親子関係

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Q:いつもyoutube拝見しております。
息子13歳についてお聞きします。

早速ですが、3年前に離婚し
子供3人と父子家庭を営んでいる53歳(自営)です。

家事や仕事、介護等多忙ですが、
子供達、職場のスタッフの協力のお陰で
何とか生活しております。

昨年の夏休み明けより
末っ子の息子が不登校になりました。

現在中1ですが、職員室登校を週2から3回行っており、
普段は一人自宅でゴロゴロしながら
決められた家事をこなしております。

現在高2の次女も、母親が離婚すると言い出した中1の頃
同じく不登校になりました。

母親が出ていった中3からは
何とか登校し現在は部活を頑張っています。

二十歳大学生の長女は来年からの留学に向け
毎日その準備とバイトに明け暮れています。

そんな家族の状況下で、
先日埼玉で再婚相手の義父に殺された
小4の男子の事件が有りました。

そんなニュースをラジオで聞きながら息子が
「お姉ちゃんの二十歳の誕生日までに
家にお母さんを連れて来れなくてごめんなさい」
と言いながら泣きだしました。

「悪いのはお父さんとお母さんだから
お前は悪くないから、大丈夫、お前は悪くないよ」
と言って慰めました。

殺された小学生と自分が重なったのか?
心を痛めた息子をどうフォローしてあげれば良いでしょうか?

母親49歳(実家暮らし)には恋人がいるようです。

また月に1度、子供達とは自宅にて
私が留守の間に一緒に食事をしております。
恋人の自慢も聞きたくなかったようです。

来年には長女、再来年には次女も留学予定です。

近い将来、男二人暮らしへの
アドバイスも併せて宜しくお願い致します。

【旅人・50代・自営業】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

3年間、お子さん3人を父子家庭で
頑張って養い育てて来られている、
旅人さんの努力と苦悩が伝わってきます。

このようなタイミングでの息子さんの不登校は、
おそらく旅人さんの罪悪感を刺激することもあって、
さぞ心苦しいことと思います。

息子さんの言動から、
お母さんが家を出て行ったのは子どもである自分にも原因があり、
お母さんが帰ってこないのは、
自分の努力不足と思ってしまっているのですね。

また、母親が恋人の話をすることで、
お母さんを奪われてしまったという落胆があるのでしょうね。

今、息子さんはとても多感な時期で、
周囲の影響を大きく受けると思いますし、
このような時期に大きなライフイベントが
重なることで、不登校になるケースは多くあります。

不登校に関しては、ただ登校することばかりにこだわらず、
息子さんがじっくり自分自身や状況を振り返っている時間
と受け止めてあげてください。

身長は伸びても、まだまだ精神は子どもである彼なりに、
なかなか消化できない状況をじっくりと噛み砕いて、
消化しようとするプロセスにいることと思います。

彼なりに必要な時間をかけているのだと知り、
焦らずに向き合ってみてください。

ダラダラゴロゴロしているのは、
身体は動かしていなくても
色々考えて脳が疲労しているからです。
すなわち必要な休息です。

その際、親がどんな自分であっても理解し
受容してくれる姿勢は癒しを促進してくれるでしょう。

忍耐を要しますが、待つことも愛のひとつの表現
ということを覚えておいてください。

そして、彼への愛ある声かけも忘れずに。

離婚は彼のせいではなく、父母の問題であること、
そして、両親とも、息子さん(や娘さん)を
心から愛していることが伝わることは重要です。

そのことが伝わる振舞いを
引き続き心がけるとよいと思います。

彼が母親と定期的に会い、
母の愛を確認できることもとても大切です。

ただし、親の新たな恋人の存在は、伝え方やタイミングも、
彼のような不安定な状況にある子には配慮する
必要があるでしょう。

母親は日々の子どもたちの様子を知ることができませんから、
旅人さんが彼女と状況を共有できる関係性を構築したり、
維持したりすることも大切です。

その上で、身の回りに起きている出来事に対して、
どのように感じているか(ショックだったとか、頭にきたとか)
彼の率直なフィーリングを尋ね、確認し、受け取ってください。

事件のことも、自分に重ね合わせて不安に思ったり
罪悪感を抱いていないか、吐露できる状況をつくります。

彼がケアされていると感じられるように心がけてみてください。

状況が許すのなら、
離婚が旅人さんにとっても、どれほどつらいことであったか、
父親の素直なフィーリングをシェアするのも良いと思います。

共に力を合わせて、この難局を乗り越えていこうという
姿勢を育んでみてください。

登校に関しては、現在、
週数回の職員室登校はできているようですので、
学校との連携を密にしながら無理の無い登校を心がけつつ、
学校以外でも興味が持てることがあれば、
そのことに勤しむことも促してあげてください。
 
外で一緒に体を動かしたり、
汗をかいたりするのも良いと思います。

学業の遅れは、その気になればいつでも
取り戻すことができますから、どうか焦らずに。

離婚や不登校が無ければ与えられなかったであろう、
このような時間だからこそ育める、
父と息子の時間を大事にしてください。

旅人さんも、お仕事に、子育てに、介護に、
本当に大変だと思いますが、
積極的に周囲に助けを求めて、どうかセルフケアも忘れずに。
   

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、わんこさん(40代・派遣社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも周りとは違った視点でのアドバイスに、ハッとさせられている
一読者です。

