執筆者

Cjildren playing with wooden toys

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
Q:5LDKで2人の子育て。片づけられない私…

私は今、5歳の男の子と0歳の女の子の育児真っ只中です。

結婚してから、自分は片付けが苦手であったことに気がつきました。

実家に暮らしてる時は、自分の小さな部屋を綺麗にすること、
こまめに掃除する事は出来ていました。

しかし、結婚して、いきなり5LDKの一軒家に住むことになり、
仕事をしながら家事をする事の大変さを実感し、
それでも何とかやっているつもりでいました。

そして、子どもができ、職場が遠かったことと、
自分は仕事と育児は両立できないと思ったので、仕事を辞めました。

上の子が産まれ、初めは頑張っていたものの、
だんだん家事が疎かになっていき、
部屋が散らかりっぱなしの状態になりました。

人を呼ぶ時は綺麗にし、すぐに散らかり、
突然の訪問には対応できずにいました。

上の子が幼稚園に通うようになり、
時間が出来たから、家を片付けようと思っても、
体が動かない、どう片付けていいか、分からなくなっていました。

幼稚園での人間関係に悩み始めたら、尚更できなくなっていき、
荒れ放題の部屋になっていきました。

たまに片付けると、
息子が「お家が広くなった!」と喜ぶほどでした。

そんな中、2人目を妊娠し、妊娠中にどうにかしなければと思っていましたが、
現状は変わらないまま、出産して、2人になったら、やること2倍になり、
ますます片付けが大変になってしまいました。

これから、おもちゃも洋服もどんどん増えていくのに、
片付けができないままでは大変だと思って、
やました先生の断捨離のDVDを買いました。

しかし、やろうと思っても、時間を作ることすらできず、
目先のやらなくてはいけないことで手一杯の日々が続いています。

どうしたら、やる気を起こせるのか、時間を作れるのか、考えてばかりです。

子どものものも、捨てられずに困ってしまうし、
いろいろ考えてばかりで、体が全く動かない状態です。

このままでは、子供たちも片付けられない人間に育ってしまいそうで怖いです。

【かとせめ様・38歳・主婦】

―――――――――――――――――――――――――――――
A:

FROM 川畑のぶこ

2人の子どもを育てながら5LDKの家を奇麗に管理するというのは大変ですね。
子育てをしていると、あっという間にその日が終わってしまい、
気がつくと一週間が経っていたりしますよね。

1人育てるだけでも大変なのに、
2人の子どもを育てているかとせめさん、表彰状もんです!
本当によく頑張っていらっしゃると思います。

このような育児世代の断捨離に関しては、
5LDK全てを一気にというのはあまりにもハードルが高く、
気持ちが萎えてしまいます。

ですから、出来る限りターゲットを細かく絞り、
徐々に徐々に、時間をかけて行うことをおすすめします。

1日10分できたらハナマルとしてみてください。
0歳児だと10分だってつくるのは大変かもしれませんよね。

なので、毎日ではなく、週3日、10分など、最低ラインを低く設定して
それをクリアしたならハナマル!としてみてください。

「今日はこの部屋」ではなく、
その部屋が6畳なら「今日はこの1畳分だけ」など
細かくターゲットを絞ってみてください。

既に、やましたひでこさんの断捨離のDVDを購入されたとのことですので、
ぜひもういちど、「ながら見」「ながら聴き」で構わないので
BGMのようにDVDをかけてみてください。

いちど見たから、聴いたからではなく、
何度も何度も繰り返し見聞きすることをおすすめします。

私自身、やましたひでこさんの断捨離セミナーで学ぼうと決めたときは、
最低3回は受講しようと決めました。

当時は書籍もDVDもありませんでしたから、自ら主催して学びました。

一度聴いただけでピンと来る人もいるかもしれませんが、
私の場合、溜め込み性&嫌なことは先送り体質、
おまけに「散らかっていたって人間生きていけるさ♪」
の楽観的どころか能天気でしたから、己のパーソナリティーからいって、
ピンとくるまでには何度も繰り返し学習が必要だと思ったのです。

「いちど聞いたのに出来ないダメな私…」ではなく、
「何度も繰り返すうちに徐々に出来るようになる私」をイメージしてください。

きっと、かとせめさんも繰り返し学んで行くうちに、
ピンとくるやましたさんのキーワードに
モチベーションを得ることがあると思います。

また、モチベーションキーワードは聞く度に変わり、
また片づけの段階によってもどんどん変わってくるので、
ぜひそんな変化も楽しみながら取り組まれてください。

片づけを行う際に、真剣になるのは結構ですが、どうか深刻にならずに、
軽やかさをもって片づけと向かい合ってみてくださいね。

自分のどの部分が「笑えるか」、ツッコミを入れながら行うといいですよ。

私が断捨離を行ったときも、気がつくと眉間に縦じわが寄ってくるので、
ユーモアを忘れないよう心がけました。

出張のたびにいじましくホテルから持ち帰って、
溜まりに溜まったアメニティーに向かいあったなら
『アンタ、どんだけヒゲ生えてるんだ!?』と突っ込んでみたり、
消費期限の切れた大振りの利尻昆布、日高昆布、羅臼昆布が出てきたなら、
『昆布扇子、ホッホッホ』とマダムのように扇いでみたりと。

