執筆者

Mother's day, family, childhood and people concept - happy daugh

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
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【Q】なんで私だけ?

メルマガいつも楽しみに拝読させて頂いています。
些細な悩みかと思いますが、聞いてくださったら幸いです。

私の母は家族の誕生日(妹、弟、甥)の直前になると、
「電話でお祝いを言ってあげてね。」と私に連絡を入れてきます。
それは毎年のこと。

でも私はほとんど今まで妹からも弟からも
誕生日の時に「おめでとう。」と言われたことがありません。
(両親、妹、弟は遠方に住んでいます。)

なぜ母は私にだけ誕生日のことをリマインドしてくるのか
よく分かりません。

時々、なんで私だけが・・・と、
とてもモヤモヤした気持ちになります。

本当は母に「私は兄弟からおめでとうって言われたことないよ!」
と言いたいのですが、言えません。

この気持ち、どう処理したらいいでしょうか?

【40代 自営業 ダンボ様】

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【A】
FROM 川畑のぶこ

なんで私だけ?

妹弟と同様に、私だってお母さんの子なのに、
なぜ私だけ妹弟に気を配らなければならないのか、
ダンボさんはそんな不公平感をお持ちなのですね。

不公平感は、相手が得をして自分は損をするとか、
差別されているという思いから湧いてきます。

しかし、今回のケースは、
妹弟は私や母から思いやりや祝福を得るのに私は誰からもそれらを得られない、
私だけ与える側で相手が得る側、という嘆きなのかと思います。

まず、ダンボさんのお母様は本当に不公平に扱っているのか、すなわち、
妹弟だけ愛を受け、ダンボさんには受けなくて良いと思っているのか、
ということに関して少し想像力を働かせて何が起こっているのかを
考えてみたいと思います。

まず、恐らくお母様の年代からいって、
「年上は常に年下を可愛がる」という教育をされてきており、
そのような価値観をご自身の人生に採用しているかもしれません。

長女や長男は家族の中では親代わりとして機能したり
期待されたりすることも多いかと思います。

すなわち、お母様からみると
長女のダンボさんは心理的には親側の感覚なのかもしれませんね。

数年の年の差があれば、妹や弟が
生まれた時点で、ダンボさんは妹弟に
比べて既にたくさんのことが出来たことと思います。

これが数年の差ではなく、一桁の差となればなおさらではないかと思います。

親がダンボさんを可愛がって来たように
ダンボさんも小さな者たちを可愛がったのではないでしょうか。

もしかしたら、お母様はそのような幼い時の慣習をそのまま平行移動して
現在に至っているのかもしれません。

「私と一緒に下の子たちを可愛がりましょうよ」と。

母親にとって子どもに愛を与えることは苦痛ではなく、
むしろ喜びであるかと思います。

ですので、長女に苦行を強いる気持ちはさらさらなく、
共に愛を分かちましょうという姿勢なのではないかと察します。

決して、「あんたは得せずに損する側に回りなさい」という姿勢からではなく、
「共に得しましょう」という姿勢なのではないでしょうか。

まずは、この辺の理解を深めてみることをおすすめします。

そして、次にお母さんの価値観に沿ってダンボさんが生きなければいけないか?
ということに関しては、必ずしもそうではありません。

もちろん、NOと言ってよいのです。

私は長女ではあるけれど親ではなく、同じ子どもなので、
平等に子どもとして接して欲しいということを伝えてみることです。

恐らくそのことを今日までコミュニケーションできなかったのは、
ダンボさんがお母さんにとっていわゆる「いい子」であったからかと察します。

いい子でなければ愛を得ることが出来ないと、
様々な抑圧を抱えて頑張ってこられたのだと思います。
それをやめることです。
大丈夫です。

お母様はダンボさんがいい子でなくても愛されているでしょうし、
万一「いい子」でいてくれるから愛しているのならば、
それはご都合主義の歪んだ愛のかたちであり、応える必要はありません。

まずは、お母さんに対して今回のダンボさんの問いである、
「なぜ私だけ?」ということを素直に尋ねてみてはどうでしょうか。

「私も同じように妹弟から祝福を受けたら嬉しい」と、
批判からではなく、好奇心をもって尋ね、
自分自身の欲求を伝えてみてはいかがでしょうか。

お母さんは初めて気づいたかのようにハッとされるかもしれませんよ。

しっかり者の長女のことだから、下の子たちのように甘えたいという
ニーズがあったとは、ゆめゆめ思っていないかもしれません。

長女は常に我慢しなければいけないわけではありません。
欲を持って良いですし、それを伝える権利もあります。

これを抑圧してしまうと、関係性が病んできてしまいます。
ぜひ、大切なお母様に、ご自身のニーズを伝えてみてください。

150720

 皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

 私は夏をちょっと先取りして、実家のある南西諸島の沖永良部島に行ってきました。
年に2~3回位は、私の心の故郷であるこの地を訪れると決めています。

 今回は、仕事仲間であり、プライベートでも仲間であり、心の家族でもある7名の仲間と行ってきました。
毎回とても素敵な自然との関わり合いの中での気づきがあるのですが、今回はとても大きいことがありました。
それは、ウミガメの産卵を観察したことです。

