執筆者

170607_FB_kawabata

Q:自分の性格のひがみっぽいところ、
いじけるところが克服できずにいます。

私は人が好きで、来る人は拒まない方ですが、
自分から積極的に友達を作ったり声をかけることが出来ません。

また、若い頃から「冷静だ」と周りから言われてきましたが、
それは私にとって、「自分は冷たい人間なんだ」という
負い目になっていました。

そう考えるのは、私が物心つく前に父親が家を出て行ったことが
影響しています。

母は私が20才の時に病気で他界しています。

私の心の中には、父親に捨てらた、だから私は
愛情に薄く満たされていない、クールにしか生きられなかった、
そのせいでひがみっぽく、いじけやすいのではないかという思いがあります。

結婚はしていて、夫婦仲は良い方ですが子供はいません。

現在、会員サークルの中でアドバイザーの仕事をしておりますが、
顧客の相談を受け喜んでいただくと、私自身が喜びと生きがい感じます。

しかしその私の喜びは、
自分が親から得られなかった承認欲求が満たされたからではないか、
だとしたら顧客を利用して、自分が癒やされているのではないか、
それは正しくないのではないか、という思いがあります。

父親から捨てられたためにこの性格が出来上がり、それは変えられない。

でも、人に対しては温かい人でありたい、寄り添ってあげたい。

バランスを欠いているだろうこの私がどうしたらいいのか悩みます。

中学の時、親友から「笑顔を見たことがない」と言われ、
社会人になってからは、「本当に褒めるのが苦手なんだから」と言われ、
努力をしてきました。

今はおそらく、笑顔と、相手の良いところを褒めるのは
半分くらいは出来るようになっています。

心の奥底で自信が持てない自分に、かけてあげる言葉が見つかりません。
アドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

【いじけ子・60歳・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

物心つく頃に父親が家を出ていったということ、
とても辛い経験でしたね。

そのような困難を乗り越えて、あるいは、乗り越えてきたからこそ、
常に周囲との調和を省みながら人生を歩もうとする、
いじけ子さんの誠実な姿勢が伺われます。

いじけ子さんは生前のお母様との関係は如何でしたでしょうか。

お母様に手を合わせたり、
心の中で語りかけたりすることはありますか?

そのとき、どんな気持ちでしょうか。

お母様は生前、いじけ子さんを大切に育ててくれましたか?
お母様の愛は、感じることが出来ましたか?
あるいは、今も感じられますか?

もし、お母様がいじけ子さんを一生懸命育ててくれたのなら
そのことに注意を向けるようにしてみてください。

同時に、父親は、いじけ子さんを捨てたのではなく、
人生の大きな問題を抱えていて、自分のことで精一杯だった
ということを理解する努力もしてみてください。

溺れている人は、目の前に溺れている人がいても、
残念ながら助けることはできません。

相手が嫌いだからでも、薄情だからでもありません。
純粋にそのゆとりがないのです。

飛行機の緊急避難指導では、
まず子どもではなく、親自身の酸素を確保するよう指導します。

お父さんは、いじけ子さんを愛していなかったのではなく、
残念ながら、自分の人生が沈まないようにするのに必死で、
ゆとりがなかったのででしょう。

私たちはみな、生まれながらにして愛に値する人間です。

親の愛し方は、不器用でいびつかもしれませんし、
子どもが愛を感じられるように
親が子を愛すのは簡単なことではないのかもしれません。

理想の父親像とはかけ離れているであろう、そんな父親の不器用さを、
いびつ子さんの優しさと慈しみの心で包み込んであげてください。

冷静であることと、冷たい人間であることは異なります。
冷たい人間とは相手のことはどうでもいいという姿勢の人です。

冷静であることは、落ち着いていることです。
相手が落ち着いていると、自分の心も落ち着き易くなります。

これはいじけ子さんの長所でしょう。

父親のこともあり、冷静に生きるようになったのであれば、
それもまたご縁である恩恵と受け止めることもできます。

たとえ性格は変わらなくても、
性格に対する受け止め方や、生きる姿勢を変えることは出来ます。

お母様の愛とともに、ご自身の中にある良い部分に目を向けて、
これからも周囲の人々とあたたかく関わりあってみてください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ミーシャさん(仮名・50代・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
息子のことで悩んでいます。

