執筆者

fb_160401_01

Q:はじめてメールします。
今回は自分の事より、長男の奥さんのことです。

よくテレビなどでごみ屋敷等を見ていて
「あんなになるってどんな気持ちなのかねー」って話をしていますが、
我が家の息子家族の部屋も凄いです。

ごみではないのですが、洋服、おもちゃ、鞄等あらゆるものが床に散乱していて、
孫がおりますが、孫に与えた部屋は私たちの隣の部屋なので
朝一緒に掃除しちゃいます。

私もそんなに上手ではないですが、できれば全部片付けてやりたい気がします。

どのようにしたら本人が、毎日きちんとできるようなアドバイスをしたら
よいでしょうか?

主人は「無理。変わらないだろう」ってあきらめてます。

孫がぜんそくになった時も遠まわしに
「きれいにしておかないとホコリとかゴミが一番良くないからね」
と話したことがありましたが、
その時は「そうですよね~」とは言っておりましたが変化ありません。
性格で無理でしょうか?

【ばあ~ばちゃん様・60歳・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

愛する家族、とりわけお孫さんのことを思うと、
衛生的な環境で生活して欲しいと願う気持ち、
手を出したくなる気持ちも当然のことですよね。

片づけのモチベーションは、もちろんお嫁さんの性格やライフスタイルにも
依存するとは思いますが、まずは本人(たち)がそのことで困っているか
どうかを確認することは大切だと思います。

その家族が困っていないのなら、
それぞれの人生の課題や過程があることを尊重する他ありません。

今でもお孫さんにハウスダストやダニなどによる喘息があるのなら、
それは命や健康に関わることなので、
困っているがうまくいっていない状態であるのは明らかでしょう。

お嫁さんにどうしても気をつかってしまって、
思っていることをストレートに伝えられない場合、
もし息子さんご夫婦が共働きで、お嫁さんも外でお仕事をされているのであれば、
家事は夫婦(男女)平等なので、コミュニケーションしやすい息子さんに
片づけや掃除について話をしてみてはいかがでしょうか。

例えば、育児や料理はお嫁さんが、片づけや掃除は息子さんが、
といった分担は成り立つわけです。

息子さんであれば、本音でストレートに話したところで
関係がギクシャクすることはないでしょうし、
したとしても修復しやすい関係だと思います。

お嫁さんは手が回らないのだから、あなたが率先してこちらを担当したら?
と提案することは可能ではないでしょうか。

もし、お嫁さんが専業主婦で、本来、除や片づけは彼女の役割である場合、
それでも片づけや掃除に手が回っていない状態なら、
まずは相手の忙しさや大変さを理解し、共感を示してみてください。

そして、協力の手を差し伸べてみてはいかがでしょうか。

「育児をしながら家事の全てをこなすのは大変よね。
私も昔は本当に大変で気持ちがわかるわ。」などといった流れは共感的です。
もしご自身も過去に部屋が散らかって大変な経験があれば、それをシェアします。

「こんなのまだいい方よ、私はもっと手が回らなかった」などといった
「あなたはさらにOK」なシェアがあれば、なおさら緊張感は融けるでしょう。

『ああ、お義母さんは私を批判しようとしているのではなく、理解し共感して
くれているのだな。ありがたいな』といった流れで伝わるのがポイントです。

そして、「私たちの時代はまだ助けの手が周囲にたくさんあったからいいけど、
今の時代はそういうわけにもいかないし、大変よね」と。
そして、「忙しいあなたたちの力になりたいのだけど、手伝わせてもらえない?」
とオファーしてみます。

「力になりたい」「力になれたら嬉しい」を強調してみてください。

もしお嫁さんがそれでも自分でやることを主張したら、
「私が参考になった情報」として断捨離の書籍や記事などを贈るのも良いと思います。

「あなたに必要」ではなく、「私の役に立った」ので参考にと言う流れです。

お嫁さんはみんな、姑の前では「いい嫁」でいたいと思っていると思います。
その劣等感を刺激しないよう、同志として横に並んで
片づけや掃除に共に向かう嫁姑でいられたら、和やかな関係性が構築でき、
部屋も家族関係もすっきりするのではないでしょうか。

ぜひ、共感と理解をキーワードに向き合ってみてください。

ーーーーーー

PS
メンタルの整え方がわかる!人生が輝く!
川畑のぶこ公式メルマガ(無料)
ご登録はこちらからどうぞ♪

PPS
あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

maxresdefault

こんにちは。川畑のぶこです。

おととい(4/9)は、「ステージ4をぶっとばせ」と題して自分たちが主催した、
がんサバイバーの方たちのフォーラムがありました。

がんの進行度にはステージ0から4まであり、4は最も進行しているレベルなのですが、
そのステージ4のサバイバーの方たち4名が、病気と向き合いながら人生をどのように
輝かせて生きているかを語り、300名の参加者の方たちとシェアする会でした。

なかには、数年前の初診で「緩和ケアを」と勧められたという人もいらっしゃいました。
4名のサバイバーの方たちの、人生の困難に直面し、辛い感情を認めつつも、
そこに飲み込まれることなく、人生に起きる姿、
そして病気になったからこそ得られた好ましい変化や、感謝できることに意識を向けて
日々前進する、肩肘張ったポジティブさではない、しなやかな姿勢からは
私自身多くを学びましたし、目頭が熱くなるも のがありました。

人生には困難はつきものですし、どうしようもないこともあるものですが、
そのような局面を、穏やかな心を取り戻して前進することは重要なライフスキルであり、
幸福度というのは、人生に何が起きたかではなく、それぞれの出来事にどのように
向き合ったかに依存するのだという ことを再確認しました。

さて、今日は、60代の女性(匿名希望・求職中)から
「息子の治療方針で迷っています。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~

25歳の息子の件です。17歳で高校中退後、統合失調症を発症しました。

幻聴に対してキレて、入退院を繰り返し、薬の効果が全くないので、
最後の薬を使える県外の病院に5カ月入院後、
現在は、その県で訪問看護を受けながら、アパート暮らしをしています。