 3日連続、朝の3時半に起床して、4時には、誰もいない漆黒の浜にカメを探しにいきました。
1~2日目は、残念ながら見られなかったのですが、ついに三度目の正直で、見ることができました!

 非現実の世界と言うか、とてもファンタジックな時間でしたし、
また、真っ暗だった所からだんだん陽が上がってくるという、とても瞑想的で素敵な時間でした。

 沖縄や九州は既に夏真っ盛りですが、東京、関東やその他の地域はこれからですね。
皆さんにも楽しい体験がありますように。

 さて、今日も読者の皆さんから質問をいただきましたので、それにお答えしていきたいと思います。

 今日は「人と楽しく会話する方法」について。
「テーマがあれば、議論するのは苦ではないのですが、雑談が苦手です」という方です。

 「雑談が苦手です。あとは、決断した後、後悔することがたびたびあり、
気持ちが揺れたり変更したくなったりして、自分でも嫌になります。
気持ちが散らかっているのを感じ、自分が能力の低い人間だと感じてしまいます。
他人の評価を気にしているつもりはないのですが、結果的には気になっていると思います。
結果が気になる自分を吹っ切りたいのですが、いつも煮え切らない。
楽しいと感じられるような毎日を送りたい」

というお悩みです。

 おそらく、このビデオを観ながら「うんうん、そうそう」とうなずいている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
たわいもない話や雑談が苦手で、何を話していいか分からないという方は結構多いのです。

 結論からお伝えしますと、「雑談苦手のままでOK」です。

 そして、キーワードは「調和」。「バランス」ですね。

 コミュニケーションにおいて、あなたには、あなたにしかできない役割がありますよ。
さて、どんな役割でしょう?

 続きは、ビデオでお話しします。

―――お願い―――

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young beautiful girl in the summer on vacation

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【Q】仕事をやめたことが、うしろめたいです

長年勤めた職場を退職しました。
理由は自分の気力、体力、能力に限界を感じました。

相手のある仕事で、とてもやりがいのある仕事で、
職場の人間関係もまずまずだったと思います。

しかし、上述の通り
(特に能力…カバーする為に勉強する等の気力もなく…)、
誰かの役にたちたいと思って仕事を始めたのに
このままではかえって人に迷惑をかけてしまうと思ったのです。
(私の変なプライドもあったのだと思います)。

退職する前は元々人見知りで、
それに強迫観念的なところもがあったのが少しずつ強くなって
朝早くから出勤して人が帰ってしまうまで職場に残り、
仕事内容の確認を何度も繰り返し、上司にも相談して
仕事量を調整してもらってからもその状態が続きました。

職場に15時間以上いる事が普通になって
家庭の事はないがしろにしていました。

それでも仕事は溜まる一方で、色々考えた結果退職しました。

ただ退職後も家庭の事はあまり出来ず
かえって子供の学校行事に参加するのも億劫になってしまい、
仕事より家庭が大事と思った割には思うように出来ていません。

収入は殆ど0円で、退職金は全て住宅ローンの返済につかってしまい
今は貯金を崩して生活しています。

夕食の準備はなんとかやっていますが、
それ以外は大したことはせずゴロゴロしてばかりでです。

子供の教育上よくないなぁって自分で思うのですが、
片付けようとしてもすぐ手がとまり気力がわきません。
自分がふがいないせいなのに子供に八つ当たりしてしまいます。

子供の一人は高校中退で仕事もせず家にいます。
別の子供は受験生で、本来なら今からが出費も重むから
なんとか収入を増やすか出費を減らすかしないといけない
とは思っていますが…。

とりあえず今年1年と子供の進学(公立)費用は
貯金でなんとかなるとは思っています。

でも本当にこんな生活でいいのでしょうか?