夫は5年前に死亡。現在は、私の親の家に住んでいます。
息子は子供の頃から学力は低く、中学時代も通知表は1ばかり。
どうにか短期大学卒業で就職して9年。
金銭に関する知識を得ようとしたり、貯金をしたりする気もなく、
使ってしまいます。

見ればスマホでゲームをやっていて、1か月のケータイ代は、
5万円は当たり前、7万円近くのこともありました。
手取りは20万円。通帳がその辺に放置してあったので、
私が持っていて、記帳しては心配になっています。
以前は、女の子とメールのやり取りでお金を取られる
サクラサイト詐欺に引っかかりました。

姉に言われ、家には月5万円を入れています。
数年間全然貯金をしないので、強制的に始めさせましたが、
昨年の車の買い替えでほとんどなくなりました
(車通勤なので、初めの車は買い与えました)。

基本的な費用は親が出しているため、
今まで金銭的に困ったことはありませんが、
私も働いているとはいえ、先々、親が亡くなった後、
大変になるのは目に見えています。

息子にお金の使い方の事を言うと、怒ります。
話さなくなったり、机をたたいたり。
自分のお金を使っているのだからと、放置がいいのでしょうか? 
毎日お弁当、沸かしたお茶を持たせています。
世話など、何もしてやらない方が、いいのでしょうか?

