執筆者

200615

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ドンパルさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めて相談させていただきます。

現在、50歳パート勤務(扶養内)中1の娘がおります。

去年の6月から旦那と別居しております。なのに毎朝来てはコーヒーを
入れ、私の嫌いな水素水で氷を作り、ゴミ出しまでして会社へ行きます。
生活費をもらっていて家に住まわせてもらっているので、
来ないでくれと言えず困ってます。

私も旦那も、お互いにもう愛情はありません。
旦那は自由な身で快適だと言っています。

私は体力もなく、正社員で働く自信がありません。
でも、早くスッキリして自立したいとも思います。

娘も反抗期で困っています。
せめて高校受験までは離婚しないほうがいいのかと思い、悩んでいます。

周りに相談すると、このまま生活費をもらって別居していればいいと
言われます。

自分でどうしたらいいのか、決められません。強い信念と行動力が
持てればいいのですが…。

アドバイスよろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

さらっとシンプルに書いてありますけれども、
もう、ドンパルさんご自身の課題にはお気づきのようですね。
強い信念と行動力、これがドンパルさんの課題なんですね。

今まできっと、周りの人に左右されて、あるいは人の顔色を伺ったり、
相手がよければそれでいいというようなところで生きてきたりしたけれど、
今ここにきて、それでいいのかと思い始めてしまったのかなと想像します。

まず、ご主人はきっと、ドンパルさんのことをすごく気にかけて
いらっしゃるんでしょうね。コーヒーを入れに来たり、ゴミ出しをして
くれたり、生活費を入れたりすることで、ドンパルさんと娘さんへの
愛情表現をなさっているのだと思います。

もうお互いに愛情はないと言っていらっしゃいますが、
もちろん、男女の恋愛的な感情、愛情や情熱のようなものは
長く一緒にいるとフェードアウトしていく傾向はありますけれども、
それがどのように家族愛や人間愛に変わっていくかというのも
私たちが結婚をしたり家庭を持ったりするときの課題なのでしょうね。

今、ドンパルさんはおそらく、ご主人に対して
そのような家族愛や人間愛が持てない状況なのだと思います。

そして、それはご主人だけが理由なのかもよくわかりません。
 
もしかしたら、ドンパルさん自身が課題を持っていて、
その課題に向き合うことを避けているので
ご主人の良さが見えてきていないということもあるかもしれないし、
あるいはもう本当に、ご主人もドンパルさんも惰性でここまできて
なんとなくつながっているだけなので、
お互いに決着をつけるということが課題なのかもしれません。

離婚について、ドンパルさんの強い動機がどこにあるのかということが
詳述されていないので、私の方ではなんとも言えませんが、
これまでの、そして現時点での、夫婦関係におけるドンパルさんの
ニーズがどういったものなのかを、今一度自分自身に問い直してみる
タイミングかもしれません。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:現在、高校2年生の息子です。
中学生の頃は同じ部活の子にいじめられていましたが、
高校生になってからは学校が楽しいと、
嫌がることなく行けておりました。
 
部活もいじめられながらも続けてきた甲斐あって
新人戦で好成績を収めました。
 
部活や高校生活を頑張っている反面、
ゲーム(戦争、撃ち合いをする)にも
のめり込んでいるふしがありました。
また高校生になった時に与えたスマホを
片時も離すことができないでいます。
 
学校に行っている時は
スマホを使用する時間が決まっていましたし、
部活も忙しかったので、
一日中ゲームをする日などありませんでした。
 
新型コロナウィルスの対策で学校に行けなくなってからは
ほぼ一日中ゲームをしています。
 
ゲームをやりすぎた後に、
人格が変わるというか粗暴になり、
先日もイライラして物に当たり家具を壊しました。
 
そうかと思うと突然小さい子の様に甘えてきたりします。
  
ひとりっ子で他と比べることができず、今に至ってしまいましたが、
小学3年の時、担任から片付けができない、行動が遅いと
家庭訪問の時に注意を受けました。
 
今も片付けができず、何一つ自発的に物事を進めることができず、
アドバイスも受け入れる事ができません。
嫌と思ったら絶対に行動しません。
 
ここまでくるとただの頑固とは思えなくなってきました。
人と付き合いづらいと本人の口から聞いたこともあります。
 
もし、発達障害の類であれば今から対処する方法はあるのでしょうか。
幼少の頃から喧嘩の絶えない家庭環境で育ってきたせいも
あるのでしょうか(後天的な原因)。
 
今のままでは進学も就職も結婚もできないのではないかと思います。
 
アドバイスよろしくお願いします。
 
【レモン・40代・会社員】
 
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
愛する一人息子さんの行く末を案じる
レモンさんのお気持ちが伝わってきます。
 
