断捨離/掃除・整理・整頓

20221024

FROM:川畑のぶこ

10月も残すところ1週間となりました。
早いですねっ(゚o゚;;

そして、毎年この季節になると
12月開催「断捨離祭り」の準備で
私自身、とってもワクワクします!

断捨離祭りとは、
全国のダンシャリアンが一堂に会する恒例の人気イベント。

断捨離提唱者やましたひでこさんをはじめとする
「断捨離メルマガ」執筆陣のトークや
ご来場者参加型の懇親会など
スペシャル企画が盛りだくさんです。

 
今年は、なんと3年ぶりの会場開催!

私、川畑のぶこは
「心のしなやかさを身につける」というテーマで
お話しさせていただきます。
 
会場参加枠はもう満席になってしまったようですが、
Zoom参加はまだまだお申込み受付中。
 
モノとココロの断捨離で
スッキリ、心地よい年末を迎えたいあなたは、
ぜひともご参加くださいね!

本日は、いつものQ&Aをお休みして、
3年前「断捨離祭り2019」のパネルディスカッションで
テーマ「自縄自縛」について、
私がお話しした内容のダイジェスト動画をお送りします。

ぜひこちらからご覧ください。

https://youtu.be/20wNInJ3YdY
20221024

「断捨離祭り2022」の
詳細&お申し込み方法は
こちらのページでご確認いただけます^^

https://in.yamashitahideko.com/fes2022_9800_yt?cap=kawabata
※11月30日(水)まで限定価格

12月10日(土)「断捨離祭り2022」
会場で、Zoomで、
皆さんお会いできるのを楽しみにしています!
   
 
ーーー

★川畑のぶこからのメッセージビデオ
 ぜひご覧ください♪
  ↓
https://in.yamashitahideko.com/fes2022_kawabata

 
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 ご質問はこちらから

スクリーンショット 2022-10-05 9.01.57

FROM:川畑のぶこ
            
今年も残すところ3ヶ月を切りました。
 
ということは、断捨離祭りの準備シーズンです。
 
今年は3年ぶりの会場開催ということで、
参加者のみなさんにお会いできることを想像して
とてもワクワクしています。
 
私は日頃講義をすることが多いですが、
この2年間はZoomが定着し、便利になったものの、
どことなく虚しさを感じていました。
  
カウンセリングもですが、
画面越しでは伝わらない体調も、
対面だとドアをあけた瞬間に伝わることがあります。
  
場を共有することは何にも代えがたい価値だと思います。
    
相手の放つメッセージやエネルギーが瞬時に、
空気のバイブレーションとして肌感覚で伝わってきます。
   
この空気(感)の共有で「つながり」がよりリアルに感じられます。
 
そして、この「つながり」の感覚は、
私たちの精神安定にとても重要です。
   
世界情勢が不安定な昨今、
私たちはみな精神的に強くなることを求めていると思います。
   
でも実際は、過去の非生産的なパターンに
固執してしまいがちです。
  
このような時代に、過去の悪しきパターンを脱して、
レジリエンス=心の弾力を身につけることは
大きな価値となると思います。
  
今回の断捨離祭りでは、レジリエンスについてお話しします。
  
ぜひみなさんもレジリエントな人になるべく
会場へ足をお運びください!
   
 
ーーー

★川畑のぶこからのメッセージビデオ
 ぜひご覧ください♪
  ↓
https://in.yamashitahideko.com/fes2022_kawabata

 
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Younf,Female,Sitting,Alone,In,Green,Forest,Enjoys,The,Silence

FROM:川畑のぶこ
        
メディテーション=Meditationは瞑想と訳され、
私自身も仕事でクライエントと、また
プライベートで自身の心を落ち着かせるのに
メディテーションを行いますが、
瞑想以外にも反省や黙考という意味があります。
 
哲学者であり、ローマの五賢帝の一人、
マルクス・アウレリウスは晩年、
毎日のようにメディテーションを行っていました。
 
彼は、日々を振り返り、
いかに人生を善く生きるかについて、
自分自身へ向けたメッセージを綴るというかたちで
内省をしていたのですが、この記録は
誰かに読ませるために綴られたわけではなく、
あくまでも自分自身のために綴っていました。
 
