心理療法家でサイモントン療法認定トレーナーの川畑のぶこによる、皆さんからの質問へのアドバイスや、メンタルの整え方、実生活に役立つ心理学のお話。日本における「サイモントン療法」の第一人者であるほか、「断捨離アンバサダー」としての顏も持つ川畑のぶこ。この2つのメソッドをベースに、一般の方のストレスマネジメントやメンタルケアについて、わかりやすくお伝えしています。

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171204

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、まあちゃんさん(52歳・介護職)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めてメールさせていただきます。


離婚して四年がたとうとします。
離婚時より認知症の母を引き取り、二人の娘と四人で生活しています。
認知症介護の仕事につき、仕事も家も一日中認知症対応で
頭がおかしくなりそうになるときもあります。

今、目の前の一番の難題は長女の大学受験後、受かれば入学金と
前期授業料前払い(合計80万円)の支払いが目の前に迫ってきている
という事です。あと、今、行っている塾の受験対策授業料の支払いが
合計30万円近くになることです。

四年経って、夫は子供に会うようになりました。
義母も会いたいと願っているようで、
次女が先日少し会い、喜んでくれているようです。

離婚内容はややこしく、五年別居の末、夫が家裁に申し出、協議離婚となりました。
夫は私のせいだと申し出ましたが、実際には女性関係があったようです。
それが故、離婚から1年後に再婚しました。長い年月をかけての親子揃っての
計画的犯行だったようです。

今になって明確にわかったことには腹も立たったり、情けなくなったりですが、
考えないようにしています。ただ、父親、祖母として、大学にかかる費用、
金銭的な援助はしてやってほしいのです。

どのようにすれば、相手に伝わる内容になるか思案して今になります。
よろしくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

お母様が認知症で、その介護もしながら娘さん二人を育てていらっしゃるのですね。
本当に頑張っていらっしゃる様子が目に浮かんできます。

今のまあちゃんは、お母様のことを看ているときは仕事のことを考えてしまい、
仕事をしているときもお母さんのことが頭をよぎってしまい……と、
「認知症介護」という中で、ずっと頭の同じ部分を使って疲労してしまっている
状態かもしれません。

何かリフレッシュできるような、脳が新鮮な空気を得られるような状態を
つくれるといいですね。それは、まあちゃんにとっても、ご家族にとっても、
介護されているお母様にとってもいいことです。

お母さんをデイケアに預けるのも一案です。まあちゃんご自身が難なく
できてしまう介護を、敢えて人の手を借りてする、ということです。
もちろん、要介護度にもよりますし、それによって経済的負担も変わって
くるかもしれませんが、そのあたりを調整してみるのも賢明なことでしょう。

また、ちょっとハードルは高くなりますが、認知症病棟以外で働くことが
可能かということも模索してみるとよいと思います。すぐには変えられなくても、
「いつか変えることも可能である。その取り組みができる」という立場を
とるだけで、心理的なプレッシャーはずいぶんなくなってきます。

ぜひご自分がもう少し楽になるような対策をとってみてください。

そして、本題の、金銭的な援助を元ご主人に申し入れたいということ。
これは、ちょっとしたコミュニケーションのコツと交渉の際のポイントがあります。
夫婦問題の専門家・岡野あつこさんからのアドバイスもいただきましたので、
併せてお伝えします。
  
続きは、ビデオでお話しします……

岡野あつこオフィシャルサイト
http://azco.co.jp

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妊活をめぐる意見の相違、、、夫への愛情の変化にも悩んでいます。

30台後半で結婚し、現在結婚5年目になります。
結婚前に子供のことを話した際、夫は「子供を欲しい」と言っていました。
ただ中々自然には出来ず、私は次のステップに進みたかったのですが、
夫からは、不妊治療には倫理的に同意出来ないと言う理由で、
意見が別れました。

そこから半年に一度位の割合で、
私も不妊治療について協力してもらえないかを頼みますが、
意見は変わらず、そんなに欲しいのなら、離婚して、
他の人との人生を考えなさいと言われました。

