執筆者

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Q:初めまして、いつもメルマガを拝見してます。

今回、私達夫婦のことでご相談したいことがあります。

私達は60代の夫婦です、
実は去年の9月に夫がクラブのホステスと2年あまり不倫をしていて
謝ったものの私自身の主人の裏切り行為が全く許せません、

毎日、また嘘をつかれているという不の連鎖で
私の精神と体がボロボロになって
どのようにこれから主人に接していけばいいかわかりません、

娘たちはお父さんが反省しているから
もう一度だけ信じてあげてといいます、

主人を嫌いではないのてすが
信頼関係が崩れてしまった今、
本当にどうしていけばいいかわかりません、

別れてしまったら簡単ですが
主人の父の介護もあるので
そう簡単に今の場所を去ることはできないです、

なにかいいアドバイスをいただけないでしようか?

【191・60代・専業主婦】

―――――――――――――――――

A:

FROM:川畑のぶこ

ご主人やご主人のご家族など、191さんがこれまで
いかに相手に誠実に向き合ってきたかということが伺えます。

おそらく、191さんは、これまでご自身のことよりも
相手のことを思いやり、優先してこられたのではないでしょうか。

きっとそのような191さんの優しさに
救われた人が多くいることと思います。

ご主人は逆に甘えてしまったのかもしれませんね。

今回の事件は191さんに大きな心の傷をもたらしましたし、
大きな怒りがあることと思いますが、
それでも191さんは心の底ではご主人とうまくやっていきたい
と思っていらっしゃるのだろうなと思いました。

義父の介護に関して、他の人の手でできると考えず、
191さんご自身がする必要があると考えているところに、
無意識は一緒にいるための条件を探していらっしゃるのだろうと。

信頼関係が崩れてしまった時は、
あらたにお互いを見直すいいチャンスでもあります。

夫婦であっても、価値観の相違はあるものですし、
最初はわずかだった違和感やわだかまりが、
時間の経過とともに増幅され、
不健全な現れ方をすることもあります。

心のそんな部分を別なかたちで満たそうとして、
不健全な行動に出ることもあるのが人間です。

抑圧したものはかならずはけ口を探します。

ご主人の浮気という行動自体は許せなくても、
そんな見えない心の働きを理解することは、
ご主人との関係を冷静に考えるのに役立つのでしょうし、
彼の存在自体を否定する必要がなくなると思います。

また、191さんが過剰に反応してしまっているのなら、
191さんご自身が抑圧しているものがあって、
その部分が今回のことで刺激されたために過剰反応して
いやしないか振り返ってみるのもいいかもしれません。

たとえば、「私は真面目に他者のために
自己犠牲を払ってこんなに尽くしているのに」という思い、

「あなたは人のことを振り返ることもなく、
自分の好きなことばかりしている」、
「彼女は人の苦労も知らないで、女を武器に軽率に人のものを奪う」
などという思いが過剰に繰り返されるのなら、
191さんに必要なのは、もしかしたら

「もっと自分の好きにいきたらいいよ」
「人のことより自分のことを考えていいよ」
「深刻さから離れて、軽やかに生きていいよ。」
というメッセージかもしれません。

もちろん、法を犯してまでそれらをしなさいということではなく、
日頃から適度にそれらをしなさいよということです。

自分のなかに確かにある欲求で、
それを見ないように抑圧して生きていると、
自分が生きていない部分の半面(影)として
相手に投影されてそれを見せつけることがあります。

もし191さんが過剰反応している場合、
相手に自分の影をみている可能性があります。

これは誰にでもあるものですが、それを頑なに否定(排除)
し続けるか、統合するかで人生のしなやかさが変わってきます。

このような事件や出来事は、喜ばしいものでないのは
言うまでもありませんが、同時に自分自身を振り返る
よいきっかけにもなります。

そのことで、今後同じループに入り込まず、
より賢く生きるために役立てることも可能です。

191さんとご主人が互いに満たしてきた部分もいっぱいあるでしょうし、
満たせなかった部分もあるでしょう。

今後ご主人とうまくやっていきたいのであれば
裁きのかわりに深い理解を育む姿勢を大切にされてください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ヒカルさん(50代・製造業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。ブログ等々、いつも拝見させて頂いております。

結婚して25年になりますが、夫婦共に、片付けが苦手です。
どちらも長男長女で、共に実家から、結婚するまで、
独り暮らしもしたことの無い二人でした。
いつも、片付けは、両親がしていてくれていたからかも知れません。