ぜひ、「一気に!全てを!完璧に!」の三拍子を手放してみてください。

子どもが増えると確かに管理するものは増えますが、
年を経るごとに増え続けるかというとそんなことはありません。

おそらくかとせめさんは片づけを「収納」と考えていらっしゃるかも
しれませんが、断捨離は代謝です。

お兄ちゃんが着られなくなった服で、
妹には合わないものはどんどん手放します。

「使えたのに」と時には後悔することもあるかもしれませんが、
そんな時は、「他の手放したい人々からまた流れてくる」と信頼してください。

みなさん衣類やおもちゃが多くて困っています。
もらってくれる人がいたら大喜びの人はそこいら中にいますから。

未来に後悔しないために、
今後悔する(部屋が散らかっていることに)ことをやめることです。

私たちが最も大切にする時は「今・この瞬間」で、未来はその積み重ねです。

また、5歳くらいだと、
「使う」「使わない」の判断は出来るようになりますから、
子どもが「使わない」と言ったものは手放して行くようにしてみてください。

子どもが片づけられないのではなく、
親の執着が子どもの片づけの邪魔をしていることに気づくはずです。

子どものモノでおびただしく増えるのは、衣類、おもちゃ、本などかと
思いますが、これらは全て代謝させるよう心がけます。

私の息子は4歳ですが、2歳から断捨離を実践しています。

あちらこちらから、おもちゃが流入してきますが、
自分で選んでいないものなどはとくに飽きるのも早いです。

3-6ヶ月に1度自分で判断をさせると、
半分以上のものが不要なモノの部類に入ります。

全て「ありがとう」とキスをして、
使い切れなかったモノたちには「ごめんなさい」と謝って
ゴミ箱に捨てお別れをします。
すると、やたらとおもちゃを欲しがらなくなります。

お子さまランチのおまけのおもちゃも
気に入ったモノがないと、自ら断ります。

私自身は、片づけはものごととの関係性を問い直し理解するための
最良の育児だと思っています。
ときには子どもから「ママ片づけよう」と促すこともあるから驚きです。

片づけが嫌いで苦手な自分の子どもだからと、我が子に己を投影せずに、
未知なる可能性を備えた子どもたちに
愛ある好奇心を持って接してみてください。

そして、下の娘さんが2歳くらいになると、
お兄ちゃんと一緒に遊ぶようになり、
お母さんの家庭での時間のゆとりもぐんと増えるでしょう。
もしかしたら、兄妹で片づけをするようになるかもしれませんよ。

育児と家事の両立、しばらくは大変かもしれませんが、
どうかひと呼吸おいて取り組まれてください。

PS
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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

12月も中旬、我が家のデコレーションもクリスマスっぽくなりました。
子どもと作ったお菓子の家と、私が一昨年、主人にクリスマスギフトに
買ってもらったくるみ割り人形を背景に、今日のメルマガをお届けします。

年末に向け、雑誌では断捨離や大掃除の特集が増えますね。
私も、取材をたくさん受けましたので、その一部をご紹介したいと思います。

まず、『PHPスペシャル』。「心が楽になる、ホッとする」というテーマです。
今回は「減らす、手放す、ためこまない」という中に
「嫌な気持ちの捨て方」という内容で、少し記事を書かせていただきました。

もう一つは、『OZ plus(オズプラス)』。これも今、全国の書店とコンビニで
お買い求めいただけると思います。「整理!これで完璧 ~スタイルのある整理術」
という特集で、私は「心の整理」を担当しています。

そして、これは10月なので、場合によっては入手が難しいかもしれませんが、
『ゆほびか』の「掃除・片づけ・捨てる」特集。使わないのに捨てられないとき、
どんなふうに自分に問い直しをしていったらいいのか、という内容です。

これも、11月号で少々前の情報ではありますが、『日経WOMAN(ウーマン)』の
別冊付録で、『1週間でラクになる!心とカラダの疲れすっきり!BOOK』という
のが付いているのですが、これがいいです! 永久保存版だと思います。

この中の「お疲れ度チェック」というところに、私のコメントが少し入っています。
他にも、使える情報がたくさんありますので、既にバックナンバーになっていますが、
ご興味のある方は、ネットや書店で取り寄せてみてください。

いつも、ついついスルーしてしまうのですが、
今後は、このような取材を受けたときは都度、皆さんにご紹介していきますね!

さて、今日のご相談は、「夫を亡くして5年、職場でミスばかりの悶々とする日々」
というお悩みで、51歳、事務職のMIKAさんという方からいただきました。

~~~~~~~~~~~~~~~~
主人が亡くなって5年です。
頑張りすぎて鬱になり、仕事を辞めてだんだん良くなってきた矢先のことでした。

主人が亡くなって急に年老いた自分があります。
まず記憶ができなくなりました。
人事事務関係の今の職場にやっとの思いで就職して1年以上になるのに、
ミスや間違いが減らずにまわりに迷惑をかけてしまいます。
まわりは私より若い人ばかり、自覚を持ってくださいと注意を受けます。
一生懸命になればなるほどギクシャクしてしまい、余計にとっちらかってしまいます。

もう少し若かったら…と思うし、私のようなものより若い人を雇ったほうが…
辞めたほうがまわりにとっては良いのでは?と思うのですが、
辞めても仕事がありません。

一つ一つ努力して仕事も覚えてきたし、以前よりは前進していると信じて
気持ちを切り替えつつですが、結果は結果。
どうしたらよいのかわからず毎日悶々としています。
~~~~~~~~~~~~~~

ご主人が亡くなって5年が経つとのこと。
MIKAさんにとっては、おそらく、人との関わり、特に親密さが、
心の欲求を満たすのにとても大事な要素なのではないでしょうか。

もちろん、誰でも人間関係は大切だと思いますが、パーソナリティによっては、
特にそのような親密な人間関係を重要視する人がいます。

そして、そのような人が最愛の人を亡くしてしまったとき、
それに代わる、心を埋めてくれる対象や関係性が構築されない限り、
ずっとストレス下に置かれることになり、
その次にはケアレスミスをするようになります。