先日、言葉の暴力についての悩み相談に、先生は幼い頃からの蓄積された
劣等感が原因なのでは、と回答されていましたが
http://www.kawabatanobuko.com/blog/3856 )、
相手より有利に立ちたいと思うことにも、強い劣等感にも、いまひとつ
ピンと来ないのですが、実は私もその悩みを抱えています。

 
主人とは常に平行線で、私が合わせることでしか話に折り合いがつかない
ので、何があっても一人でなんとかするか、諦めるか、で5年経ちます。
話合いはほとんどしません。

 
ただ、小学生の一人娘が最近反抗期に入ったせいか、何かと私に楯突く
ことが増え、その度に「反抗期は成長の証」と、なるべく落ち着こうと
努力はするのですが、その抑制が逆に反動になってか、言わなくてもいい
ような言葉まで言って娘を傷つけてしまいます。

 
一つ思い当たるのは、私の実の母が、今の私と同じ様だったということ。
子供の頃は、何かあるとずっとくどくど叱られ続け、虫の居所が悪い時は
ヒステリックに金切り声を荒げました。でも子供の私は何処にも逃げ場は
なく、ただ泣いていました。

 
母は怒りが収まらないと手もあげるのですが、怒りさえしなければ子供
思いの母ではあったので、仲は悪くはありませんでした。でも、その嫌な
記憶が今の私と重なります。私自身が本当に辛かったので、母のようには
なるまいと心底思い、怒った母には嫌悪すら抱いてきましたし、母は母、
私は私と考えるのですが…。

 
娘にもなるべく感情的にならないように努力していますが、反抗期がゆえ
に娘本人の言い分も主旨がブレブレだったり、本末転倒なことを平気で
言うので口論が絶えませんし、最後は昔の私のように、ただ泣くだけです。
娘も辛いと思います。私も白髪がどっと増えました。
 
