執筆者

20201116

FROM 川畑のぶこ

今日は、がんばるんばさん(40代・専門職)のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。いつもメルマガを楽しみにしています。
参考にさせていただいたり、勇気をいただいたりしています。
ありがとうございます。

今日は職場での女性上司との人間関係について質問させてください。

この春に、女性上司のパワハラが理由で転職しました。新しい職場では、
私の経歴を見て、既に新しい業務を任せてもらえる準備も進んでいます。

今度こそ!と思っていたのに、また、女性上司の中に自分の母親を重ねて
しまっている自分に気づきました。母は支配的、過干渉で、私に選択権は
なく、命令、否定、責める、攻撃、無視の人なので、今でも電話やLINEが
くると「今度は何?」と不快で、母を思ったり、母と接して安心した事は
ほとんどありません。

今度の上司は、あまり表情を顔に出さず、入職してみると、他のスタッフ
からの評判が悪く、だから職員が定着しないそうです。ただ、私と一緒に
入った同期とは談笑しているし、壁を感じないので、私の受け取り方にも
問題があるのだろう、とは思っています。

母も弟をひいきしてきたので、そこも、上司と重ねてしまいます。今までも、
どこの職場でも女性上司に母を重ねてしまって、ひどく緊張して、嫌われて
いるのではないか、何か機嫌を損ねてしまったのではないかと、びくびく
していた自分がいました。

きっと、母も上司も優しい時もあるはずですが、私にはアンテナがあって、
冷たい言動や態度を敏感にキャッチしてしまうように思えますし、
上司にもアンテナがあって、攻撃しやすいのかしら?と思ったり、、、。

私に仕事を用意してくれているという時点で、前職とは明らかに違うので、
ここで頑張りたいです。ちなみに、母は同居はしていませんが、毎日、
私の子ども達か私にLINEか電話をしてきて、常にいる感じです。

アドバイスいただけますよう、どうかよろしくお願いいたします。

【A】
がんばるんばさんというニックネームどおり、頑張り屋さんのところが
伝わってくる、また、相手に対して誠実に、気分を害さないよう接しようと
しているお姿が思い浮かびます。

今日のテーマは「転移」ということになるのかなと思います。転移というのは、
がんなどで、原発巣からどこか体の別な所に転移してしまって、などという
ような表現がありますけど、その転移ではなくて、心理学的な転移です。

これは深層心理学でフロイトやユングなどが扱っていた領域で、
私たちが子どもの頃、最も影響を受けた人との関係から学んだやりとりを、
知らず知らずのうちに、無意識のうちに、今現在の大切な人との関係や
やりとりに投影してしまうという、このような状態のことを言います。

幼少期の大事な関係というのは親が多いですね、特に母親。母親との関係を
自分の今の大切な人、例えば上司に、また、父親との関係を、例えば夫に、
など、そのまま移してしまうことです。

もう、がんばるんばさんもご自身でお気づきの通り、女性上司に母親を重ね
合わせてしまうとおっしゃっていますよね。では、これをどう克服していく
ことができるのかということですね。

その際、がんばるんばさんが、お母さんに対してどう「したい」のか、
という気持ちがもっとも大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.三浦春馬さんが亡くなった日から
虚しさがつのるばかりです。
 
特にファンだったわけでもないのですが、
最後のCDとDVDと彼の日本製という本を買い、
毎日彼についてのユーチューブを眺めながら
こんなに真っ直ぐな努力して才能を開花させてきた美しい人が
なぜ死ななければならなかったかと不思議で不安でたまりません。

