夫婦関係

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FROM 川畑のぶこ

今日は、海さん(50代・女性・整体師)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。
いつも楽しみにしております。

私は幼少期から複雑な家族問題に
悩まされてきました。

同居の祖父は酒乱で暴力的、
叔父は引きこもりでゲーム中毒、
父親は女性蔑視で暴力的、
母親は不機嫌で人格否定的でした。

家庭は安全な場所ではなく、
常に恐怖に怯えながら
生活していました。

学校では優等生と人気者を
演じていましたが、
誰にも本当の悩みを打ち明けられず、
心が壊れそうでした。

10歳頃には
父親の暴力から逃れるため、
意識を体から分離する技術を
身につけたり、

生きたいと願うよりも
早く人生を終わらせたいと
思うようになったりしました。

24歳で家を出て会社員として
働き始めましたが、人間関係に疲弊し、
世界への不信感を抱えていました。

27歳で結婚しましたが
夫は嫉妬深く、
金銭感覚がルーズで、暴力的。

3人の子どもを産みましたが、
夫は子どもたちに
私の悪口を吹き込みました。

夫の借金1000万円以上を
返済した後、突然、
家を追い出されました。

調停を申し立てましたが
「ママは悪いママ」と
洗脳されていたため、
子どもたちは父親を選択。

さらに調停中、
夫が子どもたちを連れて
行方不明になったため、

子どもの安全を考え
私は全ての権利を放棄しました。

離婚後、一人暮らしをしながら
養育費を払う生活が続きましたが、
7年後に元夫が再婚し
3人の子どもが戻ってきました。

子どもたちは
心身ともに疲弊していましたが、
3年かけて元気を取り戻しました。

現在50歳。
子どもたちが無事に戻り
幸せを感じる一方で、時折、
虚しさや無気力に襲われます。

教育費の心配や
体力の衰えも感じています。

子どもたちは
私の幸せを願ってくれますが、
男性を信じることができません。

残りの人生、怒りや悲しみを手放し
明るく前向きに生きていくための
アドバイスをいただけますでしょうか。

【A】海さん、とても大変な人生を
切り拓いて来られたのですね。

同情の気持ちと同時に
尊敬の念が湧いてきます。

海さんの中に
いろいろなトラウマがおありですね。

辛い体験があって
それを心に収めておくことができず、
自分自身を意識から分離させることを
心理学用語で「解離」と言いますが、

お父さんの暴力などで、その解離が
起こらざるを得ないような状況が
続いていたようですから、

海さんが男性を怖いと思うのは
仕方のないこと。その感情や感覚を
今すぐどうにかしようと思わなくて
よいのです。

それよりも、今起きていることで
好ましいこと、ありがたいことに
意識を向けるようにしてみること
をお勧めします。

ずっと離れ離れになっていたお子さん
たちが戻ってきたということは
本当に喜ばしいことですね。

これまでの海さんの忍耐強さと心の広さ
が実を結んだのだと思いますから、

今はお子さんたちとの時間を十全に味わう
ことに、ぜひ意識を向けてみてください。

今ある喜びにしっかり目を向けていく、
感謝できることに注意を向けていくことで、
その延長線上に未来がありますし、
 
時間の経過とともに
怒りや悲しみが徐々に薄れていき、
消えていくこともあります。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ラベンダーさん(50代・女性・無職)​
のご相談にお答えします。

【Q】58歳の女性です。
53歳の時に早期リタイアして、現在は無職です。

すでに他界した両親の遺産相続もしたことで
ある程度の資産ができたので、
細々とではありますが運用しながら、
今のところ退職時の資産を維持できています。

36歳の時に結婚した同い年の夫と
二人暮らし、子どもはいません。

結婚5年目ぐらいから夫婦仲が悪化し
離婚寸前までいったこともありますが、
現在は、お互いに干渉せず、
それぞれ好きなスタイルで暮らしています。

必要最低限の会話はしますが、
外出や食事も、それぞれです。

側から見れば、家庭内別居状態
と言うのかもしれませんが、
私たちは良くも悪くも
このスタイルに慣れてしまいました。

悩みは、今後の人生です。

私自身、若い頃に好きなことはだいたい
やってしまったと思っているし、
この先、何かあれをしたい、こうしたい
という夢というか、願望のようなものが
浮かんでこないのです。