もし、息子さんが日頃から、
コミュニケーションや人付き合いが苦手で、
何かにのめり込むと他が見えなくなってしまう、
また片づけや段取りができず、そのことで
日常に支障を来しているというのであれば、
いちど発達障害の検査を受けてみることをおすすめします。
 
ただし、上記が当てはまるからといって、
即発達障害とは限りませんし、
とくにこの自粛期間中のコロナ禍で、
ティーンエイジャーが自宅でゲームばかりするのは、
障害や本人の自己管理不足のせいとは言えません。
 
このようなストレス下における対処法などの教科書を
持たない彼らなりに、無意識にバランスを保ち
適応しようとしているのでしょう。
 
自体が収束し、学校が始まったときに、
元に戻ることが十分に考えられます。

また、今は、親もこの非日常でストレス下にいるはずです。
 
ずっと子どもと顔をつき合わさなければならず、
必要以上に我が子を観察ならぬ
監視してしまうのではないでしょうか。
 
ストレスがたまっているときは、
良いことよりも悪いことばかりに目がいきがちです。
 
戦っているのが実際に戦場や友人相手ではなく、
ゲームの中のキャラクターで良かったとか、
ルールを守り自粛できていることで感染リスクを免れて
良かったなどとは思えないのですね。
 
ですから、その分も差し引いて状況に向き合う冷静さが
大切になってくるでしょうし、
いま起こっていることで好ましいことにも
意識を向けてみてください。
 
受診して、発達障害であることがわかれば、
専門家や福祉と連携して、
将来への対策を講じていくことができます。
 
発達障害だからといって、就職できないわけでも、
結婚できないわけでもありませんし、
彼の唯一無二の個性を能力として
伸ばすこともできますから安心してください。
 
ただし、周囲の理解は必要となりますので、受診は大切です。
 
発達障害の人がそうと知らされないままでいると、
周囲からはただのだらしない人とか怠け者とか
変わり者などと偏見の目でみられ、
ますます生きづらい人生となってしまうでしょう。
 
また、息子さんが発達障害であった場合、
それはレモンさんやご主人のせいでも
二人の喧嘩のせいでもありません。
 
発達障害は、遺伝や器質など先天的なものが主な要因です。
 
もちろん、環境がトリガーとなって、
いままで表面化してこなかった症状が出てくることはありますが、
もともとそのような特性があったことが考えられます。
 
ですので、ご自身を責めないでください。
 
ただし、「喧嘩が原因なのでは?」と省みたのであれば、
息子さんの障害の有無や原因に関わらず、
ご自身や夫婦、また家族の人生における課題であることは
間違いないでしょうから、
放ったらかしにせず、善処するべきでしょう。
 
責めるのではなく善処するのです。
 
子どものことばかりでなく、
ご自身に引っかかりのあることにも
きちんと注意を注いで対処していくことが、
結果的にご自身のみならず息子さんにも、周囲にも
良い影響を与えるのは間違いないでしょう。
 
レモンさんご自身が、そのような課題を乗り越えることによって、
「息子にも同じように彼自身の人生の課題に向き合い、
乗り越えるちからがきちんと備わっている」という
信頼感を育むことができるようになるはずです。
 
この信頼感こそが困難を乗り越える鍵となるでしょう。
 
 
          
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みいさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
心機一転、人生をやり直したいアラフォーです。

毒親育ちでパニック障害になりながらも、何とか働いてきました。
傍目からは、浪人することなく有名大学に行き、小さな会社の法務職で
年収600万円と、普通の人生に見えるかもしれません。

しかしながら、意図せずして実家暮らしで、
パワハラ、セクハラ、サービス残業とボロボロです。
辞めたくても、自分に仕事がつき、辞めずにきてしまいました。

今から、資格取得、転職などで人生を変えたいと思っています。
日本では年齢的にアラフォーからのリスタートは困難というのは承知
していますが、今までの苦労が報われると信じ、人生を変えたいです。

私のような年齢から人生を大きく変えたい場合、
どうすれば良いでしょうか? 