リフレッシュして気力と体力をつけて
早く仕事を出来るように今は思うのですが、
ちょっと新しい環境に入っていけない気もするし、
でももうすぐ50歳になるから再就職は難しい気もするし、
でもせっかくだからこの1年は
リフレッシュに重点をおけばいいとも思うし…。

でもやっぱり仕事をしていない自分が後ろめたくて
外出するのにも気が引けて…
ちょっと引きこもりになってしまっています。

そんな自分にイライラしてしまいます。

退職する時は、自分から退職するなんてこのご時世では
贅沢な事だし一回リセットする為にちょっと違う経験を
してみようと思っていたのですが…。

だらだらと書いてしまいました。すみませんでした。

【40代 無職 匿名希望】

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【A】
FROM 川畑のぶこ

人生の大きな変換期にいらっしゃるのですね。

長年勤めて来た会社を辞めてキャリアチェンジをする、
このようなときに不安定になるのは匿名さんに限らず
誰にでも起こり得ることですので、
まずは想定内のことが起きていると思って
少し気楽に構えてみてくださいね。

気力・体力・能力の限界を「素直に認める力」
というのは素晴らしいものです。

私たちは心の奥底で限界が来ているのを感じていても、
限界を尊重することなくそれを頑に否認して頑張りすぎてしまい、
いずれ破綻してしまうことも多いものです。

限界を尊重するということは、自分を大切にすることであり、
周囲との調和をはかることでもあります。

勇気を必要としますが、その勇気をよく出されましたね。

新しい仕事を始めていなくても、
仕事が無い状態自体が新しい環境です。

新しい変化に適応するまでは、ある程度の時間がかかる
でしょうから、焦らずに、じっくり腰を据えてみてください。

他者と比較することなく、自分自身のタイミング、
個性を大切にされてください。

恐れがでたときは、
『雨風を凌ぎ、日々の糧を得るだけの先祖代々の智慧が、
私の中に生まれながらにして備わっている』
と信頼してください。

また、
『困難を学びの機会として、人生に活かす先祖代々の智慧が、
私の中に生まれながらにして備わっている』
と信頼してください。

これはご自身だけでなく、ご家族も同様です。

理想を言ったらきりがありませんが、
それぞれが個性を大切にしながら、それぞれの人生を切り開く力は
生まれながらにして持ち備えています。

今後のアドバイスとして、既にご自身もお気づきのようですが、
どうやら「全か無か思考」が強くはたらく癖があるようですので、
ファジーな部分もときには大事と意識して、
許容する姿勢を育んでみてください。

白か黒かはっきりしなくても、人生は機能しているという事実
をじっくり観察して、ご自身の人生に落し込んでみてください。

結果だけでなく、そこに心を込めて取り組むプロセスや道自体が
私たちの人生に大きな影響を与えていますし価値のあることでしょう。

人からの評価の前に、自分に最も近い自分身が自分を評価して
あげることも大切です。

人から接してもらいたいように自分自身に接しているかを振り返り、
人を喜ばす前に、自分が喜ばす努力をしてみてください。

するとエネルギーが湧いてきて、自分が真に関心を寄せること
への向学心も湧いてくることと思います。
知らず知らずの内に不安も消えていることでしょう。

150713

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

このたび、私、川畑のぶこの新しい講座「心理カウンセラー養成講座」が始まりました。
今日はその初日。開始前に、控え室からお送りしています。

この講座は去年から始まったのですが、おかげさまでたいへんご好評をいただき
今年も、6カ月コースで開講させていただくことになりました。

毎月1回、計6回で心理カウンセリングのあり方や技術を学んでいくのですが、
これは私自身の学びでもあり、毎回とても楽しみです。

毎回、グループワークをしますが、そのダイナミクスが都度、全く違うのは面白いところ。
同じ素材を使って、同じ内容をご提供しても、
受講生の皆さんのリアクションやフィードバックが毎回違うので、
私自身もどんどん研鑽されていく感じがしています。
 

さて、今日も皆さんからいただいたご質問へお答えしたいと思います。

今回は、「子どもや夫のやる気を出す方法」について。
また、「夫の仕事がうまくいくように、妻ができることは?」というご質問です。

まず、お子さんに対してですが、この方は、
「がみがみ言いたくない、“太陽作戦”と思ってもなかなかできず、
その分自分にストレスがかかってしまい、うまくできません」とのこと。

そして、専業主婦ではなく共働きであるこの方は、
「自分がもし専業主婦だったら、もっと夫が仕事に専念できる環境作りができたのでは」
と後ろめたさを感じつつも、ご主人に対してはなかなか優しくなれず、
ついイライラしてしまうという悩みを抱えていらっしゃるようです。