その証拠にお互いの実家は整理整頓がされています。
特に家内は、『物』に対する執着、倹約家で、
『もう、こんなの使わないだろう』と言う物迄、取っておきます。
捨てることが出来ません。

一度聞いたことがあるのですが、断捨離してみよう、と言いましたら、
『断捨離の先生方は、他人の物だから、思い入れが無いから、
スパスパ捨てることが出来るのだ』と言われました。

『ゴミ屋敷』迄は、行きませんが、物で溢れているので寝る場所も一苦労です。
そこは、賃貸のアパートなのですが、片付けられない為、
引っ越しすることも出来ません。いつしか、別居になってしまいました。

子供は、そんな環境の中で育ち、家内に似て、捨てることが出来なくなって
きています。「捨てる」と「もったいない」の境界線がわからないようです。
どうしたらよいでしょうか?宜しくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

ヒカルさんの切実なお悩みです。いつしか別居になってしまいましたとのこと、
おそらくヒカルさんが、奥様とお子さんがいらっしゃるお家を出られて、
違う所に引っ越されたのかなと推測いたしますが、どうでしょう、
ヒカルさんご自身は、別居後、ご自身のスペースが整理整頓がされて
心地良く住むことはできているでしょうか。

もし、それができているのであれば、奥さんが、まだ人間関係、夫婦関係を
続けていきたいという思いがあったとき、ヒカルさんの居宅の方に行って、
「なるほど、本当にすっきりしているな」と、ヒカルさんの背中を見て
影響を受けるということはありますね。

そうなると、別居はある意味、前進するための必要なプロセスだったのかな
と捉えることもできますね。ぜひそうなるといいなと思います。

そして、「断捨離の先生方は、他人の物だから、思い入れがないから
スパスパ捨てることができるのだ」ということに関しては、まず、断捨離
というのは、人の物には手をつけないというルールがあることをお伝え
しておきます。

私自身も実家の母親の断捨離を手伝いましたが、それはそれは、
一筋縄ではいきませんでした。私の母は、昭和の一桁台の生まれで、
物がなくて困っていた世代です。物を大事に使おうという刷り込みが、
私たち以上にされている世代なわけですよね。

ですから、そこに対してどうアプローチするかというと、
厳しさや怒りから、批判からアプローチするのではなく、
相手を深く理解して、思いやりを持って接するというところから
始めることが大事になってきます。

「もったいない」ということの解釈についても、世代や環境によって
さまざまですね。何に対して「もったいない」のか。今一度考え直して
みることも必要です。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:実の両親の不仲に援助に入るべきか悩んできました

母の症状からして10年以上です
特にひどいのは足のしびれのようですが、
頭痛、耳鳴り、高血圧、腰痛、ちょっとしたケガが悪化したりします

病名が知りたいと、随分な数の検査をしてきても
体に悪いところは見つかっていません
電話で話し始めると、はじめは穏やかな声なのに、
神経が高ぶってくると、早口で大きくなったり、
父の不平不満を平気で言い出し、母の話を聞くのが重いです

父は食事を自分でまかない、掃除もするそうです
ただ高圧的な性格から母を見放しています

1つのエピソードは
年末に母がこれまでにない両足のしびれから
親戚に相談、救急車を呼んだものの、
父は付き添いを拒否し、親戚が同行してくれました

そして問題はさらに帰宅後、親戚のいる前で
金切り声を上げてケンカをしたというのです

わたしはパニック障害等を疑って治療すべき時がきたと
思うのですが、それには父の協力も必要です
わたしに2人の気持ちを汲めるとは到底思えず
つらい課題です

【ねこ・40代・主婦】

―――――――――――――――――

A:
FROM:川畑のぶこ

ねこさんのご両親への思いやりと優しさが伝わります。
両親が不仲で、体調が悪いと、心が痛みますね。

まずお母様の体調に関しては、内科的に問題がないのであれば、
心療内科や精神科を受診することをお勧めします。

パニック障害かどうかはわかりませんが、
自律神経の乱れなどでお母様のような症状が現れることはありますから、
まずは受診して、適切な治療をして落ち着きを取り戻すことが大事です。

