親子関係

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FROM 川畑のぶこ
  
過去にない大型台風が沖縄から九州を襲いました。
被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。

私の実家は南西諸島の沖永良部島で、台風銀座です。
  
今回も奄美は直撃の予測だったのと、
実家は築90数年の木造家屋のため、
流石に今回の台風には持ち堪えられないかもしれないと、
86歳の両親の避難を促しました。
 
がしかし、その説得に12時間もかかってしまい、
幾たびも試練を乗り越えてきている経験豊かな高齢者を
説得することの難しさを実感しました。
 

曲がりなりにも心理畑の人間として、
いびつなコミュニケーションだったなぁと、反省しきりですが、
その経緯と考察をみなさんとシェアしたいと思います。
 
 
台風が接近する土曜の午前9時、実家に電話したときは、
親に避難する意思は微塵もなく、避難を促すと、
なんと斬新なアイデア!みたいな反応をされました。
  
今回の台風が過去にない規模であることを、データもって説明しながら、
愛情を込めて穏やかに避難をうながしたのですが、
母と父は難なく了解して、ありがとうと電話を切りました。
 
私はこれですべて一件落着と思っていました。
 
 
ところが、午後になってもまだ家にいます。
  
再度同じやりとりをして、再度母が了解し、
ありがとうと電話を切りました。
 
 
ところが、夕刻になってもまだ家にいます。
 
18時に、島留学中で同居しているティーンエイジャーの甥に、
いったいいつ避難するのか尋ねると、
 
「うーん、わかんなーい。おじいちゃんもおばあちゃんも、
そういう感じではないかなぁ…」 と、甥も一緒に呑気です。
    
実家に緊急性は微塵も感じられませんでした。
  
 
そうか、父と母お得意の、すっとぼけ戦法なんだなと
ようやく感づきました。
   
うるさい娘の言うことをかわすときに、同意した風を装いつつ、
陰では言われたとおりにはしない、彼らのしなやかな戦法です。
  
今回ばかりは命がかかっていますから、
再度、父に電話口にきてもらい、
島を直撃した場合、いかに事態が深刻かを、
丁寧に数字や過去の類似ケースの被害状況を提示しながら
説明しました。
 
が、そんなデータより、過去の経験が優るようで、
 
「歴史に刻まれる沖永良部台風も乗り越えてきているから」  
「家は90年持っているから」  
「風が強くなったら避難するから」  
「風呂釜に入っとくから大丈夫」
   
と、話がまったく噛み合いません。
  
それでも最後は「わかったそうするよ」と面倒臭そうに電話を切ります。
 
 
もはやその言葉を信じない私は、20時に電話をすると、
予想通りまだ家にいました。
  
町内のスピーカーからは避難勧告が繰り返し流れています。
  
いいかげん、私もブチ切れまして、
「さっさと避難しなさーい!!」と、
近所に轟くボリュームの命令モードに突入です。
  
心理ケアもコミュニケーション法もへったくれもありません。
 
すると、ようやく父の本音が出ました。
  
「家が飛ぶことなんかないさ」 
「たくさんの金をかけてバッチリ修繕してきたんだ」  
「家が飛ぶときはエラブ(沖永良部島)全部が飛ぶとき、すべてパアになるときだ。」  
「すべてがパアになればそれで終わりだ。(生きている)意味ないんだ。」 
と。
  
ついに、出~た~なぁ~と、私が切り返しをかけようとするや否や、
横から9歳の息子が間髪いれずに、
  
「おじいちゃん! でもおじいちゃんの命は大事だよ!
命があれば、いくらでもやりなおしができるよ!だから避難して!」
と割り込みました。
  
最終的に場を治めたのは、この息子の一言だったのです。

一瞬、間を置いて、「あー、ありがとうよ!わかったよ避難するよ。」と。
  
仕方なさと、ありがたさと、ふてくされとが
3分の1ずつのブレンドみたいな返答がありました。
 
それでもすっとぼけ戦法続行の可能性があるので、
念のため、2軒隣のコンクリート家屋の親戚の家に事情を説明し、
フォローをお願いすると、ちょうど母から
「21時半くらいに避難に行く」と連絡が入ったそうです。
  
1時間半後!?いまでしょ?!とツッコミたくなりましたが、
とりあえず、暴風圏に入る前ではあるのでOKとし、
親戚宅にチェックインしたことを確認して安心して就寝しました。
  
