執筆者

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Q:いつもありがとうございます。
   
私は小さな酒蔵に嫁いでいます。
昨今の日本酒ブームに乗りきれず、
売上はいまひとつといったところです。
   
従業員さんも一人しかおりません。
人が定着せず、あとは主人と私だけです。
   
小さくて、人数も少ないなら
さぞやアットホームな雰囲気なのでは?
と思われそうですが、実際はそうではなく、
空気が澱んでいるように感じます。
   
酒蔵でありながら住居でもありますので、
生活もしています。
   
我が家にはまだまだ手のかかる息子が二人おり、
母親業も忙しいです。
   
その日の仕事量を見ながら
家事の量を調整して対応はしていますが、
子供の用事などもあり
(宿題を見たり、家庭学習に付き合ったり)
仕事にどっぷり浸かっていないのが現状です。
     
毎日の業務はそれでよくても、
会社の将来を見据えて動いているかいうことになると、
何もできていません。
 
主人には時々そこを注意されます。
 
ただ、主人がワンマンでやっているので、
何も聞かされてもいないのに
 
「現状を把握していない。もっと危機感を持て」
「役立たずどもめ」
と言われても、どうしても反発心が出てしまいます。
 
最近は、困難に直面しているのもあってか、
主人は従業員さんの些細な失敗などに
よく小言を言っています。
  
雰囲気が悪いのを主人のせいにしている私がいます。
 また、子供に手がかかることを
言い訳にしている私もいます。
 
これじゃいけないと思い、
こうしてご相談させていただきました。
 
仕事も家事も育児も楽しくやりたい。
毎日いい雰囲気の中で過ごしたい。
会社の状態もよくしたい。
 
どのようなことに気をつければいいでしょうか。
教えていただけましたら幸いです。
 
【やよい・40代・家業を継ぐ嫁】
 
———————————–
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
仕事も家事も育児も楽しくやりたい、
誠実で熱心なやよいさんの姿勢が伝わってきます。
 
育児だけでも大変な仕事なのに、
さらに家業の運営も真剣に考えてくれるパートナー
がいるご主人は、恵まれていると思います。
 
仕事がうまくいかないので夫がストレス下に陥る、
 
ストレス下にいるので職場のコミュニケーションが悪くなる、 
コミュニケーションが悪くなるから職場の士気が下がる、 
職場の士気が下がるから売上も伸びない、
売上が伸びないからストレス下に陥る…
 
という悪循環に陥ってしまっているのですね。
 
このようなとき、
経営者である夫の態度が変わってくれたらと
望むのも当然のことでしょう。
 
やよいさんは、このような職場の空気について、
ご主人と話し合いをしたことはありますか?
 
売上を上げるというと、
マーケティングのことばかり考えるかもしれませんが、
 
経営の視点からは、心ある人間を扱う限り、
職場の人間関係はとても重要です。
  
働いている従業員が不機嫌な場に、
客は関わりたいと思わないでしょう。
そして、このような微細な決断のほとんどは、
明文化されることなく、
無意識のうちに行われています。
 
もし、夫が店のことを考えろというなら、
より健全な人間関係や職場の空気感のことを、
やよいさんから提案してみては如何でしょうか。
 
店主の機嫌ではなく、商品の開発や客のケアに
エネルギーを注げる場にしたいと。
 
もちろん、素直に受け止めないかもしれませんが、
少なからずインパクトは与えるでしょうし、
反省材料にもなるのではないでしょうか。
  
育児と仕事のバランスについても、
どこまで関わることが現実的なのか、
夫が無理なことを期待してはいないか、
 
改めて夫婦で話し合いをすると良いと思います。
 
両方とも完璧にこなすのが難しい場合、
仕事を優先する際の育児の限界、
育児を優先する際の仕事の限界を、
きちんと見定めて夫婦間で共有してみてください。
 
同時に、たとえ、夫が変わらなくても、
やよいさんが夫の不機嫌により受ける影響は
ミニマムにしなくてはいけません。
 
そのために、職場以外に自己充電できる場を
きちんと設けてください。
 
問題ばかりに目を向けていると、
心身のエネルギーの消耗が激しくなり、
やがて枯渇してしまいます。
 
きちんと己のニーズを満たすよう努めてください。
 
職員さんも、たとえ店主は不機嫌でも、
やよいさんがいつも穏やかで
温かいエネルギーを発していたなら、
救われるでしょうし、学ぶものも大きいと思います。
 
職場には教師になる人もいれば、
反面教師になる人もいます。
どちらも良い学びです。
 
相手がどうであれ、やよいさん自身は、
相手にとっての良いモデルとなるよう努めてみてください。 
 
そのためにも、やよいさんご自身が
自分の限界をきちんと尊重して、
自分自身に優しさを持って接することが大切です。
   
   

ーーー

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191014

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、じゅんじゅんさん(40代・ヴェネチアンガラス講師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑のぶこ先生の相談者へのお答えはいつも奥深く、そしてあたたかく、
大きな愛を感じながら読んでいます。
素敵なひとときをありがとうございます。

2019/9/4のメルマガの内容も素敵でした。
(9/4配信 断捨離メルマガ「ニート状態の次男について
http://www.kawabatanobuko.com/blog/3881

そのときの川畑先生のお答えの中で、もう少し詳しく教えて頂きたい事があります。

『私が日々臨床で患者さんから学んだことのひとつに、
もし、今日が人生の卒業式であると仮定したとき、多くの人が後悔するのは、
周囲のことばかり気にして、自分を大切にしてこなかったということです。』

と書かれていて、この、『自分を大切にしてこなかったという後悔』について、
患者さんは どのような言動で表現されていたのでしょうか?
例えば、「あれもしたかった、これもしたかった」というような感じでしょうか?

