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Fork in the road

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――――――――――
Q:力を合わせ開業した夫から急な別れ話…

結婚して5年東京に住んで暮らし、10年前に、
主人の地元に主人の夢であった整骨院の開業にむけて、帰りました。

主人は、学校に通いながら勉強と、仕事をこなし、やっと試験に合格しました。

私は、その間見知らぬ土地で、主人の家族以外知り合いもなく、
主人を支えるよう朝と夜と働きました。

子供が欲しくても、できなくて、悩んでました。

5年前に、主人の夢だった整骨院を開業できました。

二人で、力を合わせできたのに、昨年急に、別れたいと手紙をもらいました。
意味がわからず、最初は、泣いてばかり、

仕事も一緒にして、暮らしも一緒に。

前の主人が優しかったから、毎日が受け止めきれず、
話しかけても、「はい」のみの会話。
もう精神的に、私も壊れてしまってきてます。

でも、主人を愛していたから、今は、前の主人に戻って欲しくてという気持ちと、
このままでは、二人ともおかしくなってしまうのではと。

主人は、無視が慣れてしまっているようで、会話なく、
けど仕事は一緒にしているという矛盾の毎日です。

私の何が変わればいいのか?

主人は、俺も40歳すぎたし、子供もいないので、自由になりたいと。

お前には、恩はあるが、愛も、希望も、信頼もないと言われ、
さらに、おれを自由にしてくれ。煩わしさから解放されたい
と手紙に書かれました。

私は、どうしたらいいのかわからなくて、今も、毎日悩んでます。

地元の方達とも、私自身慣れてきたし、
沢山の患者様との信頼関係もなくすことは、考えられずにもいます。

よろしくお願いします。

【夢ちゃん様・45歳・自営業】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

共に苦労を乗り越えてようやく落ち着いてきたというときに、別れ話。
まさしく青天の霹靂であったことと思います。

人生には予想もつかない試練のときがありますね。

夢ちゃんも心にぽっかり穴があいたような状態なのではないでしょうか。

ご主人がなぜそのような心境に至ったのかは、
夢ちゃんとご主人個々のパーソナリティー以外にも、
お二人がどのように関係性を育まれてきたのかということにも
大きく依存すると思いますので、
一概に正誤善悪のジャッジは出来ないと思います。

ただし、お二人の関係が破綻したらこれまでの全てが無駄であったか
というと、これは間違いです。

もちろん、理想通りの目標には至らなかったかもしれません。

でも、これまでお二人で乗り越えて来た試練は、
夢ちゃんの中にきちんとインプットされ、
今後のより良き人生にかならず役立つことでしょう。

東京から未踏の地に引越をして、新たな環境や人間関係を構築する、
このこと自体が夢ちゃんの適応能力を大きく培い、
今後のさまざまな夢ちゃんの人生の課題、または飛躍に大きく役立つはずです。

もしかしたら、夢ちゃんに対して、希望と愛と信頼を持って関わり合える
新たな出逢いに役立つかもしれませんね。

その能力が必ずしも「夫とずっと一緒にいる」ということに使われなかった
としても、他で大きく役立つでしょうから、
そのような視点からは、これは「無駄」にはならないのです。

これまでの経験を私の好みのかたちで活用できなかったけれども、
必要なかたちで役立てることができると信頼してみてください。

これまで夫のために自己犠牲を払って来たのであれば、
もう自己犠牲を払うのはやめて、もっと自分のために尽くしなさい
というメッセージであるかもしれません。

人は、それが相手のためのみならず、自分自身のためにもなっている
という実感があるときに「してあげたのに…」という思いは出てきません。

相手がどうであれ「自分がしたいからした」という
自立した立場がとれます。

たしかに、夫のためであったかもしれませんが
「その時点での自分の人生を機能させるのに、夫のプロジェクトに参画する
という選択をした」ととらえることもできます。

私たちは常に嫌なことにはNOという権利があります。

経済的な効果だけでなく、それが自分の精神的な成長につながると
無意識が同意していることには労を厭わないものです。

心理的にも物理的にも肉体的にも、
充足を図るのにチャレンジする機会を得たのだ、ととらえてみると
被害者意識は薄れてくるのではないでしょうか。

仕事で築いて来た患者さんたちとの信頼関係に関しては、
患者さんたちも「人生いろいろある」ということを理解する力を
持っていると信頼してみてはいかがでしょうか。

患者さんが夢ちゃんを信頼しているのなら、
今後も関係を維持することができるでしょうし、
同じような関係性をまた新たな職場で作り上げることも可能です。

いまの状態にしがみつかず、勇気をもって
何かを手放した後の心のぽっかりには、必ず新たな風が吹き入れる
ことをイメージして前進してみてください。

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151109

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、我が家のキッチンからお送りします。
沖永良部島にある実家の裏庭でバナナがとれたということで、
先日、両親が箱詰めで送ってくれました。

届いたばかりのときは、きれいな黄色でしたが、
だんだん黒くなってきて、今がちょうど食べ頃。
ただ、私はわりと酸味のあるバナナが好きなので
ちょっと早めに食べてしまって、
もう既に半分ほどになってしまいました(笑)。

モンキーバナナとも呼ばれる、このちっちゃな太っちょバナナは、
沖永良部島の土と風と青い空を感じられる食べ物。
これが届くと、毎回すごく幸せな気持ちになります。

一日1本のつもりなのに、おいしくて、
また、早く食べないと熟れてしまうということもあり、
ついつい2~3本食べてしまいます。

このモンキーバナナ、産地は沖永良部に限りません。
酸味があってすごくおいしいので、
皆さんもぜひ一度はトライしてみてくださいね!

