執筆者

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Q:新しい環境に慣れるか不安です

いつも楽しみに読ませていただいています。

今を生きる、過去や未来に気をとられすぎないなど、
勉強させていただいて、その通りだなと思って
普段はだいぶ実践できるようになってきました。

私には夫、小学生、保育園児と私の四人家族です。

私は地方公務員としてフルタイムで働いています。

夫は研究職として働いているのですが、昇進のため
ここ1、2年のうちに他県に転職することになっていきそうです。

私は子供の時、転校、引っ越しをしたことがなかったので、
いろいろ考えてしまい、不安でいっぱいになります。

子供の心配もあります。
新しい環境になれことができるかなど、考えてきりがありません。

上の子は過敏なところがあり、慣れるまで時間がかかり、
下の子はじっとしていられないところがあります。

子供のことを知ってくれている環境で
ずっと過ごせたらよいなと思ってしまいます。

私のことは、新しい環境になれるか、もありますが、
がんばって採用された仕事を退職してキャリアが途絶えること、
子どもがまだ小さく慣れない土地に行くのに
また採用試験を受け直して
フルタイムで働くことにも迷いがあります。

まだ決まっていない未来に気をとられてしまっていて、
何かおちつきません。

知っている場所、家、いつも行くお店、職場、学校など
1からやっていく自信がもてなくって。

先生にご相談できたらうれしいです。

【おまめまま・40代・公務員】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

これまでつくりあげてきたものを手放して
新しい環境に適応していくのには、
エネルギーを要するものですね。

私たちは変化よりも現状を維持しようとする傾向がありますが、
それは今の状態を維持さえすれば、
少なくともそれ以下になることはないという
心理的防衛からくるのかもしれません。

おまめままさんも、
いろいろ考えてしまって不安になるとのことですが、
考える内容の質によって、私たちの感情は
ポジティブにもネガティブにもなります。

不安は、新しい環境に馴染めない、
また、馴染んだとしても今よりはよくならない、
などという思いやイメージから湧いてくるものでしょう。

ところがどうでしょう、今住んでいる場所は生まれた時から
おまめままさんが馴染みのあった場所でしょうか。

今の場所に引っ越してくる前も同じような不安はあったけれど、
時間をかけて徐々に適応し、人間関係や住み心地の良い場所を
つくりあげてきたのではないでしょうか。

そうであれば、おまめままさんには
新しい土地でもそのように馴染みのある人や場所を
つくりあげる力があるということです。

子どもたちも一緒です。
幼稚園から小学校、小学校から中学校と、
関わる人や場所が変わっても、
その場その場で新しい場や友達との関係をつくりあげ、
それなりに適応してきているはずです。

子どもの個性によっては、
適応するのに時間がかかる子もいれば、早い子もいます。

それも大事な個性として、急ぐ必要はありません。

もちろん、明らかにその引っ越しが
おまめままさんやお子さんたちにとって不利益や不都合をもたらす
という場合、どうしても今の場所に留まりたい場合は
ご主人の単身赴任を検討されるのも良いのではないでしょうか。

新しい土地で新たな関係をつくりあげていくことは
エネルギーを要するものの、
私たちのライフスキルを高める絶好の場でもあります。

私たちに問われるのは、変化しないことではなく、
変化にいかに柔軟に対応していくかということです。

子どももおまめままさんも、この機会をスキル向上の場として
受け止めてみてはいかがでしょうか。

新しい土地には想像もしなかった素敵な出会いや場が
待ち受けていることだってあるのです。
どうかその希望をもって、前進されますように。

ーーー

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今日は、柿の種さん(40代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
どうやら私には、すぐに「自分がなんとかしなきゃ」と思ってしまう
クセがあるようです。

特にそんなことは考えずに50年近く生きてきたのですが、
先日、とある人から、「あなたは何でもすぐに、自分がなんとかしなきゃ、
その場を丸く収めなきゃと思っちゃうでしょ? それで気がついたら
疲れちゃってるでしょ?」と指摘されました。