何卒、良きアドバイスをいただけますと有難いです。
~~~~~~~~~~~

娘さんと真摯に向き合う、わんこさんの姿が思い浮かびます。
 
娘さんや息子さんをお持ちの視聴者の方には「あるある」と頷いていらっ
しゃる方も多いのではないでしょうか。特に、思春期の反抗期にさしかか
っているお子さんの親御さんにとっては共通の悩みだと思います。

わんこさんのお悩みの一つとして、自分の実の母が、お母さんがそうだっ
たから私もこうなってしまうのか、そうはなりたくなかったのに、という
ことがあるかと思います。

確かに、私たちは親の影響を受けます。そして、日常生活の中で風景の
ようになってきて、やりとりが無意識に刻印されていきますね。

頭では、意識的なレベルでは、こうなりたくないな、ならないように
気をつけようと思っているのに、いつもその風景というか形式があって、
そんな環境にさらされていると、あのときはこのように親に接していた、
ということを無意識が覚えています。

そして、ある事態に直面して、どうしていいかわからないとき、この記憶
の中に蓄積されているものがパッと出てきて、理性が働く前に反射的に、
感情的に、「ああ、やっちゃった」ということはあると思います。

感情のコントロールというのは、怒りがあるときに怒らないようにしよう
と抑圧することではありません。
 
無理に抑えつけてしまうと、わんこさんがお気づきのように、それが
いつか噴火してワッと、あることないこと、言わなくてもいいような
ことまで言ってしまいます。爆発の反動で、要らぬことを言って相手を
傷つけてしまうこともあります。

そのときに、これは何のせいだと原因を見ていくことも大事かもしれませ
んが、仮にお母さんのせいだとしても、そう言ったからといって解決する
ことでもありませんね。

その部分に関しては、お母さんのようになりたくなかった、でも自分も
やってしまったということによって、お母さんの苦しみも、わんこさんが
理解してあげてください。

お母さんもきっと、これは理不尽だと思いながらやってしまっていたのだ
ろうなと。お母さんにもこんな苦しみ、痛みがあったのだなと。そして、
くどくど言っていたのも本意ではなく、残念ながら感情コントロールの仕方
がわからなくて、あれが彼女がその時点でできる精一杯だったのだと。
 
そういったことをわんこさんが深く理解することは、単にお母さんのせいだ
と決めて責めるよりもずっと、私たちを癒してくれることでしょう。

そして、このような深い理解は、娘さんとのコミュニケーションにも適用
することができます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:初めて相談させていただきます。

幼いときから母親との関係に悩んできました。

私は社会人1年目、就職と同時に地方から上京し
一人暮らしをしています。

私には2つ離れた弟がいるのですが、
弟は身体が弱くて小児喘息が酷く、
小学中学年頃まで夜中も咳が止まらなくて
母は弟につきっきりでした。

弟は大きくなるにつれて病気を克服し、
母の影響で料理が好きになり、調理専門学校に通い、
早くに実家を出て行きました。
 
一方で私は病気などせず、
家でも学校でも手がかからなくて
ずっと成績優秀な真面目な子だったと思います。
  
母は専業主婦で料理や家事が得意でしたが、
それらが苦手な私に大変厳しかったです。
 
私は内向的で自分を責めがちで、
がんばって入った大学では目的が分からなくなり
授業にも中々出られませんでした。
 
また、私が大学生の時期に、
いつも私に優しく味方をしてくれていた父が
多忙な仕事が原因でうつ病になり
実家が暗い雰囲気でした。
 
なんとか大学を卒業して上京後、
父と2人暮らしになった母親から
連絡が頻繁に来るようになりました。
 
それまであまり良い関係ではなく、
私に対して良い顔をしなかったので戸惑っています。
 
母の晩御飯の内容とかその日の出来事とか
正直関心ない内容で、無視しても
絶えず送られてくるので嫌な思いをしています。
 
母は、一人暮らしをしている弟には
同じような連絡は一切していないようで不思議です。
 
たまに私が母へ返信すると、
そんなんじゃ結婚できないとか、
私自身をけなすような言葉で返ってくるので辛いです。
 
はっきりと嫌と言えない自分も嫌で落ち込みます。
 
上手な距離の取り方を教えていただけますでしょうか。
 
【ゆり・20代・会社員】
 
———————————–
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
お母さんに対するゆりさんの
複雑な気持ちが伝わって来るご相談です。
 
病気の弟のことや忙しい母親のことを思いやり、
幼心にも「私がしっかりしなければ」
と優等生でやってこられたのでしょう。
 
お母さんに嫌気がさしつつも、本当は、
弟ばかりでなく、私の方だって向いて欲しかった。
 
私だって、子どもらしくお母さんにいっぱい甘えたかった。
母親の愛を肌で感じたかった。
 
そんな叫びが聞こえてくるようです。
 
そんな娘の心も知らず、
母が「しっかり者の長女」に甘えているのでしょうね。
 
もしかしたら、お母さんはゆりさんに
自分自身を投影して関わってきたのかもしれません。
 
第一子で自分と同性の子どもというのは、
自分自身の分身のように関わってしまうことが多いです。
 
弟が大変なときも、
自己犠牲を払って尽くすお母さんなら、
無意識のうちに、分身であるゆりさんにも
同じ態度を求めたかもしれません。
 
敏感なゆりさんは、
お母さんの非言語的なメッセージをしっかりうけとめ、
その期待に応えるように、
いい娘でやってきたのではないでしょうか。
 
そして、自分の生き方に自信がない母親が、
もう一人の自分である娘に、共感と理解を、
あるいは救いを求めているのかもしれませんね。
 
自分が自己犠牲をはらってきたように、
あなたも自己犠牲を払って、私を満たしてという
潜在的な気持ちもあるかもしれません。
 
私は私、娘は娘と、それぞれ自立した
個性ある存在と認めることができず、
いまだに同心円に娘がいるのなら、
自分とちがう価値観に過剰反応するのも
しかたのないことかもしれません。
 
ここで、気をつけなければいけないのは、
ゆりさんがお母さんの代わりに
彼女の(望む)人生を生きようとしたり、
お母さんの感情の責任を取ろうとしたりしないことです。
 
ただ、ゆりさんにとって、お母さんは大切な存在で、
かけがえのない存在であるのなら、
それはさまざまなかたちで伝えると良いと思います。
 
お母さんを認めたり肯定したりするのに、
ゆりさんがお母さんの好みの通りに生きる必要はありません。
 
私は私の人生を生きる、そして、私は
お母さんがお母さんの人生を生きることを受け容れる。
 
それぞれがそれぞれであってよいという毅然とした態度で、
かつ(厳しさでなく)思いやりある態度で
接する努力をしてみてください。
 
お母さんの行動にはNOというかもしれないけれど、
失敗を繰り返しながらも不器用に私(たち)を愛した、
そして今も愛している、
その存在にはYESということです。
 
お母さんも「私は私のままで受け入れられている。
愛されている。必要とされている。」
ということが真に感じられたのであれば、
 
娘が毎日の話に付き合ってくれることや、
自分のアドバイスに従ってくれることで
愛や存在価値を確認しなくて済むように
なるかもしれません。
 
お母さんが未だうまく乗り越えることが
できていない人生の課題に、
まずはゆりさんがチャレンジしてみてください。
   

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、イスマさん(40代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
母の生前、家業の飲食業を手伝っていました。母を助けるつもりでした。
毎日、お客様からのご好意でお酒をいただくのですが、
二日酔いになったり、ふらふらになって何度も怪我をしたりしました。

母は全く飲めません。私も飲みたくないし、もうやめてしまいたいと
母に何度も言ってきましたが、母はYesもNoも言いませんでした。

私が辞めてしまえばどれだけ母が困ってしまうか、と常に悩みながら
働き続けてきて、かれこれ20年が経過しました。

ですが、その母も2年前に他界し、もうこれで終わりにできると思った
のですが、いざ転職しようと思っても、この先同じ収入が見込めるのか
とか、シングルマザーで難しいのではないかとか考えているうちに、
ズルズルと同じ生活を過ごしております。

あれだけ辞めたくて悩んだりしたのに、決断ができない自分に自己嫌悪を
抱きます。未だにお酒を断れず、ほぼ毎日同じ生活を過ごしております。
~~~~~~~~~~~

イスマさんの、今までの習慣というかパターンで、どうしても惰性で
生きてしまっている、それをやめたいのにやめられないという苦しみが
よく伝わってきます。

最初はお母さんを助けるという大きな名分というか動機がありましたね。
しかし、毎日毎日お客さんからお酒をいただいてお付き合いしなくては
いけない現実はやはり厳しい。。。