部屋は、お菓子の空き袋や空ペットボトルでごみだらけ。
親からは、息子の結婚のことも言われますが、
まるでそんな気配もありません。
先々の事を考えると、気が滅入ります。
~~~~~~~~~~~

ミーシャさんの、息子さんへの愛がひしひしと伝わってくる
ご相談内容です。

まず、学力が低いことを問題視されていましたが、
最終的に短大を卒業されているということですから、
それなりの学力はおありなのだと思います。

また、就職して9年が経っているというとのこと、
半年で辞めてをずっと繰り返しているわけでもありませんし、
それなりの感覚を持って社会生活を適応的に営んでいらっしゃるよう
ですから、そこはあまり問題視しなくてもよいのではないでしょうか。

次に、お金の使い方について。息子さんはもう30歳ぐらいになられる
わけですよね? お母さんがちょっと過保護かなという感じがします。
もう巣立って、自分のことは自分でできてよい、自立した一人の人間で
なければいけないときかなと思います。

が、今の状態では、何ら不便・不自由を感じていないどころか、逆に
彼にとっては都合のいい状態、温かい場所にいるような状態でしょう。
彼にもっと緊張感を持ってほしい、自立してほしいと思うのであれば、
親としてとるべき姿勢があります。

ミーシャさんには少し勇気の要ることかもしれませんが、
ここは勇気を出して、息子さんとの関係性を再構築してくださいね。

続きは、ビデオでお話しします……

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170531_FB_kawabata

Q:子供がやろうとしていることの結果があまり良くないと想像できる時、
つい「こうなるからやめた方がよくない?」と言葉をかけてしまいます。

子供がそれに従うことはほとんどなく「それでもいい。こうしたい」と、
自分の選択したことを選ぶことがほとんどです。

結果から子供自身が学ぶことも理解できるので、
なるべく子供の選択に任せるようにしていますが、
私の気持ちはモヤモヤしたままなので、
私の想像した通りになった時、「だから言ったじゃない」と責めてしまいます。

子供に選択させた後、モヤモヤせずに見守るには
どのような気持ちを持てばいいでしょうか。

モヤモヤして責めてもいいじゃない、と自分を許してみましたが、心の中に
「失敗するからやめればいいのに、言うことをきかないからこんな結果に…」
という気持ちを持ったままなせいか、つい、長々と責めてしまいます。

先生なら、お子様が「やめておいた方がいい」と親が思う選択を
しようとしている時、どうなさいますか?

【アキ・40代・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

アキさんのご相談内容、5歳児の母として、
「うん、うん!」「そう、そう!」と、大きく頷きなら拝読いたしました。

子どもの「自分の思うようにやってみたい」という自由と、
「失敗させたくない」という親の思いとの葛藤ですね。
我が家も日々葛藤しています。

もちろん、子どもに痛みや苦しみを味あわせたくない、というのは
親心として当然のことと思います。

では、すべての痛みや苦しみを取り除けば良いかというと、そうでもなく、
どこまで苦労をさせないようコントロールするのかという程度の問題に
なるかと思います。

もちろん、子どもが炎や深水に近づく時など、
命や生命の危機が迫る状況や、明らかに他人に迷惑をかけるなど、
社会的な不調和をもたらす場合はそのコントロールを強める必要があるでしょうし、
時として子どもが泣き叫んでも制止しなければいけないこともあるでしょう。

では、日常のお手伝いや勉強、遊びなど、命や健康、また周囲への迷惑など、
さほど関係のない状況ではどうでしょうか?

私は「失敗する権利を与える」と考えるようにしています。

我が子が成功を通して学ぶように、我が子が失敗を通して学ぶ権利を与え、
机上の「知識」だけでなく、体験を伴った「智慧」を身につける過程にいる
と捉えるよう努めています。

そのためには、私が日頃から子どもに対してだけでなく、自分自身に対しても、
「私は失敗を免れない存在である。そこから学ぶことができる。」と、
失敗を認め、受け入れる姿勢が重要になってきます。

「常に失敗は許されない」という基本姿勢があると、
自分にも他人にも厳しくなり、イライラするようになってしまいます。

また、自分の失敗に目を背けたり、自分以外に原因を求め、ごまかそうとしたり、
責任転嫁をしようとしやすくなります。

失敗を認めない姿勢は、結果として関係性や人生の質を損なってしまいます。

失敗は許されないのではなく、失敗は免れないのです。

人間は成功からよりも失敗から学ぶことの方が大きいと言われます。

お母さんの忠告を無視して失敗をした場合は、学びのインパクトも
言われたままにして失敗を回避するよりは数段大きいと思います。
これは知識でなく、生きる智慧として身につくことでしょう。

子どもが何度言っても聞かないのであれば、
そして、そのことにイライラして、自分や子どもを責めてしまい、
生活の質や関係性の質が低下しているのであれば、
ある意味それも失敗と言えます。

その失敗を繰り返すことをやめて、新たな向き合い方を模索する姿勢は
大切になってくることと思います。

アキさんも、息子さんに対して
「適度に、安全に、失敗させる」姿勢を育んでみることをお勧めいたします。

ちなみに、わが子が4歳の時に、
コップの中に小さなコップを入れて水を張って凍らせるとどうなるか
実験したいと申し出ました。

私は「氷は膨らむからコップが割れちゃうよ」と忠告しましたが、
息子はそれでも構わない。実験して確かめたいと言いました。

息子が胸に抱えたファミレスのおまけでもらったマグカップに目をやり、
私は「いいよ」と頷きました。

さて、翌日です。
冷凍庫の扉を開くと、ペコちゃんとポコちゃんが微笑んでいます。
ドシンとしたマグカップの中の水は凍って膨らんでいたものの、
マグカップの強度はそれにしっかりと耐えていました。

ところが、その中の小さなグラスはどうでしょう。

マグカップの圧力と氷の膨張力によって、
しっかりと、真っ二つに割れていました。
ふふ、これで息子も学ぶだろう。しめしめ…と、割れたグラスを凝視すると…
江戸切子のおちょこです。

「え!?IKEAじゃなくて!? 江戸切子~~っ!?」
無論、4歳児が江戸切子は高価でIKEAは安価だなど知る由もありません。

そうなんです。
食器洗いの時もそうですが、割れるときというのは、
必ずと言って良いほど、高価なものの方が割れるのです。

ショックを隠しきれない私の姿を見て息子もショックだったようです。

この体験では、私も息子も学びました。
私は最後まで確認を怠らないことを、
息子はママはOKでないのにOKを出すことがあることを、
そして、ママの中には、高いものと安いものの区別があって、
高いものの方を失うとショックを受けることを。

それからというもの、
息子は実験のときは、細かく、繰り返し確認するようになりました。
また、「これは高い?安い?」と尋ねる知恵を身につけました(苦笑)

こんな失敗談も、1年経った今となっては微笑ましい思い出です。
江戸切子でなければインパクトも薄く、そこまで記憶に残らないと思います。

また、江戸切子のおちょこが1個割れても、
私たちの人生が壊れた訳ではありません。

失敗は時として人生の良きスパイスにもなります。

苦い思い出も人生計画のうち、失敗して学ぶ息子を見守る、
それができたのなら、それは成功♪
ぜひアキさんもそんなふうに受け止めてみてはいかがでしょうか。

ーーー
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170529

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、元気じるしさん(80歳・無職)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫が亡くなって10か月、娘と息子二人に支えられて何とか元気にやっています。
一人暮らしで元の一軒家に暮らしています。

子供たちが、すぐにスマホを買ってくれて、LINE(ライン)でつながり、
私としては大変面白く、写真を駆使して、楽しんでおります。

最近のくよくよは、LINE上で子供たちの生活に入り込んでしまっているのでは?
ということです。もちろん節度を守って、割り込んでいくようなことはしませんが、
もっと知りたい、もっとかまってほしい……というのが本心だということに
自分で気づいています。

もう少し自立しないといけない、子供たちに迷惑をかけてはならない、
と頭ではわかっているのですが……。
~~~~~~~~~~~