言われてみれば確かに、小学生の頃は、陰でいじめが横行していれば
被害者の子をなんとか救おうと子どもなりに必死に思案してみたり、
誰もやりたがらない地味で面倒な係を自ら買って出たり、
社会人になってからは、シーンと静まり返った会議の場がいたたまれなくて、
何とか自ら意見を出そうとしてみたり……。

今年4月には、息子が入学したばかりの中学校PTAで、どうしても決まらない、
誰が見ても面倒な委員を、しかも委員長を、その場の雰囲気が嫌で、
気がついたら「私やります」と言って手を挙げていました。

自分が本当にやりたいと思っているなら、いいのです。でも、困るのは、
私自身も心の底では「嫌だ」「できることならやりたくない」と思っている
のに、その場が一向に動かなかったり、皆が困っていたり不快な思いをして
いると察知すると、つい「自分がやれば済むのだ」と思ってしまうこと、
また場合によっては「無意識のうちに」自分で自分をそちらに仕向けて
しまっていること、そして後日、どっと疲れることです。

見て見ぬフリをするのではなく、でも加担しすぎることもなく、ストレスなく、
ほどよい距離感で物事に接するためのヒントを、教えてください。
~~~~~~~~~~~

柿の種さんのとても誠実で正義感あふれるパーソナリティが伝わってきます。

おそらく、こういう人がいると周りは安心できて、信頼できて、一緒にいたい
と思う人なのではないでしょうか。自分の困ったことを助けてくれたり、
助言が得られたり、周りが膠着状態になったところにもブレークスルーを
起こすような人ですから、きっとその勇気は称えられるものだと思います。
いじめられっ子を、被害者を救ってあげようという正義感あふれるところも、
人々の心を打つのではないでしょうか。

まず、私たちが「嫌だな」と思っていることを何でやるかというと、確かに
そこに労力も使っているのですが、どこかで恩恵もあるはずなのです。
得していることですね。その得している部分は何かなと、冷静に考えてみる
ことがまず大事です。

人間というのは社会的な動物ですから、繋がりや絆なしには生きていくことが
難しいです。もちろん、そんなものなくても大丈夫という一匹狼も中には
いるでしょうが、柿の種さんのように、人の嫌なことを買って出る人、面倒
臭がることを地道にやる人というのは、それなりの評価をされているものです。

そして、そのことによって周囲から信頼や信望を得、頼りにされ、絆を持てて
いるはずですので、そこは自分が「嫌なもの」と対峙することによって、
得ている恩恵はあるのだということを認めることが大事です。

同時に見ていくべきは、今度は、これを捨ててまでも自分は楽したい、嫌なこと
は嫌だと言いたいんだという勇気がちゃんとあるかどうか。ここなのです。
私たちが得たいものがある、無意識にそれを得ようとしている、でもそれを
捨ててまでも、自分の気持ちに素直で正直でいたいという、この勇気があるか
ということの問い直しをしてみるといいのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:私は都内の企業で事務の仕事をしていますが、
数年前に私の部署に入ってきた後輩の態度
についてどうしたらよいか悩んでいます。

彼女は現在、私のアシスタント的な仕事をしています。

多少ミスはあるものの、普段はハツラツと仕事をしており、
さして問題もないのですが、
機嫌が悪い日は、私の指示に返事をしないとか、
ふてくされて対応するというようなことがあります。

また、影で気に入らない人の文句を言っている
ということを耳にしたこともあります。

私自身は先輩に対しては敬意を払うよう心がけており、
絶対に彼女のような態度をとることはないので、驚いていましたが、
最近は良くも悪くも慣れてきてしまっています。

彼女とは、職場でのランチだけでなく、
就業時間以外にも一緒に食事に行ったり、
飲みに行ったりすることもあります。

互いに付き合っている相手の相談などもする仲ですので、
職場で雰囲気が悪くなるのもよくないと思い、
彼女の態度が多少悪くても、逆なでせぬよう、
私が彼女に気を使っている状態です。

自分で仕事をした方が早くて正確なこともあり、
彼女の機嫌や効率が悪そうなときは、
彼女へ振ろうと思っていた仕事を
私自身が済ませてしまうことも多々あります。

ただ、このままでは彼女の成長にも繋がらないし、
私自身の負担も増えてきてしまうので、
いけないなと思っております。