ふぅ…徒歩30秒の避難所の遠かったこと…
  
結果的に、島の直撃は免れ、
前回の台風よりも弱い風だったとのことで、ことなきを得ましたが、
いやいや、疲れました。
 
 
翌日親戚の家に電話をすると、
午前9時前には、両親と甥はとっとと帰宅していました。
 
我が家の台風バロメーターは、
裏庭に植えてあるバナナの木が倒れるか否かなのですが、
今回の台風では一本も倒れず、バナナを損なうこともなかったとのこと。
 
父いわく、「まったく、恥ずかしい思いをしたよ」と。
  
いったい誰によ!という言葉を飲み込んで、
「から騒ぎで済んで本当によかったね」と返しました。
   
あとで聞いたところでは、前日も、母と甥には避難を促し、
自分は家に残ると主張していたとか。
  
そう、私の父に対する態度は、災害弱者の高齢者であるのに対し、
父のセルフイメージはといえば、
バリバリ現役の難攻不落城の城主だったのです。
  
避難は恥。  
恥をさらしてまで生きる意味はない。  
城が崩れるときは己の人生が崩れるとき、
  
という覚悟をもった侍でした。
  
人生、カッコいいかカッコ悪いかがキモ。
  
そういえば、昔から父は酔っぱらうとよく
「とおちゃん、かっこいいぜぇ〜」とごきげんに自画自賛していましたし、
人に何かを依頼しようとすると「そんなのカッコ悪いやー」
と頑なに拒むことが多々ありました。
 
 
私はこの辺の男としての信念や人生観、
スピリチュアリティーとしての侍魂を汲むことなく、
愛情さえ伝われば、とか、データをもって事実をきちんと伝えればなど、
理詰で攻めたのが今回の戦をいたずらに長引かせた原因と見ています。
  
「祖父と父が守ってきた家は言うまでもなく天下一!
ただ、今回の台風はどこの難攻不落城も危険なレベルで、
城主たちは避難を強いられるレベルらしいよー」
  
「勇気ある退陣も、潔く優れた戦略で、超カッコいい♪」
  
くらい伝えられればよかったかなと。
  
ただし、やはり孫パワーには優らなかったかもしれませんが。
  
娘に指図されて動くのはカッコ悪いけれど、
孫にねだられて避難したならご愛敬で
周囲にもなんとなく体裁が整う。
   
そんな心理を読み取り、孫をとっとと使う智恵が私には欠けていました。
 
 
さあ、今回の大型台風を乗り越え、さらに経験値を上げてしまった父。
今後も災害時にどう向き合うか、智恵比べはまだまだ続きそうです…
 
 
このようなやりとりは、父と娘に限らず、夫婦や男女間でも
多く見られるミスコミュニケーションですね。
 
相手のニーズがどこにあるのかを読み間違えると、
いたずらに不毛のやりとりが続いてしまい、
愛情ゆえのやりとりが、憎しみを産んでしまいますから
注意しないといけません。
  
そんな反省をもちながら、男女の問題にまつわるお話など、
みなさんと一緒にオンラインでシェアしたいと思います。
   
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200831

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ハーバルさん(30代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
50歳になる母のことです。

母は才色兼美でとてもきれいな顔をしています。性格は控えめですが、
正義感もあり、優しいです。

他県から今の地に嫁いだのですが、父の妹と父の兄の嫁が意地悪で、
無視や見えないところでの陰口、あからさまな嫌がらせを散々して
きました。

原因は、親戚の集まりでの男性からの容姿の賞賛や、父の商売が成功し
お金を持っていることなど、母がどうすることもできないことです。
母はもちろん、丁寧に謙遜し、お金があることもいっさい自慢したり
しません。

昨今、父とは交流もほとんどなかったのですが、私の結婚を機に、
招待の有無等で父と私が揉め、父は母に、意地悪な二人とうまく
付き合いができなかったことを責めて、追い詰めています。

父は母がいじめを受けていても母を責め、一度も味方になったことは
ありません。

母に少ないながらもいた友人もご不幸や引っ越しがあり、今は一人も
身近におりません。母からだんだんと笑顔がなくなり、一人娘の私と
しか話さない日々です。

私も仕事をしており夜も遅く、時間があまりとれません。しかも今年結
婚予定です。実家から出て母を残してしまうことが不安で仕方ありません。

せめてランチをできるようなお友達でもいればと、私もですが、本人も
思っています。

大人になってからの友人のできにくさは私も実感しているところですが、
50歳になった母に、どうすれば友人を作ることができますでしょうか?

嫌がらせだけの親戚付き合いや、父からの無関心という暴力を耐えてきた
母が、寂しそうにしているのが見るに堪えません。

どうしたらお友達ができるのでしょうか?