こんなこと初めてです。
馬鹿だとお思いでしょうが
どうかアドバイスをいただきたいと思います。
彼の死を前向きな糧にする方法を教えて下さい。

【西村 道子・70代・無職】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

今年は相次ぐ著名人の自死に、
多くの人が心を痛めていることと思います。

私もそんな一人です。

華やかにテレビやモニターに映し出される部分とは裏腹な、
その人の繊細な「生」の人生というものに
心を寄せる人も多かったことでしょう。
 
人は表面では計り知れないのだということを、
深いレベルで理解する学びですね。
 
見た目で9割を判断してしまっていた
己を省みるときでもあるかもしれません。
 
いつも笑顔で元気、優しそうに見える人も、
もしかしたら、私には理解できていない
大変な苦労や悩みを抱えているのかもしれない…
 
私が気に入らない、相手のいびつな言動も、
そうならざるを得ない困難が背景にあるのかもしれない…
 
そんな想像力をもって相手と関わることができる人が増えたなら、
世の中はもっと生きやすくなるのかもしれません。
 
 
美学に訴える表面的なイメージだけを追いかけず、
その人の泥臭い人間的な部分まで
すべて含めて理解する力が私たちにあれば、
 
そして本人は、周囲の期待がどうであれ、
それに応えることや理想へのこだわりはほどほどに、
自分自身の泥臭い部分を、自分にもっとも近い
自分自身だけは受け入れることができていたなら、
息苦しさは和らいだのかもしれません。
 
 
「なぜこの人が?」というときに、
私たちは想像力がストップしてしまい、
自分のショックを埋めるための
安直な答えを得ようとしてしまいがちです。
 
何かとてつもない、自分の予想だにしないことが
起きているにちがいないと。
 
そしてときとして、そのようは性急な心理的穴埋め作業は、
陰謀論に発展することもあります。
  
残念ながら、それが一般人であれ、有名人であれ、
人間の心理というものに大きな差はありません。
 
人が傷ついたり、苦しんだりするのに、
日常では起こり得ないとてつもない事件が
起きる必要などないのです。
 
それは職業を問わず、洋の東西を問わず、
人間として、私たちは基本的に一緒なのだという
共感力と想像力があれば、
その人の苦しみを理解することができるでしょう。
 
今回、学ぶことがあるとすれば、極めてシンプルで、
私たちはみんな同じ人間であり、
弱く繊細で傷つきやすい部分がある、
ということではないでしょうか。
 
いうまでもなく、シンプルであることと、
簡単であることは同義ではありません。
 
シンプルだからこそ、蔑ろにしてしまい、
理解を難しくさせているのかもしれません。
 
優しさや思いやりからの働きかけは、
私たちが想う以上に大きなパワーを秘め、
相手や世の中を動かすのだと思います。
 
隣人の笑顔の裏には、
私の知らない苦労があるのかもしれない。
 
そんな想像力をはたらかせながら、
日々人々と関わり合うことが、
私たちにできる小さなステップであり、
大きな変化ではないでしょうか。
 
  
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20201109

FROM 川畑のぶこ

今日は、ごえもんさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

【Q】
私は子どものころから、よく自分と誰かを比較して気を揉んでいた
ように思います。対象は同性の同期や後輩です。

べつに自分がその環境下で一番にならないと気が済まないというわけでは
ないのですが、自分の理解を超えた態度や一見恵まれたように見える状況に
納得できず、言動が気になります。

今の職場に、昨年度より採用された方で、ご主人が会社経営者でご自身も
その会社の役員という身分の方がいます。応募者が少なかったこともあり、
資格があるだけで経験もないのに採用されたことも引っかかり、
それで仕事ができれば問題ないのですが、社会性に乏しく、連携が取れず、
浮いている状態。

素直にアドバイスを聴くことができず物事を大きくしてしまうなどで、
周りは当たり障りのない対応をしていますが、当人は気付いてないのか
マイウェイです。当初は慣れていないと思い、会釈等気遣っていましたが、
数回無視され、ここからが始まりだったと思います。

同じフロアですが、気付かなかったと善意に解釈して、今は普通に会話を
していますが、私のファッションなど意識して横目で見てきます。
夫婦共に発信することが好きで、裕福な生活状況や高級ブランドを身につけ
ての家族ショットなどが見られ、就職は経済的な理由でないのは明白で、
相手からすると私などは比較の対象にはならない存在です。
ただ、仕事の能力は別です。

いったい私は何に囚われているのか? 初期の態度で見下された感が強く
残っているからでしょうか。敗北感でしょうか。人それぞれで、比較は意味が
ないとも頭では理解していますし、つまらないこだわりだとも感じています。

