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Q:新しい環境に慣れるか不安です

いつも楽しみに読ませていただいています。

今を生きる、過去や未来に気をとられすぎないなど、
勉強させていただいて、その通りだなと思って
普段はだいぶ実践できるようになってきました。

私には夫、小学生、保育園児と私の四人家族です。

私は地方公務員としてフルタイムで働いています。

夫は研究職として働いているのですが、昇進のため
ここ1、2年のうちに他県に転職することになっていきそうです。

私は子供の時、転校、引っ越しをしたことがなかったので、
いろいろ考えてしまい、不安でいっぱいになります。

子供の心配もあります。
新しい環境になれことができるかなど、考えてきりがありません。

上の子は過敏なところがあり、慣れるまで時間がかかり、
下の子はじっとしていられないところがあります。

子供のことを知ってくれている環境で
ずっと過ごせたらよいなと思ってしまいます。

私のことは、新しい環境になれるか、もありますが、
がんばって採用された仕事を退職してキャリアが途絶えること、
子どもがまだ小さく慣れない土地に行くのに
また採用試験を受け直して
フルタイムで働くことにも迷いがあります。

まだ決まっていない未来に気をとられてしまっていて、
何かおちつきません。

知っている場所、家、いつも行くお店、職場、学校など
1からやっていく自信がもてなくって。

先生にご相談できたらうれしいです。

【おまめまま・40代・公務員】

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A:FROM:川畑のぶこ

これまでつくりあげてきたものを手放して
新しい環境に適応していくのには、
エネルギーを要するものですね。

私たちは変化よりも現状を維持しようとする傾向がありますが、
それは今の状態を維持さえすれば、
少なくともそれ以下になることはないという
心理的防衛からくるのかもしれません。

おまめままさんも、
いろいろ考えてしまって不安になるとのことですが、
考える内容の質によって、私たちの感情は
ポジティブにもネガティブにもなります。

不安は、新しい環境に馴染めない、
また、馴染んだとしても今よりはよくならない、
などという思いやイメージから湧いてくるものでしょう。

ところがどうでしょう、今住んでいる場所は生まれた時から
おまめままさんが馴染みのあった場所でしょうか。

今の場所に引っ越してくる前も同じような不安はあったけれど、
時間をかけて徐々に適応し、人間関係や住み心地の良い場所を
つくりあげてきたのではないでしょうか。

そうであれば、おまめままさんには
新しい土地でもそのように馴染みのある人や場所を
つくりあげる力があるということです。

子どもたちも一緒です。
幼稚園から小学校、小学校から中学校と、
関わる人や場所が変わっても、
その場その場で新しい場や友達との関係をつくりあげ、
それなりに適応してきているはずです。

子どもの個性によっては、
適応するのに時間がかかる子もいれば、早い子もいます。

それも大事な個性として、急ぐ必要はありません。

もちろん、明らかにその引っ越しが
おまめままさんやお子さんたちにとって不利益や不都合をもたらす
という場合、どうしても今の場所に留まりたい場合は
ご主人の単身赴任を検討されるのも良いのではないでしょうか。

新しい土地で新たな関係をつくりあげていくことは
エネルギーを要するものの、
私たちのライフスキルを高める絶好の場でもあります。

私たちに問われるのは、変化しないことではなく、
変化にいかに柔軟に対応していくかということです。

子どももおまめままさんも、この機会をスキル向上の場として
受け止めてみてはいかがでしょうか。

新しい土地には想像もしなかった素敵な出会いや場が
待ち受けていることだってあるのです。
どうかその希望をもって、前進されますように。

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