夫の退職後に一緒に何かしたい
という希望も、もちろんありません。

だからなのか、
この人とずっと一緒にいる価値はない、
離れようという気持ちや行動にもつながらず、

退職以来、なんとなく日々を過ごし、
5年が経ちました。

夫は役職定年まであと2年働くと言って
通勤しています。

2年後に退職すれば
家にいることが増えるでしょうから、
そうなれば、私も嫌でも何か行動を
起こすことになるのかもしれませんが、

それまでこのままでいいのか
と思ったりもします。

昔から、何か大きな変化を自分から
起こすことがとても苦手な性格です。

夫との今の生活も、自分の人生も、
失敗するのが怖いから、
動けないだけなのかもしれないなと
最近思うこともあります。

一度きりの人生、このままでいいのか、
どうしたいのか、自分のことなのに
わからなくなっています。

再び働こうかと考えたりすることも
あるのですが、その意欲も今ひとつで、
結局、行動には移していません。

何かヒントをいただけたらありがたいです。

【A】やりたいことは全てしてしまって
なんだか虚な日々を
過ごしていらっしゃるのでしょうか。

ご主人との関係が好ましくなくなって
ずっとそのまま、
側から見ると家庭内別居状態のようで、

でも、じゃあ別れるか、という感じでも
ない、といったところでしょうか。

夫婦のライフスタイルに関しては
他人がとやかくいうことではないですね。

ラベンダーさんとご主人が
それでいいと言うのであれば、
いいのではないでしょうか。
 

ルームメイトみたいな感じで、
特に夫婦生活というのもないけれども
同じ屋根の下で共同生活をしている。

シェアハウスの同居人というような
考え方で、お互いのパーソナリティや
ライフスタイルは理解し合えているので、

もうお互い干渉することなく、
共同生活者としてやっていくという
考え方も、ありではないかなと思います。

夫婦だから常にコミュニケーションを
密にして、同じように感じ合って、
同じように美味しい美味しいって
食べてって、

いつもしている必要なんて
全然ないと思うんですよね。

ダイバーシティ、多様性が謳われる時代
ですけれども、夫婦関係も本当に
多様でいいと思うんです。

なので、ラベンダーさんがそれを
OKと言えているかどうかということ
だけだと思うんですよね。

ご主人が2年後に退職して
家にいることが増えてきたら困ると
思っていらっしゃるのでしょうかね、

でもそれも、2年経ってみないと
分からないですよね。

本当に嫌だなって思うのか、
それともあんまり気にならないって
思うのか。

先日、あの大前健一さんのお姉様である
大前玲子さんのご自宅に
お招きいただいたのですが、

そこでとても素晴らしいお話を
伺いました。

第2の人生を考えるのに
参考になるのではないかと思いますので、
シェアさせていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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今日は、まぁこさん(40代・女性・専業主婦​​)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
夫の夏休みを利用して、他県にある
夫の実家へ帰省してきたのですが、
帰ってきてからもずっと
モヤモヤしていることがあるので、
ご相談させていただきます。

76歳の義父は
ずっと元気だったのが春ごろに病気をし、
今も義母の付き添いで通院しています。

今回半年ぶりに会って、
正月に会った時と比べると
少し痩せたように見えました。

病気をして身体的以外にも
心理的にも変化があったのでしょうか、
気性が荒くなったようにも見え、
3日間滞在しただけでしたが、
その間、終始、義母に対しての
攻撃的な態度が目につきました。

もともと亭主関白っぽいところが
ありましたが、それに拍車がかかり、
義母の言動にいちいち難癖をつけたり、
要求が激しくなったりしていることが
明らかでした。

手を挙げての暴力はないものの、
明らかに言葉の暴力だと
私は思いました。

ひどい言葉を浴びせられても、
人のいい義母は「はいはい」と
あしらいながら、言い返すこともなく、
義父の言いなりになっています。

滞在中に何度もそのような
光景を目にしたので、見かねて夫に、
さすがにお義母さんがかわいそう、
助け舟を出したら?と
言ってみたのですが、
「言っても親父はどうせ変わらないよ」
と言うだけです。

私の両親は夫婦対等な関係で、
父は他界していますが
生前はずっと母にとても優しく
紳士的な人だったので、
義父母の間で起きていることが
私には信じられません。

仮にお義母さんが
お義父さんの一枚も二枚もうわてで、
ケラケラ笑い飛ばして終わるような
関係ならば、私もここまで
気にならないのかもしれませんが、

ふとした瞬間に、
お義母さんがとても寂しく悲しそうな
表情をしているのを何度か見てしまった
だけに、そのまま知らないふりを
しているのが辛いです。

義父も病気のせいで、
身体的・精神的にままならなかったり
もどかしく思っていることも
あるのかもしれませんし、
他人の家には他人の家のルールや
習わしがあるのでしょうが、
明らかな男尊女卑、モラハラを
見て見ぬ振りは、私にはできず、

かと言って、嫁の分際で私が
直接口出しをするのもどうかと思い、
夫に言ってみるものの、解決にはならずで、
どうしたものかと悶々としています。

私の立場でできることは、何でしょうか? 
アドバイスをお願いします。

【A】まぁこさん、いいお嫁さんですね。
お姑さんへの思い、通じているでしょうか。

おっしゃる通り、
家庭にはそれぞれの文化がありますし、
世代による文化もありますね。

不平等で、モラハラで、
私たち世代には到底受け入れ難いような
ことが、親世代には当然のように行われ
ていた、というようなことも多いです。

夫が妻に命令的に話しかけるといった
ようなことも、当時としては標準的で、
みんなそうだから、特に苦しみとは
感じなかったりしますね。

でも、お義母さんが時折、
悲しそうな表情をするというのであれば、
なんらかの感情がそこにはあるのかも
しれませんね。

ご主人の反応からしても、
いわば慣れっこになってしまって
いるのでしょうから、

ここは、まぁこさんがお義母さんに
直接声かけをしてみるとよいのでは
ないでしょうか。

ご主人を経由して、というのも
もちろんよいですが、

まぁこさんがお義母さんに共感して
いるということを直接伝えることは
お義母さんにはとても助けになる
ことだと思います。

また、これは医学的な観点から
ですが、認知機能が衰え始めると、
病理として怒りっぽくなったりする
ことがあります。

お義父さんの気性が荒くなったこと
について、まぁこさんの推測も含め
主治医にシェアして、
見解を訊いてみるのも有効でしょう。

続きは、ビデオでお話しします……
   

   
ーーー

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過日、川畑のぶこから回答させていただいた
ご相談へのお礼メールが届きました。