が、最後の薬(登録病院しか使えない)の効果もほとんどなく、
被害妄想のために警察に電話したりしています。
一見、普通なので、分かりづらいのです。

あと考えられる治療は、電気治療だけですが、
今かかっている病院では電気治療は扱っていません。

病院を変えてでも電気治療を試みるべきか、様子を見るべきか、迷っています。

夫は、息子の病気におののくばかりで、全く頼りになりません。
こんな時こそ協力してほしいのに、状況から逃げてばかりで、不信感が募ります。

頑張って他の病院を検討するべきか、もう、なるに任せるか。正直疲れています。

~~~~~~~~~~~

統合失調症というのは、精神疾患のなかでも本当に大変で、
ご本人だけではなく家族が巻き込まれて、
かなり長期間にわたってストレスを強いられる病気だと思います。

お子さんが17歳のときからということですので、
8年間がんばってやってこられているのだなということが伺えます。

ちなみに、統合失調症は100人に1人ぐらいがなると言われており、
数字としては、喘息を患っている人と同じくらいの数の人がなると考えられるわけです。

要は、他人事ではないということです。

統合失調症はその病気の性質から、偏見を持たれがちです。
また、家族の方がカバーしたり、社会に出ないようにしたりして、
さらに問題が増幅してしまうことがあります。

ですから、まず周囲の人が理解していくということが大事なのはもちろん、
ご家族が周囲へ理解を促し、協力要請していくことも大きな課題です。

私は、治療に関して専門的なアドバイスをできる立場にはありませんが、
電気治療が残っているということですので、できることは最後までやってみようと思う
のであれば、セカンドオピニオンやサードオピニオンを聞いて、
最終的にどうするか、ご家族で決めていかれたらよいと思います。

なかなか頼りにならないというご主人への働きかけ方について、
また、今後の闘病生活において、息子さんのサポーターとして、
ご相談者さんがどのような動きをとったらよいか、病気とどのように関わり合ったらよいのか
について、続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/WMA09LHd1Jo

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

PPS
執筆陣の一人に川畑のぶこが名を連ねる「断捨離メルマガ」
はもうお読みいただいていますか?

「ココロの学校メルマガ」と併せて、
日々ののメンタルケアに、ぜひお役立てください。
川畑のぶこからのメールは、毎週水曜日に届きます♪

詳細&ご登録はこちらから

http://yamashitahideko.com/?ts=kw

 

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

hands holding coffee

Q:心を許せる友達が欲しい

私には、親友と言える友達がいません。
もともと社交的では無く、子供の頃からずっと抱える悩みの一つです。

結婚して、主人の両親と同居し、家が商売をしていましたので
家業と育児、主婦、そして、自分の両親と主人の両親の認知介護を経て
4人とも見送らせていただき今に至ります。

主人としていた家業も業績悪化で両親の認知症の悪化とともに辞めてしまい、
私は外に働きに出ていましたが、仕事で身体を痛めてしまい、
辞めざる得なくなり両親の介護だけにまわることにしました。

家の事で手いっぱいで、友達とも疎遠になり、
いざ、両親を見送り自分の時間が出来てふっと気づくと
周りには誰も居なくなっていました。

たまに、連絡が来て愚痴やお悩みを相談されて
真剣に相談にも乗ったりしていたのですが
その時だけで、周りの揉め事の繋ぎにしかならず。。。

時間に追われて、失敗などが許され無い家庭なので、
いつの間にか鬱のような症状が出ていて人の輪の中に入るのが苦手になり、
このままでは孤立してしまうと思う気持ちなどからか焦ったり、
人前に出て喋るなどという事になると過呼吸のようになり、
指先の痺れと震えが出るようになりました。

なのに、寂しくて友達が欲しいと思い
SNSなどを始め交流などを試してみましたが、上手くいきません。

これからも、ずっと居場所を探し続けるのかと思うとどんどん気が滅入ってしまい、
出口が見えないです。

家族が居てくれるので、贅沢な悩みなのかもしれませんがやっぱり、
心を許せる友達が欲しいと思う毎日なんです。

【ゆゆ様・49歳・主婦】

―――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

他者のために尽くしてこられたゆゆさんの真摯で謙虚な姿勢が伝わってきます。

人間は社会的動物ですから、周囲と適応するために、時として本心を封じて、
自分のことよりも他人を優先したり、他人に迷惑をかけないよう行動することが大切になりますが、
その社会的な姿勢がプライベートにも常に付きまとうようになってしまうと、
それは一時的につけていた仮面が顔から剥がれなくなったような状態で
息苦しくなってしまいます。

まずは、今までそのような状態に耐えてきたご自身を労ってあげてください。
そして、これからは自分を優先することも時として自分をさらけ出すことも大切にする自分だ
と決意をしてみてください。

最初は違和感があるでしょう。

自分を殺して相手に合わせる方が充足感は得られないにせよ、
問題が起きたり過度に嫌われたりすることもないので楽だと感じるでしょう。

いったん、この楽を捨てる勇気を持ってみてください。

主張をすれば必ず摩擦も生じます。
ただし、摩擦はいけないものかと言われれば、決してそうではありません。
摩擦を通じて、より自分に相応しい人間関係や環境が何かを学んでいく
大事なプロセスでもあるのです。

合う人合わない人、合う環境合わない環境がはっきりしてくれば、
そして、合う人や環境に自分の身を置くようにすれば、結果的に楽になります。

これはゆゆさんだけでなく、相手にとっても思いやりある姿勢です。
ゆゆさんが、自分の本心を伝えず、無理に相手に合わせている以上、
相手には「あなたを好意的に思っていますよ」という無意識なメッセージ
を発信してることでしょうし、相手もそれを受け取ることでしょう。

言葉は悪いですが、
自分を欺いているだけでなく、相手も欺いてしまっているのです。
「本当は疲れるし、自分の本音を出したいけれど、
嫌われるのが怖いし寂しいから合わせているだけよ」と。

もちろん、そのことでゆゆさんは嫌われずに済むかもしれませんし、
表面的な摩擦は起きないかもしれませんが、
やがてゆゆさんの心が疲れて、
結果的に相手に悪感情を抱いてしまうことになるでしょう。

自分の本心を伝えるのが苦手な人というのは
「本音で接したら人は離れていく」と強く信じていることが多いですが、
実際は、本音で話して離れる人もいれば離れない人もいます。
中には、本音で話せるようになることで、さらに近い関係になることもある
というのが現実です。
もちろん、その本音が一般常識や倫理を逸脱していれば話は別ですが。

全員に好かれる必要も、全員に嫌われない必要もありませんから、
ゆゆさんにはぜひ
「全員ではないけれど、もしかしたら、ほんの少数かもしれないけれど、
本音の私を好む人もいる」という信念を強化して、
勇気を持って自己主張や自己表現をしてみて欲しいと思います。

今まで友人の相談にばかり乗って、相手の悩みが解決すると連絡が途絶えるのなら、
今度はゆゆさんから友人に連絡をしたり、悩みの相談をしてみてください。
これは自己開示の大きな一歩ですね。

もしかしたら、変化したゆゆさんに驚いて、相手は連絡を取らなくなるかもしれませんが、
それはゆゆさんが本質的に好かれない人間だからではありません。
相手にとって今まで通り、自分の愚痴や悩みを、口を挟むことなく、
無条件に傾聴し共感してくれる、都合の良い人間ではなくなったからです。

偽りのゆゆさんに対して好意的に思っていた人が、そうではなくなっただけであり、
イコール本心のゆゆさんが全ての人から受け入れられないということではありませんので、
その辺の混同がないように気をつけてください。

もちろん、そのご友人と、今後さらに絆が深い関係になることもありますから、
その可能性も大切にされてみてください。

ゆゆさんにいちばん近いところにいらっしゃるゆゆさんご自身が
己の良き理解者となってあげてください。

ーーーーーー

PS
メンタルの整え方がわかる!人生が輝く!
川畑のぶこ公式メルマガ(無料)
ご登録はこちらからどうぞ♪

PPS
あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

サムネ_川畑_20200905

こんにちは。川畑のぶこです。

4月になりましたね。
新たな環境や生活サイクルがスタートした方もいらっしゃることでしょう。

我が家も息子が進級なので、先日は、お友達家族を招いて進級祝いパーティをしました。
15~6人集まったでしょうか、とても賑やかでした。
ちょうどイースター(復活祭)と重なっていましたので、大きなイースター・ケーキを買ってきて、
みんなで食べました。コストコで調達したそのアメリカンサイズのケーキはあまりに大きく(笑)、
その人数でも食べきれず、近所にもおすそ分けをしました。

そんなこんなで、今日は、そのパーティにみんなが持ってきてくれたお花があったり、
子どもが幼稚園で作ってきたイースター・エッグがあったり、春らしい感じでお送りします。

今日は、ひまわり様(69歳・主婦)という方から
「今の自分を受け入れられません。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~

5年前から、うつ状態が続いています。メンタルクリニックにも通っていますが、
気持ちが上がってきません。日常生活は、なんとかできています。

4年前に主人が心筋梗塞と脳梗塞になり、入退院を繰り返し、
今は、週2回卓球に行かれるほどまで回復しました。

私は料理講師をしていたのですが、今は料理が楽しくなく、何とか作っている状態。
楽しいこと・夢中になれることがみつかりません。
年齢は69歳。自分の身体にも自信がなく、どこか悪いのでは?といつも気になっています。

娘は、今の私でいいんだと言ってくれますし、主人も私を責めるようなことはしない人ですが、
私自身、以前は元気で明るい毎日を送っていたので、
今の自分を受け入れることができないのです。

最近、金銭的なことも心配になり、気持ちが休まりません。
ちょっとでいいから、気持ちが楽になりたいと思っています。

自分を受け入れる考え方をご指導いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