アドバイスを頂けますと幸いです。よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~
 
みいさん、無意識ではすでに腹を決めていらっしゃるのでは
ないでしょうか。でも、きっと怯えがあるのですよね。

何年もずっと同じ会社でやってきて、仕事も慣れているし、
ハラスメントは絶対に耐えてはいけないものですが、
ただ、みいさん的には、それさえ我慢すれば
今までやってきたことを繰り返しているだけで、安泰というか
経済的にもきちんと守られているし、リスクを冒さなくていい。

今の仕事やしがらみから自由になることと、そこでのリスク。
自由にはリスクがもちろん伴いますから、
このせめぎ合いで苦しんでいらっしゃるのではないかとお察しします。

40代だと仕事がないのではないかという点について。

求人によっては、性別や年齢に制限があるものも多いですね。
本当にその年齢とか性別でなければその仕事ができないのか、
そうではないはずなのに、アンコンシャスバイアスと言って、
無意識な偏見というものが、これは世界中にどこでもありますけれど、
特に日本は、ジェンダーや年齢による偏見の問題がまだまだありますね。
 
では、みいさんも諦めたほうがいいのかというと、そうではありません。
みいさんがそういうところを打破する一助になるのだ、
と思って取り組んでみるのはいかがでしょう?

氷山の一角だってかまわないんです。
一角から始めないと、何も変わりませんからね。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:現在高校2年生の孫の事ですが、
中学生の頃から500円玉の缶の預金箱から
お金を抜き取るようになりました。
 
