親子関係

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Q.娘と夫と、自分の関係に悩んでいます。

高三の娘が泣きながら打ち明けてきました。

父と娘のふとした言い合いが発端で、
実は小学校の頃から父が嫌いで
もう食事を共にしたくない、
何を言っても聞かないし、支配しようとする。

なりたい職業があり、その大学を受験したいのに、
それができないなら、どこでもいい、死にたい。

学校が終わる頃になると、気持ち悪くなる、
眠れない、と体調を崩すようになりました。

父親は理不尽なことは言わないので、
その気持ちを話すようにいいましたが、
聞かないから、と向き合うのが怖いのだと思います。

最近は、やりたいことを頑張りなさい、と
娘の受験についても話していたので
落ち着いてきたかと思っていたのですが、
些細なことで繰り返すので、
娘は娘でいいとこ取りなところもあると思っています。

私は主人の会社を手伝っていて、
大変なのも分かっていますが
夫婦の間も、最近喧嘩が絶えないようになりました。

原因は私が反対意見を被せてくるのに
絶えられなくなってきたからですが、
私は私で繰り返してしまいます。

娘と夫のことがなければ、
私が気をつければいいだけですが、
両方に気を遣いながらに疲れてきました。

今後どう解決したらいいのでしょうか。
アドバイスいただけましたら幸いです。

【しば・50代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

大学受験を控えた娘さんの情緒が不安定で
心配されているのですね。

自分が希望する職業や大学に、
親の賛同が得られないのは
娘さんにとってさぞ辛いことであったことと思います。

ただし、親からすれば、
おそらくは娘の幸せを願ってこその
意見や助言であったことと思います。

それが娘さんからすると愛とは受け取れず、
自分や自分の人生を否定されたように
受け止めてしまったのではないでしょうか。

親が子に良い結果を期待することが
健全に作用することもあれば、
子どもの同意なく結果に執着すると苦しみが生まれます。

真のサポートとは、
自分が相手に出してほしい結果ではなく、
相手が出したい結果をサポートすることです。

もし、気がかりがあるのなら、
それをコミュニケーションするときは、
断定的または指示的に伝えず、
あくまでも自分から見てどう見えるかを伝えることを
大事にされると良いでしょう。

結果へ執着してしまう原因は恐れにありますが、
恐れは信頼感の欠如から生じます。

執着の解消策は信頼感を育むことになりますが、
それでは、どのように信頼感を育むかというと、

「娘は親の思い通りに生きないかもしれないけれど、
彼女なりに人生を切り開いていく力を持ち備えている」
 
という信念を強化するのはいかがでしょうか。
 
ここには失敗も含みます。
 
失敗するのだから信頼できないのではなく、
失敗も含めて、彼女なりに人生の課題に取り組むことを
信頼するということです。
 
また、私たちはみな、人生で
多様性を受け容れることを学ぶ過程におり、
その学びが家庭内でも実践されていると
受け止めてみるのも大切ではないでしょうか。
 
しばさんは、娘と父の関係性において、
彼女たちなりの課題があると信頼しつつ、
しばさんご自身にできるベストをつくされますように。
 
私たちは異質なものや変化を嫌う傾向があります。
 
異質なものや変化は恐ろしいのです。
 
ですので、
異質なものや変化を否定したり排除したりすることで、
安心したい気持ちが働いてしまいがちです。
 
それらの執着を手放し、変化を受け容れるレッスンに
突入していることを、また、それらをクリアすることで
人生により深みや奥行きが増し、人生が豊かになること
を信じて娘さんと向き合われますように。
 
その際、「相互理解」や「思いやり」などのキーワードを大切に。

 
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Q.いつも拝見し、参考にさせてもらっております。

30歳の娘(4人兄姉の3女末子)のことで
ご相談させていただきます。
(私、夫、3女の生活、他の子達は既婚)
 
高校生の頃、友達と思っていた子が
他の子の使い走りをされているのを見て、
アドバイスをしたところ、
  
「私にとってその子の方が大事」と言われたり、
吹奏楽部で優秀で妬まれ、孤立し、
だんだん登校拒否状態になりました。
    
なんとか卒業し、大学に進学しましたが、
1年の途中で学校に馴染めず行けなくなり
(レベルの低い大学だったので、
授業中他の学生の雑音があり過ぎて嫌になる)
行けなくなり、中退しました。
 
その後アルバイトをしていましたが、
ギターの専門学校に行きたいということで、
楽しく学びました。

しかし、ギターの仕事には就けません。
遠くのギター教室の講師になりましたが、
経営者の横暴さで3ヶ月くらいで辞めました。
 
今は年一回のライブに声がかかるだけの状況です。
時々YouTubeに動画を上げる程度でした。
 
今年3月で人間関係で、アルバイトを辞めてから
無職で自宅におります。
 
以前もあったのですが、
再び睡眠障害が現れ始め、明け方ぐらいから眠り、
昼過ぎに起きる生活になり、
スマホを手放さずSNSを見続けている感じです。
 
だんだん「私は必要とされていない、
仕事もせず、人と比べて落ち込んで、
恋人もいない、家族も作れない、
イライラして、こんな自分は大嫌い」
「早く死にたい、0にしたい。」
と連呼するようになりました。
 
幼少期は繊細さは、ややあり程度でしたが、
現在は激しくなっています。
 
先日はドアノブにベルトが掛かっていました。
 
カウンセリングに行っていましたが、
「効果ない」と行かなくなりました。
しっかりした病院に受診しようと言っても
拒否する状態です。
 
私もそういった状況で毎日が緊張で辛いし、
怖くてしかたありません。
 
娘にどのように声かけして、
私はどのように動けばいいのでしょうか?
 