さて、今日は50代の女性で看護師の方からいただいたご相談にお答えします。
「自己中心的な自分に落ち込みます」という方です。

ーーーーーー

「人のために何かしたい気持ちがない訳ではではないですが、本音では
『人のために尽くすことは、自分の本心に逆らい無理をしている』と感じます。
潜在的に、人によく見られたい、人より自分が優位になりたい、
自分にとってプラスにならない人は困ればいい、と思っている自分がいます。

社会生活ではそれなりに役割をこなし、職場でも精を尽くしているつもりですが、
他の人を優先に考えるようなふりをしているだけで、
昇格して就いた管理職も、本当はしたくないのに、人より上に立つために、
嫌だけど、頑張っているふりをしています。なので、結構きついことは確かです。

そのくせ、頑張っていないと認めてもらえない気がして、
仕事をこなして能力があるように見られたいため、
自分の時間を犠牲にしてまで職場に入り浸り仕事をしています。
サービス残業や休日出勤が、どんどんエスカレートし、かなりきついですし、
そんな生活は人間的でないとも思います。

(中略)

両親への感謝は、多少はありますが、私から見ると両親も自分中心で、
世間体を気にして生きてきたように思えるので、尊敬する気持ちにはなれません。
私が子供のころ、両親から受ける想いは、真の愛情ではなく、
世間体をよく見せたいため、と思えるところも多々ありました。

なので、年老いて勢力が逆転した今は、両親に態度で厳しく返してしまいます。

私の嫌な部分が、両親に似ているからだと思いますが、
両親に優しく接することは、両親に服従したような思いになるので、
悪いとわかっていてもできません。

人に尽くすと、損をしたり、自分が負けたりするような気がするのです。

頭では分かっているけれど、理性に反して、そう思ってしまうのです。

こんな私は、今現在と将来に希望がありません。自分が嫌いです。
不合理な考え方を直そうと思うのですが、
その気持ちは本心に逆らっていることなので、ジレンマを感じます。
俗にいう潜在意識に何かあるのかもしれませんが、自分でもよくわかりません。
このまま、孤独感にひたる毎日を過ごし、
病気になって死んでゆくだけなのかなと思うと、切なくなります。」

ーーーーーーーー

切実なお悩みですね。
実は、私自身も過去にはこのような姿勢がありました。
自分の過去をコピペしたような内容で、とても共感できるところがあります。

まず、「自分の本心に逆らって無理をして人に尽くしている」とのことですが、
人間というのは、本質的には、
誰かの役に立ちたいという気持ちや相互扶助の精神を持っています。
自分のことも大事だけれど、やはり人のことを思うという本質があります。

ただ、バランスが大事。
常に自分自身を犠牲にして自分の欲求を抑圧して人のためだけ、という姿勢だと、
どこかでバランスが崩れてしまいます。
看護師さんなので、日頃から患者さんのケアをされていると思いますが、
患者さんと同じように、自分自身も大事だということを忘れないでくださいね。

「情けは人のためならず」という昔からのことわざがヒントになりますよ。
一緒に考えてみましょう。

また、企業であれ、病院であれ、成績を上げる、収益を上げるという
何らかの目的がありますね。
それを達成するため、ゲームのような感覚でチャレンジをしていくというのは
時にはとてもいいことだと思います。

ところが、その成果イコール、すべてその人の人間としての評価かというと、
決してそうではありません。
もちろん、数字で成果が出せるのは一つの素晴らしいことですし、
人から称賛をもらえるのも、素晴らしいこと。

ところが、他人や周囲より、誰よりもまず、
自分に最も近い自分自身が、自分のことを認めてあげるということが大事です。

ご両親も、世間体を気にしてきたとのこと。
このことも、捉え方を少し変えてみると、ラクになれるかもしれませんので、
そのポイントをお伝えします。

勝ち負けや損得だけではない、人生の体験とチャレンジ。
容易ではないかもしれませんが、ぜひご自身に優しくなって、
取り組んでいただきたいと思います。

詳しくは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/cSksDeYHAms

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happy family sitting on floor and watching the fireworks

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Q:夫と二人の子どもに依存してしまう私

仕事でお客様の相談を受ける時に、
とにかく全てがマイナス思考だったり、自分なんて、どうせ…という考えの人に
どのように接したり、アドバイスしたら良いのか分かりません。