教えていただけたら、私自身の今後の人生にぜひ生かしていきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

「もし今日が人生最後の日だったら…」これは究極の質問ですね。
私の師匠カール・サイモントン博士が、いつもがん患者さんとセッションをする時に、
特に死生観のトピックで投げかける究極の質問です。
 
「死の瞑想」というものを私たちはプログラムの中に盛り込んでいるのですが、
その中に、自分が徐々に年をとって、のびのび生き生きと生活をしながら年をとって、
そして死ぬ1年前、半年前、1ヶ月前、1週間前、前日、そして当日というふうに、
だんだん死期が迫ってくるという瞑想があるのですね。
 
その時に、最後に、自分が人生を終了して、旅立って、自分の人生を振り返ってみて、
その人生で最も感謝したことは一体なんだろうか。
 
二つ目、人生で最も後悔したことは何だろうか。
三つ目、もう一度人生が送れるとしたならば、その人生であなたにとって
真に大切なものは一体何か、という、3つの質問をするんですね。
 
それぞれ瞑想の中で、それぞれのイメージが思い浮かんできて、それを後で
シェアしたりするのですが、これで、最も感謝したことに出てくるのは、
このプロジェクトを成し遂げられたこととか、物質的に豊かだったこととか、
そういう国に生まれてきたこととなどではないのですよね。
 
多くの人が口にするのは、この世に生を授かったこと、この人生を与えられたと
いうことそのもの。そして、それをサポートしてくれる親だったり、
兄弟だったり、友人だったり、この人間関係ですね、

家族とか、友情とか、もちろん動物との関わりとか、この愛情深い質の伴った
人間関係とか絆、これがトップに挙げられることがほとんどです。
 
そして2つめ、これが今日のトピックですね。もし今日が人生最後の日で、
人生を振り返って最も後悔することは何か。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつもyoutube拝見しております。
息子13歳についてお聞きします。

早速ですが、3年前に離婚し
子供3人と父子家庭を営んでいる53歳(自営)です。

家事や仕事、介護等多忙ですが、
子供達、職場のスタッフの協力のお陰で
何とか生活しております。

昨年の夏休み明けより
末っ子の息子が不登校になりました。

現在中1ですが、職員室登校を週2から3回行っており、
普段は一人自宅でゴロゴロしながら
決められた家事をこなしております。

現在高2の次女も、母親が離婚すると言い出した中1の頃
同じく不登校になりました。

母親が出ていった中3からは
何とか登校し現在は部活を頑張っています。

二十歳大学生の長女は来年からの留学に向け
毎日その準備とバイトに明け暮れています。

そんな家族の状況下で、
先日埼玉で再婚相手の義父に殺された
小4の男子の事件が有りました。

そんなニュースをラジオで聞きながら息子が
「お姉ちゃんの二十歳の誕生日までに
家にお母さんを連れて来れなくてごめんなさい」
と言いながら泣きだしました。

「悪いのはお父さんとお母さんだから
お前は悪くないから、大丈夫、お前は悪くないよ」
と言って慰めました。

殺された小学生と自分が重なったのか?
心を痛めた息子をどうフォローしてあげれば良いでしょうか?

母親49歳(実家暮らし)には恋人がいるようです。

また月に1度、子供達とは自宅にて
私が留守の間に一緒に食事をしております。
恋人の自慢も聞きたくなかったようです。

来年には長女、再来年には次女も留学予定です。

近い将来、男二人暮らしへの
アドバイスも併せて宜しくお願い致します。

【旅人・50代・自営業】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

3年間、お子さん3人を父子家庭で
頑張って養い育てて来られている、
旅人さんの努力と苦悩が伝わってきます。

このようなタイミングでの息子さんの不登校は、
おそらく旅人さんの罪悪感を刺激することもあって、
さぞ心苦しいことと思います。

息子さんの言動から、
お母さんが家を出て行ったのは子どもである自分にも原因があり、
お母さんが帰ってこないのは、
自分の努力不足と思ってしまっているのですね。

また、母親が恋人の話をすることで、
お母さんを奪われてしまったという落胆があるのでしょうね。

今、息子さんはとても多感な時期で、
周囲の影響を大きく受けると思いますし、
このような時期に大きなライフイベントが
重なることで、不登校になるケースは多くあります。

不登校に関しては、ただ登校することばかりにこだわらず、
息子さんがじっくり自分自身や状況を振り返っている時間
と受け止めてあげてください。

身長は伸びても、まだまだ精神は子どもである彼なりに、
なかなか消化できない状況をじっくりと噛み砕いて、
消化しようとするプロセスにいることと思います。

彼なりに必要な時間をかけているのだと知り、
焦らずに向き合ってみてください。

ダラダラゴロゴロしているのは、
身体は動かしていなくても
色々考えて脳が疲労しているからです。
すなわち必要な休息です。

その際、親がどんな自分であっても理解し
受容してくれる姿勢は癒しを促進してくれるでしょう。

忍耐を要しますが、待つことも愛のひとつの表現
ということを覚えておいてください。

そして、彼への愛ある声かけも忘れずに。

離婚は彼のせいではなく、父母の問題であること、
そして、両親とも、息子さん(や娘さん)を
心から愛していることが伝わることは重要です。

そのことが伝わる振舞いを
引き続き心がけるとよいと思います。

彼が母親と定期的に会い、
母の愛を確認できることもとても大切です。

ただし、親の新たな恋人の存在は、伝え方やタイミングも、
彼のような不安定な状況にある子には配慮する
必要があるでしょう。

母親は日々の子どもたちの様子を知ることができませんから、
旅人さんが彼女と状況を共有できる関係性を構築したり、
維持したりすることも大切です。

その上で、身の回りに起きている出来事に対して、
どのように感じているか(ショックだったとか、頭にきたとか)
彼の率直なフィーリングを尋ね、確認し、受け取ってください。