年齢的にも、このまま何もしないままでは、一生の後悔となりそうです。
1度でもトライさせてもらえれば、まだ諦めもつきます。

普通でしたらここで話し合いを重ねるのでしょうが、
更に悪いことに、夫は結婚直後からうつ病になり、
その治療も半年ほどは行きましたが、仕事以外は寝て暮らすのみです。
私が病院通いを勧めても、従ってくれません。

そんな夫に妊活や不妊治療の話をすると、
その後にふさぎこんでしまうので、こちらも面倒で、
もうしたくないというのが本音です。
でもどうしても不妊治療は諦められません。

私は、時間がない中、焦りばかりあり、眠れない日がよくあります。
私たちの人生において今、何が優先順位が高いのか?
それをお互いに話し合う機会もままならない。
彼に対する愛情も、曖昧になって来ました。

ただ、夫の意見も尊重し、理解する事も大切だと思います。
自分の思い通りに相手が動かないからと言って、
愛情がゼロになると言うのは身勝手かなと思います。

課題が山積みに感じてしまい、
何から手を付けて良いのかも分からなくなりました。

【Ami・40代・会社員】

―――――――――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ

Amiさんのような悩みに共感される40代女性は多いことと思います。
40代に限らず、30代であっても
同じように悩まれる方はいらっしゃいますね。

Amiさんもおっしゃる通り、優先順位が何なのか?を
もう一度ご自身の中で整理されるのは大事だと思います。

その際、大切にしていただきたいのは、
子どもができないことで、ご自身もご主人も責めないことです。

「努力不足でこうなっているんだ!」
「もっと努力さえすれば結果は伴うんだ!」
という考え方を手放すことです。

子どもを授かることもそうですが、
人生には思い通りにならないことがたくさんあります。

そのようなときに、人生を穏やかに生きている人は、
思い通りになるための努力をしつつも、
思い通りにならないことを素直に受け止める力があるのだと思います。

Amiさんから見て、ご主人は努力していない、あるいは
まだまだ努力できるはずと思っていらっしゃるかもしれません。

ただし、彼の精神的、社会的、身体的限界を尊重した上で、
もしかしたら既にオーバーキャパなのかもしれませんね。

もしかしたら、今以上の努力をして…すなわち、妊活をして、
あるいは子どもを作れて、はじめて受け入れ、認められることよりも、
今のままの自分、あるがままの自分を受け入れてもらえることを、
人生や結婚に望んでいるのかもしれませんね。

彼が彼の人生に望むことと、
AmiさんがAmiさんの人生に望むこと、
彼が結婚に望むこと、Amiさんが結婚に望むこと、
これらをもう一度テーブルの上に載せてみて、
整理してみることをお勧めします。

言語的なコミュニケーションで確認することが難しければ、
彼が発する非言語的なコミュニケーションに耳を傾けたり、
Amiさんの想像力を駆使して、そのことを振り返ってみてください。

「彼が何も言わないから」コミュニケーションができないと
思われるかもしれませんが、
言わないことも実はコミュニケーションのうちです。

そのように振り返ってみると、案外
答えはそこかしこにちりばめられているかもしれません。

それらをAmiさんなりに整理してみて、
それぞれにとって健全な未来を再創作してみてはいかがでしょうか。

ひとつだけ言えるのは、私たちは、
子どもができたから幸せになれるわけではありません。
今置かれている状況に幸せを見出せる人が、
子どもを持ったか、持たなかったかということ、ただそれだけです。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、日々の幸せさん(40代・サービス業)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
こんにちは。いつも拝読して参考にさせて頂いています。
どう考えたら良いのかわからなくて気持ちの持って行きようがわからず、
どうにもならないので相談させて下さい。

自営業の主人が、なかなか家にお金を入れてくれません。
私は少し前からパートで働き始めました。主人からの生活費が遅れ気味
だったり、額が激減したり(夫婦子供4人で1ヶ月数万円や、なしのときも)。

昔は、仕事が大変なのだろうと生命保険を解約したり、実家の親に頼んだり
して、主人には何も言いませんでした。が、家には入れていなくても、
自分はしょっちゅう飲みに出かけたりするので、それからは、必要な金額を
時折伝えるようにしたのですが、何を言っても返事はありません。
今月渡してくれることができないなら、せめてそう言ってほしいと
お願いしても、それも言ってくれません。