自分のことよりも人のこと、周囲のことばかりが気になってしまって、
パニック状態になってしまうのです。

そんな中で、少々難しいかもしれませんが、
まずはご自身のケアに注力していただきたいな、と思います。
今のMIKAさんに目を向けていただきたいのは、ご自身の「心理的ニーズ」です。

ご主人が亡くなって、心のニーズを満たす対象がなくなった。
そのことを自覚して、それをどうやって埋め、自分自身を満たしていくか。
そこに、積極的に取り組んでいくことが有効です。

深呼吸して、周りを見渡してみましょう。
MIKAさんの心理的ニーズを満たしてくれる対象が、きっとあるはずです。

具体的には、どのようなものでしょう?
手がかりや見つけ方も、お話しししますね。

続きは、ビデオをご覧ください。
https://youtu.be/q9p8HEtKZt4

<ビデオ内でご紹介した雑誌>

『OZ plus(オズプラス)』2016年01月号(スターツ出版・2015/11/28発売)
『PHPスペシャル』2016年01月号(PHP研究所・2015/12/9発売)
『ゆほびか』2015年12月号(マキノ出版・2015/10/16発売)
『日経WOMAN(ウーマン)』2015年11月号(日経BP社・2015/10/7発売)
別冊付録『1週間でラクになる!心とカラダの疲れすっきり!BOOK』

PS
周囲に気を使えば使うほど、自分は空回り。
緊張し、失敗が増え、さらに失敗が失敗を呼び…悪循環。
そんな経験はありませんか?

……何かとストレスの多い日常生活、
ご自身のメンタルケアに、ぜひこちらをお役立てください。
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PPS
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Young running couple jogging

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
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――――――――――
Q:パートナーが欲しいのに、一対一の付き合いが苦手です。

初めまして、いつも楽しみにしています。

特段、切羽詰まっているとか、ないのですが、
良かったらアドバイスいただけると、前に進めるかな?
と、ほんの少し期待してご相談させていただきます。

どうしてか‘自分を選ばない人‘ばかりを好きになってしまいます。
一対一での深い向き合いが怖いようです。

…怖い、というよりは‘責任取りきれない‘
と及び腰になっているというか。

ちょっと特異な家庭で育ったこともあり、
なかなか自分の本音を他人にさらすのは勇気がいります。

そして、大概のことは‘自分のワガママではないか‘
と臆病になり、付き合うということ以外では
自信がないということはありませんが、
お付き合いに関してだけは、
やっぱりどうにも踏み込めずにいます。

自身はバツイチでもあり、もう結婚とか望んでもいませんが、
やはりパートナーの存在は欲しいかな、と思い始めています。

年老いた両親を安心させたい、というのも少しあります。

でも、パーソナルスペースには、大概の他人を受け付けなく、
寂しさもありながら、やっぱり無理かと諦める気持ちもあります。

こんな少ない情報では、アドバイスも難しいかも知れませんが、
考え方の視点などあるようならご助言いただけると嬉しいです。

【43歳・会社員・さと様】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

いつもメルマガを楽しみにしてくださり、ありがとうございます。
読者の声が届くことはとても励みになります。

さとさんは一対一のお付き合いに、及び腰になってしまい、
自分を選ばない人ばかりを好きになってしまうとのこと。

敢えて自分を選ばない人を選ぶということは、
無意識のうちにパートナーシップを難航させることによって、
あたかも「ほーら、どうせうまくいかないんだから、やめときな」
と、己に知らしめているかのようですね。
「夢など抱きなさんなよ」と。

本気になって後で傷つくのが怖い、
だから最初から本気にならなくてよい相手を選ぶことで
自己防衛を図っているようですね。

「どうせ最初から分かっていたしね」と後々合理化できて、
自分が傷つかなくてよいですからね。

確かに、傷つかないことは楽かもしれません。
ただし、リスクのない人生は躍動もありませんね。

さとさんは特異な家庭で育ったとのことですが、
確かに家庭にパートナーシップの成功モデルがないと、
自分自身の健全なパートナーシップも
イメージしにくくなることはあるでしょう。

それでも、そのことを理由に
「どうせ私なんて」と卑屈になることもできれば、
「それを反面教師にしよう」と過去を踏み台にすることも出来ます。

まず、さとさんにとってどのようなパートナーシップが理想なのか
を具体的に思い描いてみてください。

そのときに、「どうせ実現しないのだから、思い描くだけ損。
みじめになりたくないからやめておこう」
という無意識の抵抗が出てくるでしょう。

あまり深刻にならず、ゲーム感覚で行ってみてください。
それらの足を引っ張る抵抗の声が出て来たら、
それを打ち消すゲームをしてみてください。

イマジネーションは誰も巻き込みませんし、
ゲームですから、失敗しても何度もやり直せます。

どうぞ、さとさんの中に眠っている「遊び心」と「好奇心」
を発動して、自由にワクワクするイメージをしてみてください。

過去を学びに、そこから解放されて、
愛と思いやりに溢れたパートナーシップを築いているご自身を
具体的に思い描いてみてください。

さとさんは生まれながらにイメージの達人です。
少女時代は何のとらわれもなく、
さまざまなイメージをして楽しんでいたでしょう。
そんな少女に戻ったつもりでイメージを楽しんでみてください。

