執筆者

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Q:今年、6年付き合った同い年の彼と結婚をしました。

もともと二人暮らしをしていたのですが、
マンションの契約が切れるため、
結婚式を行うまで臨時として
夫の実家にお世話になることになりました。

彼の親も快く受け入れて下さったのはよかったのですが、
古い考え方をお持ちでとても悩んでいます。

夫は月収30万の会社員で、
私は月収40万の在宅ワーカーです。

夫は会社員のため、毎日朝7時に出て21時に帰宅、
私は夫を送り出してからは帰ってくるまで仕事をしています。

夜は、夫の親とは別々に夕飯を食べているのですが、
夫の帰りが遅いため、帰ってくるころに眠ってしまってい、
ご飯が準備できていないことが度々ありました。

夫はそれを咎めることなく、料理が終わってなければ
なにか手伝うことある?と声をかけてくれて、
食器もお風呂も洗ってくれます。

お互い仕事をしているなら
家事は半分担うことは当たり前だと理解をしてくれます。

しかし夫の母はそれが快く思っておらず、
夫に「奥さんは旦那の帰りに合わせてご飯作るべきだ。
旦那のために家事をやらないのはおかしい。」と言ってきたそうです。

夫はそれに怒り
「家で仕事してるんだから、
 会社じゃない分、疲れて寝ちゃうことだって当然ある。
 お互い仕事をしてるんだから
 家事を半分やるのは当たり前だ。」
と言ってくれたそうなのですが、

「そうやって甘やかすから
 奥さんのあり方が勉強できないんだ。」
と言ってきたそうです。

私はとてもショックで言葉もありませんでした。

忙しいながらも家事を手伝い、
こちらにいる間はこちらのルールに従おうと歩みよっていたのですが、
夫の母は理解してくれようとせず、
私達夫婦の考え方にも意見をおしつけてきます。

在宅の仕事も暇だと思われているようで、とても悲しいです。

夫の親との付き合い方がわかりません。
どうしたらわかりあえるのでしょうか?

【ゆめ・30代・在宅ワーカー】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

ゆめさんの世代と親の世代ではジェンダーに関する価値観を含めて、
幸せに価値観にかなりのギャップがあることと思います。

このジェネレーションギャップは
大洋をまたぐ、「異文化交流」くらいに割り切らないと疲れてしまうでしょう。

「へぇ、そういう考え方をする国(時代)が存在するんだ」という、
好奇心が必要だと思います。

同じ地球でも、ある国ではつい先日まで
女性が車を運転することすら許されていませんでした。
そのような国にはいったいどんな歴史があるのだろうと。

裁くのではなく、好奇心を持つことは理解の始まりでしょう。

これは決して相手に合わせるということではありません。

なぜ、そのような価値観が形成されたのか、
あるいは形成されざるをえなかったのかの背景を
振り返ってみることです。

するとお義母さんも単なる加害者ではなく、
その時代や社会の犠牲者であることが分かってくるでしょう。

男尊女卑がまかり通る時代の日本は、
女性の仕事といえば家事や育児を切り盛りすることであり、
夫の帰りを忍耐強く待つことでした。

これが多くの人にとって「幸せ」の定義だったのです。

ですから、お義母さんはその定義にはまらない我が息子夫婦
を見て「不幸なのでは?!」と
反射的にとらえてしまったのでしょう。

論理的な判断からではなく、これまでの深い刷り込みによる
条件反射的な対応です。

この深い刷り込みを解除するのは一朝一夕では難しいでしょうし、
果たしてその努力が正しいのかもクエスチョンです。

ゆめさんにすぐにできるのは、そうならざるをえない背景を、
愛ある好奇心と思いやりをもって理解しつつも、
そこに巻き込まれない賢さではないでしょうか。

同時に、お義母さんの恐れは、
「条件が整わないので不幸にちがいない」
という思い込みにありますから、それを解除できるとすれば、
「条件が合わなくても二人は幸せだ」
という事実を提示し続けることでしょう。

もしかしたらお義母さんも新たな価値観を学ぶかもしれません。

ただし、高齢になるにつれ、考え方を変えるのは面倒で難しく
なってきますから、お義母さんの納得がいくいかないにかかわらず、
ゆめさんとご主人がそのことを十分わかっていることが大事で、
それだけで十分なのだということを知ることではないでしょうか。

ぜひ、結婚式までの期間、
異国にホームステイをし、多様性を学ぶ良き機会が与えられた
と受け止めてみてください。

そして、お二人の価値を大切に過ごすことができる、
新たな門出を十全に祝ってください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ちよりんさん(30代・準公務員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつもメルマガを楽しみにしています。
先生が教えてくださる新しい心の捉え方にハッとして、
心に風が吹き抜けるような爽やかさを感じることが何度かありました。