長々と申し訳ありません。
 
 
【かあさん・60代・女性・パート】
 

―――――――――――――――――
  

A:FROM 川畑のぶこ
 
愛する我が子が生きる意味を見いだせず、
死にたいと訴える、親としてこれほど
苦しいことはないと思います。
 
ドアノブにかかるベルト、娘さんは
それほどに思いつめているのですね。
 
かあさんさんが母親として
どのように動けば良いのか…
 
このようなかあさんさんの悩みそのものが、
娘さんが愛に値し、生きるに値する存在
であることの証明なのですが、
親の心子知らず―
なかなか伝わらないものですね。
 
希死念慮(死にたいという気持ち)を
持つ人への接し方に関しては、
万人への正解というものはないかもしれませんが、
臨床で提唱されているものに
“TALK”の原則というものがあるので、
かあさんさんにご紹介します。
 
TALKは自殺予防のためのゲートキーパー研修
でも紹介されているものです。
  
「ゲートキーパー」とは、門番という意味があり、
自殺の危険がある人の兆候に気づいたら、
適切な声かけをしたり、話を聞いたり、
また、必要な支援につなげたりして、
見守る役割を果たす人のことです。
 
医療者や教職員、保健師、民生委員などが
主な対象ですが、
そこにTALKの原則が取り入れられています。

  
TALKはそれぞれの頭文字に、
  
T=Tell(言葉で心配していることを伝える)
 
A=Ask(「死にたい」と思っているのかを率直に尋ねる)
 
L=Listen(積極的に耳を傾ける)
 
K=Keep Safe(安全を確保する)
  
という意味があります。
 

まず、相手と向き合う姿勢として、
死にたい気持ちを批判したり判断したりせず、
ただただ、受け容れます。
 
「死ぬ気になれば何でもできる」とか
「死んではいけない」とかといった訴えは
健康な人のものの見方であり、
 
死にたい人には通用しないどころか、
逆にこの人とは解りあえないと溝を深めてしまう
可能性があるので注意が必要です。
 
 
まず、「あなたのことを心から心配している
(ケアしている)」ことを伝えた(T=Tell)
うえで、率直に死にたいと思っているのかを
確認します(A=Ask)。
 
私たちは死を語るのはタブーな話題として
遠ざけがちですが、この否認の心理は
相手がどれほど危機的な状況にあるかの
判断を曇らせてしまうことがあります。
 
また、率直に伝えることで、娘さんは
「死にたいほどの」辛さを、母親も
把握している(またはしようと努力している)、
ごまかさずに真摯に向き合おうとしている
ことを感じ取ることができるでしょう。
 
娘さんの話を聴くときは、深く耳を傾けて
受け止めてあげてください(L=Listen)。
 
娘さんの立場を想像して、
「そのような状況であれば、
そういう気持ちにもなるよね」
という共感的立場で耳を傾けてください。
 
今の彼女に必要なのは
評価ではなく受容だということを
繰り返し思い出してください。
 
そして、かあさんさんにとって、
いかに娘さんが愛おしく、大切な存在であり、
いなくなればいかに悲しく辛いかも
率直に伝えてください。
 
彼女の価値観とは異なる価値観や視点の
提示です。
 
世の中の人々がどうかは知りませんが、
少なくとも、母親は私を必要としていることが
伝わるのは大きなことです。
 
危機管理(K=Keep Safe)に関しては、
娘さんを1人にせず、
多数の目と心で見守ることが大切です。
  
サポートは、かあさんさん一人で抱え込まずに、
医療との連携も大切に、
サポートネットワークを拡充してください。
 
娘さんが以前通っていたカウンセリングが
機能しなかったとのことですが、
いちどの出来事をすべてに適用してしまう、
『過度の一般化』と呼ばれるものの見方の癖
(認知の歪み)があることが考えられますので、
別な視点の提示も大切になります。
 
「簡単ではないかもしれないけれど、
気の合う医療従事者やカウンセラーが見つかる
可能性はあるし、一緒に行ってみようか」
と促すのも良いと思います。
 
今、娘さんは健全な判断ができる状態にはない
ので受診の判断を任せずに、専門家と協力して、
必要であれば、まずかあさんさんだけでも受診し、
専門家と連携するようにしてください。
 
現状、かあさんさんご自身も第二の患者のような
状態といえますので、助けを求めてください。
 
ここに、ゲートキーパーの手引のリンクを
貼っておきますので、
ぜひいちど目を通して参考にしてください。
 
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000168752.pdf
 

そして、このような状況にあると、
自分の育て方や関わり方に
問題があったのではないかと、
ご自身を責める気持ちになるかもしれませんが、
娘さんに起こっていることは
必ずしもかあさんさんのせいではありません。
 
問題というのはさまざまな要素が
からみあって生まれます。
 
そして、私たちは人生で
みんな課題をもっています。
 
その課題はときに困難ですが、
その困難に果敢に向き合い乗り越えることで、
より人生に深みや奥行きが増し、
思いやりや理解が深まり、
調和がもたらされることを想像してみてください。

娘さんもかあさんさんも、勇者なのです。
 
今は自分のちからを信じられないかもしれませんが、
超えられない試練はなく、
トンネルにはかならず出口があることを信じて
前進されますように。
 
応援しています。
  
 
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Q.いつも断捨離メルマガを読ませて頂き、
ホッとしたりしています。ありがとうございます。

私には二人子どもがいます。
中学二年生の長男のことで相談させて頂きます。
(次男は小学三年生です)

「僕は統合失調症かもしれない」と
先日話してきました。

小六の時にクラスの一部の女子や男子から嫌なことを言われ、
地元の中学には入りたくない、という理由で私立に入り、

思春期に入り、周りと自分を比べ、
低身長(145センチ、もう声変わりもしました)、運動が苦手で嫌い、
容姿も自信が無い、と「僕は何も持っていない」と、
中一の冬頃から学校へ行くのが嫌だと言いつつ、通っていました。