お金を渡したくなる妻になれば良いのかと頑張ってみても、私立高校に
進学した子供の学費さえもくれません。今年に入って急にひどくなって、
まともにもらった月がなく、子供のお年玉貯金にまで手を出してしまい、
それもなくなりました。

お金がないのか、今を乗り越えたら大丈夫なのか等、尋ねても、何も
教えてくれません。生活保護のことや、離婚することなども言ってみま
したが、普段から私が何を言っても返事がなく、あっても生返事で
どう思っているのか全くわかりません。疲れてしまいました。
~~~~~~~~~~~

とても困難な状況にいらっしゃいますね。

夫婦というのは家族の一番小さなユニットです。
その中でのコミュニケーションが成立しないというのは、
一番重要な部分が欠落してしまっているということですよね。

コミュニケーションをとるためには何がベストか。
おそらく、日々の幸せさんなりにしっかりと誠実に向き合って、
コミュニケーションされたけれども、それがなかなか通じないというか、
響かないということなのでしょう。

ご主人は自営業ということですので、おそらく、思うように事業が回って
おらず、経済的に困っていらっしゃるのかなということが文面から伺えます。

ただ、どのようにお金を使っているかについては、日々の幸せさんのほう
でも見えていらっしゃらないようですので、本当に事業がうまくいって
いないのか、あるいは別のことにお金をつぎ込んでしまっているのか、
わからないわけですね。

こんな不安がある中で、大事な夫婦の一人が何も言ってくれない、
無視するというのは、実は「暴力」に相当するほどのことです。

「お金を渡したくなる妻になればよいのか」とお書きになっていましたが、
そうではありません。ご主人には、きちんと家族を守っていく、特に子ども
を守っていくという義務があります。

どんなに誠実にお仕事をがんばってもうまくいかないという場合、
ない袖は振れない、これはもう致し方のないことです。ご主人が今の
お仕事をどうするか、考える必要がありますね。

また、お子さんが私立高校に進学しているということですので、
残念ではありますが、これを公立にするなど、生活の規模を縮小して
バランスをとったり、日々の幸せさんも労働時間を増やすなど、
何ができるかを考えてみることもよいことです。

続きは、ビデオでお話しします……

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私は、家族には横暴な振る舞いで振り回している人間です。
外では大人しく、とっつきにくく見られ、つるんだりしない人間です。
本当の友達と認識できる人はいません。

私は話ができないのをずっと苦にしています。
挨拶の後、何を話してよいかわからず自分から逃げてしまいます。

人が集まる場でも、初回は話しかけてきてくれて話せても、
魅力がないためか結局他の人の方に行ってしまい、
それ以上の仲になりません。

今までいじめられたことはないけど、
友から求められての付き合いはないです。

遠距離ですが、同じ方向を向いてる長年の仲間が何人かいます。
彼女らから私も一応仲間だと認識されています。
だから孤独感はないです。子供達もいて幸せです。

でも、年何回かその仲間内にいる時にも私はいるだけで、深い話はできません。
また数人でいい感じで話せた時も一対一になると話せないので自己嫌悪。
だから、一対一になるのが怖いです。

先生と生徒(私が生徒)の関係や面倒見のいいおばさんタイプの人とは
よく話せます。苦手なのは同年代か年下の人です。
でも、そういう関係でなく一対一の人間同士の深い関係を築きたいのです。

この人、と思う人に深い話ができるようになりたいのです。
深く話せる人、人間的に魅力がある人になりたいというのが私の望みです。

幼少より友から相談を受けたことはないです。
やはり私はそういう人間なのだと思います。

人間の可能性や能力は誰にもあると言われますが、
実際多くの人を惹きつける人と
多くの人にとって求められない人は確実にいますよね。

中学の頃から、魂の成長やコーチングのようなことに興味がありました。
そういうことに関わっていけたら嬉しいです。

人と話すこともできない、好かれたり求められたりもしない私が、
そんな大どんでん返しを起こせる可能性があるのでしょうか?

どうしたら一対一の深い関係が築けるようになるのかアドバイスお願いします。

【さゆ・44歳・パート】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

人と深い関わりを持てるようになりたい、さゆさんなのですね。

家族への横暴な振る舞いは、
