執筆者

shutterstock_383388541

Q:20代長女の恋愛について
ご相談させてください。

長女は、なりたい職業につくため何年も浪人し、
やっと夢を叶える大学に進学いたしました。

卒業まであと一年となり、
自分の娘ながらブレない姿に感心しております。

最近、お付き合いしている方のことを聞き
少し戸惑っているところです。

いわゆる、アプリのようなツールで出会い、
3、4ヶ月は電話などで
お会いすることはなかったようです。

その後、対面し交際が始まったとのことですが、
すぐ同棲(お相手の方の住まいに娘が同居)
しているようです。

娘は初めての恋愛で、彼は年下ですが
結婚を考えていると話しております。

自分の夢を追いかけて努力していた娘に、
支えとなる彼の存在はとても素敵なことですし、
彼女の人生に親であっても
口出しすべきではないと思っています。

ただ、出会いからの現在の関係性のスピードに
心配しかありません。

彼の家から毎日大学に通い、
夕食を作り待っているそうです。
(彼は社会人)

このまま見守っていくのが良いのか、
このモヤモヤした気持ちはただの寂しさなのか、
川畑先生からアドバイスいただけたらと思います。

家族以外に大切な場所、人ができた存在に
やきもちをやいているのでしょうか。

【わく・50代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

夢を諦めずに何年も努力を重ね、
目標を達成される娘さん、素晴らしいですね。

わくさんも娘さんの頑張りを喜ばしく思い、
応援し、見守っていらっしゃることと思います。

一方で、恋愛については複雑な心境なのですね。

ご長女ということですから、
「我が子の恋愛」も
親として初めての経験かと思いますし、
戸惑いがあるのは当然のことと思います。

私たちは経験のないことには
不安になるものです。

ましてや結婚を見据えたお付き合いとなれば、
人生を左右するものと、
心配も大きくなることでしょう。

まず、わくさんがやきもちから
娘さんの幸せを素直に喜べないのか?
と疑いがある場合は、取り組むべきは、
わくさん自身の内面的な問題の解決であり、
娘さんの行動の管理ではありません。

やきもちは、自分にないものを
相手が持っていることにより生じる感情です。

わくさんご自身が、ご主人との関係を大切にし、
再び愛ある豊かなものにすることで、
心が満たされたなら、やきもちは焼かず、
同じことが娘に起こることを純粋に
望むことができるようになるでしょう。

長年築き上げてきた夫婦のパターンがあるので、
今更関わり方を変えるのは
簡単ではないかもしれませんし、
気恥ずかしいかもしれません。

また、面倒くさいかもしれません。

それでも、それらを乗り越えて
取り組む価値はあります。

どこからでも関係を豊かにすることは可能です。

娘さんの恋愛のスピードに関しては、
政府の実態調査でも、昨今は
アプリをきっかけとした出会いや結婚は
最も多い形態で定番となっています。

政府もそこを支援する方針ですから、
娘さんも現代できわめて典型的な出会いを
体験されているかと思います。

3-4ヶ月メールや電話でやり取りをしてから
対面で付き合い始めているなら、
必ずしもスピードが早いとは
いえないかもしれませんし、
娘さんなりに慎重に、相手との相性を
吟味しているのではないでしょうか。

アプリの出会いは実際に会ってみると
テキストで想像していたのと違って
ケミストリーがまったくはたらかなかった、
ということも多々あります。

結婚したいほど好きになれる人に出会えたのなら
それはラッキーなことかもしれません。

また、信念を持って粘り強く
ものごとに取り組む娘さんですから、
違うものは違うと区別する力も
信じて良いのではないでしょうか。

同棲をすればきっと、
良いところも悪いところも直面するでしょうし、
それらに向き合わざるを得ないでしょう。

結果、合わないと気づけたなら、
それも必要なプロセスで
自分の好みや傾向を把握するライフレッスンです。

成人した娘さんですから、
成功も失敗も自分の責任で
人生の肥やしにしてもらいましょう。

あまり心配しすぎることで
わくさんと娘さんの関係が
ギクシャクすることだけは避けたいですね。

もちろん、親の意見はあくまでも意見として
伝えれば良いです。

それが反対意見で採用されなくても、
そのような意見もあるのだと、
自分の価値と照らし合わせて
学べることもあるはずです。

ただ、幸せの価値観は親子であっても
それぞれということは覚えておいてください。

娘さんが恋愛に飛び込んで
幸せになれたなら祝福して、
傷ついたなら、いつでも戻って
温かく迎えてくれる家族がいることは大切で、
親子の絆を確固たるものにしてくれるでしょう。

心配を完全に止めることはできないかもしれませんが、
心配するのも親の仕事と割り切って、
心配とともに、温かく見守ってください。

 
ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから

1209.webp

FROM 川畑のぶこ

あわさん(60代・女性・派遣パート​​)
のご相談にお答えします。

【Q】長女・次女・長男の
3人の子どもがいます。

6年前に突然、長女のインスタグラム投稿で、
罵詈雑言の言葉の嵐を数日間にわたり
受けました。

私の子育て人生30年の全否定であった
その内容に、絶望し、どん底まで落ちました。
私の心は深く傷ついたまま、現在に至ります。

でも、そんな私を救ってくれたのも子ども達、
次女と長男です。長女の言動に呆れ、憤慨し、
家族はそれ以来、長女とは絶縁状態です。

長女の投稿には、「父親も同罪だ」
とだけ触れられていました。
夫とはずっと、あまり心の内の会話は
してこなかったと思います。

長女は、思春期には
それなりの反抗期はありましたが、
大学生、社会人になってからは
時々二人でランチや買い物をしたりして、
私にはとても楽しく幸せな時間でした。
母と娘っていいなぁと心底思いました。