ご両親の仲をねこさんが取り持つかどうかについては、
ねこさんご自身が率先してそのようにご両親の役に立ちたいという
モチベーションがある場合は良いと思いますが、

もし、ほんとうは気は乗らないけれど、
親なのだから仲を取り持つべきだと思っているのなら、
注意したほうが良いかもしれません。

渦に巻き込まれて、ねこさんの心理的なエネルギーの消耗が激しくなり
日常生活に支障をきたすようになってしまったなら目も当てられません。

まず、ご両親にはご両親にとっての人生の課題(あるいは夫婦の課題)が
あるということを理解しておくことが大事です。

その上で、たとえ家族であっても、
適度な距離感を取って関わることをお勧めします。

決して、見放しているわけではなく、離れたとこから見守る姿勢です。
それは転んだ子が泣きながらも自分自身で起き上がる姿を
ぐっとこらえて見守る母の姿勢かもしれません。

年はお母様のほうが上ですが、
精神的な年齢はねこさんの方がお母様よりも上かもしれませんね。

ねこさんがお母さんにできる最善のことは、
ご両親の仲をとりもつこともさながら、

「たとえお父さんとお母さんがどうであっても、
私はお母さんのことを大切に思っていますよ」
というメッセージを言葉や態度で伝えていくことかもしれません。

お母さんはお父さんの態度で(そしてお父さんはお母さんの態度で)
傷つけられています。
存在価値を感じられずに寂しさを覚えているのでしょう。

夫婦で互いに認めあうことができればそれに越したことはありませんが、
夫婦以外、ねこさんのように、娘が無償の愛を与え敬意を払ってくれる
ことで心のぽっかりを埋めることもできます。

お父さんとお母さんのことは基本的に2人にまかせて、
私とお母さん、そして私とお父さんの関係を豊かにするには
どうしたら良いか?ということを意識して取り組んでみてください。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ひまちゃんさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、こんにちは。

2月の初めに胸にしこりを感じ、慌てて病院で検査した結果、
「乳がん」と診断されました。
別の大きな病院で詳しく検査、手術、治療をするように
言われました。ショックでした。

ある病院に問合せし、先生がメールで答えて下さり、
結果、診断を受けました。
そして、急ですが近々、手術することになりました。

摘出はしたくないですが、
しかし、がんのある場所でどうしようもないようです。

ただ、その先生は女性らしく生きてほしいという考えをお持ちで(QOL)
同時再建をすることになりました。
術後の事も任せてくださいと言ってくださっています。

お任せする気持ちはあるのですが、摘出という事が辛すぎて。
執着ということになるのでしょうか? 