主人には目に付く所に置くのが悪いので
話さないようにと言われたため親には話してはいません。
 
主人が亡くなったのでお金の場所は隠してありますが、
先日は私のカバンから5,000円無くなりました。
孫とは同居していません。
  
親が不審に思ったのか、今回お金渡したかと聞かれたので
無くなったことは話しました。
  
我が家に来てもアイスの食べたものとかお菓子の袋とか
空のペットボトルがリュックの中から出てきます。
 
隠しているとは思えないのですが、なんでも隠す癖があるようです。
 
どう対応すれば良いのか悩んでいます。
よろしくお願いいたします。
 
【くさたいじばあ・70代・無職】
  
―――――――――――――――――
   
A:FROM 川畑のぶこ
  
お孫さんが身内のお金をくすねている可能性が
あるのですね。
 
くさたいじばあさんが心を痛めるのは当然のことでしょう。
 
また同時に、お孫さんとは同居しているわけではないので、
戸惑いも多いことと思います。
 
対応に関して、まずは親と率直に話をする必要がありますね。
 
お祖母さんとしては、孫の気持ちを思いやって
500円くらいならと目を瞑り、
親にも伝えないでいたかもしれません。
 
お気持ちはわかりますが、残念ながら
その思いやりはお孫さんには伝わっていませんし、
良い教訓としては生きていないようです。
 
「これくらいなら大丈夫なんだな」
「誰も苦しんでいないんだな」と罪を矮小化したり、
自己正当化してしまった可能性もあります。
 
額の大小に関わらず、盗みは許されるものではありません。
 
万一、これが外で起きていたのなら、
窃盗罪で逮捕される刑事事件となります。
 
高校生であれば、20歳未満の少年に分類ではあるものの、
犯罪少年となり、成人と同じように拘留されることもあります。

お孫さん本人も、盗みがいけないことは
おそらく頭ではわかっているでしょう。

ただ、周囲が見て見ぬ振りをするくらいなら、
そこまで罪の重いものでもないと、
犯罪の認識が欠如しているかもしれません。

ものごとの良し悪しを、遠慮なく教えられるのが
親や祖父母の役割でもあります。

愛情とは決して好き放題させることではありません。

賢い親や祖父母は、必ずしも子や孫が望むものを
常に与えるわけではありません。

愛しているからこそ、賢く良い人間に育って欲しいからこそ、
ときには厳しさも、(愛情をもって)叱り正すことも必要でしょう。

親や祖母の苦しみを伝えることも大事でしょう。

もちろん、やみくもに相手を非難したり
蔑んだりするのは逆効果です。

繊細なティーンネイジャーであれば、
深く傷ついて過度に自己否定したり、反対に、
逆恨みや逆ギレしたりということも考えられます。

まず、お孫さんが何かしらの問題を
抱えていることは間違いありませんから、
その問題、すなわち、お孫さんの満たされないニーズ
を理解する努力をされてください。

そのために、親と話し合い、
状況を理解するために情報を共有することは
第1のステップとなるでしょう。

お孫さんが満たしたくて、
満たされていないものはいったい何か。
どのようなストレスや抑圧があるのか。

親を通してではなく、自分自身で
自由に使える小遣いは与えられているか。

その額は年頃の子に適正か。
子ども扱いされているようで、
他の友人らと釣り合いがとれず、
劣等感や不安を抱えていないか。
基本的に、寂しさや孤独を抱えていないか。

お孫さんの苦しみを理解し、寄り添う姿勢を育んでください。

そして、そのニーズを盗むという行為によってではなく、
健全な行動で満たすにはどうしたら良いのかを考えてください。

もちろん、年頃ですから、ぶっきらぼうに
「べつに」と返ってくることもあるでしょう。

それでも、スルーするのではなく、
親も祖母も「あなたをケアしている。
あなたは私たちにとって大切な存在なのだ。」
というメッセージが伝わる、一貫した姿勢を育んでください。

人間は過ちを免れないものです。
同時に、その過ちから学ぶこともできます。

今回の事件から、お孫さんが親と祖父母の苦しみと、
真の愛を感じることができたのなら、
その学びは大きな力になると思います。
 
 
          
ーーー

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200601

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マドレーヌさん(40代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
主人が1月から単身赴任になり、高3の双子2人と中2の息子の3人と一緒に
暮らしています。

双子は二卵性ですべてが違い、ずっと口喧嘩をすることが多かったです。
長男は積極的に友達を作らないので、高校生になって持ち始めたスマホの
ゲームにどんどんはまりました。でも部活は欠かさず行き、学校も遅刻
ギリギリで行っていました。

それが休校になってしまい、夜遅くに知らない人とオンラインゲームを
したりで、昼近くまで起きないことが増え、私はいつもイライラ。
2人とも都立高校なのでオンライン授業もなく、ダラダラ。

次男は塾でのオンラインがあるので今は我慢と思っていたようですが、
部活も再開延期が決まると、自分たちの代は引退となることもあり
気持ちが穏やかでないようでした。それでも、成績もよくないので
勉強に気持ちを切り替えようとしていました。

その次男の様子は気が付いていましたが、長男のスマホ長時間利用の方に
イライラが募り、私がそのことで怒っていることに、次男は耐えられない
と物に当たったり、俺の居場所はここじゃないから今すぐ家を出ると言い
出しました。主人の所に行くのかと聞いても「あんたには関係ない」と。
 
中2は勉強ばかりしていることもできず、手が空くとゲーム機か友達と
ラインすることが、長男は気になるようです。

私は仲の良い家族を切望しているのに、受験生と思うと我慢ができず
怒ってばかり。次男を追い詰めてしまいました。

黙って見守るということができない私が悪いのですが、
長男のスマホは放っておいてよいものでしょうか? 