私自身、どのような姿勢で
彼女に接したり対応したりすればよいでしょうか。

【31歳・ミーコ・事務職員】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

周囲との調和を重んじるミーコさんの姿勢が
伺えるご相談内容ですね。

プライベートでも時間を共にすることが多い後輩との問題となると、
その調和を崩したときの全体に及ぶ影響や心地悪さよりも、
自分が我慢することを選んでこられたのですね。

ミーコさんは、その後輩とは職場が変わったとしても
ずっと付き合っていたい相手でしょうか。

すなわち、ミーコさんの人生に大きく影響を及ぼす、
選ばれし友人となる人でしょうか。

それとも、職場が変わったなら会う頻度は薄れ、
そのうち会わなくなることも考えられる関係でしょうか。

おそらく、後輩がミーコさんにとって大切な友人や親友となる人間
であったなら、職場での態度が不適切だと感じたときに、
遠慮なく素直に思いを伝えることができる仲でもある
でしょうから、おそらく後者ではないでしょうか。

ミーコさんが仕事の責任や評価を犠牲にしてまででも、
維持したいかけがえのない友情であれば、
それはそれで価値のある選択なのかもしれませんが、
きっとそこまで深く意味のある友情でもないのではないでしょうか。

職場で友情が芽生えるのは素晴らしいことですが、
職場は本来プロジェクトを遂行することが第一の目的の場です。

友情は大切ではありますが、仕事に付随する付加価値的なものです。

後輩やスタッフの顔色を伺って、
仕事の本来の機能を失ってしまっては本末転倒です。

後輩の感情の責任は本人がとるものであり、
ミーコさんが先輩だからといって、
あるいは仲が良いからといって取れるものではありません。

プライベートなこともあり、
なんとなくなぁなぁな関係になってしまったのであれば、
毅然とした態度でそれを仕切り直すことが大事でしょうし、
ミーコさんの課題はその勇気を持つことなのかもしれません。

後輩は、ミーコさんが後輩の態度を容認してしまえばしてしまうほど、
職場や社会とはこういうものと勘違いしてしまうかもしれませんし、
それは彼女にとっても良くないことです。

もし、ミーコさんが彼女の態度に指導を入れたことで
友情に亀裂が入るのなら、それまでの友情だったのでしょう。

表面的に繕っていなければ維持することのできない関係は
真の友情とも言えないかもしれません。

波風を立てずに調和を保ちたいミーコさんかもしれませんが、
人生ときとして波風をたててこそ
その後に健全な調和がもたらされることもあります。

どうか、そのことを忘れずに
毅然とした態度で後輩に接する勇気を持ってください。

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★★年末企画「捨てたい私」大募集!!★★

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今日は、リンゴ酢さん(20代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
「ココロの学校」、いつもポッドキャストで拝聴しております。

15歳で高機能自閉症ということがわかり、
20代になった今でも生きづらいです。
幼稚園の時から周りに馴染めず、授業にも追い付けないでいました。

学生の頃は教師に授業を受けさせてもらえず、ずっと
「アインシュタインだから、授業は受けないで私の仕事をしなさい」と、
教師の仕事を手伝うことしかできず、
教師と同級生からは刃物で脅かされてPTSDに近いところとなり、
現在になってもそのことを思い出してしまってパニックになります。

高校は卒業できましたが、現在も無職のまま。
無職、パニック、生きづらい、私の状態を捨てたいです。
どうしたら生きやすく、就職しやすくなりますか?
~~~~~~~~~~~

学生の頃、授業を受けさせてもらえなかった、そして教師と同級生から
刃物で脅かされたとのこと。これはおそらく高校時代の話だと思います
が、このような出来事があってPTSDにならない人は、なかなかいらっ
しゃないと思います。

本当に辛い状況を耐えていらっしゃいましたね。リンゴ酢さんは、
おそらく周りに「助けて」と助けを求めることもあまりなく、
全部自分で抱え込んで、我慢しなきゃいけない、忍耐すればいいんだ、
強くあらねば、とやり過ごしてこられたのではないでしょうか。

