断捨離/掃除・整理・整頓

190722

こんにちは! 川畑のぶこです。

7月12日から14日まで、「沖永良部島心のケアフォーラム ~空と海の瞑想の旅 3-dayワークショップ~ 2019」というイベントがありまして、私の故郷・沖永良部島に行っていました。

先週と今週のビデオメルマガは、そのイベントでご一緒させていただいた、スペシャルな方々とわたくし川畑との対談をお届けしています。

さて、今回は、断捨離のやましたひでこさんにお付き合いいただきます。

「今」「ここ」「私」を軸にして進める断捨離は「片づけ」という行為を通して行う認知行動療法だと、やましたさんはおっしゃいます。たかが片づけ、されど片づけ。目の前のモノと向き合い、自分との関係性を問い直すことで、心の中に潜む執着心を手放し、自らをケアし、私らしく生きることにつながっていきます。

「心のケア」と断捨離の関係、奥が深そうです。
どうぞ、じっくりご覧くださいね!

続きは、ビデオでお話しします……

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20210705

FROM 川畑のぶこ

今日は、まりもさん(40代・専業主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
中学3年の娘のことで悩んでいます。
娘は不登校が4年続いています。

最近家から出ることもなくなり、
家で暴力を振るうようになりました。
時には包丁を出して見せつけることもあります。

昼夜逆転の生活で、自堕落と言うよりは
毎日苦しんでいるように見えます。

精神科の思春期外来に通院していますが、
近いうちに入院することになりました。

入院について説得することが難しいので、
外来に行くふりをしてそのまま入院する予定です。

娘の今後のことを考えたら、生活を整えて、
心を元気にする為に入院が必要だと分かっています。

しかし、入院させることが悲しくて、辛くて、
申し訳なくて、私は独りになると泣いてばかりです。

入院を前向きにとらえ、
心を回復させるため、この子の将来のためと
自分に言い聞かせてはみるものの、
辛くて仕方ありません。

入院当日、病院に連れて行くことを考えただけで、
逃げ出したい気持ちでいっぱいになります。

娘は夫が一緒だと出掛けないので、病院には
私ひとりで連れて行かなければなりません。

どうしたら強い心で入院を勧められるでしょうか?
アドバイスをお願いいたします。

 
【A】
まりもさんの娘さんへの想い、愛情、
そして苦しみが伝わってきます。

私も一児の母なので、
このような状況になったらどうかなと想像すると、
本当に胸が締め付けられるような気持ちになります。

まず最初に、まりもさんがされた判断は
本当に正しい判断だと思います。

娘さんとしては、入院なんてしたくないし、 家にいたい、
自分のスペースや時間が欲しいと思っていると思います。

そして、親としても、愛する我が子は
できる限り自分の目の届く所に置いておきたい
という気持ちがあると思います。

でも私たちは、時として
心を鬼にしなくてはならないこともありますね。

鬼手仏心、鬼の手も仏の心という言葉がありますが、
最初は痛みや苦しみが伴うかもしれないけれども、

でもこれは、どう考えても我が子にとっては
大事なんだと親が思うことで、
子どもには正しい判断ができない部分を、

親が時には心を鬼にして、
でも根底には仏の心があって、

我が子にとって、今は苦しくても
結果的には必ず良いことが起きるんだという希望
を持って取り組むときに、

その痛みや苦しみは決して無駄にはならないのだ
ということを知っておいてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210628

FROM 川畑のぶこ

今日は、むくちさん(50代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
実家の空き家の遺品整理、
処分について悩んでおります。

一人暮らしだった母が
突然の交通事故で亡くなって、5年が経ちます。

今でもほとんど、母がその日まで
いつもと変わらぬ日常を過ごしていたままの状態です。

この5年間、月に1〜2度のペースで訪れてはおりますが、
家屋も老朽化してきておりますし、
いつまでもこのままにしておくわけにはいかない
と思うのですが、なかなか行動できません。