毎日心を込めてこの取り組みを行ったのなら、
3-6週間くらいで変化を感じることができると思います。

今度は行動するときに、そのイメージを大切に
「ごっこ」をしてください。
「愛や思いやりの中に生きる幸せな女ごっこ」です。

これも「ごっこ」でありゲームなので、深刻にならず、
軽やかに好奇心をもって取組んでみてください。

相手がいようがいまいが、
そのような女性として経ち振る舞ってみるのです。
そう、女優になった気分で軽やかに。
あ、人にわざわざ言う必要はありませんよ。

他人に馬鹿正直にはなる必要はなく、
自分に正直でいてください。
ごっこですから、失敗したって誰も傷つきません。

もちろん、人生に失敗はつきものですが、
失敗イコール敗北でもありません。
そこから学び前進すれば、
単なる失敗は単なるステップです。

「深刻」⇒「軽やか」をキーワードに取組んでみてください。

自分の砦、パーソナルスペースの概念にも
変化が現れてくるのではないでしょうか。
変化が訪れたならぜひまたお声を聞かせてください。

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151207

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

12月に入り、クリスマスが近づいてきましたので、
今日はそれっぽい背景でお届けします。

これは、ヘクセンハウスという、ジンジャーブレッドで作った
ドイツのお菓子の家です。

去年、初めて作ったのですが、先日、イケアでキットが売っていて、
息子が「お菓子のお家、もう一回作りたい」と言うので買ってきて、
一緒に作りました。
子ども心に帰って、無心になれ、とても楽しかったです。

見た目はちょっとハードル高そうですが、簡単にできます。
今は、予めクッキーのパーツと飾り付けのお菓子などが一式セット
になって売っていますので、そのようなものを購入されて、
遊んでみるのはいかがでしょう? 子ども心が湧いてきますよ♪

ビデオでお伝えできないのが残念ですが、ジンジャーブレッドの甘い、
いい香りがするのも幸せな気分になります。

ドイツでは、これがクリスマスの香りのようなものだそうですね。
また、ドイツでは、子ども達がつまみ食いすると、お母さんが
「あら、ネズミがかじったのかしら?」などと言ったりするそうです。

うちのハウスはまだきれいな状態ですが、耐えられなくなったら、
見えないあたり、煙突の後ろのあたりから、ちょっとかじってみようかな、
なんて思っています(笑)

さて、今日も皆さんからお悩み相談をいただきましたので、
私なりのアドバイスをさせていただきたいと思います。

今回は、構造設計のお仕事をなさっている50代の女性の方からの
「自分を癒すことができません。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~~

「50代の女性です。
シングルマザ-で33年、子供と二人で生活してきました。

自分を癒すことができません。

一人で生計を立て、子育てに頑張りました。
自分の枠を超え、それ以上に努力し、
今、心にぽっかり穴が開き、何をしても楽しくありません。

ここ5年ほど体調が悪く、しんどい毎日です。

子育てと仕事に生きた、あの時に得た生きがいや充実感。
それに代わるものは、もうこの世にはないのです。

ぽっかり空いた穴に目を向けず、
苦労した自分を認め、空いた心の穴を埋めたいのです。

自分を癒す方法を教えてください。

前向きに、したいことをして、楽しく暮らしてゆきたいのですが…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

いわゆる「空の巣症候群」と言ったりしますが、
子どもが巣立って行ってしまった後に、
ぽっかり穴が開いてしまうという状態ですね。

おそらく、パーソナリティ的に、
人や他人に尽くすことをいとわない、むしろそういうところに
生きがいを感じる方なのかなと思いました。

子どもはもう巣立って行ってしまって、いないかもしれない。
そして、仕事も辞めてしまったのであれば、仕事そのものはないかも
しれませんが、今まで子育てや仕事で得た喜びの「要素」というものは、
他のことでも得ることができるのではないでしょうか。

ぜひ、「要素」というキーワードを意識して、これからの可能性に
心を開き、アンテナを立てていただきたいなと思います。

ご相談文の中にあった、「自分の枠を超え、それ以上に努力し」という
部分は、ちょっと気になります。何かを、もうヘタヘタになるまでにして、
やっと自己承認が得られるというタイプかもしれませんので、
そこは「やり過ぎ」をちょっと控えてみることも必要かもしれません。

具体的にどうしたらよいのか、また、ご自分への接し方についても、
ビデオの中でアドバイスさせていただきます。

なお、5年間ほど体調が悪いということですから、
一応、受診してみるのもよいかもしれませんね。

体調が戻ってくると、心が軽やかになってくるということもあります。
体が楽になって前進できることもありますから、
ぜひ一度、体調チェックをされに行ってみてください。

続きは、ビデオをご覧ください。
https://youtu.be/cLarZF5me5g

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Woman in supermarket

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
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――――――――――
Q:モノの多さが障壁で彼とは結婚できないのでは?

付き合って約10ヶ月の彼氏がいるのですが、結婚を意識しています。
わたしも32歳なので、年内にとは思っていました。

彼は倹約家で、私は逆に何でも買ってしまいます。
私の家によく来るのですが、モノが多いことをよく指摘されます。

お出かけの荷物も多いです。
ストックを買い置きする傾向にあります。
近所に大型スーパーがあり、すぐに買えるものなのにね。。。

雑誌は買いませんが、文庫本をたくさん所持しています。
着なくなった服は処分していますが、モノは一向に無くなりません。

おそらく、これが障壁になり結婚には至らないのではと、
最近、本気で悩んでます。

解決法をアドバイスいただきたく存じます。

【ビビアン様・32歳・医師】

―――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

結婚はしたいけれど、障壁になっている多くのモノも手放したくない…
モノと彼とが天秤にかかっている状態なのですね。

倹約家の彼と買い物好きの私。

きちんとした彼とおおらかな私が、絶妙なバランスで、
末永く笑顔で生活するイメージはできますか?