 
ときどきこのような
お礼のメッセージとともに、
   
その後ご相談者さんが起こした変化を
ご報告してくださることがあって
スタッフ一同嬉しく思っているのですが、
    
今回もとても素敵な内容でしたので、
ご本人様の了承を得て
みなさんにシェアさせていただきます。
 
   
ご主人と娘さんとの関係が
ぎくしゃくしてしまった、
たいようさんからのメッセージです。
   

ご相談に対する川畑のぶこからの回答(5月8日配信)はこちら
https://www.kawabatanobuko.com/blog/6504/

 

川畑先生、
先日相談にお答えいただきました
“たいよう”です。
 
お答えいただきまして本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
    
“答えは大きなYES!です。”
と言ってもらって涙が出ました。
    
   
しかし、うちは機能不全家族なんだ・・・
としばらくがっくりきていました。
   
我が家がそんなことになるとは
全く想像だにせず。
   
  
私はだいたいのことはそつなくでき、
人間関係もうまくやれない人はいないと
思うほどだったのですが、
   
実は自分のマイナスの感情を閉じ込めて
丸くいくようにして、いい人できたので
うまくいっていただけだったのかな。

うまくいっていると
私が思っていただけかも知れません。

それが家族にも影響を及ぼしているとは・・・

    
機能不全家族という現実に向き合ったとき
どんな感情があったかというと、
信じたくない、いやだ、悲しい、なぜ?
    
    
今一番大切なことは・・・家族。
     
私自身の安心。
私の安心は家族が心地よく過ごして
安心していること。
    
それぞれが気持ちや思いを適切に出して
話し合えること。
    
自分の心の声もちゃんと聞けることと
思いました。
   
  
問題に焦点をあててただすより、
  
当たり前に行っていることに対して
特に家族や日常に感謝・承認の言葉や態度
ねぎらいの言葉・リラックスできるように
サポートする姿勢が大切なのですね。
     
   
夫にはどう言葉をかけてよいかわからず、
見守り中心で、心とスキンシップのやりとり
ねぎらいの言葉・あったかい言葉が
足りなかったように思います。
   
  
ちなみにここ2週間くらいの週末は
一緒にご飯を食べ、
夫の好きな映画を一緒に見ています。
   
   
結婚当初はよく二人で映画を見ていたので、
ほんとに久しぶりです。
   
具体的な言葉を教えていただき
とてもわかりやすかったです。
ありがとうございました。
   
    
現実を受け止めて、
まずはできることから意識して
やってみようと思います。
  
  
そして、私の感情もフタをしないで
受け止めてあげようと思います。
  
   
  
*********
  
FROM:川畑のぶこ
   
 
たいようさんご自身が変化を起こし始めたことで
硬化していたご主人との関係が
柔和になってきているようで
     
とても嬉しく思いますし、
大きな拍手を送りたいと思います。

      
自分の正しさよりも相手への思いやりを
素直に表現されたたいようさん、
      
一見小さくみえるこの一歩はとても重いものですが、
それをよく踏み出されたと思います。
    
   
ご主人も職場ではトップの立場で、
部下を承認することはあっても
自分が承認される機会は少ないことと思います。
   
    
一緒にごはんを食べて新婚時代のように映画を観る。
なんて素敵な時間でしょう!
    
   
幸せは、実はこんな日常のささやかなことに潜んでいて
私たちに気づかれるのを待っているのですよね。
   
失ったことでそれに気づけるなら、
今回ご家族に起こった出来事(一時的な機能不全)も
とても意味のあることだったはず。
   
   
承認や感謝のシャワーが浴びられる家庭は
心地よく帰りたくなる場です。
  
 
そして、たいようさんのご主人への優しさは、
なにより自分への優しさにつながるものです。

「あなたがあなたで良い」という姿勢は
「私が私で良い」を受容するもの。
   
このエネルギーは娘さんにも自然と伝わることと思います。
  
  
それぞれがどうぞご勝手に、という寒々しい家庭ではなく、
それぞれがそれぞれで暖かく受け入れられる
心地よい場となることと思います。
   
どうか引き続きご自身とご家族を大切に
ほほえみで包みこんでください。
      
                      
ーーー

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Q:こんにちは。家族の相談です。
58歳の夫と17歳の娘と3人暮らしです。

夫は小学校教員で、
もともと新年度や学期末などは
帰りが遅かったのですが、
6年位前から教務主任になり
常に帰りが遅くなりました。

教頭になっても相変わらず帰りは遅く、
途中、昇進を阻まれるようなハプニングも起こり、
思うように行かない時期もあったようですが、
仕事には行き、がんばってくれて感謝しています。

