人生

151123

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

先日、伊豆高原に行ってきました。温泉旅行に行ったわけではなく(笑)、
日頃私が提唱しているサイモントン療法の6日間の滞在研修があったためです。

がん患者さんやそのご家族を始め、サイモントン療法を学んでセラピストを
目指しているインターンの方たち、スタッフ、総勢50名近くのメンバーが集まりました。

そして、私たちの人生を振り返って、不健全なところは健全に直し、
よりよい幸せな人生を送るため、健全な日々を送るためにどうしたらいいかと、
皆さんと一緒に約1週間のプログラムに取り組みました。

私たちはいつも、がん患者さんが教科書で、学ばされてばかりなのですが、
今回参加の20名近くの患者さんたちからも、本当に学ばされるものがありました。

1日目には痛みが辛く、1週間もの座学が心配された人たちの中にも、
だんだん痛みがなくなり、笑顔を取り戻し、
6日目には日常生活に支障ないレベルまで緩和された方や、
あるいは痛みが全くなくなったという方が複数名いらっしゃいました。

また、家では食事が喉を通らなかった、体重も落ちて困っていたという患者さんが、
もりもりとご飯を食べ始め、ふらついていた足取りもだんだんしっかりしてきて、
最終日には体重が数キロ増えてお帰りになったという姿も目にしました。

私たちが本当に真剣に自分自身をケアしよう、敬意と愛情を持って接しようと、
取り組み始めたとき、どうやら「心の治癒力」のスイッチが入るようです。
このスイッチは、常に私たちの生体とも連動しているようで、
それを患者さんたちが見せてくれました。

もちろん、私もサイモントン療法はよいと確信して進めていますが、
毎回このように患者さんから、まざまざと結果を見せつけられて、
やはり人間の可能性というのは底知れぬものがあるなと、
未知なる可能性にいつも心がときめいています。

さて、今日はちょうどこのタイミングで、
「病気やがんが怖くて夜も眠れません」という、46歳の女性、けびん様から
ご相談をいただきましたので、お答えします。

~~~~~~~~~~~~~~~~

現在、46歳、娘(11歳)がいます。
将来ガンや病気になることに、恐れを持っています。
時々「病気になったらどうしよう」と眠れない夜も多々あります。

具体的にどういうことが怖いのかといいますと、
「死」が怖いというよりも、今あるものがなくなる
(例えば手術で胸を切除するなどで、今まで送ってきた生活が変わってしまう)、
抗がん剤による苦しみなど、想像してしまうと本当に怖いのです。

2年前にマンモグラフィで要精密検査の結果が出た時に、
精密検査までの一週間の間、夜も眠れませんでした。

精密検査の結果は異常なしだったのですが、
常にいつガンができたらどうしよう・・・と考えてしまいます。

こんな気持ちではいつか本当にがんになってしまうのだろうなと思い、
この恐れを消してしまいたいと思っていますが、どうしていいのかわかりません。

病気だけは運命で、なったらなったで受け入れるしかないと
頭ではわかっているのですが。

~~~~~~~~~~~

というご相談です。

私たちが「将来こういうことが起きたらどうしよう」と、危機感を持つのは
決して悪いことではありません。
病気になったらどうしようと想像するから、
今この瞬間きちんと健康管理をしようというマインドが働くからです。

ところが、けびんさんの場合は、
そのバランスがちょっと崩れてしまっているようですね。
過剰に心配し過ぎて、注意するということ自体が
恐怖や不安になってしまっているわけです。

まだ起きていないのに、あまりにも未来のことに重きが行ってしまうがゆえ、
しかもネガティブな思いで未来を埋めてしまうがゆえ、
「今この瞬間」が損なわれてしまうということが起きています。

病気は何かを失ったり、変化したりすることを伴います。
そして、そのことへの恐れは、多くの人が持つ苦しみです。

私たちの人生は無常ですから、一回手に入れたらそれがずっと続くということ
はありませんよね。生まれた以上は、老いたり、病んだり、死んだりしますから、
この無常さ、つまり常に変化するということに、いかにしなやかに適応していくか
ということが試されます。

キーワードは「信頼感」です。
冒頭で申し上げた「心の治癒力」にも、ぜひとも活躍してもらいたいところです。

そして、病気というのは、敗北の表れではないということを、ぜひ心に留めてください。
病気はメッセンジャーであり、道しるべ。
そのメッセージにしっかり耳を傾けながら歩んでいくと、恐れもなくなってくるでしょう。

