友人・対人関係

150713

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

このたび、私、川畑のぶこの新しい講座「心理カウンセラー養成講座」が始まりました。
今日はその初日。開始前に、控え室からお送りしています。

この講座は去年から始まったのですが、おかげさまでたいへんご好評をいただき
今年も、6カ月コースで開講させていただくことになりました。

毎月1回、計6回で心理カウンセリングのあり方や技術を学んでいくのですが、
これは私自身の学びでもあり、毎回とても楽しみです。

毎回、グループワークをしますが、そのダイナミクスが都度、全く違うのは面白いところ。
同じ素材を使って、同じ内容をご提供しても、
受講生の皆さんのリアクションやフィードバックが毎回違うので、
私自身もどんどん研鑽されていく感じがしています。
 

さて、今日も皆さんからいただいたご質問へお答えしたいと思います。

今回は、「子どもや夫のやる気を出す方法」について。
また、「夫の仕事がうまくいくように、妻ができることは?」というご質問です。

まず、お子さんに対してですが、この方は、
「がみがみ言いたくない、“太陽作戦”と思ってもなかなかできず、
その分自分にストレスがかかってしまい、うまくできません」とのこと。

そして、専業主婦ではなく共働きであるこの方は、
「自分がもし専業主婦だったら、もっと夫が仕事に専念できる環境作りができたのでは」
と後ろめたさを感じつつも、ご主人に対してはなかなか優しくなれず、
ついイライラしてしまうという悩みを抱えていらっしゃるようです。

両方とも「イライラ」「ストレス」がキーワードですね。

私自身ももうすぐで4歳になる子どもがいます。
子どもは親の思うようには動きませんので、私も毎朝ストレスがかかり、イライラしています(笑)。

朝は自分も時間的・精神的ゆとりがないので、「太陽」になろうとしても、どうしてもイライラ。
でも、夜は比較的ゆとりを持って接することができているかな、と思います。

時間的余裕をつくるようにすることは大切。
精神的ゆとりも、とても大事ですよね。

前回(7/6配信)のお悩みもそうでしたが、今回のケースも「自己充電」が大切なキーワード。
子どもには「正論」でなく「創意工夫」「遊び心」で勝負、というのも有効ですよ。

ご主人に対しての問題には、ちょっと注意が必要かな、という印象を受けました。
「自己犠牲」という観点から、少し考えてみましょうか。

続きは、ビデオでお話しします。

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どうしても自分の気持ちや態度が変えられないなら、
自分の考え方がいいのか間違っているのか、わからなくなってしまうなら……
こちらのプログラムが役に立つかもしれません。
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150601

こんにちは、川畑のぶこです。

いつもたくさんのご質問、リクエストをお送りいただき、
本当にありがとうございます。

どんな質問がくるのか、本当にいつも楽しみです。

今日も、みなさんからの質問をもとに
メールマガジンをお送りします。

今日のテーマですが、
「苦手な人との付き合い方」です。

「苦手な人とどう付き合うべきか」
に腐心されている方が多いようですね。

そして、多くの方が、
「何とかしなくては」という問題意識をお持ちのようですね。

さて、こうした人間関係の問題を克服していくには、
心のメカニズムを知ることが重要です。

なぜなら、
人間関係の問題に対して
ノウハウやテクニックで対処しようとする人がいますが、
問題の本質はそこにはありません。

因果関係が無関係な対策を実施すると、
骨折り損のくたびれ儲けになりがち。
非常に残念な結果に終わってしまうのです。

ポイントは、3つあります。

重要なのは、心のメカニズムを知り、
3つのポイントを意識すること。

こちらのVideoで解説しています。

―――お願い―――

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Valentine's day concept

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
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――――――――――
【Q】腹を割って人と話すことができません。