そうであれば、
互いに学び合うことのできる良きカップルとなるのではないでしょうか。

つきあい始めというのは恋の情熱の魔力もはたらいて、
あばたもえくぼのように相手との違いもさほど気にならないことも、
何年も一緒にいるうちに苦しみに変わってくることがあります。

結婚に互いの歩み寄りはMUSTですが、
さまざまな価値観の差でも、経済観念の差はとくに衝突が生じやすく、
後々大きな問題にも発展しやすいので、「年内」と焦らずに、
入念に摺り合わせておくことが賢明ではないかと思います。

ところで、モノやお金の話をしてはいますが、
彼との比較ではなく、ビビアンさん自身が困るくらい
基本的にモノが多いのであれば、
問題の本質はモノの量でもお金でもないかもしれません。

寂しさやコンプレックスをモノで埋めようとしてはいないか?

それに代わって彼が私の心の寂しさを埋めて慰めてくれることを
期待してはいないか?…

モノを手放せないという理由で無意識の結婚への抵抗はないか?

もういちど静かに振り返ってみることをおすすめします。

モノの管理に関しては、

近所のスーパーは自分の冷蔵庫や倉庫。
デパートは私のクローゼット。
図書館やネットは自分の書斎。
知人の脳は自分のリモート脳の一部。

といった具合に、意識を拡大してみてはいかがでしょうか。

全てを自分が所有しているスペースに詰め込む必要は
無くなってくるかもしれませね。

モノも彼も全て、常に自分の側にいたことに越したことは無いけれど、
モノが常に側に無くても彼が常に側にいなくても
それなりに人生は機能するし、それなりに幸せに生きていける私だと
信じることができるでしょうか。

もしそうであれば、どのような決断をしても、またどのような結果になっても、
そこに執着はないので、さほど苦しみは無いでしょう。

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151130

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

この数週間、忙しい日々を送っていました。
滞在型の研修があったり、講義が入っていたり、シンポジウムのパネリストをしたり、
移動→仕事→移動→仕事というパターンが続いて、息が上がってしまいそうな日々でした。

そんな中でも、どこかで10分か15分、できれば30分くらいの時間を
見つける努力を私なりにしています。
私は時間があると「スタバ神社」に行くと、以前お話ししましたが、
私にはもう一つ「神社」があります。

「てもみん神社」とか「ラフィネ神社」という、
10分あれば心と体を癒してくれる神社です(笑)。
体がほぐれると心もほぐれますし、
人の手のタッチを感じて、いい内分泌物が出るようです。

