執筆者

170125_FB_kawabata

Q:夫の考え方についてと、その影響を子どもが受けるのでは?
という悩みです。

私自身、これまで勉強してきましたが、
今一つ確信が持てませんのでご相談します。

夫はボランティアなど「善意」に対して非常に攻撃的で、
敵意とすら感じられる発言をします。

近々では阪神淡路大震災発生日に誕生した男性が地震の語り部として活動
しているニュースに「ばからしい。地震の日に生まれたくらいで語り部なんてするな」
と発言していました。

これは何か?とずっと考え
「人の善意と、それに基づく行動が良い変化を起こす可能性を信じていないのでは」
と思い当たりました。

私の考え方は真逆で、息子にも人への信頼感と可能性を信じてほしいと思っており、
しかし夫を息子の前で批判・非難するのは父親への信頼を失わせると思いますので
「お父さんはああいう考え方だけれど、いろんな考え方があるし、
お母さんはこう思っている」と、夫を貶めるような言い方ではなく話しておりますが、
これでいいのかどうか迷う気持ちがあります。

夫は在日の方々や韓国人にも攻撃的な発言が多く、そのたびに息子には
「国でひとくくりにするのではなく、各個人を見て判断するように」と言っておりますが、
息子が差別的な人間になるのでは…という心配もあります。

夫には何回か息子のいないときに指摘したことがありますが
「それの何が悪い。本当のことだろう」と言われ、
「彼がここまで培ってきた考え方なのだ」と納得しました。

長くなってすみませんが、ご助言いただけるとありがたいです。

【あるまま・52歳・フリーライター】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

ご主人の言動によって息子さんに悪影響があるのではないかと心配して
いらっしゃるのですね。

確かに、子どもは親の言動の影響を大きく受けます。
ただし、それは教師として影響を受けることもあれば、
反面教師として影響を受けることもあります。

親が常に子どもの模範となるような言動ができたに越したことはありませんが、
親も人間ですから、常にというのは不可能です。

子どもは親である私たちよりも自然に近いので、
何が健全であり調和的かというのは肌で感じていると思います。
ですので、その感性を信頼し、母である、あるままさんが教師となるよう
模範を示されてはいかがでしょうか。

それと同時に、ご主人が人々の善意や善行に対して
何故そこまで過剰反応しなければならないのかも振り返り、
理解を深めてみるのも良いかもしれません。

想定されるものとして、
彼の成育歴で重要な役割を果たす身近な人物(たとえば親)が
外面ばかり良く、偽善的で、ご主人を苦しめたり混乱させたりしたことが
考えられます。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い心理で
自分を苦しめた偽善者が行っていたのと同じ行為を目にすると、
条件反射的に苦しみを感じてしまい、この感覚をもたらす人間は
みんな偽善者だという、歪んだ認知が形成されていることが考えられます。

人間は皆、自分が価値ある存在だと信じたいものです。
私たちは不器用なので、自分が正しく価値ある存在であるためには、
自分を苦しめる相手を否定しなければいけないことがあります。

ですので、彼の真意は、善意に対して敵意を持っているのではなく、
偽善者や偽善的な行為に敵意を持っているのかもしれません。
ただ、本人に、真の善意と偽善の区別がつかなくなってしまっている
ことが考えられます。

人種差別も然り、自分の価値を確認するために、優位でいなければ
いけない。そのために、相手を見下したり、蔑んだりしなければいけない
不安の心理が働いていることが考えられます。

この優越感は劣等感が反転しただけで、
本質は自分に対する「自分は価値のない人間なのでは?」という
自己疑念の裏返しであることが多いです。

あるままさんには想像できない、人間が信じられなくなるような
ある意味、人生の事故のような経験がご主人の過去にあって、
無意識のうちにそのような価値観や言動パターンが形成されてしまった
のかもしれません。

どうでしょう?

彼には彼の人生の課題があり、苦しみと向き合っていることを理解し、
あるままさんはあるままさんにとって大切だと思うものを大切にし続け、
息子さんと豊かに関わり続けたら良いのではないかと思います。

ーーー
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170123

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、フクちゃんさん(44歳・女性・会社員)からの
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

8歳年上の夫とは結婚20年が過ぎました。子供が生まれてからは、
小さい赤ちゃんの息子と、大きな子供(=夫)の面倒を見ている様な状態で、
疲労困ぱいしていました。

時が経ち、高校2年の一人息子は心も体も成長して、手がかからなくなって
きましたが、夫の精神は今も成長していません。

休日は夫の行きたい所に、妻である私がお供しなくてはなりません。
家の掃除がしたい時や私の体の具合が悪い時も容赦なく、付き合わなければ
なりません。一応尋ねてはくれるのですが、他の所に行きたいと言ってみても、
予定変更には応じてくれません。ゴールデンウィークに自由行動したいと
言ったら、何日も不機嫌な状態になりました。