~~~~~~~~~~~

5年前からうつ状態が続いているとのこと。
うつ状態ということなので、うつ病ほどひどくはなっていないのかなと思いますが、
大きなライフイベント(日常生活の中の出来事)がたくさん重なっていらっしゃいますね。

特にご主人の入退院。これは、身体的にも精神的にも、ものすごくストレスが大きい
イベントだったのではないかなと思います。

まず、こんなときに身心ともににガタッと落ちるのは当然のことだと受け入れてください。
これは、ひまわりさんの身心が「どこかおかしいから」ということではありません。
人間歳をとれば体力がなくなるのは当然ですし、このようなライフイベントが重なれば
ガタッとくるのは当然のことであると、受け入れてみてください。

ひまわりさんは、ご自身が元気で明るかった、すなわち若かった過去と今の自分を比較し、
苦しくなってしまっているのかもしれません。

到達すべき目標を、「昔の、明るくて体力もあったときの私」にしないことです。
目標設定を変えることです。

生きている以上、人生というのは無常で、ずっと変化があります。
変化にいかにしなやかに対応できるか、ということを目標にするとよいでしょう。

また、ひまわりさんと同じぐらいの年齢の方たちの中に、
様々な変化を乗り越えて、日常生活の出来事や人間関係をしなやかに受け入れて
適応している方はいらっしゃいませんか?

もしいらっしゃれば、ぜひモデルとして注目してみてください。

その際、どのような視点を持ったらよいのでしょうか。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/JQ_Sf2tMUfU

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

PPS
執筆陣の一人に川畑のぶこが名を連ねる「断捨離メルマガ」
はもうお読みいただいていますか?

