人生

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【Q】自分で生きていく覚悟が決まりません

いつも、様々なヒントをいただき、ありがとうございます。

頑張れきれない自分に悩みながら、
自分の人生をどう生きて行こうか考えています。

未だ独身で、パートナーもおらず、もう少しで40に
手が届きそうな年齢にいつの間にかなってしまいました。

振り返ると、いつも迷ってばかりの人生で、自信がなく、
好きなこと、やりたいことにOKが出せず、常に人の反応を
気にしたり、人からのアクションを待って様子をみる癖
がついてしまいました。

最近になり、ようやく好きだった歌うことが、人からも
褒められ、自分もそれをやっていていいのかな、
と思えるようになってきました。

しかし、そうするとまた、周りの期待に応えなければ、
受け入れられなければ相手にされなくなるかも、と、
焦りがでてしまいます。

なんとか自分を活かしながら独りでもより良く生きたくて、
通信で音楽療法の勉強を始めたのですが、仕事をしながら
の勉強がうまくいかず結局、また自信のない自分に
なりつつあります。

福祉や心にも関わるこの勉強に興味をもったのは、
母をいずれ自分が面倒をみることになるためと、
以前母がうつ病だったこと、周りに心を病む友人がいた
ことなどもあります。

結局、母は再発した同じ病いで他界してしまいました。
子供だった自分、支えられなかった自分を情けなく思います。

いよいよ、自分で生きていかなくてはと思い、
決意したつもりでしたが、
お伝えしたようにうまくいかなくなってしまい、

結局、音楽に関わっていたい為の、自分や母、世間への
言い訳だったのかもしれない、と思います。

今では自分の甘さと覚悟のなさに、また、同じことを
繰り返していると自己嫌悪に陥ってしまいます。

頭の中がいつも騒ついて、気分転換もあまりできません。
どうして、いつも迷ってばかりで、中途半端になって
しまうのか、いろんなセラピーやカウンセリングも
たくさんうけてきました。

結局、自分が決めなくてはならないと
誰のせいにもできないと頭では分かっているのですが、
頑張りきることができません。

劣等感や優越感に囚われることなく、自分に素直で
いられればきっと、よいのだと思うのですが。
(とりとめなく、長々と申し訳ありません。)

【30代 会社員 R様】

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【A】FROM 川畑のぶこ

29歳、39歳、49歳など、あと少しでキリの良い次の代に
突入という時期はRさんに限らず、私たちの多くに
人生を振り返る機会を与えることと思います。

仕事のこと、恋愛のこと、家族や友人などとの人間関係
のことetc…

気が付けばいつも迷ってばかりで周囲の目を気にしてしまう。
また始めても中途半端になってしまう。
これはRさんの「結末への恐れ」から来るのかもしれませんね。

人間には防衛本能がありますが、生命を守るための防衛は
もちろんのこと、自分を心理的に守るためにも
この防衛メカニズムが働きます。

後々傷つきたくないからという理由で、ワーストのシナリオ
を前提にチャレンジを控えるのもそのひとつです。

チャレンジしなければ、失敗する必要もありません。
そうすれば充足感は無いかもしれませんが、少なくとも
自分に無能だということに直面することもなく、
傷つかずに済みます。

何かにチャレンジしたいけれども出来ないときは、
失敗を受け入れる勇気が必要です。

私たちは等しく失敗を免れない存在です。
自分には失敗して学ぶ権利があるし、失敗して良いのだと。
失敗は私たちが賢くなる機会でもあるのですね。

人間は成功からよりも失敗からの方が多くを学ぶと
言われています。

また、失敗したら全ての終わりではありませんし、
いくらでも取り返しがつくということを覚えておくのも
大切になるでしょう。

Rさんのお母様や周囲への思いやりというのは
素晴らしい姿勢だと思います。

ただし、そのために自分への思いやりが無くなって
しまってはやはり人生を損なってしまいます。
それが身内であれ、友人であれ、相手の人生や感情の責任
というのは本人にしかとれません。

これはRさんの人生や感情の責任はRさんにしかとれないの
と同じです。相手を満たすのは基本的に相手の仕事であり、
自分を満たすのは基本的に自分の仕事と割り切ってみる
ことも時には大切かもしれません。

お母さんにはお母さんの人生の課題があり、基本的に
お母さんご自身が自己の成長のためにクリアしていく
課題でした。Rさんの力量不足ではありません。
(恐らく今は私たちとは異なる次元でより賢くその課題に
チャレンジされていらっしゃるのではないでしょうか?)

Rさんの仕事の優先順位は周囲を満たすことでは無く、
まずはご自身の人生を充足させることと切り替えて
みてください。

自分で自分のことが満たせるようになれば、
相手に求めたり、相手から心理的に満たされようという
見返りを期待しなくなります。
すると、人間関係や人生は一気に軽やかになってきます。

また、自分のことを満たすことが出来る人というのは、
結果的に心にゆとりが生まれ、無理なく人のことをも
思いやったり満たしたりすることに繋がるということも
知ってください。

人に合わせることで評価を得たり好きになってもらったり
するのではなく、自分に合わせてあげて、自分を好きに
なってあげる。

他人の期待に応えるために音楽や歌をやるのではなく、
どうか自分の人生を祝福するために音楽に触れ、
歌を歌ってみてください。

私たちの人生には限りがあります。
もし、今日が人生の卒業式だったら、人生を振り返って
Rさんが最も感謝することはいったい何でしょうか?
また、Rさんが最も後悔することはいったい何でしょうか?