私は笑顔で、平常心で、いつも通りに話をするように努めていますが、
正直疲れます。少し離れたいと思うのが本音ですが、私の実家は遠いため、
夫に実家に帰れば?と提案しましたが断られました。

夫の両親は夫婦で理容室をしていて、夫が子供の頃、家の仕事が忙しく、
休日に構ってもらえなかったようです。それを今でも根に持っているのか、
そんなに頻繁には帰りません。自分の子供時代に満たされなかった思いを、
私に母親を投影して満足していたのでしょう。

表面的なことにとどまらず、夫婦生活でも身勝手ぶりは発揮されています。
時々「これはDVなのでは?」と思うことがあります。

子育てが一段落したところで、夫婦の在り方を考える時期に来ていると思います。
夫とは、お互いに無理せず、相手を尊重し、これからも一緒に生活していきたい
と思います。どうしたらよいのでしょうか?

~~~~~~~~~~~

フクちゃんの、困っている様子が伺えながらも、同時にご主人に対する愛情も
伝わってくるお悩みですね。

「別れたいけど、どうしたらいいのか」と思っているのと、「こんな問題がある
けれど、一緒にいたい。どうしたらいいのか」と思っているのとでは、
ベクトルが違ってきますが、フクちゃんの場合は、これからもなんとかうまく
やって、一緒に生活していきたい、とのこと。

そういった希望をベースに、今後についてのアドバイスをさせていただきます。

まず、どこに行く、何をする、など日頃の取捨選択で、ご主人の希望ばかりが
優先され、フクちゃんの希望は採用されないということについてですが、
希望を伝えるとき、無意識のうちに常にご主人を優先していないか、
今一度振り返ってみてください。

そして、次の連休前には、まずフクちゃんから「次の連休なんだけどね、
私はこうしたいと思ってるんだ」と、ご自身のニーズを、先に伝えてみましょう。
「あなたと一緒に」という言葉も添えるとよいかもしれません。

フクちゃんの本心としては「一人になりたい」思いが強いかもしれませんが、
ここで、ご主人に「あなたと一緒にいたくない」というニュアンスで捉えられて
しまうことは逆効果ですので、伝え方には十分注意が必要です。

ご相談を拝見する限り、ご主人は承認欲求、愛情欲求が強いようですので、
自分の言う通りにすることで愛を表現してほしい、自分を愛していることを
証明してほしい、という歪んだ認知が働いている可能性があります。

そのような場合、相手を否定したり、刺激したりするような文脈では伝えず、
あくまでも誠実に伝えることを心がけることが重要です。そして、段階的な
コミュニケーションを経て、最終的にはフクちゃんの一人時間を確保できる
流れに持っていくことはできるでしょう。

「DVでは?」と懸念されている部分については、ご主人のパーソナリティーだけ
ではなく、日本での偏った情報の氾濫や、規制の緩さも関係していると考えられ
ます。その点についてもお話しするとともに、よりよい夫婦関係の構築に向けた
コミュニケーションの方法を、お伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

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170119_FB_kawabata

Q:いつもたくさんの気付きをいただき、ありがとうございます。

今日は、川畑先生の提唱するMe Firstについて、
もう少し詳しくお聞かせ願えたらと思います。

心理カウンセリング入門プログラムも拝聴し、
Me Firstの大切さ、又今までの自分の在り方が、
いつも誰かのために、、となっていたことが、心のどこかで
常に犠牲になっている感覚や、したことへの期待を持ってしまう事
などに気づかされました。

が、その一方で、周りにはMe Firstを実行し、いつも対人関係がうまく
いってない人や、信頼できない人も多くいるように思います。

具体的には、いつも自分の事を優先にしないと気が済まなかったり、
自分を満足させることには一生懸命でも、人の事はあまり関心がなかったり、
一見親切なふりをしつつ、実はしっかり自分の利益は確保している人、、などです。

勿論、Me Firstが、エゴをむき出しにしたリ、自己中心的になるという事ではない
のは承知していますが、その違いをもう少し詳しく教えていただけるとありがたいです。

私たちの多くは、自分の事を先に考え満たしていく事に、
どうしても罪悪感を感じるように教えられて来ているので、Me Firstの大切さが
わかっても、どこかで引っかかる人もいるのではないかと思います。

宜しくお願いいたします。

【まめ しば・50代・事務職】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

まめしばさんの真剣に学ぶ姿勢が伺えます。
いつもご参考にしてくださり、ありがとうございます。

Me Firstと自己中心的=わがまま、
似て非なりですね。

これは、Me First がMe Onlyに転じてしまった結果、
問題が起きているのだと思います。

Me FirstはMe Onlyではありません。
Me Onlyは自分さえよければ他人はどうでも良いという姿勢であり、
常にその姿勢が貫かれた場合、
そこに調和はなく、真の幸せにも繋がらないでしょう。
なぜなら、幸せは関係性の中に存在するからです。

自分との関係、他者との関係、世界や全体性との関係、
バランスが大切です。

Me Firstはそのことによって、相手や全体性との調和を含む概念であり、
自身を相手や社会から切り離すものではありません。

Me Onlyではありません。

仏教に利他心という言葉があります。
他人の利益を図る思いやりの精神で、皆さんもよく親から教わった、
馴染みのある概念ではないでしょうか。

仕事仲間で安養寺の住職である、井上寛照僧侶が、
実は「利他」という言葉には前にもう2文字がつくのだと教えてくれました。