私自身、体が動くうち、頭が回るうち、と思うのですが。

妹がおりますが、
フルタイムで仕事をしており運転ができません。
折に触れて相談するのですが、積極的ではありません。

どこから手をつければよいのか…
全部自分でなんて考えてはおりません。
ある程度やったら業者に任せるしかないと思っています。

ただ、できるだけ自分でやりたい
という気持ちが何処かにあります。

母が急逝してからは心のバランスも崩し、
心療内科にもお世話になっております。

やっと母が亡くなったことを
受け入れられるようになったところですが、
頑張って実家に出向いても、まだ、
ひとつひとつに母を思い出してなかなか進みません。
 
 
【A】
交通事故で突然、お母さんがいなくなってしまった。
病気で、ある程度心の準備もしながら…という状況とは
また違ったショックがありますね。

ショック状態から立ち直るペースは人それぞれ違います。
 
むくちさんは「もう5年も経っちゃって…」
と思っていらっしゃるかもしれませんが、

それほど愛おしいお母さんとの関係ですから、
「しっかりと5年かけて向き合っている」と
受け止め直してみてくださいね。

また「自分でやらなきゃ」「頑張らなきゃ」
という焦りがあるのであれば、

どうか焦らずに、「やるべきことができていない」
とご自身を責めることなく、
「ちゃんと必要な時間をかけて取り組んでいこう」
と思うようになさるといいと思います。

周囲に助けを求めること、専門家の力を借りることも
このようなときにはとても大切です。

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200316

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ハナタンさん(50代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は強迫性障害を患い、22歳の秋頃から心療内科に通院・服薬しています。
 
特に物が捨てられません。そのくせ、100均などの雑貨が大好きです。
また、小型犬を2匹飼っているのですが、汚部屋になってしまい、
一人のヘルパーさんは私の部屋の臭さに耐えきれず、辞めていかれました。

主治医には1日1個捨てて行ってごらんなさいと言われましたが、
私の性格上、もっと早く結果が出て欲しいのです。
片づけ業者に頼みたくても、生活保護を受けており、
まずお金を貯めないといけない状況です。
 
