執筆者

Spiritual,Heart,Mind,Power,Mental,Floral,Watercolor,Painting,Illustration,Design

Q:川畑先生、こんにちは。

漫画「ダンシャリアンになろう」のシリーズが大好きで、
それ以来、先生のファンです。

初めてメッセージをお送りさせていただきます。

私は、親が毒親かもしれないと思い、悩んでいます。

子どもの頃から大きな違和感をずっと感じながら育ち、
誰にも相談できないまま大人になりました。

高校生の頃は、
母が包丁で私を刺しにくる夢を何度も見ていました。

今、久しぶりに親との同居をすることになり、
毎日精神が圧迫されております。

親の態度(とくに母)は、
 
1.口の利き方から「箸の上げ下ろしまで」
 生活態度の全てに口を出してきます。

2.暴言を吐く、怒鳴るなど、支配的な態度を取ります。
 行きたいところを諦めたり、
 持ち物を捨てたりせざるをえませんでした。

3.(詳しくは書けませんが)
 我が家で信じている信仰について強制します。

5.殴る等の暴力についてはありません。
 私は先天的な障害があり、
 親に迷惑をかけて申し訳ないという自覚があります。
 より強い態度を取るのは母ですが、
 父も(事情があり)静観するのみで、
 家庭のどこにも逃げ場がないと感じます。

毒親や機能不全家族という言葉を近年知り、
私の体験も何かがおかしいと思い始めました。

私の人間性について、
至らないところがあるなど、
親にも言い分があるかもしれませんが、
助言の範囲を超えていると感じています。

久しぶりに同居を始めた実家は、
どの部屋もモノが限界まで詰め込まれ、
大変息の詰まる状態です。

それらも勝手に触ることが許されず、
両親のメンタルの状態が良くないように感じます。

本来ならば同居してくれている親に感謝すべきところ、
感謝の気持ちを持つこともできず、辛いです。

私にできることは親元を離れて就職し、
自立して実家と関わらない生活をすることと考え、
それを切望していますが、まだ就職が決まっていません。

第三者に間に入ってもらうことも難しいです。

現状を変えられない今の段階で、
この環境を嘆かず、(できるだけ)親や人を恨まず、
どうしたら気持ちを前向きに持って生活できるでしょうか。

どのような言葉を自分にかけ、励ましたらよいか、
ご教示ください。

また親にはどのような気持ち・態度で接したら良いでしょうか。

長文で失礼いたしました。
よろしくお願いいたします。
    
【ローズ・40代・女性・専業主婦】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
        
『断捨離アンになろう! 』を
ご愛読くださりありがとうございます。

 
いわゆる毒親との同居を余儀なくされ、
居場所がなくてお辛いのですね。

また、親が毒親であるにもかかわらず、
小春日和さんご自身がもつ障害のせいで
迷惑をかけて申し訳ない、
本来感謝すべきなのにその気持ちが持てず、
自己嫌悪していらっしゃるのですね。