ご主人が亡くなって10ヵ月とのこと、とても辛い時期ではないでしょうか。
長年連れ添ったパートナー、愛情深く連れ添ってきたのであればなおのこと、
10ヵ月しか経っていませんから、まだまだお辛い時期とお察しいたします。

ですので、今は頑張ろうというときではなく、まだ悲しみの中にいたり、
心があちらこちらに揺れ動いたり、落ち込んだりして当然だとして、
ご自身の悲しみをきちんと受け入れてあげてください。

このようなとき、家族というのは力になってくれますね。
楽しいことや幸せなことを共有するのも、もちろん家族ですが、辛いときに、
やはり本領を発揮すると言いますか、支え合ってこそ、家族のありがたさ、
意義や価値というものが感じられるのではないでしょうか。

元気じるしさんは、これまで娘さんと息子さんを一生懸命育てていらっしゃった
わけですから、今度は、娘さんや息子さんが、困っているお母さん、辛いお母さん
を支えるとき。迷惑をかけてしまう、と思うのではなく、家族が助け合う機会を
提供しているのだ、親子で役割の交代のときなのだと、ぜひ意識を切り替えてみて
ください。

娘さんと息子さんが、すぐにスマホを買ってくれて、LINEでつなげてくれたという
のは、一つの大きな愛情表現ですね。ぜひ、大いに活用なさるとよいのではないで
しょうか。

今でもじゅうぶんに上手にコミュニケーションなさっている元気じるしさん、
愛する娘さんや息子さんとの心温まる関係を維持し、もっともっと良好なものに
高めていくためのちょっとしたコツをお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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170524_FB_kawabata

Q:今の職場に来てから色々とありましたが、
今年から、主任だった人がパートになり、
副主任だった人が主任になり、
私が副主任という立場になりました。

人間関係のイザコザはもう沢山。
ただ仕事に専念しようと心に決めていた矢先、
新主任が、「実はずっと腹が立っていた」と
新人いじめを始めました。

理由を聞くと、「したたかなのが許せない」と。

私的には新人のわりによく考えて動ける人で、
考え方もよく似ていて、とても可愛がっていた人なので、
見ていて辛くて仕方ありません。

思いっ切り感情的に叱りつけるので、「もういいじゃないか」と言っても
「まだ気が治まらない」と、あからさまに無視をしたり、
仕事放棄したりと、もう手のつけようがありません。

何とか終息しないかと様子を見ていましたが
改善しそうになく、主任の大人気なさに呆れるやら、
新人が可哀そうすぎて、異動をさせてあげたら良いのかな、
という気もしてきています。

「気持ちよく働く」って、こんなに難しいものなのでしょうか?