イスマさんはおそらく、みんなを喜ばせたいという動機がとても強いお方
なのではないでしょうか。

お母さんも喜ばせてあげたい、幸せに感じてもらいたい、来てくださった
お客さんも喜ばせてあげたい、多少身を削ってでも、無理してでも、
相手をいい気分にして喜んでもらって、そこで時間を過ごしてもらいたい
という、自分よりも相手を優先するというパーソナリティーの方なのでは
ないかとお見受けしました。

自分自身を殺しながら、人のために本当によく尽くされてきたと思います。
お母さんは生前、イエスともノーとも言わなかったとのことですが、
そこにお母さんの苦悩もうかがえますね。生活がかかっているから、
これをやめてしまったらどうしていいかわからないという、苦しみも
あったのではないでしょうか。

ただ、お母様が他界された今、お母さんを何とかさせたいというしがらみ
はもうなくなりましたよね。お母さんも、もしかしたら今頃、もうそんな
無理しなくていいよと、嫌なのに私のエゴからあなたに苦しい思いを
させちゃってごめんねという思いで、天国からイスマさんを見守っている
かもしれません。

イスマさんは、お母さんが生きているうちに、できることは尽くしたわけ
ですから、これからは自分らしい決断をしてよいのだと、自分に許可を
与えてあげることはとても大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:川畑先生のメルマガを読ませて頂いて
難しい問題を抱えているかたは多いのだと驚いています。

娘の登校拒否について教えて下さい。

娘のこれまでをざっくりお話しますと、
小さな頃から優等生タイプで、あまり努力しなくても成績がよく、
賞状もたくさんもらってきました。

習い事は、今思えば多かったかもしれませんが、
どれも得意で楽しそうでした。

ですが、中学生になり、
反抗期と、起立性調節障害が出て来て、
朝起きられなくなり、塾も行きたくないと
布団をかぶり泣き出して辞めることになり、
部活も行けなくなりました。

今まで簡単に人よりできていたことが、
体調不良で人並みに出来なくなって
心が折れてしまったのかもしれません。

原因は、私が過保護にし過ぎたか、
指示を出しすぎたのでしょうか?

夏休みの宿題もほとんど手付かず。

真面目なので、やらずには行きたくないといい、
登校拒否になることは目に見えています。

学校には、理解ある先生、友人もいて、問題ないと思っています。

今まで、失敗なく育ってきたので、
どうしたらよいのかわからず悩んでいる様子ですが、
反抗期なので、アドバイスは本当に難しく
なんとかしてあげたいのですが、できずに困っています。

どうしたらこの娘は、自信を取り戻せるでしょうか?

登校拒否したら、無理に行かせない方がよいのでしょうか?

【ひまわり・40代・会社員】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

ひまわりさんの親心溢れる苦悩が
ひしひしと伝わってくるご相談です。

今まで、なんら問題なく、優等生でやってきた娘さんが
中学生になって不登校になってしまったのなら、
「なぜ我が子が?!」と混乱も大きいことと思います。

結論から申し上げると、
ここは鷹揚に構えて、温かく見守るが吉です。

今の娘さんは、親のアドバイスや解決法ではなく、
そのままの私=優等生でなくてよい私、を
ただただ受け入れて欲しいのかもしれません。

もちろん、学校との連携は保ちつつ、
教育支援センターや教育相談室などの資源も活用して、
タイミングを見計らって、本人に無理のない支援を
していくことを意識してみてください。

ひまわりさんは(そして娘さんご本人も)
今まで優等生だったのに何故?と思うかもしれませんが、

失敗したことが無いからこそ、失敗や不調への耐性も少なく、
打ちのめされたような状態に陥ってしまっていることも考えられます。

くれぐれも「登校=正解」「不登校=不正解」という価値が
強化されないように気をつけてください。

本人に心の準備ができていないのに、
周囲が登校することばかりにこだわると、

娘さんの無意識には、「正解しか許されない」という
強迫的な刷り込みがされてしまうおそれもあります。

ここはぜひ、「不登校=個性的なプロセス」ということを知り、
娘さんの唯一無二の人生の大切なプロセスに
温かく寄り添ってあげてください。

学力が低下することなども心配かもしれませんが、
娘さんは本気になれば遅れを取り戻す知性は備えているでしょう。

今は勉学以外の大切な価値観を育む時期と受け止めてみてください。

このような苦しみの時期に、
母親や友人がいつもあるがままの自分を
無条件に受け入れて、見守ってくれた、という経験は、
彼女の人生の宝になることと思います。

真剣に取り組むことは大いに結構ですが、
度が過ぎて深刻になり過ぎないことです。

このような苦難を乗り越えるプロセスは辛いこともありますが、
同時に思わぬ豊かさももたらしてくれます。

ある程度の気楽さも持ち備えることを心がけてみてください。

「そんなこともあるのが人生。ここから何が学べるかな?」と、
一呼吸おいて優しい微笑みとともに娘さんと一緒に前進されますように。

応援しています!
    