でもそれもポーズ、演じていたのかと思うと、
もっと辛くなりました。

娘には私が重かったのでしょうか。
どん底に落ちていた時は、なんで?どうして?
と原因探しばかりしていました。

大人になって、人間関係も含め、
時に生きづらさを抱えてきたのは、
愛着障害ゆえ、つまり、十分に愛されて
育って来ていないからだというのが、
彼女の言い分です。

でも、私たち夫婦には青天の霹靂でした。
3人それぞれを大切に育ててきたと
思っていましたから。

妹や弟についても全否定で、呆れています。
が、時間が経つにつれて、
こう思うようになりました。

長女は、独り占めの愛情、
もっともっと愛情を欲していたのに、
私が気づかなかっただけ。

私たち親が思う愛情と、
長女が望む愛情が違っていたのかもと。

でも、時は戻せず、子育ての失敗を
悔やまずにはいられません。

それが、インスタでの罵詈雑言に繋がるのか? 
それも育て方の結果でしょうから、
失敗を認めざるを得ません。

長女がこれから先も家族と関わりたくないなら、
それも仕方のないことです。

私の子育ての目標は、
当人が自立した社会人になることでした。
自分の経験から、娘たちは特に、結婚しても
夫に依存しないで生きていってほしいと願い、
育ててきました。

長女は独身ですが、今は安定した仕事に就き、
立派に自立しています。
もうそれで十分です。
親の責任は果たしました。

今後、娘とまた話せるようになりたいとか、
家族になりたいとかは思いません。

ただ、私自身が当時の彼女の言葉の呪縛から
解き放たれるためにはどうすればいいのか?
それが知りたいです。
アドバイスをお願いできるとありがたいです。

【A】いろいろあって、心が離れてしまって、
でも、自分の子どもですから
やっぱり愛し愛されたいし、
親密でいたいですよね。

そんな、あわさんの苦悩が窺える
ご相談です。

頭で割り切ってはいるけれども
心の部分がまだちょっと
ついてこなくて痛い、苦しいという
状態なのかなとお察しします。

3人のお子さんを立派に育てられて、
あわさん、本当に素晴らしいです。

親としては3人同じように
愛情をかけて育てたつもりでも、
子どもというのは皆それぞれ
パーソナリティが違いますから

親の気持ちそのものは同じでも
表現がその子その子で
変わってくることは
あるかもしれませんよね。

また、第一子というのは
親としても初めての子で、
ちょっと気合いが入ってしまう
ということも往々にしてあります。

自分の分身のような感覚で
無意識のうちに期待をしすぎたり、
母親自身が投影されやすい存在
だとも言えます。

長女さんは、あわさんにとって
まさにそのような対象だと思うのです。

そこを長女さんご本人も
敏感に感じ取っていて
苦しくなっていた部分もあるかも
しれませんね。

今からでも遅くはありません。

ぜひ、当時の振り返りをすると同時に
あわさんの正直な気持ちを長女さんに
伝えてみてはいかがでしょうか。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
ご質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Apple,Reflecting,In,The,Mirror

Q:12月で29才になる次男が仕事を辞めて
家に戻ってきて6ヶ月になります。

学生時代は陸上部に所属し
高校大学とスポーツ推薦で進学し
賞状やメダル、トロフィーが沢山
家にあります。

勉強、特に数学は苦手でしたが、
好きな科目や歴史宗教関係は詳しく
ニュースに合わせていろんな知識を
聞かせてくれます。

そんな息子が、
僕に合う仕事がない、
やりたいことがない、
と半年も家にいる状態です。

家事を手伝ったり
庭の手入れをしてくれますが、
息子が生き生きと生きてくれることを
何よりも願っています。

仕事を辞める前に
心療内科クリニックへもかかったけれど
得るものがなかったと言っています。

自信を無くした息子に
これからどのように接すれば良いか
教えてください。

【キミ・60代・女性・無職】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

スポーツの世界で
華々しい学生時代を送られた息子さんが、
社会に出て情熱をかけられるものを
見失ってしまったのですね。

そのようなときに、戻れる家があり、
あたたかく迎え入れる母、キミさんが
いらっしゃることは
息子さんにとって大きな救いだと思います。

彼の関心があることに耳を傾けて、
それをありがたく思うキミさんとの関係は
彼が再出発するエネルギーを
つくってくれていることと思います。

今は彼にとって、人生のインターバルです。

どうか、
実家で十分にエネルギーを充電する時間を
つくってあげてください。

たとえ社会でトロフィーやメダルなど
獲得してこなくても、
あなたがただいることが幸せで
大事なことなのだ、
ということが伝わるのは、
何より大事なプロセスだと思います。

確かに、スポーツで活躍しているときは、
躍動感が溢れるので、
いかにも生き生きしている感じが
伝わりやすいかもしれませんが、

歴史や宗教について考えたり
語ったりするとき、また、家事手伝いや
庭の手入れを無心にしている瞬間、

そのことで誰かの役に立てている
という感覚が芽生えたなら、
彼の中には見えない躍動感があるはずです。

ぜひそのような微細な躍動にも
きちんと光を当ててみてください。

もしかしたら息子さんは、
スポーツで脚光を浴びたように
職場で活躍するセルフイメージがあり、
それにこだわってしまったため
辛くなったのかもしれません。

そんな必要はないのだということに
気づけると楽になることでしょう。

新たなセルフイメージを
確立していくことは大事です。

もちろん、今でも学生時代に邁進していた
スポーツが好きなら、
プライベートで楽しんだら良いでしょうし、

好きなことでエネルギーを充電することで、
仕事のストレスも乗り越える
原動力となるかもしれません。

スポーツ以外にも、
前述の興味・関心を含め、
自己充電できる要素を
たくさんもっていることは大切です。

なにかひとつが
うまくいかなくなったときに、
他の要素がそれを補完する必要があります。

ぜひ、息子さんが安らげたり楽しめたりする
話題や活動に誘ってあげてください。

キミさんも一緒に取り組めるものがあれば
それは素敵なことだと思います。

心療内科は医療機関のポリシーや
医師それぞれとの相性もありますから、
たとえ最初に行った医院が
合わなかったとしても諦めずに、
自分に合う医療機関を
見つけることをおすすめします。