仕事や費用も気になります。
頑張ろう!という気持ちと悲しい気持ちが交錯しています。
陽子線とか他の方法はないのだろうか?と思ったりしてしまいます。

どうすればいいか、先生を信頼する気持ちと不安と恐怖で
逃げたくなる気持ちです。
~~~~~~~~~~~

女性にとって、乳がんで乳房を摘出しなければいけない
というのは、本当に大きなショックを伴う出来事だと思います。

そのような状況下でも、ひまちゃんが信頼できる先生に
出会えたというのはよかったですね。

技術は良くてもコミュニケーションがうまくいかないとか、
不安感をもたらすとか、なかなか信頼できないというようなことは、
患者と医療者との関係においてはよく起こり得ることですが、
ひまちゃんが信頼できる先生に会えたというのは
とてもラッキーなことではないかと思います。

同時に、乳房を摘出するということで、心に浮き沈みがある。
悲しい気持ちの上に頑張ろうという気持ちも出てきて、
その気持ちが交錯するということですが、
これは診断が下ってすぐの頃には、皆に起こり得ることです。

ひまちゃんも、ひまちゃん同様ショックを受けた人が経得る
ステップを経ているんだということを、どうぞ知ってください。
今は浮き沈みがあって当然、混乱があって当然の時期だと
受け止めてみてください。

今後続いていくであろう治療期間における心の持ち方、実際の行動の仕方、、、
私が常日頃、乳がん患者さんと向き合う中で感じ、
助言させていただいていることを、
ひまちゃんにもお伝えします。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつもいろいろな悩みとアドバイスを
参考にさせていただき人生の指針にしております。

今日は主人の仕事に関する相談をさせていただきます。

主人は56歳で結婚して20年になります。

私との結婚前に両親や弟のために建てた一軒家の住宅資金で
貯金を使い果たしていて、結婚式も新婚旅行もなく
有給休暇も年に3日位しか取らずに20年過ぎました。

定年退職した父親と弟は家を建てて2年も経たないうちに
祖父母から相続した家に引っ越したようで、
義母は一緒に行かず主人と二人で暮らしている所に同居しました。

翌日から朝は6時半頃出勤して帰りは夜の10時過ぎる事も多く
ずっと睡眠不足の毎日が続いていました。

転勤もある職場で以前は5年間単身赴任していて
戻って来てから義母といろいろあったので別居するようになりました。

以前の一軒家を出て二人で老後の生活に対応した平屋の家を建てて
2年でまた異動になってしまい、現在はアパートで一人暮らしをしています。

一応管理職ですが宿直や支店廻りも多く
東京を拠点に千葉、埼玉、神奈川を飛び回っているようです。

10年前は転職も口にしていましたが、何だかんだで勤続30年を過ぎました。

知り合った頃は筋肉質でしたが今は痩せてしまいました。

また主人は社員旅行で北海道や沖縄など何ヶ所か行っていますが
夫婦の旅行は本人が休暇を取らないのでいつも近場で済ませていて、
夫婦の旅は老後になってからなのかとちょっぴり切ない思いもあります。

住宅ローンもまだ22年あるので生涯現役で働きたいとは思いますが
年に一回くらいはのんびりと旅行もしたいし、何より主人の身体が心配です。

会社内には自殺した方や病気で亡くなられた方も何人かいるようです。

主人は仕事で達成感を得られるタイプだと思っていますが、
妻として何かアドバイスがありましたら宜しくお願いします。

【フクロウ・60代・介護師】

―――――――――――――――――

A:

FROM:川畑のぶこ

身を粉にして働くご主人への心配とフクロウさんご自身、
ときにはリラックスした2人の時間を持ちたいという気持ちがおありなのですね。
これは当然の気持ちでしょう。

ご主人が頑張って働いているのだから、
自分も贅沢せずに我慢するのだと心に決めて今日この日まで頑張ってきた
けれど、その気持ちが続かなくなってきたのでしょうね。

昨今では働き方改革が耳目を集めていますが、
フクロウさんご自身はご主人の働き方に対して
心配であることを伝えたことはありますか?

もし遠慮して伝えていないのであれば、敬意と愛情をもって、
フクロウさんにとってご主人が大切な存在なので、
健康を維持できるような生活にしてほしいと
リクエストすることが良いかと思います。

その際、「あなたの働き方は間違っている」と伝えると、
否定されたような気持ちになるでしょうし、
仕事人間でプライドが高い人であればあるほど逆効果です。

あくまでも「愛している人が健康を害すことが辛い」
というフクロウさん自身のフィーリングを伝え、
働き方を改善してほしいことを伝えます。

その際、具体的に伝えた方が良いです。
たとえば残業の時間を夜7時や8時くらいにして
睡眠時間をきちんと確保してほしいとか
週休2日だけではなく、年に2~3回は有給も使って
たまにはのんびりする日を作ってほしいとかといった具合です。

さらに、ご主人の健康面の心配のみならず、
フクロウさん自身、ご主人とゆったりとした2人きりの時間が欲しいと
思っており、フクロウさんにとって大切な時間であることを伝えます。

ですので、一緒の時間を作って欲しいと伝えます。

北海道や沖縄に出かけているとうらやましいと思うこと、
自分も一緒に旅行に出かけたいと思っていることなどを
(一緒に行きたいば所があれば具体的に)伝え、リクエストしてみます。

これまでフクロウさんがそのことについて
何も伝えてこなかったのであれば、
ご主人はもしかしたらフクロウさんがそのようなニーズを
