親子関係

Silhouette,Woman,Sitting,On,Mountain,In,Morning,And,Vintage,Filter

Q:社会人の娘がうつと診断され
一年ほど前から休職しています。

大学から一人暮らしを始め
そのまま首都圏で就職したものの
仕事上で限界がきてしまったようです。

今は自宅と実家(関西)を
行き来していますが
一人暮らしをやめるつもりはないようです。

帰ってきている時は
休養のために戻って来ているのだからと
特に家事をさせていませんが

実家はモノが多いとか
私たち親の発言にはデリカシーが無いとか
文句が多いです。

突き放そうかとも思うのですが
病状が悪化してもと思い
どうも腫れ物にさわるように接してしまい
私もストレスです。
甘えているだけのようにも見えます。

父親(夫)からも
金銭的援助を受けているようですが
感謝がみられません。

私たち夫婦も、
金銭的に余裕があるわけではなく
二人で貧乏暇なしで働いています。
その働く姿を見ているはずなのですが。

心配ではなく
信頼して待ちたいと思いますが、
日々の過ごし方のヒントを
教えていただけるとありがたいです。

【ミイ・50代・女性・派遣社員】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
離れたところで
一人暮らしをしている娘さんが、
人生に行き詰まりを感じている状況を
見守ることはとても辛いことだと思いますし、
心配するのは当然のことだと思います。

腫れ物に触るようにしてしまうことで、
ミイさんご自身がストレスになってしまい、
娘さんの言動を煩わしく思ってしまうことが
あるとのことで、

おそらくそのように思ってしまうご自身に
罪悪感を抱いてしまうことも
あるのではないでしょうか。

まず、ミイさんもすでにそのように
されていることと思いますが、

娘さんに対しては
愛情を持って接する事は大切で、

サポートする相手がうつ病の場合は
ことさら自身の存在価値に
疑問を抱いていることも多いので、

愛情表現は伝わりやすいように
されると良いと思います。

仕事で思うように
成果が出せようが出せまいが、
周囲がどう思おうが、

私(たち親)にとって
あなたはかけがえのない存在であり
愛おしい存在なのだということを
分かりやすく伝えてください。

もちろん、
娘さんがしたいことは応援したいけれど、

会社を辞めたければ無理をせず、
いったんリセットするために
いつでも帰ってきたら良いと、
心の安全基地を提供してあげてください。

同時に、娘さんが病んでいるからと、
ミイさんが何でもかんでも
受け入れなければならないと気負いして、
ご自身の気持ちを抑圧し続けると、
今度はミイさんが病んでしまいます。

うつ病の患者さんの家族が
患者さんに気を使いすぎてダウンしたり
うつを発症することはよくあることです。

ミイさんも第二の患者になる可能性は
あり得ますから、

無理をしすぎないように
バランスを取ることを
心がけていただきたいです。

ご自身にも限界があることを受け入れて、
できるサポートとできないサポートを
区別して、無理なものは率直に、
かつやさしく丁寧に伝えることを
お勧めします。

おそらく、
出来ないことを出来ないと言ってしまうと、

娘さんが、大切にされていないと
思ってしまうことを
ミイさんは恐怖しているかもしれませんが、

そこは逆に、信頼しているからこそ
正直に伝えているのだということも、
穏やかに、それでいてどっしりとした態度で
伝えてみてください。

たとえば、お金は出してあげたくても
元手がなければどうしようもありません。

そのことを無理して伝えずに
言いなりに渡し続けていると、
やがて経済状況も気持ちも破綻してしまいます。

あなたが大切だからこそ、
全員で沈没という状態は避けたいし、
正直にコミュニケーションしていることを
伝えてみてください。

そして、経済的なバランスを取りつつも
娘さんの希望を極力叶えるには
何ができるのかを一緒に考えてみてください。

たとえば、東京の生活費が嵩むなら、
それでも今の会社に
復職する希望があるなら、
より家賃の安い物件を探してみるのも
ひとつかもしれませんし、

サポートできる限度額や期限を
明確に伝えるのも大事でしょう。

娘さんの言動でミイさんがストレスに
なっていることについては、

ひとつには、言葉の内容を
すべてまともに受け止めすぎないことです。

できる限り対応してあげたいと思うと、
それができないことに対して
ストレスがかかりますが、

娘さんも内容がなんであれ、
信頼して心を許しているからこそ、

他では言えないことを
素直に吐き出せる場として、
家庭が機能している部分もあるかと思います。

娘さんの無意識には、
どんな私でも受け入れてもらえることを
試す心もあるかもしれません。

そんな言い分に
ただ耳を傾けてあげるだけでも
薬になることがありますから、

割り切って傾聴に徹しつつ、
受け止めすぎずに
うまく交わすことを学んでください。

ただし、ときに言われたことに対して
ミイさんご自身も
課題意識があるからこそ反応してしまう場合
(たとえば、本当はご自身もモノが多くて
大変と思っていらっしゃるなど)は、