両方とも「イライラ」「ストレス」がキーワードですね。

私自身ももうすぐで4歳になる子どもがいます。
子どもは親の思うようには動きませんので、私も毎朝ストレスがかかり、イライラしています(笑)。

朝は自分も時間的・精神的ゆとりがないので、「太陽」になろうとしても、どうしてもイライラ。
でも、夜は比較的ゆとりを持って接することができているかな、と思います。

時間的余裕をつくるようにすることは大切。
精神的ゆとりも、とても大事ですよね。

前回(7/6配信)のお悩みもそうでしたが、今回のケースも「自己充電」が大切なキーワード。
子どもには「正論」でなく「創意工夫」「遊び心」で勝負、というのも有効ですよ。

ご主人に対しての問題には、ちょっと注意が必要かな、という印象を受けました。
「自己犠牲」という観点から、少し考えてみましょうか。

続きは、ビデオでお話しします。

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どうしても自分の気持ちや態度が変えられないなら、
自分の考え方がいいのか間違っているのか、わからなくなってしまうなら……
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kwpodcast

みなさん、こんにちは。川畑のぶこです。

毎週月曜日のメールマガジンとともにご覧いただいているビデオが、
ポッドキャスト(音声ファイル)でもお聴きいただけるようになりました!

iTunesStoreにて、本日7/9より、配信サービススタートです♪

ぜひアクセス&ダウンロードしてくださいね。

心理療法家・川畑のぶこの『ココロの学校』ポッドキャスト配信
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Glaskugel

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【Q】占いの結果をひきずってしまいます

悩みと言えるものではないかもしれません。
どういう風に気持ちを切り替えれば良いのか教えてください。

知人に四柱推命のように星まわりで運勢を見る人がいます。

息子と今付き合ってる彼女の相性や、私の属している仕事のこと。
具体的に言うと
「今付き合ってる彼女との相性は、遊ぶことに関しては良いけど
結婚はどうかしら?」と言った感じです。

統計学が基本になっていると言っていますが…
何かしら悪いことがあったら「ほらねー」ってそこに繋げてしまう。
心では(そんなの100%の確率じゃないでしょ)って思うのですが
一度そういうのを耳にすると
いつまでも心の中に言われた言葉が居座っています。

これはどうやって気持ちの切り替えをすれば良いのでしょうか。

【60代 自営業 匿名希望】

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【A】FROM 川畑のぶこ

それが占いであれ、医学であれ、心理学であれ、
統計やエビデンスは大いに参考にされたらよいと思います。

ただし、それが占いであれ、医学であれ、心理学であれ、
問題は専門家がそれらをどのように取り扱うかということで、
このことに関しては、それぞれの倫理観や生きる姿勢に委ねられますね。

Doing(内容) ではなく
Being(あり方)の領域です。

己の結果のために相手をコントロールしようという動機から
それらを扱っているのであれば、これは少々暴力的です。

ひと呼吸置いて関わり合い方を考え直すのも良いかもしれませんね。

それが慈悲の心から扱われており、相手の言葉や態度に思いやりや敬意を
感じることができるのであれば、耳を傾ける価値はあるのではないでしょうか。

統計もさまざまな学問も、人間が豊かに人生を送るために使うものであって、
使われるものではありません。
自分の人生のための学問であり、学問のための自分ではないのです。

あくまでもご参考まで、占いやタイポロジー(タイプ分析)などを用いて
アドバイスやコミュニケーションをしてきたりする人と関わり合うときに、
川畑が個人的に気をつけている三つのポイントをお伝えしておきます。

まず、相手が伝える内容(たとえば四柱推命)が正しいかどうかではなく、
「それを専門的に扱っている人が、人生を豊かに機能的に生きているか、
魅力的かどうか」を観るようにしています。

相手が生き証人になれているかを観るのです。

このような学問を習熟した結果、性格も人生も私が目指す素敵なものになるのだな、
と思えたのなら、その相手の耳を傾け参考にするようにしています。

二つ目には、ものごとを伝えるときに、あくまでも可能性として伝えているのか、
それとも伝える内容を絶対化しているのかにも注意を向けます。

人生に「絶対」ということは無いので、
自分のアドバイスを絶対化してしまっている人は要注意だと思っています。

自然を相手にするときは、謙虚さが必要です。

これだけ科学技術が進歩し、万という統計が取れているのに、
いまだに明日の天気を100%正確に当てることは出来ないのです。

統計はあくまでも群の話であって、誰か個人の話ではないということを知り、
そのことをふまえた上で、コミュニケーションがされている人は
健全なあり方やコミュニケーションが出来る人として耳を傾けます。

三つ目に、「問題が起きること=悪いこと」としている人の話は
あまり耳を傾けないようにしています。

人生に問題はつきものであり、それが無くなり、全てが思い通りになることを
目指すのは不毛です。
そのようなことをにおわせる相手の場合は要注意リストに入ります。

それよりも、失敗を恐れず前進する勇気や希望を与えるコミュニケーションが出来るか、
たとえ思い通りにならなかったとしても、それらをしなやかに受け入れて淡々と対処し、
前進するあり方や智慧を提示出来る人であるかどうかを気をつけています。

ご参考になったでしょうか?