自分が幸せに生きるにはどうしたらいいか。
より多くの喜びを感じて生きるにはどうしたらいいか。
それを常に意識し、時として方向転換すべきタイミングに、
そのきっかけをつくってくれるのが病気なのだ、と捉えられるようになると、
ずいぶん楽になれるはずです。

さあ、病気というものの受け止め方に、ぜひ変化を起こしてみてください。
けびんさんの免疫力や治癒力にもきっと変化が訪れますよ。

続きは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/iRp9lgTZvvE

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Woman relaxing in chair

毎週月曜日、読者の方のお悩み相談にお答えしている、
川畑のぶこメールマガジン。

本日のメルマガも、
川畑のぶこ公式サイト運営事務局からお届けしました。
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ーーー

「月曜の朝から『ダラダラ曜日』って…何言ってんの?
 こっちは今から仕事なのに」

……そんな声も聞こえてきそうな今回のタイトルではありますが(笑)
週の初めだからこその、
川畑のぶこからのQOLを高めるヒントをお届けします。

<書籍『「心のガラクタ」を捨てる生き方』より>

私は、一週間の中に一日だけ「ダラダラ曜日」をつくっています。

仕事はひとつも入れず、
ひたすらダラダラと過ごすことを目的とした日です。

以前の私は、ダラダラすることは非生産的なことで、
人生の無駄、怠けることだと思っていました。

仕事の生産性を上げること、
目に見える結果だけを追い求めているうちに、
私は体調不良に陥り、会社をよく休んでいました。

当時の私は、休暇をまったく取っていなかったわけではありません。

でも、やっと取った数日間の休みでリゾート地へ行き、
そこで何をしていたかと言えば、
写真を撮ったり、あちこち忙しく見て回ったりなど、
まるで仕事のスケジュールをこなすように動き回っていました。

「せっかく来たのだから、見ないと損」
「リラックスするためには、 あれもしないと、これもしないと」
という発想です。

そして休暇から職場に戻った私は、それまで以上に疲れていました。

*  *  *

バケーション(休暇)は、もともと
「空(からっぽ)になった状態」という意味です。

アメリカやヨーロッパの人たちは、
まさに「からっぽな時間」を楽しんでいるかのように、

やることといってもビーチでゴロゴロしながら本を読んだり、
ブラブラ散歩をしたりするぐらいで、
あとは食事をして寝るというシンプルな過ごし方をしています。

それは、日常でたまった心のストレスをリセットして、
新たなエネルギーを充電するためです。

*  *  *

働かないと食べていけないことは、みんな知っています。

でも、休まないと死んでしまうことは、意外と忘れがちです。

改めて考えてみると、休むことは働くことと同じ。
あるいは、それ以上に大切です。

リラックスすること、休むことも大事なお仕事のひとつです。

ダラダラとリラックスをして心と身体を休めることは、
意識しないとできません。

エステに行ってマッサージを受けていても、
「仕事は大丈夫かな?」という考えが離れなかったら、
身体のあちこちに力が入ってしまい、気持ちは休まりません。

こんなことなら仕事をしていたほうがマシ、
なんてことでは本末転倒です。

*  *  *

休むことにもコツがいります。

ちゃんと心を納得させて、気持ちの切り替えをしておかないと、
エネルギーは充電されません。

休もうと決めたら、
「今から私はダラダラしに行く。なぜならこれに価値があるから。
 エネルギーを充電することが重要だから」
としっかり認識すること。

仕事が気になるときは
「今はほかの人が力を発揮するときだから大丈夫」
と、信頼することです。

自分が常に動いていないと破たんするような仕事の仕方や、
終始、気を遣っていないといけない関係は、
本来あなたの人生から淘汰されるべきものです。

誰かひとりがオーバーワークになったり、
片方だけが相手に合わせ続けるような組織や関係は、そもそも不健全です。

不健全なものは手放す。
空いたところには、自分によりふさわしいものが訪れる。

そう自分を信頼することで、心は落ち着きを取り戻していきます。

時間が空いていることは、もったいないことではありません。

空白の時間ではなく、贅沢なゆとりで満たされている時間です。

<引用ここまで>

 *  *  *

ドラえもんのひみつ道具の一つに
「ナマケモノスーツ」というのがあったのを思い出しました。

これを着ると、周りの人に動物のナマケモノと認められ、
いくら怠けていても咎められたり怒られたりすることはない
という、夢のような(!)スーツです。

ドラえもん曰く
「着ている本人がイライラしてすぐ脱ぎたくなる道具」。

しずかちゃんはすぐ脱いでしまいましたが、
のび太はいつまででも着ていられるようで…笑

何かと気ぜわしい日々を送っている私たち。
たまには「ダラダラ曜日」をつくって、
その日は「ナマケモノスーツ」にすっぽり身を包むのもよさそうですね。

ー川畑のぶこ公式サイト運営事務局
 山本響子

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151005

こんにちは。川畑のぶこです。

先週はイタリアから動画メッセージを配信しましたが、いかがでしたか?

