執筆者

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、りすさん(35歳・女性・教育関係)からの
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

「ココロの学校」メルマガ、いつも興味深く拝見しております。

イギリス在住12年の者です。
一緒に暮らして5年になる現在のパートナーについての相談です。

彼は短気な性格、幼少時代のトラウマなどでカウンセリングを受けています。
調子がいい時はとても優しい彼ですが、爆発すると手がつけられない状態に
なります。今はカウンセリングのおかげでだいぶその頻度が減り、
彼の変わろうという気持ちと努力もあるので、それはそれですごく嬉しく
思っています。ですが、今までの喧嘩中に言われた数々の暴言、心無い発言
が忘れられず、度々思い出して苦しんでいます。

怒り狂った挙句「f*** you」を大声で連呼され、額をこすりつけながら
目の前で両手中指を立てられたこと、それに類似する数々の行動、
Fワードや罵りの言葉は数多く、他にもひどいことを何度も言われました。

そういった一連の言動については何度も謝罪されたし、彼の努力で状況が
少しずつ改善している事実も理解した上で、私もそれを許そう、忘れよう、
過去よりも未来、と思うのですが、それができずに苦しんでいます。
思い出すだけでものすごく悔しいし悲しいし、とてつもない憤りを感じます。
夢にも見てしまいます。

そして以前みたいに彼に優しくできない自分がいます。もともと辛抱強い私
ですが、少しのことでイラッとしたり、過去に言われたことをほじくり返し
たりして、彼を怒らせてしまいます。

せっかく彼が落ち着いてきているのに、私がわざわざ怒らせるようなこと
(過去にあなたはこう言ったじゃない、など)を言ってしまい、喧嘩になる、
という悪循環を止めたいです。過去のことを言及したくないのに口に出して
しまう、このリベンジみたいな癖、彼を悪者にする癖、責める癖をやめたいです。