小六の頃から感情的になると暴れたり(物に当たる)はしていますが、
その都度話を聞いたりしてきました。

今は夏休みで気持ちが落ち着いている方ですが、
家にいても、小六時代の事を思い出して辛くなる、とのことで、
心療科へ行った方が良いのか迷っています。

好きなことは色々ある方だと思います。

クイズや歴史や音楽など、1人でも楽しめることですが、
仲間と共有したい気持ちもあり、
それが出来ないことも辛いようです。

長々とすみませんが、よろしくお願いいたします。

【たまちゃん・40代・女性・夫の仕事の経理事務】

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A:FROM 川畑のぶこ

息子さんがご自身で統合失調症の可能性を感じて
相談してきたのですね。

息子さんご自身、とても悩んで
苦しい思いをされていることと思います。

たまちゃんさんも母親としてお辛いですね。

統合失調症は、妄想や幻覚など、
これまでなかったものが現れる陽性症状と呼ばれる症状と、
逆にこれまであったやる気や感情表現が失われたりする
などの陰性症状があります。

陰性症状はうつなど他の症状と似ているので、
それだけでは即、統合失調症とは判断し難いと思いますが、
息子さんがそのように認識されたのは、

おそらく、聞こえないはずのものが聞こえたり、
見えないはずのものが見えたりする、
また誰かからいつも見張られていたり、陥れられると感じる
などの陽性症状があったのではと推測します。

発症の原因はわかっていませんが、
脳の機能の障害で、息子さんのように、
強度のストレスを引き金に発症することが多く、
思春期や青年期に発症しやすいとされています。

また、ストレスに対して脆弱な人におきやすい
ともいわれています。

注意力や記憶力、また計画や決断などの認知機能にも
問題が生じることがあるので、
人間関係や日常生活に支障をきたすことなども出てきます。

もし、統合失調症であった場合、現在では薬の開発も進み、
早めに治療を開始することで回復も見込めるので、
精神科を受診することをおすすめします。

心療内科の受診を考えていらっしゃるとのことですが、
一般的には、
心療内科は心が原因で身体に出る症状を扱うのに対し、
精神科は心が原因で心に出る症状を専門に扱います。

統合失調症の場合、精神面の障害ですので、
精神科が専門領域になりますので、ぜひ受診してください。

薬物療法と同時に、カウンセリングや心理療法を受けて、
息子さんが自身のことを話し、じっくり聞いてもらい、
そして必要に応じて心の教育をしてもらえる環境を
つくることは大切です。

また、専門家のカウンセリング以外でも、ピアサポートといって、
当事者どうしで心を分かち合う会などもありますので、
そのような会を利用することはおすすめです。

精神科だとデイケアを併設しているところもあり、
不登校になった学生向けのさまざまなリハビリテーション
プログラムを提供しているところもありますので、
ぜひ地域の専門家に問い合わせてみてください。

デイケアのプログラムには、
ソーシャルスキルトレーニングと呼ばれる、
社会に適応するためのトレーニングや、
ネガティブなものの見方や考え方を、より健全なものに
変えていく認知行動療法などもありますので、

息子さんが同じような悩みや問題を抱える仲間たちと一緒に、
学ぶことができれば回復も早まるかもしれませんね。

心の病を抱えたときは、心の学びを深めるときでもあります。

あせらずに、どっしり構えて
この機会に学びを深める姿勢を育んでください。

大変な中にも、息子さんとたまちゃんさんがこの学びから、
豊かな未来へとつなげられることを祈っています。

  
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Q.私の家族は、姉が幼い頃から精神疾患で、
父は単身赴任でギャンブル依存症、
母は姉の介護をしています。

父は助けてくれず、父と母は別居中で、
経済的なことからなかなか離婚に踏み込めない状況です。

姉は昼夜逆転で夜しか活動せず、
母を夜中に起こしたり、叫んだり、暴れたりもします。

私はそれが耐え切れず、今祖父母の家にいるのですが、
どんどん痩せ細って、足も悪くなる母を見ていると、
私が見殺しにしているのかという気持ちになり、
なんとかして母を助けてあげたいのですが、

母に「自分を大事にして」というと
「自分を大事にできる環境じゃないのにどうやってするの」
と怒られます。

せめて母の健康面も気になるので、
物で溢れる家の断捨離を手伝ってあげたいのですが、
心配だから手伝うと言っても、
「精神的に疲れてこれ以上できない、一人でやる…」
と言っており、

私自身も毎日苦しそうな母を見ているのが辛く、
家に行くと物の圧迫感でイライラするのもあって
喧嘩腰になってしまい、
どうしてあげるのがベストなのかわかりません。

私も母の悩みを抱えすぎなのかなとも思うのですが…。

私が経済的にもっと稼げる状況にあればいいのですが、
私も心療内科に通い治療をしつつなので
出来ない自分を責めそうになります。

【ひまわり・20代・女性・学生】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ひまわりさんの、お母様への思いやりが感じられます。

そして、ひまわりさんご自身も、大変寂しい思いをされながら、
ここまで一生懸命やってこられているのではないかと拝察します。

患者さんのご家族は第二の患者とも言われます。

お姉さんやお父さんの問題から派生した、
お母さんやひまわりさんの苦悩を思うと、
お二人もまた少なからず
ケアが必要とされる立場にいらっしゃることと思います。

ひまわりさんがお母さんに思いやりをかけるように、
ぜひご自身にも思いやりをかけることを常に忘れないでください。

お母さんのケアに関しては、
物理的に部屋の断捨離を手伝うこともさながら、
まずは大変な状況をそのまま受け止めてあげることから
始めてみることをおすすめします。

部屋が散らかったり汚れたりしていれば、
手を出したくなるし、片づけないことを
批判したくなる気持ちは理解できます。

それらはすべて愛から来ている振る舞いなのですよね。

ただ、お母さんには、家族が断捨離を促す働きかけを
愛ではなく否定として受け止められているのかもしれません。

お姉さんやお父さんのことで、すでに消耗していて、
ダメな自分(母や妻として)という思いがあるならばなおのこと、
お母さんに必要なものは、「正しさ」ではなく
「共感や理解」かもしれません。

お母さんは、片づけるべきなのにできないダメな人なのではなく、
能力はあっても、そのエネルギーが枯渇していて
キャパオーバーなのだということを受け入れてあげてください。

『こんな状況であれば、片づけるエネルギーが枯渇して当然だよね。
お母さん、本当によくやっているね。
(片づけを含めて)無理しなくていいよ。』
というサポーティブな姿勢から、