自分に自信がないとは思っていませんが、確固たる軸がない気がしています。
このような時期なので、自宅で考える時間が多く、また、今後も同様なことが
起きるとも思われます。どうかアドバイスをお願いします。

【A】
ごえもんさんの、とっても素直で正直な心理状態が見てとれます。

でも、ごえもんさん、こうやって自分に素直になっている時点で、
もうかなり大きなステップを踏まれていると思いますよ。

内容を拝見する限り 「嫉妬」がキーワードになりそうですね。
嫉妬の心理がどこから来るのかということだと思います。

仕事をしっかりこなしているご自分と、そうでないお相手の女性を比較
してしまって、許せない気持ちになっているとのことですが、
今回のケースでは、ごえもんさんは、どうしたいでしょうか?
まず、そこに目を向けてみてください。

相手を正したいのか、そうではなく、そういうことが気にならない自分、
いちいち比較しない自分になりたいのか。どちらでしょう?

ここを区別して考えてみてください。
もしかしたら両方大事かもしれませんね。
その場合でも、しっかり分けて理解し、取り組んでいくことが必要です。
また、ごえもんさんご自身の「幸せの価値観」を明確にすることも大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.私には27歳の娘がおります。

娘の幼少期は育てるのが大変だなぁと感じてしまう場面も多々あり、
その頃は娘の個性なのだと思っておりました。
後から気がついたのですが、
おそらく少し発達障害気味だったのかもしれません。
  
そして高校2年の時に周りの子供達との差を感じるようになったのか
段々学校にいけなくなり、3年生の時には完全に不登校となりました。
本人もかなり苦しんでいたと思います。
薬を大量に飲み自殺未遂をした事もあります。
   
その後単位制の高校に転校し
1年オーバーはしましたが、何とか高校は卒業し、
大学受験をして大学にも入学することができました。
そして大学は親元を離れて4年間ひとりで暮らしました。
 
そんな中、大学3年の時にLAMという肺の難病を発症し、
今現在在宅酸素をつけながら自宅で暮らしています。
  
娘は通常の生活は出来るものの少し激しく動くと息切れがします。
今まで私も病気を治したい一心で東洋医学、薬膳、心理学などの本を
読み漁ったり、ネットで調べたり、どうにか出来ないものかと必死でした。
  
心と身体は繋がっていると聞きます。
結局病気は娘本人が自分自身で何とかしたいと思わないと
どうにもならないもので、親は側にいて支えて
見守ってあげることしか出来ないんだなぁと気がつきました。
   
娘は自分と他人は違っていると思っていて、
他者とあまり会話をしたがりません。
また買い物以外はほとんど外出しません。
娘は恐怖心から出来ればこのままずっと家にいて、
この生活を続けられるものなら続けたいと願っています。
   
もし娘の恐怖心を取り除く事ができれば、
少しでも他者との交流を図ることが出来、
娘の人生が少しでも豊かになれるのでは思うのですが…
   
心が豊かになれれば病気が改善されるきっかけを作る事も
出来るかもしれません。
   
もしよろしければアドバイスをお願いいたします。
  
  
【もみじ・50代・パート】
  
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
  
愛する我が子が人生に絶望しながら歩むのを見守ることほど
親にとって苦しいことはないと思います。
  
それでも娘さんは、苦しみを乗り越えながら親元を離れ、
一人暮らしをしながら大学に行かれたのですね。
親元を離れる際は、もみじさんも
断腸の思いだったのではないでしょうか。
  
また、娘さんの難病がわかり、在宅で治療を続けられているとのこと。
  
親として娘の治癒を望むのは当然であり、
娘の痛みや苦しみを取り除きたい一心から治療を提案したり、
人と交流することを提案するのは自然の流れと思います。
  
ただ、治療法を探し求め奔走され、
できる限りを尽くし、逡巡の果てに、
「見守るしかない」という境地に至ったとのこと。
   
もみじさんは、静かなパワーを獲得されたことと思います。
  
置かれている状況に抗うことをやめ、
受容したからこそ、手放すことができたのではないでしょうか。
  
そしてこの受容は、娘さんに安堵をもたらすことでしょう。
  
「私は私のままで受け入れられているのだ」と、
「健常でなければダメではないのだ」と。
   
もみじさんが、娘さんの人生を彼女自身の力に委ねることは、
「あなたは自分で(自分らしく)人生を切り開く力がちゃんとある」
という無言の信頼メッセージでもあります。
   