外で自分を抑えてしまっている分、自宅に帰ると足かせが一気に外れ、
バランスを取り戻そうとして極に振れてネガティブな状態になって
しまっているのではないかと思います。

ですので、さゆさんが、外でも適切に自己表現ができるようになることで、
家族が掃き溜めのような役割を担わずに済むようになるのではないでしょうか。

人と深く関わりたいけれどもうまくいかない、という時は、
「うまくやろう」という思いを捨ててみることをお勧めします。

さゆさんが、この人とは親密に関わりたいな、と思う相手がいれば
「私は深い関わりをしたいと思っているのに、コミュニケーションや自己表現
が下手なんだよね」と素直に自己開示をしてしまうことが
相手と繋がる大きな一歩になると思います。

さゆさんに、うまくやろうとか失敗してはいけないから控えようといった
「構え」があると、それは相手にちょっとした緊張感を与えるかもしれません。

ですが、「私って苦手なんだよね」という素直な開示がされると、
相手もさゆさんが自身の秘密を打ち明けてくれたような親密さを感じられる
かもしれませんし、自分もさゆさんとの関係においては構えなくて良いのだと、
オープンになりやすいのではないでしょうか。

また、さゆさんは誤解されているかもしれませんが、
コミュニケーションとは決して言語的能力に優れていることではありません。
たくさん発話していても会話になっていない人は多くいます。

コミュニケーションとは、非言語的な要素も多く、発話はしていなくても、
ただそこにいてくれるだけで気持ちが通じ合うとか、落ち着くといった関係もあります。

どうでしょう、さゆさんの周りにも多くは語らないけれども、
その人と一緒にいるとなんだか心地が良い人が、いらっしゃらないでしょうか。

そうであれば、さゆさんも同じ対象になっている可能性が十分にあるのです。

非言語的なエネルギーのやりとりでしっかりとコミュニケーションをしている、
ということを思い出してください。

必要とされていないのではなく、さゆさんの理想通りではないにせよ、
さゆさんも必要とされている存在です。

話したい人は、聞いてくれる人を必要とします。
話すのが苦手なら、聞き上手になるのだってコミュニケーション上手です。

自分は必要とされている、ということを念頭に置きつつ、相手に対して
徐々に自己開示できるさゆさんとなることから始めてみることをお勧めします。

ーーー
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171120

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、サラミさん(35歳・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は、35歳の既婚者です。主人はとても優しくて、仲良く生活しています。
私は学生時代から生理痛がひどく、子宮内膜症で、ピルを飲んでいます。
年齢も年齢なので、子供をどうするか迷っています。

主人は子供が欲しいみたいですが、私は、今まで気楽に生きてきたことも
あるし、産む心配や育てる心配、学校やPTA、ママ友など産む前から
色々気になり、なかなか子作りに踏み切れません。すごい子供が欲しいと
いう気持ちもないですが、このままでいいのかなと考えたりもします。

主人も39歳なので早く欲しいみたいですが、親からは、子供が本当に
欲しいと思わなければ、産んでも虐待したりする、というようなことを
言われました。

今、自分の体調が良くないのですが、高齢出産のことも考えると
どうしていいかわかりません。
ぜひ、アドバイスをよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

35歳という年齢ですと、子どもをどうするかと悩む時期に入ってきている
ことと思います。

子宮内膜症でピルを飲んでいるとのこと。出産に問題がないかということ
については素人判断をせず、きちんと婦人科を受診して、母体が健康で
あるかどうかの確認をされるといいと思います。

問題なければ、体の環境的には整っているということですから、次は自分
の精神的、心理的、また社会的な面をどうしたらいいかということですね。

私たちは基本的に変化に不安を抱くようにできています。子どもができる
というのはすごく大きい変化ですよね。引っ越しするというのも、仕事が
変わるというのも、大きい変化ですし、結婚・離婚も人生の中の大きな
イベントだと思います。

このような変化のときには不安になって当然です。サラミさんが、自分は
母としてちゃんとやっていけるのかと不安に思うこと自体はノーマルなこと