10分でも15分でも、マッサージの時間や自分をいたわる時間は大事だと思っています。
皆さんも、そのような時間を、ぜひ意識してつくってみてくださいね。

さて、今日は48歳のまりん様から、
「不妊治療のやめ時が見つけられません」というご相談をいただきました。

~~~~~~~~~~~~
「42歳で結婚し、43歳から不妊治療を始めました。
途中2度の流産を経て、未だ子宝に恵まれずにいます。
気が付けば治療を始めて5年目に入りました。
結果が出ないまま、しかし流産したとはいえ、
妊娠反応が出たこともあるので不妊治療がやめられません。

仕事をしながら月に何度も早退しての通院、
結果が出ず期待と不安と落胆の繰り返し、流産して泣き続け、
そして湯水のように出ていく治療費・・・
給料のほとんど全てを治療費につぎ込み、
車が何台買える金額を払ってきたのでしょうか。

時間的、肉体的、精神的、金銭的苦痛をずっと感じながら、
今度こそ、と治療の終わりどころを見つけられずにいます。

子どもさえいたら幸せになるに違いない、という気持ちはありません。
子ども以外に人生の楽しみがあるであろうことも頭では解っています。
今の生活に十分満足しているはずなのに、少女の頃からずっと子ども好きで、
自分と夫の子どもをこの手に抱くという夢を捨てきれずにいます。

48歳、アラフィフど真ん中となり、赤ちゃんの授かる確率は
治療開始時に比べても格段に下がっていること、
限りなくゼロに近いことも理解していますが、
医師の「卵子が取れる限りは可能性はある、金の卵があるかもしれない」
という慰め・励ましに騙され続け(笑)ここまで来てしまいました。
赤ちゃんの養子縁組を考えたりもしましたが年齢的に制限があるようです。

いよいよやめ時とは思いながら、
自分の子どもが欲しいという気持ちがどうしても断捨離できません。

どうやって気持ちを切り替えたらよいのでしょうか。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~

不妊治療をされている方は、世の中にたくさんいらっしゃいますし、
私自身が41歳で子どもを産んだときも、産婦人科の待合室には、
一生懸命に治療に取り組んでいる人たちがいらっしゃり、
私の知らないところでこのように努力をしている人たちがいるのだ
という現実を目の当たりにもしました。

現在のまりんさんは、「やめたいのにやめられない」という状況のようですね。
もうやめ時だろうと思っているのにやめられない、というお悩みなのでしょう。

不妊治療のやめ時というのは、本当に人それぞれ。
納得のいくように、後悔しないようにやったらいいのではないかなと、私は思います。

ただ、まりんさんのお話を伺う限り、「今やっていることに価値がある。
だから希望を持って」という状況ではなさそうです。
「執着」が自分を苦しめており、それさえ解き放つことさえできれば、
すごく楽になれるのにな、という流れではないかと思います。

「もうそろそろ潮時だ」と思っているのに、引けないときはどうしたらいいか、
ということへのアドバイスをさせていただきますね。

まず、子どもがいる・いないに関わらず、
「人生の喜び」「人生の楽しみ」は何かということを、まりんさんご自身が今一度、
しっかりと認識し、それに向き合うことが必要です。
それには「瞑想」がおすすめです。

どのようにすればよいのか、そして瞑想をするとどんな効果があるのか。
それは、ビデオでお話しします。

私たちは、ややもすると、ないものねだりをしてしまいがちです。
が、「ないもの」「足りないもの」ばかりに注意を向けたり、
「いつか、いつか」とまだ見ぬ未来ばかりに目を向けるのではなく、
「今この瞬間」に自分に与えられていることをじっくり味わうことが大切です。

それはすなわち、幸せに生きるスキルでもあります。

今この瞬間に置かれている状況で幸せを感じるにはどうしたらいいか。
そのテーマに取り組み、日々幸せを感じて生きることができるように
なったとき、「執着心」も自動的に消えるはずです。

今、ご自身の身の回りに起きていることで、よいことは何か。
まずは、そのリストアップから始めてみましょうか。

詳しくは、ビデオをご覧ください。
https://youtu.be/zpO8_L1eVD4

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Mother and daughter in autumn park

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――――――――――
Q:2歳児、1LDK。近所迷惑が気になって、家でくつろげません。

1ヶ月ほど前に主人の転勤で、
新しいアパート(1LDK)へ引越してきました。

2歳7ヶ月の未就園児がいるので、
うるさくないかと周りにとても気を遣います。

朝ごはんを食べて2時間したら子どもを連れて出かけ、
作ったり買ったりした昼食を子育て支援センターなどで食べ、
お昼寝の時間に一度帰宅します。

お昼寝が終わるとまた、遊べる場所を探して外出。
しばらくして晩ごはんを食べる頃に帰宅、お風呂、
そして寝かしつけです。

引越し当日にあいさつに行き、
両隣りはどちらも30代のご夫婦のようなのですが、
子どもへの理解がさほどあるようには感じません。

(主人と子どもがはしゃいで遊んでいると、