委ねられることによる安心感は真の癒しの始まりだと思います。
  
引き続き、もみじさんの思い通りではないかもしれないけれど、
娘さんなりに人生を切り開くそのプロセスを信じて
寄り添ってあげてください。
   
他の誰かはともかく、お母さんは私を受け入れてくれる
というだけで十分です。
   
そこから、オートマチックに母親との関わりを
他者にも投影できるようになる可能性はあります。
   
  
病気には痛みや苦しみが多く生じると思いますが、
大変な中にもぜひ、もみじさんと娘さんが
このような状況でなければ得られなかったであろう、
変化で好ましいことにも意識を向けてみてください。
   
病気に意味を見出すちからは、私たちの回復力を高めてくれます。
  
病気で母と娘が互いの人生にじっくり向き合う機会が訪れたなら、
それは二人の無意識な真のニーズなのかもしれません。
  
それらを意識的に取り入れてみることで、
人生に素敵な変化が訪れるでしょう。

 

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、しらすさん(30代・看護師)のご相談にお答えします。

【Q】家族のコミュニケーションエラーについて相談です。

母は8年前に卵巣癌を患いました。ステージ4で度重なる抗がん剤治療や
新薬を使用して動脈解離を発症したり、抗がん剤の効きが悪かった部位を
手術で取り除いたけど、腹腔には小さくてとりきれないものがあること、
間質性肺炎を併発したこと、腫瘍マーカーがまた上がってきたりしたことで
憔悴しきっている状況です。

治療を休みたい。寿命が少し短くなってもいいから、家事ができたり、
旅行に行きたいと話しています。

私と姉は母が望むように生きてほしいと考えています。父と弟は、
効果があるのに、治療をしないのはよくないと母に話しているようです。

母は昔からた父に強く言われると自分の気持ちを押し込めてしまうところ
があり、私は母の気持ちが置き去りになってしまうのではと心配しています。

みんな母が大好きで、母を思う気持ちは同じなのですが、
支える家族が母の生き方をめぐってすれ違っているように感じます。

もちろん父と弟の気持ちは十分わかります。 ですが、母が家事をやろうと
してふらつくと、だから動くなっていってるんだ。などと言うことがあります。
心配しているのはわかるのですが、母の気持ちを思うと胸が苦しくなります。

母が望むような人生を送れるよう家族が同じ方向をむいてサポートできたら
いいと思い、話し合いをしたいと申し出ましたが、私は母の立場で話を
しすぎるのでわ父の気持ちや状況をきちんと考えて話しができないと思う、
と弟に危惧され話し合いには至っていません。弟のいうとおり、私が感情的に
なってしまいコミュニケーションが上手くいっていないのかもしれません。

どうしたら価値観の違うの家族と寄り添えるのかアドバイスしていただきたいです。

【A】
お母さんの気持ちもお父さんの気持ちも、もちろん弟さんの気持ちも、
理解できるしらすさん、とっても苦しいですね。

今日のテーマは、真のサポートとは何かということになるのかなと思います。

私たちは誰かが困っていたり、愛する者が病気になって苦しんでいたりする
ときに力になりたい、サポートしたいと思いますよね。

そして、このとき、どうしても自分が相手に出してほしい結果をサポートして
しまいがちです。でも、真のサポートというのは、自分が相手に出してほしい
結果ではなく、相手が真に出したい結果をサポートすることなのです。

今回のケースでは、治療はさんざんやってもう十分、よりよく生きたい、
命が長くなることよりも残された人生を少しでも豊かに気分よく、清々しく
生きたいというのがお母さんの本当にしたいことであれば、これを支えると
いうことが大事になってきます。

じゃあ家族は言いたいことを言ってはいけないのか、自分のニーズを伝えては
いけないのかというと、そうではありません。家族が自分のニーズを押し殺して
お母さんと向き合っていくのは、それはそれでストレスになりますね。

なので、言いたいこと、思っていることは伝えてもいいのです。
その際、伝え方というのがとても大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ
  