なぜか八方ふさがりに思えて、どうしたらいいのか分かりません。
時々、死にたくなります。
私はどうしたら心の平安を得られるのでしょうか。教えて下さい。
~~~~~~~~~~~
  
強迫性障害というのは、昔は神経症などと呼ばれたりしましたけれども
何かせずにはいられない状態ですね。
 
例えば、何度も手を洗って、潔癖にしなきゃという状態に追い込まれたり
鍵かけたかなと何回も確認しに帰ったり、コンロの火消したかなと
気になって何度も確認してしまったり。

追い立てられる、駆り立てられるような、強く迫られると書いて
「強迫性障害」。20代くらいで発症する人は多いです。

まず、服薬はとても大事なので続けてください。
もう一つお勧めしたいのはカウンセリングです。

今日は汚部屋のことが書かれていますが、もしかしたらそれは表面的な
ことで、その奥に、自分の心の中で解消しきれていない課題があったり、
見ないようにしていた何かがあったりして、それが今の汚部屋の状態に
出てしまっているということもあるかもしれません。
 
その場合は、段階を経て、根底にあるものを見ていくのも大事です。
プロのカウンセラーはそういったところも丁寧に見てくれると思います
ので、通院中の心療内科にカウンセリングがあるようならぜひ受けること
をお勧めします。

ものの見方や考え方を不健全なものから健全なものに変えていく
認知行動療法というものがありますが、私もカール・サイモントン博士から
このセラピーを学んで、人生が本当に楽になりました。
   
  
 
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maxresdefault (8)

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ヒカルさん(50代・製造業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。ブログ等々、いつも拝見させて頂いております。

結婚して25年になりますが、夫婦共に、片付けが苦手です。
どちらも長男長女で、共に実家から、結婚するまで、
独り暮らしもしたことの無い二人でした。
いつも、片付けは、両親がしていてくれていたからかも知れません。

その証拠にお互いの実家は整理整頓がされています。
特に家内は、『物』に対する執着、倹約家で、
『もう、こんなの使わないだろう』と言う物迄、取っておきます。
捨てることが出来ません。

一度聞いたことがあるのですが、断捨離してみよう、と言いましたら、
『断捨離の先生方は、他人の物だから、思い入れが無いから、
スパスパ捨てることが出来るのだ』と言われました。

『ゴミ屋敷』迄は、行きませんが、物で溢れているので寝る場所も一苦労です。
そこは、賃貸のアパートなのですが、片付けられない為、
引っ越しすることも出来ません。いつしか、別居になってしまいました。

子供は、そんな環境の中で育ち、家内に似て、捨てることが出来なくなって
きています。「捨てる」と「もったいない」の境界線がわからないようです。
どうしたらよいでしょうか?宜しくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

ヒカルさんの切実なお悩みです。いつしか別居になってしまいましたとのこと、
おそらくヒカルさんが、奥様とお子さんがいらっしゃるお家を出られて、
違う所に引っ越されたのかなと推測いたしますが、どうでしょう、
ヒカルさんご自身は、別居後、ご自身のスペースが整理整頓がされて
心地良く住むことはできているでしょうか。

もし、それができているのであれば、奥さんが、まだ人間関係、夫婦関係を
続けていきたいという思いがあったとき、ヒカルさんの居宅の方に行って、
「なるほど、本当にすっきりしているな」と、ヒカルさんの背中を見て
影響を受けるということはありますね。

そうなると、別居はある意味、前進するための必要なプロセスだったのかな
と捉えることもできますね。ぜひそうなるといいなと思います。

そして、「断捨離の先生方は、他人の物だから、思い入れがないから
スパスパ捨てることができるのだ」ということに関しては、まず、断捨離
というのは、人の物には手をつけないというルールがあることをお伝え
しておきます。

私自身も実家の母親の断捨離を手伝いましたが、それはそれは、
一筋縄ではいきませんでした。私の母は、昭和の一桁台の生まれで、
物がなくて困っていた世代です。物を大事に使おうという刷り込みが、
私たち以上にされている世代なわけですよね。

ですから、そこに対してどうアプローチするかというと、
厳しさや怒りから、批判からアプローチするのではなく、
相手を深く理解して、思いやりを持って接するというところから
始めることが大事になってきます。

「もったいない」ということの解釈についても、世代や環境によって
さまざまですね。何に対して「もったいない」のか。今一度考え直して
みることも必要です。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_458346571