でも、結局やり過ごすことはできず、PTSDの状態となって、今それが
パニック障害として現れていらっしゃるのではないかと推察いたします。

まず、この授業を受けさせてもらえないというのは、ハラスメントです。
パワハラですし、また教師もいる場で刃物で脅かされてと、もうこれは、
いじめのレベルを超えて、犯罪です。刑事事件になりますので、本来で
あればもう警察に届けていい内容なのです。

リンゴ酢さんが一人で抱え込む類のものではないということを
知っておいてください。

このような、いわば「事件」の取り扱い方、リンゴ酢さんのメンタル面の
ケア、そして今後の就職活動のポイントについて、
私なりのアドバイスをさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:何が大切なのかわからなくなりました。
実父がアルツハイマーと診断され、
免許の更新ができませんでした。

五年前、父の様子が変だから医者にみてもらったほうが良いと
言い続けていましたが、母が納得せず、今に至りました。

何回も母とぶつかってきましたが、
何でも自分の思うとおりに事を進めていく母は、五年前に、
「父が認知症になったら、私が面倒みていくから」
と軽く言っていたのですが、

いざそうなった今、認知症とわかっていながら
父を怒鳴りつけたり、私が大変だとか、
泣いて電話をしてきたりします。

なるべく母の気持ちにそいながら、話を聞いていますが、
母の勝手さにイライラしてきます。

進行していくともっと大変だから、
介護認定を受け、他の力も借りながらやっていこうよと話しても、
まだお父さんには介護認定してもらいたくないとか、
認知症を認めたくないとかいいます。

かといいながら、私は旅行にいけないとか、
友達とランチにいけないとか言っています。

あまりにも勝手なことばかりを言うので、とうとう、私がきれてしまい、
「お父さんがかわいそうやわ。 誰が今、一番つらいのか考えてよ!」
と、今まで思っていたことをいろいろぶつけてしまいました。

私は、昔から母とは合わないと思っていますが、母は、
子供の中で一番話しやすいのは、honokaだから」とよくいいます。

でも、私は本当は、母から離れたい。
私にとっての不快リストに入っているのです。

でも、父は、私の快リストに入っている穏和な人で、
認知症になりながらも母の体の心配をしていたり、
俺が迷惑をかけてるみんなに申し訳ないとか私には言ってきます。

せつな過ぎます。母とは離れたいでも父が気になる。

でも、私の気持ちも限界がきています。
私の気持ち、Me Firstでいいのでしょうか?
誰を何を大切にしていいのかわからなくなりました。

今日は、何もやる気になれず寝込んでしまいました。

【honoka・パート・40代】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

私たちは、ショッキングな出来事があると、
それを否認する心理が働くことがあります。

これはそれを受け入れてしまったら
全てが崩れてしまうように感じているので、
あったことをまるでなかったこととして受け止めることで
自身を防衛する心理的機構です。

お母様にとって、愛する夫が認知症で苦しむという事実は、
受け入れがたい出来事だったのでしょう。

ですので、平気なふりをすることで
自身を保とうと努力されてきたのだと思います。

ただ、今となってはお母様自身、
お父様に対して怒りを感じることも増え、抑うつ的になることも増え、
このままでは自分がつぶれてしまうと
薄々感じ始めている段階にいるのではないでしょうか。

ただ、介護認定を受けて、
デイケアや入所の福祉サービスを受けるようなことになれば、
それは自分が十分に介護出来ていない証となってしまい、
夫を見捨てることというような罪悪感もお持ちなので、
易々と前進できないでいるのではないでしょうか。

このようなとき、honokaさんのような、
お母様が心を開いている周囲のサポーターが、
お母様がこれまでよく頑張って介護をしてきていること、
もう十分やってきたので、これ以上頑張らなくて良いということを
伝えてあげることは大切だと思います。

お母さん自身は自分に許可が出せないので、
第三者が努力を認めたうえで、
その努力をやめて良い許可を出してあげることです。

また、honokaさんにとっては
お父様のこともですが、お母様の健康も大事であり、
このままでは共倒れになるようで苦しいことを
お伝えすると良いと思います。

お母さん自身が誰か(娘)から
ケアされていると感じることが大事で、
誰かに愛する家族に迷惑をかけないためにも、
お母様自身もセルフケアに取り組むことが大事だと
認識できるようコミュニケーションされることをお勧めします。