『何かできることがあったら、いつでも何でも私に言ってね。』
と寄り添う姿勢は、否定から自分を防衛しようと
頑なに閉ざしているお母さんの心に光を注ぎ、
枯渇したエネルギーを充電してくれることでしょう。

そして、徐々に心を開いてくれるかもしれません。

私と母との断捨離について、参考になるかもしれないので、
ここでひまわりさんにシェアさせていただきますね。

私の母も、私と同じで、もともと溜め込み性でした。

生まれながらのダンシャリアンである父や妹が、
不要だから捨てようと庭に出しておいた家具やモノは、
翌日にはすべて母の手によって家の中に戻されるという家でした。

ところが、溜め込み共同体の長女の私が断捨離を始めると、
母も興味は示すものの、警戒もしはじめました。

そのうちダンシャリアンに寝帰った娘が、
「お母さん、あなたもやりなさい」と強要してくるのではと、
身構えていたのだと思います。

私はそんな母の姿勢を感じていましたし、
自分も母の立場だったので気持ちもわかります。

母が捨てられない理由(モノが無くて苦労したことや、
そもそも親からモノを捨ててはいけないと繰り返し教育されて
いるなど)も理解しているつもりだったので、

母自身が断捨離に取り組むことを期待していませんでしたし、
母が旅立ってから私が捨てればよいだろうと、
手放していた部分もあります。

私が努めていたのは、断捨離をするように促すことではなく、
いかに断捨離が私の人生を楽に豊かにしてくれたか、
というシェアすることのみでした。

最後に「なので、お母さんもやったらいいよ」はNGワード、
意図的に言わないように気をつけていました。

かつての私がそうであったように、
母の心理的な防衛機制が働くのを熟知していたからです。

私のシェアのあとには母からは必ず
「でも、〇〇で捨てられないのよね」と
捨てられない理由がいっぱい私に告げられました。

私はひたすらそれを受け取り、
「当然だよね。」
「無理に捨てなくていいよ。」
「それでも生きていけるから、大丈夫お母さん。」
と、捨てないことをむしろ全肯定していました。

ただし、「私は、大変だけど楽になるから捨てるけど、
 私はわたし、お母さんはお母さんだからね。」
という姿勢を貫きました。

母を懐柔する意図ではなく、
真にそれが正しい姿勢だと信じていましたので。

このようなやりとりを重ねていくうちに、
きっと母は『娘は理解してくれた。
私はわたしでOK』と受け止めたのだと思います。

私が主催するやましたひでこさんの
「断捨離セミナーに出る」と自ら申し出たのです。

これにはおったまげました。

そこからは、行きつ戻りつしながらも
母なりのペースで断捨離が始まりました。

そして、「私も手伝おうか?」のオファーに快く応じるようになり、
一気に断捨離が加速しました。

今も実家はすっきりしています。

こんなケースもあるので、
ひまわりさんもぜひ参考にしていただければと思います。

そして、最後に、お母さんはひまわりさんに対しても、
もっと愛をもって接したいのに、
そのゆとりがなくて苦しんでいるかもしれません。

そのこともどうぞ理解してあげてください。

愛がないのではなく、それを健全に表現するゆとりがないだけです。

ひまわりさんは十分愛に値するということを思い出してください。

何かをしてあげなければ価値がないわけではなく、
困難の中、祖父母のところでご自身のケアをきちんとされ、
人生をひまわりさんなりに懸命に切り開いている、
そのことだけでもすばらしい親孝行なのです。

そのことをご自身で認めてあげてください。

そして、ひまわりさんの充電されたエネルギーで、
ご家族をあたたかく包み込んでください。

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Q.去年の6月に息子は10年勤めた会社を退職しました。
理由は残業が多くて身体的に無理だと言う事です。

9月に再就職をしたのですが
重労働で心身ともにまいってしまい
1ヵ月でその会社もやめました。

それから仕事に対して恐怖があるみたいで、
現在に至って家に引きこもっています。

毎日、息子の暗い顔を見るのが辛いです。 
どうしたら立ち直ってくれるのでしょうか?
 
親は子供より早く寿命が終わります。
こんな子供を置いていかなければ
いけないと思うといたたまれないです。

毎日、息子のことで頭がいっぱいです。 
息子が仕事に行ってくれるようになるには
どうしたらいいでしょうか? 

息子に対しては明るい母でいますが、限界です。

【四つ葉のクローバー・60代・女性・事務】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

息子さんが過労で退職されたのですね。

母親として、我が子が苦しむのを見るのは
この上なく辛いことですね。

息子さんが仕事に行ってくれるようになるには
どうしたらよいかとのご相談ですが、
そのためにまずは仕事に行かないようにすることが大事です。

すなわち、ゆっくり休むことです。

クローバーさんとしては、
「早く復職してほしい」と思うかもしれませんが、
どうか、「適切なタイミングで復職する」
ということを信じてください。

適切なタイミングというのは人それぞれ異なります。
そのタイミングを誤るとつらい状況が続いてしまいかねません。

クローバーさんも、息子さんご本人も、
現状に焦りがあることと思いますが、焦りは禁物です。

息子さんなりに、試行錯誤をして、
自分自身に合っている仕事や働き方を学んでいることと思います。

これまでの働き方では、同じことが繰り返されてしまうので、
そのことをじっくり振り返り、充電されますように。

その際、「疲れたときは、休むことも仕事のうち」と
お互いに言い聞かせるようにしてください。

「10年よく頑張ってきたね。今はゆっくり休もう」と。

オーバーヒートしたときは、
さらにがんばってアクセルを踏み込むのではなく、
止まってクールダウンです。

周囲が急いで復職を迫る態度は、
『あなたはそのままでは受け入れられない=辛くても我慢して働け』
というメッセージとして伝わってしまいます。

これはさらなるプレッシャーとなり、悪循環です。

世間がどうであれ、母親であるクローバーさんだけでも、
働いていようが、休んでいようが、健康でいようが、病気であろうが、
あなたはあなたでOKよと、我が子を受け入れる態度で接することは、
癒やしを促進させます。