分かっていることを言われたことで
過剰反応してしまったのだなと
ご自身の内面に気づいてあげてください。

分かっていることを言われるのは
気分の良いものではありませんね。

でも、自分にとっての課題であるがゆえの
反応であることを素直に認めて、
娘さんには 、努力してみるねと
サラッと伝えたり交わしたりした上で、

言われたからではなく、
自分の課題と認識しているから、
自分に誠実であるために断捨離に取り組もう、
と、意識を切り替えると良いと思います。

娘さんの言い方は
気に食わないかもしれませんが、
あくまでも自身が気づくきっかけを
与えてくれたと切り替えてみてください。

人生はままならないものです。

そして、ぶつかり合いながらこそ
磨かれていくものもあります。

娘さんも、ミイさんも
このような試練から学べるものがあることを
信じて、起きている辛い出来事の中にも
何某かの恩恵を見出す姿勢を
育んでみてください。

応援しています。    
    
  
             
ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから

shutterstock_796126552

Q:娘が上司からのパワハラで鬱病になり苦しみ、
やっと少しずつ元気になりホッとしたら、
息子も心の病になってしまいました。

2人とも心の病になるなんて
私の育て方が悪かったのか
息子がこれから普通に働く事が出来るのか
考えると不安です。

他の子は普通に働けているのにと
友達の子と比べて引け目に感じて
本当の事を言えない自分にも嫌になります。

苦しいのは子ども達なのに…

息子の前ではなるべく明るく接していますが
これから親としてどのようにしていけば良いのか
アドバイスをお願いします。

【うさママ・50代・女性・自営】

 
―――――――――――――――――
    
    
A:FROM 川畑のぶこ
      
我が子が苦しんでいるのを見るのは
親にとってこの上なく辛いことですね。

育て方が間違っていたのではないかという、
うさママさんがご自身を責めたくなる気持ちもわかりますが
  
ご自身を責めることは、子どもたちを否定することにも
なりかねませんので気をつけましょう。

ハラスメントを受けて心が病むのは
育て方が間違っていたからではありません。      
暴力を暴力と認識できるからこそ辛いのでしょう。
 
それを否定する必要などないのではないでしょうか。
  
まず辛かったことには寄り添い、
うさママさんは常に味方でそばにいることを
感じさせてあげてください。
  
私たちはたとえそれが一箇所であっても、
自分がそこに属しているという
安心感を抱ける居場所があるなら、
  
必要な時間をかけてそこからエネルギーをチャージし、
やがて前進できるものです。
 
お二人の今の状況は痛みを伴うものかもしれませんが、
そのことで決して
人生のすべてが台無しになるわけではありません。
  
すべてはプロセスであり到達地点ではありません。
   
現に、娘さんは時間をかけて回復していったわけですから、
そのチャンスは息子さんにもあります。
     
私たちひとりひとりの中に良くなりたいという動機があり、 
自らを癒す力も備わっていることも信頼してください。

それが心の病気であれ体の病気であれ、
病気には常になんらかのメッセージがあります。
 
そのメッセージは
もっと自分に優しく生きてください
というものであることも覚えておいてください。
 
私たちは放って置くと自分に厳しく接してしまいがちです。

「心を病むのは自分が弱いからだ」
「早く治さねば」
というのも厳しさの姿勢からです。
 
病気のおかげで暴力や嫌な状況から離れられたなら、
 無理しないで苦しみをもたらすものからは
離れなさいというサインかもしれません。
  
これを機に生活をスローダウンしてみようとか、  
一呼吸おいて新たな価値観を模索してみよう
というのは優しさの姿勢でしょう。
  
病気になったことで、
時には一旦これまでの価値観を手放して、
軌道修正する必要があるかもしれませんが、
  
それはより楽に生きるための
修正の機会である可能性があります。
 
それは、それまで心の奥底で
必要だと思っていた変化だったけれど、
  
病気にでもならなければ
起こせない変化だったということもあります。
 
自分が違和感を覚えていた
コミュニティーから離れられたというのも良い例でしょう。
 
家族との時間が増えたというのも恩恵かもしれません。
 
このように、身の回りでおきていることで
好ましいことにも目を向けてみると、
起こっていることに意味を見いだせるでしょうし、

これは打ちのめされた状態から
回復する力を高めてくれる姿勢です。
 
ぜひ、病気から学べるものや、
はからずもこの状況だからこそ
得られて好ましい恩恵に目を向けてみてください。
   

             
ーーー

★川畑のぶこの心理療法の原点
サイモントン療法
オンラインプログラムのご案内 

2/24スタート!
どなたでもご参加いただけます。

詳細はこちら
※こちらはNPO法人サイモント療法協会様の主催です

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから

0212.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、リーポンさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】川畑先生の優しいお言葉に
いつも癒されています。