何度もこのせいで別れ話になりましたが、お互いまだ好きで一緒にいます。
とても苦しいです。

どうしたらよいでしょうか。どうかアドバイスをお願いします。

~~~~~~~~~~~
りすさんの彼に対する愛情と、その一方での怒りとが伝わってくる
お悩み相談ですね。

まず、それが身体的ではなく「言葉」であっても、「暴言」というのも
暴力のうちだということは、このメルマガで何度かお伝えしてきたとおりです。
りすさんご自身が、自分は暴力の被害者なのだということは認識されていた
ほうがよいでしょう。

彼を悪者扱いするわけではなく、中立的な目で見て、ご相談の文面にあった
ような言動は、明らかに暴力です。そのことがフラッシュバックしたり、
夢に見てしまったりというのは、トラウマティックな出来事で、彼のみならず、
りすさんご自身も精神的に病んでしまっている状態ではないでしょうか。

そのような中でも、彼自身が今カウンセリングを受けていて、徐々によくなって
きているというのはとてもよいことですね。短気な性格、幼少期のトラウマなど
を抱える 人々においては、むしろ珍しいケースかもしれません。
これはりすさんと彼自身の努力の賜物ですから、そこはぜひ讃えてくださいね。

同時に、やはりりすさんも傷ついてしまっている部分が多いと思いますので、
もし可能であれば、カップルカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
それがはばかられるのであれば、もちろん個人カウンセリングでも。

りすさんは、ご自身が辛い状況下でも、相手の過去をリベンジのように責めて
しまうというところに気づいていらっしゃること、そして、そこを改善したい
と思っているところがたいへん素晴らしいと思います。

自身の傷ついた心と折り合いをつけつつ、彼との関係性を良くしていくために、
心に留めておくとよいコミュニケーションのポイント、その時その時の状況の
受け止め方、行動の仕方について、アドバイスさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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170111_FB_kawabata

Q:もうすぐパートを転職して一年が経とうとしています。

以前、職場の人間関係が上手くいかず涙をこらえながら
仕事に行っています、とメールをさせて頂いた者です。
あれからすぐ転職し今の職場に来ました。

ここは面接して下さった上司も先輩もとても親切な方々で、
転職して良かったと安堵していた矢先、
その方々が次から次へ転職され、、、。

今の職場には若い子達がたくさんバイトで入って来て、
私は最年長になってしまいました。

私は物覚えの悪いおばちゃんで毎日小さなミスをしているので、
既に新人の若い子達にバカにされ、陰口をたたかれ、
態度も冷たくなりました。

今また職場に行くのが苦痛になってしまいました。
何度転職しても必ずどこにでも合わない人はいるものですが、
やはり辛いです。

どうやって克服したらいいでしょうか。
いじけてまた負のオーラを出してしまいそうな自分も怖いです。

【モモ・40歳・パート】

――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

真面目で誠実なモモさんならではのご相談内容ですね。

まず、最年長者でケアレスミスが多いことに関して、
ミスは年のせいもあるかもしれませんが、
年のせいなのか、心理的なストレスのせいなのかを
確認してみると良いかと思います。

本当に年齢が原因であるなら、
それはモモさんも、周囲も、どうしようもないことで、
受け入れるしかありません。

モモさんは老いを受け入れる潔さ、
周囲は、年齢が高くなれば覚えが悪くなるという自然の変化に
対応する学びの場となるでしょう。

ですので、モモさんが不誠実さや能力不足からミスをしているのではなく、
ある程度許容範囲と思われる、年齢によるミスであれば
それは仕方ないと居直り、世の中そういうものとして割り切るしかありません。

ただし、ミスが許容範囲を超えるミスで、
入社以来ずっと続いているのであれば、
仕事の内容自体が不向きである可能性もありますから、
この辺は冷静にご判断された方が良いでしょう。

そのミスが、年のせいではなく、パーソナリティーによる可能性もあります。

人の顔色や評価を気にする癖がある人は、
たとえ能力があったとしても、ストレス下において頭が真っ白になり、
ケアレスミスを繰り返すことがあります。

相手から認められている感覚があるとき、
例えば以前の優しい同僚であるとか上司であるとかに囲まれているような、
心理的ニーズが満たされているときにはさしてミスは起こらないのですが、
相手に受け入れられていないと思える環境下では、
周囲の評価を得ようとして過剰に合わせたり、反応したりして
パニック状態に陥ってしまいます。

これは能力や年齢の問題ではなく、その人のパーソナリティーからくる
ストレスパターンと対処の仕方の問題です。

もちろん、親切な人がいる職場に再度転職をされれば、
そのようなストレスからは解放されるかもしれませんが、
また似たような問題が繰り返される可能性もあります。

ですので、そのような状況に折れない心を作る必要があります。

そのためには、まず、職場以外で自分の居場所がある、
と思える場に定期的に身を置き、
その感覚をじっくり味わい大切にしてみてください。

ありのままのモモさんを受け入れてくれる人々や場に接する機会を
是非増やしてみてください。

人々との繋がりの場や共同体を職場以外に拡げることができたなら、
たとえ職場で問題があったとしても、それは今よりも小さなことに思えて、
過剰反応することなく、落ち着いて対応できるようになることと思います。

また、何より大切なのは、モモさんご自身が、そのような人々以上に
自分自身を受け入れていることかと思います。

年齢やミスも含めて、人間らしいではないか、
そこから学んでいこう♪と、何だかんだ、私はOKね♪と、