事件のことも、自分に重ね合わせて不安に思ったり
罪悪感を抱いていないか、吐露できる状況をつくります。

彼がケアされていると感じられるように心がけてみてください。

状況が許すのなら、
離婚が旅人さんにとっても、どれほどつらいことであったか、
父親の素直なフィーリングをシェアするのも良いと思います。

共に力を合わせて、この難局を乗り越えていこうという
姿勢を育んでみてください。

登校に関しては、現在、
週数回の職員室登校はできているようですので、
学校との連携を密にしながら無理の無い登校を心がけつつ、
学校以外でも興味が持てることがあれば、
そのことに勤しむことも促してあげてください。
 
外で一緒に体を動かしたり、
汗をかいたりするのも良いと思います。

学業の遅れは、その気になればいつでも
取り戻すことができますから、どうか焦らずに。

離婚や不登校が無ければ与えられなかったであろう、
このような時間だからこそ育める、
父と息子の時間を大事にしてください。

旅人さんも、お仕事に、子育てに、介護に、
本当に大変だと思いますが、
積極的に周囲に助けを求めて、どうかセルフケアも忘れずに。
   

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みゆさん(50代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫50歳との性生活に悩んでいます。

結婚25年で、社会人、高校生、中学生の子どもが4人います。夫は社会的
に認められる立場にあり、自治会の活動にも積極的に参加しています。

私は実家から離れた関東で結婚し、個性豊かな子ども達の育て方に悩み、
ほぼ10年うつで寝たきりの生活をしました。夫は子育てに普通に参加して
くれましたが、手のかかる子どもがいても構わず、休日の半分は趣味に
出かけるのが常でした。

現在、私はスピリチュアル的な助けのお陰で思考が変わり、元気になり、
家事も仕事も、また不登校の子がいますが、気負わずこなせるようになり
ました。ただ、夫は私を自由に扱えるものだと思っているのか、寝室で
隣に子どもが横になっていてもこっそり触れてきたりして、手を避けると
拗ねます。

デリカシーがないので、私にOKかノックして欲しいと言うと、
理解ができないようで「夫婦なんだから同じ気持ちになるもんだ」と、
「お前(=私のこと)は自分のものだ」と言いました。これまで、子育て
で疲れていても応えていましたが、もうさすがに疲れてしまいました。

夫は、カゴの中の鳥が言うことをきかなくなって拗ねているみたいに見え
ます。私なりの妥協案で、外でならいいと提案し月に一度出掛けたりしま
したが、2度出かけて私も納得しましたが、また現在は元に戻ってしまい
ました。

夫は、私が自分とは別人格であるという事がわからないのかも知れません。
私は今パートで働いていますが、起業しようといろいろ学びながら楽しく
生活しており、精神的に自立できたと思っていますが、それが夫にしてみ
れば、これまでの夫婦のバランスが変化してきて不安なのかも知れません。
これまで自由に思い通りにできたことができなくなって、怒っています。

最近はやっと挨拶を交わせる程度になりました。今後の対応について、
アドバイスいただけるとありがたいです。

どうぞよろしくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

みゆさんは4人の子育てをされ、上のお子さん子はもう社会人なのですね。
本当によく頑張ってこられましたね。私も1児の母として日々奮闘していま
すが、4児の母などと聞くともうすごいなぁとしか思えません。

そんな中でご苦労もあったようですね。ご主人は社会的な立場もおありと
のこと、みうさんが一生懸命支えてこられたのでしょう。

うつで寝たきりの生活をされたというのも、おそらくご自分のことより
周りのことに尽くし、いつも自分より人、相手の方に重きを置いた結果、
ダウンしてしまったのではないでしょうか。

とても献身的で良心的で、いい母で、いい妻であるみうさんなのではない
かと察します。同時に、病気になってしまったことにも罪悪感を持ったり
して、辛かったかもしれませんね。

ただ、病気というのはやはりサインなのです。無理が効かなくなったとき
に身体が、もう無理ですと周りにSOSを発してくれる。言葉で言えないか
ら、行動できないから、身体がもう無理と言ってSOSを出してくれる、
そんな役割もあるのです。

みゆさんが今、自立してきてきちんと自分のことを自分で満たすように
生きられるようになり、生活が楽しくなってきている、これは素晴らしい
ことですね。

精神的に自立できてくると、自分は自分で人生に違いをつくることができ
る、他者に対して影響を与えることができると感じられるようになります。

これは、心理学者のバンデューラが提唱した「自己効力感」という概念
ですが、この感覚がみゆさんに戻ってきたのが感じられるというのは、
本当に素晴らしい過程だと思います。