現地では大丈夫だったのに、帰国後は時差ボケに悩まされています。
今週はずっとイタリア時間で動いていて、何時に就寝しても、
真夜中の1時か2時になるとパッと目が覚めてしまい、
そこからコーヒーが飲みたくなってしまうのです(笑)。

それ以外は、おかげさまで体調良くやっていますが、
季節の変わり目ですので、皆さんもどうか風邪など召されませんよう、
気をつけてくださいね。

今日はタイトルを見た瞬間に、私人も個人的に胸がグッと痛くなるような
ご相談をいただきました。
愛犬を亡くしてしまった方からの、ペットロスについてのご相談です。

————-

「愛犬が亡くなってしまいました。私は、40代の主婦です。
子供がほしくて、不妊治療を続けて早7年。
そんな中、去年の暮れに可愛がっていた愛犬が亡くなってしまい…。

この子が私の子どもだったらと何度思ったことか…。
哀しくて、哀しくて…。私のもとに帰ってきてほしい。
でも、そろそろ決断をしないといけない時にきています。

愛犬もいなくなり、子も授からず、
これからどうやって過ごしていったらいいのか泣き崩れる毎日です。

主人は、二人で仲良くやっていこうと言ってくれています。
でも、主人には悪いのですが、
愛犬は私が飼っていて生まれた時からずっと育ててきました。

まだ前向きになれず、希望が見えません。
どう思って生きていけばいいのでしょうか?」

———

家族のような存在の、愛するペットの死に、
どうやって向かい合っていったらいいのか。

愛する者が旅立っていけば悲しいのは当然です。
最初のうちは無理せずに、悲しんで、いっぱい涙を流して、
しっかりと喪に服するということが大事ですし、とても自然なことです。
無理に「早く前向きにならなきゃ」と思う必要はありません。

次のステップとして、natumeさんご自身も感じ始めていらっしゃるように、
心の整理が必要ですね。
ここでは意識の切り替えがポイントになります。

悲しみを「感謝」に切り替える。
ペットとの縁に「ありがたい」と思う方に、気持ちをシフトしていただきたいなと思います。
その人の「死生観」が試されるときでもありますね。

あと、ペットロスの度合いが非常に深く、なかなか立ち直れない人には、
ある種の傾向があるように思います。

それは、「人生の喜び」に対する考え方です。

続きは、ビデオでお話ししています。

https://youtu.be/M2t_a5aDgM0

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150928

こんにちは。川畑のぶこです。

サイモントン療法の国際会議に出席するため、イタリアに出張してきました。
本当は、前回9月21日の号で、現地からのビデオメッセージをお届けする予定
だったのですが、データ転送がうまくいかず断念。
一週間遅れとなりましたが、今回はベネチアの風景とともにお送りします。

会議はフィレンツェで行われたのですが、その前の2日間、
いつか訪れてみたかった、憧れのベネチアに滞在しました。

水の都ベニス、心も潤いました。
忙しさがたたってか、その数日前に風邪を引きましたが、
それを癒す意味でも、湿度の高いベニスでしばしゆったりできたのはよかったです。
蚊に刺されましたけれど(笑)。

さて、イタリア人と言えば、
「人生を楽しむのが上手」の代名詞のような人々ではないでしょうか。

世界のスタンダードから言うと、私たち日本人は真面目、時に生真面目な国民性。
もちろん、いい部分もありますが、
ストレス下においては、それがアダとなって出てしまうことも。

今日はこのイタリア人の気質、遊び心について、
私がサイモントン博士から学んだことと併せて、皆さんにお伝えしたいと思います。

サイモントン博士の人生の楽しみ方。
どんなことだと思いますか?