夫はずっと疲れている印象で
休みはだいたい寝ています。
時々趣味の魚をとりに外に出るくらい。
土日も仕事に行くこともよくあります。

ここ2年くらいは、糖尿病のインシュリンも
打つようになり(相談もありません)
睡眠薬も飲んでいます。

最近、晩ごはんもいらないといい、
車の中に菓子パンの袋があったり、
寝室で買ってきたお弁当を食べています。

(ちなみに私はリビングで寝ています。
夫と寝なくなったのは、私が朝一度で起きれず、
  目覚ましを何度も鳴らしてしまうのを嫌がる為。

リビングに布団を敷いて寝るのも変なんですが、
  一度別々に寝るとそちらの方が快適で戻れません。)

土日や、早く帰った時は食卓で食べていましたが、
途中寝てしまうので
疲れているにしても変なので尋ねたら、
睡眠薬を飲んでビールを飲むと効くからと
食前に睡眠薬を飲んで食事をしていました。

その食べながら寝る姿をみるのもつらいし、
寝室でゆっくり寝てほしいので、
食前に飲まないで食べてから飲んでと言うと、
(睡眠薬を飲む事を否定しているわけではない)

今度は「薬を飲んで食べないでと言われたから」
と寝室で買ってきたお弁当を食べています。

気絶してもいいから寝たいといいます。

ここ何日か出かけるときに
「お世話になりました。さようなら。」
と言って出かけます。
ちょっとこわい。病んでませんか?

朝はできるだけ野菜とたんぱく質をはさんだ
おにぎらずを持たせますが、
できたら夜もおうちごはんを食べてほしい。

私のできることは食事くらい。

夫の体が心配ですし、夕食も一緒にとらないと
ますます会話の機会がなくなります。
私の声のかけ方がまずいのかな?

なんか裏目にでちゃって
どんどん寝室にひきこもっていく感じです。

こんな状況でも仕事に行くので
かなりムリしていると思います。

娘とは良好で問題はなかったのですが、
昨年娘から「今まで遠慮して生きてきた」
と言われショックでした。

のびのび育ててきたつもりだったし、
そんなに不自由なく
自分で選ばせてきたつもりでしたが・・・

これは夫にも話を聞いてもらい、
共有でき、楽になりましたが、
娘とのあり方も試行錯誤中です。

私が我慢するタイプで怒りや悲しみ、
グチなどを出すことが苦手なので、
本音でぶつかるようにと
お試しが現れるのかなぁと思ったり。

家の中がしずかにそれぞれという感じです。

夫と娘にどういう対応をしたらよいのでしょうか。

人は変えられないといいますから、
私が変わる事でできることはありますでしょうか?

【たいよう・50代・女性】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
家族思いの
たいようさんの気持ちが伝わってきます。

きっとニックネームのように
家族の光であることに
努めてこられたことと思います。

ご主人は教職で
頑張っていらっしゃるとのことで、
多忙を極める業種ですし、
真面目な働き者であればあるほど
根を詰めてバーンナウトしてしまうことと
思います。

また、娘さんにも
これまで気を使って生きてきたと告白され
ショックを受けておられるのですね。

機能不全に陥ってしまった家族を
たいようさんが変わることで
変えることができるのか、
ということに関して、
答えは大きなYES!です。

人は笑顔や感謝や愛情、
そして安らぎの在るところに
惹かれるものです。

たいようさんは
私たちの多くがそうであるように、
これまで、問題に焦点を当てて、
そこを直すことで人生や日常は機能する、
とお考えではありませんでしたか?

そして、機能している部分や良い部分は、
それが自分に対してであれ
相手に対してであれ、
「当たり前だから」
と過小評価してはいなかったでしょうか。

特に、他人には感謝や承認の言葉や態度を
とることができても、
身内に対してはそれを省いてしまう傾向は
ないでしょうか?

身内には自分自身に対する対応を
とりがちなので、
自己肯定感が低いと、
家族など身内を認めたり褒めることも
なくなってしまいます。

そこを正していくには、
まず言葉や態度を変えていくことです。

そのことで心がついてくることがあります。

「ありがとう」をご主人や娘さんに対して
1日にどれくらいかけていますか?

問題の指摘の回数より多いでしょうか?

「大丈夫?」「大変だね」「辛いね」
の共感の言葉をどのくらいかけていますか?

詫びるべきシチュエーションで
「ごめんなさい」をどれくらいの頻度で
伝えているでしょうか?

「あなたのことが大切です」
(「好き」「愛してる」を含む)
が伝わるコミュニケーションをどのように、
どの頻度で行っていますか?

「頼りにしている」「尊敬している」
の承認の言葉や態度を
どれくらい表していますか?