認知症はサポートなしに乗り越えることが出来ない病気です。
そして、サポートの輪は拡充できればできるほど良いです。

家族で抱えられるものなのか、それとも
抱え込んでしまった結果、共倒れになるのか、
状況やタイミングの見極めはとても重要です。

結果程に介護認定を受けて福祉サービスを受けることになっても、
それは全員にとっての善処であって、
お父様を見捨てることではありません。

お母さんやhonokaさんご自身含めた、家族全員のために、
健全な判断をしようと促してみてはいかがでしょうか。

認知症の家族会などもありますので、
ぜひご活用することをお勧めします。

そのような会に参加することで、
同じような境遇に置かれている人たちが多く参加されます。

そのような輪の中にいることで、
自分が一人で抱え込む必要がないのだということに
お母様が気づくかもしれません。

ーーー

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今日は、ドナさん(40代・看護師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
もうすぐ50代を迎える独身女子です。
春頃に好きな人ができましたが、失恋しました。
相手は職場の上司で、独身です。
私の彼を好きだという気持ちが仕事に影響するようになり、
これではいけないと思って、仕事以外で会いたいと伝えましたが、
NOと言われた気がします。

失恋の事実も辛いのですが、今回の片思いで、思ったことがありました。
それは、私って今までも、自分から好きになるというよりは、
「自分を好きになってくれた人、また、この人、私を好きなんじゃないか。」
と自分が思う人を好きになる傾向があるのではないかということです。

今回もそんな感じでした。そして、好きになると、自分を好きだと
言って欲しいと思うようになります。そう言ってもらうことで
自分に価値があると感じたいのだと思います。

自分を好きだと表現してもらうことが目的になり、自分本位で
相手の気持ちを考えない言動をしていたのではと感じ、
今までも本当に相手を思う恋愛ができていなかったのではないかと、
むなしい気持ちになっています。

また、今回の彼も含め、自分が好きだと思っていた人を本当に
好きだったのか、それとも失恋の辛さを回避するために
このような思考をしているのか分からなくなって混乱しています。

恋愛は人生の大きなイベントで、それを達成できなかった私は
これで良かったのかと思って悩んでいます。
ぜひ、アドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

ご相談内容を読みますと、ドナさんはかなり自己分析ができて
いらっしゃるので、もうあと一歩踏み出すことができれば、
素敵な恋愛ができるのではないかなと感じました。

まず、自分からこの人を好きと思うよりは、自分のことを好きになったり、
気に入ってくれた人を好きになる傾向があるのですね。
ドナさんは「好きだと言ってもらうことで、自分に価値があると感じたい
のだと思う」と書いていらっしゃいました。

もちろん、私たちみんな価値がある存在でいたいと思っています。
でも、ある程度疑問も持っていますね。
本当に自分は価値ある存在なんだろうか、どうなんだろうかと。

私たちの振る舞いというのは、自分が価値ある人間だということを
証明したり、世の中にいろいろなことを与えることができたり、
影響を及ぼすことができたり、そういったことを通じて、
自分の価値を確認したいという、そんな欲求を含んでいます。

ドナさんの場合もそれが強いのでしょうね。きっと看護師という仕事も、
誰かの役に立ちたい、尽くすことで相手から必要とされたい、
そのことで自分の価値というのを世の中に提供したり、何より自分自身が
価値ある存在だと感じたいと、そのような動機があると思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:52歳のシングルマザーで、29歳と28歳の娘がいます。
同居(車で5~10分)はしていませんが、75歳の父と77歳の母もいます。