パラドックスですね。

そのためには、もしクローバーさんご自身が、
自分を責める態度があるなら、
それを改めることが大切になってきます。

「なにか自分の育て方が間違っていたのではないか?」
などとよぎったのなら、人生にはそれぞれの課題があって、
それを乗り越えながら大きく成長していくことを信頼してください。

もちろん、そのことでクローバーさんも大きく成長するわけです。

また、息子さんが大変な状況だと、
ずっとそばで付き添ってあげないといけないような気持ちに
なるかもしれませんが、
クローバーさんご自身の時間やスペースも大切にされてください。

サポーターが自己犠牲を払っているのが伝わると、
サポートされる側にもプレッシャーになります。

どんな状況であれ、
サポーターが充電されていて穏やかでいることは、
サポートされる側にも安心感をもたらします。

クローバーさんが息子さんをケアしつつも、
ご自身のケアができていることで、
息子さんも「自分のままでOKなんだ」という安心感が
肌感覚で得られるはずです。

これは彼の充電をも加速させます。

クローバーさんのセルフケアは
息子さんのケアにも役立つことを忘れずに。

自分と相手のケアをしつつ、
人生の未踏の地を開拓する気持ちで前進されますように。

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Mother,And,Daughter,Drink,Tea,At,Home

Q.川畑先生はじめまして。
先生の心温まるメッセージ
いつも勉強させていただいております。

私の主人は教師をしており
自分のルールに基づいて家族の監視もします。
私にはママ友と関わるな、実家に行くことや、
スマホのアプリを入れる事でさえ全て報告が必要です。

私は専業主婦なので養ってもらっている以上、
逆らう事ができません。

娘に対しての教育も厳しく雁字搦め。
遂に娘は鬱になり電車に飛び込み自殺を図った事もあり
児童相談所に一時的に送られることに。
精神科にも通っていますがなんの効果もありません。

「お父さんとは今後一緒に生活できない」と娘が錯乱したので、
現在、祖父母の家に一時的に預かってはもらってますが、
高齢の祖父母も預かるのは一年が限界だと。

「もう、何をするのも面倒くさくて何も手がつかない。
このまま死んで楽になりたい。」と部屋で引きこもり、
不登校になり留年もしました。

勉強をとても嫌がり、
仕方なく住み込みで仕事をするとは言いますが、
この就職困難なコロナ禍で
中卒で住み込みで仕事に就けるとは思えませんし、
もし働けたとしても、
また面倒くさいと辞めてしまうのではと思います。

主人は、自身の言葉の虐待の為に
娘が悩んでいるとは全く思っておらず
思春期だからだと絶対に自分の否を認めません。

主人は本当はとても心が脆く、
大声をあげて威嚇する事により弱い自分を隠して
バランスを取っているのだと思います。
主人も疲れやすく休みの日は寝てばかりいます。

かといって、主人にも精神科に行って欲しいとは
恐ろしくて口が裂けても言えません。

私自身も義母の介護と家族の板挟みで
心身ともに疲弊しており我慢の限界に来ています。

どうか少しでも気持ちが切り替えれるよう
アドバイスをお願いします。

【ラクレット・40代・女性・専業主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ご主人のマイルールに
家族が翻弄されてしまっているのですね。

教師としての任務を全うするのには、
揺るがぬ信念が必要なことと思いますが、
その信念も頑なさも度が過ぎると
周囲を窒息させてしまいます。

学ぶことの楽しさよりも、
厳しさで教育を受けた娘さんも、
親の期待に応えるのに精一杯頑張ったけれど、
ついにエネルギーが枯渇してしまったのでしょうね。

もし、これまで娘さんに、
駄目なところを指摘し克服するスタイルで
教育をしてこられたのであれば、
これはすぐにやめなければいけません。

彼女の持ち備えている良いところに目を向け、
そこを伸ばすアプローチが大切です。

問題に焦点を当てるのをやめて、
安らぎや喜びに焦点を当てる癖をつけることが大事です。

この価値観はご主人も育めていないことと思いますし、
そのことは娘さんもラクレットさんも認識されていることでしょう。

おそらく、ご主人も厳しく育てられたのではないでしょうか。

ラクレットさんにできることは、
父親がどうであれ、母親であるラクレットさんと
娘さんとの関係を良好なものにすることです。

お父さんがどう振る舞おうが、
「私はありのままのあなたを愛していて大切な存在」
であるということが彼女に伝わることが大事です。

もし、彼女が真剣に中学卒業後、住み込みで働く
という心の準備が出来ているのであれば、
それもまた彼女の人生と応援してあげてください。

実際に働くか働かないかは、さほど問題ではありません。

娘さんが、「私は信頼されている。受け入れられている。」
という感覚を抱けることが大事です。

「私は私でよい」という感覚です。
これまで「私のままでは受け入れられない」というメッセージを
受け続けてきている彼女ですから、
このメッセージは書き換えられなければいけません。

そのためには、ラクレットさん自身が
自分に同じように接していられていることが大事です。
「私は私のままで価値がある」と思えていますか。

専業主婦で養ってもらっている以上逆らえないと仰いますが、
専業主婦は奴隷ではありません。
主婦業を賃金に換算すると
年収400-600万円になるというデータもあります。

ラクレットさんはきちんと働いているのです。しかも無報酬で。
「価値のない専業主婦」という自己レッテルが、
自己評価を下げ、暴力を許してしまっているのなら、
この意識を変えなければいけません。
養う側は養っている相手に何でもしていいわけではないのです。

ラクレットさんご自身が、「私も夫と同様、家族のために
価値ある仕事をしている。夫もその恩恵を受けている。
私と夫は対等である。」という姿勢を構築されてください。

そして、言いたいことはきちんと伝える勇気を持ってください。
面と向かって伝えることが難しければ、
手紙にして気持ちを伝えても良いでしょう。
彼が冷静なときに読むことができます。