多くの方の悩みが寄せられているかと思いますが、川畑さまに届き、
ご回答いただけると嬉しいです。
~~~~~~~~~~~

ハーバルさんのお母さん愛が溢れているご相談内容ですね。

お母さんがこの内容を読んだら、涙して喜ぶのではないでしょうか。
そんな娘を持っているというだけでも、すごく幸せなお母さんだと思います。

生きている以上、苦しみはありますね。そして、愛する者がいれば、
辛いこともある、これはもうどうしようもないことですね。

お父さんのことを愛したがゆえに、お父さん関係のしがらみと
付き合わなければいけないという苦しみがあったり、

でも、お父さんとのご縁があったからこそ、ハーバルさんが産まれてきたし、
ハーバルさんのような、お母さんのことを思って心配して愛してくれる
優しさに溢れる娘が産まれて来たりするので、本当にどっちがどっちとは
言えないですよね。

非二元、すべてのものはつながっているということかと思います。

その中のままならなさと、どうやってしなやかにうまく付き合っていくのか、
やり過ごしたり、適応したりするのかということを、私たちは人生で
試されているのだと思います。

お母さんのお友達のことに関しては、お母さん自身の課題と、
ハーバルさんの課題とに分けて考えることが大切です。
 

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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Q.今年19歳になる娘がいます。
   
娘は中学3年の6月に摂食障害(拒食症)を発症しました。
   
2ケ月入院の後、心療科の通院、
母親の私はネットで調べたいくつかのカウンセリングを受け、
最終的には摂食障害専門とされているカウンセリングを
約3年間受けてきました。
   
娘はこの春までの1年間、特に自殺願望が強く
目が離せない状態でした。
   
その娘も、食、食器、ダイエット、洋服、化粧品、アクセサリー、
そして今はブランド品とこだわりが変化してきています。
   
欲しいものは、自分のバイト代から買っていますが、
物欲が強く、欲しいと思った物は同じような物を
買っていても購入してしまいます。
   
以前、カウンセラーさんに相談した時は、
満たされていない部分(愛情)があるからと教えてもらいました。
  
なので買おうとしていること、買ったことは
否定しないように意識してきました。
(娘が幼い頃から家庭環境がよくありませんでした)
   
今、自分のバイト代で車(半分以上は親が負担)、エステ器具、
教習所代金等の返済もある中、
クレジット等で高額商品を購入しています。
返済出来ない月もありました。
  
本人も「満たされてこなかったものがあるから、
欲しい気持ちが止められない」と話しました。

「将来のためにも、やりくりしていけるように今から練習していこう」
とだけ伝えるのが精一杯でこれからの先が不安です。
  
どうかよろしくお願いします。
  
  
【マルベリー・50代・パート】
  
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
  
娘さんの満たされない気持ちをなんとか埋められないかと悩む、
マルベリーさんの母の愛が伝わってきます。
   
私たちは不器用で、満たされないものがあると、
無意識に否定的になってまでもそれを満たそうとしてしまいます。
   
でも、代替物では一瞬は満たされても、
やがてまた渇きが訪れてしまうのですよね。
   
娘さんには娘さんなりの人生があるとは思いますが、
大切なのは、娘さん自身が、すべてのモノを思い通りに得ていなくても、
人との豊かなつながりを保つことは出来るし、
自分は愛に値する人間であると信じられることにあるでしょう。
   
マルベリーさんと娘さんとの間で取り組めることは、
「母は無条件で(たとえ病んだ部分がある私でも)
私を受け入れ愛してくれている」ということが
感じられる関係性の構築ではないでしょうか。
  
親の好みや都合に合わせるいい子でなくても、
母は私を大切にしている、と感じられれば、
娘さんは安心できるでしょう。
   
娘さんと関わる際に、問題行動や障害ばかりに目を向けず、
彼女の幸せに目を向けてください。
   
障害や問題行動は苦しみをもたらすので、
一刻も早く取り除きたいと思うかもしれませんが、
そのような姿勢が顕著になればなるほど、
「健常でなければ受け入れられない、
ありのままではダメな私。」という思いが強化されて
状況が悪化することもあるので注意が必要です。
  
あなたの苦しみを取り除きたい、安らぎや喜びをもたらしたい、
ということが伝わることが大切です。
 
そして、必要だと思っているモノをすべて持っていなくても、
あなたは十分魅力的で価値ある存在なのだ、
ということが伝わるよう心がけてみてください。
  
そのためには、マルベリーさんご自身が本当に
そのことを信じられていることが大切です。
   
お二人にとって、大切な課題に、一緒に向き合っていこうと
寄り添いながら前進されますように。
   
同時に、マルベリーさんご自身が、
ご自分の安らぎや喜びにも意識を向けて、
日々取り組まれますように。
  
                 
          
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200824

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、A子さん(40代・看護師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
次男が2017年に交通事故に遭い、左耳が聞こえなくなり、
大腿骨にプレートが入っています。
記憶力も少し落ちているかもしれません。

学校に復帰し、就職で家を出ましたが、ハンディがあっても
仕事や結婚、交友関係もうまくいき、幸せな人生を送ってほしいのですが、
心配ばかりしてしまいます。

また、私のせいと、自分を責めてしまいます。
息子の幸せをサ ポートできる明るく頼もしく前向きな母親になりたいです。