父は20歳の時から双極性障害、定年してからは糖尿病、軽い脳梗塞、
肝硬変と患い、今年肝細胞ガンが見つかりました。

母も70前だったか心筋梗塞・脳梗塞・腎機能低下で、
2人とも入退院を繰り返していて、現在はほぼ日常も寝ています。
庭先に出ることもしません。

ご飯等はそれぞれで好きな物を、
私が買い物・病院の送迎に乗せて行って買ってきて、好きな時に食べてます。

弟(長男・49歳バツイチ)が同居してますが、仕事に忙しいのと、
父とは血が繋がってない(5年前に発覚、家庭内別居中)為、
家族間がギクシャクしています。

そんな家族で介護や仕事、これからのこと(娘達の結婚や自分の事など)
が心配で、先日胃潰瘍になってしまいました。

どうしたらいいのかわかりません。
何かアドバイスをいただきたく思います。

【きいちゃん・50代・児童クラブ支援員】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

いろいろとご家族のことで心が休まらない日々なのですね。

生まれた以上、私たちはみな老いたり病んだり死んだりすること
すなわち、人生の4大苦と呼ばれる「生老病死」は免れません。

私たちに問われるのは、そのような困難に直面したときに、
いかにしなやかにそれらの状況を受け入れ、対応するかということであり、
それらに抗うことではありません。

80前後にもなれば、体の不調も増えてくるでしょうし、
死をも覚悟する年齢となることと思います。

親の老いや病に直面しているときは、治療に励みつつも、
いかに残された人生を豊かに過ごすかという、QOL(=人生の質)に
目を向けることは大切な取り組みとなります。

たとえがんがあっても、精神的、社会的に豊かに生きている人はいます。

もし、今日が人生最後の日であったのなら、
きいちゃんはどのように両親と接するかという視点で
ご両親と関わることをお勧めします。

そして、最後の日とはご両親にとってではなく、
きいさんにとって最後の日であったのならという視点です。

弟さんがお父様と血が繋がっておらず、家族間がぎくしゃくしていたとしても、
もし今日が最後の日だったら、きいさんは弟さんとどのような関わりを持つでしょうか。

そのような苦労を背負ったお父様やお母様にどのような態度でどのように接するでしょうか。

娘さんの結婚のことも一緒です。

結婚しないと幸せになれないと思っていらっしゃるかもしれませんが、
実際は、置かれている状況に幸せを感じる力をもっているか否かが、
結婚生活を幸せにできるかどうかの分かれ道でしょう。

そうであれば、娘さんときいさんとの現在の関係は幸せか?
ということが問われるということです。

幸せは結婚相手が運んできてくれるものではありません。
幸せはその場その場の状況から築き上げていくものです。

いま置かれている状況をただ呪うのではなく、
その状況から学ぶ姿勢を育めたのであれば、
幸せが近づいてくるのではないでしょうか。

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今日は、フクロウさん(60代・介護士)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

いつもメルマガを拝聴し、参考にさせていただいています。
ありがとうございます。

結婚20年、子供なしの夫婦です。主人は単身赴任中で、
業務管理や総務の仕事をしています。
人事の採用面接などにも列席する事もあるようですが、
帰宅して自宅に居ても、椅子に座ったままあまり動かず、
上から目線で居られるように感じてしまうこともあります。

洗車や草むしりなど、車や家のメンテナンスもして欲しいのですが、
自分から率先してやることはなく、私が一緒にやらないと動きません。
料理も赴任先ではやっているようですが、自宅では、私が体調を崩して
横になっていても、ずっとテレビを観たり、ゴロゴロしたりしています。

近所の御主人が車を洗ったり洗濯物を取り込んだりしているのを見ると
羨ましく思います。私が車二台と自宅と空き家二軒のメンテナンスを、
仕事の空き時間にやっていること、主人は知っています。

しかし「ありがとう」や「お疲れ様」と言われることも滅多になく、
私は18年同居した姑や主人の借金の返済のために利用されたのでは
ないのかと、疑心暗鬼になることもありました。引越しの時も
自分の物さえ整理できず、赴任先のアパートもなかなか決められず、
振り回されました。

互いに承認欲求がぶつかっているのかもしれませんが、話し合いでは
論理的に話す主人に敵いません。自分で自分を承認していないのかも
しれませんが、承認した先にやりたいことも見えません。