大きな音を立てて反撃?されたりします)

今のような生活を続けられなくはないのですが、
精神的に家でゆっくり過ごせなくなってきています。

同じような集合住宅に住むママ友に相談すると、
「ご夫婦なら、いずれ自分たちも子どもを持つ身なんだし、
そこまで気を遣っていれば大丈夫だよ」と言ってくれます。

これからどのような心持ちで過ごせばよいのでしょうか。
上手に自分の気持ちをほぐせる時間がほしいです。

【40代・主婦・ストロベリん様】

―――――――――――――――――――――
A:

FROM 川畑のぶこ

集合住宅での子育てはご近所に気を使いますよね。
2歳児であれば元気ざかりでしょうから、なおさらですね。

私たちが何か問題に直面したときに出来ることは
2つに1つ、

・考え方を変える か、
・行動を変える  かです。

今の集合住宅に住むと決めたのであれば、
隣人が、子どものいる家庭が入居する可能性がある集合住宅に住む
というのはどういうことかを理解するための機会となる
と考えることも可能でしょうし、

ストロベリんさんがご近所に理解や協力を求めて
挨拶にまわったり対話を重ねるなどして、
謙虚さや協調性を育むよき機会となると考えることも
できるのではないでしょうか。

周囲と敵対するのではなく、理解を求める姿勢を大切にしながら、
どんどんご近所に話しかけてみてください。

そして、そこには詫びと礼を毎度入れることです。

周囲の人も、見知らぬ人が立てている音と
いつも笑顔で挨拶するご近所さんの子、
あるいは元気でご挨拶する子そのものが立てている音では、
受け止め方に大きな差が出てくるはずです。

「うるさいな」と眉間にしわを寄せていたのが
「元気だな」と微笑みに変わるかもしれません。

2歳だと、まだまだ自由奔放でしょうが、
3歳、4歳と年を重ねるにつれて、親の言うことも理解できるように
なってくるでしょうから、暫くの辛抱と、
寛容な気持ちで構えることも大切ではないでしょうか。

そのように様子を見たり工夫したりした結果、それでもやはり、
ストロベリんさんご自身も周囲の人も我慢できないくらいの騒音を立てるなら、
残念ながら現在の集合住宅には適していない住人ということになるでしょう。

その時は再度引越しをするのも選択肢となりますね。

今度引っ越す際は、不動産屋さんとじっくり話を詰めて、
ご近所さんに似た家族構成の人が多い物件や、集合住宅でも1階の角部屋など
接する人が少なくて音の心配をしなくて済む物件を探して行くことが
賢明となるでしょう。

引越したばっかりなのにと思うかもしれませんが、
人生にこのような失敗や学びはつきものです。

精神的に病んでまで、その場所や居住年数にこだわる必要は無いと
割り切る潔さを大切にしてみてください。

少なくとも今現在は、どうせ子どもと外出すると決めたのならば、
こんな蜜月のときもいつまでも続くわけではないということを意識して、
一日一日を大切にお出かけしてみてください。

きっといつか「あの頃はいつも外に出てばかりで大変だったわー」
と笑い話になる時がくるでしょう。

PS
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151123

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

先日、伊豆高原に行ってきました。温泉旅行に行ったわけではなく(笑)、
日頃私が提唱しているサイモントン療法の6日間の滞在研修があったためです。

がん患者さんやそのご家族を始め、サイモントン療法を学んでセラピストを
目指しているインターンの方たち、スタッフ、総勢50名近くのメンバーが集まりました。

そして、私たちの人生を振り返って、不健全なところは健全に直し、
よりよい幸せな人生を送るため、健全な日々を送るためにどうしたらいいかと、
皆さんと一緒に約1週間のプログラムに取り組みました。

私たちはいつも、がん患者さんが教科書で、学ばされてばかりなのですが、
今回参加の20名近くの患者さんたちからも、本当に学ばされるものがありました。

1日目には痛みが辛く、1週間もの座学が心配された人たちの中にも、
だんだん痛みがなくなり、笑顔を取り戻し、
6日目には日常生活に支障ないレベルまで緩和された方や、
あるいは痛みが全くなくなったという方が複数名いらっしゃいました。

また、家では食事が喉を通らなかった、体重も落ちて困っていたという患者さんが、
もりもりとご飯を食べ始め、ふらついていた足取りもだんだんしっかりしてきて、
最終日には体重が数キロ増えてお帰りになったという姿も目にしました。

私たちが本当に真剣に自分自身をケアしよう、敬意と愛情を持って接しようと、
取り組み始めたとき、どうやら「心の治癒力」のスイッチが入るようです。
このスイッチは、常に私たちの生体とも連動しているようで、
それを患者さんたちが見せてくれました。

もちろん、私もサイモントン療法はよいと確信して進めていますが、
毎回このように患者さんから、まざまざと結果を見せつけられて、
やはり人間の可能性というのは底知れぬものがあるなと、
未知なる可能性にいつも心がときめいています。

さて、今日はちょうどこのタイミングで、
「病気やがんが怖くて夜も眠れません」という、46歳の女性、けびん様から
ご相談をいただきましたので、お答えします。