私がここで提示したアプローチ含め、与えられているさまざまな情報は活用しつつも、
いちばん大切なのは、自分の心の声に耳を傾けてみることであることをどうか忘れずに。

150706

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

先週、素敵な出逢いがありました。

5月にティク・ナット・ハンの教えであるマインドフルネスの研修に参加
しましたが、そのご縁で、先週はダライ・ラマ法王の主治医を務める、
チベットの高僧であるバリー・カーズィン氏にお目にかかりました。

以前、ダライ・ラマ法王にお目にかかったときも、たいへん気さくな方で、
昔からの知り合いのような感覚を抱いたものですが、
バリー先生も同じように、とても親近感を覚える、何か懐かしい気持ちの
するお坊さんであり、ドクターでした。

たくさんお話をした中で、「前世」の話が出ました。

私たち人間はエネルギー的な存在で、見えない所からきて、また
見えない所へ戻っていくのだと思いますが、バリー先生との話のなかで
「前世を知る必要があるのか」という話題になったとき、
先生はひと言、「必要ない」と。

日々起こる問題や悩みについて「過去に戻って原因を見ていく」ことを
取り入れている療法もありますが、今、目の前に展開されている、
目の前にあるこの瞬間、課題に取り組むことの方が重要というのが
バリー先生の考えです。

私も同感。今この瞬間、目の前に起きていることをクリアできることで、
過去の受け止め方や見方が変わるということを私自身も経験したことが
ありますし、日々クライアントさんを見ていてもそう思います。 

前世や過去生への退行は、価値がないことだとは思いませんし、
私自身も「エンターテイニングだな」と思いながらやることはありますが、
あくまで、目の前のことを重要視しています。

みなさんは前世や過去生というものを信じていますか? 
あるいは、どのように捉えているでしょうか?

さて、今日は「気力の立て直し方」についてご質問をいただきました。

ご主人やお姑さんに怒られた後、落ち込んでしまい、
そこからどう元に戻ればいいかわからない、という方です。

自分の捉え方の問題だと思い、あまり悪く考えないようにしても、
その後の行動が分からず困っている、とのこと。

たいへん切実な悩みですね。

ご本人が書いてくださったように、落ち込んだときにものの見方を変えたり、
ご自身の精神状態によっては医療機関を受診することもよいと思います。

ただ、問題に焦点を当てすぎて「何が悪いか」ばかりを考え続けると、
心のエネルギーがどんどん低下してしまう、というのがわれわれ人間。

こういうときは、その問題となっていることはいったん置いておき、
意識のシフトが有効です。

キーワードは「エネルギーバランス」、そして「自己充電」。

エネルギーバランスが崩れている状態で、問題に向き合うのは困難です。
まずは、そのバランスを整えましょう。

さて、どのように?

続きは、どうぞビデオでご覧くださいね。

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junge frau geniet den duft von flieder

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【Q】40代独身、彼氏なしです…

私は今年で40才になります。まだ独身で彼氏もいません。
もう15年位彼氏ができません。その間、好きな人は
出来るのですが、友達以上恋人未満で、付き合うという
ところまではいきません。

歳も微妙な年頃なので、付き合うとなると
相手も慎重にならざるをえないのかもしれませんが、
自分としては、もちろん結婚はしたいですけど、
普通に恋愛して、結婚したいです。

今まで全くモテなかった訳ではないのですが、
自分が好きになる人は結婚願望がなかったり、
経済状況が悪く、自分の事だけで
精一杯といった感じの人が何故か多いのです。

今も好きな人はいるのですが、初めは相手から
積極的にアプローチしてきて、私も気になって
好きになったのですが、仕事や引越しなど出会って間も無く
彼の生活状況が苦しくなり、関係もギクシャクし始めました。

何か力になれる事があれば遠慮なく言ってね!
と彼に伝え、出来る範囲でご飯作ったり、
お風呂かしてあげたり、たまには一緒に海に入ったり…
本や寝袋の貸し借りをしたり、タケノコくれたり…

でも微妙に私に対して敬語を使ったり、
約束しても、急な友達の訪問があれば、
そちらを優先されて待たされたり…

出会ってもうすぐ5ヶ月になろうとしてます。
今は彼の生活も安定してきたようですが
今や完全に彼は私に対して恋愛感情はなさそうです。

いっそ、友達と割り切った方が楽だと思いますが、
私はまだ彼を異性として見てしまうので、
友達として付き合うのは辛いです。

このまま連絡取らずに自然消滅させた方が良いのか?
きちんと彼の気持ちを聞いてケジメをつけてから
次の恋愛を探すのが良いのか?

