆浴場に、異性の子どもの混浴に関して、
たとえば東京の公衆浴場条例では
10歳以上の男女は混浴できないとされています。

アメリカであれば立派な性的虐待ですね。
これも、トラウマという観点から見ると、
浴場を走り回っている子どもがそれを虐待と感じているかどうか
ということが問題になります。

恥ずかしいのに無理やり混浴させられれば
トラウマになる可能性がありますが、
楽しんで父親や母親とお風呂に入っている場合は
トラウマにはなりません。

となりの芝生さんの息子さんが、
当時のお父さんのことをどのように受け止めたかはわかりませんが、
ショックが大きければ、それがのちにトラウマとなって
表面化する可能性もあるでしょう。

その場合、サイコセラピーを受けることは有効かもしれませんが、
本人が拒否することも多いでしょう。

もし、前夫と離婚後はここまでとくに問題なく過ごして来られたのであれば、
今は第二次性徴期のホルモンバランスの変化や乱れも起こりやすい年頃
ですし、それにともなう反抗期であることは十分考えられます。

そうであれば、この時期は嵐が去るのを待つのみですので、
母親は過介入しないように気をつけましょう。

自分のことはたとえ失敗があっても、自分で考え、判断し、行動したい。

巣立ちは大切なプロセスです。

親からすれば、どんなに成長しても、息子は変わらぬ可愛い息子でしょうし、
一人息子さんであれば愛情も一入(ひとしお)かと思います。

それでも、子ども扱いすると火に油を注ぐ結果となるでしょう。

息子さんが、「自分とは誰なのか?」という課題に向き合いながら、
不器用に巣立とうとしているのだと信頼することは大事です。

子どもは、親が心配して心理的に不安定になればなるほど、
信頼してもらえていないことにも苛立ちを覚えます。

息子さんが多少不安定でも、「そんなこと(とき)もある」と、
母親が自分を信頼してドーンと構えてくれていれば、
その信頼感は深い絆につながるでしょうし、自己肯定感にもつながります。

となりの芝生さんにひとつ気をつけてもらいたいのは、
「悪いところは父親に似たせいだ」
という姿勢で息子さんに接さないようにすることです。

前夫を投影し、息子さんを敵視することになれば、
親子関係はいよいよ歪(いびつ)になります。

母親のこのような姿勢は、息子さんの無意識にも
「自分は父親の悪い血を受け継いでるダメな人間なのだ」
という刷り込みをもたらす可能性があります。
やめましょう。

そのかわり、「私の良い部分をちゃんと受け継いでいる。
父親とは色々あったけれども、
それを踏み台に人生を切り開く力をきちんと持ち備えている」
という姿勢を育んでみてください。

となりの芝生さんも、これまで異国の地で、
大小さまざまな波を乗り越えてこられていると思います。

息子さんも、大きな波を乗り越えるプロセスにいます。
信頼して暖かく見守ってあげてください。
   

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Q:義母との関係に悩んでいます。

義母とは結婚したときから同居しました。
途中4年ほど主人の転勤で別居し義母は義妹の所にいました。

家を建てたのを機にまた同居し、24年経ちます。

義母からは1銭ももらっていませんし、
それどころか年金ももらっていない義母にはこずかいを渡していました。

もちろんその他いろいろありました。
私も一度別居、離婚し三年後また主人と再婚しました。

その主人が昨年2月に亡くなりました。
少し記憶力が衰えた義母は一時期大分ひどくなっていました。

症状は落ち着きましたが要介護1と言う事で
デイサービスに週2日通っています、

私の別居中、義母は主人の食事の支度をせず、
自分の分だけを自分の部屋で作っていました。
今もそうです。

お弁当や食材は義姉妹が届けに来ます。
こずかいも渡しています。

義母の預金も少し下ろして
デイサービスの支払いの管理も義妹がしています。

私は、薬の管理と病院の送り迎え、
買い物の付き添いなどをやっています。

正直言って主人のいない今、もう別居したいです。
出来たら独り暮らしの自分の母と同居したいです

私はうつ病を持っていて、良くなりつつありますが
ストレスの元は無くしたいと思いますし、
昔のいろいろを思うと気がざわざわします。

私が別居を言い出すのはおかしいでしょうか?

現在長男と同居しています。

【まりも・50代・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

お義母さまとの同居が息苦しくなってこられたのですね。
ご主人がいれば、まだ仲を取り持つ人がいたけれども、
そうでなくなった今、嫁姑関係のぎこちなさや、
心地悪さが浮き彫りになってきていることとお見受けします。

まず、ストレスを解消するためにできることとして、
まりもさん自身が積極的に自分自身の時間をとって、
リラックスしたり楽しんだりすることです。

すると心理的なエネルギーが充電されて、
これまでストレスに感じていたことが
さほど気にならなくなったり、
ものごとを楽観的に受け止められるようになったりします。

これまで気になっていたお義母さんの言動が、
自分に喜びを与えるというセルフケアをすることで
気にならなくなることも十分ありえることです。

ですので、まずはそのようなソフトアプローチを
とってみることをお勧めします。

また、多面的に状況を受け止めてみることも、
まりもさんのストレスを和らげてくれるかもしれません。

たとえば、まりもさんは、お義母さんは自分のことしかせず、
夫や私のことはケアしてくれない、
薄情な人だと思われているかもしれません。

でも、もしかしたら、同居であっても、
できる限り夫婦の世界を邪魔しないように、
家事に介入しないよう努めていたかもしれませんし、
自分の身の回りのことで負担をかけないように、
自分のことは自分でしていたのかもしれません。

この行動はまりもさんの理想のかたちではないかもしれませんが、
もしかしたらお義母さんなりの配慮であり、
最善のケアだった可能性もあります。

このような努力をしてみても、
やはり性格の不一致や認知症の進行などで、
お互いに一緒に生活することがストレスになるのであれば、
それはまりもさんだけでなく、お義母さんにとっても
好ましい状況ではないかもしれません。

もし、自立心がある人であれば、
相手が嫌がっているのに一緒に暮らし続けるのは不本意でしょう。

そうであれば、いちど、義姉妹さんともコミュニケーションをとって、
彼女らが同居したり、施設に入所したりする可能性を模索するのも
ひとつではないでしょうか。

お義母さんがまりもさんと暮らさないと困ることはあるでしょうか。
あるいは、義姉妹と同居となると困ることはあるでしょうか。

もし、困ることがなければ、義姉妹との同居の話をすすめてみる、
もし困ることがあるのなら、それをどのように解消できるのか、
具体的な解消策を模索されると良いと思います。

たとえば、まりもさんやお義母さんが住んでいる家は、
お義母さんも権利者であるとか、名義上はそうでなくても、
お義母さんとお義父さんが昔住んでいた家を売却したお金を使って
建て替えた家であるなどの場合、

お義母さんも家の権利者という意識があり、
自分の家を出て行くのはおかしいというようなこともあるかもしれませんね。

そのような場合は、まりもさんが別な場所に
引っ越す選択肢なども考えられるわけです。

してあげていることもあるけれど、してもらっていることもある場合、
私たちは簡単に自分の要求ばかりを通すことができなくなりますね。

何かを得るためには、何かを手放さなければいけないときがあります。

それらが何なのか、もういちど整理してみることもお勧めします。
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