だと捉えてみてください。

女性には母性というものがあります。子どもができることによって、
その母性がメキメキと育まれ、今までに感じたことのない幸せを感じる人も
います。もちろん、子育てには苦労もありますが、苦労と喜びとを天秤に
かけたとき、喜びのほうが圧倒的に多いという方は多いですから、
サラミさんもそうならないとは限らないわけですよね。

周りのお知り合いの方で、特に子どもが欲しいと切望していたわけでは
なかったけれども、実際に子どもを産んでみてどうだったかという話を
聞ける方はいませんか? もしいれば、ヒアリングしてみることをお勧め
します。

続きは、ビデオでお話しします……

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長年苦しんでいるのは長女を愛せない事です。

出産がお正月に重なり病院スタッフが手薄な中で、
同時間帯に二人が出産することになりました。

医師と看護師は喧嘩しながら娘を取り上げ、
黄疸が出ているからと直ぐに保育器に入れられて、
産まれてすぐに抱っこも出来ず、
今、思うと産後うつの始まりだったのでしょう。
お風呂場で泣いてばかりいました。

夫は自分の母親を産後の手伝いに呼ぶと言うので、
『気を使うからヘルパーさんをお願いするから良い』
と断ったのに呼んでしまったり、
それを良いことに飲み会に行ったり一日中寝ていたりと、
心身の休まる日がありませんでした。

長女はミルクを吐きやすく、
ソファーで抱っこして寝ないといけませんでした。
半年ほど横になって寝る事ができず、
気が付くと可愛いと思えなくなっていました。

思春期になり、荒れて壁やドアなど物を破壊して、
学校も行ったり行かなかったり。

二女(助産院で幸せな出産でした)が産まれてから特に、
愛していない気持ちが長女に伝わっているのだと思うのですが、
子育てセミナーや講演会に行ってみても、私の気持ちに変化はなく、
二女と同じように愛するには、どうしたら良いのでしょうか。

アドバイスをお願い致します。

【こきん・49歳・パート】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

出産トラウマの有無に関わらず、
こきんさんのように、次女は可愛いのに長女は愛せない、
という相談はよくあります。

誰にとっても初めての出産というのは不安も期待もあるものです。

どうやら、長女というのは母親が無意識のうちに、
自分自身を投影しやすい対象のようです。

理想の自分や、なれなかった自分を、
長女通して実現させようとしてしまうのです。

長女を見ていると、自分自身を見ているようで嫌だという声もよく聞きます。

長女はそのように母親の期待を背負ってしまうことがあるのですね。

おそらくお義母様も初孫でしたらいろいろと期待してしまうでしょうし、
嫁のプレッシャーを他所に、愛情あるからこその自身の思いを
あれこれ口にしてきたことでしょう。

すると、今度はお義母様の期待にも答える子供にせねばと…
無言のプレッシャーを感じるという、悪循環に陥ってしまうこともあります。

こきんさんのお悩みは、
理想の母像と実際のご自身のギャップにあるのではないでしょうか。

まず、「母としてかくあるべき」という姿勢を捨ててみましょう。
たとえば、「母なのだから娘を愛せるべき」という姿勢です。

初めての出産で大変だったんだから、
諸々のプレッシャーを背負って歩んできたんだから、
サポートがなくって大変だったんだから、「そんなこともある」と。

理想的な母親でなくてもオーケーと、ご自身を受け入れてみてください。
そんなご自身を受け入れることは、
結果的に娘さんを受け入れることにつながるはずです。

安心してください。
こきんさんの中には、我が子を愛する種はきちんと宿っています。

ただ、素直にその種に適度な水やりをできない状況があっただけでしょうし、
ゆとりのなさゆえ、上手に表現できていないだけでしょう。

ですので、ご自身も娘さんもどちらも責めないでください。

今後その種がどんな風に芽を出すか、
好奇心を持って見守ってみてください。

「私は理想的に娘を愛してこなかったかもしれないけれど、
愛がないからではない。
いままではゆとりを持って愛を表現することができていなかっただけ。
私と娘にしかない唯一無二の愛ある関係を構築するプロセスに、
いま私はいる。時間をかけて取り組めば良い。」

どうか急がずに、ご自身と娘さんのタイミングを尊重してください。

ーーー
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