今日は、毎週水曜日配信のQ&Aをお休みし、
近況の出来事を交え、
川畑のぶこの所感をお伝えします。

*****************
   
「えぇ!もうそんな時期!?」と毎年、性も懲りずに驚くのが
断捨離祭りの連絡なのですが、
先日事務局よりそんな連絡が入りました。
  
与えられたテーマとともに、
その年をじっくり振り返るのが私の伝統となっていますが、
今年はなにせコロナの影響で、
「失われた一年」のような感があります。
  
断捨離を意識するしないにかかわらず、
ひたすら手放すレッスン、
手放さざるをえないレッスンでした。
   
これはみなさんも一緒だったことでしょう。
   
臨床では、ある日突然医師からの病気の宣告によって、
人生の計画が狂ってしまう人と日々向き合いますが、
コロナは実際に罹患(りかん)するしないにかかわらず、
明日は我が身と、ある意味全員がそのような当事者であり、
計画することの虚しさや
計画できないことの不安を体験する機会となっていると思います。
  
では、今年はそんなコロナに翻弄されるばかりで
何も得るものや達成したものがなかったかというと…
  
そうでもないのですよね。
  
失ったものも多いですが、
むしろ、このような状況でなければ得られなかったものも
多く得ました。
 
そのひとつに、いかに「つながる」か、ということに関して、
私たちは想像力や創造力を大いに
発揮したのではないでしょうか。
  
リアルに会えずとも、オンラインでいつでもどこからでも
繋がりたい人に繋がれることを学びました。
 
離れていても、同じ場に会することはできると。
 
私自身、会議や研修や講義がオンラインで
手軽にできるようになったことで、
便利さを感じていますし、
これまで時間がとれずに参加を断念していた
海外の勉強会や学会に参加できるようになりました。
 
同時に、これまで当たり前だった
「リアル」で会えることの価値も認識するに至ったのでは
ないでしょうか。
 
先週は本来ならボストンに行くはずで
ホテルも早々に予約してありました。
 
時差を除けば、オンラインの手軽さはありがたいですが、
東海岸の秋風や古い建物の匂い、
クラムチャウダーやシーフードの価値、
さまざまな人種の人々と膝を突き合わせてディスカッション
することの価値はいまでは何倍にも感じられます。
   
日々の当たり前に、価値を見出し、感謝できるようになることは、
私たちの人生に豊かさをもたらしてくれると思います。
  
断捨離の「離」は、いったん離れてみて真の価値を知る
という意味がありますが、まさにそのことを学びました。
  
  
ペーパーレス化も一気に進み、
不要なハンコ業もなくなる傾向にあります
(コロナ禍では自転車で往復4時間のハンコ業にも勤しみましたが…)。
  
テレワークで満員電車に揺られる必要もなくなってきています。
 
真に大切なものを見出すと同時に、
不要なものが浮き彫りになり
捨て去る機会としてのNew Normal。
 
不確かに耐えられなかった私たちが、
不確かを柔軟に受け入れられる(受け入れざるを得ない)
ようになり、困難は私たちがレジリエンシーを獲得する
またとない機会となっています。
  
 
断捨離祭りでは、そんな変化を受け入れることで
変容する私たちの意識について
みなさんとシェアできればと思います。

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20201026

FROM 川畑のぶこ

前回に引き続き、「子どもの自己肯定感を育む方法」について
お話しいたします。

親というものは、日頃からどうしても子どもにダメ出しをしてしまうことが
ありますが、そのダメ出しの仕方について、前回(10/19公開動画)は
お伝えしました。

今回はダメ出しではなく、子どものいいところに目を向ける、
そんなテーマでお話しします。

私たちは、社会的な生き物ですから、周りと調和をとるために様々なものを
我慢したり、抑圧したりします。これはある程度は大事なことですね。
社会的にバランスをとっていくためにとても健全な行為です。

ところが、我慢しすぎ、溜めすぎ、抑圧しすぎというのは、
心を病んでしまう原因になってしまいます。
また、自己肯定感を低下させてしまう原因にもなります。

子どもも同じです。例えば、苦手な算数を克服しようと、費やせるだけの時間
を算数の勉強に費やしたとしましょう。結果、成績が上がって、親に褒められ
て、嬉しいと子どもは思うかもしれません。