決して問題の指摘を
してはいけないのではなく、
それをカバーするくらいの
感謝や愛情や承認の表現を浴びる場があると、
人は居場所を得られ
存在価値を実感できるものです。

たとえば、睡眠に困難を抱えていて
食べながら寝てしまうのであれば、

「辛そうね」
「いつもお仕事大変なのに
 頑張ってくれているからね」
「ありがとうね」

「リラックスできるように
 私にできることある?」
「できることは何でもするから言ってね」

などと労い、
リラックスできるように
サポートする姿勢は効果的です。

もしご主人がマッサージなどをすることで
リラックスできるのであれば、
マッサージしてあげるのも良いでしょう。

リラックスできる精油などをつかって
「ありがとう」の言葉かけをしながら
マッサージしてあげたなら
良いスキンシップにもなります。

仕事にいくときに軽く背中を擦って
「いつもありがとう」
「いってらっしゃい」
「無理せずにね」
と心を込めて伝えるのも良いでしょう。

このような心とスキンシップの
やりとりがあるときには、
βエンドルフィンやオキシトシンなどの
私たちをリラックスと健康に導くホルモンが
分泌されます。

今までそんなことはしたことがないから
気恥ずかしいと思うのであれば、
なおさら効果は絶大となり、
劇薬になることもあると知ってください。

ただ気恥ずかしいだけで、
いのちや健康を思えば
チャレンジに値するはずです。

また、このような言葉かけや態度を
とっているときは、
たいようさんご自身の心身の感覚も
やわらいでくるはずですから
そのこともぜひ意識してみてください。

ご主人が寝室でごはんを
食べるようになったことを
心苦しく思うのであれば、

コミュニケーションを誤解されたかもしれず
心苦しいことを伝え、

言い方などがきつかったり
誤解を招く表現があったならそれを詫びて、

決してあなたを邪魔扱いしたのではなく、
むしろあなたが大切な存在であること、
愛があるからこそ心配したのであり、
あなたに良い質の睡眠をとってほしいこと、

一緒にごはんが食べられれば嬉しいので
先述のような工夫ができないか
と働きかけてみてください。

娘さんにも同様に、
感謝と承認の言葉かけをすることで、
気を使わなくても私は私のままで
受け入れられるのだということが
肌感覚で染み付いてくることと思います。

しばらくは慣れないかもしれませんし、
時間がかかるかもしれません。

自分はいままで通りで
相手が変わってくれれば
これほど楽なことはないですが、
ここはぜひ勇気をもって面倒を受け入れ
変化を起こしてみてください。
      
                  
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ちいさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】高卒で民間企業に勤める夫と、
33歳で結婚。以来、私もずっと
契約社員やパート勤務で
家計を支えてきました。

彼のプライドを刺激するので
直接は言えませんが、
夫の稼ぎだけでは家のローンや
2人の子どもの私学の費用には
とても足りません。
 

そんな我が家の経済状況を
夫もわかっているはずなのに、
彼は浪費します。

趣味の買い物や、
「家のためだ」などと言って
無駄な日用品をすぐネットで買います。

給与明細も私には、
一度も見せてくれたことがありません。

毎月その時々に渡される金額と、
あとは私の稼いだお金で
なんとかやりくりしている状況です。

当然、足りなくなることも
度々あるのですが、そうすると、
夫は実家のお母さんに
当たり前のように借りてきて、
何事もなかったかのように
平気で使っています。

あとからお母さんに
チクチク言われるのは私です。

「ちいさん(私のこと)が
ちゃんとやりくりしてないからよ」
などと言われて、理不尽さと
やり場のない怒りを感じます。

 
夫と私と、それぞれが稼いだ
お金をちゃんと明らかにして、
一つの財布で管理して
家計をやりくりするのが
私の理想なのですが、

それを夫に何度か伝えても、
同意してくれません。

自分の稼ぎがあまり良くないこと
への劣等感や、何か彼なりに
頑なになっている部分があるようにも
見えて、それ以上強く言えないのも
事実です。

私が頑張って働いて、
全体で足りていればいいか、、、と
ここ数年は思うようになってしまいました。
  

とはいえ、まだあと何年か、
子どもたちの教育費にもたくさん
かかるので、なんとか無駄を
なくしていきたいのですが、、、。

浪費を続けながら、どこか意固地に
なっているようにも見える夫と、

お金について建設的な話し合いをするには
どんなふうにしたら良いのでしょうか。
教えていただきたいです。

【A】ちいさんの、お金に関する
切実なお悩みです。あと、ご主人との
コミュニケーションですよね。

お子さん2人が
私学に通っていらっしゃるんですね。

そんな中で、ちいさん、一生懸命働いて
家計を支えてこられたということで、
とても立派だなと思います。

ちいさんがお気づきの通り、
ご主人はプライドが高そうですね。

プライドが高くて劣等感を感じやすい
ので優越感に浸っていたいわけですよね。

劣等コンプレックスと優越コンプレックス
は実に、表裏一体なんですよね。

格好悪いところは見せたくない、
でも、浪費するというのは、
お金を使うことによってパワーを感じたい
という心理があるのです。

ワーッとお金を使って物が手に入るとか、
相手が動く、サービスを受けることに
よって、自分がパワーを持ったような、
自分がOKでいられるような心理状態に
なるのです。