Q:こんにちは。
先生の断捨離の書籍を拝見し、
自身は実践ができるようになってきました。
 
しかし、家にいる3歳、6歳の子供が家を散らかします。
 
おもちゃも、私はあまり買い与えないのですが、
祖母からもらったものや、今まで作った工作の作品など、
どんどん増えていきます。
 
私は、子どもがいない時に、
もう遊んでないおもちゃや、過去の作品などを
こっそり捨ててはいますが、
これもどうなのかなあ。と思います。
 
以前、先生がメルマガで、ご自身の息子さんにも
小さいうちから断捨離を教えていると言われていましたが、
ご自宅・ご家族にどのように伝えておられるのか、
具体的に教えて頂けると嬉しいです。
 
どうぞ宜しくお願いします。
 
【ポララ・30代・主婦】
 
 
————————————
 
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
ポララさんこんにちは。
 
日々、断捨離に勤しまれているご様子、何よりです。
 
そう、自身の断捨離が進むと、
次なる難関は、家族や同居人のモノなのですよね。
 
というより、自身の断捨離が進む前に他人のモノが気になり、
片づかない理由にしていることも多いでしょう(^_^;)
 
 
ポララさんのお子さんは3歳と6歳とのこと。
断捨離を教えるのにとても良い時期だと思います。
 
まず、ただ「片づけなさい」とか「捨てなさい」とかと、
ガミガミ言うのではなく、
本人たちに穏やかに、笑顔で問うてみます。
 
「お部屋が散らかっているのと、片づいているのと、
どちらが気持ちいい?」と。
 
片づいている方が気持ちいいと答えることで、
片づけとは気持ち良い状態をつくることであると認識してもらいます。
 
さらに、「モノが増えて散らかると、どうなっちゃうかな?」
とクイズっぽく尋ねます。
 
気持ち悪いということ以外にも、
ホコリやカビやダニなどが増えやすく、
健康に悪い、菌がいっぱいになっちゃうこと、
 
モノがいっぱいだと、
何がどこにあるのか分からなくなって、
探すのに時間がかかってしまうこと、
 
すると遊ぶ時間が減ってしまうこと
などを分かってもらえると良いと思います。
 
災害などで、避難するときに床にモノがいっぱいだと
逃げ遅れたり危なかったりということに
気づいてもらうのも良いですね。
 
くれぐれも説教ではなく、
クイズで子どもたち自身に答えさせてあげてください。
 
答えがなかなか出てこないときは、ヒントを与え、
自分たちで発見できるよう促すと良いと思います。
 
単に「良い」とか「ダメ」とかと伝えるのではなく、
動機付けが大事です。
 
言われるからやるのではなく、積極的な思考をもって、
自分自身がそれを大事だ、と思うからやるという流れを作ります。
 
 
我が子の場合は、実際にカビやダニの写真などを見せて、
目に見えないところでこういうものたちが増えちゃう
ということを具体的に教えました。
  
「増えちゃうから片づけようね」と親が結論づけず、
 
「増えちゃうんだってー!」
一緒に「えーっ!?キモーッ!!」
 
「どうする、どうする?どうしたらいいと思う?」
「もうおうちに住むのやめて外で暮らそうかー!?」
 
なんて、一緒に驚き学んでいる感じも大切にしています。
 
子どもによっては実際の写真はショックや恐怖が強すぎるなら、
イラストなどを使うのも良いと思います。
 
いずれにせよ、片づけが自分のこととして
関連づけられるようにできると良いですね。
 
おもちゃや作品などは、うちの場合は総量規制を働かせて、
そのスペース内に収まらない場合は、
ほかの何かを手放すルールをつくっています。
1 in 1 outです。
 
人生、アレもコレもぜーんぶ、
欲しいものは欲しいと手に入れるのではなく、
 
何かを選び取るためには、何かを諦めなければいけない、
智慧と忍耐のルールも学ぶ機会としています。
 
この、選び抜く力=選択と集中は、
子どもの将来に役立つと考えています。
  
作品は学校などで半ば強制的に作らされて、
さほど思い入れのないものも多いでしょうから、
 
本人や親が気に入っているものと、
そうでないものを取捨選択すると良いでしょう。
写真に収めるのもひとつですね。
 
取っておいたモノでも、時期が経つと、
「もう要らない」ということもあります。
 
うちは1ヶ月くらい経つと大抵のモノは「もう十分」と、
要らないモノに分類されます。
 
2〜3ヶ月後に軍落ちしてサヨナラするものもあります。
 
ファーストフードやレストランのお子さまセットなどに
ついてくるおもちゃなどは、
その日のうちにサヨナラというものも多いですね。
 
心が使うもの(=物理的に使わなくても、
それがあることで心が躍動したり安心したりできるもの)も含め、 
定期的に「まだ使う?」と尋ねるのも良いでしょう。

モノではなく、体験や思い出そのものを、
イライラではなくごきげんを大切に日々過ごすことの大切さを、
親子で共有できれば最高ではないでしょうか。
   
    
ーーー
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Q:この春37年間務めた職場を退職しました。