いつもメルマガを拝読しながら、
勇気づけられたり、涙することもあります。

海外在住10年で、国際結婚しております。

私は腹を割って人と話すことができません。
自分の悩みを相談したいと思いながら、
相手の反応が気になります。

私の話に耳を傾ける姿勢ではない人に話す気になれませんし、
親身になってくれる人である場合、
相談しても解決の糸口が見つからないと、
気分が重くなってしまい、申し訳なく思います。

また、『こんなことで悩んでいるなんてレベルが低い』
と思われるのが恥ずかしい気持ちもあります。

私は、自分がいつも何か間違っているように感じ、
自分のしていることに、いつも「これで大丈夫?」と思い、
「このままでは、いけない」と感じています。

どうせなら楽しく過ごしたいのに、
怒りや恨みで、過去のことを悔んだりします。
そんな自分が嫌で、気付くと自己否定しています。

夫と子供がおり、外から見れば普通に
幸せそうに見える家族だと思います。

でも、夫には(言語的にも性格的にも)
あまり深い話は通じず、あきらめています。

一方で、ちょっとしたことで、
つい子供にきつく当たってしまうことがあり、
後で申し訳なく思い、謝ることもあります。

「自分の気持ち次第で、今すぐに幸せになれる!」
というような言葉を目にし、そうやってみますし、
友達と楽しいひと時を過ごすこともありますが、
一人になると気分が沈みがちです。

今、自分はここで何をしたいのか、よく分からず、
ただ日々のルーティーンをこなす毎日を送っています。

時間があると余計なことを考えるので、忙しくしていますが、
ときどき何もしたくなくなります。

はつらつと元気に楽しく過ごすには、どうしたら良いでしょうか。

【40代 主婦・パート・自営業 ママン様】

――――――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

【A】ママンさん、海外からいつもメルマガを
読んでくださりありがとうございます。

このように洋を隔ててメルマガを読んでくださっている方
の声が届くことは大きな励みとなります。

さて、人と腹を割って人と話すことができず、
自分の悩み相談も、相手の反応が気になってしまうとのこと。

おそらくママンさんはこれまで自分を満たすことよりも、
人のニーズのニーズを満たすことを優先してきたのでしょうね。
いわゆる「いい子」だったのではないでしょうか。

いい子のパターンというのは、ストレス下においては、
常に自分がダメで、相手はOKという状態に陥りやすいです。

実際は、どっちが正しいとか間違っているというわけではなく、
単にそれぞれニーズが異なるだけなのですが、
相手を満たせないと、自分に価値が無いかのような錯覚に
陥ってしまいます。

そこから無力感が生じたり、時として恨みの念が
湧いてきてしまうこともあるのではないでしょうか。

自分を置き去りにして、相手にばかり合わせてしまうことを
過剰適応と言いますが、虚無感や恨みの念などは、
このように自分を抑圧して相手に合わせすぎることから
生じてしまいます。

大切なのは、他人ばかり優先せず、
この世で最も自分に近く、最もよき理解者であるママンさんご自身が
自分のニーズに耳を傾けて、それを満たす、あるいは満たす努力を
してあげることです。

もしそれが出来ないというのであれば、
なぜ出来ないのか、あるいはしてはいけないのか
(=許可を与えられないのか)、
背景にあるママンさんの心理に目を向けてみてください。

「私は素のままでは取るに足らない人間だから、
なんとか取り繕って生きなければいけない」という思いが
心の底にないでしょうか?

自分が自分を評価できていないので、
他人から評価されることで心の穴を埋めようとしてしまって
いないでしょうか。

自分に最も近い自分自身が、自分を大切に出来ていないのであれば、
自分より自分のことを知らない他人に大切にしてもらうというのは
とても難しいことです。

ちょっと想像してみてください。

ママンさんがさして価値があると思っていないものを、
自分が大切にできないので、他人に気に入ってもらい、活用して
もらって価値を見いだそうと、あの手この手を駆使して
気に入ってもらったならどうでしょう?

大満足で安心できますか?
深い喜びや充足感はありますか?