ただし、この変化に周りが反応するということは確かにあるんです。
誰かが、自分自身の健全な人生や健康のために前進し始めたとき、それが
不都合な人というのも出てくるのですね。特に、身内です。今回の場合は、
みゆさんのご主人ですね。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:ワンオペ育児中の31歳です。
ブラックな働き方をする夫の体調が心配です。

夫は毎朝8:30に家出て、帰りはいつも夜中の1時を過ぎます。
その状態がもう何ヶ月も続いています。

月3日程しかお休みがなく、
家にいても力なくずっと横になっています。

体調や気分も優れないようで、
顔色も良くなく、以前より痩せてきた姿を見ると
胸が締めつけられそうになります。

今まで週末2日間は必ずお休みがあったので、
小さな子どもと一緒に家族みんなで過ごす時間が取れていました。

その時間はとても幸せでしたし、
日頃1人で育児をしている私にとっても、
短時間でも息抜きができる大切な時間だったと思います。

夫は、子どもが生まれた頃は
家事も育児も割と協力的にしてくれていましたが、
今はそんな余裕すらないようです。

不安を覚えるのが、夫の働き方がブラックすぎて、
もし鬱になってしまったらとか、過労死したらどうしようと…。

そのような記事など目にする度に、
真面目な性格の夫がより心配になります。

また、何もできない自分にもただただ悲しくなります。

また、私は現在妊娠中で直ぐに働ける状態ではなく、
今後の家計を考えると夫に辞めて良いよとも言えなくて…
この先が不安です。

アドバイスをお願いします。

【みおな・30代・事務(育児休暇中)】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

みおなさんのご主人の過労の心配、当然のことと思います。
とくに今は妊娠中とあり、不安も大きいことと思います。

このようなブラック企業であれば、
ご主人に仕事を辞めてもらいたい、けれども、
経済的なことを考えるとやすやすと辞めろとはいえない
ジレンマに陥っているのですね。

経済的な不安も当然のことでしょう。
過労に関しては、もし今のような状況が常態化するなら
ご主人の健康や命にリスクが生じる可能性が大きいです。

というよりは、すでに健康の障害は出始めてしまっていますね。

残業時間の増加とそれにともなう睡眠時間の減少によって、
過労死等のリスクは高くなります。

過労死等とは、脳・心臓疾患、心理的負荷による精神障害や、
それらを原因とする死亡(自殺を含む)のことです。

私の周りでも、同年代のビジネスパーソンが、
ある日突然、脳・心疾患で亡くなるケースを耳にします。

そのような人たちは、かなり多くの時間外労働をしていました。

過労死ラインと呼ばれる、
労災認定の判断の目安には、
発症から2ヶ月間から6ヶ月間さかのぼり、

月に80時間以上の時間外労働があるか、
または、発症前1ヶ月間に
月100時間以上の時間外労働があるか、などです。

ご主人の場合、通勤時間が1時間で、
通常1日8時間勤務x20日間/月、
週休2日の契約として計算をすると、

週末も同じように働いていたなら、
この半年間で、1ヶ月に168時間ほどの
時間外労働をしている計算になります。
これは、かなり危険水準です。

労働基準法では、労働時間は原則、
1日8時間、週40時間以内と定めており、
これを法定労働時間と呼びます。

もし、法定労働時間意外に労働が生じる場合は、
雇用主と労働者とのあいだで時間外労働に関する
正式な契約を結ぶことで、合法に時間外労働を行うことも
でき、これはサブロク(36)協定と呼ばれます。

ただし、同協定が結ばれたとしても、
時間外労働の上限は月45時間、
年360時間が上限で、
臨時的なケースでも、月80時間、年720時間ですから、
ご主人のケースは優にそれを超える違法レベルです。

対策としては、まずご主人とこのことを共有して、
職場に改善を求めることです。

また、常に気分や体調がすぐれず、
家でも常に横になっている、顔色もわるく、
どんどん痩せてきているのであれば、
心療内科などいちはやく受診することをお勧めします。

専門家から、ご主人に直接アドバイスや注意がされることで、
ご主人が病的な状態であることをより明確に認識し、
真剣に対応するようになるのではないでしょうか。

また、主治医が過労と見立て、しばらく休職を促したなら、
会社にもその報告が行きますから、
会社も問題に気付く良い機会となるでしょう。

大きい企業であれば、産業医がおり、
その産業医と主治医が連携して、
ご主人の健康を管理する流れがつくられます。

もし、ご主人のような働き方が会社全体に蔓延しており、
改善の見込みがなければ、
労働基準監督署に通報をすることも有効です。

対処法を具体的にアドバイスしてもらうことができますし、
悪質と判断されれば、労働基準監督署から直接企業の調査、
勧告、場合によっては逮捕などで解決に至るケースもあります。

通報は、家族が行うこともできます。

その際、タイムカードや給与明細など
時間外労働が証明できるものを準備しておくと良いです。

残業代が支払われていなければ、さらに悪質なケースとされます。

ときおり、家族には仕事と言いながら、それ以外の理由、
たとえば、ストレス発散のために飲み歩いていたこと
などが原因で帰宅が遅くなるケースなどがないか
確認することも大事です。