~~~~~~~~~~~~~~~~

現在、46歳、娘(11歳)がいます。
将来ガンや病気になることに、恐れを持っています。
時々「病気になったらどうしよう」と眠れない夜も多々あります。

具体的にどういうことが怖いのかといいますと、
「死」が怖いというよりも、今あるものがなくなる
(例えば手術で胸を切除するなどで、今まで送ってきた生活が変わってしまう)、
抗がん剤による苦しみなど、想像してしまうと本当に怖いのです。

2年前にマンモグラフィで要精密検査の結果が出た時に、
精密検査までの一週間の間、夜も眠れませんでした。

精密検査の結果は異常なしだったのですが、
常にいつガンができたらどうしよう・・・と考えてしまいます。

こんな気持ちではいつか本当にがんになってしまうのだろうなと思い、
この恐れを消してしまいたいと思っていますが、どうしていいのかわかりません。

病気だけは運命で、なったらなったで受け入れるしかないと
頭ではわかっているのですが。

~~~~~~~~~~~

というご相談です。

私たちが「将来こういうことが起きたらどうしよう」と、危機感を持つのは
決して悪いことではありません。
病気になったらどうしようと想像するから、
今この瞬間きちんと健康管理をしようというマインドが働くからです。

ところが、けびんさんの場合は、
そのバランスがちょっと崩れてしまっているようですね。
過剰に心配し過ぎて、注意するということ自体が
恐怖や不安になってしまっているわけです。

まだ起きていないのに、あまりにも未来のことに重きが行ってしまうがゆえ、
しかもネガティブな思いで未来を埋めてしまうがゆえ、
「今この瞬間」が損なわれてしまうということが起きています。

病気は何かを失ったり、変化したりすることを伴います。
そして、そのことへの恐れは、多くの人が持つ苦しみです。

私たちの人生は無常ですから、一回手に入れたらそれがずっと続くということ
はありませんよね。生まれた以上は、老いたり、病んだり、死んだりしますから、
この無常さ、つまり常に変化するということに、いかにしなやかに適応していくか
ということが試されます。

キーワードは「信頼感」です。
冒頭で申し上げた「心の治癒力」にも、ぜひとも活躍してもらいたいところです。

そして、病気というのは、敗北の表れではないということを、ぜひ心に留めてください。
病気はメッセンジャーであり、道しるべ。
そのメッセージにしっかり耳を傾けながら歩んでいくと、恐れもなくなってくるでしょう。

自分が幸せに生きるにはどうしたらいいか。
より多くの喜びを感じて生きるにはどうしたらいいか。
それを常に意識し、時として方向転換すべきタイミングに、
そのきっかけをつくってくれるのが病気なのだ、と捉えられるようになると、
ずいぶん楽になれるはずです。

さあ、病気というものの受け止め方に、ぜひ変化を起こしてみてください。
けびんさんの免疫力や治癒力にもきっと変化が訪れますよ。

続きは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/iRp9lgTZvvE

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guardian angel

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――――――――――
Q:すぐに謝ってしまいます…

私が困っているのは自分の「謝り癖」です。
相手の不機嫌や、暴力的な感情にさらされると、
ひとまず相手の感情をおさめようと、反射的に謝ってしまいます。

しかし、時間をおいて事情をかえりみると、
こちらが悪いばかりでもありません。

後になって、すぐに謝るのではなく、
こんなふうに言えばよかったなど、後悔してしまいます。

幼い頃の家族の不機嫌な感情に接したときの恐怖が
関連しているのかとも思っています。

【40代・女性・看護師】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

自分は悪くないのに謝ってしまう、
まずは自分にはそういう癖があるのだということを意識して、
悪くないのに謝ってしまう度に
「またやっているな」と気づくようにしてみてください。

そして「次の回には違いをつくる私です」
とアファーメーションします。

アファーメーションというのは、自分自身への内なる宣言で、
自分の未来をより良いものにするために内面的に行うものです。

「私は自分を大切にします」というものも良いでしょう。

看護師という職業に就く方の多くは、
自己犠牲を払って他人を優先することが多いです。

これまで相手に思いやりを示して来たように
これからは自分自身を思いやり大切にする、
その誓いを自分自身にたててみます。

そして、相手とのやりとりで緊張感が出て来たときは、
己の呼吸を意識してみてください。

謝りそうになったら、そのモードに気づき、まず「ひと呼吸」入れます。

対応を急ぐ必要は全く無いのです。
相手が気分を害していることには、残念なことではありますが、
全てが自分のせいではなく、
相手のものごとの受け止め方に依存していることを深く理解します。

そのことを理解するためにもひと呼吸入れ、
その場その場で適切であると思われる対応をする努力をしてみてください。

意識的な呼吸は「反応」を「対応」に変えるのに
とても効果的なアプローチです。

また、万一いつものように反射的に謝ってしまったとしても、
必ずしも自分が悪いことを認めたわけではなく、
あくまでも痛みを緩和するためのその場しのぎ、すなわち、自己防衛であった
ときちんと理解し、自分をいたわってあげてください。

その上で、今後はもっと違う健全な自分自身の守り方を学ぶ、
今その過程にいるという立場を再構築してみてください。

PS
★ 残席わずか!
川畑のぶこ(心理療法家)
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PPS
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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

チャイルドスポンサーという制度をご存知ですか? 
私は今、エルサルバドルの子どものスポンサーをしているのですが、
その「チャイルド」から、昨日、手紙が来ました。

「こんなに大きくなりました」と、本人の写真と、上手に描いた絵を
一緒に送ってくれました。
スポンサーをして、もう6~7年ぐらい経つでしょうか。
あどけない少女だった彼女が今はもう17歳。
もうすぐ成人するんだなと思うと、わくわくします。

当時、私は結婚もしておらず、子どももいなかったので、
「じゃあ、世界の誰かを子どもにして、何か役立てたらいいな」
という気軽な気持ちで、チャイルドスポンサーを始めました。

皆さんの中にも、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、
ネット検索をしてみてください。今はいろいろな組織が
チャイルドスポンサーのシステムを導入しているようですし、
月々数千円ほどで、助かる子どもたちがたくさんいるようです。

目の前の子どもでなくとも、どこかにいる「わが子」と、
このようなネットワークで、見えないつながりでつながって、
成長を楽しみにするのもいいのではないかなと思います。
お勧めします。

さて、今日もお悩み相談をいただきました。
「食に関する情報に振り回され混乱しています」という、
26歳の主婦で一児の母、さやか様からのご相談です。

ーーーーー

「私には、3歳の娘がいます。
娘が1歳の時に熱性痙攣を2回も経験させてしまい、
私自身は体調を崩すことが多々あります。

主婦の先輩方から、食事を見直したら?と教えていただき、
食事に関して色々勉強しようと思い、
本屋さんに行っては食に関しての本を読んだりしていたのですが、
こっちの本には、食べるべき食品と書いてあるのに、
違う本を開いてみると食べるべき食品ではないと書いてあり、
食について頭が混乱しています。

神経質になりすぎなのか、私自身かなり痩せてしまいました。
それに生理が、もう半年以上きていません。

どうしたらいいのかわからず、ここに相談させていただきました。

娘にも、兄弟をもたせてあげたいという気持ちが大きいので、
早くこの生活から抜け出したいです。

アドバイスをいただけたら、嬉しいです。よろしくお願いします。」

ーーーーーーーー

私は食事療法の専門家ではないので、
その方面からのアドバイスをこの場ですることはできませんが、
健康というものを考えたとき、食事は本当に大きな要素ですので、
この主婦の先輩が「食事を見直したら?」と言うのは、
とても理に適っていると思います。

ただ、これは食を直したら全てが整うという話ではありません。
そして、健康とは心も体も、社会面も含みます。
精神面・心理面心もとても大事ですよね。

さやかさんご自身「神経質になりすぎ」とおっしゃっていますので、
「食事」に焦点を絞って視野が狭くなったところを、
ぜひ、ふーっとひと呼吸置いて、俯瞰的なポジションに立ち返って
「健康」全般を見ていただきたいなと思います。

本を読んでいろいろやってみたけれど、結局、痩せてしまって
生理も止まってしまったということは、少なくともさやかさんには
合わない食事療法をしてしまったのかもしれません。

また、さやかさんは、何か一つの正解を求めてしまったのかも
しれませんが、世の中に正解はたくさんあり、
誰かにとっての正解が、必ずしも自分にも正解であるとは限らない
ということを、ぜひ心に留めてください。

また、食事療法や栄養学については、一度専門家の話を聞くなり、
基本的な勉強から始めるなりして、それをたたき台に、
自分なりにアレンジしていけるといいですね。

キーワードは「関係性」です。

心が病んでしまうと、精神面や心が不安定になったり、
神経質になったり、ホルモン系や免疫系にも影響を与えると
いうことが、科学的にわかっています。

ですので、食べる物はもちろん大事ですが、
頑なに「こうせねば」と思うのではなく、
どのような心持ちでその状況に向き合うのか、という姿勢が、
それと同じくらい、あるいは時としてそれ以上に大事だということ
も知っておくとよいでしょう。

あるがん患者さんが、もう医学的になす術がなく、余命いくばくも
ないと医師に告げられた後、サイモントン療法をとり入れ、
食事はもちろん、人生のあらゆることとの向き合い方、
「関係性」を見直し、自分の感覚に正直に、変えていった結果、
半年後にはがんが消失したということがありました。
そのエピソードも、ビデオでお話しししています。

自分にとって、何が大事か。

さやかさんも、ぜひ、その「関係性」を、
もう一度ご自身に問い直してみてくださいね。

詳しくは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/nUrFSR1d9UFk

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