そしてそれがとても重要なのだと。

それは「自利」という言葉です。
本来、「自利利他」で一つの熟語なのだそうです。

自利も利他も同義で非二元です。
私たちは相互に依存しながら生きる存在です。
蓮も泥も両方必要なように、それらを切り離された途端、バランスが崩れ
それぞれのいのちが機能しなくなります。

私たちは「利他」ばかりを強調されて育ってきているので
「自利」に罪悪感を抱くようになってしまいました。

自分を大切にするように他者を大切にする。
自分を大切にできない人は他者も大切にできない。
相手を大切にするように自分を大切にする。
相手を大切にできない人は自分を大切にできない。

そこにバランス、調和、秩序が生まれるのでしょう。

私を大切にしてほしい、私の価値を認めてほしい私を愛してほしい、
と訴えるわりに、当の本人は
相手に大切にしてほしいように自分を大切にしていない、
自分の価値を相手に認めてほしいように自分を認めていない、
相手に愛してほしいように、自分を愛していない、
ということが多いのです。

相手のニーズはわからないけれども
自分のニーズなら相手のニーズよりもわかるはずです。

まずは自分のニーズを満たすことで、
それがどのような効果をもたらすのかをありありと実感し、
相手にそれがもたらされたなら、どのような幸せがもたらされるか
実体験を伴ってシミュレーションできるのです。

自他共にニーズが満たされる必要があることを、
実体験を伴って深く理解できたなら、
自分の身を粉にして(やせ我慢をして)相手を満たす必要が
なくなってくることでしょう。

First ということは、必ずそれに続く2nd や3rdがあるということです。
もちろん、Firstと同時に連鎖反応的に相手が満たされていくことも多くあります。
やがて、Firstも2ndもないことにも気づいていくでしょう。

Me Firstはあくまでもそのような実践の第一歩であるということです。

Mr Firstが歪んでMe Onlyになっているのなら、
それは貪りの精神によるものでしょう。

貪りは底なしで、けっして潤うことのない乾きです。
人間にもたらされる伝染病のようなものでしょう。
伝染病からは身を離すように、貪りに巻き込まれないように
まめしばさんご自身を守ってください。Me Firstで。

まずは土手に上がらないことには
濁流に飲まれている人を救うこともできません。

本人が気づかず貪り続けたのであれば、人は離れていく=幸せは訪れない、
そのことに、本人が気づいたのなら、
そこから変化を起こせばよいのではないでしょうか。

人それぞれの成長のタイミングやプロセスを信頼して。

貪る者を満たし続ける努力は誰のためにもなりません。
まめしばさんがそのような人たちから離れて、
あるいは相手の主張を退けて、身を守ることができたのなら、
相手もバランスを学ぶことができるかもしれませんね。
それも慈悲ある行動ではないでしょうか。

慈悲は同調ではありません。
賢い親や賢い祖父母は、子や孫が欲しがるものを
孫の望むタイミングで常に与えるわけではありません。

食事前に飴を与えたら、子は喜ぶでしょう。
ただし、しなやかで強く優しくたくましい子には育たないでしょう。
飴を与え続けることは慈悲ではないのです。
慈悲は時として相手にNOを言うのです。

相手の苦しみの根底にあるものを取り除き、刹那的な快楽ではなく、
真に幸せをもたらす気づきを促せたのなら…
表面的にではなく、その人を取り巻く社会、全体性という深く広い視点から、
相手に対峙できたのなら…
そのために、相手の不都合で自分が嫌われるかもしれないリスクを
勇気を持って背負うことができたのなら…

やがてそこに調和が訪れるのではないでしょうか。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、りすさん(35歳・女性・教育関係)からの
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

「ココロの学校」メルマガ、いつも興味深く拝見しております。

イギリス在住12年の者です。
一緒に暮らして5年になる現在のパートナーについての相談です。

彼は短気な性格、幼少時代のトラウマなどでカウンセリングを受けています。
調子がいい時はとても優しい彼ですが、爆発すると手がつけられない状態に
なります。今はカウンセリングのおかげでだいぶその頻度が減り、
彼の変わろうという気持ちと努力もあるので、それはそれですごく嬉しく
思っています。ですが、今までの喧嘩中に言われた数々の暴言、心無い発言
が忘れられず、度々思い出して苦しんでいます。

怒り狂った挙句「f*** you」を大声で連呼され、額をこすりつけながら
目の前で両手中指を立てられたこと、それに類似する数々の行動、
Fワードや罵りの言葉は数多く、他にもひどいことを何度も言われました。

そういった一連の言動については何度も謝罪されたし、彼の努力で状況が
少しずつ改善している事実も理解した上で、私もそれを許そう、忘れよう、
過去よりも未来、と思うのですが、それができずに苦しんでいます。
思い出すだけでものすごく悔しいし悲しいし、とてつもない憤りを感じます。
夢にも見てしまいます。

そして以前みたいに彼に優しくできない自分がいます。もともと辛抱強い私
ですが、少しのことでイラッとしたり、過去に言われたことをほじくり返し
たりして、彼を怒らせてしまいます。

せっかく彼が落ち着いてきているのに、私がわざわざ怒らせるようなこと
(過去にあなたはこう言ったじゃない、など)を言ってしまい、喧嘩になる、
という悪循環を止めたいです。過去のことを言及したくないのに口に出して
しまう、このリベンジみたいな癖、彼を悪者にする癖、責める癖をやめたいです。

何度もこのせいで別れ話になりましたが、お互いまだ好きで一緒にいます。
とても苦しいです。

どうしたらよいでしょうか。どうかアドバイスをお願いします。