瞑想などをしても理想のイメージが浮かばず、幼少時に父親を亡くし
手のかからない子をやってきた影響もあると思います。

仕事は嫌いではない方ですが、体力的には不安です。休暇を取って
のんびりとしたり、旅行の計画を立てたりして欲しいと頼んでも、
生返事でやり過ごされてきました。

主人からの前向きな言葉や労いの言葉を期待せず、自分の心を癒して
建設的な未来を引き寄せる秘訣を、教えていただければありがたいです。
~~~~~~~~~~~

とっても頑張り屋さんで誠実なフクロウさんの像が見えてきました。
介護士さんとのこと、とてもお忙しくお仕事をされていることでしょう。

夫婦共働きのときに、家事を誰がどれくらいするのかというのは、
切実な問題ですね。介護職に就くような人には献身的な人が多いと思いますが、
おそらく献身的なフクロウさんは、ご主人にも喜んでもらいたいし楽をして
もらいたいということで、献身的に尽くしてこられたのではないでしょうか。

ただ、歳を重ねるにつれて、やはり昔のように体は動かくなってゆきます。
今までは簡単に車2台、空き家2軒、自宅、とやっていても、何とか体力は
持っていたかもしれませんが、加齢とともにやはりこのような労働は辛く
なってきますから、そのことをきちんと受け入れてくださいね。

今までに出来上がってしまっているパターンがあって、それを崩すというのは
すごく大変なことではありますが、ここは一つ、フクロウさんが向き合って、
「いい人」をやめるときではないかと思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

―――お願い―――

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Q:川畑先生こんにちは。
いつもメルマガや、講座で深い気付きをもらっています。

今回は、医療関係の職場の後輩(男性)で
精神疾患のある人への接し方についての相談です。

その人は、正社員ではないのですが、
この数年で、強迫障害を発症し、仕事に支障が来ている状態です。
通院、薬物治療はしています。

病気や、性格もあると思いますが、心からの「すみません」が言えない人で、
仕事で待たせたことや、時間に遅れたことへの謝罪がありません。

周りの職員は、その人がいるだけで、
不安になったり、ミスを誘発したりすることがあります。

1週間休職をしたことはありますが、
主治医が、長期で休まなくていいと言ったようで、休もうとしません。

態度に関しての注意も、病状が悪化したらと思うと、何も言えなくなります。

今まで、彼の存在が一因で精神不安になった職員も数名いました。

つらそうなので手助けしたいとも思いますが、
上から目線で傲慢な態度にイラついてしまいます。

上司には相談しています。

周りの対応はどうしたらいいのでしょうか。

【かな・40代.薬剤師】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

病気を持つ後輩を思いやるあまり、
なかなか厳しい指導ができないというご相談ですね。

それが優しさや思いやりなのか、それとも甘やかしなのかは、
全体の結果として何がおきているかをみていくとよいと思います。

まず、仕事(医療)は誰のためにあるのでしょうか?

それを問い直してみることをおすすめします。

職員のケアや治療のために
患者が置き去りになってしまっては本末転倒です。

患者に適切で最善の医療を提供するということを軸に考えたとき、
彼の存在はどのような影響を与えるかと考えてみます。

これは、病気を持つ人間への差別ではなく、職能の有無の区別です。
病人を差別しないことを理由に職能のない人がその職につくことは不健全です。

その人に相応の能力があり、職場が機能しているにもかかわらず、
病気だからという理由で仕事が与えられなかったり、
クビになったりするのであればそれは差別です。

彼の存在は患者に最善の医療が提供されるために、ふさわしいでしょうか。
職場のチームとして、健全に機能しているでしょうか。
強迫性障害であれば、
職場での不適切な行動を指摘してはいけないのでしょうか。
そのことで本当に病気を悪化させるのでしょうか。

彼を守ることを軸ではなく、純粋な職能、すなわち、
患者への健全な医療の提供を軸に考えてみてください。

病気だからといって彼の人格を否定することはゆるされません。
ただし、行動は正すべき時には正す必要があります。

その辺を混同せずに冷静に対応することをおすすめします。

周囲が彼に対して腫れ物にさわるように接すれば接するほど、
彼は加害者でい続けなければならないかもしれません。

組織がそのことを指摘せず放置しておくことで、
彼が職場で求められているものが何か一向に学べないならば、
彼もまた被害者なのかもしれません。

それは差別なのか、それとも区別なのかを
もういちど振り返ってみることをお勧めします。

ーーー

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181022

今日は、みちさん(パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
放課後に子どもを預かる職場で仕事をしています。

低学年ばかりが60人くらいいます。
集団生活をする中で、集団行動ができず、邪魔をする子たちがいます。
発達障害児ではなく、健常児です。

一人だけならまだ良いのですが、一人を押さえているうちに
それを見ていた子たちにどんどんそれが伝播していって集団になり、
職員がその子たちに手を取られ、ちゃんと行動をしている子たちに
迷惑をかけることになったりしています。学校なら学級崩壊でしょうか。

そういう子どもの中には、学校ではとてもいい子という子も多いです。
「ここで、ストレス発散だ」「こんなところ来たくないんだ」
「お父さん(お母さん)なんか嫌いだ」と口に出し暴れる子もいます。

保護者に子どもの様子を伝えても、「信じられない」
「指導が悪いんじゃないんですか?」「うちの子だけが悪いんですか?」
「学校では、何の問題もない、といわれます」と怒る方もいらっしゃいます。
家では、いい子、わんぱく、いろいろのようです。

子どもたちが通う小学校はビシビシやる方針です。
報告をし合う小学校の先生からは「もっと厳しくやった方がいい」と
言われています。が、小学校と違い、やめることのできる施設の職員の
私たちを、子供たちは怖くもなんともありません。

いろいろ対処をし、職員の中には、精神的に追い詰められる者もいます。
親、子どもたち、そして自分たちの指導のせいだと落ち込む同僚に
どう対処していったらいいのでしょうか?
~~~~~~~~~~~