でも、今自分が抱えている悩みは、仕事を始めた2年ほど前から
ずっと解決されずに重くのしかかったままです。

職場にいる40代くらいの子育て中の女性たちの態度が意味不明です。
自分の悪いところやわかっていないことは「しょうがないじゃない」、
人が自分の思い通りに動いてくれないと責める、これが当たり前だと
思っているような態度に大変迷惑しています。

文句を言うことが、物事がわかっている証であるかのように、声高に
自分の意見を主張することが多々あります。作業効率を良くする
新しいアプリが出てきても、どうせわからない、と勉強もせずに
堂々として、そのくせ自分のやり方を人がしないと非難します。

自分のやり方を私に押し付けて、私がその通り動かないと私の上司に
文句を言い、上司も同じ世代で同じ年ごろの子供をもつ連帯感からか、
彼女の言い分をそのまま受け入れ、いつも私が悪いことになっています。

忙しいこともわかりますし、他にもご事情があるのかもしれません。
でも、だからといってなぜ私がターゲットになるのでしょうか? 
むしろ、ターゲットを必要とするのが恐ろしいと感じます。

子どもを育てること、結婚すること、一生懸命生きること、そのために
誰かに敵意や負の感情を向けなければやっていけない、そんな世界に
私は住んでいるのでしょうか。だとすれば目の前が真っ暗で夢も希望も
なく呆然としてしまいます。