自然の流れに抗わず、素の自分を受け入れていることではないかと思います。

もちろん、前述の「自分の居場所」ができると、
そのように思えやすくもなることでしょう。

モモさんのような周囲を気にする人は、
他人には優しいのですが、自分に厳しい傾向があります。

これまで人に気を配ってきたように、
自分自身に優しさや思いやりを向けてあげてください。

多少のミスがあっても、モモさんがそのことを反省しつつも
パニックに陥ることなく、リラックスして、仕事をされているのなら、
周りのモモさんに対する対応も変わってくることと思います。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、なおりんさん(40代・女性・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は40代のパート従業員です。
小さな頃から落ち着きがなく、よく親や先生を困らせていました。
また、小学3年生頃からいじめられ、それが高校を卒業するまで続きました。
そのためか今でも人と関わることが苦手に感じることがあります。

要領も悪く、高校や大学入試、就職試験さえも落ち続け、
正規の仕事に一度も就けずにパートの仕事で生計を立てています。
仕事で失敗することも多く、注意力がないと周囲に言われています。
日常においても、要領が悪いために失敗することも度々です。

30代に、病院で広範性発達障害とADHD(注意欠陥多動性障害)と
診断を受けました。40代に入って、自分の将来に不安を抱くようになりました。
自己肯定感が低く、要領が悪く、人間関係も苦手、発達障害もあり、
一度も正規の仕事に就けないダメな自分。
この現実を突きつけられると生きるのがつらくなります。

それから逃れるためでしょうか、休みの日にはアイドルのイベントに参加して
憂さを晴らす日々です。でも現実に戻ると時々落ち込む、その繰り返しです。

自分がこれからどのように生きていくのか見えてこない中で、
心構えとかアドバイスがあれば教えて頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

最近はADHDという診断が下って、以前に比べれば多少理解もされやすく
なってきたのもしれませんが、まだまだその理解がなく、対応に差別的に
なってしまう人たちも多いのではないでしょうか。

まず、今回のご相談内容は、なおりんさんの寂しさや不安が全面に漂っている
お悩みだと感じられました。

ADHDの方で、このように孤立感や孤独感、寂しさを感じていらっしゃる場合、
私が一番にお勧めしたいのは、サポートグループ(自助グループ、患者会、
当事者会と呼ばれたりもします)に参加することです。

同じような問題を抱えた人たちが定期的に集まって話す機会を設けているところ
がいくつもありますので、なおりんさんの地域で、ネット検索してみましょう。

参加することで、今まで、自分はダメな人間だ、価値がない、と思い続けてきた
なおりんさんと同じような問題や人生の課題を持つ人たちが多くいる現実を
目の当たりにし、一人ではない、安心感が出てくることでしょう。

また、その中で絆が形成されていき、共同体感覚を得ることもできるでしょう。

自分はちゃんと社会のコミュニティの中にいるんだという感覚は健康のために
とても大切ですから、なおりんさんが「なんだ、一人じゃない。あの人も、
この人も、一緒なんだ」と思える仲間ができる、これは非常に大事なことですね。

ぜひ、そのような仲間の知恵、情報をたくさんシェアしてもらいましょう。

また、アイドルのイベントに参加して憂さ晴らしをすると、現実に戻ると
落ち込むとのことですね。なおりんさんの中のどこかで、「こんなことして
現実から逃げている、ダメな自分だ」と思いながらイベントに参加されている
かもしれませんが、それはまったく違います。

実はこれ、とても大事なことなのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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170104_FB_kawabata

新年明けましておめでとうございます。
2017年の始まりをどのようにお過ごしでしょうか。

私は年末年始をタイで過ごしていました。
息子を連れて、またサイモントン療法のセラピスト仲間たちとともに
バンコクから2時間ほど北上したパクチョン地方にある
プラムヴィレッジという僧院で、
7泊8日のマインドフルネスリトリートに参加しました。

プラムヴィレッジは過去にノーベル平和賞の候補者にもなった
ティクナットハン禅師率いるマインドフルネス実践の共同体です。

一昨年、聖路加国際病院で、プラムヴィレッジによる
医療者向けマインドフルネス研修会を主催したことをきっかけに、
私もより深い実践に取り組むようになりました。

昨今では日本でも多くの人が耳にするようになったマインドフルネスは、
「今、この瞬間」に目覚めているエネルギーという意味をもちます。
本来は生き方(あり方)そのものの実践ですが、
瞑想法などのハウツーばかりが注目を浴びるようになってしまいました。

その結果マインドフルネス難民
(マインドフルネスやってみたけど効かないじゃない!というような人々)
を生み出しているという記事も目にするようになりました。

今回の年末年始は、仏教精神が根付いているタイで、
8日間かけてどっぷりマインドフルネスな状態を全身全霊で体験し、
実践する時間となりました。

サプライズに、ティクナットハン禅師ご自身がフランスからタイを訪問
されており、共に穏やかな新年を迎えることができました。

プラムヴィレッジでは、自然と調和する過ごし方を実践するのに、
夜の9時半には消灯、朝は鐘の音と朗唱とともに4時半に目覚めます。
数百名が静寂の中で座瞑想を行い、
日の出とともにゆったりと歩く瞑想を行います。

習気(じっけ)という、習慣的なエネルギー
(例えば、早くやらないとイライラするとか、スマホやfacebookなどの