いずれにせよ、
今はしばらくゆっくりしたらいいよと、
彼が沈むフェーズを受け入れ、
引き続き暖かく包みこんであげてください。

周囲からの(見えないもの含む)圧力による
現状への抵抗がある限り、
彼のもがきも継続するでしょうが、
それらがなくなったときに、余計な力が抜けて、
自然と浮上してくることはよくあることです。

キミさんご自身も、自分の時間を大切にしつつ、
ずっと続くことはないかもしれない
息子さんと一緒の時間を
彼の病気の恩恵としてぜひ味わってください。

 
ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから

1202.webp

FROM 川畑のぶこ

ミミさん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
いつも参考にさせていただいています。

夫の言動で、なかなか理解できないことがあり、
ご相談させてください。

夫とは4年前、バツイチ・子なし同士で再婚しました。
夫は会社員で自宅からのリモートワークが中心、
月に数回オフィス出勤があります。

結婚当時、私は派遣で働いていましたが、
今は辞めていて主婦業です。

なので、日頃から家の中に
2人で一緒にいることが多いです。

結婚当初から、夫は
「自分だけのスペースが欲しい」と
言っていたのですが、

今は2DKの賃貸で広さに余裕がなく
各々の部屋はありません。

そのうち、もっと部屋数がある物件に
引越したいねと話はするものの、
具体的には進んでいません。

そんな折、夫から
「家で自由に過ごしたいから、
実家に数日泊まってこない?
それか旅行にでも行ってきたら?」
と言われました。

実家は車で1時間ほどの距離ですが、
家族の用事でたまに顔を出す程度で
結婚してから泊まったことは
ほとんどありません。

「なぜあなたの都合で
私が泊まりに行かなければならないのか」
と尋ねると、

夫は「たまには一人でダラダラ
好きなようにしたいだけ」とのことでした。

私が「ダラダラしたいなら
別に普段からすればいいし、
一人の時間が欲しいなら
あなたが好きな所へ出かけてきても
いいんだよ?」と提案しても、
それには同意せず。

さらに先日、今度は
「お金を出すから
どこかホテルにでも泊まってきてよ。
美味しいもんでも食べてさ」
とまで言われ、驚きました。

一見、妻思いの夫の提案のようだけど、
なんだか私が邪魔な存在で
追い出されるかのように感じ、
戸惑いましたし、
正直、ちょっと傷つきました。

私がいない間に、まさか他の人と…
と考えたくないことまで考えてしまい、
心臓がバクバクしました。

夫いわく「追い出すつもりなんてないし、
そんなに深い意味はない。
お互いの関係を良好に保つためには
そういうことも必要だと思って、
軽い気持ちで言っただけ」とのこと。

でも、私はなかなか理解できず、
今もモヤモヤしています。

再婚前に1年半ほど付き合いましたが、
その時にはわからなかったことで、
夫婦の距離の保ち方や価値観が
私とは大きく違う夫との今後が
不安になってしまいました。

じっくり話をしてみた方がいいのかな
と思いつつ、感情的になってしまいそう
な自分もいて、今ひとつ切り出せません。

ぜひアドバイスをお願いいたします。

【A】ミミさんは、おそらく
人との触れ合いとか親密さというのを
すごく大事にされる方なんだろうなと
ご相談文を読んで思いました。

一方でご主人は、
もちろんミミさんのことは愛していて
一緒にいたいという気持ちがある一方で、

一人の時間がとても大事な方
なのだろうなと思いました。

なので、このパーソナリティの差を
きちんと理解しておきましょう
というのが私からのアドバイスです。

ミミさんのように、常に触れ合いたい、
好きな人とは一緒にいたい、
そばにいたい、空気を感じていたい
という基本的なニーズがある人が

一人でいたい、距離を置きたいという時
というのは、相手に対して、
あまり心よく思わないとか、
疲れたとか、ストレスがあるとか、

けっこうな嫌悪感を感じるような時
かもしれないですね。

「ちょっと一人の時間が欲しい」
という程度で「離れてほしい」
「外泊してきてほしい」
とご主人に言われたら、

私のことが嫌になったのかな
と思ってしまうかもしれませんね。

でも、ご主人の場合は
おそらくそうではなくて、
基本的なニーズとして
一人の時間が大事な人だと思うんですね。

自分の空間、時間というのがまずあって、
それがエネルギー源になって
初めて、人と一緒にいたり、
合わせるということができる
パーソナリティではないかなと思うんです。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
ご質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

1125.webp

FROM 川畑のぶこ

みかんさん(70代・女性・無職)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。78歳の女性です。
5年前に夫を見送り、一人暮らしです。