断捨離を学んでいたので
もう必要なくなったスーツやハンドバックなどすべて処分しました。

家の中を今自分が好きな物、ときめくものだけに絞って
快適な生活をしたいのですが・・・。

主人は、5年前に体調を崩して退職して以来、時間が止まっています。

働いていた時着ていたスーツやカバン類すべてそのままです。

「もう、処分していい?」
「ダメ」
「じゃあ再就職するの?」
「しない!」
「じゃあ処分したら?」
「ダメ」

堂々巡りです。

自分の部屋はいつ作るかわからないプラモデル類で
天井までうず高くいっぱいです。

膀胱がんを患ったのにタバコもやめられず、入退院を繰り返しています。

私は自分の部屋はおろか自分の机すらありません。

主人は昼間ずっと寝ていていつ起きてくるかわからないので、
掃除機もかけられません。

キッチンのテーブルでやりたいことをしていても、
主人が起きてくると中断せざるを得ない状況です。

それで退職して以来、毎日外出するようにしています。
それはそれで楽しいのですが、ちょっと疲れてきました。

私は家でも邪魔されない自分の居場所が欲しいのです。

もっと広い家を買おうかと思いましたが、
もはや主人には引っ越しに伴う諸々に耐えられる気力体力はありません。

主人の事はとっくに見切っていますが、
主人の父も末期症状なので人として見放せない状況です。

それまで貯めてきた貯金で近所に中古マンションを買って
自分のアトリエにしようかと考えていますが、なかなか踏み切れません。

でも、このまま時間だけが経過するのもなんだかなあと思います。

客観的なアドバイスをお願いします。

【ペコちゃん・60代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ご自身の理想の住まいと、ご主人の健康状態や退職に伴う現状とが
うまく折り合わないのですね。

そんな中でも、ペコちゃんさんが外出するなどして
ご自身の時間や空間をつくっているのは、とても賢明で健全だと思います。

これは続けられると良いと思いますし、
街全体を自分の住まいとして、ネットワークを広げることは重要と思います。

共有スペースがほとんどの住まいにおいて、
夫婦間でモノに対する価値観が異なるとき、断捨離は難航しがちですね。
 
ただし、同時に、
互いの価値観に向き合う良い機会が与えられているともいえます。
  
これは、相手の価値観を理解する力が試されるときでもありますね。
  
私たちは自分と異質なものを排除したり批判したりしがちです。
  
自分にとってのガラクタは、夫にとっては宝であったり、生きた証だったりします。
  
とりわけ、本人の体力が弱っていたり、病気があったりするのなら、
そして、それゆえに自分は存在価値がないとか、
生きる意味がないとかという思いが過りがちでしょう。
 
そんなとき、自分が元気だったり、活躍していたりしたときのモノたちは、
単なるモノとしてではなく、自分が存在するための免罪符として
機能することだってあるのです。
  
「モノはモノであってモノでない」ということを心して、
モノの背景にあるものに目をやり、
思いやりをもって接することが大事になってくるでしょう。
 
夫にとって存在証明であるモノに対して妻がガラクタ扱いをしたなら、
それは存在の否定として解釈されかねません。
 
そのような文脈から、夫は決して
「ガラクタを捨てるな」と言っているわけではなく、
モノを通して「私の存在を大切にしてくれ」と、
叫んでいるのだと解釈してみるとよいでしょう。
 
ペコちゃんさんがそのようなご主人の気持ちを深く理解し、
ご主人がペコちゃんさんに理解されたと感じたときに、
夫はモノを通して存在の主張をしなくてよくなるかもしれませんね。
 
ぜひ愛ある対話を重ねてみてください。
   

ーーー

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shutterstock_1348911656

Q:断捨離塾に入ったばかりの51歳、医療職をしています。
最初から、夫の家族と同居です。

自分のタイプというと、真面目だけどダラシなく、
子供のときから片付けが苦手でした。

子供は3人。
長男はダウン症で、続いて長女は胆道閉鎖症という病気で、
色々大変なことが続きました。

そんな中、二女も生まれ、3人年子状態でした。

小さい子供がいるにも関わらず、
片付けがなかなか出来ず、どの部屋もゴチャゴチャ。

姑とも上手くいかず、住宅ローンも抱えてたので、
2年ほどは主婦してましたが、
あとは、ずっとフルで働き、夜勤もしてました。

当然家はとっ散らかったまま。子供もそれぞれ問題を抱えてましたが、
特に長女は心身共に難しく、中学不登校、
通信高校はなんとか卒業し、
勉強出来ないのにAO入試で私立大に入り、3年で中退しました。

何度か体調を崩して入院する事もあり、
学校との両立が出来ず、夢も希望も失いました。

理由に、私がダラシないこと、ゴミ屋敷のせいで、
子供の頃からのストレスでこうなったんだと言います。