過去に、正直、私にとってはびっくりするような博士の行動があったのですが、
実は、それはサイモントン流の「遊び心」、そして極上の「人生の楽しみ方」だったのです。

続きは、ビデオでお話ししています。

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Frisch gekochtes Kompott aus Aprikosen mit Vanille, Zimt, u.a. Gewrzen

FROM 川畑のぶこ

「幸せに生きるにはどうしたらいいんですか?」

こんな漠然とした質問をたびたび受ける。
もし、この質問に一言で答えられる人がいるなら
私のほうが教えてもらいたい。

幸せの感じ方は人それぞれ。
人とのつながりに喜びを感じる人もいれば、
自然とのつながりに幸福を見いだす人もいるよう。

何かを達成したことで充足感を得ることもあれば、
人の役に立てたときに生き甲斐を見つけることもあるだろう。

美味しいものを食したり美しいものを目にしたときに、
あぁ、生きててよかった!と細胞レベルでいのちに感謝するかもしれない。

幸せに生きるには… そのためには某かの条件が整ったら―
たとえば
お金持ちになったらとか
欲しい物が手に入ったらとか
好きな人と一緒になれたらとか
某かの条件が整ったのなら得られるものと思っている人も多いよう。

されど人間とはまこと欲深く、ついこの間まであれほど切望していたのに、
ひとたびそれが手に入ったのなら、喜びもつかの間、
すぐにまた足りないものに目が向き、それらが手に入らない不幸を罵り、
幸せになれないと感じたりするもの。

恋人さえいれば…
結婚さえすれば…
子どもさえいれば…
もう1人子ども産めれば…
こんなに産みさえしなければ…

何度となく臨床で耳にしたこれらの言葉。

それらの条件を求めている限り、幸せとはまるで影踏みのように
たどり着いたと思ったとたんに足下からスルリと逃げ去るよう。

幸せとは「何かを手に入れる」結果訪れるものではなく、
その瞬間その瞬間、目の前に展開されていることに幸せを感じること
のできる力のことをいうのだと、つくづく思う。

一定の条件を全て持ち備えている人ではなく、
どのような条件下でも、そこにそれなりの気づきや感動をもって、
前進する力に転化することが出来る人こそ、真の幸せな人ではないかと。

幸せのレセプタを磨くとでも言おうか、開発するとでも言おうか。

そのためにはまずそのことを意識することがキモかと、
今この瞬間、身の回りに起こっていることで、喜ばしいことやありがたいこと
を意識してみることからはじめてみると良いのでは、と伝えることにしている。

そして、それも難しいというのであれば、
もうひとつ、己に究極の質問をしてみる。

「もし今日が人生最後の日だったら?」と…

チベット仏教の僧侶たちは、
混乱したら「今日死ぬ」ことをイメージするのだそう。

死の瞑想を行うことで、
いったい今の自分にとって何が真に大切なのか、
人生のプライオリティーが明確になって頭の中が澄んでくるのだそうだ。

実はこれ、私自身も日々パクリで実践しているアプローチ。

壁にぶつかったり、判断に迷ったりしたときは、
「もし今日死ぬなら、あんたはどうするの?」と己に問うことにしている。

すると明瞭な答えが、おなかの底あたりから自然と湧いてくる。

死を意識するというのは、生を意識することに他ならない。

生を輝かせたいと思うなら、人生に限りのあることを知り
一瞬一瞬、目の前に展開されている奇跡に注意を払ってみてほしい。

全てに感動するのは無理にせよ、はっとする瞬間があるはず。

人生なかなか捨てたもんじゃない…
そう思えたなら、それは十分幸せなことではないでしょうか。

PS
★ チベット仏教僧侶・ダライラマ法王主治医
Dr. バリー・カーズィン来日イベントのご案内★
(川畑のぶこもプロジェクトチームの一員です)

【1】11月3日(火・祝)10:00-17:00[1-DAY]
ハートシェアリングフォーラム
『共に病に臨みいのちの大切さを知る私たち』にて
Dr.カーズィン講演「死と向かい合い・生と向かい合う術」
※どなたでもご参加いただけます。
詳細・お申込み ⇒ 【 http://peatix.com/event/113683 】

【2】11月7〜8日(土日)[2-DAY]
『幸せの処方箋』慈悲を養う瞑想研修会
※どなたでもご参加いただけます。
詳細・お申込み ⇒ 【 http://peatix.com/event/113762 】

young beautiful girl in the summer on vacation

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
【Q】仕事をやめたことが、うしろめたいです

長年勤めた職場を退職しました。
理由は自分の気力、体力、能力に限界を感じました。

相手のある仕事で、とてもやりがいのある仕事で、
職場の人間関係もまずまずだったと思います。

しかし、上述の通り
(特に能力…カバーする為に勉強する等の気力もなく…)、
誰かの役にたちたいと思って仕事を始めたのに
このままではかえって人に迷惑をかけてしまうと思ったのです。
(私の変なプライドもあったのだと思います)。

退職する前は元々人見知りで、
それに強迫観念的なところもがあったのが少しずつ強くなって
朝早くから出勤して人が帰ってしまうまで職場に残り、
仕事内容の確認を何度も繰り返し、上司にも相談して
仕事量を調整してもらってからもその状態が続きました。