このように、いますぐに現在の職場を辞めなくても、
できることはありますので、
ぜひ、ご主人ときちんと話し合いをして、対処してみてください。

その際、下記、厚生労働省のパンフレットも参照してみてください。

https://bit.ly/2NM8LPW

ワンオペが大変だったら、
家族、福祉サービス、民間のサービスなど、
ご主人以外にも援助を求めてみてください。

ご自身のケアもきちんとして、
元気な赤ちゃんを産んでくださいね。
   

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、わんこさん(40代・派遣社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも周りとは違った視点でのアドバイスに、ハッとさせられている
一読者です。

先日、言葉の暴力についての悩み相談に、先生は幼い頃からの蓄積された
劣等感が原因なのでは、と回答されていましたが
http://www.kawabatanobuko.com/blog/3856 )、
相手より有利に立ちたいと思うことにも、強い劣等感にも、いまひとつ
ピンと来ないのですが、実は私もその悩みを抱えています。

 
主人とは常に平行線で、私が合わせることでしか話に折り合いがつかない
ので、何があっても一人でなんとかするか、諦めるか、で5年経ちます。
話合いはほとんどしません。

 
ただ、小学生の一人娘が最近反抗期に入ったせいか、何かと私に楯突く
ことが増え、その度に「反抗期は成長の証」と、なるべく落ち着こうと
努力はするのですが、その抑制が逆に反動になってか、言わなくてもいい
ような言葉まで言って娘を傷つけてしまいます。

 
一つ思い当たるのは、私の実の母が、今の私と同じ様だったということ。
子供の頃は、何かあるとずっとくどくど叱られ続け、虫の居所が悪い時は
ヒステリックに金切り声を荒げました。でも子供の私は何処にも逃げ場は
なく、ただ泣いていました。

 
母は怒りが収まらないと手もあげるのですが、怒りさえしなければ子供
思いの母ではあったので、仲は悪くはありませんでした。でも、その嫌な
記憶が今の私と重なります。私自身が本当に辛かったので、母のようには
なるまいと心底思い、怒った母には嫌悪すら抱いてきましたし、母は母、
私は私と考えるのですが…。

 
娘にもなるべく感情的にならないように努力していますが、反抗期がゆえ
に娘本人の言い分も主旨がブレブレだったり、本末転倒なことを平気で
言うので口論が絶えませんし、最後は昔の私のように、ただ泣くだけです。
娘も辛いと思います。私も白髪がどっと増えました。
 