「ココロの学校メルマガ」と併せて、
日々ののメンタルケアに、ぜひお役立てください。
川畑のぶこからのメールは、毎週水曜日に届きます♪

詳細&ご登録はこちらから

http://yamashitahideko.com/?ts=kw

 

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

160330_FB_kawabata

Q:
小さな小さなことですぐに腹が立ち、相手をけなしてしまいます。
特に子供に対して。いらっとした感情をコントロールできません。

本当は旦那に腹が立っていたり、別棟に住む同居の義母に腹が立っていたり
するのですが、言っても無駄な相手と思っているので、矛先が子供になります。

断捨離の本を読み、昨年の6月から11月にかけて結構な不要物を捨てたのですが
まだまだすっきりせず、いらないものを処分したいのですが、

普段は仕事をフルタイムで行っているため、なかなか時間を満足いくように費やせず、
物の多い家に帰るとうんざりして、現実から逃げたくて、
でもごはんはつくらないといけないと、時間に追われ、イライラします。

家が嫌で嫌で嫌です。
部屋をきれいにするセンスもなく……
片づけても片づけても好きな家にはなりません。

まさしく、家族に対し、「あんたらのモノが多すぎる!」と
自分のモノが一番多いのを知りながら怒鳴る毎日です。

どうして今の状態から抜けだしたらよいのかと思っています。

母屋も実家もモノであふれています。
誰がいつかたづけるのでしょう・・・

【女性・40代・会社員】

―――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

ご自身でも認識していらっしゃるほど、
小さな、小さなことですぐに腹を立てて、日々イライラしてしまい、
ご家族など周囲にそのしわ寄せがきてしまっているとのこと。

イライラの感情は、「すぐに」「常に」「全て」が整わないと機能しないという
心理状態から湧いてくることが多いです。

いわゆる、完璧主義ですね。

まず、イライラ対策には、一呼吸おいて、寛容さを育むことが大事になりますが、
この寛容さは息子さんやご主人など相手に対して向ける前に、
自分自身に向けてあげてください。

寛容さを育むためには、

「すぐに」⇒「必要な時間をかけてOK」
「常に」⇒「時と場合による」
「全て」⇒「一部でもOK」

と思考を変換していく癖をつけると良いと思います。

家の中の物理的な断捨離であれば、一気に全員のモノを処分してスッキリせずとも、
(決して自分の理想とするスピードやタイミングやかたちではないかもしれないけれど)

「今の私」の時間の枠組みの中で、取れる範囲の時間を使って、
まずは自分のモノから、じっくり取り組めば良い。

と切り替えてみてください。

自分自身に丁寧に向き合い、モノたちとも丁寧に向き合ってみてください。

それは結果的に息子さんやご主人など、
相手に対して丁寧に向かい合うことにつながることと思います。

ごきげんを取り戻すための断捨離。

断捨離自体がさらなる不機嫌を作り出すきっかけになってしまっては、
本末転倒ですね。

完璧主義の人は、できていないところに目を向ける傾向がありますが、
そういうクセがあることを認識して、
「できているところ」に意識を向ける練習をしてみてください。

6畳の部屋の「5畳が片づいていない」と罵るのではなく、「1畳片づいた!」と。
「今日中にあと5畳」ではなく、「週末にさらに1畳」と。

自分自身に丁寧に寄り添ったスタイルで大らかな気持ちで取り組んでみてください。

どこから手をつけるかということに関しては、
それぞれの置かれた立場によって難易度は変わってくるので、
一概には言えないと思いますが、

「モチベーションを維持する」という視点からは、
目に付きやすい場所や水平な部分から取り組むというのは効果的で、

これは米国の心理臨床現場で導入されているホーダー(病的に大量にモノを溜め込む人)
向けのアプローチにも採用されています。

「ただいま」と帰ってきたときに、見えない下駄箱の中が整っているよりも、
玄関の足元や下駄箱の上に使われていない靴が無い方が、
スッキリ感が得られやすく、モチベーションを維持しやすいです。

リビングルームでくつろごうとしたときに、本棚や引き出しの中が整っていることよりも
テーブルや床にモノがない方がくつろげてイライラは少なくなるでしょう。

目に見えて自他共に評価しやすいところから手をつけるのも一つだと思います。

センスに関しては、センスがなくともモノが少ない部屋はそれなりに見えます。

どんなに芸術性の高い作品でも、
ガラクタと一緒に窒息空間に陳列されていたら、ガラクタに見えてしまいますが、
スッキリした空間のモノの少ない棚に子どもの作品がひとつだけ飾ってあったなら
とても素敵に見えるはずです。

ゴージャスなフラワーアレンジメントもガラクタに埋もれていれば気づかれにくいですが、
他に何も置かれていないテーブルに野の花が一輪挿してあれば、
それは見る者の心を潤すのでは無いでしょうか。

センスが無いから片づけられないのではなく
片づけているうちにセンスが研ぎ澄まされてくるというのもまた事実ですから、
ぜひ諦めずに目の前のモノ一つから始めてみてください。

応援しています!

ーーーーーー

PS
メンタルの整え方がわかる!人生が輝く!
川畑のぶこ公式メルマガ(無料)
ご登録はこちらからどうぞ♪

PPS
あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

maxresdefault+(5).webp

こんにちは。川畑のぶこです。

最近は、当メルマガQ&Aのご感想をいただくことが増えました。
講演会などでも「Q&Aいつも楽しみにしています」とお声がけくださる方が増えて、
その中には医療者や心理士などの専門家も多く、
日々の臨床に活用していただいているとのこと。
これは嬉しいサプライズ! 続けてきてよかったなぁと思う瞬間です。

さて、今日は、ショコラ様(40歳・事務員)という女性からの
「亡き妻の納骨をしない彼」というご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