今の職場に、自分はあとどれくらいいるんだろーと、ため息の毎日です。

【こころ・40歳・会社員】

―――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

こころさんも、新人の方も、辛い立場にいらっしゃるのがよく伝わってきます。

このような大変な中にもこころさんという、味方になってくれる副主任が
いてくれるのは、新人さんにとって救いなのではないかと思います。

さて、主任さんの態度ですが、
指導でなく、個人的な感情をむき出しにして、無視をする、
仕事を放棄するというのは、パワーハラスメントやモラルハラスメント
の域であり、れっきとした暴力です。

訴訟の対象になりますし、
新人さんがやりとりを録音してしかるべきところに提出したのなら、
主任さんはクビとなる可能性もあるでしょう。

周囲は耐えるのではなく、
それほどのことをしている自覚を持つよう促すことが大事です。

こころさんが、新主任と近い関係で、比較的何でも言えるような間柄で
あれば、パワハラの記事などを提示して、気をつける必要がある旨、
伝えてみてはいかがでしょうか。

上になったのだからやりたい放題ではなく、
上の立場になったからこそ責任は重く、
言動に留意しなければいけないことを学ぶ必要があると
知らせてあげてはいかがでしょうか。

もし、こころさんが副主任という立場上、
上の主任に意見するのは角が立つとか、
今度は自分がいじめの対象になる恐れがある場合は、
主任よりさらに上の上司に相談してください。

その際、こころさんから直接言うと、自分が被害にあう可能性があり
それを恐れていることもきちんと伝えてください。

会社にとって不利益になることが起きていることを、
きちんと報告するということです。

職場では、人間関係が面倒なことがあるものです。

「仕事に集中したいのに」というこころさんのお気持ちは
多くの人が共感するところと思いますが、
仕事というのは人間関係がつきまとうものです。

人間関係も含めて、すなわち、面倒なことも含めて仕事なのだと
割り切る潔さを持つことも大事かもしれません。

ぜひご自身が心地よく働ける健全な職場環境のために
勇気ある行動を起こしてみてください。

応援しています!

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ミイさん(54歳・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
「ちょっと〇〇」の悩み募集と知り、相談させていただきます。

私は、いつも「ちょっと」が言えないで、いつの間にかストレスが
たまってしまうパターンに陥ってしまいます。

ちょっと手伝ってほしい。ちょっと予定を変更したい。
ちょっと待ってほしい。ほんの些細なことだから頼もうかと思うのに、
ちょっとのことだからと自分でやってしまい、
その「ちょっと」が重なって、あとで自分が困ったりします。

逆に、ちょっと手伝って、ちょっと貸して、と言われると断れず、
あとで自分のことがおろそかになったりして、相手や自分にイライラしたり、
自分ばかり損している気がして、落ち込みます。