もう次男の気持ちを戻すことは難しいでしょうか。
または、そのためには私はどう接すればよいのでしょうか?
~~~~~~~~~~~

コロナ禍で、いろいろな所でこういう状況が起きているのでは
ないでしょうか。。

特に高校生というのは、子どものようでいて、もう半分大人ですよね。
昔だったら普通に結婚もしているような年齢ですから、
もう親離れをして、自立して、自分で人生を切り開いていってもよい
年齢ですよね。

もちろん、学業があるのでそういうふうにはできませんけれども
心と自分の置かれている状況、社会的なバランスとこのアンバランスさに
すごく悶々としている時期なのではないかと思います。

経済的には親に頼らなきゃいけないし、でも精神的にはもう自立している
と思っているし、親なんか必要ないと思っているし、、、ですね。

さて、そういうときにどうしたらいいか。

親がガミガミ言ってしまうのは、まぁ当然ですよね。
ゲームやスマホのしすぎが、本当にどう影響を受けるのかというのが
分からないという怖さもありますよね。

じゃあ、こういうときに何を信じたらいいか。

彼らも何も好き好んでずっと家にいるわけではありませんよね。
今の状況がそれを余儀なくされている。

その上で、彼らなりにニーズを満たそうとして、何らかのバランスを取ろう
として、こういった事態が起きているのではないか、、、
そんな視点も大切になってきます。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:自分のした選択に対して、満足が持続しません。
  
たとえばフライパンを買うとして、
色々見て比べて最終的にAとBで悩んでAに決めたとします。
 
すると、決めた時にはAがいい、
いいのを選んだと満足しているのですが、
買った瞬間からBの方が良かったんじゃないか?
という気持ちがむくむく湧いてきます。
 
買い物に限らずちょっとした選択でも、
自分が選んだ方より選ばなかった方が優れているんじゃないか、
選択を間違えたのではないかという気持ちになります。
 
選択した瞬間に、今まで輝いていたものが
急に色あせるような感覚です。
 
しばらくはウジウジと考えて、そのうち忘れるのですが、
ほぼ毎回このような状態になります。
 
なぜなのでしょうか?
 
【ミルク・40代・パート】
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
自分の選択が果たして正しかったのか、誤っていたのか…
 
私たちが時折、
自分自身の行動を振り返って改善に向けて反省するのは
人生を豊かにするのにとても大切なプロセスだと思います。
 
ところが、反省でなく、後悔ばかりしています。
 
しかも、いつまでもウジウジ悩んでしまうとなると
これは人生の質を落としてしまいますね。
 
後悔は、
「別な選択の方がより良い結果がもたらされたにちがいない」
という信念が根底にあると思いますが、
  
さらには、そのことで「人生損ばかりで機能しない」とか、
「取り返しがつかない」などと、背びれ尾ひれが付きだすと、
いよいよクヨクヨ・ぐずぐず・ウジウジモードが強化されてしまいますね。
 
おまけにイライラモードになって
相手に当たったりなんてこともあるかもしれません。
 
まず、ミルクさんの課題の一つは、
人生の選択のすべてに必ずしも正解があるわけではないという、
ファジーさを受け容れる姿勢を育むことかもしれません。
 
フライパンにしていえば、AもBも正解になりうるし、
同時に不正解にもなりうるのです。
 
Aを買って、やっぱりBだと思ったなら、
使ってみて本当に自分に合うものがわかるという
大切なプロセスを体験したかもしれませんね。
 
人間関係だってそうです。
 
最初は良い人だなと思って付き合ってみたけど、
ちょっと違ったなど、時間の経過とともに
関係性が変わってくることはよくあります。
 
かといって、その人との関係が最初から
不正解だったかというと必ずしもそうとは限りません。
 
わたしたちは、人生をかけて自分探しをしています。
 
苦手な人と付き合ってみて初めて、
自分が真に求めているものが浮き彫りになったり、
大切にしたいものが明確になったりすることもあるのです。
 
そうであれば、それを気づかせてくれた関係は
決して不正解ではないのです。
 
私たちは幼い頃から、失敗をしてはいけない、
損をする、と親に言い聞かされてきたかもしれません。
 
子どもに苦労して欲しく無い、親なりの愛情表現でしょう。
 
ところが、残念ながら、人は失敗を免れない存在です。
 
ですので、徹底的にコントロールさえすれば失敗はない、
という前提で人生を歩むとかならず失敗するのです。
 
この場合、私たちは、
「失敗」に対する考え方そのものを変える必要があります。
 
失敗したからこそ学べるものがあると。
 
そして、もちろんAをBに変えることも、
Aの良いところに目を向け、ご縁を大切にすることも可能です。
 
「人生に後悔はつきもの」という潔さは私たちを自由にしてくれます。
 
たとえ後悔しても、大抵のものは埋め合わせが可能だったり、
取り返しがついたりするものです。
 
すなわち、人生はたとえ思い通りでなくても
それなりに機能するはずです。
 
ミルクさんは、
いちど決めたら、ずっとそれを守り続けなければならない
という考え方もお持ちかもしれません。
 
その姿勢も変えることができます。
  
その発想から始めてみたけれど、実際は予測とちがったので、
修正や改善を図るなど善処すればよいと。
 
失敗や後悔を糧にすることで、
私たちの人生には、より深みや奥行きが出てくる
ということも覚えておいてください。
 
 
          
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200525

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、よわよわママさん(30代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
こんにちは。よく悩み相談を読ませて頂いてます。

現在、コロナウィルスの関係で保育園が自粛要請となり、
仕事を休んで家で子どもをみています。

そのこと自体は仕方ないと思うのですが、
仕事を長期間休んでいることで、どうしても心が落ち込んでしまいます。

担当の方に伝えて、その方も「小中学校も休みになったから、そうかと
思っていたよ」と言って下さり、休みにはして頂いているのですが、
前々から短時間のパートで週3日というのも、周りで長く働いている方の中
ではなんとなく居づらかったり (周りはもっとお子さんが大きかったり、
条件は違うので気にしないで良いとは思うのですが)、

担当の方も優しい方なのですが、私の伝え方が良くなかったのか、
何だか冷たい印象も感じてしまって、次に仕事に行くのが怖く感じて
しまったりします。

前々から、別にいじめられているとか、そんなのではないのに、
すごく緊張したりして、上手く話せなかったりで、
なじめていないなぁと思ったりして、落ち込んだりしていました。

長く休むことになって、最初は「仕方ないし」という感じで
わりと楽しく子どもたちと過ごしていたのですが、自粛要請が長くなって、
そのことを伝えてからは「甘いなぁ」とか「ふざけてるの?」とすら
思われているのではないかと心が落ち着かず、
子どもたちとも楽しく過ごせません。

前々からこんなのだから、内職とかに変えた方が良いのかなという考え
にもなってきます。

子どもたちも急な休みなのだから、楽しく過ごさせてあげたいのに。
こんな弱弱な私に、何かアドバイスをいただけるとありがたいです。
~~~~~~~~~~~