それとも、やがて綻びが出て価値がないことが相手にばれるのでは
ないかと、恐れが出てくるでしょうか?

宇宙には真理があります。
それは、価値のないものは存在しないということです。
存在し得ないのです。

これは単なる精神論ではなく、物理学的にも正しいのです。

もちろん、自分や他人の好みや都合どおりのものであるか
どうかはわかりません。

それでも、全てのものは、直接的であれ間接的であれ
相互にかかわり合って存在しています。

ママンさんが存在しなければ(何かをしなければではありません)
存在し得ないものがたくさんあるのです。
そこに丁寧に目を向けてみてください。

多少いびつなところがあっても、時として失敗することがあっても
弱い部分があっても、それもぜーんぶひっくるめて
私は私としてOKである。

唯一無二の個性や魅力を備えた価値ある存在であるという姿勢を
ママンさんの大親友であるママンさん自身が育まれてください。

自己充電が出来るようになると、夫や周囲から同意を得ることで
満たされる必要が減ってくることに気づくでしょう。

人と腹を割って話ができるようになりたい…

人に腹を割る前に、まずママンさんご自身が、
自身に腹を割って語りかけ、
思いやりを持って接してあげてください。

ジャッジすることなく、ていねいに
大親友である自分を理解しようと心がけてみてください。

自分の負の部分もひっくるめて包み込むことができたなら、
みんなから好かれることで自分の価値を見いだす必要が
なくなってくるでしょう。

万人に好かれる必要は無いということに気づいたなら、
無理をしなければ続かない関係は断っても良いという
勇気や潔さが芽生えてくるでしょう。

本音の私、素の私の価値を見いだせる人だけ私の周りに残ってね
と、しばりから解放されて心が自由になることでしょう。

私が求めるのは他人の評価ではなく心の自由であるということを
常に思い出してみてください。

ママンさんを自由にできるのはママンさんだけです。

Pink festive Valentine's day background

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――――――――――
【Q】同僚が乳がんの手術を受けます

同僚が、急きょ乳がんで全摘出手術をすることになりました。

みなに知ってほしいということで、お話があり、知りました。
以前にも一度手術をしたとのことです。

がんについての情報をネットで見てみたのですが、
生活習慣(食事・お酒・運動など)も影響しているようです。

手術前の今でも、高カロリーなものを食べたり、
お酒を飲んでいるのでびっくりしています。

本人は、
「食事に気を遣ったり、健康グッズをかって、気を付けている」
というので、注意するのも出すぎてるかと思い、悶々としています。

自身の親戚が、おととし、乳がんであっという間になくなって
しまったこともあり、いい方向に向かってほしいのですが、
どう接したらよいのでしょうか。

【40代 事務 匿名希望】

――――――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

【A】
自分の友人や同僚、そして家族等身近な人が病気になると
とりわけがんのような私たちが「重篤」ととらえがちな(実際重篤でなくとも)
病気になると、とても心配でサポートしたくなりますね。

ここで、健全なサポートとはいったいどのようなものか
と考えてみると良いと思います。

私の師、サイモントン博士は真のサポートとは
自分が相手に出して欲しい結果を支持することではなく、
相手が出したい結果を支持することと説きます。

たとえば治療でも、自分は手術をしたほうが良いと思っているけれど、
相手はしたくないと思っていることもあります。

そのようなときに、手術をするよう説得するのは、
相手が自分の思いどおりになることで安心したいという
己の精神的なサポートにはなるかもしれませんが、
実際には相手のサポートになっているとは限らないのです。

もし、相手には相手なりの価値観ではなく、自分の健康に対する価値観
に沿って歩んで欲しいとコントロールが出ると、サポーター自身が
苦しくなってしまい、人間関係がいびつになってしまいます。