自分に感じよくしてくれる人、ニュートラルにしてくれる人はたしかに
職場にいて、以前川畑先生のメルマガでそういう人たちに意識を向けている
といいとあったのは覚えているのですが、なかなかそれが実践できません。
また悪者にされるのかと心配で恐ろしいです。
~~~~~~~~~~~

30代のちよりんさんが、40代の子育て世代の先輩方、職場での人間関係で、
四面楚歌ではないですが、孤立したような状態になっているということが
伺えました。

まず、ちよりんさん、いつもメルマガをよく見て、読んでくださって、
ありがとうございます。

確かに以前、職場の中にいい人間関係もあるので、まずはそちらの方に意識
を向けてみる、というお話をしました。

今、身の回りで起こっていることで、ネガティブなこともあればポジティブな
こともあるけれど、どうしても私たちはネガティブな方に意識が行ってしまい
がちなので、ちょっと意識を切り替えて、良いことにエネルギーを注ぐ。

いいことの種に水やりをする、という表現を過去にしてきたと思いますが、
そのような姿勢を育めることが、一番はじめに大切なことになってくると思います。

ただし、そうは言っても、やはりネガティブな方がワッと覆いかぶさって
しまって、ポジティブなことになかなか目が行かないというとき、
蓋をするのではなくて、そこをちょっと見つめてみるというのはいいことです。

一方、ちよりんさんが書かれていた、「子どもを育てること、結婚すること、
一生懸命生きること、そのために誰かに敵意や負の感情を向けなければ
やっていけないのか」という、怒りが感じられる思いについて。

これはもしかしたら、ちよりんさんのバイアスがかかってしまっている部分
もあるのかなと思います。

もしかしたら、先輩たちのそのような姿は、もうオフィスの文化なのかも
しれませんよね。職場の風土というものがありますから、風土によってそう
なっているかもしれないし、例えば年功序列など、そこのリーダーシップを
とるような人たちの価値観というものが浸透しているのかもしれません。

必ずしも、結婚していることや子育てしていることが人に文句を言える立場に
いるということではなく、それは別のことだと考えてみる。そして、子育て
とか子どもを持つこと、結婚することに対して、ちよりんさんにはどのような
課題があるかというのも見てみると、過剰反応をしなくなってくるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつもメルマガを読んで学ばせて頂いております、
20歳の娘を持つ母親です。

娘が同い年の従姉妹と7月から一緒に暮らすと言い出しました。
従姉妹は7月に離婚が決まっており、今実家に戻っている状態です。

その実家は私の姉夫婦が8年程前に離婚していて、
姉の元夫と息子の2人暮らしをしています。
そこに離婚して1歳の息子がいる従姉妹と娘が一緒に住むと言っています。

男所帯の為、家は散らかって掃除も行き届いてい無いそうですが
娘は一緒に住んで綺麗にすると言っています。

しかし今娘の部屋も散らかっており、まずは自分の部屋を綺麗にする事と、
従姉妹が仕事を見つけ落ち着くまで待つ事と、
娘自身もその間お金を貯めるようにと言いました。

娘は女優を目指しバイトをしながら、たまに小さな舞台にチョイ役で出る
と言ったような生活を18歳の時から送っていますが、
20歳になった時点で家にお金を入れてもらっています。

また、従姉妹の父親(元義理の兄)は自営業で余裕が無い状態だそうですが
「色んな経験をさせてもいいんじゃ無いか」と言っています。

でも従姉妹の姉(元義理の兄の長女)が先月結婚したのですが
お祝いも渡さず、それなのに離婚する娘(従姉妹)や孫には
服を大量に買ってあげたりして良い顔をしているそうです。

以前、姉夫婦の離婚後に反抗期の娘(従姉妹)にイライラして
暴力を振るった事もあったなどと姉から情報を聞いています。

従姉妹の家は駅から20分程、人気のない丘を登った所にあり
夜道を歩かせるのも心配です。

色々と心配で反対していますが、娘も従姉妹も聞く耳を持ちません。

まずはお互いに身の回りを整えて、
それから一緒に住んだらどうかと言っても聞き入れません。

どのように話をしたら良いのでしょうか?

長文乱文で失礼致します。
よろしくお願い致します。

【えるえる 40代 会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

まだまだ自立しているとは思えない娘さんや従姉妹さんの共同生活
に対する心配、えるえるさんの親心が伝わるご相談ですね。

えるえるさんが娘さんに伝えたいこと(心配事)は、
すでに娘さんには伝わっているようですね。

そのうえで、娘さんも従姉妹さんも意志が固く
共同生活を送ると決めていらっしゃるのであれば、
これは尊重するのが得策のケースかと思われます。

娘さんは20歳とのことで、すでに成人ですし、自己決定能力もあります。
無論、失敗する可能性もあるでしょうが、
それも含めて相手の自己決定権を尊重するということです。

私たちはみな失敗する権利を持っていますし、
そこから学ぶ力も持ち備えています。

えるえるさんとしては、娘さんが
もっと自立してからと思われているようですが、

もしかしたら、今の環境が自立しにくい環境で、それを変えることで
(自分が行動しなければ事態が動かないなど)
娘さんが自立していくことも考えられます。

条件が整ってから環境を整備するという考え方もありますが、
環境が整うことで条件が整うこともあります。

自立心のあるなしに関わらず、子どもを大学に通わせるのに、
一人暮らしやルームシェアを余儀なくされる人もいます。

その結果子どもの自立が促され、
社会に出たときに適応しやすくなるメリットもあるわけです。

親にできることは、伝えたいことはしっかり伝えつつも、
子どもが強い意志をもって自己決定したことは、温かく見守ることで、
何かあったときは戻ってくる場所がここにあるよ
という安心感を与えることではないでしょうか。

娘さんが苦労をしながら人生のままならなさを学び、
賢く生きる智慧をつける機会と
受け止めてみてはいかがでしょうか。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、さっちゃんさん(30代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。いつも先生のメルマガを参考にさせて頂いております。

まずは、私の性格は、クリスチャンという事もあり、人助けが好きですし、
端的にいますと、例え嫌でも、ハイと言ってしまうところがあります。
人と楽しく和やかに過ごすのがすきですが、子供の時から、
いじめられたり、無視されたりと、人間関係が器用ではありません。
成人しても、似たような負の連鎖が続いています。
より良い人間になる努力はしてますが、なぜか空回りです。

特にママ友とはうまくやって行きたいのですが、一つつまずくと、
それ以上悪化させたくないのに、バカな行動に出て修復どころか
更に叩かれという始末です。 恥ずかしいのと情けないのとで、
やりきれないです。

余計な事を言わず、静観の構えで邪魔にならず仲良くして行きたい
のですが、一度誤ってしまうと軌道修正をどうしたら良いか
分かりません。ありがたい事に、離れてはおりますが
数人の親友と呼べる、何でも話せる人がいるのには感謝です。

転勤の先々で失敗ばっかりの私、主人に影響が出ないように努めて
はいるのですが、いかんせん、どうしたら負の連鎖を断ち切り、
本来の望みである、人間関係を良好に運ぶことができるのでしょうか?

過去の出来事上、負の連鎖が経験として身についているので、
自然とその方向に、気付かずに向かっているのでしょうが、
そこにブレーキを掛け、良い方向への新しい回路を作る方法を
知りたいです。ストレス、不安にめっきり弱い私ですが、
乗り越えて、私への噂を一掃し、欠点を克服し、良い人間になりたいです。
~~~~~~~~~~~

さっちゃんは不器用なのですね。とても頑張り屋さんでいい人なのだけど、
ちょっと不器用なところが歪に出てしまっているのだろうなというのが、
ご相談の文面から読み取れます。

まず、転勤が多いということなので、おそらく、やっと人間関係を作ったら
次、人間関係を作ったら次、と適応しなくてはいけない状況がたくさん
あったのでしょう。

そういった状況の中でどうやってサバイブしていくかという方法論として、
自分を抑圧する、抑える、そして、クリスチャンということもあるとのこと
ですが、自分のことは抑えて、自分のニーズは満たさずに人のニーズを満たす
のに、一生懸命に頑張り過ぎてしまったのではないでしょうか。

相手がしてくれているサポートが自分にとって欲しいサポートであれば、
人間関係は良好になります。ところが、さっちゃんは、おそらく
「こういうふうにしてもらったら、相手がうれしいだろうな、喜ぶだろうな」
と、もし、さっちゃんがそのようにされたら喜ぶこと、うれしいこと、
満たされることを、相手に一生懸命頑張ってされているのではないかと
思うのです。いかがでしょうか?