共感している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

自分のせいや、自分の管理不足などではなく、社会的な情勢で
強制的にこのような状況になっているのだけれど、
働けている人は働けているし、そうではない人、子育てしている人などは
不本意ながら家にいなくてはならないというようなことがあって、
職場に迷惑をかけているのではないかという思いなのでしょう。

おそらく、よわよわママさんが今回挙げていらっしゃる課題というのは
今回、コロナだから出てきたことではなくて
もともと思っていた課題が、このコロナという究極の状況で
良くも悪くも、浮き彫りになっているだけだと思うんですね。

考え方によっては、これはチャンスです。自身の課題が浮き彫りになった
ということはそれに取り組むチャンスだということです。

コロナが図らずもくれたチャンスだと思って、
ぜひ向き合ってみていただきたいと思います。
ご自身のウォンツを明確にしてみることをお勧めします。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:はじめまして!こんにちは。
  
私は30代の主婦で、夫と4人の子どもと生活しています。
   
五月より、仕事をする予定でしたが、
コロナの影響で、学校も幼稚園も休校になり、
職場に相談して延期してもらっている状態です。
  
子どもと過ごす毎日ですが、充実しています。
  
コロナで延期にしてもらっている仕事ですが、
今の、私に必要な事は外で働くことではなく、
家の子どもたちと向き合うことなのではないかと思ってきています。
 
仕事をはじめるのは、経済的なこともありますが、
自分の時間が欲しいと、思う気持ちもあったからです。

自分の時間が欲しいのは、
子どもと向き合うことから逃げているのでは?と考えたりしています。
 
仕事は、自分のやりたい事、
でも今、やらないといけない事は、子育てなのではと、なやんでいます。
 
本当は、ゆっくり子どもと向き合いたい、
でも、家にいると思い通りにいかないことが多く
イライラしてしまう自分がいるので、外にも出たい。
 
こんな思いがグルグルしています。
 
こんな気持ちのまま、決められずにいます。
何か突破口が欲しいです。
 
よろしくお願いします。
 
【えるちゃん・30代・看護師】
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
えるちゃんは4人のお子さんを育てられているのですね。
 
喜びも多い反面、おっしゃる通り、
自分の時間も犠牲になることと思います。
 
子育てはままならなさのレッスンですからね。
 
まずは、4人育てているご自身を
「よくがんばっているぞ!私」と存分に褒めてあげてください。
 
  
さて、子育てと仕事(経済的なバランス)と自分自身の時間との
バランスに悩んでいらっしゃるのですね。
 
仕事や自分自身の時間を欲することは、
決して子どもと向き合うことから逃げているわけではありません。
 
子育てはエネルギーを使いますから、
そのためのエネルギーを充電する場や時間も必要です。
 
自分の時間を持つことは、
機嫌よく子育てをするうえで大切な要素です。
 
ガソリンが入っていない車は
どんなにアクセルを踏んだって前進しません。
 
適度に自分の時間や休息をとらないことは、
エネルギーが枯渇しているにもかかわらず、
仕事しようとしている人=無責任な人という考え方もできます。
 
食事や睡眠がきちんととれていないときに、
イライラせず育児ができますか?
 