自分でもどうするのがベストなのかわかりません。

自分に魅力が無いのか?
何か潜在的に結婚や彼氏には適さない人を
引き寄せてしまっているのか?

どうしたら自分にしっくりくる
ベストパートナーに出会えるのか?

いつかは出会えると信じているが、時々、
このままずっと1人だったらどうしよう…
と不安になります。

【40代 女性】

―――――――――――――――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ

【A】日本における、40歳を間近に控えた女性の恋愛観・
結婚観というのは、あれこれと先入観がともないがちですね。

洋を隔てれば、単純に「私は40歳で独身です」と
自己紹介がされるところ、ひとたび日本に足を踏み入れたなら、
「私は『もう』40歳で、『まだ』独身です」と
余分なストーリーがつく。実に残念だなあと思います。

さて、人生は時として選択を迫られます。
「あれもこれもぜーんぶ欲しい!」と思うのは自由ですし、
それにチャレンジするのも結構なことだと思います。
チャレンジは心に張り合いをもたらしますし、楽しいものです。

ただし、「あれもこれも、ぜーんぶ欲しい!
もし、それが得られない限り、幸せになれない!」とか
「私の人生台無し!」というような思いがあるのであれば、
そのような考え方を手放すことをおすすめします。

二兎追うものは一兎も得ずではありませんが、
私たちは時として、何かを得るためには
何かを切り捨てなければいけないこともあります。

おすすめする姿勢は、「あれもこれもぜーんぶ欲しい!
だけど、たとえそれが全部なかったとしてもオッケー!」
というものです。しがみつかない姿勢ですね。

「結婚はしたい。でも結婚するなら普通に恋愛してしたい。」
これは、あれもこれもぜんぶ欲しい、
しがみつきの姿勢にあたります。

出会う相手にこだわるのは結構ですが、
その人との「出会い方」にまでこだわる姿勢は、
王子様は白馬にのってやってくるものという
完璧なシナリオを求める、いわゆる
シンデレラコンプレックスに通ずるものがあります。

自らが人生を切り開くのではなく、
外的条件によって人生がつくられると信じる姿勢ですね。

私が幸せになるか否かは、結婚相手次第と、
過度に結婚や相手に依存してしまう状況は、
年齢に関係なく、相手も重たく感じるものです。

逆に、幸せそうに人生を送っている人というのは
年齢に関係なく魅力的なものです。

「40歳」が問題なのではなく、
「イキイキとした魅力的な」40歳なのか、
それとも、「不平不満のくすんだ」40歳なのか
が問われる…ということです。

もちろん、これは20歳であっても、
60歳であっても一緒でしょう。

そして私達はどんなにいっときくすんでいたとしても、
そこから自分をイキイキ魅力的に磨くことはできます。

さらに、「普通に恋愛」に関しては、
ご自身にとって、「普通」とは何かを
明確に定義してみることをおすすめします。

そして、本当にその「普通」がなければ
私は幸せになれないのか。「私なり」の幸せではダメで、
「普通」の幸せでないとダメな理由は何だろうか
を問い直してみてください。

どうでしょう?
明確な理由をあげることはできますか?

その条件がクリアされないと、本当に
ご自身にとって結婚や人生は機能しないのでしょうか?

これも日本人特有かもしれませんが、
「普通病」によって、唯一無二の輝ける個性を蔑にし、
人生を損なってしまう人が多いように思います。

これは実にもったいないことです。

普通とは平均や標準を指すのかと思いますが、
それらは決して「私」「個人」の幸せを
保証するものではありません。

平均的にはトマトよりきゅうり好きが多いから、
私もきゅうり好きになれば幸せになれる
ということではありませんし、

標準的には赤よりも青が好まれるから
私も青を好きになれば幸せになれる
ということではないのと一緒です。

恋愛や結婚も人それぞれ、私には私の恋愛や結婚が
あってよいと受け入れることが大切ではないでしょうか。

早咲きの花もあれば、遅咲きの花もある。
どちらが正しいというのはないのです。

選ぶ相手が、結婚願望がなかったり、
経済状況が悪く、自分の事だけで精一杯
といった感じの人ばかりとのことですが、

問題を抱えていたり、困難な状況にいる人に
惹かれる傾向のある人というのは、
もしかしたら、「必要とされたい」心理がはたらいて、
そのような状況をつくりだしてしまっているかもしれません。