パワーゲームみたいな状態ですね。

ここで、ちいさんがこのような夫と
うまくコミュニケーションするには
どうしたらいいか。

うまくいく、いかないは相手側の問題
もあるのでわからないのですが、
最善を尽くすとすれば、

やはり、彼が劣等感を感じている所を
刺激しないということは
大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、らいむさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】もう何年も前から、
夫は私のことを馬鹿にしたり見下したりして、
子どもの前でも「カス」「クズ」「頭悪い」と、
何度も言います。
 
夫曰く、頭の悪い奴と話しても無駄だとのことで、
要最低限の会話しかしません。

LINEや電話、家庭内での子どもに関する内容でも
無視です。

その態度に私もおかしくなりそうで
「離婚したい」と何度も話しています。
 
しかし夫は、私の身体が弱いことや
頭の悪いやつが働けるのかということなどを理由に、

「離婚したいなら、正社員になり、
経済的に収入がないと子どもが可哀想だ」と言い、
離婚の話にも、きちんと向き合ってしてくれません。

 
私は、両親とも他界しており、
実家には兄がいるため逃げ帰ることもできません。、

まだ下の子が中学生のため、
なかなか子どもを置いて出て行くこともできず、
今まで一度も、一人で家を出たことはありません。

 
仕事をみつけようかとも思いましたが、
第一子を産んだ後にリウマチになり、
今は寛解状態にはなってはいるものの、
ヘルニアがあったり、身体も生まれつき弱いため、
なかなか良い仕事に巡り合えません。

月に10万円くらいになるパートはしていますが、
それでも、頭悪いやつにしかできない仕事だと
ののしられたりします。

子どもを2人も産み、
リウマチのなか曲がりなりにも育ててきた私に、
アホ、馬鹿、クズなど、本当にひどいです。

本当なら、どんなことがあっても
言ってはいけない言葉だと私は思います。

何も考えずに離婚に踏み切るか、
我慢してまたこの暮らしを続けるか、迷っています。

楽しみを見つけても、
家に帰って主人がいると憂鬱で暗くなります。

でも、収入面を考えると
なかなか思い切って飛び出せません。

もう何年もこの悩みから解放されず、
でも、主人と離婚したら
身体も丈夫になるのではないかとも思います。

主人は、こうなったのも
私の言い方や態度のせいだと言いますが、
それはお互い様だと思います。

でも、どんなに話し合えたとしても、
私を見下したことは、もう許せません。

子どものためにもよくないと何度言っても無視です。

土日も、昼まで布団の中でゲームをしており、
父親のそんな姿を子どもが見てどう思うか、
なども言いました。

今後、子どものためにはどうすることが
いちばんよいでしょうか? 

私も今の生活は全く楽しくありません。

【A】辛いですね。
読んでいる私も胸が締めつけられそうになります。
 
そして、よくここまで耐えてこられました。

でも、耐える必要はありません。
暴力というのは耐える必要はないし
耐えてはいけないんです。
  
ですから、らいむさんが
「どんなに話し合えたとしても、
私を見下したことはもう許せない」という気持ちを
持っていることはとても大事です。

怖いのは、「私なんてもうダメなんだ」
となってしまったり、

モラハラ、精神的な暴力をずっと受けてきたせいで
自分って本当にダメなんじゃないかとか、
悪いのは夫じゃなくて、私がダメな人間だから
こうなっているんじゃないかと、

相手から言われたことを
そのまま鵜呑みにしてしまうこと。

 
ずっと繰り返し言われていると、
洗脳状態みたいになりますね。

どこかで違う違うと思って、
ても本当にそうなんじゃないかと思ってしまうような
状態になってしまうことがあります。

相手もそれを無意識に、嗅覚的に知っていますから、
相手を、ダメな状態にしてコントロールして、
いいように使ってしまうということがあるんです。

 
そして、これはご主人の中に
劣等感があるからに他なりません。
 
心のどこかで常に「優位でいたい」
「優越感に浸っていたい」という思いがあって、
そのために相手を見下したり、貶めてしまったり、
ということがあります。
 
この心理ゲームに
らいむさんが巻き込まれないようにすることが
とても大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ききさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】ずっともやもやしている事があり、
ご相談させてください。

昨年一人息子が進学で一人暮らしをはじめ、
夫婦二人の生活になりました。

夫との生活はとても静かで、すこし息苦しく、
私は夫と話すと正直、緊張してしまいます。
笑顔もありません。
 
以前、夫は適応障害で休職し
今は職場にもどりましたが、
本人曰く「長い病気のせいで脳がこわれた、
自分は以前とはちがう」そうです。
  
私から見ると、もともとの「上から目線」がひどくなり、
多くの事にとても批判的で、怒りっぽく、
聞いている私が辛くなります。

これは、夫が自分を守るために
身につけた思考法なのでしょうか? 

また、もともとの人疲れに拍車がかかり、
月に1度ほどの出勤以外は在宅勤務、
美容院やホームセンターの買物など、
必要な外出以外は一切しません。

たまに夫が家にいないと、
私は心からのびのびとした解放感を感じます。

会話がなくても、
自宅で夫の存在を感じるだけで無意識のうちに
私はずっと心が固くなっているような気もします。

これは夫源病というのでしょうか?
 