息子24歳のことで、ご相談です。

高校を卒業して就職し、
家から出ていたのですが、
1年半でやめて帰ってきました。

やり直そうと頑張っていたところ、
今度は借金が発覚。

そして、2人の子どもがいる女性と
結婚すると言い出し、借金返済後に
しなさいと提案したのですが、
2人でやっていくと言われ、

反対した所でどちらも大人なのだし
と思い、泣く泣く許しました。

それからまた一年後、
今度は家出をしました。
原因の一つはやはり借金です。

お嫁さんとは一旦は
別れることになったのですが、
2人の間の子どもが生まれることもあり、

2人できちんと計画性を持ってやって
いくこと、お金は貸さないということ
などを伝えると、

そういうことがお嫁さんは
気に入らなかったのでしょう、
私たちとは会わなくなりました。

生まれた赤ちゃんとは
一度も会っていませんし、
息子とも8ヶ月会っていません。

そして今日また、
親戚にお金を貸してほしいと
連絡があったそうです。

2人でやり直す前にギャンブル依存症の
専門病院にもかかり、4回は行きました。

これも揉めて、ケンカ別れみたいに
なったので、その後は停止しています。

本人が行こうというのを待っていたの
ですが、だめでした。

手放すしかないのでしょうか? 
そう言っていながら、私自身、
息子に執着しているのでしょうか? 

皆で仲良く、なんて思ってもいません。
ただ息子に会いたいだけなのです。

もう私たちにできることは
ないのでしょうか? 

夫婦のことは2人でしっかり話し合う
しかないと思います。

何かお言葉をいただけるとありがたい
です。よろしくお願いします。

【A】リーポンさんの親心溢れるご相談
ですね。私も息子がいますから、
読んでいて、キューンと胸が痛くなります。

24歳ということで、
ギャンブル依存症が後発しやすいですね。
男性や20代というのは、後発しやすいのです。

高校を卒業して就職したとのこと。

家から出て環境がガラっと変わったり
すると、新しい環境になかなかなじめず、
適応障害やストレス障害になることもあります。

受診して診断が下る人もいますが、
病院に行かないから診断も下らないまま、
どうやってストレスをコントロールして
いこうかと自分で模索してるうちに、

ギャンブルしている時は忘れられるし、
興奮する。ギャンブルしてる時は脳から
ドーパミンがものすごく出るんですね。

快楽物質なので、報酬系に働きかけて、
ギャンブルしている時は
鬱々とした自分ではなく、

能力があって前向きな自分というのを
感じられたりもする。

また、人生のコントロール感が得られる
感覚があって、ますますのめり込んで
しまうということがあるんですね。

この段階になるともうしっかりとした
治療が必要になります。その方法と
家族ができることについて、お伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Upset,Woman,And,Man,Talking,In,Cafe,About,Problem,In

Q:川畑先生のメッセージには共感することも多く、
他の方の相談にも励まされています。

主人が双極性障がい(断定はされていないが
恐らくⅡ型)で、現在休職中です。

元々は鬱病と診断されていましたが、
10年以上経って診断名が変わりました。

出会った当初はとても優しい良い人で
「これ程良い人は今まで見たことがない」
と人柄に惹かれて結婚しました。

ところが子どもが生まれてしばらくした頃から
パチンコ依存が始まり、借金を重ね、
底を打って会社を退職に追い込まれました。

当時は、小さな子どもを抱え
私も非常に苦しみましたが、主人も反省し、
転職して、精神科にもつながり、
通院しながら小康状態が続いていました。

ですが、昨年、仕事上の過労が続いたことで、
「躁」状態が明らかになった次第です。

その後しばらくして抑鬱状態となり、
少し回復したものの現在も鬱傾向が続いています。

今も優しいところは変わらないのですが、
病気のせいで溌剌とした明るさは失われ、
イライラしていることもあります。

主人は優しく和を重んじ、
つい我慢を重ねてしまう人なので、
責めたり悪く思ったりしたくはないのですが
私も辛いです。

病気のせいだと分かっていますが、
生活リズムを整えたり、
少しずつ身体を動かしたりなど
良くなるためにできることを少しずつ
行動に移して欲しいのですが、
ただ時間が過ぎるだけで
もどかしく感じてしまいます。

私の思考もぐるぐると彷徨い、
前向きに頑張ろうと思える時もあるのですが
「なぜこの人と結婚した」
「あの時、別の人を選んでいれば」など、
考えても仕方ないことに
思考を奪われることも少なくありません。