では、子どもがそれで幸せを体験して人生を生きていけるかというと、
これはちょっと違いますね。これは子どもの幸福感とも連動する話です。

苦手を克服することは、もちろん、ある程度は必要です。バランスをとるのに、
その努力をする価値はあると思いますが、それよりも、自己肯定感を高める
という観点からは、できないことを克服したことを褒めるよりも、その子が
秀でていること、長けていること、できていること、できていることで
素晴らしいことをピックアップして賞賛するという姿勢が大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.いつも川畑先生のお話に、深い学びを得させて頂いています。
   
思いやりのない主人と仮面夫婦を続け熟年離婚か、
子どもが思春期でも離婚か悩んでいます。
  
私は小学生と中学生の二児の母(30代後半)です。
  
つい先日まで会社員として働いていましたが、
パワハラを受け体調を崩し休職の末、退職を決意しました。
 
それまでずっとワンオペ状態で家事と仕事の両立に必死になり、
旦那が酒を飲んで寝っ転がる中、子どもたちを習い事へ
送り迎えや遠征など休みなく動く毎日。
  
主人は自分がやりたいことしかやらず、
辛いと訴えても家事を手伝ってくれることはなく、
初めは喧嘩をしたり褒めてみたりと色々しましたが、
もう諦めて自分でやっている状況でした。
   
家事はやらなくても男らしい性格だから、
何かあったらきっと助けてくれるという期待が
いけなかったのだと思いますが、
私がパワハラを受けて傷ついたときも、病気になった時も
全く支えになってくれなかったことに絶望しました。
  
状況を必死に伝えても、共感も興味も持ってくれず、
会社との対決もたった一人で立ち向かいました。
休職中も結局私一人で家事をやり気遣いの声も無く孤独でした。
  
そんな中、ずっと相談に乗ってくれていた男性がおり、
悩みを聞いてもらっていました。
  
かけてもらいたかった言葉、思いやり、共感、応援を受け、
辛さを乗り越えることが出来ました。
   
その方とどうこうとは今は考えられませんが、
優しさを受けることを知ると、
余計に主人には完全に心が冷えてしまい、
現在は顔を見ずに済むようすれ違いの生活をしています。
  
主人もそれを察し、一切口を聞きません。
夫婦仲が悪いことは子どもにも悪影響だと分かっていますが、
心がついていきません。
  
子どもには良い父親だと思います。
離婚すれば諸事情あり、私だけが家を出ることになりそうです。
自分の気持ちを大切にすること、子どもを大切にすること。
  
どう、折り合いをつければ良いのでしょうか?
   
【なごみ・30代・主婦】
  
  
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
ワンオペで中学生と小学生のお2人のお子さんを育てて来られたとのこと。
本当に大変でしたね(とはいえ、今もまだ同じ状態が続いていらっしゃる
ことと思いますが)。
 
また、人生の難局で、いちばん頼りにしたいパートナーから
優しさや思いやりを得られないのはこの上なくお辛いことと思います。
 
なごみさんはここまで本当によく頑張ってこられていると思います。
  
なごみさんやご主人の親世代は、現代ほど夫婦共働きは多くなく、
家事・育児は女性がして当然という社会通念がありましたから、
そのような親を見て育ったご主人、そしてなごみさん自身もどこかで、
それが自然、または理想系という無意識のバイアスがあることと思います。
  