また、家族も主人がアスペルガー、子供2人は発達障害で
どう接するのが3人にとって良いのか日々悩みます。

主人とは情はありますが、この先夫婦として連れ添っていく自信がありません。
でも私も主人や子供たちに依存していて、家を出ることができません。

この状況が苦しく、どうしたら良いのか悩んでいます。

【Cindy様・50代・会社員】

―――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

仕事に夫婦関係に子育てに、
どうして私の人生にはこんなにも課題が降り掛かるのか?と
嘆きたくなることもありますね。

何をアドバイスしてもネガティブな反応しかしないお客さん…

そのお客さんはアドバイスを本当に必要としているのか?
というのも確認してみるといいかもしれません。

もしかしたら、ただ愚痴を聴いて欲しいだけかもしれません。

・ただ受け取って欲しいのか(傾聴・共感)
・解決策を求めているのか(介入)

相手のニーズを明らかにして関わり合うと
不要にエネルギーを消耗することもないかと思います。

人はただ受け取ってもらえるだけでスッキリすることがあるものです。

相手が変わりたいと思っていない以上、
また、変わるための策を必要としていない以上、
アドバイスやそのことについて思案するエネルギーは
水の泡となるでしょう。

そして、相手がただ受け取って欲しいだけの場合、
こんどはCindyさんがそれをしたいかどうかという問題があります。

Cindyさんのお仕事が何かにもよりますが、
多くのケースにおいてお客さんは選べませんから、
もし、Cindyさんが人の話をずっと聞くのは苦痛、
あるいは策を与えるのが私の仕事の本質というのであれば、
すなわち、お客さんのニーズを充たすことが出来ない場合は、
他を紹介することです。

己のお手柄に執着せず、その人が求めるものが与えられる場や
情報を提供することでその人の役に立てば良い
と考えてみてはどうでしょうか。

もしお客さんが解決策を求めているのに、それを実行せず
いつまでもネガティブな状態で堂々巡りをしているという場合には、
その人なりのプロセスがあるということを信じてあげることです。

私の理想通りではないけれど、この人は時間をかけながら、
その人に必要なかたちやタイミングで前進していくのだなと、
思いやりの気持ちをもって接してみてください。

そのためにはCindyさんご自身が、自分のために思いやりや優しさを
もって、私は私にとって必要なかたちやタイミングで成長し、
前進していくという姿勢が大切になってきます。

人生に苦しみがないにこしたことはありませんが、
残念ながら苦しみの全てを排除することはできません。

ですので、それを全部取り除こうと努力することは不毛です。

ただ、それらの苦しみとどのように向かい合うか?ということが
苦しみのレベルに大きな違いをつくります。

先に述べたように、相手と自分への信頼感を育み、手放す姿勢は、
苦しみを乗り越えるのに役立つかと思います。

ご主人やお子さんもしかり、それぞれに唯一無二の個性があります。

自分も相手も、誰かの視点から見れば問題はあるのだし、
別な視点からは魅力と映ることもあるのだから、
どの視点を持つことがこの苦しみをしなやかに乗り越えられるか?
ということを振り返ってみてください。

個性としてとらえたなら、好ましい面もたくさん見えてくるはずです。

ご主人やお子さんたちと一緒にいられて良かったことをリストアップし、
日々意識してみてください。

そして、そのような苦しみと向かい合い、より良くなろうと
努力しているご自身をたくさん労って、
優しく微笑みかけてあげてください。

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、私のオフィスからお送りします。
……と言っても、いつもと変わらない所ですが(笑)

私はいろいろな所で仕事をしていますが、
自宅には、私の部屋というものは特にありません。
今この時間は、このダイニングテーブルが、私のオフィスなのです。

家族が帰ってくれば食事をしたり、お客さんがくればお茶を飲んだりする
スペースですが、誰もいない時間帯はここが私のオフィスになるという
ノマド式のライフスタイルです。

そして、ちょっと気分を盛り上げるのに好きなアイテムを置いたりします。
最近、目にして「うふっ♪」と思うのは、このベネチアングラスの香水瓶。

私は瓶やガラス類が大好きで、香水の瓶を集めていた時期がありました。
最近は本当に気に入ったもの以外は買わないようにしているのですが、
先日、仕事でベネチアに行ったとき、これには惚れてしまい、
3日間ぐらい悩んで、やっぱり欲しい!と思い、最終日に買ってきました。

やはり買って正解。目にするたびに心がワクワクし、私のエネルギーを
アップしてくれます。買ってよかったなと思っています。
ただ、これも2個も3個も増えてくると、あまり価値を感じなくなってしまいますし、
逆に煩わしいものになってしまうので、そこはダンシャリアン魂で、戒めながら、
注意していこうと思っています。

さて、今日のご相談は「同居中の実母の顔色をうかがう日々」について、
47歳の女性、こゆきさんという方からいただきました。

———

「私は約10年前に離婚しました。娘二人と実母と同居しています。
私はフルタイムで働き、実母が家事を担当、私は娘の世話を担当しています。

元々実母の持っていた土地に元夫と建てた家でしたが、事情があり、
実家を処分して実母が同居する事になりました。

実母が同居するようになり荷物がかなり増えました。
私としてはいい気持ちがしません。
断捨離を考えますが実家に住んでいるような形になるので簡単ではありません。
家事を任せている為、家事をやってもらうありがたさはあっても自由はありません。