もし、Rさんがもう一度人生を送り直すことができるので
あるとすれば、今度の人生でRさんにとって
真に大切なことは何でしょうか。

日々新たなり、それらのことを大切に、
今日から新たな一歩を歩み始めてみてください。

お母さまもきっと温かく見守ってくれているのでは
ないでしょうか。

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【Q】私はひどい人間ですか?

我が家は、子供2人、夫婦共働きです。
私の夫は、金銭的にもルーズな上、家事も育児もすべて面倒な事
は私にやらせ、どんなに私が忙しくても、また、病気やけがで
寝込んでいても、平気で「俺のメシは?」という人です。

作れないからと夕飯代を渡すと、不機嫌な顔をして自分だけ
食べに行き、家族の分を買ってくるとか、作るとかいう事は
全くありません。

ふらふらしながらいつも台所に立ち、悔しいのか、悲しいのか
よく分からない涙を何度流したか・・・

又、努力することを嫌い、時間が空けば、昼寝三昧で、
ネガティブな性格とも合わず、どんどん夫婦関係は冷え切り、
部屋も別、言葉を交わす事もなくなりました。

もう愛情は全く無く、このまま夫婦でいる意味を見出せず、
下の子の中学卒業(現中学3年生)を待って離婚を切り出そう
と考えていた矢先、夫が脳梗塞で倒れ体に麻痺が残りました。

このまま放りだす事も出来ず、色々考えた末、
もう一度やりなおそうと、私から切り出し、夫と話し合いました。

その時に、心を入れ替え、子供の為、今後は予想される
辛いリハビリを頑張り社会復帰を目指す事、感謝の気持ちを持つ
など、約束致しました。

でも2.3日で、破られました。
「リハビリは辛い、面倒。俺の仕事は昼寝だけだ」
平気な顔でそう言い放ち、何度訴えても知らんふり、
寝てばかりの夫に殺意すら覚えました。

世話をする私は、夫の顔を見ると喧嘩腰になります。
悔しくて、情けなくて、憎くて、心も体もどうにかなりそうで・・

数か月後、病院から、そろそろ自宅で看てくださいと言われても、
私にはどうしても夫を受け入れる事が出来ず、離婚を致しました。

夫側の親戚からは、病人を放りだすなんてと、ひどい非難を受け、
まるで悪魔のような言われようです。

私自身、人としてやはりもっと我慢すべきだったのかと・・
私はひどい人間ですか?

【40代 女性 匿名希望様】

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【A】FROM 川畑のぶこ

フルタイムで働きながら、子供2人を育てる…
とっても大変な仕事ですね。
その上、夫が家事や育児に協力的でないだけでなく、
そのことに対して感謝や思いやりもないとなると、
さらに負荷は増し、いっそのことシングルマザーの方が楽
という状態となるのは自然なことでしょう。

本当によくこれまで頑張ってこられましたね。
どうか、ご自身を褒めてあげてください。

離婚にあたっては、状況が状況だけに大変悩まれたことと
思います。さぞ罪悪感に苛まれたことでしょう。

「私はひどい人間なのか」の問いに関しては、
「ひどい人間」というレッテルは、ご自身のことをよく理解
した人が発せられているものでしょうか?

それとも、状況を深く洞察することなく表層的な部分のみを
見て判断している人のものでしょうか?

ここで川畑が「はい、あなたはひどい人間です」とジャッジ
すれば納得がいくでしょうか?
あるいは「いいえ、あなたは全くひどい人間ではありません」
とジャッジしたなら納得がいくでしょうか?

恐らくこのことは、周囲のジャッジで解決する問題ではない
でしょう。ポイントは、ご自身がご自身をどう評価している
のかということかと思います。

私たちには、それぞれの都合や期待があります。
ところが、私たちは残念ながら、周囲の全ての人間の都合に
合わせて生きたり、期待に応えて生きることはできません。

また周囲の都合や期待に合わせて生きたところで、相手が
自分の幸せや人生の責任をとってくれるわけでもありません。

大切なのは、自分の人生を生き生きとさせるのに、
「私が自分の人生に望むものは何か」を明確にし、
自分の期待を裏切らずに前進されることではないでしょうか。

もちろん、そのためには周囲の期待に添えないこともありますし、
波風を立てることもあるでしょう。

ときとして、大きな前進をするときには
「みんなから好かれる」とか「みんなから評価される」という
気持ちを手放すことが必要となります。
すなわち、嫌われる勇気を必要とするかもしれません。

それでも覚えておいてください。
自分を理解しない(またはしようとしない)人間に好かれる
必要は無いということを。

そして、たとえ周りの人間全員から裏切り者呼ばわりされた
としても、「私は相手を裏切ったのではなく、自分の人生を
切り開くのに最善の努力をしたのだ」ということを。

全ての人に忠誠を誓って生きたなら、結局は全ての人を裏切る
ことになるでしょう。

完璧な人間というのは存在しません。

不器用な自分なりの、その時点でのベストの選択をしたのだ
という信念を大切に育んでみてください。

周囲がどう言おうが、どうかご自身だけは自分を
厳しく裁くことにありませんように。

今後の課題は、世間の目を気にするばかりに
自己犠牲的に生きることをやめることかもしれませんね。

もちろん、愛するもののためや、人生に意義を見出せるもの
に対して献身的に生きることは良いでしょうし
そのような対象があることは豊かさにつながることでしょう。

まずは、自分自身を愛の対象として
生きる姿勢を育まれてみてください。

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