そこに癒しのエネルギーは存在しません。

食事や運動もしかりです。

がんはたしかに生活習慣が影響する病気でしょうから、
食事やお酒や運動は重要な要素ではあるでしょう。

ただし、中には食事もお酒も運動も、さして気を使っていないけれども
病気にならない人もいます。

タバコもお酒も呑まない、食事もそこそこバランスを気遣ってきたけれど
肺がんになったという話はよくカウンセリング現場で聞きます。

私の知人のおじいさんは、95歳で他界し、亡くなる2週間前まで
現役で仕事をしていましたが、このおじいさんの健康長寿の秘訣は
ビールにタバコにチーズにピーナッツというから驚きです。
自分の親なら「死ぬからやめろ!」と迫ると思います。

また、ある患者さんは医学的に成す術が無く、あとは余生を楽しく
過ごそうと、ストイックな食餌療法やストイックな生活を手放し、
やりたいことはなんでも自由に楽しく行い、
甘いものもお肉もお魚も、悔いの無いように丁寧に味わって楽しんで
いたら、半年後の検査でがんの消失が認められました。

人間のバランスというのは、あるひとつの側面からのみとらえること
はできず、ホリスティック(全体的)にとらえていく必要があります。

ライフスタイルにはものごとの受け止め方や感情の波など、
心のあり方も深く関係します。

食事や運動など、見えるものには積極的に取り組むのですが、
見えないこれらの領域は多くの人は野放しになりがちです。

相手に癒えて欲しいと望む場合、まずは自分と相手との関係性が平和で
癒えているものなのかどうかを振り返ってみることをおすすめします。

このひとと一緒にいると、安らぐとか、希望がもてるとか、元気になれる、
とかといったあり方で関わっているかどうかを振り返ってみてください。

また、食事など、気がかりなことをコミュニケーションするときは
「こうしなきゃだめだよ」と決めつけたり、指示したりするような伝え方
ではなく、「私はこう思うな」と、主語を相手ではなく「私」にして
伝えると効果的です。

あるいは、「こういう情報もあるよ」と、客観的な情報提供なども
思いやりや愛情を込めて提供してみるのも良いのではないでしょうか。

相手を裁いたり批判したりせず、思いやりややさしさのエネルギーで
包み込むことを心がけてみてください。

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【Q】避けたい人と同じ学校に…

近所に住む方とギクシャクしてしまい、会わない様に
生活をしています。
どうしたら普通のご近所さん的な関係になれるでしょうか?

引っ越してはじめは子どもが同級生という事もあり
仲良くしていたのですが、その方の言動が私には合わず
少しずつ避ける様になりました。
会えば挨拶っぽい事はしますが、話はしません。

とうとう来年から子どもが同じ学校に通うときが
来てしまいました。仲良くならなくてもいいから、
避けたい人でなくなるにはどうしたら良いのでしょうか??

そのためには会うしかないと思っても、会わない様に
出かけたりしてしまいます。

人見知りで、仲のいい人には会いたいけど、他の人には
なるべく会いたくないと思うので
それも変えられたらな、と思います。

【40代 主婦 匿名希望】

――――――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ
A:
避けたい人が近所にいて普通の関係になりたいとのこと。

匿名さんにおすすめしたいのは、
『とりあえず立場をとる』ということです。

「私はこの人と健全な関係になりたいんだ。
 だからそのための努力をする」と。

できるかできないかは結果論なので未来におまかせします。
まずは、今できることとして、とりあえず自分自身に
宣言をして立場取りをしてみてください。
(注意:これを他人に対してする必要はありませんし、
 むしろ控えるのが賢明です)

