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FROM 川畑のぶこ
甘夏さん(50代・女性・パート・千葉県)
のご相談にお答えします。
【Q】86歳の義理の父のことです。
隣県に住む義父は、これまで車で
どこへでも出かける生活をしてきました。
年齢のわりに健康で、
本人も「まだまだ運転できる」と
自信を持っています。
確かに、若いころから
車が生活の一部だった義父にとっては、
車は自分の手足であり、自由であり、
自立の象徴なのだと思います。
3年前に最愛の妻に先立たれてからは
なおさら、買い物や身の回りのことは
全て自分でやる必要もあり、
車があるとないとでは大きく違うという
ことも客観的に見ていて、理解はできます。
ただ、ここ1年ほどの間に、
車庫入れを大きく失敗したり、
車を壁にぶつけたりというようなことが
何度か起きています。
私の夫やその兄弟が
「そろそろ返納も考えたら?」と
やんわりと勧めてみるものの、
本人は全く聞く耳を持ちません。
これまでの小さな事故では
幸い大事には至っていませんが、
これがいつ他人を巻き込むような
事故になるかと思うと、
家族としてはとても不安です。
とは言っても、
離れて住む子どもたちが必要な時に
いつでもサポートができるかと言えば、
そうではないので、免許返納を勧める
にも説得力があまりありません。
義父の住まいは決して田舎ではなく、
車で10〜15分も走れば駅やスーパー、
病院などが揃っています。
不便さを感じるほどではありません。
病院通いも今のところ月に2回ほどですし、
外出や買い物にはタクシーを使えば
十分対応できるのではと、
家族の間では話しています。
それでも本人は、
「車を手放したら外に出る気力もなくなる」
「人生が変わってしまう」
と強く反発します。
その気持ちも理解はできます。
でも、安全と向き合う必要がある年齢
なのも事実。
義父の尊厳を守りながら、どうすれば
納得して免許返納を考えてもらえるのか。
家族として悩む日々が続いています。
どんなアプローチがあるでしょうか?
【A】甘夏さんの切実なお悩みですね。
私も高齢の親がいますので
お気持ちよくわかります。
私の親は南の離島に住んでいますが、
バス停まで歩いて15分はかかりますし、
真夏の炎天下でも日陰がない、
なんていうことになると
「車を使うのも仕方ないよね」
と思ってしまいます。
甘夏さんのお義父様と同じように
行動的な親なので、
車を奪ってしまったら
「No Car, No Life」という状態に
なってしまいそうで、
兄弟の間では、そろそろ返納した
ほうがいいよ、と話すものの、
「あと1年」「来年ね」と先延ばしに
なってしまっています。
甘夏さんのお義父様については、
まず、交通事故の発生率や件数などの
データは冷静に見ること、
そして、何よりお義父様の人生の質、
QOLを大切に考えること、
この2つを意識して向き合って
いただきたいなと思います。
続きは、ビデオでお話しします……
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