~~~~~~~~~~~

自分の子どもが事故に遭ってハンディキャップを背負うことになるというのは、
親として、もうこれ以上ないほどの苦しみではないでしょうか。

できることなら自分が代わってやりたいという思いが
きっとA子さんの中にもあるのではないかとお察しします。

A子さんの目標は、息子の幸せをサポートできる明るく楽しい前向きな母親
ということですが、そのような理想像を持っている時点で
すでに大きな一歩を踏み出していると思いますよ。

耳が聴こえなくなったり、大腿骨にプレートが入ったいうことは、
息子さん自身も非常にショックを受けたでしょうし、今もその傷はあるでしょう。

ここで大事なのは、親がそのハンディキャップに対して、
思いやりや優しさはかけつつも、惨めな扱いをしないということなんですね。

困難である、ということは認めつつも、困難イコール惨め、哀れにしない
ということです。

ではどのように対応すればよいのでしょう、、、
 

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_796126552

Q.58歳の主婦です。
主人の実家に2世帯同居をしています。

義父も義母もいい人でしたが
玄関が一つなどいろいろと気を遣うことが多いのですが、
なんとかやって来ました。
   
ここ数年義母の認知症がひどくなり、
暴言など大変な目に遭いながらも
食事の支度などで義父母を支えてきました。
   
義母はずっとお姑さん、お姑さん小姑の面倒まで見てきた人で、
うちの家族のなかでは嫁がやるのが当たり前という考えでした。
 
色々あって、今は義母が施設に入りましたが、
義父は同居なので日々の生活のサポートを私がしています。
  
自分が年齢的に老いていくのを感じるなか、
いつまで、義父母のことで制約されるのかと思うと、
もう嫌でたまりません。
  
主人とは仲がいいと思っていましたが
「親のことを嫌がっているような人と
仲良くできるわけないだろう」とか、
   
私はどうしたいのか考えると
「早く死んでほしいと思っているなんて人間としてどうなの」
と考えてしまい、
自分が死んでしまってもいいやと思ってしまいます。
   
毎日何もやる気がせず、暗い気持ちになっています。
   
いつまでも続かないよという人もいますが、
今87歳の義父がお爺さんのように
97歳まで生きているかもしれません。
   
あと何年この生活が続くのかと思うと。
また、義父が亡くなって急に明るい気持ちになる
なんてひどいと思ってしまうと、どうにもなりません。
  
どうしたらよいでしょうか?
  

【おにちゃん・50代・塾経営】
  
  
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
おにちゃんの誠実さが伝わってきます。
   
認知症のお義母さまの暴言など、
病気の周辺症状にも耐えながらよくやってこられましたね。
 
高齢化社会ではおにちゃんと同じような悩みを抱えて
いらっしゃる方が多くいることと思いますし、
おにちゃんの声はそのような人たちの代弁をしていることと思います。
   
ご主人とはこれまでどおり仲良くやっていくつもりだけれども、
義父母の面倒をみることによる制約からは免れたい
と思っていらっしゃるのですね。
   
ご主人の言葉に罪悪感を持たれていることと思いますが、
まず、区別していただきたいのは、
ご主人の言う「親を嫌がる人」というのは
主に親の人格を否定する人という意味だと思うのです。
  
ところが、おにちゃんは、親の世話などによる制約、
すなわち義父母との関係において発生している自由の無さを
嫌がっているのですよね。
  
自分の時間もあり、自己充足できていたら、
ある程度のお世話は苦にならないということも考えられます。
  
親をとるのか、自分の自由をとるのか、と
どちらかに白黒はっきりさせなければいけないという考え方だと、
前者は自分が消耗してしまい、
後者は薄情な気がして辛くなるでしょう。
   
でも、適度に両方であればどうでしょう?
  