SNSにログインしないとソワソワするなど)に気づき、
そこから解き放たれるのに、ことあるごとに「止まる」実践に取り組みます。

時計の鐘や僧ヴィレッジの鐘が鳴るたびに、
全員がおしゃべりや今取り組んでいる作業など、すべての行動を止め、
そこに留まり、呼吸に帰り、自分に帰ります。
一瞬にして静寂と平和が訪れます。

なるほど、平和とは怒りのエネルギーから問題解決に取り組むことではなく、
平和なエネルギーの中で、一歩一歩を歩むことにあるのだということを
理屈抜きで体験する瞬間でした。

マインドフルネスを一人でなく、同じあり方で仲間とともに実践する、
この集合エネルギー的な調和の中にこそ、
真の平和が存在するのだと実感しました。

毎年、年明けには世界が平和でありますようにと祈願する私ですが、
今年は祈願にとどまらず、それを実践することができました。

世界10カ国以上からマインドフルネス実践者の仲間たちが集まり、
彼らとともに平和な一歩を実践することができたのは、
この上なく豊かな経験でした。
この感覚を大切に、2017年も一歩一歩、丁寧に歩みたいと思います。

2017年、皆さんの一歩一歩の中に平和がありますように。

ーーー
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170102

2017年あけましておめでとうございます。
いつもメルマガをご視聴くださいまして、ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

新たな年の始め、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

私は年末をタイで過ごしました。仕事仲間(と言っても、もう心の家族のような
人たちなのですが)と一緒に、子どもも連れて、マインドフルネスのリトリート
に参加し、身も心もゆったり、のんびり過ごしてきました。

そして年明け。新たな一年に思いを巡らせるにあたり、昨年、自分はどうだった
かを振り返ろうとしたところ、スタッフが「こんな感じでしたよ」と、
一年前のメルマガのリンクを送ってくれました。
http://www.kawabatanobuko.com/blog/1752

ビデオをあらためて見てみると……、去年のお正月は一年の目標として
「三線をがんばる」と言っていたのですね。一年経った今では、
「そんなこともあったかしらねぇ」という感じですが(笑)。

三線を「聴く」のは楽しみました。そして、仕事仲間と何回かは一緒に弾いて
歌って、楽しむということはしました。でも、さほど上達はしませんでした。
まぁ、無理な計画だったんだなと思います。
なので、今年はもう三線の目標は引き継ぎません(笑)。

どうでしょう。皆さんもおそらく、普段から「TO DO リスト」、やらねば
ならないことややるべきこと、そして、こと年始には「今年はがんばって、
これやるぞ」ということが、たくさんあるのではないでしょうか。

意欲あふれる計画を更新し、決意を新たにされる一方で、
ぜひ、ご自身のためだけに使う時間というものを確保していただきたい、
というのが私からの年頭のメッセージです。

私が今回、タイのリトリートで過ごしたように、「この日からこの日までは、
ゆったりのんびり、自分のために使うぞ」と予め決めてスケジュールをブロック
するもよし、その日、その時間に、気の向くまま決めるもよし、いずれにせよ、
自分のために、ゆっくり、のんびり、そしてちょっとワクワク。
そんな時間を、意図的につくっていただきたいと思います。

この「意図的に」というのがポイントです。そして、ややもすると罪悪感を
抱きがちなことでもありますが、そうすることにより大きな効果も生まれるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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161228_FB_kawabata

Q:専門職で中途入社して勤続19年ほどになります。

忙しい時は、よかれとサービス残業を月に90時間以上を
数年続けたこともありました。

要求は当然のように厳しくなり、深夜になっても次々と仕事を頼まれ、
日々の指示の仕方も罵声が飛び乱暴になり、
もちろん感謝される事はなく、他の人は残業手当がつくのに、
私にはなにかと理由をつけてもらえなかったり、
ゴミのような扱いに、脈絡もなく突然涙が溢れるようになりました。

10歳ほど年下の上司(男性)からは、明らかに嫌味を言われたり、
メールによる攻撃をされたり、口頭での指示が攻撃的だったりと
辛い状況が続いています。

中でも辛かったのは、上司が自分で採用した自分より年下の部下(女性)
との扱いの差が歴然で、労働条件が違う事も当然の事だと言われた事です。

彼女は上司が居ない時は上手に手を抜き、報告なしで遅刻し、
入社早々なにかと理由をつけて休み、有給届も出さず、
当然定時で帰っても嫌味も言われません。
それどころか、気をつけてねとニコニコ見送られて帰ります。

その部下は、深夜までサービス残業してる私に、
バイトがあるから定時に帰るだの、
入社早々、このお給料じゃやってられないだの、悪びれもせず言います。

甘え上手で、大事に大事に守られ大切に扱われている彼女を
目の当たりにして、これが自分にはできてなかったとも思いました。

事あるごとにやってもらった事に感謝し、それを伝え、笑顔で対応し、
うまくやるようにこの一年努力した結果、
以前よりは上司との関係が良くなったと思いました。

ただ、ちょっとした事をきっかけに、気持ちが元にもどってしまいました。

怒りや悔しさは、執着なので手放さなくてはいけないとわかっていても、
過去にされた事に執着してしまいます。

手放すコツを教えてください。

【オレンジ・50代・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

オレンジさんの会社や仕事、そして周囲の人々に対する誠実さと、