ところが、さっちゃんにとってはそれがよかったとしても、相手がそれを
望んでいるとは限らないわけですね。ですから、何か人を助けたいと思って
働きかけるときは、本当に相手が望んでいるものは何だろうと、まず確認を
してから、実際の行動に移すのが賢いやり方です。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:お義母さんの嫁入り道具だった
30年以上前の分厚くて重たい座布団や客布団。

30過ぎた夫が高校生の頃に使っていた
見たことない程大きなお弁当箱や、
(娘へ)義妹が幼稚園の頃に使っていた
20年以上前のお弁当箱。

同じく夫や義妹が幼い頃に作った、
時代遅れも甚だしい義母手縫いの服や小物、
夫が使っていた馬鹿でかい学習机、
タンスなどの古い家具。

義母の知り合い、または知り合いの知り合い
からのお下がり、
極め付けは「まだ使えそうだったから」と
資源ごみの日に拾ってきた子供椅子。

嫁いだばかりの頃は勝手も分からず断りきれず、
お弁当箱までは頂きました。

以後は全て
「いらない」
「こだわりがある」
と、やんわり私から、断っていますが、
しんどいのではっきり旦那から断ってもらっています。

「まだ使えるから」
「折角だから」
「買うと高いから」
と、諦めず押し付けてくる義母。

いらないものをよこすのをやめてほしいのですが、
どう言えばうまく断れますか?

アドバイスを頂きたいです。

【みーこ・30代・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

まだ使えるものは、
実際使うと使わないとにかかわらず、
とりあえず取っておくというのは
みーこさんの、お義母さんの世代に
多く見られるパターンかと思います。

モノそのものに関しては、すでにみーこさんも
ご主人からはっきりと伝えてもらったり、

ご自身もいらないことやこだわりがあることを
やんわりと伝えているとのことで、
良いアプローチかと思います。

ただし、やんわりだから伝わっていない可能性も
考えられるので、押しの強い義母さんでしたら、
みーこさん側もよりはっきりと「困る」ことを
伝えてみると良いと思います。

そのときに、お義母さんが私を困らせている
と伝わると、関係がぎくしゃくすると
恐れていらっしゃるのではないかと思います。

(ですので、やんわりと伝えているのかと思います)

伝えるときは、
「私がモノの管理ができなくて困る」と、
主語を「私」にして伝えることをお勧めします。

ちょっとしたコミュニケーションの工夫ですね。

「私はモノが一定量を超えると管理ができず、
家の中が混乱してきて、
 頭の中も混乱してきてしまうんです。

 すると、集中力もなくなりイライラ、
 夫や子どもにも辛く当たってしまいます。
 私はそんな自分が嫌なんです。

 ですのでお義母さん、助けてください!

 モノが減るようにどうか協力してくれませんか?」

といったような、助けを要請する文脈で
モノを減らす話を進めることができれば、
不要に相手を傷つけることなく、
不要なモノの流入を阻止できるかもしれません。

お義母さんも、愛する夫や孫に
悪影響があっては困るでしょう。

その辺の利害にきちんと絡むよう
明確に伝わるとなお良いでしょう。

さらには
「私はダンシャリアンになりましたので」
ときっぱり伝えてみるのもよいかもしれませんね。

ベジタリアンに肉を与えないように、
ダンシャリアンにはモノを与えてはいけないと
相手に明瞭にラベリングさせてしまうのです。

もし、お義母さんのミーコさんへのアプローチが、
モノの話のようであって、実際はモノの話ではない
場合は別な対応が必要です。

「相手に何かを贈る」行為は
無意識な関係性の維持として機能することがあります。

もしかしたら、お義母さんは、
モノを通して関わり合いを維持したいのかもしれません。

そうであれば、モノのやりとりを介さずに
健全に関わりあえる道を模索すると良いと思います。

いらないと言っても送りつけるのは、
お母さんの存在のアピールかもしれません。

お母さんの存在を認める行為として、
たとえば、定期的に電話をするなり、
メールをするなり、会うなり
してみてはいかがでしょうか。

モノを贈る行為を介さずに、
得たいものを得ることができれば、
お義母さんも満足するかもしれません。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ともっちさん(40代・派遣社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
元々私には結婚願望がなく、夫とも結婚する気はありませんでした。
しかし、夫の親からの圧力もあり結婚することになりました。

結婚後の2人での生活はそれなりに楽しかったです。
ですから子どもも欲しいと思うようになり、男女2人を授かりました。
そういう意味では、やはり夫とは御縁があったのだなぁと思っています。