私たちが混乱するときは、相手の行動によってではなく、
自分が自分の姿勢や立場を決められていないことによる
のが多いものです。

極論、「金輪際、相手とは関わらない」というのも
ひとつの立場の取り方です。

無論、その時点ではそう決めたけど、時間の経過と共に
変わってくる関係もあるでしょう。
それはその時に対処を考えれば良いでしょう。

その時点でのベストで、自分なりの立場を取るというのが
ミソとなります。

やっかいなのは、関わりたくないけど関わった方が良い気
がするので関わろうか…でも、相手はこうだし、ああだし…
といったグルグル状態です。

一時的であれば、さして問題はありませんし、むしろ
人間らしいのではないでしょうか。

ところが、それが慢性化すると苦しみを伴いますね。
過度に相手を悪者化してみたり、自分を正当化してみたり、
時として反省を超えて自分を悪者化してみたりと。

そのことが好ましい気分や結果をもたらすなら良いのですが、
恐らくはその反対でしょう。

相手と健全な関係になりたいからその努力をすると決めたのなら、
その努力のひとつとして、
「避けたい人を避けないようにする」ために時間やエネルギー
を使うよりも、いったんそれはそれで横においておいて、
「一緒にいたい人と一緒にいる」ために時間やエネルギーを
意識的に使うようにすることもおすすめです。

注意を向ける対象を変えるということですね。

気にしないように努力すればするほど、
相手が気になるのではないでしょうか。

「オオカミのことを考えない…オオカミのことを考えない」と
努力すればするほど頭の中はオオカミでいっぱいになるでしょう。
そのかわりに「ヒツジのことを考える」ようにしてみるのです。

そのようにして、エネルギーが高まってきたのなら、
自分を取り巻く世界に多少オオカミがいても、
日常に支障をきたすほど気にもならなくなるでしょう。

世の中に自分にとって好ましくない人が多少いようとも、
私の人生それなりに機能するというゆとりも出てくる
のではないでしょうか。

逆説的ですが、そのようなとらわれない状態になり、
ゆとりが訪れたときに、無理なく
「たとえ私の好みの通りでなくとも、相手は相手なりの
 ベストをつくしているんだなあ。ま、いっか」と、
真に相手を受け入れることができるようになることと思います。

まず自分の立場どりからはじめてみてください。

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【Q】腐れ縁の友人との関係に悩んでいます

友人についての相談です。

「ずっと腐れ縁だね。」と
学生の頃から付き合ってきた友人がいます。
就職先は違っても、頻繁に一緒に遠出したり食事に
行ったりして過ごしていました。

ただ、私の結婚が決まった頃から友人の態度が
少しずつ変化してきました。
結婚することを伝えたときも、
「ずっと一緒だと思っていたのに…」と言われただけでした。

それからすぐに主人の仕事の都合で地元を離れ、
年に数回、帰省する度に連絡をして食事に行ったり、
近場にドライブしたりするようなお付き合いが
長い間続きました。

友人は仕事上難しい立場に立たされたり、
人間関係(職場や親子)でも悩みがあったりしたようで、
会う度にそういった話(相談というより愚痴)を
私が聞くだけの関係になっていました。

私もいろいろな悩みがあったのですが、
自分の話ができない雰囲気を感じ、できませんでした。

次第に友人の言葉の中に、専業主婦をしている自分に
対する批判めいた感情を感じるようになったり、
学生時代の友人と集まった時にも私を批判することを
言ったりして、正直距離を置いた方がいいのではないか
と思い始めました。

その後、私が地元に戻ると友人はそういう態度にも
かかわらず、頻繁に会って欲しいと頼んできました。

ですが、約束をしても直前に別の用事が入ってキャンセル
ということが続き、私としてはもう友人関係を辞めよう
と思いました。

その後、お誘いのメールが何度かあったのですが、
忙しいからという理由でお断りしていたところ、
もう連絡も来なくなったのですが、
友人を突き放した自分は冷たい人間なのかとも思って
時折責めてしまいます。

ただ、もう会いたくないというのが正直な自分の気持ちです。
自分の気持ちが揺れて困っています。
どのように折り合いをつけたらいいでしょうか?