私からみると、夫の世界は自己完結していて、
家ではテレビやパソコンゲームが
そろった自室で一人ですごし、
人といると、楽しむどころか疲れるだけのようです。

家族の生活にもあまり関心がなく、
よく言えば干渉し合わない夫婦、
そして、息子にも向き合うのを避け、
愛情や思いやりがあるようには思えません。

私の母の葬儀があったのですが、
夫は集まりに行くと体調を崩してしまいそうということで
すべての行事に欠席し、
これには私も驚きましたが、何も言えませんでした。

機能不全家族だと思います、息子も一時不登校でした。

今は力をとり戻し、息子は夫には
経済的には感謝はしていると思いますが、
何も期待していないようです。

夫は今後数年、定年まで真面目に働き、
家族を経済的に困らせないようにする事や、
私が外出して、やりそびれた家事や時々休日に
朝食づくりをやってくれる事などが、
彼なりの愛情なのかもしれず、

彼自身が虚弱なため、それをしてくれるだけで
精一杯なのかなとも思います。

私は夫に気を使いつつ週2〜3日のパートや
外での用事をつくり、外の空気を吸っています。

夫は自分の身の回りの事はできるので、
私が実家に泊りで出かけることや
友達と夜の外食にいく事にもおとがめなしです。

これも愛情の一種でしょうか。

でも、私は夫と価値観が違い、人と繋がりを持つことが、
人としての幸せな老後につながると思います。

今後は息子や将来の息子家族ができても、
家には寄りつかないかもしれないと思ったり、
また、今の静まり返った生活に寂しくなるばかりです。

私自身も、夫のために家事や調理をするという愛情が
なくなっているかもしれません。

今後、夫との生活をうまく築いていくヒントが
ありましたらお願いします。

メンタルの病気で脳や性格が変わっていくことは
あるのでしょうか? 

または、私が実は気づいておらず、
感謝が足りないとか、
なにか偏った考えをしているなどでしょうか? 

よろしくお願いいたします。

【A】ご主人に、自分や家族に
関心を持ってもらえない寂しさと憂鬱さですね。

一緒にいると息苦しさがあるということで、
お辛いですね。

まず、ご主人の状態、
脳や性格が変わってしまうことはあるのか
ということに関して、これはあり得るんですね。
 
脳というのは、ある一定の刺激をずっと受けていると、
機能しなくなってしまう部分や、逆に過剰に反応して
しまう部分が出てくることがあるんです。

また、ご主人は、おそらくですが、
もともと人と交流するということに強い欲求が
ないパーソナリティなのかなと思います。

自分の世界が大事な人っているんですね。

ご主人は、ききさんとはニーズも違えば、
ニーズの満たし方も違うのだという前提で、
接することが大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、はなさん(40代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】夫との間にあった事が頭から離れず、
なかなか解消できません。

夫とは再婚同士です。

結婚して1年が経った昨年、戸籍謄本を見る機会があり、
彼と前妻との間に子どもがいることが発覚しました。

彼からは、前の結婚では子どもはいないと聞いていたので、
衝撃的過ぎて、頭が真っ白になり、受け入れられません。

その後、彼からは、実際には自分の子ではない、
と言われました。
 
前妻には、もともと付き合っていて別れた後に
子どもができたと言われた、その後、結婚したが、
のちに自分の子じゃないとわかった、騙された、
ということです。

何が本当なのか事実は確認できないため、
ますます混乱してしまいました。

なぜ彼は、結婚前に正直に話してくれなかったのか、
前妻に対しても、もしそれが真実であれば
なぜ彼を利用したのか理解できず、
どこにも向けようもない、どうしようもない
怒りや憤りが湧いてきます。

今は離婚は考えておらず、
この状況を解消して前進していきたいのですが、
自分一人ではなかなか難しく、
川畑先生からアドバイスいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

【A】辛いですね。
子どものことは大きいことですからね。

理由は何であれ、正直に言ってくれなかったというのは
本当に大きなショックだったのではないかなと思います。

彼が言っていることが事実だとして、
血が繋がっていないとしても、
では、前妻との間に子どもがいなかったことになるかというと、
ならないですよね。

結婚してその子どもを一緒に育てていたことは
事実なわけですし、
今もその子は存在するわけですから、
はなさんに伝えない理由は存在しませんよねね。

だから、はなさんは苦しいのだと思います。

なぜそれを黙っていたのか、
そこはもう一度きちんと確認するとよいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:川畑先生のメッセージには共感することも多く、
他の方の相談にも励まされています。

主人が双極性障がい(断定はされていないが
恐らくⅡ型)で、現在休職中です。

元々は鬱病と診断されていましたが、
10年以上経って診断名が変わりました。

出会った当初はとても優しい良い人で
「これ程良い人は今まで見たことがない」
と人柄に惹かれて結婚しました。

ところが子どもが生まれてしばらくした頃から
パチンコ依存が始まり、借金を重ね、
底を打って会社を退職に追い込まれました。

当時は、小さな子どもを抱え
私も非常に苦しみましたが、主人も反省し、
転職して、精神科にもつながり、
通院しながら小康状態が続いていました。

ですが、昨年、仕事上の過労が続いたことで、
「躁」状態が明らかになった次第です。

その後しばらくして抑鬱状態となり、
少し回復したものの現在も鬱傾向が続いています。

今も優しいところは変わらないのですが、
病気のせいで溌剌とした明るさは失われ、
イライラしていることもあります。

主人は優しく和を重んじ、
つい我慢を重ねてしまう人なので、
責めたり悪く思ったりしたくはないのですが
私も辛いです。

病気のせいだと分かっていますが、
生活リズムを整えたり、
少しずつ身体を動かしたりなど
良くなるためにできることを少しずつ
行動に移して欲しいのですが、
ただ時間が過ぎるだけで
もどかしく感じてしまいます。