もちろん「適度」には、お義母さまの認知症の周辺症状による暴言や
ひどいふるまい、また家にいることで安全が担保されない場合など、
それに耐え、嫁がずっと管理し続ける必要はなく、
施設に入所させることを含みます。
   
おにちゃんは、病理に対して対処しているのであって、
親の人格を否定してつけ離すわけではありませんよね。
 
そこを明確に区別されると良いと思います。
 
お義父さまのお世話にしても、常に義父のことを最優先して、
おにちゃんのすべての時間を犠牲にする必要はありません。
   
そのようにしている限り、
おにちゃんの心と身体のエネルギーは枯渇して
お義父さまのことも、ご主人のことも、
そして自分のことも嫌になってしまうかもしれません。
  
そのような状況が続くと、
おにちゃんご自身が体調を崩してしまい、
人の介護どころではなくなってしまいます。
   
くりかえし、このような状況が嫌なのであって、
人を憎んでいるわけではないことを認め、
ご主人ともそのことを話してみてはいかがでしょうか。
   
もしかしたら、おにちゃんばかりが気負っていて、
ご主人は「自分の時間くらい取ったら良いよ」
と難なく受け入れてくれるかもしれませんよ。
  
相手(夫や義父母)が許していないのではなく、
自分自身が許せていないことも多いのです。
   
「高齢の親が苦しんでいるときに、自分のことなど
優先してはいけない!」という自縛です。
   
もし、ご主人がおにちゃんが自分の時間や自由を捨ててでも、
自分の親の面倒を見るべきだという姿勢であれば、
これはおにちゃんが幸せに生きる権利の剥奪になります。
    
そこにはきちんと立ち上がるべきです。
   
人として義父母のことは敬意を払い認めていること、
ただ、置かれている状況が心身を蝕んでいること、
自分の時間や自由が欲しいことを伝えてみてください。
  
相手への優しさは大切ですが、同じように
自分自身への優しさを大切にされてください。
           
       
          
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Q:相談したいのは2番目の長女の事です。
他は皆男子です。
   
長女は大学卒業までは家にいました。
大学時代にアルバイト先で知り合った3歳年下の彼と
現在まで7年くらい一緒に住んでいます。
  
今年2月に長女から電話があり子供が出来たとのこと。
   
本人たちは来年あたりに結婚しようと計画していた
と言うので、少し早くなったけど良かったね、と言いました。
   
私の夫は長女が彼と一緒に住んでいることも知らずにいました。
そこで、長女と彼が家に挨拶にくる日を長女と決めて
夫にその事を話しました。
   
夫は賛成はしましたが、
先ずは長女と二人で話がしたいというので、
その事を長女に電話で話したところ
嫌がり、怒って電話をきってしまいました。
  
電話してもメールも返信がないので
ハガキで家族皆んなが賛成している事を知らせました。
  
その後、夫が長女に電話をしました。
籍は入れたとのこと。

その後、腹帯、お守りと送りましたが何の連絡もありません。
 
長女はこれまで、何か困ったことがあると私に連絡してきました。
 
彼はとても優しい人です。

長女は人と付き合うのが苦手だといい
職場でもお昼は一人で取るといっていて、
年に1,2度家に帰ってきても弟達と会うのが恥ずかしいと言って、
会わずに帰るような性格です。

緊急事態制限が解けた夜遅くに彼から電話があり
挨拶に行きたいと言ってくれたのですが
遅いので明日にしてね。と言いました。
  
次の日夕方、夫が長女に電話をしたのですが、
お父さんの言い方が上から目線で気に入らないというので、
口喧嘩になったそうです。
 
それとずっと気にかかっているのが
長男と長女はもう15年も口を聞いていません。
 
長男が悪かった事を直ぐに何度も謝ろうとしましたが、
受け入れようとせずに現在まできています。
  
こんな長女にどうやって接していけば良いか困っています。
お力を貸していただけると助かります。
  
【バタコ・60代・派遣社員】
  

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

家族が不仲なのは辛いことですね。

ただ、そんな中、バタコさんと長女さんが連絡を取り合える仲
であることは幸いなことではないでしょうか。
 
家族同士仲が良いというのは理想形ではありますが、
家族だからこそ感情を包み隠さず、
ぶつかり合えるということもあります。
  
家族というのは、お互いの人生や人間関係の課題が
浮き彫りになりやすい場でもあります。
  
故に、課題に取り組みやすい場でもあるのです。
  
娘さんご自身が認識されているように、
娘さんは人間関係で不器用なところがあるのでしょう。
 
おそらく、とても繊細な部分を持っており、
人の意見や指摘を、批判と受け止めてしまう傾向が
あるのかもしれませんね。
 
自分のやり方がすぐに受け入れられないことを、
多様性と考えることはできず、
自分の存在価値の否定と考えてしまっているのかもしれません。
 
 
父親や長男など、自分より立場が上と感じるような人物に
意見されると萎縮したり、過剰反応してしまい、 
自分の存在価値が傷つけられたと思ってしまうような出来事が
あったのかもしれませんし、
それで自信を失ってしまったのかもしれません。
 