【40代 にゃん様】

―――――――――――――――――
【A】FROM 川畑のぶこ

人生の節々には大きな人事異動が生じることがありますね。
それは人生の変化の度合いにも依存すると思います。

人生におけるより大きな変化というのは、
人間関係にも大きな変化をもたらすことでしょう。

にゃんさんのように結婚がそれである人もいれば、
引越や転職や病気、また離婚などがきっかけになる人も
いると思います。

このような時期は、人間関係の取捨選択の時とも言える
でしょう。

友というのは近似性によって成り立つことも大きいので、
にゃんさんのご友人も、今までは社会的にも年齢的にも
近い立場にいたにゃんさんが離れて行くことが
とても寂しく不安だったのでしょうね。

アリストテレスは、
「不幸が訪れた時こそ、真の友が誰であるかが明らかになる」
と言っています。

辛い状況を支えてくれると思っていた人が実際はそうで
なかったり、逆に思いも寄らない人が強い支えになって
くれたりと、人間関係の長さや合う頻度に関係なく
その深さや質が明らかにされます。

その関係が利己心に依存して成り立っているのか、
それとも思いやりから成り立っているのかが明らかになる
ということですね。

これは逆もしかりで、相手に幸福が訪れた時に、それを
自分のことのように心から祝福できるのか、それとも
自分に不都合なので妬んだり嫉んだりするのかは、
相手が自分にとって真の友であるか否かを明らかに
するのでしょう。

もちろん、これは時間とともに変化することでもあります。
昔は大切な存在であったし、友人なしでは乗り来られ
なかったことも多くあるでしょう。

そのことには感謝して大切な時間であったことを
素直に受け入れれば良いと思います。

ところが、世の中は無常です。

私たちの心も体も環境も人間関係も、常に代謝を繰り返し
変化しつづけます。時間の経過とともにお気に入りだった
服が色褪せることがあるように、昔は色濃かった友情が
褪せてきたのであれば、それを素直に受け入れることです。

無理に繋ぎとめる必要は無いでしょうし、互いのためにも
なりません。互いの人生を輝かせるのではなく、
足を引っ張りあって損なってしまう人間関係は
潔く手放す勇気も大切になってきます。

そのことによって関係性が代謝し、ひと回りして
ーたとえばにゃんさんのご友人も結婚するなどしてー
また未来に戻ってくることもあるでしょう。
そうであればそれは喜ばしいことです。

ただし、そのことに期待する必要もなく、それを目指す
必要もありません。

友は何にも優る人生の宝です。
限られた人生にどんな友を持つのか、
じっくり振り返る、良い機会が与えられたのでしょうね。

* * * * * * * *
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【Q】他愛のない会話が苦手です

他愛のない会話が苦手で困っています。
知らない相手や、新しい職場内では、なんとか会話ができますし、
自分の立場を利用(?)して話す時は特に気にならずできますし、
問題は感じません。(例えば、上司と自分、子どもと自分等)

しかし、お互いを少し知った間柄や、働いて1年もした頃になると、
他愛のない話を振ることもできないし、みんなが他愛のない話で
盛り上がっているところに入ることができず…
一人孤独感を感じたりします。

入りたいのに入れない・・・というのとはちょっと違って、
入りたい訳じゃないけど、楽しそうにしているのは感じるから、
入ることが出来たら楽しいんじゃないかなーと思うんです。

『井戸端会議でくつろげた時代』
『人と一緒にくつろぐ努力を』
といった記事を読み、それが私の理想・夢だと思います。

人と共感的に過ごすことは、人生が豊かになって、
せっかくの人生をそんな風に生きたいと望みます。

しかし、気が付くと私は、現実的であったり、自分の意見を
主張しがちであったりと会話がちっとも楽しくありません。
だから、友達もいません。

・・・といっても、年に1・2度食事をする仲間はいますが
これもまた、みんなは話題が豊富で、日々が充実している様子
がうかがえやっぱり自己嫌悪に陥ったりしてしまいます。