実母は女手一つで私と妹を育ててきた人でしっかり者。
私は長女であり実母には恩もあるので逆らえません。
アラフィフなのに実母の顔色を伺う日々。

私には実母が死ぬまで自由は無いのでしょうか?」

————

離婚をしていろいろ苦労があり、じゃあ、助け合える者同士みんなでやっていこう
ということで、また、経済的な効率を上げるという意味でも、お母様と一緒に
お住まいなのかなと思いますが、このようにスペースが限られている中で、
どうやって自由を得るかということですね。

まず、家全体を自分の思い通りにする必要はありません。
同じ居住空間の中でも「この部屋は」とか、あるいは
部屋はなくても「この空間は」という場所をつくるとよいでしょう。

こゆきさんの場合なら、例えば、お母さんが寝た後、子どもも寝静まった後、
ゆっくり一息入れる場を、自分の聖域に、お城にするわけです。

ここは、今この時間は、自分の自由になる場所と時間だ、というのを決めて、
意識して過ごすようにしてみてください。
そして、どんな変化があるか、見てみることをお勧めします。

もし、どう考えても家にはモノが多過ぎるし、くつろげず、全ての空間が無理だ
ということであれば、お母様とお話をしてみるとよいですね。

そのとき、大事なのは話し方、アプローチの仕方です。
あくまで「自分のニーズ」「私のニーズ」という伝え方が重要です。

そして、それも難しい場合……お勧めの方法はまだありますよ。

お母様への「恩返し」の考え方・仕方についても、私なりのアドバイスを
させていただきますので、どうぞご参考になさってくださいね。

続きは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/dWGksppyi6I

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Happy Mother stroking sleeping daughter

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Q:心の病で社会復帰できない娘への対応法

現在29歳の娘のことで悩んでおります。

自分の好きな職場にバイトですが勤務しており、
人間関係で「適応障害」と診断され、一ヶ月休んでおります。
先輩方も励まし、相談にのって下さってるようですが、
未だ復帰はいつになるかわかりません。

大学中から心の病は始まっております。
大失恋で歩行困難、過呼吸、自傷行為が始まり、
体調が良くなると今度は買い物の大量買い(特に洋服等)。
ネットでの購入も多く、あっと言う間に部屋を埋め尽くし、
今ではごみ屋敷状態!

一緒に片付けようと言っても行動に移すこともせず、
強い口調で言うと体調が悪くなってしまう状態です。

もうどうしたら良いのかわかりません。
私はどうしたらいいんでしょう?

【女性・50代・会社員】
――――――――――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ

愛する娘さんが心の病になるというのは
親としてとても胸の痛いことですね。

とてもお辛いとは思いますが、治療もされていて、
周囲に相談に乗ってくれたり励ましてくれたりするサポーターが
いるのであれば、少しひと呼吸置いて、
「これも娘の心やたましいの発達にとって大切なプロセス」
と受け止めてみてください。

家族としては早い社会復帰を望んでしまいがちですが、
ここはぐっとこらえて見守ってあげてください。

心の病気は目に見えにくく、
娘さんがストレスを感じていて病気の原因となっている環境(職場)を
ひとたび離れると、さほど調子が悪そうには見えないこともあり、
ついつい「もう復帰しては?」と促したくなりますが、
そうではなく「あせらず、十分休んで、充電しなさい」
という温かい姿勢で見守ってあげてください。

大失恋の末、自傷行為もあるということで、
自分に自信が無くなってしまっていますから、
言語的であれ非言語的であれ
「あなたはあなたのままでいいよ」というメッセージが
周囲から発信されることがとても大切な時期かと思います。

「早く治って」という気持ちは、確かに家族としてはそうなのですが、
捉え方によってはプレッシャーとなり
「やっぱり素の私では受け入れられないんだ」とか、
「頑張っている自分でないとダメなんだ」というメッセージとして
伝わってしまうことがあります。

頑張れないときは頑張らなくていい。
やる気がでないときはやる気を出さなくていい。
今まで頑張って来た分、人生のバケーションと思って
気長に構えてみてください。

理想を掲げることは職場や他人でもできます。
親にしかできない関わり合いはいったい何だろうと問い直してみて、
その答えに即した姿勢で関わり合ってあげてください。

何があってもこの人だけは私の味方で無条件で自分自身を受け入れてくれる
という存在が周りにあることはとても大切です。
誰も私を愛してくれないという妄想から脱却し、
「私は愛に値する人間である」と、本人が自分自身にそう思えるように
促してあげてください。

母親の心労は仕方のないことですが、
必要なプロセスと信頼しておおらかな気持ちで見守ってあげてください。

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

先週、先々週と動画配信ができず、
テキスト版メルマガを配信させていただきました。

実は、4歳の息子が急性肺炎にかかり、緊急入院となり、
この2週間はスケジュールがひっくり返るような状態でした。

周りの人々にご迷惑をおかけしてしまいましたし、
メルマガの配信もままなりませんでしたが、
一方で、病気の恩恵もありました。

本当に久しぶりに、子どもと24時間どっぷり、一緒にいる
ことができました。これはおそらく子どもにとっても、
深いニーズが満たされるイベントになったことと思います。