より良い変化のための努力が伝わってきます。

深夜に次々と仕事を頼まれ、罵声を浴びさせられ、
他の人は残業手当がつくのに、オレンジさんはつかない。
嫌味を言われたり、口頭やメールによる攻撃をされ、
ゴミのような扱いを受けるとのこと。

これが事実なら、パワーハラスメントですね。

オレンジさんは、もしも、ご自身の親友や愛するものが同じような状況で
苦しんでいると訴えてきたらなんと答えてあげるか、
想像してみてください。

オレンジさんは職場を変えることを考えたことはありますか?
無いのであれば、なぜでしょうか?

自分はそのような扱いを受けるに値すると、心の一部で思っていますか?
自分に非があるから仕方ないのだと。

本当にオレンジさんに非があるなら
もちろんそれは正したら良いでしょうが、それでもゴミ扱いは不当です。

人の扱いが乱暴な人、すなわち、人を人と思っていない人というのは、
従順であればあるほど利用されてしまいます。

自尊心の低い人を見抜く嗅覚とでも言いましょうか、
自分の都合の良いように相手を利用しますから、
気をつける必要があります。
いじめっ子が、いじめても文句を言わないような子を
ターゲットにするのと同じです。

大切なのは、NOにはNOということです。
暴力に屈することは、相手のさらなる暴力を誘発することになります。
相手の機嫌取りにエネルギーを消耗しないことです。

いじめっ子は、相手が反発してくるとわかるといじめなくなるか、
さらなる陰湿な攻撃を仕掛けてくることでしょう。

さらなる攻撃を恐れて意思表示を控えているのであれば、
ターゲットのままです。

行動に移せば攻撃を受けるなら
そのような場に身を置いていたいのかを問い直すことが大切です。

もしかしたら、オレンジさんは19年働かせてもらっているから
という思いがあるかもしれませんが、それはお互い様で、
会社もオレンジさんに19年働いてもらっているのです。

正当な権利は主張してみてください。

これは、オレンジさんが自分を大切にする取り組みの
一つでもあると思います。

また、オレンジさんがもし、会社に対して「やってあげている」
という気持ちがあるならば、やめることをおすすめします。

やりたいからやっているのなら問題ありませんが、
やってあげているのなら、
その対価(報酬や感謝などによる承認)がない場合、
恨みの念がでてきてオレンジさんを蝕んでしまいます。

無理せず、ご自身も定時帰宅をして、好きなことをしていれば、
部下の定時帰宅を不公平に思うこともないでしょう。
ぜひそのようにされてみてください。

上司が頼んでいない残業の場合、そして、感謝がない場合、
上司はもしかしたら部下の都合で、例えばオレンジさんは
仕事(残業)が好きだからとか、早く帰宅したくないからだ、
などといった理由で残業をしていると思っている、
あるいはそのように正当化している可能性もあります。

自分を大切にする一つの行為として
私は暴力に値しないという毅然とした態度をとるようにしてみてください。
そして、正当な主張をしてみてください。

不当な扱いに関しては、一度、専門家に相談をしてみることを
お勧めします。

各都道府県の労働局には
総合労働相談センターがありますので、
相談してみて、支援を受けてみてください。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html

どう見ても相手に非があることがわかれば、
オレンジさんがずっと我慢をし続けることもなくなるでしょう。

また、今後不当な扱いを受けないためにも、
相手のハラスメントなどの材料は把握したり整理しておく必要も
出てくるかもしれません。

そのためにも専門家に相談しながら、
万一に備え、新たに職探しをしてみてはいかがでしょうか。

オレンジさんくらいの年齢の女性では
「年齢的に無理」と職探しを諦める方も多いですが、
こればかりは、探してみないことにはわかりません。

限りある人生の大切な時間を、オレンジさんはどのように過ごしたいか、
大切な人がそのような時間の使い方をしていたら、
どのように伝えてあげたいか、今一度振り返ってみてください。

そしてそのようにご自身を大切にしてあげてください。

応援しています!

ーーー
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161226

こんにちは。川畑のぶこです。
今年も残すところあと5日となりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
振り返ってみると、私にとっては本当にあっという間の一年でした。

メルマガの動画配信もこれが今年最後ということで、
スタッフが「今年こんなのやりましたよ」と、1月から12月までに配信した
メルマガのリストを作ってきてくれたのですが、
「ああ、よく働いているな、私!」と思いました(笑)。

パッと思い出そうとしても、一体何をやってきたんだろうと思いますが、
こうやってリストアップされてみると、改めて、私もスタッフもよく頑張ったな
と、自己承認できる。すごいな、と思いました。こうやって記録したり、
アウトプットしたりするのはいいことですね。

皆さんの中にも、一年があっという間に過ぎてしまったとお思いの方が
いらっしゃるかもしれませんが、ちょっとスケジュール帳を読み返してみたり、
やったことを振り返ってリストアップしてみたりすると、
「ああ、割といろんなことに取り組んできたんだな」と自己承認ができる、
よい機会になるのではないかと思います。ぜひ、やってみてくださいね。

さて、今年最後のメルマガ。どのように一年間を振り返り、またどのように
新しい2017年に向けて姿勢を整えていったらよいかということについて、
今日は皆さんとシェアしたいと思います。

キーワードは「調和(バランス)」。

続きは、ビデオでお話しします……

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1612021_FB_kawabata