しかし子どもが生まれてから義母の干渉が激しくなり、また夫も育児に
は無関心、家事も全くせず、自分の楽しみにお金を使い続け、転職を
繰り返したことなどもあり、莫大な借金を抱え自己破産まで経験しました。

夫のイライラは私や子ども達への暴力へと向かい、シェルターにも
お世話になりました。私が精神的に鬱状態になってしまったため、
夫の元へ戻り、心と体を癒しながら10年程が経ちました。
子ども達も大きくなり、やっと私自身も仕事を少しずつ始めることが
できるようになりました。

しかし、子どもたちの心の傷は大きく、私も今は夫が好きではないので
別れたいですが、まだまだ経済力のない状態で別れることは不安です。
一方でまだ夫の借金に追われて生活していることも釈然としません。

幾度となく別れを切り出しましたが、まだやり直せるのかもと思って
しまいます。そこには夫に対する依存があるのだと思います。
また結婚をすると決めたのは自分なので責任はあるし、生活できている
ことに感謝しなければならないという思いもあり、でもその感情は必要
なのだろうかと疑問にも感じています。

自分は愛がない自己中心的な人間だなぁと思います。
私の何から変われば納得のいく決断と行動ができるのか、
教えていただけませんでしょうか?よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

ご主人の暴力、借金、自己破産があって、その後10年かけてなんとか
心と体を癒しながら、お子さんたちもやっと育って大きくなったとのこと。
そして、ここに来て、ともっちさんは「自分は愛がない自己中心的な人間、
いったい私の何が変わればいいのか」と疑問に思っていらっしゃるのですね。

でも、これは、ともっちさんが変わるのではなくて、ご主人が変わる必要
があることなのです。

DVの加害者と被害者の典型的な構図で、暴力を加える側は、加えられて
いる側、被害者のほうが悪いのだという、罪悪感を植え付けるような言動
をします。

誰のおかげで食えているんだとか、あなたのこういうところが悪いから
こうなんだとか、子どもが引きこもったり、あるいは精神的に不安定に
なれば、お前の教育の仕方が悪いんだ等、すべて悪いことはあなたのせい
でこうなっている、自分の暴力だってそうだ、だからこの暴力は正当化
されるんだ、といったような働きかけをしてきます。

そして、被害者となる側というのは、どこかで違うとは思いつつも、
暴力は嫌だしいけないとわかりつつも、やっぱり私がいけないから
この人はこうなってしまっているのではないか、私さえ変われば、
夫も良くなるんじゃないか、家庭も良くなるんじゃないか、、、
このような思考に陥ってしますのです。

ところが、暴力は何があっても許されません。暴力が正当化されること
はありません。ですので、ともっちさんも「私のせいで、私に愛がない
せいで、暴力があるんだ。私にもっと愛があれば暴力はなくなるんだ」
と考えてはいけないのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:嫁いだ娘の事で悩んでいます。

5年になりますが子供に恵まれず、不妊治療を開始しました。

娘の子宮内膜症が原因で、
体外受精しか妊娠は望めないだろうと診断され、
正社員で働きながら治療を開始しました。

経済的にも身体的にも苦しい治療です。
胚移植をして妊娠はするのですが、
流産を繰り返し、かなり精神的にまいっている時、
会社の男性の同僚が話しを聞いてくれ、
優しく慰めてくれた事がきっかけに、
苦しさを聞いてもらうようになり、関係を持ってしまったのです。

その事が婿に知られてしまい、大変な事になっています。

娘は、悪かったと反省し謝るのですが婿の気持ちは治まらず、
離婚はしないが、自分に償えと毎日責め立てて、
無理難題を押し付けてきます。

娘は流産するたび、婿が優しく寄り添ってくれたら、
泣くなと叱るばかりだったといいます。

婿にも原因はあるのですが、不倫は許されないことです。

婿は、私にラインで胸中を打ちあけてきました。

兎に角苦しい、辛い、悔しい、でも娘の事は嫌いになれない、
これから疑い続ける生活に耐えられるかわからない。
どうしたらいいか解らないと。

2人が、元の仲良し夫婦に戻れるにはどうしたらいいか、
暫く冷却期間を持つ方が良いのか、御助言お願いします。

【くちなし・60代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

長期にわたる不妊と治療は、
肉体的にも精神的にも大きな負担が強いられます。
とりわけ母体である娘さんは
流産のたびに心身に大きなダメージを受けたことと思います。

人生における小さな死を体験されたのではないでしょうか。

そのように傷ついた妻を、もっとも身近な夫が
優しく包み込むことができたのなら、
結果はまた違うものになってきたでしょう。

このように大きなストレスが生じるときは、
当事者間の課題が浮き彫りになるときでもあります。

結婚とは、二人でどんな試練をも
乗り越えられるかが試される機会です。

不妊とその治療という強力なストレスのもと
落ち込む妻を包み込むことができず、
おそらく自身の問題もそのように対処してきたであろう、
強さを求めることで不器用に苦境を乗り越えようと努力した夫と、
それを無理解と受けとめ、孤独と寂しさに苛まれ、
他者の慰めを必要とした妻。