私自身は、病院と家を行ったり来たり、また病院に泊まり込んだり、
物理的にはわさわさしていましたが、
ずっと子どもの傍らにいる時間というのは、その瞬間、瞬間は
非常に穏やかさがあり、豊かなときでもありました。

これまで比較的好き嫌いが多かった息子ですが、退院後は
「もう病気にならないように」と言って何でも食べるようになりましたし、
夜更かしせずすぐにベッドに入るようにもなりました。

子どもらしい健康的な日々を取り戻したということも、
とても大きな恩恵です。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
季節が変わってきて、風邪も引きやすくなってきていると思いますので、
どうか皆さん、くれぐれもご自愛ください。

さて、今日も、皆さんからお寄せいただいたたくさんのご相談の一つを
ご紹介させていただき、
僭越ながら私からアドバイスをさせていただきたいと思います。

今日は、娘さんを干渉し過ぎてしまうという、40代の女性。
ヘルプ様からお便りをいただきました。

ーーーーーーー

「はじめまして。私は最低な人間(母親)です。

今まで娘(20代)の恋愛に反対した事はなかったのですが、
今回の恋愛に猛反対する事(年齢差、学歴等)で、
自分が過干渉であると思い知らされました。

娘が反抗すると、感情が抑えられず、酷い言葉で攻撃し、追い詰めてしまいます。
娘の行動を探るためにプライバシーにも踏み込んでしまいます。

そのため、嘘はつかないと信じていた娘が平気な顔して嘘をついている事も
知りました。私がそうさせている事も分かっています。

娘には娘の人生があると何度も言い聞かせてみるのですが、
どうしても受け入れられません。
こんなに娘を苦しめて、悲しませている自分に嫌気がさします。

今までは、とても仲が良く友達親子のように何でも話せる関係だったのですが、
それが原因でこうなってしまったのかもしれません。
最近は「意地になってる?」と思う事もあります。

こんな最低な人間(母親)にお説教して頂けたらと思い、
メールを送らせていただきます。」

ーーーーー

本当に仲のいい母と娘なのだなということが伝わってきますね。
娘さんのことを、自分のことのように、大親友のことのように思っている
からこそ、出てくる悩みなのでしょう。

今回のことで、ご自身に起こっている問題や課題についても浮き彫りになって、
問題意識はおありのようですので、頭にきたときではなく冷静なときに、
一度、時間をつくって娘さんと話すのがよさそうです。

まず、言葉の暴力やプライバシーに立ち入りすぎていることに関しては、
ちゃんと詫びることが大切です。

その上で、ご自身のニーズを「私はこう思う」という言い方で伝えましょう。
あくまで「健全な伝え方をする」ことがポイントです。

お母様から見た、娘さんの「嘘」については、おそらく娘さんご自身の意図、
目的があるはず。決して、お母さんを欺こうとか、ないがしろにしようと思って
しているのではないはずです。ここを見極められるといいですね。

そして、ヘルプさんご自身もお気づきのように、
娘さんには娘さんの人生があるというのはまったくその通りです。
が、その前に、忘れてはならない大切なことがあります。

続きは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/5O024uNGrwg

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――――――――――

Q:時間にアバウトになれたのはいいですが…

私は、最初の発病で、「もう頑張るという言葉は使わない」と決め、
自分に出来るだけ負荷をかけないようにしてきました。

そして、2度目の発病で、
何でも完璧にせねばとか急がねばと己を駆り立てる癖が
完璧に消えました。

時間に支配されないよう、腕時計をせず、
行動計画もアバウトに、マイペースを意識してきました。

ところが今、その「時間」について、困ったことが起きています。

つまり、約束時間をあまり気にしなくなったのです。

あれほど時間でキッチリ動いていたのに、
「遅れちゃったー」と、ケロリとしている自分に唖然です。

これは、社会性の欠如でしょうか?

時間を守るとは、社会人としての基本中の基本である、
と職員教育してきた自分が信じられないのです。いい意味で。

今までがキッチリし過ぎで、今はチョッと問題が・・・
というところでしょうか。

どのように捉えたらよろしいでしょうか?
ご助言をいただけましたら、幸いです。

【40代・女性・匿名】

―――――――――――――――
A:
FROM 川畑のぶこ

自分自身に対して完璧を求めたり、常に急ぐことを強いたりすることは
心身共に疲弊することですね。

病気を繰り返しながら、それらを解除できるようになったのであれば、
それはすばらしい恩恵ではないでしょうか。

ただし、過ぎたるは及ばざるがごとし、
両極端になるのであれば、結局それは不調和を招いてしまいます。

もしも、社会的な調和は自分の人生から削ぎ落としてよいという潔さ
があれば、それはそれでよいと思います。

あるいは、時間の観念に縛られない文化や価値観を持っている人も
世の中にはいますから、
そのような人たちと調和的に生きることも選択肢の一つでしょう。

人生の価値観はさまざまです。

もし、そうではなく、時間や約束を守ることは大切だと思っているし、
願わくば、そのような価値観を持つ人たちと関わり合いたい
というのであれば、課題を乗り越える必要はありそうですね。