~~~~~~~~~~~
りすさんの彼に対する愛情と、その一方での怒りとが伝わってくる
お悩み相談ですね。

まず、それが身体的ではなく「言葉」であっても、「暴言」というのも
暴力のうちだということは、このメルマガで何度かお伝えしてきたとおりです。
りすさんご自身が、自分は暴力の被害者なのだということは認識されていた
ほうがよいでしょう。

彼を悪者扱いするわけではなく、中立的な目で見て、ご相談の文面にあった
ような言動は、明らかに暴力です。そのことがフラッシュバックしたり、
夢に見てしまったりというのは、トラウマティックな出来事で、彼のみならず、
りすさんご自身も精神的に病んでしまっている状態ではないでしょうか。

そのような中でも、彼自身が今カウンセリングを受けていて、徐々によくなって
きているというのはとてもよいことですね。短気な性格、幼少期のトラウマなど
を抱える 人々においては、むしろ珍しいケースかもしれません。
これはりすさんと彼自身の努力の賜物ですから、そこはぜひ讃えてくださいね。

同時に、やはりりすさんも傷ついてしまっている部分が多いと思いますので、
もし可能であれば、カップルカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
それがはばかられるのであれば、もちろん個人カウンセリングでも。

りすさんは、ご自身が辛い状況下でも、相手の過去をリベンジのように責めて
しまうというところに気づいていらっしゃること、そして、そこを改善したい
と思っているところがたいへん素晴らしいと思います。

自身の傷ついた心と折り合いをつけつつ、彼との関係性を良くしていくために、
心に留めておくとよいコミュニケーションのポイント、その時その時の状況の
受け止め方、行動の仕方について、アドバイスさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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170111_FB_kawabata

Q:もうすぐパートを転職して一年が経とうとしています。

以前、職場の人間関係が上手くいかず涙をこらえながら
仕事に行っています、とメールをさせて頂いた者です。
あれからすぐ転職し今の職場に来ました。

ここは面接して下さった上司も先輩もとても親切な方々で、
転職して良かったと安堵していた矢先、
その方々が次から次へ転職され、、、。

今の職場には若い子達がたくさんバイトで入って来て、
私は最年長になってしまいました。

私は物覚えの悪いおばちゃんで毎日小さなミスをしているので、
既に新人の若い子達にバカにされ、陰口をたたかれ、
態度も冷たくなりました。

今また職場に行くのが苦痛になってしまいました。
何度転職しても必ずどこにでも合わない人はいるものですが、
やはり辛いです。

どうやって克服したらいいでしょうか。
いじけてまた負のオーラを出してしまいそうな自分も怖いです。

【モモ・40歳・パート】

――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

真面目で誠実なモモさんならではのご相談内容ですね。

まず、最年長者でケアレスミスが多いことに関して、
ミスは年のせいもあるかもしれませんが、
年のせいなのか、心理的なストレスのせいなのかを
確認してみると良いかと思います。