困っている状況にいる相手の力になることによって、
相手から必要とされ、感謝される、そのことで
「私は価値ある存在」と確かめようとする心理です。

これは、裏を返すと
「自分は必要とされない人間なのでは」という
自分への疑いを潜在的に抱いていることを表します。

それを否定するために、自分が価値ある人間であることを
証明する機会をうかがっているわけです。

そのためには、相手は自立している人でなく、
どこか欠けているところがあって、
自分が埋めてあげる余地のある人でなければいけません。

過度に相手から必要とされることで
自分の価値を見出そうとしている人というのは、
健全に自立している人と一緒にいると、
自分の価値が見いだせないので居心地悪く
感じてしまうことすらあります。

自分の問題を解決するためには、
自分に頼ってくれる人でなければいけないのです。

ここに、「普通」の恋愛を求める一方、
困難な状況を引き寄せてしまうという
パラドックスが生じるため、なかなかものごとが
思うように前進しなくなってしまうことが考えられます。

相手が自分を必要としようがしまいが、
ぜひご自身が自分を愛し、必要とする姿勢を
育んでみてください。そして、世の中には
本質的に必要とされない人間などというのは存在しない
ということも思い出してください。

今お付き合いをしている男性に
恋愛感情が見られない場合は、次の恋愛へと
意識を切り替える潔さが必要かもしれませんね。

敬語を使ったり、約束しても、急な友達の訪問を
優先されて待たされることがある…、
少なくとも現時点では、残念ながら、気軽な異性の友達
としては認識されているかもしれませんが、
大切な異性としては期待はできない状況ではないでしょうか。

ご自身は相手を友人とは思えないから
きちんと縁を切ってから次の恋愛へ
意識を切り替えるのが良いのかということに関しては、
ご自身のしっくりくるように、としか言いようがありませんが、

相手に恋愛感情がない以上、自分が友人とは思えないまま、
次の恋愛へ意識を切り替えても構わないのではないでしょうか。

どうか、何が一般的かとか、クリーンなイメージか
ということにとらわれずに、唯一無二の個性を備えた
「私なり」の魅力的な恋愛や結婚を意識されますように。

* * * * * * * *
PS
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先日、サイモントン療法のセラピストで仕事仲間の
あずみゆきこさんと等々力渓谷に行ってきました。

車の往来が激しい主要幹線道路(環状八号線)を歩き、途中、
渓谷への入口から階段を下っていくと、そこは別世界。

鳥がさえずり、川のせせらぎが聞こえ、
都会のオアシスとはこういうことを言うのだと思いました。

先月は多忙を極め、ずっと風邪気味で、
この日も咳が続いており、軽い頭痛と肩凝りもあったのですが、
渓谷へ踏み入ったとたん、全て消えてしまいました。

1時間ほどの散策の後、等々力不動尊でお参りもし、
この日を境に体調が好転しました。

西洋医学の父・ヒポクラテスは
「自然から離れると病気に近づく」と言ったそうですが、
病気になったときは自然に還ることがとても大事なのだ
ということを体験しました。

さて、今日のメルマガでは、
「母親との上手な付き合い方」についてのご質問にお答えします。

心配症の母親のプレッシャーから解放される方法を教えてほしい、
という方です。

シンプルなテーマですので、いろいろな捉え方があるかと思います。

この方にとってどんぴしゃりの的確なアドバイスができるか
分かりませんが、今まで私のカウンセリングルームにいらっしゃった
方々のケースと併せながらお答えしていきたいと思います。

一般的に、男性と女性とでは、
母親との付き合い方がずいぶん違うようです。

カウンセリングの現場で、
男性から「母親との付き合い方」についての相談はあまりなく、
ほとんどの場合、女性が悩んでいらっしゃいます。

私には兄と妹がいますが、兄と母との付き合い方と、
妹や私と母との付き合い方とは違います。

親子関係でのキーワードは「距離感」。

息子と母親との距離感。
娘と母親との距離感。

娘(女性)は、母親との距離感が短いからこその悩みが出てくる
ようです。

そして、「価値観」。

母親には母親なりの幸せの価値観が、
子には子の価値観、生き方がありますね。

「距離感」と「価値観」
それぞれどのように捉えていけばよいのでしょう?