受診に関して、娘と私のために家族として
一緒に受診してほしいと伝えてみてはいかがでしょうか。

「あなたが悪いので治療しろ」と受け止められてしまっていると、
相手は防衛的になってしまいます。

そうではなく、「娘と私のために協力してほしい。」という姿勢で
受診を依頼をしてみてください。

ご自身のためにも、娘さんのためにも、
そしてご主人のためにも、毅然とした態度を育んでください。

これは自他への優しさです。

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Q.実家から出ていかない未婚の弟に皆迷惑しています。

弟の部屋は汚屋敷状態で、
荷物が階段や廊下にもあふれてきました。

結婚するまでは同居しようと思っていた両親ですが、
もう50歳を過ぎ、自分のことしか考えない
わがままな息子がうっとうしいのですが、
怒ると物を壊すので、暴力が怖くて、同居を続けています。

GWやお盆休など長期休暇や連休はいつもしんどそうで
体調を崩します。

弟が定年になりずっと一緒にいるようになったら
と思うと心配です。

どうしたらよいでしょうか?

【ぱんだ・50代・女性・実家家業手伝い】

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A:FROM 川畑のぶこ

ぱんださんのご両親への愛と、
自立しない弟さんへの心配が伝わるご相談内容です。

ご両親と弟さんの関係は、
ぱんださんがコントロールできるものではありませんが、

それぞれとぱんださん、すなわち、ご両親とぱんださん、
また弟さんとぱんださんとの関わりによって、
家族全体のダイナミズムが変わることはあり得ます。

ですので、誰かと誰かをなんとかしようと思わず、
私と誰かの関係に焦点を当てて
関わり方を考えてみてください。

理想的なのは、私(ぱんださん)とご両親と弟さんの3者で、
お互いに思っていることや困っていることを
率直に話し合う機会を設けることです。

3者であれ、2者であれ、話すときは批判モードではなく、
弟さんなりにそうならざるを得なかったであろう背景を
イメージしながら、相手を理解し、話合うモードを
大切にしてみてください。

批判されていると思うと、弟さんは過剰反応し、
暴力的な振る舞いをするかもしれませんが、
理解しようとしてくれていると感じれば、
態度は変わってくるかもしれません。

「あなたの行動をやめて」ではなく、
「あなたのことを知りたい」が前面に来ることです。

ドメスティックバイオレンスは
刑事事件にもなり得ることですから、
看過することのありませんように。

暴力を振るうから言うことを聞くというのは
ご家族の安全・安心に役立ちません。

理解を育む姿勢を保ったうえで、
汚部屋のことについて、
何が起こっていて何ができるのか、
自分たちが困っていることについて
率直に話し合ってみてください。

同時に、ご両親と弟さんには困難もありますが、
互いに一緒にいることで満たされているものもあるのかも
しれないという想像力を働かせてみてください。

たとえば、家族の誰かがそばにいるだけで、
たとえ話しはしなくても、
息づかいが感じられるだけで、なんとなく安心できる、とか。

問題や悩みを相談する、というかたちで
娘と繋がっていられる、とか。

この辺も腹を割って話してみると、
娘にはイメージしきれていなかった
親と息子の物語が見えてくるかもしれません。

マイナスもたくさんあるけれど、
それとおなじか上回るプラスがないかも振り返ってみてください。

それらをより建設的に満たすことはできないかを考えてみてください。

お盆休みや長期休暇はいつもしんどそうとのことですが、
弟さんと長期休暇はあまり関係ないかもしれませんから、

我が子や孫たちが里帰りをするので
張り切って疲れてしまっている可能性もあるかもしれませんね。

ぱんださんがお母さんのお世話をしに行くからゆっくりしてね
と関わるのはどうでしょうか。

そこでお母様が突っぱねて頑張ってしまうのなら、
弟さんともそのような関わり方をしているかもしれません。

頑張らなくていいよと、
それでもお母さんもお父さんも素敵で大好きだよという
メッセージが伝わることが大事ではないでしょうか。

もちろん、子どもや孫のためになりたいという生き甲斐を
奪う必要もありませんが。

お互いに、真のニーズがどこにあるかを見据えて、
率直なコミュニケーションをしてみてください。

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Q.現在中1の娘、小4の息子、2ヶ月の娘の母です。
主人の事が大好きな義両親と完全同居をしております。

長女が小4の時から、不登校気味に。
弟もその影響で不登校気味に。

義母は優しく、心配性。
義父は、真面目で世間体を気にする昔堅気な人。

自由で声も大きなやんちゃな長男に、義父はいつもイライラし、
しつけと称して叩いたり、恐怖で押さえつけて何かをやらせます。

私はそれがたまらなく嫌で、何度もぶつかりました。

ただ、気分次第で、自分の気分が良い時や、
子供達が良い事(テストで良い点を取る等の
義父の価値観の良い事)をする時は、
ニコニコ子供達にも優しくします。

子供達が学校に行けなくなった事も
何度話し合っても子供達を理解出来ない様です。

タチが悪いのが、私や、主人のいない時に!
必ず叩いたり暴言を言います。

息子は怯えて、お漏らしをしたり、
私が居ないと家に帰れない状態にまでなりました。

私も主人も何度も説得したり、話し合いも重ねてきました。

ただ、叩いたりした後は、別人の様に子供達にも私にも
優しく機嫌をとってきます。
(2、3ヶ月)子供達は嬉しそうに、じいじに褒められた♪と言います。

でも、私はずっとDVやないの!と許せずに我慢の日々でした。

それを繰り返して不登校気味になって今まで約3年来ましたが、
4月から登校を頑張っていた息子に対して、
また小言を言いはじめ、手も出してきました。

あまりにも理不尽なので私が、反論しましたが、
とうとう私にも平手打ちや、掴みかかってきました。
正直限界です。

毎日、義父が気になりイライラします。
別居をしようと動きはじめましたが、
子供達は環境の変化に弱く、
学校が変わる事や、自分の家を離れる事が不安で、
引越したくないと言います。