何卒、良きアドバイスをいただけますと有難いです。
~~~~~~~~~~~

娘さんと真摯に向き合う、わんこさんの姿が思い浮かびます。
 
娘さんや息子さんをお持ちの視聴者の方には「あるある」と頷いていらっ
しゃる方も多いのではないでしょうか。特に、思春期の反抗期にさしかか
っているお子さんの親御さんにとっては共通の悩みだと思います。

わんこさんのお悩みの一つとして、自分の実の母が、お母さんがそうだっ
たから私もこうなってしまうのか、そうはなりたくなかったのに、という
ことがあるかと思います。

確かに、私たちは親の影響を受けます。そして、日常生活の中で風景の
ようになってきて、やりとりが無意識に刻印されていきますね。

頭では、意識的なレベルでは、こうなりたくないな、ならないように
気をつけようと思っているのに、いつもその風景というか形式があって、
そんな環境にさらされていると、あのときはこのように親に接していた、
ということを無意識が覚えています。

そして、ある事態に直面して、どうしていいかわからないとき、この記憶
の中に蓄積されているものがパッと出てきて、理性が働く前に反射的に、
感情的に、「ああ、やっちゃった」ということはあると思います。

感情のコントロールというのは、怒りがあるときに怒らないようにしよう
と抑圧することではありません。
 
無理に抑えつけてしまうと、わんこさんがお気づきのように、それが
いつか噴火してワッと、あることないこと、言わなくてもいいような
ことまで言ってしまいます。爆発の反動で、要らぬことを言って相手を
傷つけてしまうこともあります。

そのときに、これは何のせいだと原因を見ていくことも大事かもしれませ
んが、仮にお母さんのせいだとしても、そう言ったからといって解決する
ことでもありませんね。

その部分に関しては、お母さんのようになりたくなかった、でも自分も
やってしまったということによって、お母さんの苦しみも、わんこさんが
理解してあげてください。

お母さんもきっと、これは理不尽だと思いながらやってしまっていたのだ
ろうなと。お母さんにもこんな苦しみ、痛みがあったのだなと。そして、
くどくど言っていたのも本意ではなく、残念ながら感情コントロールの仕方
がわからなくて、あれが彼女がその時点でできる精一杯だったのだと。
 
そういったことをわんこさんが深く理解することは、単にお母さんのせいだ
と決めて責めるよりもずっと、私たちを癒してくれることでしょう。

そして、このような深い理解は、娘さんとのコミュニケーションにも適用
することができます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:初めて相談させていただきます。

幼いときから母親との関係に悩んできました。

私は社会人1年目、就職と同時に地方から上京し
一人暮らしをしています。

私には2つ離れた弟がいるのですが、
弟は身体が弱くて小児喘息が酷く、
小学中学年頃まで夜中も咳が止まらなくて
母は弟につきっきりでした。

弟は大きくなるにつれて病気を克服し、
母の影響で料理が好きになり、調理専門学校に通い、
早くに実家を出て行きました。
 
一方で私は病気などせず、
家でも学校でも手がかからなくて
ずっと成績優秀な真面目な子だったと思います。
  
母は専業主婦で料理や家事が得意でしたが、
それらが苦手な私に大変厳しかったです。
 
私は内向的で自分を責めがちで、
がんばって入った大学では目的が分からなくなり
授業にも中々出られませんでした。
 
また、私が大学生の時期に、
いつも私に優しく味方をしてくれていた父が
多忙な仕事が原因でうつ病になり
実家が暗い雰囲気でした。
 
なんとか大学を卒業して上京後、
父と2人暮らしになった母親から
連絡が頻繁に来るようになりました。
 
それまであまり良い関係ではなく、
私に対して良い顔をしなかったので戸惑っています。
 
母の晩御飯の内容とかその日の出来事とか
正直関心ない内容で、無視しても
絶えず送られてくるので嫌な思いをしています。
 
母は、一人暮らしをしている弟には
同じような連絡は一切していないようで不思議です。
 
たまに私が母へ返信すると、
そんなんじゃ結婚できないとか、
私自身をけなすような言葉で返ってくるので辛いです。
 
はっきりと嫌と言えない自分も嫌で落ち込みます。
 
上手な距離の取り方を教えていただけますでしょうか。
 
【ゆり・20代・会社員】
 
———————————–
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
お母さんに対するゆりさんの
複雑な気持ちが伝わって来るご相談です。
 
病気の弟のことや忙しい母親のことを思いやり、
幼心にも「私がしっかりしなければ」
と優等生でやってこられたのでしょう。
 
お母さんに嫌気がさしつつも、本当は、
弟ばかりでなく、私の方だって向いて欲しかった。
 
私だって、子どもらしくお母さんにいっぱい甘えたかった。
母親の愛を肌で感じたかった。
 
そんな叫びが聞こえてくるようです。
 
そんな娘の心も知らず、
母が「しっかり者の長女」に甘えているのでしょうね。
 
もしかしたら、お母さんはゆりさんに
自分自身を投影して関わってきたのかもしれません。
 
第一子で自分と同性の子どもというのは、
自分自身の分身のように関わってしまうことが多いです。
 
弟が大変なときも、
自己犠牲を払って尽くすお母さんなら、
無意識のうちに、分身であるゆりさんにも
同じ態度を求めたかもしれません。
 
敏感なゆりさんは、
お母さんの非言語的なメッセージをしっかりうけとめ、
その期待に応えるように、
いい娘でやってきたのではないでしょうか。
 
そして、自分の生き方に自信がない母親が、
もう一人の自分である娘に、共感と理解を、
あるいは救いを求めているのかもしれませんね。
 
自分が自己犠牲をはらってきたように、
あなたも自己犠牲を払って、私を満たしてという
潜在的な気持ちもあるかもしれません。
 
私は私、娘は娘と、それぞれ自立した
個性ある存在と認めることができず、
いまだに同心円に娘がいるのなら、
自分とちがう価値観に過剰反応するのも
しかたのないことかもしれません。
 
ここで、気をつけなければいけないのは、
ゆりさんがお母さんの代わりに
彼女の(望む)人生を生きようとしたり、
お母さんの感情の責任を取ろうとしたりしないことです。
 
ただ、ゆりさんにとって、お母さんは大切な存在で、
かけがえのない存在であるのなら、
それはさまざまなかたちで伝えると良いと思います。
 
お母さんを認めたり肯定したりするのに、
ゆりさんがお母さんの好みの通りに生きる必要はありません。
 
私は私の人生を生きる、そして、私は
お母さんがお母さんの人生を生きることを受け容れる。
 
それぞれがそれぞれであってよいという毅然とした態度で、
かつ(厳しさでなく)思いやりある態度で
接する努力をしてみてください。
 
お母さんの行動にはNOというかもしれないけれど、
失敗を繰り返しながらも不器用に私(たち)を愛した、
そして今も愛している、
その存在にはYESということです。
 
お母さんも「私は私のままで受け入れられている。
愛されている。必要とされている。」
ということが真に感じられたのであれば、
 
娘が毎日の話に付き合ってくれることや、
自分のアドバイスに従ってくれることで
愛や存在価値を確認しなくて済むように
なるかもしれません。
 
お母さんが未だうまく乗り越えることが
できていない人生の課題に、
まずはゆりさんがチャレンジしてみてください。
   

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190923

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、jozyさん(60代・女性)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
こんにちは。一年ほど前から拝見しています。

心が楽になる、温かいものの捉え方を知ることができて、
とても有り難く思っています。

私は2018年8月に、61歳になったばかりの夫をがんで亡くしました。
病気が判明してからわずか2ヶ月半でした。

明るく前向きで、仕事でも家庭でも、いつも人を励ます役を担ってきた人
でした。突然の余命宣告にも取り乱すことなく、本当に立派だったと
思っています。

夫が突然いなくなり、それまですべての面で夫を頼って生きてきた自分は、
果たして生きていけるのだろうかと思いました。それでも、何とか一年を
過ごせたのは、人は死んですべてが終わるのではないと信じるようになっ
たからだと思います。

とは言え、いわば「生きがい」を失ってしまった自分がこれからどう生き
ていけばいいか、途方にくれているのが現状です。寂しく虚しい気分に、
激しく襲われることも多いです。

三人の子供は成人していて、一人は家庭を持ち他県に、一人は海外に、
そして一人が私と同居しています。これから夫婦揃って過ごせると
当然のように思っていたことが、呆気なく崩れ去りました。
新たな生き方をするしかないのだと思っても、その道が見えてきません。
~~~~~~~~~~~

jozyさんとご主人の深い絆と愛が感じられるご相談内容です。

去年の8月にご主人が亡くなったということで、まだ1年ちょっとですよね。
それだけ絆が深くて、ずっと敬愛してやまないご主人だったのであれば、
1年たってもまだ寂しさや虚しさに激しく襲われることはあって当然です。
 