私は息子一人がいるバツイチです。

3年間お付き合いしている人が、5年前に亡くなった奥様のお骨を
自宅に置いていて、納骨する様子がありません。

私は離婚してから10年が経ち、再婚なんて考えていなかったところの
突然の出会いでした。

彼は実家には頼らず、一人で二人の子供を育てています。
お互い、子供達が成人するまで、それぞれでがんばろうとの考えが一致し、
10年後の結婚を目標にしています。

1〜2ヶ月に一度くらい休みを合わせて彼の家にお邪魔するのですが、
奥様のお骨がまだあり、納骨する様子がありません。
奥様の実家には子供達だけで遊びに行かせているようで、
自分は顔を出していないようです。
法事などもしていないようなので、大丈夫なのか聞くと
『全く問題ない』の一言で、先の事を考えているのかも分かりません。

奥様への気持ちや、親戚との関係もあるだろうし、私が口を挟むのは
どうかと思いつつ、自分の実家にも相談をしない人なので心配になってきました。

たまに口から出る言葉では、奥様と親戚との関係は
あまり良いものではなかったのかな?と感じます。

一緒に解決しようとすると『問題ない』と、話にならないため、
しばらく予定が詰まっている事にして距離を置いています。

奥様への気持ちから手放せないにしても、親戚との関係が良くないから、
という理由にしても、お骨をずっと傍に置く事はあまり良くないと聞くので心配です。

どう声をかけてよいのか、そっとしておいてしまって良いのか、
私が考える事ではないのかさえわからなくなってきてしまい、
相談させていただきました。

~~~~~~~~~~~

これは、その人のスピリチュアリティが大きな問題になってくるかと思います。
つまり、霊的なものに対してどういう向かい合い方をしているか、ですね。

まず、ショコラさん自身が、なぜ納骨を早くしなくてはいけないと思っている
のか、明確にしてみてください。

なぜかと言うと、スピリチュアリティに関しては、価値観は本当に様々だからです。
早く納骨する流儀の宗教もあれば、そうではなく、手元供養と言って、
手元にずっと置いて、宗派にとらわれず自分で供養するというスタイルもあります。
これはその人のスピリチュアリティが反映される部分です。

彼自身が宗教にこだわっているという様子は、この文面からは特に伺えませんが、
おそらく彼なりの信念というか、魂との向かい合い方、奥様との向かい合い方が
あるのではないでしょうか。

私自身、師匠であるサイモントン博士が6年前に亡くなったとき、
その骨をどうするかということに関して、思い出深い体験をしましたので、
ビデオの中でシェアさせていただきますね。

また、これはもしかしたら、ショコラさんには該当しないかもしれませんが、
奥様のお骨がそこにあることによって、まだ奥様がそこにいるようで
自分が関わりにくい、あまり気分が良くないとか、不快だということであれば、
それを素直に伝えるというのも一つだと思います。

その場合の、彼とのコミュニケーション方法のポイントについても、お伝えします。

私たちには、皆一人ひとりに、信じたいことを信じるという権利があります。
誰か一人の価値観が万人にとって正しいかというと、そうとは限りません。
彼にとっての信念・スピリチュアリティを尊重してあげられるといいですね。

今回の件は、ショコラさん自身のスピリチュアリティが健全に変化していく、
いいきっかけなのかもしれないなと思いました。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/KjI3t9GI9kY

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

PPS
執筆陣の一人に川畑のぶこが名を連ねる「断捨離メルマガ」
はもうお読みいただいていますか?

「ココロの学校メルマガ」と併せて、
日々ののメンタルケアに、ぜひお役立てください。
川畑のぶこからのメールは、毎週水曜日に届きます♪

詳細&ご登録はこちらから

http://yamashitahideko.com/?ts=kw

 

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

160323_FB_kawabata

Q:28年間同じ職場で保育士の仕事をしています。
今までは年功序列で主任に昇格できていました。

12月に一人が退職したので、次は私が昇格出来るかな!と思っていましたが、
私の次の人が4月から昇格することになりました。

彼女の部署は7名の保育士がいます。
私の部署は3名なので仕方がないかな!とも思うのですが、やはりショックです。

あと二年で定年退職なので 気にせず今までどおりに仕事をすれば良い!と
自分で言い聞かせているのですが、やはりどうして?
そんなに評価されない仕事ぶりではないと思っています。

自分ですっきりする気持ちの持ち方を教えてください。

【のりまき・50代・病棟保育士】

―――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

病棟保育士として28年間、これまで熱心にそして誠実にお仕事をされてきていることと思います。
また、そのことで、多くのお子さんと保護者が、のりまきさんに救われていることと思います。

これまで順調に昇格してきたのに、今回は思いもよらない展開となって
腑に落ちないのですね。

年功序列で昇格してきたとのことですので、今回もそのように期待していたけれど、
そうではなく、のりまきさんより年下の人が昇進してしまったということかと推測します。

すっきりするためには、何より上司に確認をすることをおすすめします。
不平をいうのではなく、あくまでも確認です。

「仕事のことで、確認をさせていただきたいことがあるのですが、数分お時間をいただけますか」
と依頼をした上で、昇格できなかった理由を尋ねてみてはいかがでしょうか。

もし、年功序列のシステムが原則であるにもかかわらず、年下の人が昇格したのなら、
理由は何か。

これまで年功序列だったけれども、評価法が能力による判断にシフトされていないかどうか。

もし、仕事の能力による昇格ならば、そのフィードバックを素直に受け止めて、
一体自分は今から退職するまで、どこをどのように改善して仕事に取り組めば良いか、
爽やかにアドバイスを求めてみてはいかがでしょうか。

納得のいかないことは、さらに掘り下げて確認をしてみたら良いでしょう。

単に昇格できなかったことに対する不平不満ではなく、
きちんと理由を確認して、今後に違いを作ろうとする仕事熱心で誠実な姿勢は、
上司や組織からも歓迎されることと思います。

組織の方も職員がどのような姿勢で仕事に取り組んでいるかを確認する良い機会となり、
今後に役立つのではないでしょうか。

組織運営の視点からも、職員が何を考えているか分からない、
良かれと思ってしていることが職員から裏で反感を買っている、
という状態は好ましくありませんので。

定年退職を2年後に控えていても、真摯に仕事に向き合うのりまきさんの姿勢は、
ご自身だけでなく周囲にも清々しい空気を提供することと思います。

ぜひ、上司の方とにこやかに確認をしてみてください。

ーーーーーー

PS
メンタルの整え方がわかる!人生が輝く!
川畑のぶこ公式メルマガ(無料)
ご登録はこちらからどうぞ♪

PPS
あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

maxresdefault

こんにちは。川畑のぶこです。

先週は、息子が喘息で入院して私も泊まり込みという話をしましたが、
その後、無事退院しました。が、ようやく幼稚園へ行けるかと思いきや、発熱。
入院中は私も気合いが入っていたせいか、なんとか元気でしたが、退院後の発熱で、
心身共にガタガタ……と崩れ、ついに私も風邪を引いてしまいました。

スーパー母ちゃんで乗り切ったかと思いましたが、やはり自然というのは
うまくできていて、バランスをとるようになっているものですね。

昨日、子どもの登園後、やっと時間ができましたので、
マッサージの80分コースで揉んでもらいました。
そうしたらかなりすっきりし、鼻のとおりもだいぶよくなりました。

そして、ビデオには映っていませんが、スタッフの山本さんという方がいつも
この収録をしてくれています。その山本さんが、愛の手作りバスソルトを
持ってきてくれました。黒文字と檜と柚子のオイルが入っています。

「黒文字」を知っている人は少ないかもしれませんが、ものすごく上品な香りのする
アロマオイルで、私も最も好きな香りの一つです。その黒文字が入っていたので、
びっくりして、うれしくなりました。今夜はこのお風呂にゆっくり入ろうと思っています。
主人と息子はこの価値が分からないので(笑)、入れないで、
私一人でバスタイムをゆっくり楽しみたいなと思っています。

そんなこんなで今日はちょっと鼻がつまっていて、お聞き苦しいかと思いますが、
どうかご了承ください。

今日は、リラックマ様(30代・パート)という女性から
「公私共に近すぎて息苦しい、義理の両親との距離。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~

今、主人の両親と仕事をしています。主人は別の仕事です。
数年続けていますが、だんだんと辞めたくなってきました。

嫁という立場もあり、仕事で不満や疑問が生じても嫌な顔1つせず
(出ているかもしれませんが)頑張ってきました。
両親ともに悪い人ではないのですが、あまりに距離が近くなり過ぎて息苦しい毎日です。
プライベートも仕事も一緒になっている感じでしょうか。

お金をもらっているから、私にも引け目があり何度も辞めようかと思いましたが、
子供も小さく、働きやすさとお給料に負けてズルズルと働いています。
両親もそれに気付いているとは思います。

時間と人にしばられる事に疲れた感じでしょうか。私が甘いのかと思う事もあります。
自分でもこの先どうしらたいいのかわからないです。
他に仕事を探すことさえ両親に悪いなと思ってしまいますし。

穏便に辞めるにはどうしたらいいでしょうか。
それともこのまま親孝行だと思ってがまんしたほうがいいでしょうか。