本当に年齢が原因であるなら、
それはモモさんも、周囲も、どうしようもないことで、
受け入れるしかありません。

モモさんは老いを受け入れる潔さ、
周囲は、年齢が高くなれば覚えが悪くなるという自然の変化に
対応する学びの場となるでしょう。

ですので、モモさんが不誠実さや能力不足からミスをしているのではなく、
ある程度許容範囲と思われる、年齢によるミスであれば
それは仕方ないと居直り、世の中そういうものとして割り切るしかありません。

ただし、ミスが許容範囲を超えるミスで、
入社以来ずっと続いているのであれば、
仕事の内容自体が不向きである可能性もありますから、
この辺は冷静にご判断された方が良いでしょう。

そのミスが、年のせいではなく、パーソナリティーによる可能性もあります。

人の顔色や評価を気にする癖がある人は、
たとえ能力があったとしても、ストレス下において頭が真っ白になり、
ケアレスミスを繰り返すことがあります。

相手から認められている感覚があるとき、
例えば以前の優しい同僚であるとか上司であるとかに囲まれているような、
心理的ニーズが満たされているときにはさしてミスは起こらないのですが、
相手に受け入れられていないと思える環境下では、
周囲の評価を得ようとして過剰に合わせたり、反応したりして
パニック状態に陥ってしまいます。

これは能力や年齢の問題ではなく、その人のパーソナリティーからくる
ストレスパターンと対処の仕方の問題です。

もちろん、親切な人がいる職場に再度転職をされれば、
そのようなストレスからは解放されるかもしれませんが、
また似たような問題が繰り返される可能性もあります。

ですので、そのような状況に折れない心を作る必要があります。

そのためには、まず、職場以外で自分の居場所がある、
と思える場に定期的に身を置き、
その感覚をじっくり味わい大切にしてみてください。

ありのままのモモさんを受け入れてくれる人々や場に接する機会を
是非増やしてみてください。

人々との繋がりの場や共同体を職場以外に拡げることができたなら、
たとえ職場で問題があったとしても、それは今よりも小さなことに思えて、
過剰反応することなく、落ち着いて対応できるようになることと思います。

また、何より大切なのは、モモさんご自身が、そのような人々以上に
自分自身を受け入れていることかと思います。

年齢やミスも含めて、人間らしいではないか、
そこから学んでいこう♪と、何だかんだ、私はOKね♪と、
自然の流れに抗わず、素の自分を受け入れていることではないかと思います。

もちろん、前述の「自分の居場所」ができると、
そのように思えやすくもなることでしょう。

モモさんのような周囲を気にする人は、
他人には優しいのですが、自分に厳しい傾向があります。

これまで人に気を配ってきたように、
自分自身に優しさや思いやりを向けてあげてください。

多少のミスがあっても、モモさんがそのことを反省しつつも
パニックに陥ることなく、リラックスして、仕事をされているのなら、
周りのモモさんに対する対応も変わってくることと思います。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、なおりんさん(40代・女性・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は40代のパート従業員です。
小さな頃から落ち着きがなく、よく親や先生を困らせていました。
また、小学3年生頃からいじめられ、それが高校を卒業するまで続きました。
そのためか今でも人と関わることが苦手に感じることがあります。

要領も悪く、高校や大学入試、就職試験さえも落ち続け、
正規の仕事に一度も就けずにパートの仕事で生計を立てています。
仕事で失敗することも多く、注意力がないと周囲に言われています。
日常においても、要領が悪いために失敗することも度々です。

30代に、病院で広範性発達障害とADHD(注意欠陥多動性障害)と
診断を受けました。40代に入って、自分の将来に不安を抱くようになりました。
自己肯定感が低く、要領が悪く、人間関係も苦手、発達障害もあり、
一度も正規の仕事に就けないダメな自分。
この現実を突きつけられると生きるのがつらくなります。

それから逃れるためでしょうか、休みの日にはアイドルのイベントに参加して
憂さを晴らす日々です。でも現実に戻ると時々落ち込む、その繰り返しです。

自分がこれからどのように生きていくのか見えてこない中で、
心構えとかアドバイスがあれば教えて頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

最近はADHDという診断が下って、以前に比べれば多少理解もされやすく
なってきたのもしれませんが、まだまだその理解がなく、対応に差別的に
なってしまう人たちも多いのではないでしょうか。