みちさんや他の職員の方たちも、おそらく子ども達が大好きで、
子どもの健全な育成のために、このような職場を選ばれているのでしょう。

そういった熱い志を持って実際に現場に携わってみたら、困難が山積で、
圧倒されてしまって、どうしていいか分からないという状態なのでは
ないかとお察しします。

ご相談の文面からだけですと情報が限られますので、私が正確に捉える
ことができているかどうかわかりませんが、まず、学童がどのように
機能しているか、その一つとしては、みちさんも書かれているように、
日頃学校でビシビシとやられている子ども達が、ワッと解放される場で
あるのは、もう間違いないですね。

学童保育施設というのは公的にも「生活の延長として機能する場」と
定められていますね。生活の場では、家庭で営まれているような静養や
おやつ、宿題、昼寝、大人との会話、遊び、通院、塾通いなどが
当たり前にできることが必要、というような方針があります。

また、生活の場なので、柔軟で魅力ある生活を子どもと共に作っていく、
そのような生活の拠点が地域に広がるというコンセプトで作られてもいます。

もしかしたら、みちさんの中には、ちゃんと学習させなきゃとか、
きちんとさせなきゃという意識が強いのではないかと思いました。

学校は、きちんとするということを学ぶ場ですね。集団ではこうするのだ
ということを学ぶ場です。ところが、学童というのは、生活の延長、
すなわち、お家に帰ってきてダラーッとしたり、ランドセルをワーッと
放ったらかしにしたり、靴下や服を脱ぎっぱなしにしたりする子もいます
し、そうではなくて、きちんとする子もいます。

学童保育を、集団生活を学んで学校のように学習をしていく場ではなく、
生活の延長の場と考えたときに、いろいろな子がいる、すなわち邪魔する
子もいる、兄弟喧嘩する子もいます。厚労省の策定のところにはもちろん
そこまでは書かれていませんが、生活の延長の中には兄弟喧嘩も含まれ
ますし、近所のお友達との喧嘩も含まれると思うのです。

そして、その中でどうやって問題を解決していくかというスキル、社会的
なスキルを身につける場にもなっていると思うのです。もちろん、その
全体を統率していかなければいけないみちさん達は大変ではあるかもしれ
ませんが、ここはある程度の忍耐やおおらかさというのも必要になって
くるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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PS
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