今後どう考えていけば良いか、
私には何ができるのか、気づきとなる
メッセージをいただけますと幸いです。

【ちーと・50代・女性・パート】

   
―――――――――――――――――

  
A:FROM 川畑のぶこ
   
双極性障害は家族が振り回されてしまうことが多く、
ちーとさんのご苦労が伺われます。

そのような中で、長年ご主人の精神障害に
寄り添おうとするちーとさんの努力に
ご主人も救われていることと思います。

双極性障害は過去には躁うつ病と呼ばれ、
ハイになる躁状態と落ち込むうつ状態が繰り返される
精神障害で、性格に問題があるのではなく、
脳の異常によるものです。

誰が見ても異常と気づけるほどに
極端にハイテンションになるI型と異なり、
II型は躁状態のときが単に元気な人と
変わり映えしない軽躁のため、

周囲も本人もそれが躁状態と気づきにくく、
うつ状態のときだけがクローズアップされて
長年うつ病の診断がくだされていることは
よくあることです。

その間、医師が変わってしまうと、
なかなか気づかれにくく、
うつの治療が継続することも多いと思います。

治療がされずに悪化していくと、
ご主人のパターンのように、
躁状態のときにギャンブルや大きな買い物に
お金を浪費して
経済バランスや社会的なバランスを
崩してしまうことがあります。

双極性障害には薬物療法が効きますが、
うつの治療と双極性障害の
薬物療法は異なるので、
ご主人本人もうつの治療をしてきているのに
治らずに長年苦しい思いをされたことと思います。

昨年双極性障害の診断が下ったとのことで、
治療が奏功して落ち着いてくることを願っております。

そのような中で、ちーとさんにできることとして、
まず家族会などに参加することをおすすめいたします。

現状、どうしても、家庭内の空気が煮詰まって
苦しくなってきてしまうと思いますが、

同じ課題を持っている第三者と気持ちを
グループの中でシェアしたり
情報交換をしたりすることで、
煮詰まった心に風穴が開くことがあります。

「自分だけではない」という
見えない絆を感じられることで、
前進する力が湧いてくることもあります。

そして、ちーとさん自身が
自分の時間をとることも大切です。

家族に手がかかる状態の人がいると、
どうしても自分のことは棚上げして
相手を優先してしまいがちですが、

現状、ちーとさんも第二の患者のようなものですから、
セルフケアを大切にしてください。

ちーとさんのエネルギーが枯渇してしまうと
ご主人もろともに家庭が沈んでしまいます。
それは避けなければなりません。

ご主人の状態が悪化して
手に負えない状態になってしまったのなら、
入院を検討することも大切かもしれません。

それは決して薄情なことではなく、
家庭が沈まないための善処です。

家族と適度な距離を保つことで
サポーターがエネルギーを
セーブできることもあります。

夫が苦しんでいるときに自分だけ
くつろいだり楽しんだりしてよいのかと
罪悪感が湧いてくるかもしれませんが、

そういうときだからこそ、ちーとさんが充電して
サポートのエネルギーを培う必要があります。

ご主人は優しくていい人なんだから
我慢しようという姿勢ではなく、
自分自身に対して優しくなってください。

すると、ご主人に対しても
自然と優しい気持ちになれるかもしれません。

ご主人は抑圧的になってしまうことが多いので、
その反動で爆発してしまうこともあるかと思いますが、

そこまで気持ちを抑圧しなくても
あなたを受け入れる人はいるよ
というメッセージが伝わる関わり合いを
構築するよう心がけてみてください。

良質なサポートのために、
サポーターのセルフケアは欠かせません。

その上で、このことが起こっていることの意味
というのもぜひ探求してみてください。

すなわち、この出来事から
なにか学べるものはあるだろうか?という視点です。

そのことでちーとさんもご主人も成長できるのであれば
それは価値のあることかもしれません。

もちろん、ときとして、家族にとっては
このような状況がオーバーキャパで消耗が激しいため、
患者さんに対してNOということが課題のこともあるでしょう。

すべてを背負い込む必要はありませんし、
これまでの努力をきちんとご自身で称えてあげてください。

セルフケアにきちんと取り組んだうえで、
最後はちーとさんの心の底の声に従って
人生の舵取りをしてみてください。

応援しています!
    
         
ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから

Silhouette,Of,Reaching,,Giving,A,Helping,Hand,,Hope,And,Support

Q:現在息子は、一人立ちをして、仕事を変え、
東京で1人暮らしをしています。
 
ただ、大学生時代の奨学金や家賃が未納になり、
20万円の援助を1回しました。
 
そして再び、
3ヶ月分の奨学金の未納のハガキが届きました。 
これから、このような状態が続くのかと予想がつきます。

大学生時代は、全くお金の援助をしなかったので、
これから援助をした方が良いのかとも考えますが、
我が家もそんなに裕福ではありません。
 
夫の仕事も収入が減り、
私も働いて何とか生活ができています。
 
私と夫が出来ることはなんでしょうか?
お金の援助をした方が良いのでしょうか?
  