まず、今回のご相談内容は、なおりんさんの寂しさや不安が全面に漂っている
お悩みだと感じられました。

ADHDの方で、このように孤立感や孤独感、寂しさを感じていらっしゃる場合、
私が一番にお勧めしたいのは、サポートグループ(自助グループ、患者会、
当事者会と呼ばれたりもします)に参加することです。

同じような問題を抱えた人たちが定期的に集まって話す機会を設けているところ
がいくつもありますので、なおりんさんの地域で、ネット検索してみましょう。

参加することで、今まで、自分はダメな人間だ、価値がない、と思い続けてきた
なおりんさんと同じような問題や人生の課題を持つ人たちが多くいる現実を
目の当たりにし、一人ではない、安心感が出てくることでしょう。

また、その中で絆が形成されていき、共同体感覚を得ることもできるでしょう。

自分はちゃんと社会のコミュニティの中にいるんだという感覚は健康のために
とても大切ですから、なおりんさんが「なんだ、一人じゃない。あの人も、
この人も、一緒なんだ」と思える仲間ができる、これは非常に大事なことですね。

ぜひ、そのような仲間の知恵、情報をたくさんシェアしてもらいましょう。

また、アイドルのイベントに参加して憂さ晴らしをすると、現実に戻ると
落ち込むとのことですね。なおりんさんの中のどこかで、「こんなことして
現実から逃げている、ダメな自分だ」と思いながらイベントに参加されている
かもしれませんが、それはまったく違います。

実はこれ、とても大事なことなのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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170104_FB_kawabata

新年明けましておめでとうございます。
2017年の始まりをどのようにお過ごしでしょうか。

私は年末年始をタイで過ごしていました。
息子を連れて、またサイモントン療法のセラピスト仲間たちとともに
バンコクから2時間ほど北上したパクチョン地方にある
プラムヴィレッジという僧院で、
7泊8日のマインドフルネスリトリートに参加しました。

プラムヴィレッジは過去にノーベル平和賞の候補者にもなった
ティクナットハン禅師率いるマインドフルネス実践の共同体です。

一昨年、聖路加国際病院で、プラムヴィレッジによる
医療者向けマインドフルネス研修会を主催したことをきっかけに、
私もより深い実践に取り組むようになりました。

昨今では日本でも多くの人が耳にするようになったマインドフルネスは、
「今、この瞬間」に目覚めているエネルギーという意味をもちます。
本来は生き方(あり方)そのものの実践ですが、
瞑想法などのハウツーばかりが注目を浴びるようになってしまいました。

その結果マインドフルネス難民
(マインドフルネスやってみたけど効かないじゃない!というような人々)
を生み出しているという記事も目にするようになりました。

今回の年末年始は、仏教精神が根付いているタイで、
8日間かけてどっぷりマインドフルネスな状態を全身全霊で体験し、
実践する時間となりました。

サプライズに、ティクナットハン禅師ご自身がフランスからタイを訪問
されており、共に穏やかな新年を迎えることができました。

プラムヴィレッジでは、自然と調和する過ごし方を実践するのに、
夜の9時半には消灯、朝は鐘の音と朗唱とともに4時半に目覚めます。
数百名が静寂の中で座瞑想を行い、
日の出とともにゆったりと歩く瞑想を行います。

習気(じっけ)という、習慣的なエネルギー
(例えば、早くやらないとイライラするとか、スマホやfacebookなどの
SNSにログインしないとソワソワするなど)に気づき、
そこから解き放たれるのに、ことあるごとに「止まる」実践に取り組みます。

時計の鐘や僧ヴィレッジの鐘が鳴るたびに、
全員がおしゃべりや今取り組んでいる作業など、すべての行動を止め、
そこに留まり、呼吸に帰り、自分に帰ります。
一瞬にして静寂と平和が訪れます。

なるほど、平和とは怒りのエネルギーから問題解決に取り組むことではなく、
平和なエネルギーの中で、一歩一歩を歩むことにあるのだということを
理屈抜きで体験する瞬間でした。

マインドフルネスを一人でなく、同じあり方で仲間とともに実践する、
この集合エネルギー的な調和の中にこそ、
真の平和が存在するのだと実感しました。

毎年、年明けには世界が平和でありますようにと祈願する私ですが、
今年は祈願にとどまらず、それを実践することができました。

世界10カ国以上からマインドフルネス実践者の仲間たちが集まり、
彼らとともに平和な一歩を実践することができたのは、
この上なく豊かな経験でした。
この感覚を大切に、2017年も一歩一歩、丁寧に歩みたいと思います。

2017年、皆さんの一歩一歩の中に平和がありますように。

ーーー
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170102

2017年あけましておめでとうございます。
いつもメルマガをご視聴くださいまして、ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