職場に15時間以上いる事が普通になって
家庭の事はないがしろにしていました。

それでも仕事は溜まる一方で、色々考えた結果退職しました。

ただ退職後も家庭の事はあまり出来ず
かえって子供の学校行事に参加するのも億劫になってしまい、
仕事より家庭が大事と思った割には思うように出来ていません。

収入は殆ど0円で、退職金は全て住宅ローンの返済につかってしまい
今は貯金を崩して生活しています。

夕食の準備はなんとかやっていますが、
それ以外は大したことはせずゴロゴロしてばかりでです。

子供の教育上よくないなぁって自分で思うのですが、
片付けようとしてもすぐ手がとまり気力がわきません。
自分がふがいないせいなのに子供に八つ当たりしてしまいます。

子供の一人は高校中退で仕事もせず家にいます。
別の子供は受験生で、本来なら今からが出費も重むから
なんとか収入を増やすか出費を減らすかしないといけない
とは思っていますが…。

とりあえず今年1年と子供の進学(公立)費用は
貯金でなんとかなるとは思っています。

でも本当にこんな生活でいいのでしょうか?

リフレッシュして気力と体力をつけて
早く仕事を出来るように今は思うのですが、
ちょっと新しい環境に入っていけない気もするし、
でももうすぐ50歳になるから再就職は難しい気もするし、
でもせっかくだからこの1年は
リフレッシュに重点をおけばいいとも思うし…。

でもやっぱり仕事をしていない自分が後ろめたくて
外出するのにも気が引けて…
ちょっと引きこもりになってしまっています。

そんな自分にイライラしてしまいます。

退職する時は、自分から退職するなんてこのご時世では
贅沢な事だし一回リセットする為にちょっと違う経験を
してみようと思っていたのですが…。

だらだらと書いてしまいました。すみませんでした。

【40代 無職 匿名希望】

―――――――――――――――――――――――――――――
【A】
FROM 川畑のぶこ

人生の大きな変換期にいらっしゃるのですね。

長年勤めて来た会社を辞めてキャリアチェンジをする、
このようなときに不安定になるのは匿名さんに限らず
誰にでも起こり得ることですので、
まずは想定内のことが起きていると思って
少し気楽に構えてみてくださいね。

気力・体力・能力の限界を「素直に認める力」
というのは素晴らしいものです。

私たちは心の奥底で限界が来ているのを感じていても、
限界を尊重することなくそれを頑に否認して頑張りすぎてしまい、
いずれ破綻してしまうことも多いものです。

限界を尊重するということは、自分を大切にすることであり、
周囲との調和をはかることでもあります。

勇気を必要としますが、その勇気をよく出されましたね。

新しい仕事を始めていなくても、
仕事が無い状態自体が新しい環境です。

新しい変化に適応するまでは、ある程度の時間がかかる
でしょうから、焦らずに、じっくり腰を据えてみてください。

他者と比較することなく、自分自身のタイミング、
個性を大切にされてください。

恐れがでたときは、
『雨風を凌ぎ、日々の糧を得るだけの先祖代々の智慧が、
私の中に生まれながらにして備わっている』
と信頼してください。

また、
『困難を学びの機会として、人生に活かす先祖代々の智慧が、
私の中に生まれながらにして備わっている』
と信頼してください。

これはご自身だけでなく、ご家族も同様です。

理想を言ったらきりがありませんが、
それぞれが個性を大切にしながら、それぞれの人生を切り開く力は
生まれながらにして持ち備えています。

今後のアドバイスとして、既にご自身もお気づきのようですが、
どうやら「全か無か思考」が強くはたらく癖があるようですので、
ファジーな部分もときには大事と意識して、
許容する姿勢を育んでみてください。

白か黒かはっきりしなくても、人生は機能しているという事実
をじっくり観察して、ご自身の人生に落し込んでみてください。

結果だけでなく、そこに心を込めて取り組むプロセスや道自体が
私たちの人生に大きな影響を与えていますし価値のあることでしょう。

人からの評価の前に、自分に最も近い自分身が自分を評価して
あげることも大切です。

人から接してもらいたいように自分自身に接しているかを振り返り、
人を喜ばす前に、自分が喜ばす努力をしてみてください。

するとエネルギーが湧いてきて、自分が真に関心を寄せること
への向学心も湧いてくることと思います。
知らず知らずの内に不安も消えていることでしょう。

幸せの条件

川畑です。
いつもメールマガジンをご覧いただいて、ありがとうございます。
今日は、都内某所のセミナー会場からお送りします。

バックに映っている5月の新緑がとても綺麗なんですが、
これでも東京なんでよね。

さて、今日のテーマは、「幸せの条件」です。

あなたは幸せの条件って、何だと思いますか?