お金の援助をするとダメな人になるのではないか
と心配になります。
 
アドバイスをお願いします。
   
【チイカワ・50代・女性・介護福祉士】
  
       
―――――――――――――――――
  
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
息子さんが自立したと思いきや、
経済バランスを崩している様子で心配なのですね。
 
親としては援助したいという思いがある一方で、
自立心を阻み依存しないか不安なことと思います。
  
まずチイカワさんやご主人ができることは、
息子さんの状況を正確に把握するということです。
  
贅沢をするなど分不相応な生活をしているがために
バランスを崩しているなら
厳しく正す必要があるでしょう。
   
ギャンブルや買い物依存で
お金を使い込んでしまっている場合、
経済的援助は依存を助長するので
必要なのは依存症のための治療です。
  
一方で、息子さんは仕事を変えたということですので、
もし、前職で真面目に取り組んでいたにも関わらず
ままならないことがあり、メンタルを病んでしまい、
収入が得られていないのなら、
必要なのは批判ではなく
治療と思いやりからの援助となります。
  
もし、息子さんがそれまでは問題なく
自立心を持って人生に取り組み、
親もそのような自分へのイメージを抱いているだろうから
それを壊して心配かけたくないという思いがあるなら、
なかなか相談に乗れず、いたずらに時が過ぎてしまった
ということも考えられます。
     
うつになった場合、
これまで明確に思考や判断や行動ができた人も、
それらができなくなることがありますので配慮が必要です。
   
その場合、息子さんが悩みを吐露しやすい空気をつくり、
相談に乗ってあげることが大切になってきます。
 
このように、ただ経済的援助をするか否かの
白黒判断以前に、状況把握を丁寧に行い
状況に即した対応が必要となります。
 
一度息子さんと親子三人で話し合いの機会をもち、
  
1)奨学金の滞納の通知がきていること
2)これまでこのようなことはなかったので
  体調などに異変があるのではないかと心配していること
3)困っているのなら、お金の援助だけでなく、
  より根本的な原因を解決をして
  あなたが健康的に暮らせるように助けたいと思っていること
 
を穏やかに伝えてみてください。
  
忍耐・根性論が世代間連鎖している場合、
メンタルの不調イコール敗北と
不健全に捉えてしまう人もいますので、
 
その辺が気になる場合は、
決して敗北ではなく、誰にでも起こりうることで
自分たちにもその可能性はいつでもあると
ノーマライズ(一般化)して話をするのも
有効かと思います。
 
そのうえで、「一緒に取り組んでいこう」と
「あなたは一人ではない」というメッセージを伝えてください。
 
そのうえで息子さんの反応や対応を見て、
あとは親の直感を駆使して対応してみてください。
 
この試練がチイカワさんご家族の
学びの機会となることを祈っております。
 
    
         
ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから

0108.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、チョコレートさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】息子が、過食嘔吐5年目です。
スポーツのための体重調整をきっかけに
吐くようになりました。

今は好きなだけ食べて体型をキープしたいから、
治療するつもりはないそうです。

クレジットカードを数枚作り、払えなくなり、
債務整理をしたそうですが、
私のカードも盗んで携帯に登録して使っていました。

リボ払い分は毎月の給料から返金してくれますが、
このままでいいとは思えません。

夫はスポーツを本気で頑張っていた
息子を「金に糸目はつけない。
何でもやらせてやるから、結果を出せ。
優勝以外は意味がない」と、厳しく応援してきました。

夏のことです。
息子と夫がエアコンのことで殴り合いをしました。

エアコンをつけたい息子と
夏は暑いものだとつけたくない夫。

リモコンを隠していて、
「つけたければ、つけさせてくださいと言えばいいだろうが、
何だその言い方は」と言う夫。

どちらも顔から血が出ました。
止めに入った私も打撲。

私はエアコンをつけなければ倒れそうな暑さだったので、
息子の味方をしました。

その時息子が
「昔から何でもかんでも暴力で支配しやがって、
もうテメェなんかには負けねえんだよ。
あー?やるか?ぶち殺してやる」
と言うようなことを言っていたので、

「あなたが小さい頃パパは殴ったことないよ。
小4の時にテレビのリモコンの取り合いで
あなたを突き飛ばしたから、ママがすごく怒ったし、

ママもパパもぶたれて育ったけど、
ママはそういう子育てはしたくなかったから、
パパにさせなかった。

パパはママよりあなたに甘くて、
水族館や動物園もパパ一人で連れて行ったし、
ゲームも中古ならいいだろうとプレゼントしてたよ。

少し記憶が変わってしまってるんじゃないかな? 