~~~~~~~~~~~

「いい嫁」をずっとやってこられたのですね。我慢して、嫌な顏せず、一生懸命頑張って
きたのだと思います。まず、それはご自身でも評価なさってくださいね。

そして、リラックマさんの心の声というか、魂の声というか、封じきれないものが
溢れてきてしまっているのかなということがひしひしと伝わってくるご相談内容です。

こんなときは、まず、逆の立場に立って考えてみることが有効かもしれません。

例えば、リラックマさんご自身がご両親の立場だったら。
嫌な顔一つせず、一生懸命働いてくれているお嫁さんが、本当は辛いのにそれを見せない
ように努力している姿。相手を傷つけたくないから、親孝行しなくてはいけないから、と
我慢している姿を見て、どう思うでしょうか。

また、我慢の「割合」を意識してみてください。
世の中、何かかしら嫌なことは必ずつきまといます。我慢することが2〜3割はあるけれども、
いいことも7〜8割はある、というくらいのバランスならば、いいと思うのです。

リラックマさんの場合、時間の経過とともに、おそらくそのバランスがだんだん変わって
きたのではないでしょうか。喜びと苦しみが五分五分になって、そしてそれが今度は逆転して
しまうと、ちょっと苦しくなってきますね。

私たちがストレスを我慢する意義があるとき・ないとき、の見極めも必要です。
我慢した先に、喜びや自分を満たしてくれるものがあるかどうか。

人生の目的は「幸福を体験すること」です。リラックマさんにはその権利があります。
自分にとっての幸せは何かを今一度考え、ご両親はじめ、周囲との関わり方のバランスを
もう一度、見てみることが必要な時期に来ているのではないかなと思います。

「嫌なこと」を自覚するだけでなく、「自分は何がやりたいのか」を自分の心に問い直し、
仕事探しも、ぜひされたらよいと思います。
探していくうちに、ご自身が生き生きと活躍できる場が見つかるかもしれませんし、
やはりご両親の所が恵まれていたと思う結果になるかもしれません。

が、今もし、井の中の蛙になってしまっていると感じているのであれば、勇気を出して、
一度、大海に飛び込んでみていただきたいなと思います。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/OL5VLKcYUPU

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

PPS
執筆陣の一人に川畑のぶこが名を連ねる「断捨離メルマガ」
はもうお読みいただいていますか?