お金があることですか?
仕事で成果を出すことですか?

それとも、お気に入りの洋服を買って、ウキウキ過ごすことでしょうか?
旅行が楽しみだという人もいるかもしれませんね。

しかし、川畑の考える「幸せの条件」とは、
こうした「何か」を実現するということではありません。

こうした「何かを獲得する」行動は、
ダイレクトに幸福感とつながっているわけではないんです。

幸福感の本質とは何か?
人は、どのような状態で満足感や充足感を感じることができるのか?

その鍵は、「何か」とは関係なく、意外なところにあるんです。

続きは、こちらで。

PS
川畑へのご質問、ご要望をお待ちしています。
https://jp.surveymonkey.com/s/L99LZ2B

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beautiful girl lying down of grass

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
【Q】いつまで頑張り続ければいいですか?

川畑先生、いつもメルマガ拝見しております。

皆様の悩みに共感したり、
先生からのアドバイスに心強く思ったりしながら、
シェアさせていただけること、大変感謝しております。

今回は私の現在悩んでいることを
ご相談させていただきたく、メールしました。

今度引越しをすることになりました。
その準備と日常のバランスが取れず、
ストレスに感じてしまします。

他の人はいろいろなことを同時に平行して
できるのに、どうして自分はできないのだろう
と、焦ったり、イライラしたり、落胆したり。

いっぱいいっぱいになっている自分に気がつきました。

こんな風にストレスを溜めてしまっているとき
どのように対処するのがよいでしょうか。

けれど本当は、引越しに限らず、いつも、
やらなくてはいけないことの対処に、きゅうきゅうとして、
それと闘っている自分を感じます。

自分の能力以上に抱え込んでしまう性格なのでしょうか。

能力が低いのに、たくさんやることをかかえて、
こなしきれずにいつも安らげないのでしょうか。

今、苦労しておかないと将来後悔することになるよ。
今、頑張らないと歳を取って方が苦労するよ。
将来のために今頑張らないといけないよ。
人生辛抱しないといけないよ。

と親や周囲の人に言い聞かせられてきました。

でも、いったいそれはいつまで続くのでしょうか。
人生そうやって、ずっと頑張り続けていくものなのでしょうか。
楽をしたら、人生を踏み外していってしまうのでしょうか。

わたしが怠け者で甘えていて、
それくらい頑張り続けるのが当たり前なのでしょうか。
と考えてしまいます。

もしよろしかったら、
アドバイスいただけましたら大変嬉しいです。

【40代 医療関係 ともちゃん】

―――――――――――――――――
【A】 FROM 川畑のぶこ

将来後悔しないために…私たちの身内ーとりわけ親は、
我が子の幸せを願ってアドバイスをくれますね。

備えあれば憂い無し。
よって、明日のためにがんばって今日苦労しておく。
でも、明日になれば明後日のためにがんばって苦労する。
来年になれば再来年のためにがんばって苦労する。

さて、それではいったい私たちは
いつ「今」を生きるのでしょうか。

もちろん、ある程度未来に備えることは大事でしょう。
ところが、それ以上に「今・この瞬間」を
イキイキと生きることは大事なのです。

なぜなら、未来は今の延長線上にあるからです。
また、未来は誰にも予測出来ないからです。

どんなに備えていても、全てコントロール出来ないのが
人生というものです。
後悔しないために今苦労するという考え方はあるでしょうが、
後悔しないために今を楽しむというのもまた事実なのです。

バランスを大切にしてみてください。

親や周囲の人々の言葉の根底には
「ともちゃんに幸せになって欲しいよ」
という愛があるかと思います。

そのために苦労も乗り越えようというエールなのでしょう。
ただし、苦労ばかりを優先しては
いつまでたっても幸せを実現することはできません。

人生の目的は幸福を体験すること。
私たちにはそれを満たす権利があります。

今この瞬間を幸せに生きられることに
意識を向けてみてください。

ただ苦労や頑張りることだけを目的に私たちは生きている
のではないということを思い出してみてください。

何をしてよいかわからなくなった時は
一気にすべてをこなす必要は無く、
私には私の個性があって、ひとつひとつを丁寧にじっくり
取り組めば良いということをぜひ思い出してみてください。