新たな年の始め、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

私は年末をタイで過ごしました。仕事仲間(と言っても、もう心の家族のような
人たちなのですが)と一緒に、子どもも連れて、マインドフルネスのリトリート
に参加し、身も心もゆったり、のんびり過ごしてきました。

そして年明け。新たな一年に思いを巡らせるにあたり、昨年、自分はどうだった
かを振り返ろうとしたところ、スタッフが「こんな感じでしたよ」と、
一年前のメルマガのリンクを送ってくれました。
http://www.kawabatanobuko.com/blog/1752

ビデオをあらためて見てみると……、去年のお正月は一年の目標として
「三線をがんばる」と言っていたのですね。一年経った今では、
「そんなこともあったかしらねぇ」という感じですが(笑)。

三線を「聴く」のは楽しみました。そして、仕事仲間と何回かは一緒に弾いて
歌って、楽しむということはしました。でも、さほど上達はしませんでした。
まぁ、無理な計画だったんだなと思います。
なので、今年はもう三線の目標は引き継ぎません(笑)。

どうでしょう。皆さんもおそらく、普段から「TO DO リスト」、やらねば
ならないことややるべきこと、そして、こと年始には「今年はがんばって、
これやるぞ」ということが、たくさんあるのではないでしょうか。

意欲あふれる計画を更新し、決意を新たにされる一方で、
ぜひ、ご自身のためだけに使う時間というものを確保していただきたい、
というのが私からの年頭のメッセージです。

私が今回、タイのリトリートで過ごしたように、「この日からこの日までは、
ゆったりのんびり、自分のために使うぞ」と予め決めてスケジュールをブロック
するもよし、その日、その時間に、気の向くまま決めるもよし、いずれにせよ、
自分のために、ゆっくり、のんびり、そしてちょっとワクワク。
そんな時間を、意図的につくっていただきたいと思います。

この「意図的に」というのがポイントです。そして、ややもすると罪悪感を
抱きがちなことでもありますが、そうすることにより大きな効果も生まれるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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161228_FB_kawabata

Q:専門職で中途入社して勤続19年ほどになります。

忙しい時は、よかれとサービス残業を月に90時間以上を
数年続けたこともありました。

要求は当然のように厳しくなり、深夜になっても次々と仕事を頼まれ、
日々の指示の仕方も罵声が飛び乱暴になり、
もちろん感謝される事はなく、他の人は残業手当がつくのに、
私にはなにかと理由をつけてもらえなかったり、
ゴミのような扱いに、脈絡もなく突然涙が溢れるようになりました。

10歳ほど年下の上司(男性)からは、明らかに嫌味を言われたり、
メールによる攻撃をされたり、口頭での指示が攻撃的だったりと
辛い状況が続いています。

中でも辛かったのは、上司が自分で採用した自分より年下の部下(女性)
との扱いの差が歴然で、労働条件が違う事も当然の事だと言われた事です。

彼女は上司が居ない時は上手に手を抜き、報告なしで遅刻し、
入社早々なにかと理由をつけて休み、有給届も出さず、
当然定時で帰っても嫌味も言われません。
それどころか、気をつけてねとニコニコ見送られて帰ります。

その部下は、深夜までサービス残業してる私に、
バイトがあるから定時に帰るだの、
入社早々、このお給料じゃやってられないだの、悪びれもせず言います。

甘え上手で、大事に大事に守られ大切に扱われている彼女を
目の当たりにして、これが自分にはできてなかったとも思いました。

事あるごとにやってもらった事に感謝し、それを伝え、笑顔で対応し、
うまくやるようにこの一年努力した結果、
以前よりは上司との関係が良くなったと思いました。

ただ、ちょっとした事をきっかけに、気持ちが元にもどってしまいました。

怒りや悔しさは、執着なので手放さなくてはいけないとわかっていても、
過去にされた事に執着してしまいます。

手放すコツを教えてください。

【オレンジ・50代・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

オレンジさんの会社や仕事、そして周囲の人々に対する誠実さと、
より良い変化のための努力が伝わってきます。

深夜に次々と仕事を頼まれ、罵声を浴びさせられ、
他の人は残業手当がつくのに、オレンジさんはつかない。
嫌味を言われたり、口頭やメールによる攻撃をされ、
ゴミのような扱いを受けるとのこと。

これが事実なら、パワーハラスメントですね。

オレンジさんは、もしも、ご自身の親友や愛するものが同じような状況で
苦しんでいると訴えてきたらなんと答えてあげるか、
想像してみてください。

オレンジさんは職場を変えることを考えたことはありますか?
無いのであれば、なぜでしょうか?