「ココロの学校メルマガ」と併せて、
日々ののメンタルケアに、ぜひお役立てください。
川畑のぶこからのメールは、毎週水曜日に届きます♪

詳細&ご登録はこちらから

http://yamashitahideko.com/?ts=kw

 

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

maxresdefault

こんにちは。川畑のぶこです。

3.11の黙祷は、近所の小児病棟からとなりました。

いったんはコートを脱いだと思ったら、先週は寒の戻りで、
私自身、体に負担を感じていたのですが、
幼稚園バスから降りてきた息子の咳込みが激しく、近所の病院で受診したところ
「通院か入院か悩ましいが、念のため1週間ほど入院」と告げられました。

えっ?念のためなのだから……1〜2日ではないの?と食い下がりたくなりましたが、
命や健康は何物にも代えがたく、とりわけ呼吸は生命線ですから、
素直に受け入れるしかありません。

昨年10月に引き続き、病院に付き添いで泊まりながら、
病院と自宅を行ったり来たりの日々となっております。

幸い、息子の咳は、酸素マスクと薬のおかげで、嘘のように止まりました。
機嫌もいつもと何ら変わらず、マスク越しにマシンガンのように話してきます。
延々続くしりとりは、「するめ」→「めかぶ」までディープに展開しています。

仕事の穴を埋めてくれた、サイモントン療法認定トレーナーで鍼灸師の佐々木弘氏が、
東洋医学的にみると、この時期は自分自身の中から全てのものを発散させようとする
時期なので、様々な身体反応がおこりやすいと教えてくれました。
何より「寝る」のがいちばんだそうです。

病棟は20時消灯、6時起床なのですが、おかげで息子だけでなく私自身、
刻々と身体が楽になってきているのを感じます。

読者の皆さんも、季節の変わり目に体調不良を感じていらっしゃる方もいらっしゃる
のではないでしょうか。ぜひ「とことん寝る」時間をつくられてみてくださいね。

さて、今日は、Kiwi様(40代・主婦)という女性から
「がん治療後の定期検査が毎回恐怖です。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~
川畑先生
サイモントン療法の本を読み、できることを実践しています。

私は4年ほど前に初期のがんが見つかりました。
今は治療を終えて、元気に暮らしております。

初期であったため、症状は全くありませんでしたが、
当時はただただ心が不安と恐怖でいっぱいになりました。
「治療して治ったのだ、初期で見つかり私は何と幸運なのだろう」と感謝し、
しばらくは落ち着きを取りもどしました。

3か月~半年に1回は検査を続けるのが理想的だといわれ、
その通りに通院していますが、検査のたびに不安になるのが
今の一番の悩みであり、心に重くのしかかっています。

検査を続けるということは、もちろん再発の可能性がゼロではないからであり、
最初に病名を告げられた時の衝撃が毎回よみがえってしまい、
検査結果までの1~2週間が苦痛です。
このような心の苦痛は身体に悪影響だと分かってはいても、
自分の心をコントロールできません。

現代は予防医学が発達し、初期で病が見つかるのは大変ありがたい一方、
健康診断などでかえって多くの病気や症状を指摘され、不安をあおることになったり、
精神的に落ち込むという負の側面があるという記事を読んだことがあります。
確かに私も病気を告げられてからは、一般的な健康診断でさえ、結果待ちも
つらく感じられ、1つでも要再検査があるとまた恐怖の連鎖が始まってしまいます。

このような恐怖心をなくすのは難しいかもしれませんが、少なくしたり、
うまく付き合っていく気持ちの持ち方をアドバイスいただけたらありがたいです。
よろしくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

再検査は、皆さん緊張なさいますね。
前日や数日前など、検査の寸前から不安になったりするのは
誰でも起こり得ることで、さほど心配しなくてもよいでしょう。

また、もしKiwiさんが、それが3ヵ月に一度であれ、半年に一度であれ、
その検査前だけ落ち込むのであれば、もうそれは乗り越えるしかない、
検査が終わればまた前進できる、今までもそうやって乗り越えてきた、
と割り切るのも一つですね。

ただ、それが検査の寸前ではなく、常にそのことばかり気になる、
検査が終わってもすぐに、そのまた3ヵ月後のことを気にしてしてしまう
ということであれば、KiwiさんのQOL(人生の質)を落としてしまいますから、
何らかの対応が必要です。

まず、頻度に関しては、「理想的」と言われている頻度とは別に、
Kiwiさんご自身が健康的に、生き生きと日々を過ごすために適切な頻度を、
もう一度考え、ご自身の心で決めていかれるとよいのではないでしょうか。

再発や転移の不安や恐怖は、その病気のステージや進行度に関わらず、
患者さん皆さんにあります。手術が終わり、抗がん剤治療や放射線治療も終わって、
一応完治したという人でも、やはり再発の不安で、
私のところへ定期的にカウンセリングに来られる方もいらっしゃいます。
やはりこの悩みは、根深いものがあると感じます。

次に、病気をどのように受け止めるかということです。
病気を攻撃者としてではなく、メッセンジャーとして受け止めてみる。
これは、初発であっても再発であっても、同じです。

病気をメッセンジャーとして、バロメーターとして使っている女性の例を、
ビデオでお伝えしますね。また、健全な「死生観」の育み方や、「今この瞬間」
をよりよく生きるために有効な「マインドフルネス」という、
仏教瞑想をベースにしたメソッドについてもあらためて触れてみたいと思います。

これは、まだ起きていない未来に連れ去られたり、起こってしまった過去に
引っ張られている意識を、今この瞬間に戻すにはとてもいいです。
ぜひ取り組んでみてくださいね。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/BFvG6VM0EYM

ーーー
ビデオ内でご案内した、がん患者さんのためのフォーラム詳細はこちらです。

●2016年4月9日(日)開催
「STAGE 4 をぶっとばせ!『がんでも幸せ』」乳がんサバイバーシップフォーラム」
ーーー

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

PPS
執筆陣の一人に川畑のぶこが名を連ねる「断捨離メルマガ」
はもうお読みいただいていますか?