が、私は離れた方が上手く行くと思います。
のびのび育てたいです。

私が笑顔でいれば子供達も元気になると思いますが、
何が正解か悩んでいます。

【まあ・40代・女性・アルバイト】

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A:FROM 川畑のぶこ

まあさんに第一にお伝えしたいのは、
「暴力は決して我慢してはいけないもの」ということです。

お祖父さんが暴力を正当化し、やめる気が無いのであれば、
離れることは大切です。

日本では、長きに渡り、
「しつけ」という名のもとの体罰が黙認されてきました。

おそらく、お祖父さんも先代からそのように育てられたのでしょう。

ところが、体罰が子どもの心身の成長を促進することはなく、
むしろそれらを阻害し、その子の人格や人権を傷つけてしまいます。

体罰が子どもの心身の発達に悪影響を及ぼすことは、
科学的に明らかです。

子どもを体罰によりコントロールすると、
その瞬間は思い通りになるかもしれませんが、
残念ながらその行為は子どもの健全な自立のための
自発的な行為としてでなく、
諦めの行為として学習されてしまいます。

また、子どもは、親や祖父母との関係性をモデルとして、
暴力により問題を解決することや、
暴力を免れるために自己表現や自己主張を諦めることを
学んでしまう恐れがあります。

暴力は問題の種にすらなれ、解決には繋がらないのです。

近年、虐待により刑事事件がニュースになることが増えましたが、
加害者は「しつけだった」と主張するのに
驚く人も多いのではないでしょうか。

しつけというのは、
その子の発達や人格を健全に形成させたり、才能を発揮させたり、
自律的な社会生活を営めたりするようにするサポートです。

体罰はそれらをもたらさず、
たとえ、親や祖父母がしつけと思っていても、
子どもに身体的苦痛を与え、
子どもの心身のバランスが崩れている状態は
体罰に該当するものです。

日本は、児童虐待に関する法の整備に甘い部分がありましたが、
2020年4月に、児童福祉法等改正法により、
親権者等は、子どものしつけに際して、
体罰を加えてはならないことが法定化されました。

体罰は違法です。

孫がいうことを聞かないので平手打ちをするのは体罰であり、
通報されたら逮捕されることもあります。

体罰を与える保護者は
自身が刑法上の犯罪に加担している意識が薄いでしょう。

「身内だから」、「我が子だから」と、
まるで「自分のモノ」のように子どもを扱う(人権侵害)ことが
多いのです。

体罰と同様に、子どもに怒鳴ったり、暴力の場面を見せたり
(母親が父親や祖父母に殴られるなど)、
心を傷つける暴言(バカにしたり、笑いものにしたり、辱めたりする)
ことも、子どもの人権侵害で虐待に当たります。

まあさんも、これらの情報を整理したうえで、
もういちど義父さんと話し合うことで改善が見込めるのなら、
話し合いをしたら良いでしょう。

話し合いが不可能な場合、親にできることは
シンプルに子どもを暴力から遠ざけることです。

話し合いと同時に、
在住地域の児童相談所や福祉事務所などに
予め相談しておくと良いです。

児童相談所はまあさんのようなケースへの、助言をくれたり、
必要であれば介入もします。

また、虐待をする保護者
(まあさんのケースであればお義父さん)への指導もします。

子どもの安全を守る第三者の存在により、
お義父さんの意識も変わってくるかもしれません。

まあさんが不在のときに義父による虐待があるのであれば
なおさらのこと、いちど相談してみてください。

子どもにとって、引っ越しで、
慣れ親しんだ学校や友達と離れることが苦痛であれば、
上記のような連携の中で、学区内での引っ越しも
検討しても良いのではないでしょうか。

万一、学区が変わってしまったとしても、
引っ越しによる苦しみと、虐待の苦しみを比較したときに、
虐待の苦しみが大きいのは
火を見るより明らかではないでしょうか。

今まで多くの苦難を乗り越えてきている子どもたちです。

引っ越しの苦しみも乗り越えられると
信じてみてはいかがでしょうか。

体罰や虐待の問題は、加害者のみならず、
周囲の一人ひとりが意識を変えていく必要があります。

まあさん一人で抱え込まずに、
サポートの輪を拡充して前進されますように。

応援しています。

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Q.中学二年生になる長男のことで悩んでいます。

長男は、中学受験をしましたが、
第一希望の学校には合格できず、
公立の中学校に通っています。

受験勉強からの反動か、テレビや動画ばかりみて、
試験前でも勉強しません。

サッカー部に入りましたが、
不整脈や息切れを訴え、休部しています。

病院で様々な検査をして、
(心電図を1日装着するなど)異常なしでした。
学校が終わるとまっすぐ帰ってきて
平日も休みの日も、友達と遊ぶことはなく、
家で動画やテレビをみて外出することはないです。

一度、手首をカッターで切って、話し合いをしたときには、
生きていて楽しくない、死にたいといわれました。
(しかし、深くは切れなかったようで
出血はしましたが、今は傷跡が残る程度です)

親としては、死にたいなんて考えてほしくない、
部活に行って、友達と遊ぶといった
中学生活が楽しかったと思うような経験をしてほしい、と思います。

学校でのクラスメイトからの印象
(カードにその子供の印象を書いてまとめたものを見た)は
「大人しい」ばかりで、先生との面談でも、大人しいといわれました。

家ではそんなことはなく、気に入らないことがあったり、注意すると、
「チッ」と舌打ちをして無視するか、暴言を吐きます。

話し合いをすると、親を侮辱し、傷つけるようなことを言います。
(クズからはクズしか生まれない、クズとして最後まで育ててください
といわれたのがショックでした)