自分はそのような扱いを受けるに値すると、心の一部で思っていますか?
自分に非があるから仕方ないのだと。

本当にオレンジさんに非があるなら
もちろんそれは正したら良いでしょうが、それでもゴミ扱いは不当です。

人の扱いが乱暴な人、すなわち、人を人と思っていない人というのは、
従順であればあるほど利用されてしまいます。

自尊心の低い人を見抜く嗅覚とでも言いましょうか、
自分の都合の良いように相手を利用しますから、
気をつける必要があります。
いじめっ子が、いじめても文句を言わないような子を
ターゲットにするのと同じです。

大切なのは、NOにはNOということです。
暴力に屈することは、相手のさらなる暴力を誘発することになります。
相手の機嫌取りにエネルギーを消耗しないことです。

いじめっ子は、相手が反発してくるとわかるといじめなくなるか、
さらなる陰湿な攻撃を仕掛けてくることでしょう。

さらなる攻撃を恐れて意思表示を控えているのであれば、
ターゲットのままです。

行動に移せば攻撃を受けるなら
そのような場に身を置いていたいのかを問い直すことが大切です。

もしかしたら、オレンジさんは19年働かせてもらっているから
という思いがあるかもしれませんが、それはお互い様で、
会社もオレンジさんに19年働いてもらっているのです。

正当な権利は主張してみてください。

これは、オレンジさんが自分を大切にする取り組みの
一つでもあると思います。

また、オレンジさんがもし、会社に対して「やってあげている」
という気持ちがあるならば、やめることをおすすめします。

やりたいからやっているのなら問題ありませんが、
やってあげているのなら、
その対価(報酬や感謝などによる承認)がない場合、
恨みの念がでてきてオレンジさんを蝕んでしまいます。

無理せず、ご自身も定時帰宅をして、好きなことをしていれば、
部下の定時帰宅を不公平に思うこともないでしょう。
ぜひそのようにされてみてください。

上司が頼んでいない残業の場合、そして、感謝がない場合、
上司はもしかしたら部下の都合で、例えばオレンジさんは
仕事(残業)が好きだからとか、早く帰宅したくないからだ、
などといった理由で残業をしていると思っている、
あるいはそのように正当化している可能性もあります。

自分を大切にする一つの行為として
私は暴力に値しないという毅然とした態度をとるようにしてみてください。
そして、正当な主張をしてみてください。

不当な扱いに関しては、一度、専門家に相談をしてみることを
お勧めします。

各都道府県の労働局には
総合労働相談センターがありますので、
相談してみて、支援を受けてみてください。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html

どう見ても相手に非があることがわかれば、
オレンジさんがずっと我慢をし続けることもなくなるでしょう。

また、今後不当な扱いを受けないためにも、
相手のハラスメントなどの材料は把握したり整理しておく必要も
出てくるかもしれません。

そのためにも専門家に相談しながら、
万一に備え、新たに職探しをしてみてはいかがでしょうか。

オレンジさんくらいの年齢の女性では
「年齢的に無理」と職探しを諦める方も多いですが、
こればかりは、探してみないことにはわかりません。

限りある人生の大切な時間を、オレンジさんはどのように過ごしたいか、
大切な人がそのような時間の使い方をしていたら、
どのように伝えてあげたいか、今一度振り返ってみてください。

そしてそのようにご自身を大切にしてあげてください。

応援しています!

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こんにちは。川畑のぶこです。
今年も残すところあと5日となりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
振り返ってみると、私にとっては本当にあっという間の一年でした。

メルマガの動画配信もこれが今年最後ということで、
スタッフが「今年こんなのやりましたよ」と、1月から12月までに配信した
メルマガのリストを作ってきてくれたのですが、
「ああ、よく働いているな、私!」と思いました(笑)。

パッと思い出そうとしても、一体何をやってきたんだろうと思いますが、
こうやってリストアップされてみると、改めて、私もスタッフもよく頑張ったな
と、自己承認できる。すごいな、と思いました。こうやって記録したり、
アウトプットしたりするのはいいことですね。

皆さんの中にも、一年があっという間に過ぎてしまったとお思いの方が
いらっしゃるかもしれませんが、ちょっとスケジュール帳を読み返してみたり、
やったことを振り返ってリストアップしてみたりすると、
「ああ、割といろんなことに取り組んできたんだな」と自己承認ができる、
よい機会になるのではないかと思います。ぜひ、やってみてくださいね。

さて、今年最後のメルマガ。どのように一年間を振り返り、またどのように
新しい2017年に向けて姿勢を整えていったらよいかということについて、
今日は皆さんとシェアしたいと思います。

キーワードは「調和(バランス)」。

続きは、ビデオでお話しします……

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