持っていると認識していないかもしれません。

ですので、ご自身のニーズを明確に伝えてみることをお勧めします。

経済的な問題は、住宅ローンが発生するために休む暇なく働かなくては
ならなくなっている場合、その家に今後もずっと住み続けるメリット・デメリット
を振り返り、生活の縮小ができないか再考してみるのも大事かもしれません。

現状を維持するにはそのような働き方以外ないと考えているかもしれませんが、
本当に現状を維持しなければ生活や人生は成り立たないのか、
2~3人で住むのに本当にその家でなければならないのか。

命や健康を天秤にかけた時、なにが優先されるべきかを
再度話し合ってみることも大事ではないでしょうか。

家を買った時点ではそれがその時点でのベストであったことと思います。

ところが、年を経た今、この時点でそれは本当にベストなのかを振り返ります。

私たちは「だっていままでがそうだったから」と
現状を維持しようとする傾向があります。

面倒くさがりなのですね。

でもこれを放っておくと、あとで苦しい思いをすることもありますから
その苦しさを受け入れる準備があるのか、変化を起こした方がよいのか、
どちらもエネルギーを要することですから、
より健全な今と未来のために勇気をもって選択をしてみることをお勧めします。

頑張ってください!

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、さくらさん(30代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
乳がんを患い一年休職後、体力的に販売職が厳しいので、事務職に配置転換
をしてもらい復職しました。初めての事務職に戸惑いながらも、体力的に
助かるので早く仕事を習得したいと、出来る限りの努力をしてきました。

しかし、ほかの人と比べてできる仕事が少なく、乳がん治療で優遇されて
いることに対し、同僚からずうずうしい、癌で優遇されてラッキーね、
などと罵倒されたり、仕事を教えてもらえずバカじゃないの、脳みそ使え、
などと罵られたりする日々に、ストレスがひどく体調を崩す日が増え、
ついに癌が再発してしまいました。それでも変わらず続くパワハラに
精神的に参り、仕事を休職せざるを得なくなりました。

会社に異動したい旨を伝えましたが、今回のパワハラは、あなたの能力不足
からくるものであなたに会社はいつまで優遇しなければいけないのか、
などと話の内容をすり替え、結局は私が非難されることとなりました。

私は働かなければ生活ができないので、仕事を辞めることはできません。
でもこれ以上のストレスはかけたくありません。
どう思って毎日をすごせばよいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

病気の後、異動をリクエストして、実際そのようになるというのは
とてもよいことですね。体力的にも精神的にも辛い部署から、比較的楽に
仕事ができる所に異動して仕事ができるようになったというところまでは
非常によいアクションを起こされたのではないかなと思います。

ところが、さくらさんの場合、事務職が初めてだったのですね。
初めてであれば、もちろんできないことはあって当然です。

それができるようになるまで、様々なアドバイスをもらったり、
注意を受けたり、時として本当に大きなミスをしたら叱られることもある
のかもしれませんが、やはり厳しい仕事の社会ですから、
そのようなことはどうしても起こってしまいます。

ただし、パワハラと教育するということは全く別です。
能力不足だからといってパワハラをしていいのかというと、
そうではありませんね。

暴力やハラスメントに対しては、理由が何であれ
「NO」と言う態度をとらなければいけません。
でもそれがなかなか言えない……だから苦しくなってしまうのですよね。

さくらさんのためにはもちろん、周囲の人や会社にとってもプラスになる
立場の取り方、エネルギーの使い方を、
私なりにアドバイスさせていただきます。
 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:夫が2年前から私と口を聞かなくなり、
自分の部屋にこもるようになってしまいました。

それまでも、そういうことはあったのですが、
1~2ヶ月位で治っていました。

もともと仕事への意欲や責任感の強い人で、
職場がそういう雰囲気でなかっり、
一人で仕事を抱え込んでギリギリの状態だった時に、
私が何気なく言った言葉で、
心が崩壊してしまったと最近聞きました。

本人は
「私の声を聞いたり、 顔を見たりするのが、すごくストレスで、
 子どもたちとは一緒にいたいけれど、
 自分のこの心の病気はもう治らないと思う。」
と言っています。

私も、そう言われて、辛いですが、
子どもたちは、今もお父さんが大好きで、
夫と子どもたちは話しもするし、
休みの日には遊びに行ったりもします。

彼が心の病だとしたら、
私は治るのを待つのがいいのか、
夫は何の病気なのか、考えてしまいます。

上の子は、はじめは「今までのようにそのうち治るから」
と言っていたのですが、
お父さんと離れて暮らすことになるかもと夫が言った時があり、
その頃から、学校を休むようになりました。

私は仕事以外の時間、なるべく一緒にいるようにし、
気持ちに寄り添うよう心がけ、今は大分落ち着いてきましたが、
今後、夫が家を出たり、離婚となれば、
また子どもたちは傷ついてしまうと思います。