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、どーもさん(40代・看護師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
自分の家族、旦那の家族、ともにいい関係を築けず、悩んでいます。

 
兄はとてもずるく、横暴な人間です。
自分勝手なことばかりで、気に入らないことがあるとすぐに恫喝します。

年子のせいなのか、私への敵対心が強く、幼い頃から罵られて、
劣等感を植え付けられるようなことばかりされてきました。

そんな辛さを両親には理解してもらいたくて、さんざん話をしたのですが、
兄の悪いところを認めようとしません。むしろ、私の方が兄を理解しようと
していないと責められます。

自分が悪いのかな…私が変わらなきゃなのかな…、そんな風に思いながら
長年過ごしてきましたが、私の家族を思いやる気持ちを踏みにじられる
ようなことばかり続き、それぞれと大ゲンカをして現在は疎遠です。

私自身は、このまま疎遠でもいいと、どうにか思えるようになってきたの
ですが、問題は私の幼い子どもたちです。

私が子どもの祖父母や親戚との繋がりを絶ってしまっていることに、
罪悪感を感じます。でも、今までのように私が我慢をすることで
成り立っていたような関係には、もう戻れません。

また、旦那の親類ともうまくいっていません。配慮のない言動に傷つけら
れたことが何回もあり、嫌になってしまいました。 周囲とうまくやれない
私が悪いのかもしれませんが…。 何か良きアドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

どーもさんがとても長い間、耐えて耐えて、辛い思いをされてきたことが
伝わってくるご相談内容です。

お兄さんとの関係、ご両親との関係、そしてご主人との関係について、
それぞれの具体的なケース、どのようなやりとりがされているのかという
ことがここには記されていないので、いったい何が起こっているのか、
私のほうでは詳しく想像がつかないのですが、

でも、いずれにせよ、どーもさんが誠実に対応しようとしていても、
周りが取り合ってくれないという状況があるのだと思います。

まず、お兄さんとの関係について、確かに兄弟関係というのは、
ライバル心、競争心などがエスカレートして、敵対心に変わってしまう
ことがよくあります。

特に、親の注意を得たい、愛情や承認を得たいというようなところから、
私たちは無意識のうちに、このような不毛な争いをしてしまうことがある
のですね。

どーもさんが相談してもご両親はお兄さんの肩を持つということは、
やはり割とお兄さんのほうがご両親のお気に入りになるのが上手な
タイプなのかもしれませんね。

それに対して、どーもさんは本当に率直というか、素直で自分自身を
ごまかしたり飾ったりすることなく、割とストレートに対応するところが
あるのではないでしょうか。

これはもう私の勝手な想像の範囲でしかありませんが、なんとなく
そのような像が浮かんできましたし、どーもさんとしては、正直に、素直に、
誠実に話をしているつもりでも、それが周囲から配慮のない言動をされて
しまうことにつながっているのではないかと想像しました。

もし、そのような対人交流のパターンが、ご家族やご親族との間だけでは
なく職場などでも起きていて、周囲といい関係が築けないというのであれば、
そこには、どーもさんのものの見方や捉え方、反応の仕方の、一種の
パターンがあるかもしれません。

どーもさん自身が自分なりに一生懸命、真面目に誠実に対応していることは
間違いないと思いますが、そこにひとつの傾向があると、いろいろな状況下
で同じように受け止めたり反応したりしてしまうため、周囲と好ましい
関係性を築きづらくなる場合があります。

ご自身の傾向を客観的に見ていくことは、どーもさんの今回のお悩みを
解決してくれるステップになるでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、おぉさん(50代・主婦、自営業手伝い)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
25年前、義理の父が亡くなった後、夫と子どもと、義母の家での同居が
始まりました。

夫は、忙しく働く私をわざわざ呼びつけ、横にある物を取らせる人。
仕事後、まるで部活のようにジムに通う夫を私は責めた事はありませんが、
「ジムに行かんとストレスで死ぬ」と言い、「私のストレス解消は?」の
問いに「子育てがあるやろ」と言うような人です。

義母は人を責めるのが好きで、嫁の私は重箱の隅をつつかれる生活。
一瞬ですが、私の中から我が子の存在がスッポリ抜け落ちた事さえあります。
それでも義母に逆らわず、10年、20年と経るに従い、義母の信頼を得てきました。

同居を始めた頃、ちょうど義理の弟も結婚。
義弟家族は結婚当初から給料以上の家に住み、不足分を義母が援助。
それは義弟家族の米国留学6年間も続き、10万20万は端金だとまで言い、
帰国後も、その端金程度の援助は途切れる事はありませんでしたが、
会う事もありませんでした。

ちょうど2年前、突然、義弟が末っ子である中1の息子を連れて来て、
初対面にも関わらず、こちらの学校に通わせることになりました。
それから徐々に、義弟家族の25年間の生活が明かされました。
彼の嫁は夫と子を暴力で支配していた、夫と子にはボロを着せ自分は
エルメスで着飾っていた、等々。

恐怖でしか動かない甥の躾をどうしたものかと、義母に生活の様子を報告
しましたが、義母は直接は面倒を見ないので「黙って面倒見ろ」としか
言いません。自分達は甥の悪口ばかり言うくせに、私には「私達は血が
繋がっているから、可愛い。あんたは他人やから」と言います。