この寂しさ、虚しさというのは、言い換えるなら、ご主人が本当に
それだけ愛おしく大事な存在だったという証でもありますね。
だから、この寂しさ、痛み、苦しみをすぐ拭い去るというのは難しいかも
しれないし、そんな必要も、もしかしたらないのかもしれません。
 
苦しみはもちろん取り除かれたに越したことはありませんが、これは徐々
に徐々に和らいでいくもの。時間が必要です。おそらく去年の今頃よりは
今のほうが、jozyさんの痛み、苦しみもずいぶん和らいできているのでは
ないでしょうか。
 
彼がいなくて寂しい、虚しいという思いは変わらずあるけれども、
その度合いは、ショック状態だった去年から比べれば、徐々に和らいで
きているのではないでしょうか。

もしそうであれば、これからまた半年後、1年後と、徐々に徐々に、この
痛み、苦しみは和らいでいくのだということを、ぜひイメージしていただ
きたいです。

「Time is medecine . 〜時間は薬なり〜」という言葉がありますが、
もうどうしようもないことは、ある程度時間がたたないと解決しないこと
もあるのです。

同時に、とても素敵だなぁと思ったのは、jozyさんのスピリチュアリティ
です。彼がいなくなってしまった、すなわち彼との関係はもう断たれて
しまって、彼が無になってしまった、あるいは無価値な状態になってしま
ったと思うと、私たちの落胆や絶望感は本当に深いものになりますが、
jozyさんがこの1年をなんとか過ごしたのは、人は死んですべてが終わる
のではないと信じるようになったと、このようなプロセスがあります。

私たちには信じる力というものがあります。この力こそ、私たちを前向き
にしてくれたり、逆に落ち込ませたりする大きな源になっているのですね。

私たちは出来事そのものよりも出来事の受け止め方によって、ショックを
受けたり、あるいはそこからすぐ回復したりする度合いというのが変わっ
てきます。

このようなショックな状態を、弾力性をもってまた跳ね返す、回復する力
のことをレジリエンスとかレジリエンシーと言ったりしますが、jozyさん
がすごく大変だった状態からこのレジリエンスを持って徐々に復活して
いるのも、ご自身のスピリチュアリティによるところが大きいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:21歳になる長男は、穏やかな性格でしたが、
中2の時に学校で友人関係のトラブルがあり、
クラスや部活でつらい時期がありました。
   
心が疲れて学校を休む日も増えていた頃、
父親が休むことを認めず、負けてはいけないと
とにかく学校へ行かせようとし、
  
勉強に手のつかない子供に手をあげ、
正座させたり、つきっきりで勉強させたり、
私が止めても止まらず
とてもつらい目にあわせてしまいました。
 
今、親から暴力を受けあんな目にあわされたのは、
自分は価値のない人間だったから、
勉強しないことが罪だったからと
当時からずっと思っていたと言います。
 
体調が悪いのも、
街で人と目を合わせないよううつむいてしまうのも、
人と離れたがるのも仕方なく、
不眠など悪循環から抜け出せないと、苦しんでいます。
 
私は、長男には罪などなく親が悪かった、
そういうことをした親に罪があったのだと謝りましたが、
本人が苦しいままなのは、
伝えきれていなかったのだと思います。
 
今彼は、自分には価値がないのか、
カウンセラーの先生の言葉が欲しいと言っています。
 
高校卒業後は大学へ入りましたが、
高校から大学への時期は、
父親が体調を崩し転職があったり、
家族にとってとてもつらい時期で、
 
私は仕事で家計も少しでも支えなければならず、
反抗期でもあった長男とはうまく向き合えず
避けられてばかりでした。
 
大学入学後は頑張っていたと思います。
 
しかし、不眠症による体調不良で
大学生活はだんだんうまくいかなくなりました。
 
現在は、違う分野のことを勉強したいと
大学を退学して浪人の状態です。
 
一生懸命これからの人生を考えています。
 
親が失わせてしまった自己肯定感を築いて生きていくために
アドバイスをいただけますでしょうか。
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
【ajisai・50代・個人事業主】
 
 
———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

我が子が自分の存在価値を見出せず、
苦しんでいるのを見るのは
親としてとても辛いことですね。
 
まず、ajisaiさんからは、
「あなたが信じるかどうかはわからないけれど、
私にとってあなたはかけがえのない存在で、
なくてはならない存在。愛しい存在です。」
というメッセージを息子さんに伝え続けてください。
 
息子さんがカウンセラーからの言葉が欲しいとのことで、
私からもメッセージをお伝えしたいと思いますが、
 
私の言葉だけでなく、ぜひ、実際に
カウンセリングにも行くよう促してあげてください。
 
身内の言葉には耳を傾けなくても、
客観的な専門家の言葉は受け入れやすい
ということもありますし、
健全な新たな視点を育む役にたつこと思います。
 
 