両親の普通でない状態が、よくないのもわかっていますが、
子どもたちはそれでも、
私とも夫とも一緒に暮らしたいようです。

夫は、仕事は今も行っていますが、
夫の両親や兄弟とも、連絡を断っています。

こうなるまで、多少気難しいところはある人でしたが、
おだやかで優しく、子ども思いの夫でした。

普通のうつ病や引きこもりとはまた違うケースなので、
誰に相談したらよいかもわからず、
妻として、母として、私は、どんな風にこの事態に向かっていけばいいのか、
ぜひアドバイスが聞きたいです。

【きょうこ・40代・公務員】

―――――――――――――――――

A:

FROM:川畑のぶこ

きょうこさんの一言にご主人が傷つき、
それ以来ご主人が心を閉ざすようになって
しまったのですね。

ご主人は仕事への意欲や責任感が強いとのことで
完璧主義のところがあるかもしれませんね。

「かくあらねば」とか、「かくあるべき」という
理想や信念が強いのではないでしょうか。

完璧主義の人は、仕事の遂行という点で大きな
力を発揮しますし、信頼を得るでしょう。

ただし、ものごとが自分の思い通りにいかない
ことへの耐性が弱く、柔軟性に欠ける部分も
あります。

同僚や部下、そして、家族(妻)が自分の
理想通りでないと、絶望してしまうのは
そのような性向からかもしれません。

きょうこさんが今後ご主人とうまくやって
いきたいと思っており、ご主人にもまだ
心のどこかに同じ気持ちがあるのなら、
コミュニケーションを試みる価値はあると
思います。

その場合、会話がなりたたないのであれば、
きょうこさんから心のこもった手紙を出すことを
お勧めします。

たとえ、相手の気持ちが冷めていたとしても、
また、結果が同じであったとしても、
批判ではなく、愛情や敬意に溢れたメッセージに
接することは、綴るものの心理状態も、
読むものの心理状態も軟化させることでしょう。

手紙にはまずご主人のこれまでの努力、
(仕事に真剣に取り組む姿勢や
 家族のために一生懸命働いてくれていることなど)
に感謝や敬意を表してみてください。

ご主人は家庭で、とりわけ夫婦間において
存在価値が感じられないことが考えられますから、
自分は相手に認められているのだということ、
家庭に自分の居場所があることを実感することが
大事です。

そんなこと言わなくてもわかってくれて
いるはずと思っていても、あえて伝える
ことが大事です。

一度伝えてダメでも、伝え続けたら
よいでしょう。

妻が自分のことをケアしていることが
伝わったなら、たとえご主人が完璧でなくても
よいこと、存在自体に価値があると
感じられるコミュニケーションを心がけてみます。

また、完璧主義が本人を辛くしているように
見えるので、その苦しみを取り除くべく、
受診を促すのが良いでしょう。

本人に病識がなく、とくに問題の原因が
受診を勧める相手にあると思っている場合は
アドバイスにしたがって行動することは難しい
かもしれませんが、前述のステップを踏んだ
上でアプローチする場合、トライする価値は
あると思います。

お子さんのことに関しては、夫婦仲が悪くとも、
父と子の関係が良いのは素晴らしいことでは
ないでしょうか。

最善のコミュニケーションを心がけても
改善しない場合は、一旦別居などで距離をとって、
お互いの関係を考え直すのもひとつかもしれません。

その際、お子さんには親子関係が絶たれるわけでは
ないことを十分に伝えて、たとえお母さんと
お父さんがうまくいかず、別れることになっても
お父さんとあなたたちは仲良くやっていけることを
明確に伝えると良いでしょう。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マシュマロさん(60代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、こんにちは!
 人間関係で悩んでいます。
私は知人の紹介である宗教に入会して3年半ぐらいになります。
その方は私より3カ月ほど先に入会、それまでにもいろいろな宗教を
はしごされていて、現在に至っています。

そんな2人を、先輩の法友の方が、学習会を開いて指導してくれるように
なり、2人で学んでいました。その方は私とは対照的で、とても生真面目
で一生懸命勉強される方でしたが、人にはいろんな考え方や違いがある
ことをなかなか受け入れられない人で、人を表面だけ見て判断し批判する人
でした。人のすることや家庭のこと等、何でも知っていないと納得しない方
です。それに対して私は、細かな事にはこだわらない大雑把な性格だと
思いますが、人に対してはそれなりの気遣いはできるほうだと思っています。

しばらくして、その環境にも慣れてきた頃、ある法友の方から、
陰で私のことを大嫌いだといろんな人に言いふらしていると聞き、
とてもショックを受けました。その方は私が時間に遅れてくるから、
嫌だと言っているようです。2人の学習会では遅れて来ることは無かった
ですが、母の介護と車の渋滞で、祈願祭に間に合わないことがたまに
ありましたが、きっと他に気にいらないことがあるのだと思います。

その方とは、会えば普通に話していますが、何か心にシコリのようなものが
ありスッキリしていません。そんな事が何回もあるので、他の関係のない人
にも悪口を言いふらしているので、本人に何が気にいらないのか聞いて、
自分の反省する所は反省し、相手に対しても言うべきことは、
伝えていかないといけないと思っていますが、
どのようにしたらよいものか、ぜひアドバイスをお願いします。
~~~~~~~~~~~