この25年間、金さえ出せば息子に良くしてもらえる、と金を出し、
かたや息子を満足させるために、私に終始口出し、指図し、こき使い…。
 
義弟の有り様に心痛める義母を気の毒にも思いましたが、同じ仕打ちを
受けた私には耐え難く、子どもも家を出たので今年の春、私も離婚覚悟で
家を出ました。夫は離婚したくないと言いますが、私は、もう二度と義母
には会いたくありません。離婚もせず、義母の葬儀にさえ出たくない私は
人非人でしょうか?
~~~~~~~~~~~

本当にいろいろなことに耐えてここまでやってこられた、おぉさんの姿が
思い浮かびます。

「私は人非人か」…人でなしかという疑問符でご相談が終わっているの
ですが、これはもうはっきり、そうじゃない、ですよね。
人でなしというのはむしろ、ずっと虐げてきた人のほうですからね。

姑さんや義理の弟さんが、おぉさんに感謝することもなく甥っ子のことを
押し付けてきたりしているのであれば、そちらのほうが理不尽なことを
しているわけで。

まず、おぉさんがご自身をここで責める必要はないと思います。そして、
ご相談を最後まで読んで、家を出ていく覚悟を決めたんだ、ここで行動に
起こしたんだなぁと思って、私はちょとホッとしました。

これはおそらく、おぉさんがもう臨界点まで、心のダムが堰を切るまで、
我慢を重ねてきた結果、もう無理ということで、パーンと溢れてしまって、
家を出るという選択をされたのだと思います。

もちろん、今後、離婚するしないは別として、今回いったんこのような
適度な距離をとったというのは、とてもいいことだと私は思います。

何か変化を起こすとき、もちろん同じ状況にいたままで、自分の固い意志
を持って、コミュニケーションを変えて、その関係性の質を変えていく
いうことも可能ではあります。
  
が、今回のおぉさんたちの場合、パワーストラクチャーというか、
ヒエラルキーがもうかなり家の中で確立されていて、義理のお母さんの
言うことが絶対的で、嫁のおぉさんはそれに従うだけというような構図が
パターン化されてしまっているようですので、それをある日から突然覆す
というのはすごく難しくなってくると思います。

ですので、それを乗り越えるためにいったん物理的に距離をとったことは
とても賢い選択だと思いますし、ここでご主人も、改めて、おぉさんは
よほど辛い思いをしていたんだなと、自分は見ないふりをしてきたけれども
きちんと向かい合っていかなくてはいけない問題なのだということを認識
されたと思います。

ここからのご主人の出方、お姑さんの出方を見ながら、おぉさんは
どのように関わっていくかということを決めていくとよいでしょう。

その際、どのような点に気をつけるとよいかについても、お伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1066632734

Q:こんにちは。いつもありがとうございます。
 
私は、40代主婦。夫と2人の子供の4人家族です。
姑と夫に対しての悩みです。
  
長期連休のたびに夫の実家に帰省し、
その度に姑から気分の悪くなる言葉を言われ、
帰省の時期が近づくと無性にイライラしてきます。
  
「〇〇さんは、ワガママだよね~」とか
「子供を私物化したらダメだよ」と至近距離で突然言ってきたり、
 
家族写真など私も写っている写メを見るたびに
「どこのオバさんかと思った。
どうしたの?そんなに老けて…」など嫌みも度々。
 
夫に言っても、「ほっとけ」の一言。
 
たまに夫の携帯に電話があり、舅と姑は順番に
夫と子供2人と楽しそうに会話して、
私の声を聞くことなく電話を切ります。
のけもの扱いです。
 
すがる思いで夫に相談しても、
親のことを悪く言われるのが気分悪いのでしょうか?

私とは言い争いしますが、自分の親との間では
「〇〇さんは、ほっときなさい」で済まされている状態です。
 
気持ちが消化できない私は、思い出しては、
一人でイライラしてる日々がしんどいです。
 
ごきげんな日々を送りたいのですか、
私はどうやって前向きに考えたらいいのでしょうか?
 
【むーみん・40代・パート】
 
———————————–
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
 
結婚するとき、
私たちは結婚相手のことはよく知ろうとしますが、 
相手の家族の性格や日々の振る舞いまで見極めた上で
結婚を決断することは稀ではないでしょうか。
 
嫁姑問題はよくある話ですが、
夫が味方をしてくれないというのは辛いことですね。
 
むーみんさんも、よくここまで耐えてこられていると思います。
 
人生にはそれぞれに課題があると思います。 
姑には姑の、夫には夫の、そしてむーみんさんには
むーみんさんの課題があるのでしょう。
 
姑は相手の気持ちを思いやり言葉を慎むことが課題かもしれませんし、 
本当の意味での子離れが課題かもしれませんね。
 
子どもを私物化しないよう、むーみんさんに伝えているようですが、 
それはもしかしたら自分の息子や孫を私物化したい
無意識の心理を認めたくないので、自己防衛的に
相手(むーみんさん)の問題として投影しているのかもしれません。
 
夫は、大切な妻と大切な母親の不仲という、
彼にとっても大きな苦しみや痛みを伴う問題に直面しきれず、 
