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Q:川畑先生いつも大変勉強になり癒されています。

今日はよろしくお願いします。

結婚に向けて付き合っている彼氏がうつ病で落ち込みがひどく
このまま結婚しても大丈夫か大変不安です。

婚活で知り合い、付き合って一年半ほど、
東京と岡山の遠距離です。

うつ病を発症してから10年以上とのことで、
その時の状況によって良くなったり悪くなったりを繰り返していると
付き合って半年ほどで話してくれました。

うつ病による休職歴はありません。
昨年、職場の人間関係に悩み、転職をしました。

転職したら落ち着くだろうと支えましたが、
転職先でもまた人間関係に悩み、
朝仕事に行ったあと職場から
「今日もつらい、死にたくなる、自分はやっぱりだめなのかな。。」
などのメッセージが来る毎日です。

夜は普通なので典型的な鬱ですよね。
支えることが私の役割とわかってはいるのですが、
このまま結婚したらこれが延々と続くのだろうかと
今更ながらにうつ病を支えることの大変さが
どれほどのものかと不安が募る毎日です。

仕事を辞めて彼の家に嫁ぐということになるので余計に不安です。

現在の彼の収入に問題はないのですが、
投資で大失敗をして貯金もあまりないという不安も相まって、
彼のことが好きながらも決断がつかず、
40過ぎという年齢のこともあり色々と不安が消えない毎日です。

どうか気持ちの持ち方、整理の仕方を教えていただけますでしょうか

【まりも・40代・会社員】

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A:FROM 川畑のぶこ

まりもさんの彼氏を思いやる優しい気持ちが伝わってきます。

結婚とはどんな困難も愛で乗り越える誓いですが、
それができる自信が揺らいでいるのですね。

愛しい人が苦しんでいるのを見るのは辛いことです。
その相手を自分が支えられるかどうかわからないのも辛いことですね。

結婚とはゴールのようでいて、新たなスタートです。
まりもさんが慎重になるのは当然のことですし、
相手を思うが故に悩みも深いのでしょう。

まず、このように悩んでいる自分を責めないでください。

愛とは決して相手に溺れることでも、
自分に溺れさせることでもありません。

常に相手を満足させることでもなければ、
常に相手に満足させてもらうことでもありません。

それぞれが、それぞれの人生をその人らしく豊かに生きるのに、
互いを認めあい、敬意を払って寄り添うことができるのか。

それがときとして、辛い試練であっても、
相手が精神的に自立するために乗り越える必要のある
大切なプロセスを信頼し、相手の人生を背負い込まないことも愛です。

まりもさんは、「支えることが私の役割とわかってはいる」と感じていること。
まりもさんにとって彼が、そして、彼にとって、
まりもさんが今とても重要な存在なのは間違いないでしょう。

そして、この関係が、一生添い遂げる関係としてふさわしいかどうか
わからず不安なら、それでも、彼に対する想いがあるのなら、
いちど長い時間をともにしてみるのもひとつです。

長期間の旅行もいいですが、可能ならば同棲をして、
二人の生活のシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。

遠距離で会えない時間が長いがゆえに
相手を美化してしまっていた場合、
この間に冷静な判断ができるでしょうし、
一緒に過ごしてみて、現実に直面しても、
やはりお互いにとって大切な人であり、
生活も問題なくやっていけると確信が持てたのなら、
そのときに結婚するのでもまったく遅くはありません。

その間、まりもさんも新しい土地で自立するために、仕事を見つけたり、
コミュニティーに参加したりしてみることをお勧めします。

彼のためだけに自分の時間やエネルギーを使ってはいけません。
問題や課題に向き合うためにも、彼以外から自分を充足できる
リソースをたくさんもっていることが大事です。

まりもさんが、自分自身を充足させることができれば、
大切な事柄について、健全な判断をするときにも大いに役立つはずです。

そして、最後は自分の直感を信じてください。

   

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