お友達は、新しく入会されたマシュマロさんのことを大事に思って、
また、一緒に一生懸命勉強しようと思って、誘ってくれたり
教えてくれたりしたのでしょうね。

宗教の有無に関わらず、今、マシュマロさんが悩んでいらっしゃるようなことは、
日常の社会の中でもよく起こることですね。職場で起こったり、ママ友の間で
起こったり、友人関係で起こったり、学校で起こったり。

どこに行っても、このようなタイプの人というのは少なからず存在しますから、
それに対してマシュマロさんがどのように向き合っていけばいいのかということ
に関しては、まず最初に、マシュマロさんが、この方と今後お付き合いをして
いきたいかどうかということですね。

同じ場に居合わせる機会は今後も必ずあるでしょうから、そこにマシュマロさん
が関わっている以上は、全く接触しないということは不可能に近いと思います。
ですが、今までと同じような頻度や質で、今後もお付き合いしていきたいのか
どうか。そこをよく考えてみましょう。

マシュマロさんとは全く反対のこの方といることが、ご自身にとって困難だと
思うような状況になりがちだということであれば、それを試練として受け止めて
克服していきたいのか、それとも、このタイプの人とはお付き合いしたくないと
思うのか、そこをはっきりさせておくことをお勧めします。

実際のコミュニケーションのポイントについても、私なりのアドバイスをさせて
いただきますね。
 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつもありがとうございます。
2015年の夏から派遣として働き、一昨年の10月から
社員として働かせてもらえる事になりました。

きっかけは自分の離婚で、収入面を考えたからです。

大きな倉庫なので、派遣時とは違う場所で働く事になったからか、
3ヶ月間見習いとして働き、去年の2月に
必須のリフトの免許を取る事になったのですが、
その直前に大きな交通事故にあいました。

それからしばらく入院し夏に復帰しました。

社員になったのも同僚の後押しのお陰でした。

よく考えもせず勢いで上司に相談し、その日のうちに決まりました。
幸せなことですよね。

そして、見習い期間中、自分は
社員の器ではないのかもと悩んでいました。

復帰してから最初は事務として働いていましたが、
気がつくと現場に戻ってました。

戻ってから尚更、自分はその器ではないと実感し、
でも、収入面と協力してくれた両親、子供達の事を考え、
でも、社員の器はないと悩み涙が出てくる日々…

収入のことよりも、家族のことよりもまずは自分の事を考えて
パートという選択をしてもいいのでしょうか。

収入は落ちます。
働く時間も長くなるかもしれません。

でも心は平和になると思います。
上司に相談するときも正直に言えず、
事故にあっての身体の状態を棚に上げて話してしまい、
そんな自分にも自己嫌悪です。

自分軸がないんですね…私。
やりたいこととなると相談もなしに直感で行動できるのですが。

【やすみん・40代・会社員】

―――――――――――――――――

A:

離婚を経て、働き方が変わり、事故で入院と、
人生でも大きなインパクトのある出来事が、
短期間のうちに次々と起こったのですね。

このようなときにストレス下に陥り心身のエネルギーを消耗して、
ものごとが前向きに考えられなくなるのはよくあることです。

アメリカの社会学者のホルムズと医師のレイは
人生に起こるストレスフルな出来事を数値化しました。

配偶者の死をストレススコアが最も高い100とすると、
離婚はその次にスコアが高く、73点です。

自身の怪我や病気は53点で6番目にスコアが高く、
仕事の配置転換は18番目の36点、
昇進や降格は22番目にスコアの高い29点となります。

ホルムズとレイは目安として
140-199点の人の37%が、
200ー299点の51%が、
300点以上の約80%が
2年以内に病気になる確率が高くなることを指摘しています。

やすみんさんの場合、短期間のうちに離婚、怪我で入院、
パートから社員(昇進)、事務から倉庫の配置転換などで、
200点に近いスコアとなっていますから、
精神状態が不安定になるのも仕方のない状態でしょう。

このようなときには大きな決断はしないことをお勧めします。

やすみんさんはもともと行動的な方とのことで、
じっくり考えずに後悔するとのことですが、今こそ即断せずに、
じっくりと腰を据えて判断することをお勧めします。

とりあえず、もうすこし調子がよくなるまで
判断は先延ばししてしまいます。

「社員としての器がない」という思いがやすみんさんを苦しめ、
その思いが辛くてパートに戻ろうと考えていらっしゃるとのことですが、
今の仕事が自分に合わないというのが思い込みではなく、
客観的にもそのように評価された場合には
パートに戻ることを考えたらよいのではないでしょうか。

客観性に関しては、第三者である同僚がやすみんさんを
後押ししていたり、何より上司が
やすみんさんが社員となることを決断しているわけです。

たとえやすみんさんが勢いでお願いしていたとしても、
決してそれだけで得られるポジションではないでしょう。

ですので、やすみんさんの自己評価は必ずしも正しいものではなく、
今はストレス下にあるためにネガティブにものごとを考えやすい状態
にあるだけかもしれないことを考慮する必要があるでしょう。

そのような意味でも、即断はせず、じっくり現状を分析して
何が健全かをぜひ振り返ってみてください。

やすみんさんが社員の器でないと考えている理由は何でしょうか?
そこに変化を起こすことは可能でしょうか?
可能なら具体的にどのような行動をとればよいでしょうか?