続きは、Videoでお話ししています。

―――お願い―――

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Ruderer in der Abendsonne

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――――――――――
【Q】35歳の息子とパートナーの将来について

35歳の息子は、自分の夢・目的を持ち
現在パートナー(大学時代の同級生)と生活を共にしています。

アルバイトの息子と正社員で働いている彼女、3年になります。
世間体では、昔の同棲でしょうか。

夢に向かいコツコツと努力をしている息子、
とはいえ将来が見えない35歳。
安定した職業に、きちんと入籍を…と周囲から見られ、
親としてけじめを付けさせるべきだ、なぜ、そうさせないかといわれます。

また、結婚の形にこだわり、内縁関係でいいのか、子供はいらないのか…と。

私たち夫婦は、安定した生活・入籍・子ども・将来はもちろん気がかりですが、
二人の問題だと思っています。

親の気持ちは伝えるが、答を出すのは二人。
幸せは二人が作っていくもので、傍から見える幸せを押し付けたくない
と話しています。

夢の実現を応援し、ともに生活してくれているパートナーに感謝し、
二人がどのように生き方をしていくのか見守りたいと思っています。

これは、親としてはおかしいでしょうか?
友人との価値観の違いに唖然としています。

【60代 主婦 匿名希望】

――――――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

【A】
35歳の息子さんの不安定な職業に結婚問題。

安定した職業につき、結婚したのなら、
人生の目的である幸福を体験することが出来るでしょうか。

まず、周囲の意見が気になるということに関して、
周囲の人々は息子さんのパーソナリティや幸せの価値観を
深く理解している方たちでしょうか。

その上で、職を変え結婚した方が息子さんが幸せになれると
アドバイスしているのでしょうか。

その人たちは、息子さんのモデルになるような幸せな人生を
生きていらっしゃるでしょうか?

そうであれば、それらの意見に耳を傾けるのは
価値があるかもしれませんね。

無論、だからと言ってその人たちの価値観が息子さんにとって正しい
ということではありませんが、参考にはなるでしょう。

もし彼らがいわゆる「一般論」をかざしてジャッジしているのであれば、
「自分なりに生きる」ことよりも「一般的に生きることが幸せ」という
価値観の人たちもいるということを、しなやかに受け止めて、
果たしてそれが息子さんに合う価値観なのかどうか
振り返ってみてはいかがでしょうか。

安定ということに関しては、パートナーと助け合いながらバランスが
とれているのであればそれで良いという考え方もあるでしょう。

パートナーと別れて不安定になって、これではいけないと思ったので
あれば、そこから変化を起こすことも可能でしょう。

息子さんは決して何もせずにフラフラしているのではなく、
夢に向かってコツコツと努力をしているわけですからね。

素晴らしいことではないでしょうか。

親は子どもに苦労や失敗をしてほしくないと臨みますが、
子どもには失敗や苦労をする権利があります。

親たちがそうであったように、それらの経験からいきいきと学び、
賢く自分自身の人生を切り開く権利があります。

親や周囲はその権利を奪うことは出来ません。

周囲は色々というでしょうが、
息子さんの人生の責任をとってくれるわけではありあせん。

ただし、相手にも相手なりの価値観で生きる権利があるのも
また事実です。

ですから、その違いに過度に反応せず、
自分たちにとって好都合ではないけれども、
そのような人も世の中には存在するし、
そうであっても、自分の人生も息子の人生も機能する、
よってそのような価値観があってOKと、
しなやかに受け入れるが吉でしょう。

周囲の言うことを流すことができず、過剰反応している場合は、
ご自身の中に存在する彼らと同じ価値観が刺激されてのことと
思いますが、そうであれば、もういちど「幸せってなんだろう?」と、
静かに、そして丁寧に振り返ってみることをおすすめします。

自分の幸せと相手の幸せは違っていてOKと、
どちらかが常に正しい必要はないのだと、
心底受け入れることができたのなら、
母親が周囲の意見に煩わされることも無くなるのではないでしょうか。

失敗しないことが幸せではありません。

失敗を恐れずに自己実現にチャレンジし、
たとえ失敗しても、それを学びとしてしなやかに人生を切り開けた
のであれば、そこに幸せの体験があるのではないでしょうか。

がんの臨床で、もし今日が人生最後の日だったらという問いを
投げることがあります。

後悔することのトップは
「周囲を気にしすぎて自分を大切にしなかったこと」
が挙げられます。

もう一度人生を送ることができるのであるとすれば、
真に大切なことは何かとの問いには
「自分に素直に正直に生きる」
というものが最も多く挙げられます。

どうぞ、参考にされてください。