夫は、そのような娘さんを受け入れ、
優しく包み込むことができる人物だったのでしょう。
娘さんが「私は私で良い」と思えるような。
 
 
娘さんが過剰反応した挨拶に関しては、
父親からすれば、まずは家族水入らずで、と
親密さからの提案だったかもしれませんし、
父親なりの段取りへのこだわり(まずは親へ報告)
からだったかもしれませんが、
 
娘さんからすれば、
自分の大切な夫をすんなり受け入れてくれない
=私の価値を受け止めてくれない父、
と受け止めてしまったのかもしれません。
 
これは、父親と娘さんの、また長男と娘さんの取り組むべき
課題の顕れであり、時間がかかるプロセスかもしれません。
  
子どもが生まれ、育て、成長する家庭で、
親の苦労を娘さんなりに知ることになるかもしれませんし、
和解のタイミングはそれぞれです。
  
バタコさんにできることは、平和な結果を急ぐことなく、
いまは母親と娘との関係を良好に保つことに注力するということです。
 
父親や長男がどうであっても、
母は私の良き理解者であるということが伝われば
今は十分ではないでしょうか。
  
「家族なのだから父や長男と仲良くしなさい」というメッセージを
(言語的にも非言語的にも)伝えるのではなく、
  
「そうならざるを得ない理由があるんだね」と受け入れ、
彼女の特性もふまえたうえで心情を理解し、
それを示してあげることは
娘さんの癒しにつながることと思います。
 
それでもよい、と受け入れられると、
頑なだった心が軟化することもあるのです。
           
       
          
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200720

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マツコさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生 こんにちは。

離婚と親権のことで、悩んでいます。 結婚して22年になりますが、
主人は単身赴任でほとんど家におらず、義母に助けてもらいながら、
三人の子どもを育てました。ですが、気の強い義母と上手くいかず、
限界がきました。

もちろん、私が至らない部分があったのもわかっています。
主人は常に義母の味方でした。お前が謝るべきだ、といつも言われて
きました。子育ての事など、いつも責められ、また、モラハラではないか
と思われる言動もたくさんあり、精神的に参って身体も不調が続き、
他にもいろいろあって、 離婚を決意しました。

上の娘は成人していますが、下の息子は小学4年で、
離婚するにあたってどちらが引き取るか、揉めています。 

主人はこれまで育児に協力的ではなく、すべて私がやってきました。
息子は、私が引き取る以外に考えられなかったのですが、コロナで休校
になり、義母と息子が主人の所へ泊まりに行く日が多くなりました。

主人も仕事が少し減って時間ができ、息子と一緒に勉強したり、
ご飯を作ったり、よく面倒を見ていたようです。

今まで、わりと穏やかな息子でしたが、最近は反抗期らしく、私への
反発が強い中、主人の言うことは素直に聞き、急になつき始めました。

そんな様子を見て、もう幼い頃とは違うので、やはり父親の方が良いの
だろうか…と考え始め、正直なところ、自信もなくなってきました。 

先日、息子が主人の前で私への否定的な言葉を言っていた時はショック
でした。息子と離れることを考えると、胸が張り裂けそうですが、
主人の方が経済的に苦労はないことなどを考えると、私が身を引くべき
なのかとも思います。