それがその時点での互いにできた最善であり、
どちらも犠牲者だったのではないでしょうか。

そして、このように互いの課題が浮き彫りになった今、
それをどのように乗り越えるか、
真の愛やコミットメントが試されているのだと思います。

不倫は社会的に許されない行為ですが、
では社会的ルールに則って人の感情が動くかといえば、
そうではありません。
人間とは弱さを備えた生き物です。

だからこそ、結婚という契約で、多くの証人までたてて、
互いを縛らなければならないのではないでしょうか。

これは人間の弱い部分の本質を私たちが
無意識に認めているが故の振る舞いでしょう。

ルールを犯した人間を弾糾したり
裁いたりすることはできるでしょうが、
それは真の癒しや平和をもたらしません。

愛の実践ではなく憎しみの実践になり、
さらなる亀裂で二人の溝は深まり、
幸せな結婚は長く続かないでしょう。

必要なことは裁きではなく、互いの理解です。

それも社会常識を適用した表面的な理解ではなく、
お互いの個性、ニーズ、背景、動機などを見据えた、
深い理解が必要でしょう。

どちらが正しいか争うのではなく、
互いの苦しみを理解する力が必要となるでしょう。

「ごめんなさい、あなたが正しく私が悪かった」
という詫びではなく、

「どうか私を助けてください」という
心の叫びをお互いに伝え合えることができれば、
そして、その叫びに耳を傾けることができれば、
道は開けてくるのかもしれません。

くちなしさんに出来ることは、
娘さんご夫婦が表面的に取り繕うことではなく、
この試練とそれぞれの課題に正面から向き合い、
時間をかけてでも乗り越えることを
優しく見守ることではないでしょうか。

全員に学びの機会が与えられていることだけは間違いないでしょう。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ラッコさん(40代・医療関係)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
マンションの管理人さんの過干渉で困っています。
50後半から60才代の男性です。
気さくでひとなつこい方で、仕事が楽しくて仕方がない、
マンションに来るのが楽しみと言っておられます。
自分からみんなに話しかけ、あれこれ手を貸してくれようとします。

勤務時間は朝8時から16時なのに、朝7時にはやってきて、
住人をみると元気良く、おはようございまーす!と言います。
私は朝7時台に近所のコンビニで買い物しているのですが、
コンビニに入ってくると、そこでも、おはようございます! 
のんびり早朝の散歩から帰ってくると、マンションの通りに出ていて、
お帰りなさーいませ!と言います。

いずれも管理人さんの勤務時間前の朝時間です。
なので、朝のごみ出しやそのついでに、ちょっとコンビニで買い物がてら
散歩したりが楽しみだったのに、外出できなくなってしまいました。

嵐の日は、皆様さんがご不安でしょうと言って、工事現場みたいな
ヘルメットをかぶり泊り込んでおられました。タクシーを呼ぼうとすると
「え、お金かかっちゃいますよ」と言われてしまい、
本当は呼びたかったのに呼べなかったこともありました。