真の幸せは他人との比較から訪れるものではなく、
それらから解放されたときに
自分の深い部分からじんわり湧いてくるものです。

もし、焦りが出てきたのなら、呼吸を意識してみてください。
呼吸は過去に引き戻されたり、未来に連れ去られて
しまっている私たちの心を、今・この瞬間に戻すための
最も効果的なアプローチです。

また、他人がどうであれ、あるいは、私たち自身の
心の空模様がどうであれ、呼吸は常に私たちとともにいて、
私たちを生かそうとするありがたい働きかけです。

決して私たちを裁くことはなく、決して私たちを裏切ること
の無いこの親友である呼吸に気づき
丁寧にその呼吸をたどってみます。

そしてその呼吸に微笑みかけてみます。

呼吸に帰ることは、とりもなおさず、
自分自身に帰ることであり、自分自身を丁寧に扱うこと、

呼吸に微笑むことは、自分自身に微笑みかけることです。

Breathe & Smile

ぜひいったん手を止めてひと呼吸を意識してみてください。

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butterfly feeding on a flower

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【Q】怖くて前に進めません

私は二度の離婚歴があります。
一度目は夫の借金で堪えられなくて
子供を連れて家を出ました。

二度目は、今度こそ幸せになると思い
子連れ結婚しましたが、
再婚夫の暴力と連れ子いじめで家を出ました。

私は人間として我慢が足りないのか、
人間として失格なのかと人と会うのも怖くなり、
職場も変えましたが
二度も離婚しているという世間の目が気になり、
消極的になってしまいます。

子供たちが心配で死ぬことも出来ず、
生きることが苦しいです。

周りの友達を見ていると、
自分のみじめさわいてきて孤独感ばかり募ります。

最近知り合った男友達がいますが、
またダメになるかと思うと怖くて前に進めません。

【会社員・50代・シャイちゃん】

―――――――――――――――――
【A】 FROM 川畑のぶこ

まず、シャイちゃんに質問させていただきたいと思います。

シャイちゃんが生きることが苦しいのは
(1)2度の離婚歴があるからでしょうか?

それとも
(2)2度の離婚歴があったら、決して幸せに生きる
 ことなど出来ないという信念からでしょうか?

それとも
(3)そもそも結婚していようがいまいが、
 私は幸せな人生に値しない人間という
 根本的な信念があるからでしょうか?

(1)や(2)だとしたら、すなわち、もし結婚や離婚の
「回数」が問題なのであれば、本当に3度目の結婚で
幸せになる人はいないのでしょうか。

2度あることは3度あるのか、それとも3度目の正直
なのか、もう決まったことなのでしょうか?

私は個人的に海外生活が長かったこともありますが、
身近な人間含め、周囲には人生で複数回
結婚や離婚を経験している人たちが多くいました。

文化的にも離婚に関する偏見がないこともあるかも
しれませんが、彼ら彼女等がみんな1度や2度の結婚の
失敗のせいで、惨めな人生を生きているかというと、
決してそうではなく、それらをステップとして、
自分の人生の旅を前向きに切り開いて行っています。

人間は失敗を免れない存在ですが、同じ過ちを繰り返さ
ないよう、反省をして、より良く生きようと努力を
している人々でした。

中には多くの失敗をしたからこそ、人間的な深みがあり、
人の痛みや苦しみを理解し、思いやりや優しさをもって、
賢くしなやかに生きている人もいます。

結婚や離婚に関わらず、人生に失敗はつきものですが、
それをダメ人間の象徴と捉えるか、
学びの過程の象徴とするかはその人次第です。

結婚相手に関しては、もしかしたら、シャイさんにとって、
結婚や離婚というのは、あくまでも象徴的なライフイベント
であって、人生全般に渡って、
「所詮私はとるに足らない人間だから」
という思いがあるのではないかと気になりました。

多くの場合、これらの姿勢は親子関係など、過去からの大切
な人間関係から形成されていくことが多いのですが、

もしそのような基本信念が出来上がってしまうと、
セルフイメージは自ずと低くなり、そのイメージに相応しい
人を無意識のうちに選んでしまう可能性は高くなるかと思います。

借金や暴力の問題を抱える夫であっても、
「こんな私を好きになってくれるのなら…」とか
「私にはこれくらいの人がちょうど」と、
不健全なセルフイメージで大切な人間関係を形成して
しまってはいないでしょうか。

もしそうであれば、もういちどご自身に尋ねてみてください。
そのセルフイメージを今後も持って生きたいですか?と。

もしノーならば、シャイちゃんはどんな自分になりたい
という希望がありますか?