今は、これまでがあまりにもきっちりしすぎていたので、
そのことへの反発から一気にバランスを取ろうと、
勢い余って対極に振れている時期かもしれません。

北極に行ったら寒かったので、一気に南へ向かったら
今度は南極に到達してしまったという状態
に似ているのではないでしょうか。

そうであればまた北へゆったり向かってみると良いでしょう。

ちょうど赤道直下あたりで
心地良い南の島にたどり着くかもしれません。

まだ自分はそんな旅の途中にいる、
二度目の発病が2ndステージであるとするなら、
3rdステージに向かっているプロセスと考えてみてはいかがでしょうか。

もちろん、そのステージをわざわざ病気でクリアする必要はありません。
病気を使わなくても、率先して自分が心理的にも社会的にも
心地よいと思えるような領域を見つけてみてください。

時間を守るか破るか、白黒はっきりさせる必要はなく、
ときにはきっちり引き締め、ときにはゆったりと緩めるなど、
試行錯誤しながら前進してよいと許可を与えてあげてください。

「なんとなくこのあたりが調和的で良いな」
という感覚が得られたのであれば、その感覚を大切に、
その域に入ることを心がけてみると良いかと思います。

ぜひ気楽に取り組まれますように。

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「月曜の朝から『ダラダラ曜日』って…何言ってんの?
 こっちは今から仕事なのに」

……そんな声も聞こえてきそうな今回のタイトルではありますが(笑)
週の初めだからこその、
川畑のぶこからのQOLを高めるヒントをお届けします。

<書籍『「心のガラクタ」を捨てる生き方』より>

私は、一週間の中に一日だけ「ダラダラ曜日」をつくっています。

仕事はひとつも入れず、
ひたすらダラダラと過ごすことを目的とした日です。

以前の私は、ダラダラすることは非生産的なことで、
人生の無駄、怠けることだと思っていました。

仕事の生産性を上げること、
目に見える結果だけを追い求めているうちに、
私は体調不良に陥り、会社をよく休んでいました。

当時の私は、休暇をまったく取っていなかったわけではありません。

でも、やっと取った数日間の休みでリゾート地へ行き、
そこで何をしていたかと言えば、
写真を撮ったり、あちこち忙しく見て回ったりなど、
まるで仕事のスケジュールをこなすように動き回っていました。