悪い人ではないので余計に苦しいです。

だんだん日常生活に支障をきたすレベルになり、悩んでいます。
~~~~~~~~~~~

ラッコさんは、相手のことにとても配慮する誠実なお人柄なのでしょうね。

かつて受けたことのある相談で、マンションの管理人さんが全然挨拶したりせず
不愛想で、自分は嫌われているのではないかと気にしている、という内容が
ありましたが、それとは全く逆で、過干渉ということですね。

確かにここまでくると、何だかプライバシーをずっと監視されているような
気がする人が出てきても仕方ない行動だと思います。

そして、ラッコさんが気になってしまって、日常に支障をきたし始めてしまった、
外出できなくなってしまったというのは、かなり病的な領域に入ってきて
しまっていると思われます。

ここについては、思っているんだけれど言っちゃいけないというような
基本信念が、ラッコさんご自身の中にありませんか。
相手の気分を害することは、たとえ自分が気分を害されたとしても、
言ってはいけないと思ってはいないでしょうか。

日頃から、言いたいことがあったとき、言っているのであれば、さほど
問題はありません。が、我慢しなきゃいけないという抑圧がフラストレー
ションやストレスを溜めたりして、時に病的な状態にまで追いやって
しまいますから、ここを溜めないようにしていくことが大事になります。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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Q:いつも適切で的確な先生のお答えを
参考にさせていただいております。

今日は私の悩み事にアドバイスを頂ければと思い
お便りさせていただきました。

私には知り合って長いお友達がいます。
彼女は明るく朗らかで、とても良い人です。
色々な面で長けていて周りにいつも刺激を与える人です。

彼女のそう言った才能は自他共に認めるところで、
彼女自身とても自信家です。

それはもう分かりきっていることで、
自信があるのは良いのですが、それがとても鼻につくことがあります。

付き合いの長い私と二人だけで話している時は良いのですが、
そこに新しく知り合った人や普段いつも会わない人が会話に加わると、
話している内容は彼女がすべて自分の事に持って行ってしまいます。

彼女自身の仕事の素晴らしさ、あるいは、
彼女の友達は「凄い人」「偉い人」だと言うことを
常に会話に持ち出して、自慢話になってしまいます。

また、そういった話がしたくてたまらない、という感じで、
人が話しているのを遮ったり、人が話しているのに、
自分の話を始めて会話をそちらに持っていったりすることが多々あります。

こんな時、私は自分の話をするきっかけが掴めないほどになってしまい、
会っていても楽しくなく、かえって疲れて帰ってくることが最近よくあります。

彼女は話足りないと、またすぐ会おうといって連絡をしてきますが、
私はしばらく時間をおかないとその気になれません。

彼女はとても良い人で尊敬されているにも関わらず、
友達が少ないのはそのせいだろうと私は睨んでいます。

そんな所をうまく彼女に伝えて、
これからより良い友情を築ければと思うのですが、
どうもその伝え方が分かりません。

何か良い言い方、方法がありましたら、ご教授ください。

よろしくお願いします。

【ぷっちん・40代・事務員】

―――――――――――――――――
A:FROM:川畑のぶこ

長年の友との関係が煩わしくなってきているのですね。

ぷっちんさんは今後そんな彼女と
うまくやっていきたいと思っているでしょうか?
それとも正直しばらく距離を置きたいと思っているでしょうか。

心の声に耳を傾けてみてください。

相手を変えるのは難しいかもしれませんが、
相手との関係性を変えることは比較的容易で、
ぷっちんさんの意思次第です。

もし、ぷっちんさんがご友人と
しばらくは距離を置きたいと思っているのであれば、
誘いに乗るのをやめたり、頻度や時間をミニマムにしたり
するのが効果的かと思います。

要するに、やんわりとNOというということです。
ご友人からすると、これまでいつでも付き合ってくれたぷっちんさんなのに、
最近付き合いが悪いなと思うかもしれません。

おそらく、ご友人のオプションは、
それでも大切な友人だから会えるときに会えれば良いと受容するか、
話を聞いてくれないのならぷっちんさんとは距離をとるようになるかの、
どちらかではないでしょうか。

前者であれば、その友情は長く続くでしょうし、
もともとぷっちんさんが無理に相手に合わせたり、
過剰に喜ばせようと努力しなくても続く関係であったということです。

万々歳ですね。

ところが、相手が常に我慢してくれて自分に合わせてくれるからこそ
付き合っている関係であれば、
もともと健全な関係ではありませんし、長続きしないでしょう。

ゆえに、ご友人が離れていくことはやはり万々歳ですね。

ん?そうでもないでしょうか? そうですね。微妙ですよね。

これまでのウン年間はいったいなんだったのかと。
ここがぷっちんさんの試されるところです。

「友人が離れていくこと=私に友人としての価値がないことの証明」
と受け止めると、辛くなってしまうでしょう。
自分の存在価値を証明するのに、無理をして
友人との関係を維持する無意識がはたらくかもしれません。

確かに「常に私の話を聞いて欲しい」というご友人のニーズを
ぷっちんさんは満たせないかもしれませんが、それはイコール
ぷっちんさんが友人としての価値がないということではありません。

私たちはみんな、それぞれの人生の課題を持っています。

ご友人には、それが単なるエキサイティングな近況のシェアではなく、
常に自分の話ばかりになり、相手の話を聞けないのであれば、
彼女の求めているものは友情や絆ではなく
自分の価値の確認かもしれません。

「自分はすごいことを成し遂げて、
  “凄い人”や“偉い人”とつながっているのだから、
  私だってすごいと認めて欲しい
  (なぜなら私自身がそうだと信じきれていないから…)」

と、どこかに優越コンプレックスを抱えていて、
それをクリアする課題があるのかもしれません。

すごいことをしなくても、すごい人が周りにいなくても、
私は私なりに価値のある存在で、他の人も同様である
ということに気づけたなら、
みんなの話をことごとく奪い、自分の話に持っていく必要が
無くなるかもしれませんね。

そのようなご友人の複雑な部分を
深い理解と慈愛の眼ざしで見てあげることができれば、
ぷっちんさんの痛みも薄れるのではないでしょうか。

逆に、そのような「優れた」友人に必要とされることで、
自分は価値のある人間だと確認したいという劣等コンプレックスが
ぷっちんさんの中にあるのなら、
彼女に必要とされようがされまいが、私は私なりに価値がある存在で、
他の人も同様であると、そのようなコンプレックスを克服することは
ぷっちんさんの課題となるでしょう。

「私の話なんて彼女の話に比べたら、
 取るに足らないもので語る価値などない」と思っていませんか?

友情を育むのに、話す価値の有無で話しをする必要はありませんし、
くだらないことでも笑いあえるのが友情でしょう。

ですので、やんわりNOを言う以外にも
「こんどは私の話も聞いてもらっていい?」と
率直に伝えることもひとつの対策です。

彼女から再度お誘いがきたなら間髪入れずに、
「こんどは私の話も聞いてね〜(^0^)/♪
 本当は私も話したいこといっぱいあったんだけど、
 時間切れで10分の1も話せなかったからー(笑)」
などと軽やかに伝えてみてはいかがでしょうか。

言いたいことが率直に伝えられたことで、
わだかまりが無くなることだってあります。

相手も「私ばかり話しちゃってごめん!
 今度はぷっちんの話を聞かせてね!」
とちょっと反省モードで返ってくるかもしれませんね。

今まで周りの人も何も言わないし、
話さないからそれで良いと思っている可能性もあります。

周囲が合わせすぎることで、
ご友人が気づき反省するきっかけを奪っていたとも考えられます。

もちろん、率直なコミュニケーションで関係がくずれるなら、
やはりそれは最初から長続きする人間関係ではなかったのでしょう。

そうであれば、しがみつく必要もないのではないでしょうか。

彼女以外にぷっちんにふさわしい友人関係を
大切にしてくださいというサインかもしれません。

ーーー
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180604

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ポン太さん(50代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫が不快で、不快で、たまりません。
家族は、夫62歳、私56歳、息子が2人で、22歳と20歳です。


夫は、一見おとなしく、優しいイメージ。
確かにおとなしく、仕事は真面目、酒も飲まず寄り道もせず、7時前には帰宅、
即効でテレビをつけてトドのようにテレビ鑑賞。
夕食時も家族の会話は無く、私だけ息子達に会話を投げかけるも、夫は無反応、
気の利いた言葉が言えないコミュニケーション障害です。
長男も軽い自閉症で、夫からの遺伝と言われました。

気にしないよう、夫も障害者なのだと認め、受け止めようと思っても、
3日も持ちません。相手に多くを求めても人は動かないと理解していても、
感情がある限り不快さは消えません。

不快の原因は、加齢臭、無反応、品性の低さ、とにかく自分の興味がある事
のみしか話さない。私とは味覚も笑いのツボも合わず、共通点がありません。

私も主婦、妻として夫に頼り甘えたいし、話を聞いて貰いたいと思うものの、
夫を感じるだけで素直になれず、動悸や身体的にもバランスが悪いのは、
更年期もあるが夫が原因なのだと思っています。離婚する勇気も無く、
毎日の生活の不快をどうしたら良いのか、アドバイスお願いします。
~~~~~~~~~~~