スポーツやってた時も殴ったりはしてない。
厳しくて、本当に申し訳ないことをしたと思うけど、
本気で応援していたよ。」

などと話したら、少し変な顔をしていました。

息子は私たちを恨んで恨んで、摂食障害になったのです。

警察に突き出し、無理矢理精神病院に入れたとしても、
治らないと思います。

寄り添ってあげたいのです。
でもお金が足りません。

夫は副業もして休みなく働いていますが、
転職を15回ほど繰り返していたので
一般的な50代の給料の半分にもいかない本業です。

私はフルパートです。
今さら正社員の仕事も見つかりません。

今までの蓄積で、息子だけでなく
私たち夫婦も借金だらけです。

何から、どこから手をつけていいかわからないです。

病院に行かない息子を治す手立てはないのでしょうか。
追い詰められています。

【A】切実なご相談ですね。

息子さんの病気と、それを取り巻く家庭環境、
これはどちらが先という問題ではなさそうです。

摂食障害を、病院で薬をもらって
治せばいいだろうというレベルの話ではなく、

病気の原因と病気になった意味、
その両方を見ていく必要があるように思います。

「病気の意味」というのは、
心理療法の現場では「病気の恩恵」と呼んだりもします。

病気になることによって彼は
いったい何を得ようとしているのか、
どのような変化を起こしたいのか。
 
それが、病気になったことの意味です。

息子さんの場合、一つは、
家族の注意が得られるということがあると思うのですね。

私も以前、接触障害の人が多く通院する病院に
勤務していたことがありますが、
患者さんの多くには、
セルフイメージが崩れてしまっているという問題があります。

そのままの自分の状態を受け入れられないという問題を
抱えているわけです。

息子さんも、自分が自分のままではいけないという思いが、
どこかにおありかもしれません。

スポーツで体重コントロールをしなければいけないという
引き金があって、そこから、自分が自分でない人間になろうと、
徹底的な努力をしてしまったのかもしれません。

あるいは、お父様がかなり厳しくしていらっしゃるようですので、
「お前はそのままではいけない」という暗示が
刷り込まれてしまっているのかもしれません。
 
いくつかの角度から見ていく必要がありますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

1218.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、ミケさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】大学1年生の娘が、入学後
2ヵ月で学校へ行かなくなりました。

高校1年生の時、入学で環境が変わったことと
コロナ禍が重なり、うつになり、不登校に。

そして全日制から通信の高校へ転校しました。

進学はしたいと言うので、
先生のサポートもあり、私もできる限りの協力をして、
何とか合格、卒業、そして大学へ進学することができました。
これからまたやり直せると、その時は思っていました。

最初の2ヵ月は、勉強は大変だけど、友達もでき、
忙しいなりに充実した学生生活を送っているように
見えたのですが、6月に入り、急に行かなくなりました。

思い起こせば、“推し”のライブに行ったあたりから
様子が変わりました。

朝も起きず、頭が痛い、お腹が痛い、吐きそうなどと言い、
最初はPDSや気圧病だろうから、
落ち着いたらまた通うだろうと思っていたのですが、
何日たっても行く気配がありません。

強く言うとすぐに辞めると言うので、
無言のプレッシャーを与えていましたが、
平気な顔をしていました。

少し機嫌がいい時にどうしたの?と訊くと、
ライブが終わって目標がなくなったら、
気力もなくなったと言うのです。
自分の人生、何だと思っているのか…。

そんな感じで1週間経ち、1ヵ月経ち、
結局、6月以降もうずっと行っていません。
訊いても、行くからと言うわりには、全く行く気配もなく…。

無理に辞めさせるわけにもいきませんが、
学費のこともあるので、
これから先どうしたらいいのか悩んでいます。

せっかく入った大学なので、
卒業だけはして欲しいとも思いますが、
どうすれば行ってくれるのかわかりません。

【A】ミケさんの親心溢れるご相談ですね。

娘さん、高校生の時も入学したての頃に、
環境が変わったのと同時に
コロナ禍が重なってということで、

いわゆる適応障害でしょうか、
環境にうまく適用できず、不登校になったり、
社会人でも出社できなくなったりということがあります。

5月病なんてよく言いますが、
これは必ず5月というわけではなく、

新しい環境に入って1〜2ヵ月、
または数ヵ月して体調が悪くなって、
鬱々として、なかなか起きられなくなってしまう
というようなことは、あることなんですよね。

また、娘さんのパーソナリティとして、割と繊細で、
そういった環境の変化が苦手かもしれませんね。

ただ、高校時代は通信制に変更したら
ちゃんと卒業できたし大学にも合格したとのこと、
すなわち学力はあるわけですよね。

そういった背景と娘さんの個性がうまく折り合う方法を
ぜひ今の大学生活でも模索していただきたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