主人は、ちゃんと教育してあげたいから自分が引き取りたいと言っています。
私が今のまま耐えればいちばん良いのでしょうが、もう身体も精神も
持ちそうにありません。私はダメな母親でしょうか。辛いです。
~~~~~~~~~~~

マツコさん、本当にお辛いですね。

育児はものすごく大変ですし、正解がありません。
誰かにとっての正解がマツコさんにとっての正解とは限らないですし、
その逆も然りですよね。

だからそんな中で、その時のできる精一杯を尽くしてこられたと思いますし、
お姑さんの助けも借りながら、頑張ってこられたと思います。

ご主人の単身赴任が長かったというのは、とても大きな溝を夫婦の中に
作ってしまったのかもしれませんね。

まず、何が正解かというのは本当にないので、あまりご自身を責めすぎない
ようにしてください。

ご主人はマツコさんのことを責めるようなことを言うということですが、
今まで外野にいて深く関わってこなかった人は、言いたいことが言えると
思うんですね。

でも、ずっと現場で一緒にいると大きな苦労がある。もしご主人が今後
息子さんとずっと一緒に住むとなれば、それを今後感じるのではないで
しょうか。

そして、マツコさんがいちばん心を痛めていらっしゃる親権については、
今この時期の状況だけで判断するのではなく、少し時間をかけて
息子さんの気持ちの方向性を見ていくのがいいのではないかと思います。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1745541503

Q:私には、47歳の長男、44歳の次男、40歳の長女がおります。
次男と長女は各々家庭を持ち孫もおります。
 
長男は独身で、早くから同じ市内でアパートを借り、
現在は整体の資格を得て
バイクで訪問を主にした仕事をしている様ですが、
幼少時より訳あって私には心を閉ざしております。
 
父である主人には辛うじて必要な連絡程度には交信が取れるものの、
日頃の様子が分からない私には『元気にしてる』とだけで、
母として唯々陰ながら無事幸縁な未来を希うばかりです。
 
古希を超えた今も、自育をと自らの心に言い聞かせつつ
日々過ごしてはおりますが、人の与命を思えば
親として果たしてこのままで良いものか、と
悩んでしまいご相談させて頂きます。
 
短略ですがどうかよろしくお願い致します。

【子を思う母・70代・施設清掃員】
  
―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ
 
ご長男が幼少期から母親に対して心を閉ざしていて、
今もほぼ音信不通とのこと。
 
親として、子との繋がりが絶たれることほど
辛いことはないと思います。
 
そのような中、ご主人を通してお仕事も頑張り、
元気にしていることがわかるのは、
せめてもの安堵なのでしょうね。
 
ご長男が心を閉ざした理由はわかりかねますが、
文脈から、子を思う母さんご自身にも、
当時を振り返ってみて、その態度は当然と
思える部分があることと察します。
  
過去に、そのことに関して息子さんと面と向かって
コミュニケーションをされたことはあるでしょうか。
 
あるいは、たとえ息子さんが拒否しても、
そのことを繰り返し試みているでしょうか。
 
もし、悪かったと思う部分が、
子を思う母さんご自身にあるのであれば、
そのことを誠実な姿勢で詫びたことはあるでしょうか?
 
手紙を書いたことはあるでしょうか?
 
そのコミュニケーションの内容は、
言い訳や自分を正当化することではなく、
息子さんの辛さを理解し、共感するものであったでしょうか?
 
彼の立場になって、辛さを拭おうとする努力が
感じられるものだったでしょうか。
 
それとも、「私」の辛さをわかって欲しい、
受け入れてほしい、あなたの態度を改めて
私の辛さを拭って欲しいと訴える内容だったでしょうか。
  
このあたりをもういちど振り返り、
真に息子さんの立場になって向き合ってみると、
もしかしたら変化が出てくるかもしれません。
 
おそらく、お母さまはお母さまなりに、
さまざまな制約がある中で、
または、まったくゆとりの無い中で、
その時点でのできる限りをご長男に対して
尽くしてきていると思います。
  
日本の伝統的な家庭であれば、
「長男」に対する期待やプレッシャーは、
次男や娘に対するそれとまったく異なることもあるかと思います。
 
それはご長男本人のみならず、
長男を立派に育てなければという母の使命感にも
強くのしかかってくるものでしょう。
 
そのような意味で、二人とも犠牲者なのでしょう。
 
育児は正解がありませんから、迷いがあって当然です。
 
ご自身を責めることなく、かつ、過剰に防衛しようとすることなく、
このような濁流に巻き込まれてしまった自分たちを
俯瞰視したうえで、改めて関わりを試みてください。
 
実際にコンタクトがとれなくても、誰を責めるわけでなく、
息子さんに対してあたたかい念を送り続けることは、
 
息子さんにとっても、子を思う母さんにとっても、
寂しさの中にも平穏をもたらしてくれることと思います。
 
手放すレッスンが新しい何かをもたらすことがある
ことを信じてください。
        
     
       
          
ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
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川畑のぶこがお答えします。

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200601

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マドレーヌさん(40代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
主人が1月から単身赴任になり、高3の双子2人と中2の息子の3人と一緒に
暮らしています。

双子は二卵性ですべてが違い、ずっと口喧嘩をすることが多かったです。
長男は積極的に友達を作らないので、高校生になって持ち始めたスマホの
ゲームにどんどんはまりました。でも部活は欠かさず行き、学校も遅刻
ギリギリで行っていました。

それが休校になってしまい、夜遅くに知らない人とオンラインゲームを
したりで、昼近くまで起きないことが増え、私はいつもイライラ。
2人とも都立高校なのでオンライン授業もなく、ダラダラ。

次男は塾でのオンラインがあるので今は我慢と思っていたようですが、
部活も再開延期が決まると、自分たちの代は引退となることもあり
気持ちが穏やかでないようでした。それでも、成績もよくないので
勉強に気持ちを切り替えようとしていました。

その次男の様子は気が付いていましたが、長男のスマホ長時間利用の方に
イライラが募り、私がそのことで怒っていることに、次男は耐えられない
と物に当たったり、俺の居場所はここじゃないから今すぐ家を出ると言い
出しました。主人の所に行くのかと聞いても「あんたには関係ない」と。
 
中2は勉強ばかりしていることもできず、手が空くとゲーム機か友達と
ラインすることが、長男は気になるようです。

私は仲の良い家族を切望しているのに、受験生と思うと我慢ができず
怒ってばかり。次男を追い詰めてしまいました。

黙って見守るということができない私が悪いのですが、
長男のスマホは放っておいてよいものでしょうか? 

もう次男の気持ちを戻すことは難しいでしょうか。
または、そのためには私はどう接すればよいのでしょうか?
~~~~~~~~~~~