隣県に住む一人娘が時々
様子を見にきてくれるので、
今は特に不安なく過ごしています。

そんな私ですが、昨年から
年賀状を続けるかどうか悩むようになり、
どうしたものかと考えています。

今年もその時期になり、
川畑さんに訊いてみよう!と思いました。

私にとって年賀状は
若い頃からの友人や昔の職場仲間、
そして学生時代の親しい人たちとの
年に一度の大切なつながりです。

今はお互いに遠くに住んでいても、
年賀状で近況を伝え合えることが
心の支えとなってきました。

しかし、同世代の友人や少し目上の方から
「年賀状じまい」を知らせる挨拶が
ポツポツと届くようになり、
自分もその時期に来たのかと
考えることが増えました。

年賀状を出すことは正直、
歳を重ねるごとに
少しずつ大変になっています。

体力の低下もあり、ただでさえ忙しい
年末年始の準備に追われる中で、
毎年の枚数を書くのも
手間に感じるようになりました。

ここ数年は、娘のサポートもあり
スマートフォンやメール、LINEなども、
非常にたどたどしいながらも
必要最低限は使えるようになり、

「年賀状でなくても連絡は取れるかも
しれない」と思う一方、やはり
「年賀状には特別な温かみがある」
とも思います。

友人たちが年賀状じまいを始めている
中で、自分も手を引いてよいものか、
それともこれまでのように続けるべき
なのか、決めかねています。

年賀状をやめることで関係が途絶えて
しまうのではないかという不安もありますし、
「ついに年賀状じまいか」と思われて
しまうのも少し寂しい気がします。

それ以前に、私の場合、
すべてのやりとりをデジタルに
切り替える勇気もスキルもないだけに、
アナログの年賀状をいつまで続けるべきか
悩んでいます。

とはいえ、この先、年賀状書きは
ますます体力的に負担になることも事実で、
自分の体力と相談しながら、
なるようになっていくのかな?
とも思う自分もいます。

私のようなアナログ世代の
「年賀状じまい」について、
ぜひアドバイスいただけたら嬉しいです。

【A】この時期、そろそろ年賀状の準備で
同じように悩んでいらっしゃる方も
いらっしゃるかもしれませんね。

すごく難しい問題ですね。

みかんさん、「どうするべきか」と
悩んでいらっしゃるようですが、

ここは「こうせねば」「こうすべき」、
「ねば」「べき」はちょっと捨てて
「どうしたいか」というところを
見ていただきたい思います。

手はかかるのだけれども
ぬくもりが感じられる。

どっちの方がみかさんにとって
比重が高いのだろうと考えてみてください。

おっしゃる通り、歳を重ねるごとに
今までの量の年賀状書きをするというのは
負担にもなってくることと思います。

ですので、お知り合いの方たちも
年賀状じまいをするようになって
そんな便りが届くようになったのだと
思うんですね。

みかんさんも「今」はどうなのか。
来年のことは置いておいて、
今年はどうしたいか。

自分の体力と相談してみてどうなのか。
どうしたいのか。

「べき」というのはありません。
これはみんな自由です。

また、今年こうしたから
来年以降もずっとそうしなければ、
ということもありません。

毎年違ってもいいし、
徐々に変えていってもいいのです。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
ご質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Influences,Of,Family,Environment,On,Personality,Traits.,Conversation,And,Impact

Q:嫌いな人を過度に嫌って、
相手からも嫌われようとしている自分がいます

価値観の違いから、嫌いな人がいます。

いつもなら、嫌いな人には近づかず、
離れることを選択します。

しかし、子供の通う幼稚園のママで、
子供たちが仲も良く、離れることができません。
なので、表面的な関わりをしていました。

しかし、ある時、嫌なことを言われたりされたりして、
私自身がとても傷つき、感情も大きく揺さぶられました。

それから、その人から嫌われようとしている自分に
気がつきました。

嫌われるなら、徹底的に傷つけて、
もう2度と会うことがないくらいの関係になりたいと
思っている自分がいました。

自分と自分の関係性は
とても良くなっていると思っていたけれど、
この心理は一体何なのか、正直わかりません。

思い返してみると、昔の恋愛もそうでした。
別れを告げられてから、それだったら徹底的に
嫌な人になりたいと思っていたことがありました。

自分が振る場合も同じで、
嫌な言葉を吐き捨てて、別れました。

この頃は、自分との関係が悪かったのですが、
まだこの私が私の中にいるようです。

それに気がついたはいいけれど、
嫌いな人を過度に嫌うところがどうしようもありません。

気がつくと、嫌な人を思い浮かべ、
その人にどんな風に、嫌な私で嫌われるか考えています。

とても苦しいです。

アドバイスをいただけたらうれしいです。
よろしくお願いします。

【ラクシュミー・30代・女性・公務員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

自分だけのことであれば、
単に距離をおけば良いだけの人間関係も、
子どもが絡むとそう簡単にはいきませんね。

自分で選ぶことはできない人間関係であり、
子どものことを思うからこそ、
ご自身の気持ちを抑圧してがまんしてきた
ラクシュミーさんだと思います。

けれども、その限界が来てしまったのですね。

私たちはみな、価値ある存在でいたいですし、
常に他人との関わりの中で
自分の存在価値を確認したいものです。

自分と異なる価値観の人がいたときに
脅威に感じて過剰反応してしまうのは、
自分の価値が損なわれるという幻想をもつからです。

今回、ラクシュミーさんが体験されたように、
相手に嫌なことを言われたりされたりしたら
怒りを持つのは当然のことです。

ただ、それをどのように表現するかが問題であり、
表現の仕方によってご自身の心の状態が
把握できることと思います。

「今の言葉には傷つきました」
と相手を攻撃することなく、
率直なフィーリングを伝えることは、
自分も大切にして相手にも配慮した姿勢だと思います。

一方で、嫌われているんだから、
こっちも相手を嫌う態度をとって
とことん嫌われるように仕向ける、という、
やられたらやり返す姿勢は、

相手と自分とでどちらが優位かを争う
マウントの取り合いであり、
怒りや攻撃は自分のパワーを感じたいための、
無意識で防衛的な行為でもあります。

私たちは怒っているときや攻撃しているときは、
なんだか自分が強くなり、
パワーを獲得したような気分になれるのです。

でも、これは裏を返すと、
そうでもしないと自分は無価値になってしまう、
という恐れを隠す行為でもあります。

深い部分では、自分は自分、相手は相手で良い、
どちらにもそれなりの正解があり価値がある、
ということを認められていないので、

どちらが正しいか、白黒はっきりさせて
自分の価値を確認しようと、
不毛なパワーゲームに陥ってしまうわけです。

自己肯定ができている人は、
自分が正しくあるために、
相手を不要に貶める必要はありませんが、
自信がない人は相手を悪者化して
自分が正しくないとやってられなくなります。