親も、無意識のうちに「男が家事や育児をするなんて可哀想」とか
「申し訳ない」とかといった態度をとってしまっているかもしれません。
  
このような日々繰り返される、言語的、非言語的メッセージは、
細胞レベルで私たちに深く刷り込まれ、簡単に上書きや更新ができません。
  
なごみさんもそんなバイアスがあったからこそ、おそらく、結婚当初から
家事や育児を率先して引き受けてきたのではないでしょうか。
   
夫婦ですべて分担は理想的だけれども、出来る限り私(女)が
いい嫁、妻、母としてやる、と頑張ってしまったのではないでしょうか。
  
このような、頑張りがきく良い嫁・妻・母は、
バーンナウトしやすく、ストレスも溜めがちです。
  
これからは、そんなに頑張らなくても私は良い人間、
とご自身を認めてあげてください。
  
夫がそのような承認が苦手でも、
なごみさんに一番近いなごみさんご自身が、
温かい眼差しで自分に接してあげてください。
    
また、ご主人とのコミュニケーションでは、
分かって欲しいとか察して欲しいとかと訴えるのではなく、
ご自身がこれまで無理して頑張ってきたこと、
そして無理が効かなくなってきたことを素直にシェアし、
具体的に役割分担について何をどれくらいして欲しいか
リクエストするよう心がけてください。
  
また、物理的サポートのみならず、夫婦として、
情緒的なサポートが欲しいことも伝えると良いでしょう。
  
その際、具体的にどのような状況において、
どのような言葉かけをしてもらえると
なごみさんは満たされるのかを、
ご主人に明確に伝えてみてください。
  
言わなくても分かって欲しいという思いを、
言いさえすれば分かることもあると切り替えてみてください。
 
これらのコミュニケーションは、
疲れて我慢できなくなるまで待って、
ついに感情が爆発した状態で訴えるのではなく、
なごみさんのエネルギー状態が良く、平静なときに、
ご自身への思いやりを実践する意図で、
この大切な話し合いを試みてください。
  
お互いに家事が大変であれば、専門業者に頼むのも一つです。
その費用を2人で負担することで、バランスをとることも可能です。
  
ぜひなごみさんなりの創造力と智慧を働かせてみてください。
 
そのためにも、ご自身が安らいだり楽しんだりして
充電できる時間を確保することはマストです。
 
ぜひ、この難局を変化の機会として前進されますように!

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今回と次回、2回にわたって、「子どもの自己肯定感を育む方法」について
お話しいたします。

仕事の臨床のカウンセリングの場で、またプライベートでは周囲のママ友
から、どうしたら子どもが自信を持つことができるのか、自己肯定感を
高めることができるのか、という相談をよく受けます。

難しいテーマですよね。

なかなか自信が持てない子に自信を持たせるというのは、実は子どもだけの
問題ではなくて、親が自分に自信を持っているかどうか、自分自身に自己
肯定感を持てているかどうかということと密接に関係しているということを、
日々感じています。

私たちは社会的な生き物ですので、自分の子どもがちゃんとみんなと仲良く
やっているか、学校でうまくやっているか、、、などなど、すごく気になり
ますよね。

そして、子どもによりうまくやってほしい、幸せに生きてほしいと思うあまり、
こうしちゃいけない、ああしちゃいけない、こうしたほうがいい、ああした
ほうがいいとたくさんアドバイスをします。

そして、それが時としてイライラや怒りの原因になったりして、
知らず知らずのうちに子どもを傷つけてしまっていることがあります。

このような日々の小さなメッセージをマイクロメッセージと言ったりしますが、
それが潜在意識や無意識の中で蓄積されてしまうと、子どもは、
自分のことをダメな人間だと思ってしまうようになります。

ただ、もちろん叱る必要のある場面もありますし、ピシッと言わないと
子ども自身の社会生活に支障をきたすような結果になりかねないこともあります
から、ポイントポイントで叱るということは必要です。

叱り方が問題なんですね。

そして、そこには親側のゆとりが必要になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1407222395

Q.10年前に夫が亡くなり
一人暮らしをしていた所へ娘が離婚して、
2歳の娘を連れて同居を始めました。

孫が兄妹を欲しいと言い始め再婚を考えるようになり、
3月に再婚をしました。

が、生活設計をしないで暮らし始めた為、
今になって問題が出始めました。

婿は単身赴任で殆ど家にはいないので
独身の時に借りた部屋を引き払うかと思ったが
借りたままにして家にお金を入れない。

今になってやはり同居は無理と荷物を戻すと言い出した。

孫はまだ1年生で朝の送りや娘の夜勤などがあるため
私との同居を望んでいるが
それでは結婚した意味が無いと悩み
ストレスで会話にならない。

金銭面の事、子育ての事、将来の事など、
干渉し過ぎなのでしょうか?