私も夫も長男のことが心配で、
仕事が手につかなくなることがあります。
素直になって心を開いてほしい、と切実に思っています。

アドバイスをいただけると幸いです。

【RYOKO・40代・女性・会社員】

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A:FROM 川畑のぶこ

我が子が生きるのがつらく死にたいと
訴えるのを聞くのは、この上なく辛いことです。

RYOKOさんの子どもに幸せに生きてもらいたい気持ち、
苦しみを取り除きたい気持ちは、
全世界の母が共有する感情でしょう。

私たちは、自分の本性(自然)から
離れてしまったときに病みます。

医学の父、ヒポクラテスは
「自然から離れるほどに病気に近づく」と説いています。

それでは、息子さんが、息子さんらしく生きるということは
いったいどういうことなのでしょう。

このような己の存在意義に関する問いへの明快な答えというのは、
即座に得られるものでもないと思いますし、
おそらく息子さん自身、同じ問いに悩み、
探求の過程にいるのではないでしょうか。

自己アイデンティティーを確立する過程というのは
もがきがあるものですし、思春期は親への反抗もありますから、
ケアはしつつも、どうか心配しすぎずに、
温かい気持ちで息子さんに寄り添ってください。

そして、幸せの感じ方に関しては、人それぞれ異なり、
親子でも異なるということを認識しておいてください。

親の思い描く幸せが、決して子どもの思い描くそれとは
一致しないこともあります。

誰かにとっての喜びが他の誰かにとっては
苦しみになることもあるのです。

人とワイワイ交流することに喜びを感じる人もいれば、
静かに一人の時間や空間をじっくり味わうことに
深い喜びを感じる人もいます。

このような生まれ持ったパーソナリティーに優劣はなく、
それぞれに長所も短所もあります。

みんなから「大人しい」との印象を持たれる
息子さんとのことなので、
きっと一人の時間や空間を大切にしたい
パーソナリティーなのではないでしょうか。

ご自身のニーズをきちんと満たすために、
学校から早く帰ってきているのかもしれません。

おそらく、RYOKOさんは
人と触れ合うことに喜びを感じる方なのでしょう、
すると「大人しい」というパーソナリティーを
対人交流が苦手と否定的に捉えてしまうかもしれません。

でも、大人しい人にも「思慮深い」「穏やか」
「洞察力がある」「自分の世界を持っている」など、
長所はいくらでもあるはずです。

そうであれば、それを受け入れ認めて
関わり合う姿勢を大事にしてください。

「部活に行って、友達と遊ぶといった
中学生活が楽しかったと思うような経験をしてほしい」
という気持ちを、
「幸せを体験して生きてほしい」という気持ちに切り替えてください。

そして、「彼なりの幸せの体験の仕方」があり、
それは彼はいちばんよく知っていることを受け入れてください。

さもなくば、自分でない自分になることを強いられる、
生きづらい世の中になってしまいます。

学校で多少無理をしてストレスになっているのであれば、
せめて家庭だけでも、彼が彼のままでいられる、
心地よいくつろげる居場所としてあげてください。

そのことで息子さんの心が充電されたのなら、
また明日も学校で頑張ろうというエネルギーに
つながることと思います。

私たちは子どもに対して己のごとく向き合ってしまいますが、
相手は立派な人格をもったひとりの人間であり、
自分とは別の存在であることを思い出してください。

同じものを食べて、同じ空間で過ごしているのに、
しかも私から生まれているのに!?
なんでこんなに違うんだろう?面白い!

と、お互いの違いから何を学べるのか、
愛ある好奇心を持って向き合ってみてください。

違いを好ましくないこととしてでなく、
新たな価値を学ぶ機会として
受け止めることができたなら、
人生は息子さんにとっても、RYOKOさんにとっても
より豊かになることと思います。

  
  
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20211018

FROM 川畑のぶこ

今日は、ポトスさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
浪人生の息子への干渉をやめられません。

浪人するからには上位校を目指すと、
塾代を出す時に息子は頭を下げました。

夏休みまで、信じて
なるべく何も言わないようにしましたが、
もともと勉強が、
特に理系科目が好きではないはずなのに、
どうしてもサッカー部に入りたい、
私立ではメンバーになれないから
国立に行くと言っています。

それなら、加点や免除のある英語は
外部試験を頑張ろうと、
主人は、本人を追い詰める意図もあってか、
次々と申し込みをしています。

夏休み前での不合格は仕方ないとして、
9月受験は絶対合格するつもりで頑張ろう
と言っておいたのに、
対策問題集もやってなかったという有様。

まだ何度も受けられると、
タカをくくっているように見えます。

私の我慢の限界を超え、
うるさく干渉が始まってしまい、
息子も反抗してくるようになりました。

この子はこういう子だと受け入れなければ
ならないと分かってはいますが、
この自信はどこから来るのか、
家の手伝いもせず、
塾で頑張っていると思いきやカラオケの
プリペイドカードがポケットから出てきたり、
漫画が増えていたり。

心配というより、お金がなくて検定試験も
受けられない人もいるかと思うと、
真面目に勉強しないことにとても腹が立ち、
「自分の人生をどう生きるか考えて」
と言おうにも、
親の言うことはうるさいだけのようです。

プライドだけは高く、
上位校に合格しなければ就職するというので、
「資格も何もないと難しいよ」と言うと
「そうだな」と言うものの、
必死に勉強する様子はありません。

私は、子どもを見守ることができずに
恩知らずと思ってしまう自分が悪いのか……
と反省し、笑顔で声をかけようとしても、
顔を見ると余計なことを言ってしまうようです。

どう対応すればよいのでしょうか。

   
【A】
ポトスさんの母心・親心が伝わってくるご相談ですね。

往々にして子どもというのは、
特に息子さんのようなティーンエイジャーであれば
親の言うことをうるさがるものですが、

親ですから、やはり子どものことは気になりますし、
言うべきことを言うというのはいいことだと思います。

子どもに対する思いやりや愛情、
そして、しっかりと賢く強い子になってほしいという、
ある程度の厳しさ、、、

そういったところからしっかりと伝えるべきことを
伝えている範囲だとポトスさんが思っているのであれば、
それは丁寧に伝えたらいいと思います。

ただ、こうしなさいよ、ああしなさいよ、
お父さんが試験申し込んできたんだから受けなさいよ、
というような伝え方は、
指示や命令になってしまいますので、NGです。

そのようなトーンで言われると、
息子さんご本人も快く対応はできないと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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