では、このスパイラルから脱却するには
どうしたらよいのか?ということに関しては、

相手が嫌なことを言ったりしたりしてきたときに、
相手も自分の価値を認めることができずに、
不器用なやり方で
(私を貶めて優位になることで)
それを確認しようとしているんだなと、
相手の見方をシフトしてみることです。

相手は強い人でもパワフルな人でもなく、
自身の価値を疑い、自信が持てなくて困っている、
弱さを備えた人です。

「私と同じ課題を持った、困っている人」
でもあるかもしれませんね。

そのように相手の行動の表面的な部分でなく、
根を見るようにしてみると
過剰反応をしなくて済むようになり、
時間の経過とともに、
慈悲の気持ちも湧いてくるかもしれません。

どちらが正しいか?を争わずに、
どのように違うのか?という多様性を、
愛ある好奇心をもって見つめるようにしてみてください。

物事を深く理解する姿勢は、
ラクシュミーさんを過剰反応から解き放ち、
軽やかにさせてくれることと思います。

 
ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから

1118.webp

FROM 川畑のぶこ

こころさん(40代・女性・看護師)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。
いつもYouTubeを拝見し、
大変参考にさせてもらっています。

私の悩みなどちっぽけで
相談してもいいのだろうかと思い
かなり迷いましたが、

眠れなくなるほどになることもあり、
思い切って相談させてもらいます。

結婚19年になる主人のことです。

私は、こんな家庭にしたいという理想
が強く、主人は受け身の性格なので、
家庭を築いていく上での決定権は
ほぼ私にあり、

主人はそれについてきてくれるという
感じでやっています。

ただ、共働きフルタイムの仕事、家事、
こだわりが強く発達障害のある
ひとり息子の育児、

また、ペットで犬とウサギを飼っており
その世話もあります。

これらすべて、一人で責任を
背負いやっていくのは大変で、
何度も喧嘩をし、話し合いをし、
ようやく少し家事とペットの世話を
やってくれるようになりました。

私は息抜きと楽しみとして
30年来推しの音楽バンドの曲を
聞くことがあるのですが、

主人もなぜかこっそり聴いて、
私より知っているなどと
競ってくるようになりました。

私は、じゃあ一緒に聴いて楽しめる
と思い、これもいいよーと提供しても、
それをじっくり聴くのではなく、

それならばこれもあると
似たような別の人の曲を出してきたり、
何だか音楽の感動を分かち合うというより
何かを競っている感じになっています。

推しのバンドを別のバンドに乗りかえたら、
主人もまた同じのを聴き、
私よりも前から知っていたなどと
また競ってきます。

その他の娯楽やファッションまでも
私が興味を持ち出したことを
こっそり自分も真似たりして、

でも一緒に楽しむのではなく
何となく競ってくるので疲れます。

会話も、主人は自分がどう思っているか
感じているかなどはあまり出さず、

何か知っていることがあったときのみ
話すのであまりおもしろくなく、
こんな主人との関係に疲れるのですが、

疲れず、楽しくやっていきたい私に
何か良いアドバイスを
いただけないでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。

【A】ご主人とご自身の感覚の違い
というのでしょうか、
そこがいまいちしっくり来なくて
ちょっとモヤモヤしたり
イライラしてしまうのですね。

おそらく、パーソナリティ的に
ご主人は知識をすごく大事にする人
なのではないかなと思います。

一方、こころさんは
フィーリングとかハート、感覚と
いうのを大事にする人なのでは
ないでしょうか。

ご主人は、雰囲気とか感覚とか
フィーリングより、

知識とか何か整理するとか
そういうことに長けているのでは
ないかなと思うんです。

ですから、情報がものすごく大事で、
情報を共有したい。

こころさんは感覚を共有したい人、
感動を分かち合いしたい人。

でも、ご主人は情報を整理して
それを共有したい。

だから、彼なりのベストを尽くして
情報収集をして、こころさんと
交流しようとしているのではないかな
と思うんですね。

彼は決して、こころさんと競おうと
しているのではなくて、

基本的に知識欲があって
知識をたくさん身につけて
それを世の中にも自分の大切な人にも
役立てたいという思いが強いのだと
思います。

ご主人とこころさんとでは
パーソナリティも違うし
心理的な欲求の満たし方も違うので、

そこを区別して接してみることを
お勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
ご質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

Side,View,Young,Woman,Looking,Away,At,Window,Sitting,On

Q:23歳の娘のことで相談させていただきます。

浪人、留年をして現在医療系大学の4年生、
あと2年あります。

自宅から電車通学していますが、
入学当初から1人暮らし希望でした。

第一希望の学校ではなく、
合格していた他県の大学に行きたかったのに
私と夫が近くの大学を勧めた経緯があります
(無理強いはしていませんし、
最終的に決めたのは本人です)。