Q:悩みといえるかどうかなのですが、
私にとって悩ましい事があってご相談させてください。

嫁いだ1人娘夫婦の夕食をほぼ毎日作って持って帰らせている
のですが、この行為を止めた方が娘たちの為なのか
決めかねているのです。

私61歳主人64歳、娘36歳娘婿47歳
一緒には暮らしていません。

主人の小さな建設会社の経営の中で、
娘夫婦はケーキ屋さんを営んでいて
私は癒し処をやっております。

経営はまずまず順調で、特にケーキ部門の似顔絵ケーキが忙しく
お休みでも娘は似顔絵かきに終始し
婿は段取りに追われて、まだ子供ができません。

孫ができるかどうかは神様にお任せするとして、
夜9時10時迄お店で朝は8時に家を出なければいけないらしく、
まともな食事支度が出来かねる様子。

そんな中私が出来る事といえば美味しい夕食を作る事位なので、
夜遅くまで夫婦で働く娘たちの分も作って持って帰らせるのが
習慣になっています。

娘は「無理に作らなくていいよ、ついでにあれば有難いけど・・・」といい、
主人は「ドンドンしっかり作ってやれ」といい、
私も少し面倒な時もあるけど、やりがいは感じています。

いつも感謝してくれるし、
作れない時も「大丈夫!大丈夫!!」と理解してくれるので
一見何の問題もないようなのですが、もしかして私って、
娘の自立を阻害しているのではないかと思ってみたり。

私にも夢や目標があって、その為に作りたくても作れない時がきて、
自然になるようになる時が来るとも思ってみたりしています。

いつも川畑先生のメルマガを愛読し、
他人には川畑先生はそんな時こうアドバイスされていたよを言える
のですが、自分事となるとどうも明確になりません。

どうかアト゛ハ゛イス宜しくお願い致します。

【佳那惠・61歳・自営】

―――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

佳那惠さんの、娘さんへの愛が伝わって来るご相談です。

娘さんのお仕事がうまくいくようにと手伝っていることが、
娘さんの妻業を怠る原因になっていることを
心配されていらっしゃるのですね。

まず、佳那惠さんにとって、自立とはいったい何を指すのかを、
じっくりと振り返ってみることをお勧めします。

たとえば、男性が手に職を持ち、稼いで家に帰ってくる。
もし彼が、料理をしなかったら、同じように、
自立していないと受け止めるでしょうか。

朝から晩まで働かないと間に合わないほどに人々に必要とされる
技術を持ち備え、十分に生計を立てられるレベルであっても、
女性である限り料理をしないと自立ではないのでしょうか。
それはなぜでしょうか。

ライフスタイルは人それぞれです。

とりわけこの時代は、男女共同参画の時代でもあり
男たるやかくあるべき、とか女たるやかくあるべき、という価値観
は崩れてきています。

何が、「私たち家族の状況において合理的か?」
「みんなが幸せになれるのか?」という判断を
されてみることをお勧めします。

世間一般や会社員と比較をしないことです。

他人軸で生き始め、自分(たち)の本性から離れてしまうと、
一気に様々な調和が崩れ始めてしまいます。

娘さんが料理をしないことによって
娘さんご夫婦やご両親である佳那惠さんたちが不幸になって
いるのなら、いちど家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

もし娘さんが人の持っていない才能を活かして
自己実現をしながら、生業を立てている、大変だけど充実して
幸せで、娘さんの作品ケーキを手にした人たちも幸せを得られる
というのなら、娘さんは立派に自立しているのではないでしょうか。

どこかから借りてきた「嫁業=自立」という価値観が
自分たち家族に合理的なのかどうかを
もういちど振り返ってみてください。

もちろん、佳那惠さんご自身が負担になっているのなら
それは続けてはいけません。

その場合は、負担になっていることを
率直に娘さんに伝えてみることをお勧めします。

そうであれば、娘さんは自分で作るのか、
スーパーでお惣菜を買ってくるのか、それとも
他に料理をしてくれるお手伝いさんを探しても良いわけです。

これも何が合理的で機能的かを健全に判断しながら生きる術
であり、自立のプロセスです。

もしも、佳那惠さんご自身もやりがいや喜びになっていて
基本的に無理はないし、娘さんも喜んでくれているのなら、
それが佳那惠さんご家族における絶妙なバランスであり、
みんなが幸せになるために必要なプロセスなのではないでしょうか。

未来に立ってみて、あの時は家族全員が一丸となってがむしゃらに
人生プロジェクトを達成したねと、お互いに笑い合いながら振り返る日
が来るのなら、それは佳那惠さんにとって正しい選択なのだと思います。

迷った時は、ご自身の中の心の声に耳をすませてみて、
その声に従ってみてください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ゆるりさん(40歳・女性・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生こんにちは。
先生のメルマガでの皆さんへのアドバイスは、本当にいつも勉強になります。
前向きになれるメルマガをいつも楽しみにしています。

私は人に相談することが苦手(分かってもらえないだろうと思うふしが
あります)なのですが、相談させて下さい。

小学6年生くらいから徐々に筋力が落ちてきて、高校生の時に筋ジストロフィー
と診断されました。今はまだ歩けるし、字もかけます。
週休二日で仕事もしています(障害者枠で、新卒で採用してもらいました)。
走ったり、腕を上げたり、階段を上ったりはできません。

できないことが少しずつ増えると、それと同じくらいに自信がなくなっていく
気がします。こんな私でもパートナーを作り結婚したいなと思うのですが、
自分をさらけ出す勇気がないですし、出会いの場に行くのも億劫になって
しまっています。

何かアドバイスを頂けましたら幸いです。
~~~~~~~~~~~