「せっかく来たのだから、見ないと損」
「リラックスするためには、 あれもしないと、これもしないと」
という発想です。

そして休暇から職場に戻った私は、それまで以上に疲れていました。

*  *  *

バケーション(休暇)は、もともと
「空(からっぽ)になった状態」という意味です。

アメリカやヨーロッパの人たちは、
まさに「からっぽな時間」を楽しんでいるかのように、

やることといってもビーチでゴロゴロしながら本を読んだり、
ブラブラ散歩をしたりするぐらいで、
あとは食事をして寝るというシンプルな過ごし方をしています。

それは、日常でたまった心のストレスをリセットして、
新たなエネルギーを充電するためです。

*  *  *

働かないと食べていけないことは、みんな知っています。

でも、休まないと死んでしまうことは、意外と忘れがちです。

改めて考えてみると、休むことは働くことと同じ。
あるいは、それ以上に大切です。

リラックスすること、休むことも大事なお仕事のひとつです。

ダラダラとリラックスをして心と身体を休めることは、
意識しないとできません。

エステに行ってマッサージを受けていても、
「仕事は大丈夫かな?」という考えが離れなかったら、
身体のあちこちに力が入ってしまい、気持ちは休まりません。

こんなことなら仕事をしていたほうがマシ、
なんてことでは本末転倒です。

*  *  *

休むことにもコツがいります。

ちゃんと心を納得させて、気持ちの切り替えをしておかないと、
エネルギーは充電されません。

休もうと決めたら、
「今から私はダラダラしに行く。なぜならこれに価値があるから。
 エネルギーを充電することが重要だから」
としっかり認識すること。

仕事が気になるときは
「今はほかの人が力を発揮するときだから大丈夫」
と、信頼することです。

自分が常に動いていないと破たんするような仕事の仕方や、
終始、気を遣っていないといけない関係は、
本来あなたの人生から淘汰されるべきものです。

誰かひとりがオーバーワークになったり、
片方だけが相手に合わせ続けるような組織や関係は、そもそも不健全です。

不健全なものは手放す。
空いたところには、自分によりふさわしいものが訪れる。

そう自分を信頼することで、心は落ち着きを取り戻していきます。

時間が空いていることは、もったいないことではありません。

空白の時間ではなく、贅沢なゆとりで満たされている時間です。

<引用ここまで>

 *  *  *

ドラえもんのひみつ道具の一つに
「ナマケモノスーツ」というのがあったのを思い出しました。

これを着ると、周りの人に動物のナマケモノと認められ、
いくら怠けていても咎められたり怒られたりすることはない
という、夢のような(!)スーツです。

ドラえもん曰く
「着ている本人がイライラしてすぐ脱ぎたくなる道具」。

しずかちゃんはすぐ脱いでしまいましたが、
のび太はいつまででも着ていられるようで…笑

何かと気ぜわしい日々を送っている私たち。
たまには「ダラダラ曜日」をつくって、
その日は「ナマケモノスーツ」にすっぽり身を包むのもよさそうですね。

ー川畑のぶこ公式サイト運営事務局
 山本響子

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151012_FB_kawabata

毎週月曜日、読者の方のお悩み相談にお答えしている、
川畑のぶこ「ココロの学校」メールマガジン。

本日は、川畑のぶこが急用のため
代わりまして、事務局の山本よりメルマガをお送りします。
いつものビデオメッセージではございませんが、何卒お許しを。

食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋…
皆さん、どんな秋をお過ごしでしょう?

スマホをいじっている人が多い電車の中、
先日は、参考書を開いて熱心に勉強している人をちらほら見かけ、
「資格試験の秋だなぁ!」と実感。
(私だけでしょうか?笑)

うちの近くの学校が試験会場になり、
その前の道がまるで繁華街のように、
年に一度の大渋滞になる光景もセットで思い出され……。
その日も多分もうすぐです(笑)

さて、日頃のセルフケアに必要かつ有効として
「ココロの学校」メルマガの中で川畑のぶこが頻繁にお伝えしている
ことの一つに、「執着を手放す」というものがありますが、

この「執着」が、意外にも「資格取得」という行動にも関係している、
という話が川畑のぶこの書籍の中にありましたので、
皆さんにシェアします。

*  *  *

<書籍『メンタル断捨離で心の換気!
         「怒り」をすっきり整理する』より>

「執着ほど人間を悩ませるものはない」というのは仏陀の言葉です。

執着とは、「何が何でも」と、必死にその状況にしがみついたり、
徹底的に他者や状況をコントロールしようとしたりする、
視野が閉ざされた状態。

「こうあるべき」という前提があることによって起こるので、
そうならなければ不安や恐怖を生み出し、
コントロールするために怒りとなって表出します。

*  *  *

怒りから解放されて、しなやかに生きていくためには、
「希望を持ちつつも執着を手放す」という姿勢が必要になってきます。

執着しているときは、
「何が何でもこうあらねばものごとや人生が機能しない」という
不健全な思い込みや前提がベースになって
心が詰まって閉ざされた状態ですが、

希望を抱いているときは、
「こうしたいしするけれども、たとえそうならなくても何とかなる」
というような、健全な思考がベースとなって、心が開けた状態です。

たとえば、何かの「資格をとる」という目標を持ち、
そこに向けて最大限の努力をしたとします。

そのときに発している、あるいは頭の中にある言葉に注意してみます。

「資格をとりたい」とか、「資格をとろう」という
「ーしたい」「ーしよう」というような言葉が使われているのであれば、
それは希望を抱いている姿勢であることが多いはず。

そのことに深い関心を持っていて、
その結果を得ることを想像すると心がときめくでしょう。

一方、それが執着からくる姿勢であれば、
「資格をとらねば」とか「資格をとるべき」という
言葉を使っていることが多いはず。

自分がそのことに関心があるかないかは関係なく、
そうでなければ仕事や生活、または人生が機能しないという状態です。

ここに心のときめきは存在せず、プレッシャーやストレスがあります。

*  *  *

資格があるに越したことはないかもしれませんが、
なくても人生は機能するでしょう。

世の中には資格を持っていなくても
健全に、そして幸せに生きている人は無数にいるわけです。

むしろ、資格をとってしまったが故、本当はさして関心がないのに、
世間の価値観を軸にその資格を生かさねばと、
自分の本性から離れてしまった人生を生きることにもなりかねません。

これはモーツァルトのような音楽の天才が
会計士の資格をとってしまったので、
その資格を生かす仕事を探して評価されようとしてしまっている
ようなものかもしれません。

*  *  *

私は時折、臨床現場で、
そのままでもとても素晴らしい個性と魅力ある人物が、
なぜか多くの資格を持っていながら、自信がなく苦しんでいるという
ケースを見ます。

それがある分野に特化した一貫性のある資格であれば、
自分の関心を掘り下げていったのだなと理解できるのですが、
まったく一貫性のない資格なのです。

しかも、資格をとればとるほど、
自分に自信がついてリラックスして過ごせるようになったかといえば、
その逆で、資格が増えれば増えるほど「これでもまだ足りない」と、
いつまでたっても満たされない状態になってしまっているのです。

これは希望からではなく、
ベースに不安や恐怖のある執着から資格をとっていったからです。

関心や興味のない分野で資格をとって仕事にしても、
モチベーションが低いためよいパフォーマンスもあまり期待できない
でしょうし、がんばって結果を出しても徒労感に苛まれかねません。

自分が抱いているものが執着なのか、希望なのかを
確認することが重要です。

希望を持ちつつ執着を手放すというのは、
「人事を尽くして天命を待つ」という境地。

ときには自分ではどうしようもない、
見えない働きかけに身をゆだねてみると、すーっと楽になれるでしょう。

<ここまで>

*  *  *

「資格をとる」ということ自体はとってもポジティブかつアクティブ。

でも、自分の思いのベースにあるものが「ーねば」「ーべき」だと、
それは「執着」でしかないということのようです。

せっかく時間をかけ、勉強するのですから
(そしてお金もかかりますね(>_<))、
「ーしたい」「ーしよう」と心から思える、自分の個性にぴったりの資格
に出会い、希望を持って、そこへ向かっていけたら幸せですね!