マイペースで部屋が片づいた状態は見たことないし
何事も時間ギリギリで動くタイプです。

私と夫は割と勤勉なほうだと思うのですが、
娘には勤勉さは見られず究極のめんどくさがりです。

入学後すぐ相談もなく居酒屋のバイトを始めて、
その頃から出かける際に
行き先を告げることを嫌がるようになりました。

干渉するつもりはないし、普通に、
家族に出がけの挨拶をするべきだと
何度か話したりするうちに、
私達を無視するようになりました。

それから今日まで、
会話らしい会話はほとんどありません。

留年したり事故を起こしたり、本来なら
親とはいえ頭を下げなければいけない状況にも関わらず、
不機嫌な顔で無視し続けています。

話しかけて無視されるのは、我が子でも
とてもイヤな気持ちになりますが、
親なのだから話しかけて近況を尋ねたりはしています。

最近、話しているとすぐ泣くようになりました。

怒っていないし何もきついことは言ってません。

大学生活が順調なのか心配なので尋ねただけで
涙ぐんだりしています。

先日、夫が進級できるか心配して
部屋に呼んで話していると、
口を開けて声を出して泣きながら
鼻水とよだれを流して嘔吐し始めました。

呼ばれて行った時はあまりの状態で驚きましたが、
何かあったのか、何かあれば聞かせて欲しいと
抱きしめて聞いても何も答えません。

娘は「感情失禁」ではないかと思うのですが、
私たちには絶対に心を開かないし、
どうすればいいかわかりません。

娘に対する接しかたを教えていただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

【アリエス・50代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

娘さんがとてもお辛い状況にあることが
伝わってきます。

アリエスさんが親として心配されたり
戸惑われたりするのも当然のことと思います。

娘さんの状態を見る限り、
相当のストレスがたまっていることがわかりますし、
きっと、親には言えない悩みや不安があるのでしょうね。

親としては心配なので、
なんでも聞いて相談に乗ってあげたいでしょうし、
解決に導いてあげたいと思うかもしれませんが、
これまでの娘さんの態度を見る限り、
もしかしたらそのようなアプローチが
逆効果になっている可能性もあります。

すなわち、失敗させないためのアプローチに
辟易している可能性があります。

中学や高校になる頃は、
まだまだ親から経済的支援は受けつつも、
心理・社会的には親から離れて、
失敗を含めて、何でも自分で試してみたい
自立の時期であり、それは健全な成長の証です。

一人暮らしを望んだり、親を無視するのも、
自分を管理し、自立心を妨げるものを
排除する姿勢からでしょう。

また、大学生4年生であれば
年齢的にも成人ですから、行きたいところに
親の許可なく行きたくて当然ですし、

たとえば、いちいち
「好きな異性ができたのでその人と出かけてきます」
などといった報告をするのは
稀なケースではないでしょうか。

親に秘密があることも健全な歳です。

思春期からの親の子に関わる基本姿勢が、
「大丈夫! 若いときにはたくさん失敗して
 学んでごらん!」
という信頼感ベースの姿勢なのか、

それとも、
「そんなことしていると失敗するわよ!」
と失敗させない(失敗を許さない)
不信感ベースの姿勢なのかで、

親子関係は大きく変わりますし、
子どもの自己肯定感にも影響を与えます。

子どもたちも私たちと一緒で、
大切な親や友人からは、
失敗も含めて信頼してほしいし、
認めてもらいたいものです。

当然ながら、
心配ベースであれこれ訊かれることは、
「あなたは大丈夫!」ではなく、
問題探しの姿勢であり、

「今のままではあなてはダメ!」という間接的な
メッセージ=「あなたを信頼してませんよ」
という証として伝わってしまうこともあります。

親からすれば、
愛があるからこそ心配するわけですが、
子どもからすると、煩わしいわけです。

片づけられないとか時間にルーズなのが、
その子のパーソナリティや
発達のユニークさからきている場合、

それが問題なくできる親の正しさから責めることは、
子どもにとって、ときとして拷問のようになってしまう
こともあるので注意が必要です。

親の助言やサポートは、娘さんが困っていて、
自ら助けを求めた場合に機能しますが、
本人がそれを失敗とも思っておらず、
困ってもいない段階では機能しないどころか
関係性の悪化を招いて
悪循環に陥ってしまうこともあるのです。

また、親から言われることはしたくないが、
第三者から言われるとする、ということもありますから、
そのタイミングを信頼することも大事かもしれません。

娘さんが辛そうなら、
カウンセリングや専門機関を訪れることも大切です。

ぜひ、正しさよりも、子どものユニークさに、
愛ある関心で寄り添う姿勢を大事にしてみてください。

いま、アリエスさんが娘さんに対して
親としてできることは、

「困っていることがあるなら何でも言ってね」
というオープンさであり、
根掘り葉掘り聞き出して
問題を解決することではありません。

それよりは、娘さんが安らげたり、
楽しめたりする話題や行動を
共有することを心がけてみてください。

私たちは、相手が自分の問題探しをしようとしている、
と思うと緊張しますが、
私に愛と関心を持っていて一緒に楽しもうとしている、
と思うとリラックスでき、相手にも心が開けるものです。

アリエスさん(お母さん)が、
娘さん(自分)の状態にかかわらず
おおらかでごきげんでいる姿勢は、
娘さんに自信と安心感をもたらすことと思います。

そのためにも、アリエスさんご自身が
日頃からリラックスできたり楽しめたりすることを
見つけて取り組んでみてください。

するといずれ、そのような状態を
自然と娘さんともシェアできるようになり、
娘さんもそんな時間を愛しめるようになるかもしれません。

娘さんとアリエスさんが試行錯誤しながらも、
それぞれの道を切り開けますように。

 
ーーー

★私が私に還る場所
ーマインドフルネス×断捨離リトリートin指宿

温泉と大自然に囲まれた環境で
自分をもてなそう!