生理的欲求と同じように、私たちには
満たす必要のある心理的欲求というものがあります。
 
えるちゃんも、自分のニーズを満たすことも大切な仕事のうち
としてとらえてみてください。
 
子育てか、仕事かと、どちらか白黒はっきり
させなければいけないのではなく、
配分を調整されれば問題は解決すると思います。
 
子育ても、自分の時間も適度に…ですね。
 
子育てとは必ずしも、常に子どもと一緒にいることではありません。
 
仕事を一生懸命頑張っている
お母さんの背中から学ぶことだって大きいのです。
 
お母さんがずっと家にいるわけではないとなれば、
お姉ちゃんやお兄ちゃんが妹や弟を思いやる機会や
兄弟姉妹が互いに協力し合う機会、
自分たちで考える機会も与えられます。
 
子どもを育てる究極の目標は自立ですから。
 
ひとつ気になったのは、えるちゃんは自分の時間が欲しくて
仕事に復帰することをお考えですが、
仕事が自己充足できる場となればそれは良いのですが、
 
もし、仕事もエネルギーを費やすことが多い場となった場合、
たとえ子どもたちから離れる時間ができたとしても、
満たされない可能性があるかもしれません。
 
その場合は、経済的なこともあり、仕事をするのなら、
仕事以外にも自己充電できる時間を持つことが大事になります。
 
経済的にゆとりがあったに越したことはないけれども、
もし、いますぐ働かなければいけないわけでもないし、
子どもたちとの時間を大切にしたいと思うのであれば、
仕事以外で自分の時間をつくることで
バランスをとることも考慮されてはいかがでしょうか。
 
もしかしたら、えるちゃんは
子どもがいるのに自分の時間をとることに罪悪感がある
ので「仕事」という合理的な理由を免罪符として
使おうとしているのではないかと気になりました。
 
繰り返し、仕事でなくても、自分自身の時間は
必要不可欠なもの、仕事と同じくらい大切なものです。
 
そのことを思い出して、ご自身をケアされてください。
 
子育てがんばってくださいね!
 
          
ーーー

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200518

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、かりんさん(30代・専門職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。いつもメルマガを楽しみにしています。
 
現在、育休中の30歳です。
育休中で時間があり、余計なことを考えてしまうのかもしれませんが…

私の友人には、既婚、独身、子持ち、子どもなし、仕事している、
していないなど、いろいろな立場の友人がいます。
職場の同期、学生時代の友達などいくつかのグループに所属していますが、
正直、みんなと合わなくなってきた気がします。

グループラインでメッセージやら、みんなでの遊びの誘いが来ると、
正直うんざりします。なんとなくですが、会っても、みんなそんなに
すごく楽しそうというわけではないですし。

これといって決定的に嫌いになる出来事があったわけではなく、
あからさまに関係性がギクシャクしているわけでもないのですが、
なんか疲れます。

立場もそれぞれだから考え方もそれぞれ違い、気が合わないこともある
のは当たり前なんですけれどね。立場が違う分、いわゆるマウンティング
みたいなものもあって、私はそういうのをスルーできないタイプなので、
疲れます。