一つ屋根の下で一緒に暮らす夫だから、愛おしい相手でいたいし、
お互いに理解し合いたいし、コミュニケーションも仲良くとりたいと思うのは
当然のことだと思います。

ここでちょっと注目したいのは、時期の問題。
今、ご主人が62歳でご自身が56歳、上の息子さんは22歳ということですから、
もう22年以上は結婚生活があるのだと思いますが、昔からこうだったのか、
それともこの時期、最近それが気になるようになったのか。

ご主人は、過去にはコミュニケーションしていたけれども最近しなくなったのか。
それとも、もともと無口で真面目な人で、気の利いた言葉を言えない人だったのか、
ということなのです。

おそらく、昔からそうだったのではないでしょうか。その場合、ポン太さんが
昔はそんなに気にならなかったのに、なんでこの時期になったら急に
気になり出したのだろう、というところに注目してみるとよいと思います。

いくつかポイントがあると思います。

ポン太さんもご自身でご指摘されているように、更年期の問題というのはある
かもしれません。ホルモンのバランスが乱れてくると、これまでと違った状態に
なるとイライラしやすくなったり、たわいもないことで怒りっぽくなったり、
動悸が出てきたり。

もしポン太さんが受診していらっしゃらないのであれば、更年期障害の外来へ
きちんと通って治療するということも一つかもしれません。
ぜひ一度受診をしてみてください。

そして、ご夫婦間のコミュニケーションは以前から変わらないのに、、、
という場合、息子さんたちのことが影響しているかもしれませんね。
22歳と20歳ということで、手がかからなくなりましたね。これまでポン太さん
が一生懸命注意を向けてきた対象が巣立ち始めているわけですよね。

そこで、何となく今までエネルギーを注ぐ対象であった息子さんmたちが
巣立ち始めたので、今度はその対象が、家の中に限定すると、ご主人になって
しまうわけですよね。そこも、ポイントかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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