やましたひでこ&川畑のぶこ ほか講師 
詳しくはこちら

https://ibusuki-retreat.peatix.com

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから

1111.webp

FROM 川畑のぶこ

はくまさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。

今日はとても心が弱っていたところに
川畑さんのメルマガが目にとまったので、
ご相談させていただくことにしました。

私の息子(現在19歳)は
高2の10月に打ったワクチンが起因し
体調不良になり、
2年の留年を経て、今年度は転学し、
高校卒業はしようとしています。

息子は中学までを
他県で過ごしていましたが、
親の離婚もあって高校から
私の実家のある場所で暮らし始め、

当人にとっては見知らぬ場所での
スタートでした。

そしてコロナ禍にも見舞われましたが
部活に勤しみ学校生活を楽しみ、
友人との時間を何より楽しんでいました。

それが、ワクチン接種を期に
何もかも失い、身体も自由に動かず、
いつ治るのかも分からず、
ただただスマホを見て横になっているだけ。

周りをシャットアウトし
廃人のようになってしまいました。

当時の学校は本当によく
サポートをしてくれましたが、
息子が以前のように復学することはなく、
リモート授業と通院の日々でした。

それが、今年度
通信高校に転学してから
様々なハードルが低くなったせいか、

少しずつ自力で通学し、自転車にも乗り、
夏休みには以前住んでいた町に
青春18切符で行くなど、

体調不良はまだあるものの
驚くべき変化を見せてくれ、
親として嬉しい限りです。

ただ、息子は病気になって
自分で築き上げたものを失った辛さからか、
高校に入ってからの記憶をなくしています。

楽しかった時間も、何の部活をしていたかも、
親友のことも。

とても楽しみにしていた
クラスメイトと行くはずだった
修学旅行や文化祭に行けなくて、
泣いて怒って壁を壊したことも。

今日は、転学した通信高校の
修学旅行に出発しました。

特に友達と呼べる人もないようで
楽しそうにも見えませんが、
自分で荷物をまとめ
家を出ていきました。

前を向いて動き始めた息子を見ること
ができて、本当に嬉しい反面、
本当に行きたかったあの修学旅行のこと、
皆が出発した日の雨のことが
思い出されて、涙が止まりません。

過去に囚われてしまってるのは私だけで、
息子は記憶を失くしているので、
それはそれで辛くなくて良かった
とも思います。

ただ、1年半は楽しく過ごし
友人との充実した時間が
確かにあったはずなのに、

息子の中には残っておらず、せめて
私が覚えておこうと思っていますが、
息子の15歳からの4年間を思うと
悲しくて仕方ありません。

もう着ることのない学生服を
先日処分しようと思い、
久しぶりに手にとってみると、

ボタンが新品のように綺麗で
また泣けてきて、
処分するのを躊躇してしまいました。

過去にも未来の不安にも囚われず、
今、息子が動き出していることを
ただただ喜んで幸せに思う反面、
時折このような気持ちに
襲われてしまいます。

これでは息子の足をひっばるだけだと
自分に言い聞かせるのですが、
なかなか難しい時もあり
自分の気持ちの整理に頭を悩ませています。

アドバイスいただけたらと思い
相談させていただきました。

【A】はくまさんの、息子さんを思っての
ご相談です。

愛する我が子が大切な時間、
青春時代をワクチンのせいで
浪費してしまったっていうことで、
お辛いですね。

親としてはいい思い出を
いっぱい作って欲しかったし、
いろいろな体験をして欲しかった、

とっても大事な輝く時期だった
という思いがあると思います。

一方で、息子さんが今驚くべき
変化を見せてくれたとのこと、
これもすごいですよね。

ずっと谷ばかりではなく
そこからグッと盛り返すというか、
ちゃんと地上に上がってきた。

そこからさらなる高みを目指して
登ろうとする彼がいるわけだと
思いますが、

この前進する力、より良くなろう
とする私たちの力というのは
目を見張るものがあります。

そこにぜひ着目して、ぜひ
息子さんの「今」とこれからに
寄り添ってあげていただきたい
と思います。

記憶障害に関する解釈と
お母様としての向き合い方に
ついても私なりのアドバイスを
させていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
ご質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

2411リトリート

FROM 川畑のぶこ

この週末、我が家は引越しで、
大・断捨離が敢行されております!

ついでに離婚もしたので
人生の大・断捨離でもあります!