こんな私にアドバイスお願いします。
~~~~~~~~~~~

ミイさんのとてもよいお人柄が伝わってきます。
あまり人に迷惑をかけたくないない、
そして、人を喜ばせたいなというお気持ちが
根底におありなのではないでしょうか。

この「ちょっと」が言えない原因は、まず「タイミング」ですね。

何となく相手の流れに同調してしまって、気がついたら、言いたいことは
言えずに相手の流れのまま終わってしまったということだと思うのですが、
流れに巻き込まれないための効果的な方法が一つあります。

それは、ミイさんがご自身の呼吸を意識するということ。

相手と話をしながらも、相手の話を聴きながらも、常に自分の呼吸の調子、
「浅いなぁ」とか、「今、ゆっくりだな」、あるいは「速いな」、
「吸ってるな」「吐いてるな」というのを意識することです。

呼吸に還るということは、取りも直さず自分自身に還るということです。
相手の方に100パーセント行ってしまっていた自分のエネルギーを、
きちんと自分自身に還してあげるという働きがあります。

続きは、ビデオでお話しします……

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170517_FB_kawabata

Q:40代専業主婦です。

家事、育児、仕事を頑張ってきましたが、
異動で慣れない仕事ができず、
うつっぽくなってしまい、退職しました。

退職して3年近く経ちます。

はじめはヨガに行ったり、お菓子作りをしたり、
フラワーアレンジメントを習ったり旅行したりしましたが、
最近虚しくて、家事もまともにできません。

自分が何をしたいのかわからないし、何もしたくない。
このままではまずい、でもどうしたらいいか、分からない。

どうしたらいいのでしょうか?

【ささ・40代・無職】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

一体、私は何のために生きているのか

好奇心ではなく、自分の存在価値に疑いが生じるようになると、
私たちは憂鬱になってきます。

人生の折り返し地点ともいえる40代というのは、
これまでの人生の振り返りや見直しの時期でもあり、
いろいろと悩みやすい時期です。

いわゆる、ミッドライフクライシスというものですね。
40代はホルモンも変化しやすい時期であり、
私たちの気分やQOLに大きな影響を及ぼします。

さささんだけでなく、同じような症状や状況に置かれている人は、
世の中にたくさんいらっしゃいます。

仕事を頑張っている人は、
もっとプライベートを大事にするべきではなかったかと省みるのであり、
逆に家事育児を頑張ってきた主婦は、
もっとキャリアを重視するべきではなかったかと省みるのです。

何れにせよ、悩むことに変わりはないのです。

ですので、さささんご自身も、
ひとまず今はそんな時期に突入しているのかなぁと、
人生の季節的な症状も受け入れて、一呼吸おいてみてください。

このような時期は、大事な転換期でもあります。
新しい風が吹き入れる前というのは虚無感や虚脱感が訪れやすいものです。

逆に、空っぽになったからこそ、
新しいものが入りやすい心のスペースをつくってくれてもいます。

これまでの価値感を称えつつも、それらにしがみつくことなく、
新たな価値観を人生に取り入れていく準備段階と
受け止めてみてはいかがでしょうか。

このフェーズをしなやかに乗り越えることができると、
人生に深みや奥行きが増して、豊かさを感じられるようになると思います。

それが仕事であれ、育児であれ、家事であれ、趣味であれ、
「何をするか」によって自分の価値を決めるのではなく、
ご縁あるそれらとどのように向き合うかが問われているのかもしれません。

目の前にあるものを、じっくりと味わって、豊かさや幸せを感じられるように
なるかどうかが問われているのかもしれませんね。

焦らずに、まずは呼吸に還ってリラックス…

これまでも多くの困難を乗り越えてきた、さささんと思います。
これもまた乗り越えられる波。
やがてこの嵐の去る時が来て、懐かしいと思える日がくることをイメージしながら、
目の前のご縁あるものごとに心を込めて接してみてください。

そのような意味では、何をしているかは過去と同じであっても、
全く違った効果が得られるかもしれません。

さささんは、ヨガをされていたとのこと。

ヨガを習得することで何者かになろうとするのではなく、
たとえば、ヨガそのもの、体の動きそのものをじっくり味わって、
体と自分に向き合ってみるのも良いのではないかと思います。

体を動かしながら、いつも頑張ってくれている体の部位ごとに
丁寧に注意を向けて、そこに愛情や感謝のエネルギーを送っていくだけでも、
気分はぐんと変わるはずです。

また、運動は抗うつ剤と同じレベルの効果が報告されています。

ぜひ、すでにさささんが持ち備えているもので、
良いものがたくさんありますから、そこに目を向けてみてください。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マンチカンさん(50歳・専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
数年前、主人の2番目の兄の不注意で怪我をさせられました。

その夜から激痛が始まり、義兄に事情を伝えてと主人に必死に頼みましたが、
伝えてくれないどころか、病院へも頼んだのに連れて行ってもらえず、
一人で痛みに堪えながら、泣いて暮らすこと半年、
どんどん悪化し、どうにもならなくなり、他の病院で検査した結果、
主人にとって想像以上に悪い結果が出て、初めて義兄に連絡し、事情を話していました。

今さら遅すぎる主人に本当に腹が立ち、許せない思いでいっぱいで、
そこに輪をかけるように、義兄たちが最悪で、
言われたから見舞いを持ってきたけど、本当に自分がやったのかと言わんばかりでした。

それはそうです。主人があの時点で伝えてくれていれば、訝られることはなかったはず。
だから、それから行事の度に、顔を合わせても、思いやりの言葉どころか、
具合はどうかということすら、兄弟そろって一切尋ねてきません。

その事に怒りが収まらず、主人に言うと逆切れ状態で、辛いのは私なのに、
なぜか加害者から責められっぱなし。悲しくて、怒りを抑えられず、
毎日四六時中苦しんでいます。

解決法を教えて下さい。私が一番間違っているのでしょうか。
さらに、痛みと精神的苦痛のために、断捨離が止まってしまい、なかなか再開できず、
余計に腹が立ってくる毎日です。
~~~~~~~~~~~