1106.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、ねこさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも動画を楽しみにしています。
実母との関係性について相談させてください。

私の人生最初の記憶は、5歳頃に
「母のようにはならない。どちらかというと
父のようになりたい」と思ったことです。
 
今考えると、物心ついた頃から、
母のことが嫌いだったのだと思います。

母が延々と父の悪口や
体調不良の愚痴を言い続けることや、
子どもっぽすぎることなどに
違和感を感じることは多々ありましたが、

それでも20代前半までは、自分は
母のことが好きなのだと思って生きてきました。

しかし、20代後半から、母と会う前や、
会っている最中にも体調が悪くなるようになり、
会うのも電話も嫌になってきました。

その後も我慢して年2、3回は会っていたのですが、
2年前の私の結婚を機に2年ほど会っていません。

会わなくなったきっかけは、
私が28歳の時、結婚準備を進めていた中で、
母は、私の意志を尊重する姿勢がなく、
自分の思い通りにしようとしていると感じたからです。

(中略)

その中で、私は、小さな頃から、
母を慰めたり励ましたりしてきていて、
親子逆転の共依存状態だったと気が付き、

今までの違和感と、小さな頃から
「家族」という言葉が大嫌いだったことの
説明がつきました。

葛藤はありつつ、
父に、具体的にして欲しいことを伝え、
無事結婚できたのですが、
最後の最後に、母と言い争いになり、
それから、年に2回ほどメールをするだけの
関係になりました。

(中略)

結婚を機に、母と距離を取れるようになりました。
会いたいと言われても、適当な理由をつけて断り、
メールも最低限です。

それは良かったと思うのですが、
自分の誕生日や母の日には、
「母から連絡が来るのではないか」
「連絡をしないといけないのではないか」
と情緒不安定になってしまいます。

まだ母の支配を完全には
抜けられていないのだと思います。

最初の頃は、常に頭の中に
母が居るような状態だったのですが、
最近は、母のことを考えることが減り、
前進していると思う一方、
母の支配から更に自由になりたいという
思いがあります。

どうかご助言をお願いします。

なお、私は三人姉妹の末っ子ですが、
姉妹全員あまり仲が良くありません。

聞いたことはありませんが、
姉2人もおそらく家が好きではないと思います。
でも、35歳を超えても、独身で実家にいます。

姉のうち1名は、母と似たASD的な性質があり、
対人関係に不器用で、気性も荒く、
引きこもり気味です。

母は、「一生子どもと暮らしたい」と言っていたので、
ある意味、母の望む状況になっているのだ
とは思います。

【A】とても大変な状況ですね。

お母様がASD、お父様がADHDということもあり、
そこに子どもたちが振り回されてきてしまった、
家族が機能不全を起こしてしまっているような
状態なのかなと推察します。

そんな中、ねこさんはよく自立した心で
頑張っていらっしゃいますね。

結婚するとご自身で決めたのであれば、
理由が占いだろうが何だろうがいいんです。
決めたということが大事です。

お母さんにとって子どもがいなくなるということは、
自分を守ってくれる人、庇護してくれる人が
いなくなって恐怖なわけですよね。

なので、そこを徹底的にコントロールして、
子どもを自分の横に置いておきたいという
心理状態があったのだと思います。

でも、それは少し病的な状態でもあります。

そのようなお母様との接し方、
今後の対策などについて、
私なりのアドバイスをさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

1016.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、ねこやなぎさん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】27歳・社会人の長男は、学生時代からずっと、
今も私たちと一緒に暮らしています。

社会人一年生までは普通に会話していたのですが、
6年前の冬から急に不機嫌な態度になり、
一時的なものかと思っていたら、
その後ずっと反抗期のような態度です。

話しかけても返事がなく、
食事には遅れてきて5分足らずで食べ終え、
さっと自室にこもってしまいます。
父親が話しかけても同じです。
  
自室にはゲーム機が何種類も、モニターが3つあり、
休日は一日中部屋に閉じこもってゲームをしています。

ゴミがたまり、窓際には通販のダンボールが積み上げられ、
窓が塞がれています。
ゴミの始末をするように言っても全くやりません。
何もかもが面倒くさいようです。

無言の食事時間が気詰まりで、「嫌い」という態度も傷つきます。
毎日やられると「嫌われている」自分に自信がなくなります。
 
「なぜそんな態度をとるのか、
恨んでいる事や不満な事があるのか」
と訊きましたが、「別に」という答えでした。
 
この先ずっと普通に会話できず、
笑顔も見られないのかと思うと寂しいです。

息子の態度に関わらず、明るく話しかけられればよいのですが、
返事のない相手に屈託なく話しかけることが、私にはできません。
 
自分の身の回りの世話ができるようになって欲しいという
思いもあります。

小学生の頃にゲームを禁止していた反動なのか?