私たちは、生まれてから死を迎えるまで、どんどん衰えていきます。老いて、
衰えて、それまでできたことができなくなるというプロセスを体験するわけです。

そして、それまで持っていたものを手放さなければいけない。執着を手放すと
いうプロセスが必要になるのですが、ゆるりさんのように、筋ジストロフィー
のような病気になり、できたことができなくなるということの度合いが人よりも
深く、さらに時期も早くて、となるのは、とてもお辛いこととお察しします。

今回、いちばん悩まれているのはパートナシップですね。こんな自分でも
パートナーを作ったり、結婚したりできるのかなという不安。おそらく、
自分が何もできなくなって、相手に迷惑をかけてしまう、だから自分のことを
必要とする人などいないのではないか、迷惑をかける人間である自分は価値が
ないのではないか、などと、お考えなのかもしれません。

けれども、人間の価値というのは、手足が動くとか、何か人のために物理的に
動けることかというと、もちろんそれは一部としてはあるかもしれませんが、
決してそこだけではありません。

今回このような病気がゆるりさんの中にあるということ。それは、病気と
向かい合うことを通して人生を切り開いていく、人生に奥行きを出していく
という課題なのかもしれません。

身体が動く動かないに関わらず、自分の価値や魅力を、ゆるりさんご自身が
きちんと受け入れて、内面から放つ輝きを持って人々と接するということが、
人生での大きな課題になっているのではないかなと思います。

私たちは日々、様々なサポートをし合い、その関わり合いの中で生きたり、
生かされたりしていますね。ゆるりさんが周囲の人にできる「サポート」は
何でしょう? それはご自身の「存在価値」と結びついていますよ。

続きは、ビデオでお話しします……

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1612014_FB_kawabata

Q:自分は年齢としては40代で、周囲からは働き盛りなどと
いわれていますが、そんな実感はまるでわきません。

頭の回転が悪くなって、若い頃に短時間で出来たはずのことにも
時間がかかり、できない自分にいらいらしたり、
仕事で新しいことを覚えようとしても、
まるで覚えられない暗記力の低下に自己嫌悪する毎日。