失敗しない人間でしょうか?
そうであれば、残念ながらその希望はくじかれることでしょう。

失敗から賢く学ぶ人間でしょうか?
そうであれば、その望みが適う可能性は大です。

幸いなことに、私たちはセルフイメージを変えることは可能です。
無論、簡単ではないかもしれません。
それでも可能です。

まずは「己のセルフイメージを変えたい自分なのだ」ということを
素直に認めて、そのための努力をする決意をしてみてください。

実際にすぐにそれが出来る必要は全くありません。
焦らずに、じっくり取り組まれれば良いのではないかと思います。

夫は自分の期待を裏切るかもしれませんが、
どうかシャイちゃん自身が
シャイちゃんを裏切ることはしないでください。

これまでの苦労をねぎらい、失敗も含めて、
あたたかく包み込んであげてください。

そう、心配する我が子を抱くように。

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flowering tree lilac as symbol spring awakening nature

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【Q】どうやって生きていこう…

どうやって生きていきたいかが、わかりません。

私は28歳の独身です。
誰もが通る道だと思いますが、これからどのように
生きていきたいのかに悩んでいます。

20代の前半までは声優に憧れていました。
声優の学校を探し体験入学もしてみて
入るつもりでいました。

しかし、なかなか仕事の休みが取れず、
仕事を変えてみました。

しかし、また、希望休日が取れなかった、
お給料も下がったので行けないでいました。

そんな悩みに付け込まれて、マルチ商法に誘われました。
借金を作る前に辞められましたが、貯金はなくなりました。

20代も後半になり、周りはどんどん家庭を築いていくので
結婚願望が芽生え、夢は諦めました。

すると、なんで今の医療事務の仕事をしているのか
わからなくなりました。

自分がどうやっていきていきたいのかという答えは、
どうしたら見つけていけるのでしょうか?

【28歳 女性 まるこ様】

―――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ

人生の目的は幸福を体験すること。

これは私の師である、
カール・サイモントンの言葉です。

長い人生の道のりで、私たちは時として
方向性を見失うことがあります。

そのような時に、道しるべとなるのが
喜びセンサーです。

「いったい私は何に喜びや深い充足感を得ること
ができるのか」ということに向かい合い、
取り組むということです。

さて、いったいまるこさんは日常生活の中で、
どのような時に喜びや幸せを感じるでしょうか?

声優になれれば人生は開けたはず、
休みさえあればその道を歩めたはず、
お金さえあれば時間がとれたはず、

みんなのように結婚して家庭さえ築ければ
幸せになれるはず。

でも、それをしたら夢をあきらめなければいけない…

まるこさんの幸せに対する姿勢には
ある一定のパターンがあることにお気づきでしょうか?

そのパターンとは、
「幸せは『何か』が手に入れば得られる」
というものです。

憧れの職業を手に入れば、
時間が手に入れば、
お金が手に入れば、
結婚ができれば、
家庭が持てれば、、、etc.

外的な条件が整ったなら、自分は満たされる。
あるいは、幸せは、それらの『何か』が足りないから
得られない、というものです。

幸せは外的な条件に依存するというものですね。

さて、それでは本当にそれらが得られたのなら、
幸せな人生は訪れるでしょうか?
それは明らかに事実でしょうか?

経験上、このような思考のクセがある人には
たとえ、外的な条件が整ったとしても、
一時的な達成感や充足感は得られるかもしれませんが、
それらが長く続くことはありません。

すぐにその環境の中に「何か」足りないものを見つけ出す
という傾向があるように思います。

その他の「何か」さえあれば幸せになるはずなのに。
と、持っているものや、やっていることは
以前と変わったように見えても、それらとの関わり方、
すなわち、あり方が変わっていないのです。

逆に幸せに人生を切り開いている人の特徴というのは、
どんな条件の下にいても、
その中に満ち足りる要素を見つけ出し、
それを堪能し、讃える力を備えています。

何をもつかとか何をするか(DOING)ではなく、
どのようにそれらと関わるか(BEING)の部分を
大切にしているのですね。

決して自分の思い通りではないけれど、
人生に無駄なものはなく、
どのような場からも、何かを学ぶことができ、
それを次のステップに生かすことができるという姿勢で
ものごとと向かい合う姿勢です。

まるこさんにはぜひ、今身の回りに起こっていることで、
ありがたいと思えることや喜ばしいことに目を向けること
を意識する習慣を身につけていただきたいと思います。

また、条件が手に入るという結果に幸せを求めすぎず、
それを目標にしつつも、純粋に心がときめくからという
理由で物事のプロセス自体を楽しむことを
意識してみてください。

喜びは喜びを生み出すことにも気づかれることでしょう。

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