まず、人間は誰しも立ち止まったり
つまずいたりすることがあります。
 
ところが、それは失敗の証ではなく、
新たな学びや価値観を獲得するための貴重なプロセスです。
 
私たちは出来事によってではなく、
出来事の受け止め方によって悩まされます。
 
学校を休みがちになったということを、
敗北ととらえれば苦しみになります。
 
ところが、疲れた時は立ち止まって、
休むことも大事なプロセスと捉えることができれば、
さほど苦しまなくて済むはずです。
 
そのような意味で、残念ながら、
お父さんも偏った視点でしか
我が子の困難に対応ができなかったということを
理解してください。
 
お父さんはあなたに価値がないから
そのような言動をしたのではなく、
愛しているからこそ悩む息子を見て自らも苦しみ、
苦しみから脱却して欲しいから力づけたかったのです。
 
ところが、残念なことに、その健全な方法を知らず、
歪んだ形で愛情を表現してしまいました。
 
すなわち、
「父は、僕の嫌いなやりかたで、僕への愛を表現した」
のです。
 
おそらく、お父さんも彼自身の父親から
同じように根性をもって
物事を乗り越えるよう教育されてきたので、
それしか方法を知らなかったのかもしれません。
 
そのようなお父さんの不器用さや苦しみも
理解してあげてください。
 
そして、「僕は暴力に値しない。」「僕は愛に値する。」
ということをきちんと覚えておいてください。
 
自分に最も近い、自分自身が
自分の価値を信じてあげることです。
  
もし、自分の親友や愛する者が
(ペットがいるならペットでもいいです)
同じように「自分には価値がないんだ」と
落ち込んでいたら、
どのように声をかけてあげたいでしょうか?
 
ぜひ、そのように自分自身に声をかけ、
自分を大切にしてください。
 
自分こそが自分の親友になってあげてください。
 
ajisaiさんももどかしいかもしれませんが、
息子さんには息子さんのタイミングやペースで
大事なことを学びながら前進していく
ということを信頼してあげてください。
 
息子さんの状況に左右されず、
親がどっしりと構えていることができれば、
息子さんも
「自分は自分のままで大丈夫なんだな」
という信念も自然と育みやすくなることでしょう。
   

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、はむたろうさん(40代・医師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
自分が嫌で嫌でたまりません。

物事の解決を先送りにする自分、人の気持ちに共感できない自分。
頭がはっきりせず、ぼーっとしている自分。

長男の中学受験を手伝わなければいけないのに、体は動かず。
もとはと言えば、長男の成績不振でした。

「基礎学力と精神年齢が、中学受験をするには足りない」
そう感じたものの、夫と義母の、何が何でも、展望が広がる中学校へ
入れなければならないという使命感に引きずれらるように、
ここまで何とか形をつけてきました。  

でも、嫌々やって、勉強が面白くなくなってしまった息子を見ると、
後悔ばかりが私を襲います。もっと計算力をつけておいてやれば、
もっと共感する体験をたくさんしてやっていれば、もっと会話をして
いれば……などなど。

解決の糸口も見えず、時間ばかりが過ぎていきます。

息子にとって良い母親になるには、そして、自分が自分を好きになるには、
どうしたらよいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

はむたろうさんの、母親としての姿、自分自身に向き合う姿、
また、ご主人や義母さんの期待に応えようとする誠実さ、
そして何よりも、はむたろうさんの真面目さが伝わってくるご相談です。

おそらく 、はむたろうさんも医師になる過程で様々な努力をして、
勉強して、切り抜けてきたのではないでしょうか。

おそらくご主人も同様に受験など頑張って切り抜けてきた体験があって、
それを我が息子に投影して、自分のときのようにいかない、思い通りに
いかない、あるいは、自分がうまくいかなかったときのように、息子も
うまくいっていない、などといった焦燥感があるのかもしれません。

みんな勘違いしてしまうのですが、大事なのは、なぜ学力をつけたいと
思っているのか、ということなのですよね。

私たちが学力をつけることで何が得られるかというと、おそらく親心と
しては、いい就職先が見つかって、安定した暮らしがもたらされて、
子どもが幸せに生きていけるという、こんな方程式のもとに、良い成績を
とってほしいという思いがあると思うのです。

でも、学力と幸せに生きることというのは、必ずしも比例しません。

もちろん、学力があれば様々な可能性が広がることはあると思いますが、
極論、中卒であっても、高卒であっても、知恵を使って人生をうまく切り
開いている人もいます。

また、友人や家族、非常に温かい人間関係のネットワークの中に身を置い
て、いろいろな人の助けを借りたり、自分も相手を助けたりしながら、
知恵を絞って幸せに生きている人というのも、世の中にはたくさんいるで
しょう。事業を成し遂げて成功している人もたくさんいますね。

おそらく、はむたろうさんは学業を頑張ってきて、人生を切り開いてきた
経験があるかもしれませんし、ご主人や、ご主人を育てた義母さんも
そうかもしれないですよね。

ここは自分たちの過去にとらわれないことです。

もちろん、参考にしたり活用したりすることはとてもよいと思いますが、
子育てにおける私たちの試練のひとつは、全く違う価値観、違う魂を持っ
た子を、どうやってインスパイアしていくか、どうやってその子潜在的な
能力を育んでいくかということだと思います。

親の望み通りではないかもしれないし、親らしく、ではないかもしれない
けれど、その子がその子らしく自立して、彼なりの道、彼女なりの道を、
人生の歩み方を、どうやって獲得していくか、そのための知恵をどうやっ
て習得していくか、そういった機会をいろいろな形で提供していくのが
親の役割ではないかと思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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