以前は出来たはずのことがどんどん出来なくなり、
新しく何かを出来るようにもなれない。
これではいつまでたっても、自分の出来ることは目減りしていくだけです。

仕事だけではなくプライベートでも同様で、
一日のうちにできることの数がどんどん少なくなっています。

あっというまに休日が終わり、
何もしていないのに一日が終わってしまったという悲しい思いだけが残ります。

日々、少しずつでも成長を実感できていた若い頃と異なり、今では日々、
少しずつ衰えを実感しており、これから先、
新しく何かを成し遂げられるなどとは到底、思えません。
むしろ自分の積み上げてきた実績を食いつぶしながら、
ただ残りの人生を消耗していくだけに思えます。

特に最近、自分の性格まで老化していることに気づいて愕然としました。

かつては色々な価値観の人とコミュニケーションをとることで、
色々な視点から物事を見る柔軟性を獲得し、何かに偏らない中庸の立場に
いるという自覚がありました。

しかし最近、これまでの長きにわたる経験則という名の下に、
自分の中に真理のようなものができていて、
それに少しでも反するものは受け入れられずに猛烈に反発する自分がいる
ことに気づき、背筋が寒くなりました。

かつての自分が一番嫌っていたはずの、硬直した老人の頑迷さそのもの。

せめて自分が受け入れられないものから距離を置くことや、
あえて意識しないようにすることすらできず、
直接的な批判ばかりが、心に渦巻きます。
これでは単なる老害です。

自分がそんなものに成り下がっていることに気づき、
暗澹たる気持ちになります。

まだ40代であるはずの今ですら、こんな有様なのでは、
将来に何ら明るい展望が見出せません。

こんな状況を受け入れられる自分になれるものでしょうか。

【みずは・42歳・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

生老病死は仏教では人生の4大苦と言われています。

40代や50代では、みずはさんのように、
老いることの苦しみを味わう人が多くなるのではないでしょうか。

みずはさんのように、老いの恐怖に直面しつつも、
そこに100%巻き込まれているのではない。

一部の自分がそんな自分を俯瞰視できていて、制御を試みようと
されているのは、素晴らしい姿勢ではないかと思いました。

濁流に完全に飲み込まれるのではなく、
片足は濁流に浸りつつも、片足が陸に出ているといった感じでしょうか。

自分の考えに固執した人間にはなりたくない、
けれども固執している自分がいる! それをなんとかしたい!

おそらく、このような俯瞰ができて反省できるのも、
老いの恩恵ではないかと思います。

もう一方の足を陸に上げるのに一体どうしたら良いのか。

一つには、自然の法則(全ては変化する)を理解して、
それを受け入れる勇気と、
もう一つには、真の価値とは何かということに関して、
その価値の見直しをする勇気が必要なのではないかと思いました。

年をとっても若い時と同じ記憶力や様々な物事への対処のスピードを
求めていると、どうしても苦しくなります。それは不自然だからです。

老いの変化は自然なことであり健全なことであるという姿勢を
強化されてみてください。

みずはさんは、これまで多くの事を短時間で効率よくこなされてきた事と
思います。それは素晴らしい事だと思います。

ただし、それが常に維持できていなければ、あるいは向上し続けなければ、
みずはさんの価値がなくなってしまうかというと、そうではありません。

若い頃の能力を維持し続けるのは超人的ではありますが不自然です。

超人でなければ認められないわけではありませんし、
価値がないわけでもありません。

ちまたには、超人になれることを良しとし、そこに訴える媒体やメッセージ
も多く存在します。ついつい翻弄されてしまいますね。

真のパワーとは、超能力を発揮することではなく、自然を受け入れ、称え、
それとしなやかにダンスすることではないでしょうか。
変化しつつあるご自身を、「お、自然の法則通りだな」と
微笑み包み込んであげてはいかがでしょうか。

今までは、スピード勝負でしたが、今度は、じっくり時間をかけて味わうこと
ができるようになったのなら、それは新たな価値の発見であり、
優れた人生のスキルではないでしょうか。
急いでいた頃には気づかなかった人々の息遣いや、自然の息遣いに気づき、
それらを称えることができるのなら、それは豊かさかもしれません。

このような姿勢は、自分にも他人にも思いやりある姿勢であるかと思いますし、
ご自身の中にも、相手との関係性にもみずはさんの人生そのものにも
調和をもたらすことと思います。

ぜひ、速度や量の維持や向上ではなく、誰もが通るべき道である老い、
すなわち、自然の変化の受容と、それを楽しむ力を意識されながら、
日々過ごされてみてください。

ーーー
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