肉体的な痛みがあると、精神的な辛さも増してしまいますね。
半年ぐらい激痛があったということで、本当に大変でしたね。

怒りがずっとある状態は、精神状態も身体的状態もどんどん悪化させ、
私たちの人生そのものを蝕んでしまいますから、
怒りの健全なコントロールが大事になってきます。

その際、まず知っておきたいのは、私たちは、出来事そのものというよりは、
出来事を「どのように受け止めたか」によって悩まされることがほとんどである
ということです。

今回ご相談いただいた内容を見てみると、「出来事」そのものはとてもシンプルです。
「義理のお兄さんの不注意で怪我をした、そのことをマンチカンさんもご主人も、
お兄さんに伝えなかった」、以上ですね。

その出来事に対して、マンチカンさんは、どのように「受け止めた」でしょうか?
それを振り返ってみると、ご主人やご主人のご兄弟への怒りや悲しみが
どこから来ているのか、そして、どうすればそこから脱却できるのかが見えてきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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170508

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、コマナカさん(女性・50歳・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫、子ども2人の4人家族。長男の引きこもりと
次男の発達障害についてご相談申し上げます。

長男は現在22歳で、引きこもり7年目。生まれた時から
神経質で、よく泣き、人見知りも激しく、正直言って、
本心から可愛いと思った事があったかどうか、わかりません。

次男は、私立大学1年生。長男の性格を受け継いでいるのか、
プラス人の目を見て話ができなくて、IQテストでは発達障害
と診断されています。

長男は、今後の事をどう考えているのか、また、どうにかしたい
気持ちがあるのかも全くわかりません。以前聞いた時に、
激しく怒り、何日か口をきかない事があったので、
本人の口から言うまではと待っています。
また、普段の会話を増やすようにしてはいるつもりです。