それは大したことではないと合理化したり、否認したりする心理が
はたらいてしまっているかもしれません。
  
問題を問題と認め、向き合い解決に努めることは
彼の課題なのかもしれません。
  
むーみんさんは、良い妻の評価を得るために、
感情を抑圧してことを荒立てないようにすることをやめ、
  
嫌なことは嫌と、私は傷つくんだ、ということを
本人に伝えることは課題かもしれません。
  
おばさんとか老けたなどと言われたなら、
間髪入れずに、「お義母さんキッツい!」とか、
「うわ!傷つくぅ〜」などとポップに伝えたっていいのです。
   
真剣に対応するときに、必ずしも深刻になる必要はありません。
    
「誰それがこう言っていた」という
トライアングルコミュニケーションは、
人間関係を悪化させるための常套手段です。
   
ご主人を通すことなく、
自分で気持ちを伝える努力もしてみてください。
   
そのときは、相手を批判するのではなく、
自分がどう感じるかを伝えることから始めてみてください。
  
もちろん、姑さんが日頃から誰に対しても毒舌であるのなら、
ご主人の言うとおり、それをあまり個人的なことと受け止めず、
彼女のパーソナリティーの問題と冷静に受け止めることも大切です。
  
ズバズバものを言う人は
相手からはっきりものを言われてもさして傷つかないでしょうから、
なおさらむーみんさんの思いを伝えたら良いのではないでしょうか。
 
逆に、むーみんさんにだけ明らかに意地悪なら、
 「私にはキツくあたるように感じるのですが、
私が何かお義母さんの気に触ることでもしましたか?」
 
と穏やかに確認して、相手に
問題行動を意識化させるのも良いかもしれません。
 
すっとぼけるかもしれませんが、
むーみんさんの毅然とした態度で相手が変わる可能性はあります。
 
それでも変わらないのなら、ご主人が対応したとしても一緒です。
 
それどころか、先述のように関係は悪化して
顔を合わせにくくなるかもしれません。
  
また、本当にお義母さんと楽しく会話をしたいと願っているのなら、
むーみんさんから楽しい話をもちかけたら良いのです。
  
「お義母さんとお話ししたくて」
「このような楽しい思いをして、お義母さんにもつたえたくて」と
思いを伝えてはいかがでしょうか。
  
相手は自分に心底関心と好意をもってくれていることが伝わると、
自然とその人とのコミュニケーションも調和的なものになるはずです。
 
形式的なことではなく、そのような血の通ったつながりを
むーみんさんが求めているなら、まずは自分から
そのように働きかけてみてはいかがでしょうか。
  
このように、むーみんさんが自ら行動することは、
自分を大切にする尊い行為です。
  
たとえ周りがどうであれ、
「私は自分を大切にする。私は大切にされる価値のある存在だ」
という感覚をもたらしてくれます。
 
周囲にさほど依存せずとも、
私は人生に違いをつくれるという自己効力感は、
私たちが生きる上でもつべきとても大切な感覚です。

   
    
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、Nさん(40代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
昨年、父が他界しました。 私は次女で市外に嫁いでおり、夫と息子1人と
暮らしています。父とは跡取り問題でケンカをし、8年帰省していません
でした。母は脳卒中で介護が必要、7年前から県外の施設にいます。
父の長年にわたるDVもあり、家を出ました。

4歳上の姉は、離婚後実家の近くに住んでいますが、勘当されていました。
そもそも姉は、20歳の頃家出、借金を繰り返し、最終的には親が返済を
してきました。私も、勝手に借金の保証人にされ、取り立ての電話を受け、
被害を被っています。その時、私は姉との連絡を一切斬りました。

十数年ぶりに再会した姉は、長女なので母を見ると言いますが、葬儀の
段取り、法事の段取りなど、ほとんど私がした状況です。しかも、つい最近
まで年金暮らしの母に無心をしていたそうです。母は「だって、人様のもの
に手を付けたらいけないから」と言います。

直接話をしようとすると避けるくせに、後からLINEで、誤解だから等、
感動させるような文章を送ってきます。が、行動が伴わない姉に不信感が
募っています。

かと言って、遠方に嫁いでいる私が実家に帰ることも現実的には難しいの
です。母も孫と一緒にいたいようで、姉と暮らすことには同意をしています。

姉はパートをしている様子はなく、24歳無職の姪と同居。どうやって暮ら
していくのか、財産目当てなのかと疑ってしまいます。相続に関して、
姉は、母が一括相続することを勧めてきます。

姉がちゃんと実家と母の面倒をみてくれるのであれば、それでいいと思って
いました。が、母の為にと、司法書士への連絡やお墓の事など、お金と労力
をかけている自分がバカらしくなります。

実家は無くなるとさえ思います。ならば、私も財産分与を受ければ、
万が一の時に対処できるのにと思ったり、こんな自分を腹黒いと思ったり、
自分を正当化するようで、自己嫌悪です。

どうすればいいかアドバイスをお願いします。
~~~~~~~~~~~