家にいるのがいやで、16歳で家を出ました。

そのためずっと資金援助をしてます。
結局借金も雪だるま状態になり、
現在娘との関係と家計の修復を切に願って、断捨離塾にも入りました。

でも、まだまだ不安な気持ちでいっぱいです。

【マドレーヌ・50代・看護師】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

障害や病気のあるお子さん3人を育てながら、
フルタイムでお仕事もされていたのですね。

本当に朝から晩までフル回転で、
マドレーヌさんご自身の時間をとる暇なく、
走り続けてこられたことと思います。

まずは、そんなご自身を称えてあげてください。
「よくがんばってきたね、私」と。

まず、マドレーヌさんが、ご自身の過去を反省することは
大いに結構ですが、反省を通り越して、
後悔や罪悪感を抱き続けることは非建設的です。

とりわけ罪悪感が続く限り、娘さんの自立は阻まれるでしょう。

「私のせいでこうなったのだから」
「私が娘の人生の責任をとらなければ」と。

マドレーヌさんがずっと資金援助を続け、
娘さんはそのような罪償いに依存し続け、
自分の人生を誰かのせいにし続ける。

自分の人生を自分で切り開く機会を奪われてしまいます。

育児の最終目標は子どもの自立であり依存ではありません。

借金をしてまでも援助をすることで、
「私はこんなにやっているんだ」
「身を粉にして娘に捧げる良い母だ」と、
マドレーヌさんの無意識は、罪を償おうとするかもしれません。

でもこれは、育児の本来の目標から離れてしまっているのです。

まず、人間は誰しも失敗を免れない存在であることを受け入れてください。

私も、娘も、夫も、姑も、他の人も、みんなです。

失敗しないなら、それはもはや人間とはいいません。

みんな、不器用に、いびつに、自分なりのベストを尽くして、
失敗を繰り返しながら一生懸命人生を切り開こうとしています。

たとえ、それが誰かの理想通りのタイミングやかたちでなくても、です。

片づけが得意な人もいれば、不得意な人もいます。

私たちの多くは、ものに乏しかった時代の価値観を受け継いで育っています。

使えるものや使えそうなものはすべて取っておくのが当たり前で、
そのようなものを捨てるのは罪なことと。

ものが溢れて困る時代には適さない教えが、
無意識のうちに刷り込まれてしまっています。

マドレーヌさんも同じではないでしょうか。

そのような意味で、私たちは、時代の犠牲者でもあるわけです。

ただ、先人たちも、その世代なりのベストを尽くしていたのは間違いありませんし、
それが子孫にとってもベストの教えだと信じてしまったのは仕方の無いことです。

それ以外の教えを得ていないのですから。

そのような背景を理解し、自分たちの失敗を許してあげてください。

いま、断捨離をしようと思ったのなら、
それがマドレーヌさんにとってベストのタイミングです。

始めるのに遅すぎるものなどありません。
ここからのマドレーヌさんの変化を、娘さんも注視しているはずです。

過去のものときちんと向き合い、
ありがとう、そしてごめんねと、対話するうちに、
自分自身に対しても同じ思いが湧いてくることでしょう。

モノに依存しなくてよい自分、
子どもに依存されなくても価値ある自分
何も無いところからでも出発できる自分を体験することでしょう。

そのようなマドレーヌさんの背中を見て娘さんも感じるところがあるはずです。

でも、誰かを納得させたり、思い通りにするためではなく、
まずは、自分自身を慈しむために断捨離を実践されてください。

きっと良い変化が起きるでしょう。

応援しています!
   

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Q:私は昭和52年に結婚しましたので、
今年の11月で結婚期間は41年になります。

子供は二人いますが、独立して別居しています。
2014年の9月末まで働いていましたが
現在は無職で年金生活を送っています。

妻は私の食事は作ってくれますが、
私と一緒に行動することを嫌い、会話も殆どありません。

妻との人間関係を改善する方法を教えて下さい。

また、私は自宅の二階の6畳間で暮らしており
食事の時に一階の居間に降りる以外は殆ど6畳間にいます。

6畳間は私の荷物が山積みになっており、
寝るための布団のスペースの1畳をやっと確保している状態です。

部屋の整理整頓をしたいのですが、
気が重たくてなかなか着手できません。

断捨離のコツをアドバイス願います。

【真実重視人間・60代】

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A:FROM:川畑のぶこ

奥様との人間関係を改善したいとのこと、
人間関係を良好にしたい場合は、
相手のニーズ(心理的欲求)がどこにあるかを
理解することが第一歩です。

逆に言えば、何が満たされてこなかった、
良好な関係が築けていないのかを
振り返ってみると良いのではないでしょうか。

それを理解し、満たすことができれば、