次男は、発達支援センターや相談は行っているものの、
就職に向けての具体的な方法が見つからずにいます。

長男と次男に対して、一歩踏み込むことが怖い時があります。
これは私の何がいけないのでしょうか。

夫は口には出しませんが、いつも話を聞いてくれ、子ども達
が困ったときには手を差し伸べるような、そんな人です。
~~~~~~~~~~~

息子さんがお二人とも引きこもったり、日常的な社会生活に
支障をきたしたりしているということで、お母様としては
とてもお辛いのではないかとお察しします。

引きこもりになる子ども達の特徴として、日常生活でのいろいろな
出来事に繊細に反応してしまうということが挙げられますが、
その分とても優しくて、相手の気持ちを察したり、人の痛みが分かっ
たりと、素晴らしい特性もたくさん持ち備えていらっしゃるのでは
ないでしょうか。

息子さんお二人に対して、ああするべきだ、こうするべきだ、という
ことは、おそらく社会や世間がもうさんざん言ってきていると思います
ので、お母様としては、ぜひ、彼らの優れた面に目を向け、ちょっと
一呼吸置いて、リラックスして、向き合っていただきたいなと思います。

コマナカさんが息子さんたちを心配していらっしゃるのは、愛があるから
に他なりませんよね。この愛情、そして敬意が、彼らにうまく伝わると
いうことが大切です。ぜひ、「お母さんは常に、あなたたちに敬意と愛情
を持っている」という姿勢とエネルギーで、「今後どうしたいか、教えて
くれるとうれしいな」といった口調、姿勢で話をしてみてください。

その際、こうしなさい、ああしなさい、というような抑圧的なエネルギー
を込めてしまったり、心配や不安がいっぱいのトーンで伝えるのではなく、
ただただ、あなたたちのことが大好きだし、関心があるから、今どういう
ところにいるのか、今後どうしたいと思っているのか、共有しておきたい
のだ、というニュアンスで伝えることが大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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170503_FB_kawabata

Q:私の悩みは、気が付くと一人外れてしまうことです。

子供の保育園や学校で多くの方と知り合いますが、
最初のうちは色々な人と仲良く話をしたりしていても、
いつの間にかその中でグループができてしまい、
私だけそこから外れてしまっていることが多くあります。

会えばお互い普通に話しますが、
皆でバーベキューに行った等の話を聞くと、
無性に寂しさを感じてしまいます。

私がハイキングやイベント等を提案すると、
皆参加はしてくれますが、私が誘われることはないのです。

私が皆より年上であることを気にしすぎていた事が原因なのか、
私にはやりたい事、興味がある事がたくさんあり、
その話をする事で忙しいと思われているのかも、とも思います。

もしかしたら、冗談まじりで上から目線で物を言ってしまうことが、
原因なのかとも。。。

ただ、やりたい事をやる時間を取ることができる今のスタンスが
ちょうど良いのかな、と思う時もあり、
時どき感じる寂しさを紛らわしたいだけで友達を求めているのかな、
と思う時もあります。

自分勝手な悩みかも知れません。

以前は自分が嫌いでしたが、
今は先生のセミナーや断捨離のセミナーに参加・実践することで、
自己肯定感は上がって来ていると感じています。

よろしくお願いします。

【さっち~・49歳・専業主婦】

―――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

孤独感は私たちを蝕みますね。

確かに、年上の先輩と感じると、
カジュアルには声がかけにくいこともあるかもしれません。
そのような時は、やはり年の差を感じさせない、話しかけやすい雰囲気
で接することは重要になってくるのかもしれませんね。

さっち~さんは、冗談交じりに上から目線のことがあるとのこと。
冗談と受け止めてくれていれば良いのですが、万一単に上から目線と
受け止めている場合は、なんとなく距離ができてしまうのも
仕方ないかもしれません。

また、たとえ冗談であってもそれが相手の好む冗談のスタイルでない限り、
上から目線はあまり気分の良いものではないかもしれません。
相手の心の中は苦笑いということも考えられます。

上から目線は、たとえそれが冗談であっても
「相手より優位でいたい」心理が働いていることが考えられます。
これは劣等感の裏返しです。

どこかで自分が劣っていると感じるので、
優位でいなければ価値が無くなってしまうという誤った考えから、
心理的に駆り立てられてしまうのです。

そのような優越感は、相手に劣等感を生じさせます。

私たちは皆、自分には価値があると感じたいですし、
それを他者との関わり合いの中で感じたいと思っています。
さっち~さんと一緒ですね。

まず、友情には、どちらかが優る必要もなく、どちらかが劣る必要もない
ということを覚えておくと良いかもしれません。

相手に対する敬意と思いやりが感じられるコミュニケーションというのは、
年の差に関係なく、良好な関係を築いてくれるのではないでしょうか。

さっち~さんは、周囲の人々に深い興味や関心はありますか?
相手をよりよく理解したいという動機から、相手に思いやりや優しさを
持って、相手と心から繋がる気持ちで接しているでしょうか?

それとも、相手が自分のことをどう思っているかということに、
より強い関心があるでしょうか。

相手がさっち~さんは自分に愛ある関心を持って、
また、思いやりと敬意を持って接してくれていると感じることができれば、
おそらくその人はさっち~さんと一緒にいて心地が良いと思います。

心地が良い人とは長く時間を共にしたいと思うでしょうから、
自ずと声がかかることも増えるのではないでしょうか。

ぜひ、そのようなコミュニケーションを心がけてみることをお勧めします。

また、さっち~さんは、ご自分から周囲に対して
「私も誘ってね♪」と声をかけたり、バーベキューの話を耳にした時に
「えー?そんな楽しそうなイベント、参加できなくて寂しいー!」と
伝えたりしていますか?

もし、していないのなら、周囲に素直に寂しさを伝え、
自分も誘って欲しいとリクエストしてみてはいかがでしょうか。

嫌味な感じではなく、素直さと正直さとさわやかさを持って、
コミュニケーションしてみると、
相手も気軽に声がかけやすくなるかもしれません。

ーーー
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