ところが、これが後に多くの人にとって
バイブルのように読まれることになります。
 
私自身にとっても、アウレリウスの自省録は
バイブルとなっています。
 
哲学者で賢帝というと、
自分とは程遠い人で、なんだか堅苦しかったり、
壮大な理想を掲げたりしていて
庶民にはついていけないというイメージがあり、
敬遠しそうになりますが、
 
この自省録は、アウレリウスの苦悩が透けて見え、
彼もまた私たちとおなじ、
一人の悩める人間に過ぎないのだという
親近感を覚えながら読み進めることができます。
 
そのテーマには、
怒りをどのようにマネージすればよいか、
仲間や相手とどのように向き合ったらよいか、
死の恐怖をどのように向き合えばよいか、
今抱えている苦しみをどのように乗り越えればよいか、
成功や権力をどのようにつかうべきか、
などといったものが含まれます。
 
成功や権力に関しては
彼の課題と私のそれはレベルが大きくかけ離れて
いるものの、悩みの質はほぼ一緒です。
 
そして究極の課題は手放すこと。
 
これは、すなわち
己の人生や宇宙を信頼することであり、
アウレリウスもこれらに対する信頼感を育もうと
努力していたことが伺えます。
 
まさに断捨離の境地ですね。
 
この世や自然界に対して
「あなたの欲するものを与え、
 あなたの欲するものを奪って下さい」
という姿勢を育むことと
アウレリウスは記しています。
 
彼はそれを強がりで行うのではなく、
自然に対する従順と善意から行うことが大切だ
といいます。
  
これは育むのにかなりハードルが高い姿勢であり
価値観ではないでしょうか。
 
このような境地を理解するのに、
いくつか大切なキーワードがあります。
 
ひとつは、ダイモーンという概念で、
神と人間の中間に位置する存在が教え導く声、
直感的な教えで、
人間の心の中にある神秘的なものを指します。
 
そして、もうひとつに、
指導理性(ト・ヘーゲモニコン)=叡智で、
宇宙を支配する理性の一部、
すなわち神的なものの分身で、
人間の心の中に座を占めるダイモーンであり、
人間の人間たる所以のものであるとしています。
 
この指導理性は人間を正しく導くものであり、
人間の自然に備わっているものとされています。
 
自然界にも私たちの内にも、
優れた指導者がきちんと宿っていて、
何をすればよいかすべて知っている
(ただしそれは必ずしも私たちのエゴを
満たすものとは限らない)という、
これらへの信頼の有無が心の平安や
穏やかな人生に影響を及ぼすということです。
 
 
アウレリウスの自省録から、以下指導理性と
ダイモーンに言及する一文を紹介します。
  
 
「私を取り上げてどこでも君の好きなところへ投げ給え。
 私はそこでも私のダイモーンを平静に保つであろう。
 平静とはすなわち、自分が自己の構成素質にかなった
 態度と行動を取るならばそれで満足している、
 という意味である。
 
 このことのために私の魂が苦しみ、
 真の自己よりも卑しくなり、低くなり、
 がつがつし、溺れ、驚愕する━━ 
 いったいこれはそれほど価値のあることであろうか。
 そもそもこんなことに値するほどのものを
 君は発見できるだろうか。」
 
 
唸るばかり。
 
しがみついているものを手放す勇気を
与えてくれるのではないでしょうか。
  

ーーー
 
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20220606

FROM 川畑のぶこ

今日は、たけのこさん(50代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
高校時代からかれこれ30年数年の付き合いになる
仲の良い女友達が2人います。

1人は子ども2人の専業主婦(Aちゃん)
もう1人は独身のキャリアウーマン(Bちゃん)
私は子ども1人、3年前に離婚し、
その後も20代から勤める会社で働いています。

コロナ前までは、年に2〜3回、
3人で会って食事したり
旅行に行ったりする仲でしたが、
コロナ直前にBちゃんのご両親が立て続けに
病気になり、看病で忙しくなった彼女とは
なかなか会えなくなりました。

そしてコロナ騒動。数ヶ月様子を見、
事態が少し落ち着いた時期に、時間と場所を
選んで少し会おうという話をAちゃんとし、
Bちゃんにも連絡をしてみましたが、
自宅療養中のご両親への感染リスクを気にして
のことでしょう、「まだ当分は外出は控える」
と言って、その誘いには乗ってきませんでした。

その後も時々、様子伺いのメールをすると、
看病と自分の仕事とでかなり消耗している様子。
心配になり、Aちゃんと相談し、
Bちゃんの最寄駅付近なら
ちょこっと抜けて出てこられるのではと思い、

「30分でも1時間でも、息抜きにお茶か
ランチでもどう?」と誘ってみましたが、
「やめとく」の一言。

それ以上は声をかけず、Aちゃんと相談して、
自宅で息抜きしてもらえるよう
お茶や入浴剤を送りました。

その後、Bちゃんのご両親の容態は落ち着いた
ようで、そのことに関する報告メールは
もらいましたが、だからと言って、
会おうという言葉は彼女からはありません。

Aちゃんとはその後もたまに2人で会って
Bちゃんとも早く会いたいねと話していますが、
きっとまだこの状態では出てはこないだろうな
という思いと、もしかしたら、このまま
ずっと会わない関係に変わってしまうのかな?
という、嫌な予感も少ししています。
 
専業主婦のAちゃんと、離婚はしたけれど
一度は結婚・出産経験のある私に、
独身のBちゃんは、口には出さないけれど
何かちょっと違いを感じているような雰囲気が
コロナ前にもあったのですが、だからと言って
特に溝ができるようなことはなく、
互いを尊重しながら仲良くやってきました。
 
しかし、コロナになり、会えなくなって、
Bちゃんの我々2人に対する思いが、
もしかして以前よりはっきりと浮き彫りに
なったのかもしれないな、会えないほうが
かえって好都合なのかも? というような
勘が働いてしまい、一人ざわざわしています。

良くも悪くも、これもコロナによって
突きつけられた現実なのかもしれませんし、
人との関係は日々変わっていくものだと
いうことも頭ではわかっていますが、
私はBちゃんが好きですし、今後も、
コロナ前のように親しい付き合いを
続けていきたいと思っています。

川畑さんなら、こんなときどうされますか? 
参考にさせていただけたらありがたいです。

【A】
たけのこさんの優しさが伝わってくるご相談ですね。

自分の思いだけをグイグイ推し進めるのではなく
Bちゃんのこと、全体の流れに配慮しながら
何がベストかを模索されている姿が窺えます。

やはり、相手の置かれている立場は、
こちらがどんなに理解しようと思っても
理解しきれることはないんですよね。

また、たけのこさんが推察しているように、
もしかしたら、Bちゃんなりに今までも
たけのこさんやAちゃんに気を配りながら
合わせていた可能性も、なきにしもあらずです。

人生は無常だという仏教の教えがありますが、
人との関係性も刻一刻と変わっていきます。
友情そのものがなくなるわけではなくて、
関わり合い方というものが変わっていく
ということなのだと思います。

コロナ禍で、ご両親の介護などがあると
Bちゃん自身も、精神的にも肉体的にも
消耗度が激しくなっていることも
あるかもしれませんね。

今回は、リクエストいただいたとおり、
私だったらどうるすかという視点でお答えします。

続きは、ビデオでお話しします……

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20220530

FROM 川畑のぶこ

今日は、しろちゃんさん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。ご相談させてください。

私は、買い物がやめられません。
やめたくても、やめられないで、
とても悩んでいます。

なぜかわからず、
断捨離本を読み始めたところ、
「孤独感からくるのではないか?」
とありました。

経済的にもかなり厳しいのに、やめられない。
そして、家族に迷惑をかけています。

服以外は捨てられるし、
買わなくても済むのですが…。

変えたいのに、ずっと変えられません。
どうすればやめられるのか、
教えていただきたいです。

断捨離して、スッキリして、
でも、また増やして……の繰り返しです。

買い物をやめたいです!
どうか、よろしくお願いします。

【A】
買い物がやめられない、辛いしろちゃんですね。

何かをやめたいのにやめられない状態、
そのことによって日常生活に支障が出てきたり、
社会的なバランスが崩れ始めてしまっている
ような状態は、依存症の可能性があります。

しろちゃんの場合は、
買い物依存症と言えるかもしれないですね。

買い物以外にも、例えばアルコールであったり、
甘いものをいっぱい食べてしまい、
体重が増えたり、体調が悪くなったりしても
やめられない、など。

あとは、ギャンブル依存症や恋愛依存症なども
聞いたことがあるかもしれません。

私たちは、心にぽっかり穴が空いてしまうと、
他の何かで埋めようとしてしまうことがあり、
それが過剰になると依存症になります。

しろちゃんの寂しさは
どういうところにあるのかなということを、
振り返ってみるといいと思います。

私たちはみんな孤独が辛いです。
孤独感というのは、
本当に私たちを蝕ばむ感情だと思います。

この孤独感をどうやって、
買い物以外で埋めていったらよいのか
そこを見ていくことが大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Respect,Me,Phrase,Written,On,Chalkboard,With,Red,Heart,Symbol

Q.コロナをきっかけに断捨離を始めました。
 
自分軸を覚え、
家は自分としてはとても良い状態になり、
服はもちろん、身の回りが
好きなものだけですっきりし、
 
パソコンや携帯のデータといった
目に見えないものも整理されて、
思考も自分のやりたいことや好きなことに
フォーカスできるようになりました。
 
ちょっとした悩みも整理できるようになり、
ごきげんな時間が増え
断捨離をしてよかったと思っています。
 
そんな変化の中で、
自分の人間関係観にも変化がありました。
 
以前は、長女気質で誰とでも仲良くやろうと
時には我慢したり自分を押し殺して、
他者を優先させるところがありました。
 
といって人格者というわけではないので
傷ついたり、ひとり落ち込んだりして、
自然とくる別れまで我慢してやり過ごすのが
私のスタイルだったのですが、
 
最近は「この人とはうまくやれないな」
「わたしには必要がないな」と思ったら、
すっと距離を置けるようになりました。
 
おかげで人間関係によるストレスは
格段に減りました。
 
ご相談したいのは、時々ふとそんな自分に
「これで良いのだろうか」
とよぎることがあります。
 
母親に
「耐えるこちゃん」(本名たえこです)
と褒められ続けてきたせいで
それがアイデンティティになってしまって
いるんだと思います。
 
断捨離のおかげでそんな自分に気付き、
母の期待に応えようと人間形成してきた自分
を労い、もう卒業して自分が喜ぶ人生に
させてもらおうと思っています。
 
それなのに、どこかでそんな自分を
批判する自分がいます。
 
時々襲われる、
「これでいいんだろうか」という逡巡には
どう対応すれば良いのでしょうか。
   
  
【たえこ・40代・女性・大学職員】
  
  
―――――――――――――――――
 
 
A:FROM 川畑のぶこ
   
断捨離で自分軸を取り戻し始めている
たえこさん、素晴らしいですね。
 
私たちはみんな親には、
とりわけ母親には認められたいものです。
 
子どものころの行動の動機には
「おかあさんを喜ばせたい」というものが
大きく占めることでしょう。
 
とりわけ、「忍耐強い」子は、
親の手もかかりませんし、
社会的にも好ましいとされる特性で、
第一子に期待されがちなものではないでしょうか。
 
忍耐強さは社会生活を営むうえで
必要不可欠なものであるものの、
常に自分を押し殺して誰にでも
良い顔をして合わせることは不健全です。
 
断捨離は、過不足ないこと、すなわち、
不要・不適・不快を取り除き、
要・適・快を取り入れることが基本で、
これは人間関係にもおなじです。
 
たえこさんが、相手のことを
不快に思っているにもかかわらず、
「快」なふりをして一緒にいるのは
相手を欺くような行為でもあります。
 
相手からみると、本当は自分と
一緒にいたくないと思っている人に、
そうでないふりをされて
大切な時間を奪われているわけですから。
  
たえこさんからすると、
相手は自分を偽らなければならず、
エネルギーを消耗させる加害者と
思うかもしれませんが、
 
相手からすると、
自分に無理に合わせて私を騙し、
自己評価を高めようとする策士で
自分はその被害者といえるかもしれません。
 
好きでない人や嫌いな人に対して
適度な距離をとることは、
相手に対するリスペクトでもあるわけです。
 
いったい誰とどれくらいの距離をとることが
健全で互いにとって良いのか、
今後もぜひ俯瞰的な視点から
関わり合ってみてください。
 
また、たえこさんが気を使うと、
周囲も気を使ってしまいますが、
たえこさんが無理せず自由でいることは、
周囲の人々にも気楽さを提供し、
自由な空気を作り出してくれると思います。
 
思いやりは交わしつつも、
過度に気を使わなくてよい仲間が
自分の周りに増えるのは
素敵なことではないでしょうか。
 
ぜひこれからも自分軸を大切にされてください。
 
自分軸は相手の自分軸をも
大切にすることにつながるのです。
  

ーーー
★イメージのちからが人生を変える!川畑のぶこ講師
サイモントンメソッドに学ぶイメージ療法と人間心理
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※こちらは川畑のぶこカウンセリングオフィス様の主催です

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20220314

FROM 川畑のぶこ

今日は、ミツコさん(50代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】
私は、70代の女性の家の片付けを
手伝う仕事をしています。

その女性はご主人を早くに亡くされて、
障害を持つ寝たきりの35歳の娘さんと2人
ご実家に戻られて生活している方です。

この家には、女性のご両親
(最近、90代で他界されました)と
60歳で亡くなられた妹さんの物が
大量に残っていて、
家全体のスペースを大きく占めています。

「家の中を片付けて広々と生活したい」
という思いから始まっているのですが、

まず「どこに何があるのかの確認から」と
言って、何年も開けていなかった押し入れ
の中の茶箱や階段下の収納スペースなど、
家中の「開かずの空間」の中身を確認する
だけで、ほぼ一年を費やしました。

「両親の財産をポイポイとは捨てられない」
「うんとお世話になった両親や妹の物、
ただ捨てるわけにはいかない」
という思いから捨てる事ができません。

「欲しい人に、できればご縁のある方に
使ってもらいたい」と知り合いに声をかけて
取りに来てもらったり送ったりしていますが、
その量は微々たるもの。
家の中の全体量は一向に減りません。

「親の残した財産」「志半ばで他界した
妹の財産」で埋め尽くされて、
自分自身が窮屈な生活をしているのです。

「自分の服じゃないのよ、両親と妹3人分
の服。これを片付けるのは大変なこと」
「勝手に捨てられない。でも、“時”が来たら
手放せる気もする」と語る彼女と
お付き合いさせていただきながら、

「亡くなった大切な家族の大量の物と
どう向き合ったらいいのか」
の答えを模索しています。

自分のものではない、亡くなった家族の
大量の高級な衣類の片付けについて、
どう考えたら良いか教えて下さい。

 
【A】
消費期限の切れた食材などと違って、
思い出の物を手放すというのは
とてもハードルが高いことですね。

物には、持ち主だった人の姿を
投影してしまいがちです。

そして、その物を捨てることイコール
相手を捨てること、というような関連付け
が私たちの中で起こってしまうのです。

このクライアントさんは今、
とても寂しい気持ちなのだと思います。

そのような状況下においては
捨てる・捨てないの話をする前に、
心理的ケアを施すことが必要です。

まずは、「捨てられないこと」を責める
のではなく、全肯定してあげてください。

遺品整理への向き合い方・考え方について
心理療法の観点からお伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

PS
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Time,For,Change,,Concept,Of,New,,Life,Changing,And,Improvement

FROM 川畑のぶこ
 
―生き残る者とは、強い者でもなければ、知性のある者でもない。
変化に適応できる者が生き残るのだー

ダーウィンの言葉として世に紹介されている有名な格言です。

生物は自然淘汰されながら進化していくという学説は
あまりにも有名ですが、この説得力ある言葉には
ハッとさせられる人も多いことと思います。
私もそんな一人でした。

ちなみに、先日子どもが受験を検討している学校の校長先生も、
説明会の壇上に大きく投影されたパワポ画面いっぱいに、
ダーウィンのこの格言を紹介していてました。
(そして私も「そうそう!」と頷きまくっていました)
 
がしかし、実はダーウィンはそんなことは言ってないのです。

しばしば偉人は、
「誰それがこう言った」なんて使われてしまうことがありますが、
調べてみると 、「いや、そんなこと言ってねーぞ」
なんてことが結構あるものです。

権威の言葉を借りることで自説が説得力を増すため
(なので私もよく引用しますが)、
とりわけ、メディアやビジネス畑などでは、
さまざまな情報が都合よく解釈、編集、
ときとして歪曲されたりしている印象があります。

研究畑に足を踏み入れるようになって、
なにかと情報の出処を調べるクセがつき、
今回も原著を引っ張ってこようと調べてみると、
引用元とされているThe Origin of Species(種の起源)に
そんな一文は見つけられないのです。

で、“False”(誤り)のキーワードをつけて検索すると、
ケンブリッジ大学のダーウィンの書簡プロジェクトなる
サイトにたどり着きました。

↓↓↓気になる人はどうぞ
https://www.darwinproject.ac.uk/people/about-darwin/six-things-darwin-never-said/evolution-misquotation

「ダーウィンが決して言っていない6つの格言」のテーマに、
当格言がしっかり含まれていました。

なぜ、このような格言がダーウィンのものとして流布されたか
の経緯が書かれていますが、
もともとは1963年、ルイジアナ州立大学の経営学者で
マネジメントとマーケティングの教授であるメギンソンが
ダーウィンの種の起源に独自の解釈を加えて著した内容のようです。

それが、あちらこちらで引用されるようになり、
USA Todayなどアメリカの大手新聞もダーウィンの言葉として
紹介していますし、カリフォルニアの科学博物館の石床にも
Charles Darwinの格言として刻印されて(しまって)いました。

ここまで世を巻き込むとは、
さすがはマーケティングのプロと言わざるを得ません。

私達はシンプルで覚えやすいフレーズは
心に刻印されやすく、影響を受けやすいのです。

サウンドバイトと呼ばれる、政治家などがよく使う
シンプルで繰り返されるフレーズ(たとえば、有名な“I Have a dream…”)
などは主張を印象づけるのに有効と言われています。

かくして、ダーウィンのものとされた、実際は経営学者による言葉は、
淘汰されずにある種進化してサバイブしたのですね。

もちろん、誰が言ったに関わらず、
普遍性を秘める要をついた内容であるからでしょう。

進化の過程で生き残る言葉や概念というのは、ポイントが明確で、
シンプルで、繰り返しやすいものなのかもしれません。

これは、概念が時代に適合したというより
むしろ、どの時代や過程にも適応しやすい概念ということでしょう。

これは断捨離の概念に通じるものがあります。

無常なこの世で、大切なものを見極め、守りつつも、
常に変化に柔軟に対応する=生き残れる心を育むことが大切ですね。

ちなみに、今年の断捨離祭りのテーマは「現状打破」です。

現状にしがみつかず、変化に柔軟に対応する心を共に育みましょう。

– 川畑のぶこ

 
 
ーーー
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224446_m

Q.初めまして。
メルマガ、いつも新たな視点を得られ、
興味深く拝読しております。
   
さて、主人が55歳で亡くなり1年半経ちました。
   
相続や仕事のことはひと段落つきましたが、
主人が好んで着ていた洋服や帽子、
靴下、靴、等をなかなか処分できません。
  
これらのものに自分のエネルギーを
費やしているとは理解しているのですが、
執着がなかなか捨てられらません。
 
このまま囲まれて過ごしていたいと思ってしまいます。
 
そう考えれば考えたで、
それでいいのか、、、、と考えてしまいます。
 
どう考えればいいでしょうか。
 
 
【こうちゃんのまま・40代・女性・経理】
 
 
―――――――――――――――――
 
 
A:FROM 川畑のぶこ

ご主人が他界されて1年半の月日が経つのですね。
 
この時間を長いと受け止めるのか、
短いと受け止めるのかは人それぞれかと思います。
 
こうちゃんママさんはこれまで
ご主人なき後の相続や仕事など
事後手続きに追われていたことと思います。
 
そう、きっとこうちゃんを必死に育てながら…
   
大切な伴侶や家族を失った後というのは、
底しれぬ喪失感の中にも
「頑張らねば」ならないことが沢山ありますね。
  
こうちゃんママさんがおっしゃるように、
手続き的なことや子育てなどで
「悲しんでる暇ではない」と、頑張ることもですが、
悲しみや苦しみの感情に圧倒されないよう、
無意識に感情を抑え込んでしまうこともあります。
 
これは、私たちは自己防衛策として、
感情に出来るだけ向き合わないよう
(それでも涙は溢れ出てしまいますが)、
ごまかすのに忙しくしたり、
別なことを考えようとしたりします。
 
このことが効果があるといいのですが、
私たちの無意識に抑圧された感情は、
いつでもはけ口を求めています。
 
もし、こうちゃんママさんがこの1年半
まだどっぷりと悲しみに浸る時間が
取れていないのであれば、
どうかその時間をとってあげてください。
 
感情に圧倒されそうになるかもしれませんが、
きちんとそれを乗り越えるちからを
こうちゃんママさんは持っていますので安心してください。
 
 
夫なしに生きていけるのか…
子どものことや経済的なことはどうしたらいいのか… 
この寂しさ苦しさが一生続くのか…
 
寂しさ、悲しさ、孤独、不安、恐怖を避けようとせず、
素直に感じていることを感じつくす時間をとってください。
 
このプロセスはこうちゃんママさんの
癒やしに大切なものです。
 
そして、悲しみを味わいつくしたら、
心の中でぜひご主人と対話をしてください。
 
 
こうちゃんママさんは
ご主人に手を合わせることがありますか?
 
そうであれば、彼はもう存在しないものではなく、
どこかはよくわからないけれど存在していて、
今でも愛する妻と子を見守っている存在
として受け止めていることでしょう。
 
そのどこかにいる彼と意識的に関わり合ってください。
 
ご主人とのつながりを感じる努力で、
さりげない日常のあちらこちらに
彼の愛ある息遣いを感じられるようになるかもしれません。
 
終わりなのではなく、これまでとちがうかたちのつながりを
発見できるようになるかもしれません。
 
そのことで、彼のモノに過度にしがみつく必要も
なくなってくるのではないでしょうか。
 
 
このように、服を捨てるべきか、とっておくべきか、
ということは二の次であることが
おわかりいただけることと思います。
 
こうちゃんママさんが、今もご主人のたましいと共にいて、
こうちゃんと温かい日々が送れますように。

 
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Q.こんにちは。いつもメルマガを拝読させて頂いております。
主人との関係で悩んでいる者です。

でき婚で一緒になりましたが、
妊娠が判ったときから関係は良くありませんでした。

そんな状態で結婚しても幸せにはなれないと思っていたので、
結婚をするつもりがないなら子供は産めないと思っていました。

私は話し合いたかったのですが、
主人は私を避け話し合いはできず、堕胎もできず入籍しました。
出産後も関係はもちろん良くありませんでした。

子供が3歳の時に私から家を出て別居。
出ていった当日は驚いたようで連絡をしてきましたが、
その後は連絡なく3年が過ぎ、
子供が小学生になる前に決着をと離婚調停を申し立てました。

主人は私の行動に驚き、
当時暮らしていた実家に謝罪に来ました。

精神的にも経済的にもダメージが大きかったため、
離婚の意思を伝えましたが
「改める」とのことで再出発しました。

やはり同じ人間、変わることはなく冷淡な態度、経済的な圧力。
私は後悔ばかりで8年過ぎてしまいました。

独身時代からの服、いらないと思うようなノベルティグッズ、
タダや安いものが大好きな主人。

どの部屋も物で溢れ、目に入れたくない光景にストレスを感じ、
限界とばかりに断捨離を始めました。

私の行動が気に入らないとコミュニケーションを取らず
(普段からほぼありませんが…)、
徹底的に無視するというのがお決まりパターン。
3ヶ月は避けられています。

断捨離して冷静になれるようになり、
相手に対して感情的にならず普段通りに接しています。

こんなコミュニケーションが取れない、
つまらない関係をしている必要があるのか、考えてしまいます。

話し合うにも「話しかけるな!」と言わんばかりに
徹底して生活時間をずらし、
私と鉢合わせしても私の存在はなく目を合わせません。

こんな夫とどうコミュニケーションを取ればいいのか、悩んでいます。

【はな・40代・女性・会社員】

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A:FROM 川畑のぶこ

私たちは、2人以上で一つ屋根の下に暮らすようになれば、
妥協し合わなければいけない場面は多々出てきます。

ただし、常に一方が妥協ばかりしていたり、
その内容がどうしても妥協できない大きなものであったりする場合に、
良好な関係性を維持するのは難しくなってきますね。

はなさんが結婚生活でこれだけは大切にしたい、
どうしても譲れないというものがあるなら、おそらくその一つが
血の通ったコミュニケーションであることと思います。

夫とのコミュニケーションからは、愛情や思いやりや敬意が感じられず、
ご自分や子どもが大切にされていないと感じてしまうのでしょうね。

これはとても辛いことですね。

ただし、夫ははなさんが離婚調停を伝えたときに、応じず、
謝罪して改めると約束し、再出発したとのことなので、
その表現方法はさておき、
夫なりに、家族は大切なものという認識があるのでしょう。

気持ちはあっても、さまざまな背景や理由から、
それを健全に表現するちからが不足している可能性は
大いにあるのかと思います。

おそらくはなさんも、理想形でないにせよ、
彼なりに自分たちを大切にしてくれていると感じる部分もあったので、
これまで夫と別れずにきたのではないでしょうか。

夫の愛おしい部分はどこにありますか?

コミュニケーションに関しては、
相手がそれを「改善したい」という動機がない限り、
なかなか変わることは無いでしょう。

ただし、はなさんは断捨離を通して
「反応」せずに「対応」ができるようになってきている、すなわち、
夫を変えるかわりにご自身が変わってきているとのことで、
これは素晴らしいことですね。

今後、夫がそれに応じて
自然と変わる可能性はあるのではないかと思います。

ですので、しばらく様子を見られると良いと思います。

相手が自分に過度に期待をしていて(自分を変えようとしていて)、
心の深い部分で自分はそれに応えることができないという思いがあると、
目を背けたり逃げたくなる心理が働きがちですが、
相手が過度に自分に期待をせず、

「あなたはあなたのままでも、 
私の人生は基本的に自分で切り開いていけるので大丈夫」

というリラックスした姿勢で前向きに歩みだすと、緊張感から解放され、
自然とコミュニケーションが発生することも考えられます。

パラドックスですが、相手が貝のように閉ざしているときは、そして
その原因が相手にとっては「話し合い」という名の「批判」である場合に、
話し合いは機能しません。

その場合、話し合い(という名の批判)を手放したときに
自然と会話が発生するのでしょう。

ぜひ、話し合いをしようとするときは、

「はたして私は今から相互理解のための 話し合いがしたいのか?」
「それとも批判をしたいのか?」

を振り返ってみてください。

一方の批判ではなく、相互理解のために行われるものと認識されれば、
話し合いは機能するはずです。

なお、はなさんが断捨離しているのは、
夫のモノ(ノベルティーグッズやタダでもらってきたものなど?)であれば、
断捨離も両刃の剣ですのでご注意を。

自分にとってのガラクタがなくなることでスッキリ感じられる一方で、
夫は自分(の価値)をガラクタ扱いして捨てている、と感じられると、
ギスギス感が生まれます。

相互理解は生まれないどころか、溝ばかりが深まります。

共感や配慮のないところに真のコミュニケーションは成立しないことは、
はなさんご自身もご経験済でしょう。

めざすは、腹いせや相手に無理やり手放させるスッキリではなく、
自らの執着を手放す清々しいスッキリということを思い出してください。

己の執着を手放すことを含め、さまざまな努力をしてもなお、
相手の問題行動による苦しみが続き、
基本的に相手が不誠実で横暴な人間であると判断される場合は、
別な道を歩むオプションが生きてくることと思います。

一呼吸おいたうえで、
最後はご自身の心の奥底の声に従ってみてください。

  
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