「ココロの学校メルマガ」と併せて、
日々ののメンタルケアに、ぜひお役立てください。
川畑のぶこからのメールは、毎週水曜日に届きます♪

詳細&ご登録はこちらから

http://yamashitahideko.com/?ts=kw

 

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

160309_FB_kawabata

Q:いつもメールマガジンを楽しみにしております。

突然、キレる夫に疲れています。
夫60代、会社員。私50代、パート。子供、学生。

先日のメールマガジンに
「怒鳴る相手には毅然と立ち向かってください」と書かれていましたが、
キレる相手にはどうすればいいのか疑問に思いました。

夫は、私にしたらどうしてそんなことでそれほど怒るの?と不思議なくらい
よく怒ります。怒鳴るだけでなく、物を壊します。それが突然なのです。

怒鳴ると同時に物を壊す→何事もなかったようになる、のパターンです。

先日も、私が仕事に出る用意をしていたら、
夫がテレビに出ている芸能人の奥さんの名前を聞くので、「私も忘れた」と言うと、
いきなりマグカップを壁に投げつけ、「俺と話したくないのならそう言え!」
と怒鳴り、テレビのリモコンや自分の携帯を叩き壊し、
果ては椅子を壁に投げつけて穴をあけてしまいました。

そしてそのまま会社へ行き、定時に帰ってきて普通に食事をしていました。

このような行動は、家の中だけでなく外でも同じです。
最近では、運転中に後ろの車が車間距離を詰めて「あおってきた」と言って、
信号待ちで降りて怒鳴ったり(相手は窓を開けませんでした)、
家電の修理に来た若者に「バカにしたような口をきくな」と怒鳴ったり、
叔父の葬儀でお焼香の順番がおかしいと、
読経中に係りの方に怒鳴って出て行ってしまったり。

私も若い頃は、毅然とした態度で対抗していましたが、
こちらが毅然とすると余計に興奮するようで、
普段どおりにしているほうが怒りが早く治まるように思うようになりました。

まともに相手をするのが面倒にもなってきました。
私には、友人たちと食堂をする計画があり、
それを機に夫とは別居をしようと思っています。

夫は、趣味も友人もなく、休日はずっとテレビをみています。
地域のボランティアや私が参加しているサークル(ジム、ゴルフ、釣り、料理、
ハイキング、家庭菜園、陶芸など)に誘っても
「俺は仕事で忙しい。あんな暇な奴らと一緒にするな」と言います。

夫は、大人のADHDと診断されたことがあり、
それで感情を抑えられないのかと思ったりもします。

あと少しですが、いい加減、疲れてきました。

【こはる様・50代・パートタイマー】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

2月末配信の「『相手が突然激怒』は自分のせい?」という記事には、
たくさんのコメントをいただき、多くの方にとって関心の多いトピックで
あったことが伺えました。

「相手が突然激怒」は自分のせい?
http://www.kawabatanobuko.com/blog/1820

こはるさんもキレるご主人に耐えてここまでやってこられたのですね。

まずは「これ以上耐える必要はない」とご自身に許可を与えてあげてください。
怒鳴るもキレるも、いわれのない相手に対してなされたのであれば、
それは立派な暴力です。
暴力はいかなる理由であっても許されるものではなく、
常に毅然とした態度を育むことは大切です。

下記は、内閣府男女共同参画局によるドメスティックバイオレンスの定義から、
身体的なもののみならず、精神的な暴力について述べているものです。
過去にも何度かメルマガでご紹介していますが、
大切な情報なので繰り返しお伝えします。

[精神的な暴力]

心無い言動等により、相手の心を傷つけるもの。
精神的な暴力については、その結果、PTSD(心的外傷後ストレス障害)
に至るなど、刑法上の傷害とみなされるほどの精神障害に至れば、
刑法上の傷害罪として処罰されることもあります。

・大声でどなる
・「誰のおかげで生活できるんだ」「かいしょうなし」などと言う
・実家や友人とつきあうのを制限したり、電話や手紙を細かくチェックしたりする
・何を言っても無視して口をきかない
・人の前でバカにしたり、命令するような口調でものを言ったりする
・大切にしているものをこわしたり、捨てたりする
・生活費を渡さない
・外で働くなと言ったり、仕事を辞めさせたりする
・子どもに危害を加えるといっておどす
・なぐるそぶりや、物をなげつけるふりをして、おどかす

どうでしょう、多くの人は日常的にやり過ごしてしまっているものも
多いのではないでしょうか。

毅然とした態度というのは、まずはこはるさんが内面的に育むものです。
言葉や態度で抗議すると倍返しになったり、さらなる暴力を振るう人はいます。

では、だからずっと我慢すれば良いのかと言われれば、それも不健全です。
暴力をふるう人というのは、相手を脅して恐怖心を植え付ければ、
相手は思い通りになるとか、自分が変化を起こすという面倒くさいプロセスを
省くことができるということを無意識のうちに知っています。

戦意喪失させるのが常套戦略なのです。

黙って服従する都合の良い人を、無意識のうちに選びます。
相手を落とし、自分が優位に立つことで価値ある自分でいようとしています。

怒鳴られ、キレられ、ということが日常的に続いていると、
やがて何をやっても無駄だと無気力になったり、
自己肯定感の低下も促進されてしまいます。

このような状況を許すことは、互いの成長のプロセスを阻んでしまいます。

暴力的な相手に対しては、実際に言葉や態度で抗議をすることが賢くない状況も
あるでしょう。こはるさんが無気力や諦めモードに入らず、
次のステップを考えていらっしゃるというのは素晴らしい姿勢ではないでしょうか。

実際に離婚をするかしないかは別として
(それはこはるさんご自身の直感に従って最終的に決められることと思いますが)、
暴力を振るう相手に依存しなくても生きていける生活基盤を作ることは
とても大切な取り組みです。

相手に脅しが効かない(利害に絡まなくなってきている)とわかると、
暴力で相手を支配しようとしていた人も、態度を変えることもあります。

お互いに大事な学びではないでしょうか。
応援しています。

ーーーーーー

PS
メンタルの整え方がわかる!人生が輝く!
川畑のぶこ公式メルマガ(無料)
ご登録はこちらからどうぞ♪

PPS
あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。