私の思考もぐるぐると彷徨い、
前向きに頑張ろうと思える時もあるのですが
「なぜこの人と結婚した」
「あの時、別の人を選んでいれば」など、
考えても仕方ないことに
思考を奪われることも少なくありません。

今後どう考えていけば良いか、
私には何ができるのか、気づきとなる
メッセージをいただけますと幸いです。

【ちーと・50代・女性・パート】

   
―――――――――――――――――

  
A:FROM 川畑のぶこ
   
双極性障害は家族が振り回されてしまうことが多く、
ちーとさんのご苦労が伺われます。

そのような中で、長年ご主人の精神障害に
寄り添おうとするちーとさんの努力に
ご主人も救われていることと思います。

双極性障害は過去には躁うつ病と呼ばれ、
ハイになる躁状態と落ち込むうつ状態が繰り返される
精神障害で、性格に問題があるのではなく、
脳の異常によるものです。

誰が見ても異常と気づけるほどに
極端にハイテンションになるI型と異なり、
II型は躁状態のときが単に元気な人と
変わり映えしない軽躁のため、

周囲も本人もそれが躁状態と気づきにくく、
うつ状態のときだけがクローズアップされて
長年うつ病の診断がくだされていることは
よくあることです。

その間、医師が変わってしまうと、
なかなか気づかれにくく、
うつの治療が継続することも多いと思います。

治療がされずに悪化していくと、
ご主人のパターンのように、
躁状態のときにギャンブルや大きな買い物に
お金を浪費して
経済バランスや社会的なバランスを
崩してしまうことがあります。

双極性障害には薬物療法が効きますが、
うつの治療と双極性障害の
薬物療法は異なるので、
ご主人本人もうつの治療をしてきているのに
治らずに長年苦しい思いをされたことと思います。

昨年双極性障害の診断が下ったとのことで、
治療が奏功して落ち着いてくることを願っております。

そのような中で、ちーとさんにできることとして、
まず家族会などに参加することをおすすめいたします。

現状、どうしても、家庭内の空気が煮詰まって
苦しくなってきてしまうと思いますが、

同じ課題を持っている第三者と気持ちを
グループの中でシェアしたり
情報交換をしたりすることで、
煮詰まった心に風穴が開くことがあります。

「自分だけではない」という
見えない絆を感じられることで、
前進する力が湧いてくることもあります。

そして、ちーとさん自身が
自分の時間をとることも大切です。

家族に手がかかる状態の人がいると、
どうしても自分のことは棚上げして
相手を優先してしまいがちですが、

現状、ちーとさんも第二の患者のようなものですから、
セルフケアを大切にしてください。

ちーとさんのエネルギーが枯渇してしまうと
ご主人もろともに家庭が沈んでしまいます。
それは避けなければなりません。

ご主人の状態が悪化して
手に負えない状態になってしまったのなら、
入院を検討することも大切かもしれません。

それは決して薄情なことではなく、
家庭が沈まないための善処です。

家族と適度な距離を保つことで
サポーターがエネルギーを
セーブできることもあります。

夫が苦しんでいるときに自分だけ
くつろいだり楽しんだりしてよいのかと
罪悪感が湧いてくるかもしれませんが、

そういうときだからこそ、ちーとさんが充電して
サポートのエネルギーを培う必要があります。

ご主人は優しくていい人なんだから
我慢しようという姿勢ではなく、
自分自身に対して優しくなってください。

すると、ご主人に対しても
自然と優しい気持ちになれるかもしれません。

ご主人は抑圧的になってしまうことが多いので、
その反動で爆発してしまうこともあるかと思いますが、

そこまで気持ちを抑圧しなくても
あなたを受け入れる人はいるよ
というメッセージが伝わる関わり合いを
構築するよう心がけてみてください。

良質なサポートのために、
サポーターのセルフケアは欠かせません。

その上で、このことが起こっていることの意味
というのもぜひ探求してみてください。

すなわち、この出来事から
なにか学べるものはあるだろうか?という視点です。

そのことでちーとさんもご主人も成長できるのであれば
それは価値のあることかもしれません。

もちろん、ときとして、家族にとっては
このような状況がオーバーキャパで消耗が激しいため、
患者さんに対してNOということが課題のこともあるでしょう。

すべてを背負い込む必要はありませんし、
これまでの努力をきちんとご自身で称えてあげてください。

セルフケアにきちんと取り組んだうえで、
最後はちーとさんの心の底の声に従って
人生の舵取りをしてみてください。

応援しています!
    
         
ーーー

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