10年住んだ家…

薄々そんな気はしていたけれど…

最初はヘビロテしていたのに、

出産→保育園(待機児童問題)→幼稚園(受験)
→小学校(受験)→中学校(受験)へと
成長する子どもの変化に伴い、

そして家事&育児ほぼワンオペで
目の前のことに必死に対応しているうちに、
忘却の彼方へ押しやられたモノたちが
見事に堆積しておりました。

私の苦手な書籍や書類は、
一人暮らしから結婚生活を始めたときの
倍以上に増え、

子どもを通したファミリーフレンドたちと集う
ホームパーティー用のカトラリーやら器やら
ギフトラッピングやらも増えまくりでした。

ただし、スペース的にはギチギチに見えないので、
なんとなーくそのまんまになっておりました。

埃を被り始めた断捨離アンバサダーの肩書を
再度磨き上げるべく、

ひたすら「使う」「使わない」、「いま」「ここ」「私」
にフォーカスし、1/3以上のモノたちを手放しましたが、
半分以下にするのが目標です。

「今この瞬間を生きる」ことの大切さは、
数多(あまた)の賢者が説いていますし、

私が日頃行っている心理療法も、
クライエントさんの多くは、
過去や未来に心が彷徨い、それを反芻し、
今この瞬間を埋めつくすことで
メンタルの不調が起きています。

思考の執着から脱却し、
純粋に今に心のエネルギーを向けることは、
容易ではないのですね。

今この瞬間を生きる方法論も、
洗練をともなって確立されたものには
なかなか出会えないなかで、

私がコレだ!と思うものは、
断捨離とマインドフルネスです。

断捨離は、目の前のモノ(ヒト・コト)との
関係を通して、己の抱く過去への執着心や
未来の不安を解き放つメソッドです。

私は日頃、認知(ものの見方や考え方)を
整えることで執着を解き放つ心理訓練を行なっており、
マインドフルネスもその大切なひとつなのですが、

2008年に出会った断捨離は、
行動から認知を整える認知行動療法だと直観し、
興奮を覚えたものです。

なんとなーく取っておいてあるモノたちの多くは、
実は現実逃避の証拠品、
すなわち、すでに起こった過去への執着や、
まだ起こってもいない未来への不安のかたまり
であることを知り、驚愕したものです。

そして部屋の中を埋め尽くすモノたちを見渡すや、
人に執着を手放すレッスンをしている場合ではない!
と断捨離に着手したのです。
(そして今回の引越しでも再度そのことに直面するワケです!)

不要・不適・不快なモノとの決別は、
不要・不適・不快な思考・信念、
そして習慣との決別であり、

今この瞬間を大切にするベースであることを
身をもって実感し、
断捨離の底知れぬちからに震えたものです。

空間を整えること、選び抜くことは、
自分を大切にすることにつながり、
ひいては向き合う相手や人生そのものを
大切にすることにつながるのですね。

場が整えば、瞑想や癒しの効果も
ぐんと高まることにも気づきました。

(人生諸々のガラクタに囲まれた中で
瞑想をするより、スッキリした空間で行う方が
効果的なのは想像に易いでしょう)

断捨離に遡ること千数百年、
お釈迦さまは心の執着を解き放つ要として
アーナパーナサテイスッタ(出入息法)を説きます。

今この瞬間、息を吸っていることに気づき、
今この瞬間、息を吐いていることに気づく。

至極シンプルなこの心身的アプローチは、
西洋からマインドフルネスという英名にパッケージ化され、
日本にも逆輸入されることになります。

シンプルだから簡単かといえば、
そうではありません。

雑念が「お邪魔しまーす」、
とばかりに私たちの思考の隙間に入り込み、
注意を妨げるのですね。
  
今この瞬間に注意を向けるのは、
シンプルでいて、難しいのです!
   
 
初めてマインドフルネスに出会ったときの
私の正直な感想は
「インパクト薄いな…」
「ホントに効くのかな?」というものでした。
  
断捨離のように劇的に成果が見える
アプローチと異なり、地味なのです。
 
 
ところが、
実践した翌日から変化は顕著でした。
  
そのときは、
アクロバティックな対応を強いられる出来事が
連続的に続いた週だったのですが、
心の中はまるで水鏡のようだったのです。
   
静かなるパワーとでもいいましょうか、
行動は忙しなくても、頭は覚め落ち着いている。
   
マインドフルネスの穏やかで強力なちからを感じましたし、
私が人生の山やら谷やらを幾度も乗り越えるときに
このちからが大いに役立っています。
     
 
断捨離が目に見えてわかる活動的な側面を
持ち備えるのに対して、
マインドフルネスは内面で取り組む作業で
目に見えにくいアプローチであることからも、

それぞれ、「今・ここ」に帰る、
陰陽の関係にあるアプローチではないかと
思いました。
 
 
断捨離との出会いから早いもので15年。

この節目に、
やましたひでこさんと心理療法の仲間とで、
指宿のリトリート施設「リヒト」にて2泊3日で
断捨離とマインドフルネスのリトリートを開催します。
   
 
私にとっては、人生大・断捨離のご褒美であり、
再出発のイニシエーションともいえるイベントとなります。
 
まだお席にゆとりがありますので、
ぜひメルマガでご縁のある方たちにも
ご参加いただきたくご案内させていただきます。
   
 
この指宿での3日間は、
マインドフルネスの瞑想をゆったり行いながら、
断捨離以外にも、専門家による感情負債の解消法、
腸脳相関(心身相関)に関する勉強などもあります。
   
リトリート施設の母体である
指宿ベイヒルズリゾート&スパはご縁あって、私は
創設時の2006年より行き来している場所なのですが、
  
東京ドーム77個分の広大な敷地の森の中に位置して、
高台から桜島や錦江湾を眺望する
自然の恵み豊かで深呼吸したくなる施設です。

いったん日常から離れ、意識をリセットするのに
この上ない環境なのです。
   
指宿名物の砂蒸し風呂や温泉で
心も体もポカポカになります。
   
 
11月22-24日の3日間ですが、
お!スケジュールが空いている!
or空けられる!方はぜひ!この機に
ご自分をもてなす時間をつくってご参加くださいませ。
   
メルマガ読者の方には
割引チケットも準備しております。

  
私もマインドフルネスのリードをしつつ、
みなさんと一緒に、自分もどっぷり
リトリートを満喫するつもりです。
 
自分を解放し「今・ここ・私」に帰る〜
マインドフルネス×断捨離リトリートin指宿
 
詳細・お申込みはこちらです
 ↓
https://ibusuki-retreat.peatix.com
  

日頃なかなかお目にかかれない、
メルマガ読者のあなたに
お会いできるのを楽しみにしております♪

   
ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
ご質問はこちらから