ただ、だからと言って、みんなと友達を辞めたりしたら、この先も
つまらないだろうし。

やっぱり、30歳くらいになると、だんだん人間関係って変わってくるもの
なのでしょうか。今は、そういう時期だと思って、適度に距離を置いた方が
いいんでしょうか。

せっかくの育休なのに、最近あまり楽しくありません。
~~~~~~~~~~~
 
かりんさん、いい人ですね。
周りのことを気遣って、無意識のうちに周りに合わせようとしてしまう、
いわゆるいい子ちゃんというか、いい人なのでしょう。
 
かりんさんと一緒にいると、何の波風を立てることもなく和やかに、心地よく
過ごせるのだろうなというのがなんとなく伝わってきます。

今30歳ということで、本当に過渡期ですよね。子どもがいる人もいれば、
いない人もいるし、独身も既婚もいて、いろいろな人がいる。

そういった中で、かりんさんの周りは、今、自分がいちばんエネルギーを
注ぎたいこと、興味関心があることというのが、どんどんバラエティに
富んでくる時期ですね。

かりんさんは、どうしたらいいかなというのを考えるときに、
周りにとってと、ちょっと考え過ぎてしまう傾向はありませんか。

どうする「べきか」ではなくて、自分がどう「したい」か、
ご自身のウォンツを明確にしてみることをお勧めします。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_445356394

FROM 川畑のぶこ
  
緊急事態の延長が宣言され、
GW明けには自由を取り戻せるかも?という、
あわい期待が打ち砕かれた人も多いことと思います。
 
改めて、いままでの「当たり前」が
いかにありがたいことであったかを
思い知らされる機会となっているのではないでしょうか。
 
 
私は臨床である日突然「日常を奪われた人々」と多く向き合います。
 
これまで普通に通っていた仕事や学校にいけなくなったり、
これまで普通に食べていたものが食べられなくなったり、
これまで普通に行きたいところに移動できたのに、足が動かなくなったり、
これまで普通に排泄できていたのに、人工器具なくしてできなくなったり、 
これまで普通に見えていたものが視力を失い見えなくなったり…
 
そんな患者さんたちが異口同音にするのは
これまでまったく意識してこなかった「日常」が
いかに輝かしく感謝に値するものであるかということ。
 
私たちは失って初めて気づくものがあります。
 
今回のコロナウィルス感染拡大も、
そんな気づきを与える機会にもなっているのではないでしょうか。
  
私たちが受けるストレスは、ものの受けとめ方に大きく依存します。
 
奪われたものばかりに目を向けたなら、
自らが惨めに思えてくるかもしれませんが、
今・この瞬間に与えられているもの、まだまだたくさんある、
それらのものに意識を向けることができたなら、
惨めさは軽減され心に穏やかさを取り戻すこともできるでしょう。
 
震災時には、蛇口をひねれば水が出てくること
ボタンを押せば電気がつくことのありがたさを痛感した人も多いはず。
 
でも、今はどうでしょう。
 
今は当たり前のように与えられているけれど、
もしこれが失われたらどんなだろう?
 
流通がストップせず食料が与えられること、
昼夜問わず、医療現場に仕える人々がいること、
見えないところで、どれだけの人々の努力や思いやり、
また自然の力や恵みや力が働いていて、
私たちは当たり前のように生かされているのだろうと、
少しばかり想像力を働かせたなら、
私たちはまだまだ感謝モードで過ごせるのかもしれません。
 

今回の事態で、図らずも新たに与えられた
好ましい状況も報告されています。
 
世界各国から、スモッグがなくなり、
空気や水が澄んだというニュースが届きます。
紛れもなく、私たちの命や健康を守るのに大切な要素です。
 
人々は、対面で会えないとわかれば、
オンラインでつながりはじめました。
仕事も、授業も、お茶会も、飲み会も、発表会も…
我が子はピアノやダンスレッスンまでオンラインになりました。
  
もちろん、対面であるに越したことはありませんが、
リモートでもそれなりに適応して、きちんと価値を得ています。
 
何より、物理的な距離は離れていても
人とのつながりを感じられることは、
私たちに安心と前進する力を与えてくれます。
 
いろいろなものが奪われても、人々の絆はずっと存在し、
私たちを支えてくれるものです。
 
困難な状況から回復をする力をレジリエンスと呼びますが、
レジリエントな人の特徴として、
Diane Coutu氏は、ハーバードビジネスレビューに
次の三つをあげています。
 
1.現実の直視と受容
2.起きていることに対する意味の探求
3.習慣化された創意工夫
 
今回のような状況は私たちに智慧を働かせる機会となり、
柔軟性やクリエイティビティーを培う機会にもなっていると思います。
 
我が家では、息子が英語禁止ゲームなるものをはじめ、
一定の時間英語を使ったら、罰で腹筋か腕立て伏せを10回する
というルールをつくりました。
 
翌日はみな筋肉痛ですが、笑いがもたらされ、
運動不足が解消され清々しい気持ちになりました。
 
やがて緊急事態は解除されるでしょうが、
みなさんもそれまでぜひ、この自粛の機会を
己の新たな能力を開発する機会として受け止め
しなやかに乗り越えられますように。
 
          
ーーー

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