コロナ禍で、いろいろな所でこういう状況が起きているのでは
ないでしょうか。。

特に高校生というのは、子どものようでいて、もう半分大人ですよね。
昔だったら普通に結婚もしているような年齢ですから、
もう親離れをして、自立して、自分で人生を切り開いていってもよい
年齢ですよね。

もちろん、学業があるのでそういうふうにはできませんけれども
心と自分の置かれている状況、社会的なバランスとこのアンバランスさに
すごく悶々としている時期なのではないかと思います。

経済的には親に頼らなきゃいけないし、でも精神的にはもう自立している
と思っているし、親なんか必要ないと思っているし、、、ですね。

さて、そういうときにどうしたらいいか。

親がガミガミ言ってしまうのは、まぁ当然ですよね。
ゲームやスマホのしすぎが、本当にどう影響を受けるのかというのが
分からないという怖さもありますよね。

じゃあ、こういうときに何を信じたらいいか。

彼らも何も好き好んでずっと家にいるわけではありませんよね。
今の状況がそれを余儀なくされている。

その上で、彼らなりにニーズを満たそうとして、何らかのバランスを取ろう
として、こういった事態が起きているのではないか、、、
そんな視点も大切になってきます。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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200511

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、はなさん(30代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも先生のメルマガを参考にさせて頂いております。
 
父母の関係性が良くなく、私は実家に帰る度、精神的にやられてしまい
とても滅入っています。
 
三人兄弟で、私は真ん中の長女。
長男の幼少期、父は母と兄にDVをしていたそうです。
 
私が生まれた頃にはDVもなくなっていましたが、父が苛立つと、
子どもの私たちは抱っこしてもらえなかったり、
泣き止まないと母を責めたりしていたそうです。
 
現在は私も31歳、私と弟は家を出て、交際相手と暮らしています。
兄は実家にいるのですが、父も兄も家事を手伝ってくれず、
母が黙々と家事をしています。

「お願いしたら?」とか「言えば2人ともやってくれるよ」と言っても、
どうせやってくれないと、無理をして疲労を溜め込んでいます。

実家に帰る度、手伝ったり掃除したりしますが、母の寝室は服で
ごった返したまま。家事が滞ってしまっていて、誰も手をつけません。

母はストレスが溜まりに溜まって、聞こえるような声で
「死ねばいいのに」など口にするほどです。

正直、こうなってしまった家庭を回復しようとは思っていませんが、
せめてストレスが溜まらないようにしたいと思ってはいて、
ただどうすればいいかわからずにいます。

離婚や、母の実家に帰るなど言ってもそれを実行する一歩がなかなか
踏み出せずにいます。
~~~~~~~~~~~
 
はなさんの、お母さんに対する愛情がひしひしと伝わってくる
ご相談内容ですね。

多分、お母さんは長年ずっとこのパターンでやってきたのでしょうね。
お父さんは外でお仕事をして、お母さんは家を守って、家事をして育児を
してという、私たちの親のジェネレーションにはありがちな家庭像が
見えます。

おそらくお兄さんも、お母さんに全部してもらってきていたのではないか
と思います。お母さんも、良き母として、良き妻として、何でも自分が
やらなきゃと背負い込んでやってきたタイプかもしれませんね。

若くて体力があった頃はそれでもまだ許容範囲だったし、問題もさほど
表面化してこなかったけれど、高齢になって身体的・精神的疲労も出て
きて、手伝ってほしいけれど手伝ってもらえない、それを言い出すことも
できない、最初から諦めてしまっているのでしょう。

このような状況に対して、はなさんにできること。
お父さんやお兄さんとのコミュニケーションが一つのカギになりそうです
ので、その観点からアドバイスをさせていただきますね。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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