あるいは、即座に満たせなくても、
夫がそのような努力をしている姿勢が見られれば、
関係は改善する可能性はあるでしょう。

基本的に、私たちは自分を認めてくれる人、
敬意もって接してくれる人、感謝してくれる人、
愛してくれる人には心を開くでしょう。

ただし、それが相手に伝わっていることが前提です。

心の中でそれらを抱いているだけでは、相手に伝わりません。

真実さんは奥様に頻繁にありがとうを伝えていますか?
ごめんなさいを伝えていますか?

愛情表現をしていますか?
彼女がいかに真実さんにとって大切かを
「彼女に伝わるように」伝えていますか?

言わなくたって「わかっているはず」と思っているなら、
その姿勢が誤っているのかもしれません。

ぜひ奥様に伝わる伝え方で存在の大切さ、感謝、敬意、愛情
を表現されてみてください。

そのためには、ご自身の部屋に引きこもっていては実行できませんね。

生きる世界が広がれば、6畳一間にすべてを完結させるために
モノを抱え込まなくてよくなるかもしれませんね。

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Q:同居せざるを得なく
長男、嫁、8才女の子、主人と私の5人暮らしです。

一つの台所で食事は別々、
大勢の分は作れませんと、はっきり言います。

嫁は、自分達の料理はします。
掃除、整理、整頓が出来ず、
自分達の部屋は、まるでゴミ箱の様です。

共同のリビング、階段、風呂場を掃除してと言うと
息子が、掃除をしています。

孫に少しづつ掃除のやり方を教えています。

嫁は、買い物が好きで、冷蔵庫の中もギッシリで、
台所にも、溢れています。

リビングに二つ机があり、食事は別々です。
息子達の机の上は、いつも、ゴチャゴチャです。
机も拭かず、私が、拭いてしまいます。

私は片付けや掃除をしない嫁に、いつもストレスになっています。

なんとかならないものかと毎日、思ってしまいます。

どうにかならないものでしょうか?

【キクッチ・70代・ホームヘルパー】

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A:FROM:川畑のぶこ

事情があって、二世帯での生活を始めたけれど、
掃除や片づけに関してお嫁さんと価値観が合わず、
お困りなのですね。

キクッチさんの忍耐が伝わってくるご相談内容です。

双方で共同生活を始める同意を得たからには、
互いに手放さなければならないものも多いと思います。

恐らくお嫁さんは、本来、
自分たち家族は自分たちだけで暮らしたい意向だったけれども、
状況的にそれが許されず、
物理的には同じ建物内に住むけれども、
生活はこれまでのように家庭ごとに別々でという意向で
渋々妥協されたという状況なのではないでしょうか。

いわゆる、シェアハウスのような感覚で
共同生活を始められたということでしょうね。

もちろん、これはこれで、各家庭のスタイルがあり、
互いに合意が取れているのなら
それがその家庭にとっての正解でしょう。

ただし、共有スペースの使い方に関しては
コミュニケーションが必要なようですね。

散らかっていても気にならない人もいれば、
いつもすっきり綺麗でないと落ち着かない人もいます。

似た価値観であれば衝突はないでしょうが、
キクッチさんと息子さんご家族は違うようなので、
そこはいちど少しフォーマルな場をもって、
共同生活のルールを話しあってみてはいかがでしょうか。

衛生面と安全・安心が保たれる空間を維持したい、
そのための協力を要請されてみてはいかがでしょうか。

掃除は息子さんがしても、お嫁さんがしても構わないでしょう。
それぞれのスタイルですので、
「嫁がすべき」という信念がイライラを生み出しているのであれば、
片づくことがポイントなのであって嫁にさせることがポイントではない
ことを思い出してください。

この「ねば・べき」信念は私たちの中に不要な怒りを生み出し、
エネルギーを消耗させてしまいます。

妻が片づけるのが苦手であれば、
夫や子どもが協力しあって乗り越える方法もありますし、
逆もしかりです。

息子さんご家族のお部屋が
本当にゴミ屋敷のようになっているのであれば、
住人のパーソナリティー以外にも心理社会的な問題や、
精神的または発達的な問題や障害が
そうさせている可能性もありますので、
「普通は」を持ち出さずに、
これは私たち特有の個別の事例と受け止めて、
丁寧に向き合うことが賢いかもしれません。

いちど話し合いの場をもって、
自分たちはこのことを問題として受け止めていること。
そうならざるを得ない背景が
息子さんたちにもあることを理解していること。

この問題を解決するのに、できることは協力したいと思っていること、
などを伝え、できることはあるか尋ねてみるのもよいかもしれません。

一緒に乗り越えようという姿勢は思いやりに溢れていますし、
相手も心を開示しやすくなるでしょう。

相手に精神的なゆとりが生まれると、
空間にもゆとりが生まれるかもしれません。

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