事故で身体状態が変わったのであれば、
そのことを素直に上司に相談してみてはいかがでしょうか。
そのことを理解できない上司や会社でしょうか?

離婚や事故がなくても、新しい現場に適応するのには
それなりに時間と精神的エネルギーを要するものです。

どうかご自身にあまり厳しくなりすぎず、
自分支援してくれた同僚がおなじような状態に置かれていたのなら、
どのような声をかけてあげたいか、
そのような態度でご自身に接してみてください。

焦らずに、じっくり取り組んでみてください。

ーーー
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川畑のぶこがお答えします。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、クミさん(50代・看護助手)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑さん 初めてご相談をします。

私には長期にわたりある悩みがあります。
それは”自分の顔が嫌い。受け入れられない”という気持ちとの闘いです。

現在アラフィフですが、この悩みは20代からありました。

それを消し去りたくて、美容サプリや、美容整形のレーザー治療を受けたり、
美容鍼を受けたり、ヒーリングを受けたり…を繰り返してきました。

以前よりも上手に付き合えるようになったとはいえ、その病は時折
再燃しています。そうすると、すべてにおいて自信が持てなくなり、
家を出たくなくなります(とはいえ、仕事もありますので実際は出ていますが)。

同時に、自分の顔が好き、と思える時は
自信をもっていろんなことが出来たり、人に優しく出来たりします。

他人の容姿の良いところ、性格の良いところ、美しさを見つけるのは
得意で、決して人の美しさが容姿だけと思っているわけではありません。

何かアドバイスを頂けたら嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~

女性であれば誰でも、美しありたい、若くいたい、周りからきれいと
思われたいという気持ちはあると思います。

ですから、美容に気を使うこと自体は何ら問題ないわけですが、
クミさんの場合、ちょっと度が過ぎてしまい、
日常生活に支障をきたすレベルであるということですよね。

これは、精神医学の分野では「醜形恐怖症」とか「身体醜形障害」
というような名前がつけられています。
「Body Dysmorphic Disorder」略して「BDD」と呼ばれます。

もちろん、クミさんがこのBDDだと決まったわけではありません。
その点を明らかにするにはきちんと診断を受ける必要があります。

私がお勧めしたいのは、いったん精神科やメンタルクリニックにかかって、
自分の心の面を治療していくということです。

醜形恐怖や身体醜形障害の人たちは、あまり病識がありません。
これが深刻な病気だという意識がないですし、周りの人たちも、
大変な病気だという意識がありませんから、「ちょっとそういうことを
気にし過ぎる人なのかな」程度で見逃されてしまうことも多いのです。

このBDDの特徴としては、目や鼻、口、その形など、自分の顔のことが
気になって、鼻がもうちょっと高かったらいいなとか、目がもうちょっと
パッチリ大きかったらいいな、など顔のことばかりに意識が行って、
一日に何回も鏡を見てしまう、見ずにはいられない、ということがあります。

逆に、顔が嫌だと思うから、鏡を避けたり、マスクで顔を隠したり、
目が嫌いだったらサングラスをしたり、顔全体を見られないように
深く帽子をかぶったり。

同様に、髪型や美容的な部分が気になってちょくちょく鏡を見るとか、
ちょっと嫌だなと思う、でも日常生活には全く支障はないし、友達との
コミュニケーションでもそんなに気にならないし、というのであれば、
全然問題はありません。

女性が身だしなみのチェック程度に鏡を見ているのか、それとも、本当に
脅迫的に見ている、あるいは避けているのか。この辺りがチェックポイントに
なりますので、ご自身で確認しながら、それが病的な範囲なのか、それとも、
放っておいてよい範囲なのか、判断していくとよいでしょう。

そして、同時にクミさんにお勧めしたいのは「ものの見方を変える」という
ことです。いわゆる「認知行動療法」というものですね。
 
続きは、ビデオでお話しします……

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