私自身も独り身なので仕事は辞められないし
本来なら何でもやってあげられる
優しいおばあちゃんでいたいだけなのに。

皆んなが幸せに暮らせる日は来るのでしようか?
解決策を教えて頂けましたら幸いです。

【さくら・50代・営業】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

娘さんとお孫さんの幸せを願う、
さくらさんのきもちが伝わってきます。

さくらさんにとって、
みんなが幸せに暮らせる日というイメージは
どのようなものでしょうか。

それぞれのニーズが満たされるということであれば、
それは難しいかもしれません。

なぜなら、結婚というのは共同生活の始まりであり、
妥協のレッスンの場でもあるからです。

みんなが妥協しつつも、それなりに納得がいって
穏やかに過ごす日ということであれば可能かもしれません。

さくらさんのご相談を伺う限り、
娘さんとお婿さんに今も愛があるという前提であれば、
課題は2つあると思います。

1つは、お婿さんのニーズを明らかにし、
可能な限り尊重するということ。

男女の愛が燃え盛っているときは、勢いがあり、
どんな試練も乗り越えられると思えるものです。

ところが、ある程度時間が経過して、
出会った頃の「燃え盛る愛」効果も落ち着いてくると、
冷静に現実が見えてきます。

その結果、お婿さんは、
夫婦水入らずの生活空間が大切だと思ったかもしれませんし、
独身時代のアパートをいまだに解約しないということは、
どこかで素でいられる自分自身の時間や空間を
確保していたい欲求の現れかもしれません。

このこと自体は健全な欲求です。

そのようなニーズが満たされないことの不安や、
どこかで結婚がうまくいくか自信が持てず、
不安をかかえたまま見切り発車で結婚をしてしまった場合、
無意識はまだ独身時代のままであることを
望んでいる可能性もあるでしょう。

この辺のお婿さんのニーズを汲んであげることは
大切な姿勢となると思います。

2つめの課題はお孫さんのお世話ですね。

これは1つめの課題とも連動しますが、
お孫さんとしても、自分の母親が夜勤でいない時などは、
おばあちゃんと一緒にいることが安心できるのですね。

そうであれば、娘さんが子どもを仕事の前に
おばあちゃんのお家に預けられる程度の距離で、
娘さん夫婦のプライバシーが保たれる家に
住むことで解決するのではないでしょうか。

学校の後など、お母さんもお父さんもいないときは
基本的におばあちゃんの家で過ごし、
お父さんが帰ってくるときは、
家族三人水入らずで過ごす時間を持てる、
というのが現在の理想型なのではないでしょうか。

娘さん夫婦は、どのみち、
お婿さんの毎月アパート代の出費があるのなら、
そして、お婿さんは単身赴任で
メインの居住者が娘さんとお孫さんの二人になるのなら、
しばらくはさほど大きな家に住む必要もなく、
いまとさほど変わらぬ経済バランスで
やりくりできるのではないでしょうか。

お婿さんも「我が家」と感じられる空間が大切です。

今の状態は、彼にとって「我が家」の感覚からは遠く、
親戚の家にお邪魔しているような感覚で、
心底寛げていないかもしれません。

もちろん、常識的な感覚のある社会人であれば、
そのようなことを面と向かって
さくらさんに告げることもしないでしょう。

「自分の城は手放さない」という
無意識な行動として表現されている可能性があります。

自分の気持ちを押し殺してまで
経済的利益を優先することで、
人間関係自体が崩れていくことがあります。

経済バランスと同様、心のエネルギーバランスをとることも
重要であるということを念頭において、
みんなにとって何がベストかということを
すり合わせていけばよいのではないでしょうか。

お孫さんに不便な思いをさせたくない
という思いがおありかと思いますが、
孫の望みのすべてを満たしてあげるのが
いいおばあちゃんではありません。

親やおばあちゃんが苦労しながらも
人生を切り開いている背中をみせることも良い教育です。

今さくらさんが無理なくできることをしてあげる、
そして孫にたっぷり愛情を注いであげればそれで十分でしょう。

さくらさんは今のままで、
十分素敵ないいおばあちゃんですから。

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