投影についてや、人は自分の鏡といったことは、
カウンセラーの方の話から知ってはいます。

しかし、それが、自分にはどう当てはまり、
何を気にしなくていいのか、何が根本にあるのか・・・
どんどん悩みが違った形で深みにはまっていってしまいます。

今は、職場でギクシャクした相手との関係を、自分一人スムーズ
に解消できない気がして、なんて未熟な人間なんだろうと、
落ち込んでいます。

他の職員は、他愛のない話をしだして関係を元に戻すのが
とっても上手です。
そこで、他愛のない会話ができない私は、どうなんだろう・・・
と考えてしまいました。

よろしくお願いします。

【50代 女性 ファンキー様】

――――――――――――――――――――
【A】FROM 川畑のぶこ

ファンキーさんの誠実さと真面目さが伝わってくるご相談です。
同僚や知人との他愛のない会話を楽しみたい、すなわち、
人間関係を良好にして豊かな人生を送りたいという思いからの
お悩みは、私たちの多くに共通するものではないでしょうか。

さて、それでは他愛のない会話が出来なかったら、
本当に豊かな人間関係は築けないのでしょうか。

答えはNOです。

口数が少なく、人から話しかけられれば相槌はうつけれども、
基本的に自分からは話しかけることがない静かな人でも、
豊かな人間関係を築いている人は世の中にたくさんいます。

人間関係を良好に保つためには、互いのニーズ(心理的欲求)
が満たされているかどうかが基本的な課題となります。

相手のニーズを瞬時に満たすことができたなら、
人間関係は比較的良好にいくでしょう。

ただ、実際に相手のニーズをダイレクトに満たしておらずとも、
そうあろうと努力する姿勢が見られれば人間関係はやはり
良好にいくことが多いものです。

たとえば、コーヒーが好きで飲みたいと思っている相手に、
飲みたいタイミングでコーヒーを提供できたに越したことは
ありませんが、たとえ少々ずれたタイミングで緑茶を出した
としても、相手を思いやるという行為に変わりはありません。

そのような行為の意図を相手は読むことができますし、
そうであれば人間関係は良好に運ぶでしょう。

ときには、その意図や姿勢を正確に読めない人もいるかも
しれませんが、そのような人とは良好な人間関係を築くことに
執着しないことをおすすめします。

他愛のない会話を器用にできなくても
「私はあなたと良好な人間関係を築きたいのです」という
意図や姿勢が見られれば、そして相手が敬意や思いやりを
感じることができれば相手との関係は良好に保てるでしょう。

これは挨拶ひとつでも可能なやりとりです。
他愛のない会話にはあまり乗ってこないけれども、
いつも爽やかな笑顔で相手の目を見て気持ちを込めて
挨拶をしてくる相手に悪い印象を持つ人は少ないものです。

多くの場合、相手のニーズも会話そのものではなく
それを通じて「つながっていたい」というのが真のニーズでしょう。
「私も一緒です」ということが伝われば良いのです。

実際的に気の利いた他愛のない会話をしなければ
(=苦手を克服しなければ)良い人間関係はつくれないという
思い込みを捨てることです。
それよりも得意を伸ばそうと発想を転換してみてください。

たとえば、気の利いた話をできなくても、「聞き上手」に
なることは可能です。積極的に話をしたい人というのは、
積極的に聞いてくれる人を必要とするものです。

「うんうん」と頷いたり、「へぇ、そうなんだー」などと
反応する、すなわち、あなたに耳を傾けていますよ、
あなたを見ていますよという姿勢を返すのです。

実際の声を使わずとも態度や姿勢を示す、これを
ノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)
と言いますが、コミュニケーションでとても重要な役割を
果たします。

無意識に、「人とつながると面倒なことになる」
「波風立てない方が良い」という思いがはたらいていて、
なかなか人の輪に入れないこともありますが、

もし思い当たることがあれば、
「私は良い人間関係を築く過程にいる。
万一面倒になったなら、そこから距離を取れば良い」
と切り替えてみてください。

まずは自分らしさを忘れず、
気楽に聞き役に徹してみてください。

* * * * * * * *
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