また、かつて、
実家の苗字を継いで欲しいという私の両親の要望に、
当時は快諾してくれ、大学進学と同時に
改名してもらったのですが、実はそれが嫌だったのか?
 
など、心当たりはいろいろあります。
 
仕事には行き、昼休みにはフットサルをやり、
友人もいるようです。

また以前のように普通に会話がしたいです。

 
【A】ねこやなぎさんの母心がよく伝わってくるお悩みですね。

息子さんがずっと不機嫌で、ちゃんと会話もしてくれない、
笑顔も見られないというと、母親としては本当に切ないですよね。

ただ、ねこやなぎさんも書いていらっしゃいますが、
反抗期のような態度だということ、
あと、自分の身の回りの世話が
できるようになってほしいということ。

これらのキーワードが私はすごく気になりましたので、
ピックアップしたいと思うのですが、 
おそらく反抗期がずれてきたのではないかなと思うんですね。
  
どうでしょう、息子さん、
すごくいい子だったのではないですか。

一般的には小・中学校や高校の前半ぐらいまでに
思春期や反抗期というのが来て、
  
いわゆる「心理的な親殺し」をして
自分が大人になって、自立して、
自分の人生を切り開いていくんだという、

親への依存を断つための反抗というのが
出てくるはずなんですよね。
これは非常に健全な状態です。
 
が、これがその頃までに起きなかった場合、
社会人になったことをきっかけに、
起きたのではないかなと思うんです。
 
息子さんの心理状態を私なりに読み解いて
親御さんができることのヒントをお伝えしたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

0925.webp

FROM 川畑のぶこ

今日は、エリザベさん(40代・女性・薬剤師)
のご相談にお答えします。

【Q】子ども3人を連れて離婚し、
1年ちょっとの主婦です。

狭い実家に戻り、
90歳の母と暮らしています。

母は当時はまだ稀であった超高齢出産で
私を産んだことがコンプレックスで、

亡き父はギャンブル、女遊びで
金銭的にも苦労させられてきた母を見て、
守りたい、幸せになってほしいと、
一人娘の私は生きてきました。

私の主な離婚理由は夫のパワハラですが、
好きでもなかった夫と結婚したことも
大きな原因だと気付きました。

すべてを環境のせい、
母のせいだとは言いませんが、

少なからずとも早く結婚して
子どもを産まないと不幸になるという思いが強く、
金銭感覚があれば誰でもいいと
慌てて結婚したというのが本当のところです。

15年ぶりの母との暮らしですが、
母はプライドが高く、強いのです。

子ども達も、狭い家でストレスだらけの態度。

運気を変えるためにも、断捨離を勧めると
「アンタこそ」と食ってかかってきます。

やんわり言ったつもりが、下手に指摘をすると
「私なんかさっさと死んでやるんだから、
ザマアミロ」とヒステリックになります。

そうなると私は怖くて何も言えず、
母に従うしかなくなります。

子どもの頃から、こうやって
価値観を植え付けられてきたんだなと
改めて気づくのです。

現在も貧乏なので、狭いマンションに
子ども3人とまだまだ元気な90歳の母。

家は整理されてはいるものの、
狭いだけに物も溢れています。

家族全員の不穏な空気を、
何とかしたくてたまりません。

母と歪み合うことなく受け流し、
私らしく生きていく、
子ども達のイライラも軽減していくための
アドバイスを頂けたらと思います。
よろしくお願いします。

【A】3人のお子さんを育てながら、
そして、離婚されてということで、
とても大きな変化があって、大変な時ですね。

そして、またご実家でお母様と
一緒に暮らし始めたのこと。

物理的な狭さがあると、私たちはどうしても
息苦しさを感じてしまいますね。

また、幼少期の頃からのお母様との関係性、
そこで生まれた価値観などもあって、
お母様への恨みの気持ちのようなものが、
エリザベさんの中に
ちょっとおありなのかなと推察します。

私たちはみんな失敗だらけの人生です。

お母さんもまた、試行錯誤しながら、
苦労した人だったんだと、私も同じだと、
捉えてみてください。

同じように苦労しながら歩いている人間なんだと、
少し思いやりと慈悲心を持って、
敵対するのではなく、横並びという感じで
見てみるとよいかもしれません。

物理的な狭さへのイライラ解消のヒントも
私の体験談からお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko