0707(大)

FROM 川畑のぶこ

しその実さん(50代・会社員・東京都)
のご相談にお答えします。

【Q】50歳の夫についての相談です。

今年で、結婚丸20年を迎えました。
夫、大学2年生の息子、高校1年生の娘
の4人家族です。

私は正社員で2度の産休育休を経て
働き続けています。

いわゆる就職氷河期世代でありながら
何とか働き続けていられるのは、
家族や職場の理解があるからだと
思っています。

ただ、人材不足下で、
年齢を経てなお業務上の負荷は
増す一方であることも事実です。

昨年は、娘の受験や仕事上での業務負荷
もあり、精神的にピリピリしていたことも
あったのか、9月末に夫に

「今倒れられたら私のタスクが増えて困る。
これ以上タスクを増やさないで」と
2度言ったらしく、私は覚えていません。

夫は健康診断結果上、不健康です。
それ以来、自分を1人の男性として
大切にしてもらっていると思えないし、

私が何かあるとキレるので
何か言う気も失せるようになったとの
ことで、この先私と一緒に生きていく
ことに疑問を感じているとのとです。

詳しく話を聞くと、50歳前後から、

1. 職場での自分の役割上の限界を感じ始めた 

2. 家庭においても、幸い子ども達が
順調に成長しているので、
自分の役割は終わったと思った

3. 20年近く活動していた音楽バンドにて
メンバーとの決裂があった 

4. そこに、私との関係性において、
家族としては大事にしてもらっているけれど、
パートナーとして大事にしてもらっている
感覚がないという思いが発生したようです。

夫は、就職1年目で精神的な不調から休職し、
退職に至っています。
その後は親戚のつてで再就職し、娘が生まれる頃、
会社が売られ、取引先に吸収されました。

私が、娘が1歳になってすぐに育休から復職した後、
同様に私を妻として見られないという状況があり、
仕事上での負荷もあり、落ち込みも激しく、
精神科に通院した経歴があります。

その時の診断名は忘れてしまったのですが、
パキシルを服用していました。
当時、夫となるべくスキンシップをとるようにし、
娘への授乳も泣く泣く辞めた経緯があります。

彼が現在勤めている会社は、
休職した1社目から数えると4社目で、
キャリアを買われて採用されたいわゆる大企業です。

職場で和気藹々と話すという雰囲気はなく、
孤立を感じているように私の目には映ります。

子ども達は、仕事の辛さが彼の落ち込み等
の状況を作り出しているのだろうと解し、
あんな風に働きたくないとまで言っています。

夫の両親は、それほど仲が良いわけではないそうで、
義母は夫が子どもの頃から
アルコールに依存する傾向があります。

にもかかわらず、義父が仕方なく生涯を
義母と過ごそうとしているのを見ていると、
自分はそのようにはなりたくないと言っています。

夫は、いわゆる勉強はできるタイプで、
世間でいう高学歴者に分類されます。
子ども達に対しても高学歴を求めます。

お父さんはそういう人だから、と
子ども達は達観したところがあり、
お母さんも大変だねと
労われることもしばしばです。

好きとか嫌いとかそういうことを越えて、
私は夫と共にこれからの人生を
歩んでいきたいと考えています。

このような夫に対して、
どのように接すれば良いのか
アドバイスを頂ければ幸いです。

【A】しその実さんの、とても誠実で献身的、
そして夫思い・家族思いの姿勢が窺えるご相談ですね。

まずは、ご結婚20周年ということで、
おめでとうございます!

今は3人に1人が離婚すると言われる時代ですが、
そんな中で20年間、ご主人といろいろありながらも
寄り添ってこられたというのは、
本当に素晴らしいことだと思います。

もちろん、結婚生活も長ければ良いというものではなく、
質が問われるものですが、今回は、その「質」という
部分で悩んでいらっしゃるわけですよね。

子育ても終えられて、いざこれからの第2の人生、
ご夫婦でどのように過ごしていこうか、、、

50代というと、男性も女性も、
社会的な立場の変化とともに心や体、
ホルモンの変化、更年期障害などもありますから、

時に、落ち込んだり、不安になったり
ということも起きがちですが、
ここはぜひ、いくつかある人生の
ターニングポイントの一つなのだと
鷹揚に、ゆったりと捉えてみてください。

「ご主人のニーズ」に目を向けながら、
お二人の関係性を少しずつ丁寧に
動かしていくためのヒントをお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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