ー川畑のぶこ公式サイト運営事務局
山本響子

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mother with her son in the park

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
Q:すべて母親の私のせい…?

私は、自分だけでなく旦那さんと子供にも同じ様に攻めてしまいます。

6年生の男の子の親なのですが、子供が不登校になってしまい、
それは、全部自分のせいだと、全部ではないと分かっているのに、
苦しくて自分を攻め続けてしまいます。

少し自分が何か出来なかった事があっても自分を攻め続けます。

苦しいです。
責め続ける癖は、どうしたら治りますか?

教えて下さい。お願いします。

【はれ様・46歳・主婦】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

「私たちは出来事によって悩まされるのではなく
出来事の受け止め方によって悩まされるのです」

ギリシャの哲学者、エピクテトスの言葉です。

私たちは日常に起きる出来事に対して、
時として歪んだものの見方をしてしまうことがあります。

このような状態を心理の専門用語では、「認知の歪み」と呼びますが、
この歪みは特にストレス下にいるときに頻発する傾向にあります。

自分に厳しい人というのは総じて他人にも厳しいです。

もちろん、他人に対しては、表面的に優しく装うことができるでしょうし、
そうあろうと努力しているとは思います。

ところが、真に優しいあり方=Being ではなく、
優しいやり方=Doing を実行しようとしているのでどこか抑圧的で、
それを発散する対象に身内が使われることがほとんどです。

ものごとの受け止め方が歪むのにはいくつかパターンがありますが、
その中に「自己関連づけ」というものがあります。

自分の身の回りに起こっていることで
悪いことは、すべて自分のせいだと思い込んでしまうことです。

もちろん自分との関わり合いの中で相手に影響を与えることはあるでしょうが、
全て自分のせいということは無いことがほとんどです。

子どもが母親の影響を受けるのは当然のことでしょう。

ところが、息子に起きている好ましくないことの全ては
母親のせいかといえば、そうではありません。

これは根拠のないことです。

現実的なのは、息子さんもご自身もさまざまな関わり合いの中で、
息子さんなりのものごとの受け止め方や対処の仕方をすることができますし、
ものごとの受け止め方や対処の仕方は選択の余地があります。

「残念なことではあるが、やり過ごそう」とか、
「困難だが、なんとか善処しよう」ととらえることもできれば、
「現状を打破することは不可能だ」とか
「誰も自分を分かってくれない」とか
「何をやっても無駄だ」と受け止めることもできます。

また、「全て母親のせいだ」と受け止めることもできます。

ただし、これはあくまでも受け止め方であり
事実に基づいていることではありません。

感情は受け止め方と連動しますから、
息子さんが辛いのは、後者のような否定的な受け止め方で、
世の中に向かい合ったり対処したりしようとしていることが考えられます。

では息子に考え方を変えろと言えば良いかというと、そうではありません。

これは勉強しろと言えば勉強するかというとそうではないのと一緒です。

考え方を変えることほど難しいことはありませんし、
人間が最も執着するのは己の考え方だと言われています。

すなわち、人生で最も難しいことに今取り組もうとしているということを知り
息子さんにもご自身にも、寛容になって、丁寧に向かい合ってみてください。

そのためにまずできるのは、はれさんご自身が
ものごとの受けとめ方を健全化することです。

そのことで、息子さんに背中を見せることができます。

息子さんを変えようとすると抵抗が出てきますが、
母親が変わると自然とそれに影響を受けることはあります。

母親自身が、不登校含め、人生の困難に対して悲観的になっていれば、
それは自ずと非言語的なメッセージとして息子さんに
「ダメなあなた」と届くことでしょう。

ところが、お母さん自身が

「人生に困難はつきもの」
「人間は失敗を免れないもの」
「どこからでも変化を起こすことは可能」
「これもまた経験で成長の種」
「急ぐ必要もなくそれぞれのタイミングがある」

などと受けとめ、息子さんと関わりあっているのであれば、
それは単に
「人生の大切な課題にチャレンジするあなた」
と届くことでしょう。

まず人に優しくなりたかったら、
自分自身にも優しくなる必要があります。

そのためには、批判的な目でものごとを受け止める姿勢を改めて、
自分にも他人にも、健全で思いやりあるものごとの受け止め方を
してみることから始めてみることをおすすめします。

愛する我が子が困難な状況にいることは
母親としてこの上なく辛いことですね。

それでも現状は結末ではなく、まだ必要なプロセスの途中であって、
あくまでも「道しるべ」です。

今、ここからどのような進路を取るか…
これはいつでもどこからでも変更できます。

どうか希望をもって息子さんと
ご自身の人生に向かい合ってみてください。

応援しています。

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