お姉さんに委ねてみるのがいいと思ったり、でも信用できなかったり、
疑いの気持ちがあったり、そして、疑っている自分がまた嫌だったり、
そんな葛藤が読み取れるご相談です。

まず、これはもうコミュニケーションに尽きるかなと思います。

お姉さんが、直接話をすると避けようとするとのことですが、
一回フォーマルに、LINEなどで、今後のことについて話をしたいので
時間をくれませんかと、きちんと、ちょっとフォーマルな時間を設定した
方が良いと思います。

その時には、責めるようなトーンではなくて、お姉さんにとっても、
私にとっても、お母さんにとっても大切なことで、調和的に話をしたい
からというようなトーンで、時間が欲しいのだと、1〜2時間ぐらい
取ってくれないか、と話をする。

大事な話だからということもちゃんと言っておいてください。
何となく、世間話で終わらない、近況報告じゃないんだよというトーンで、
今後のことについて、わたしたち家族のことについて、ということで
話を切り出したらいいと思います。

そして、Nさんもある程度、何を話すかというアジェンダを、あと自分の
伝えたいことをメモしておくといいと思います。それもお姉さんを責める
トーンではなくて、自分がどうしたいかということを伝えるとよいです。

お母さんへの愛情は、なにも事務的なことや経済的な援助をすることでしか
示せないわけではありません。態度や言葉、ふれあいの中で示すことも十分
できますから、前者はお姉さんに任せ、Nさんは後者を担うという選択肢も
あるわけです。

これまで、Nさんが身を削ってやってきたのに自分は何も得られていないと
いう感覚はよくないですし、不健全です。そのために、お母さんやお姉さん
に対して、恨みがましく思ったり疑問を持ったりしないためにも、ちゃんと
思っていることを伝えることが大切です。

主張することイコール、わがままや腹黒いことではありません。きちんと
公平に、相続に関して話し合いをしているのであって、決してわがままな
こと 、身勝手なことを主張しているわけではないと、意識を切り替えて
くださいね。そして、自分がどうしたいのかを、率直に伝えてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1233903985

Q:いつもあたたかく深いメッセージに癒されています。

娘が小6の終わりから不登校となり、
中二から私立の中学に転校し、現在五月雨登校中です。

娘が小5のときに私が娘、息子を連れて離婚しました。

私はフルタイムで帰宅が遅く、
娘は年の離れた弟の面倒を良くみてくれるよくできた娘でしたが、

不登校がはじまってから、一日家にこもってスマホ漬けとなり、
時折、理不尽なワガママを言って暴れたり無視したり
暴言を吐いたりするようになり、
ママなんかいらない、死ね、と何度か言われました。

元夫も、理不尽なワガママを言って暴れたり、
ひきこもったりして、仕事も家事も育児も私にやらせて、
文句ばかりつけました。

気分障害で入院、通院していますが
医師によると、病気というより性格の問題が大きいとのことです。

娘も通院してみましたが、
病名がつくほどではないとのことでした。

娘の言動は愛情ほしさの裏返しなのだろう、と思い、
時短勤務に切り替えて、

普段からできるだけ娘の話を聞いたり、
いいところをみつけてほめ、
厳しい家計から私立のお金を出すなど、
私なりに頑張っているつもりです。

娘は元夫程にはひどくありませんが、
ふとしたことで理不尽なワガママっぷりを目にすると、
元夫への嫌悪感と重なり、腹が立ち、
娘を育て上げる覚悟がゆらぎます。

どうしたら、元夫への嫌悪感を手放せるでしょうか?

私は娘に対してどのような心構えでいたらよいでしょうか?

【Nattsu・40代・会社員】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

長い間、病気の元夫の理不尽さやワガママに耐え、
フルタイムで仕事をされながら、
一人で家事も育児も切り盛りされてきたのですね。

簡単なことではありません。

本当はNattsuさんだって、夫や娘さんのように
崩れてしまいたいところを、
ギリギリ踏ん張ってきてこられたのではないでしょうか。

まずは、よくここまで頑張ってきている
そんなご自身をNattsuさんがきちんと称えてあげてください。

娘さんの不登校はとても気がかりですね。

小6から中学にかけては、ただでさえ、
ホルモンバランスも乱れ、
感情も不安定になりやすい時期です。

精神科医からはとくに問題ないとのこと、
「死ね」などという言葉は、親として打ちのめされたような
気持ちになることと思いますが、
まさに絵に描いたような反抗期かもしれません。

壁に穴が空いたら赤飯を炊けなどと言いますが、
これまで「いい子」で抑圧されてきた娘さんであれば、
その反動も大きいのかもしれません。

母親がいちばんイヤがるであろう、
父親のイヤな面を模倣し見せつけることで、
爆弾をしかけているのかもしれませんね。

誰もが通る、心理的な親殺しのプロセスと、
嵐が去るのを静かに待つのが賢明かもしれません。

ここで「親の責任」とあたふたしないことです。

Nattsuさんは「育て上げる自信がない」とのことですが、
この時期は「自ら育つ」ことを信頼して、愛情はかけつつも、

親から見た理想の娘を「つくりあげる」ことは手放し、
娘さんの個性的なプロセスを見守る時期と
切り替えてみてください。

Nattsuさんが娘さんに対して、

「そんな悪態ついていても、あなたはあなたとして
ちゃんと育つから大丈夫」と、

ゆとりを持って接するコトができれば、
その娘さんへ対する信頼感は
非言語的なメッセージとして伝わるでしょう。

娘さんも「私は私でよい」と自己受容や自己愛が
育みやすくなることでしょう。

今の娘さんは、自分を受け入れてほしい反面、
こんな自分はいやだという両価的な苦しみがあることと思います。

そんな苦しみもぜんぶひっくるめて、
それでも大丈夫よ、と優しく包み込むゆとりをもてたら
関係性は自ずと穏やかなものに変わってくることと思います。

それをいちいち言う必要はありません。
態度で示せていれば十分です。

罵声を浴びさせられているときに
優しく包み込むのは難しいでしょうが、
娘さんが眠りについたその背中に向かって
包み込むのでもかまいません。

自分がどんな状況にあっても、
母は(母だけは)私の味方でいてくれて、
不器用ながら、見守ってくれている、
ということが伝われば十分です。

もちろん、私たちは聖人でも観音菩薩でもありませんから、
ウリャー!と叫びたくなるときもありますが、

そのようなときは、そんな自分を批判せず、
それでも私は私を見捨てずに愛すと、
包み込んであげてください。

私自身を包み込むことと、
私の継続である娘を包み込むことは同義と受け止めて。

あのころが懐かしいと、微笑む日がくることをどうか信じて。
   
    
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