まず、小春日和さんがご自身に向き合う姿勢として、
障害は先天的なものであり、どうしようもないこと、
 
ご自身が悪意や怠慢で家族や周囲に迷惑を
かけているわけではないということを
しっかりと、そしてくりかえし
ご自身に言い聞かせてください。

先天的な障害をもって生まれてきたということは、
むしろ小春日和さんが人生のチャレンジャーである
という証ではないでしょうか。

チャレンジに果敢に向き合うご自身を称えて
慈しむ心を育んでください。

親が「あなたのせいで」というような
責める態度を取ると、

これまでの小春日和さんは
「申し訳ない」という気持ちを持たれたことでしょうが、
もうそれはやめるという決意をしてください。

そのようなことを親から言われたのなら、
「私のせいではありません」
という毅然とした態度を持つことです。

これが自分自身に優しくなる第一歩です。

親の暴力的な態度に屈せず、
立ち上がる態度を育みます。

このとき、実際に言葉や態度で
親に見える応戦をしなくとも、
小春日和さんが内面でそのことを理解し、
自分に言い聞かせていることが大切です。

また、親にはそのことを受け入れるちからが
現時点では無いことも理解します。

親に対しては、毒親のパターンは
世代間連鎖をする可能性があります。

親の親、すなわち
小春日和さんの祖父母さんからお母さんへ
向けられた態度が世代間連鎖して、

今お母さんが小春日和さんに向けている態度と
一緒である可能性が高いのです。

お母さん自身も完璧ないい子を求められたため、
自分の子どもに同じように求めてしまい、

子どもがOKなことで自分の価値を
確かめようとしている可能性があります。

そうであれば、
親もまたその親の犠牲者であった可能性が
あることを理解すると、慈悲心をもって
向き合うことができるのではないでしょうか。

子どもや自分自身に対して
思いやりや優しさをもって多様性を受け入れるという
社会的なモデルが周囲にいなければ、
その実践は難しいものとなりますし、

慣れ親しんだ態度(自他へ厳しく不寛容な)で
向き合ってしまいがちです。

お母様もそのような学びの機会がなかったことを
理解してください。

くりかえし、これらの態度は
小春日和さんがまず内面的に育むものであって、

実際には家族や家庭内であっても、
今は適度な距離感を保って接することが適切です。

家族だからつねに密接にかかわらなければいけない
という考えも手放して、

家族であっても、ときに家族だからこそ
適度な距離感が大切であると切り替えてみてください。

家がモノに溢れていて断捨離をしたくても、
主が聞く耳をもたない場合は、

就職が決まるまでの仮住まいと割り切り、
家の中に一部屋でも、
一部屋が叶わないのであれば、一角でも、

小春日和さんがご自身に帰れるスペースを見つけて、
そこはご自身にとって神聖な場所として
意識を切り替えてみてください。

私たちのパーソナルスペースは伸縮可能です。

パーソナルスペースとは、
ここからここまでは他人が侵すことのできない
私のスペースであるという、
心理的なテリトリーのようなものです。

たとえば都会のラッシュアワーの満員電車内で
私たちがいちいち争わないのは、

乗客ひとりひとりがパーソナルスペースを
極限まで縮小して、その中で自分の世界を
展開しているからです。

家庭内でも、家全体が自分に属するもの
という意識だと気が遠くなりますが、

小春日和さんだけのパーソナルスペースを
つくり出して、そこでくつろぐ時間を
見つけてみてください。

また、息苦しいのであれば、
逆に地域や街全体を自分の家というふうに
意識を広げ、限界を取り払ってみてください。

 
誰も小春日和さんの心の中のテリトリーまでは
踏み入れることができません。

まず自分を大切にすることから
スタートしてみてください。

応援しています!

                  
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、りんごさん(30代・女性・教員)
のご相談にお答えします。

【Q】私たち夫婦は再婚同士、
7年が経ちました。
私には前の夫との娘が2人います。

再婚して半年も経たないときに
夫のがんが見つかりました。

もともとの難病も進行し、
2度目の悪性肉腫で
ホスピス病棟に入院しています。

肉腫がみるみる増大し、
余命わずかな状態です。

いつ容態が急変するかという日々を
半年過ごしてきました。

現在の肉腫が判明し、
余命は1〜2年と宣告され
今月で1年です。

私は看護師ですので
経過も分かりますし、
仕事と子育て、実母の在宅介護、
夫の介護で心身が疲弊し、
関係が悪化したままで
今に至ります。

一時は関係改善の兆しが
ありましたが、病の辛さを
他に当たる人がいないからと言われ、
八つ当たりや口論も絶えませんでした。

私は、私を大事にしていくしかない、
夫のことはどうしようもないのだから、
と毎日言い聞かせつつも、

自宅で最期を見送ってあげなくては
可哀想ではないか、
でも、痛みにうめく姿を見ている
のも正直辛く、ストレスでした。

私自身、仕事は、介護休暇を3ヶ月
ほど取れるように手続きはしました。

面会に行くと離婚話を出してきたり、
冷たい視線の夫は
私を敵対視していると感じています。

この状況では、私自身、
どう捉えて行動すればいいのか、
ずっとトンネルから抜けられないような、

でも、もう夫はしばらくで
亡くなってしまう、そう考えると、
何も考えられず思考停止してしまいます。

本音を言い合えない関係、
こじれた関係のまま諦めて
現実に抗わないことが
いちばんなのでしょうか。

誰かに助けてほしい、
でも、苦しくてもなかなか弱音も
吐けずにきましたが、

最近は、周りの人に
話せるようにはなってきました。

義母とも関係は悪くなり、
夫側の親族には、気軽に話せたり
頼り合える関係は誰もいませんので、
これも私にはストレスです。

夫が預貯金の管理を義母に託し、
私から取り上げ、
夫婦の財産と考えてくれなかった、
というのもショックです。

私は、夫の介護のために正規職を
降りて給与も俄然減りました。

今は、夫の面会すら足が遠のき、
正直気が進みません。

この状況のままで
最期までいくのでよいのか、

改善しようにも
一人で立ち向かうには疲れ果て、
自信もありません。

何か心が落ち着くお言葉などが
ありましたら、
よろしくお願いいたします。

【A】とても大変ななか、
お母様の在宅介護もされているのですね。

子育てもあってお仕事もあって、
看護師ということで、
お仕事もきっと大変だと思うんですね。

子育てと介護の両立、
これはもう本当にはなこさんご自身も
患者さんみたいな状況と言えると
思います。

よく、がん患者さんのご家族は
第2の患者なんて呼ばれたりします。

気もものすごく使うし、
エネルギーも消耗しがち。

今のはなこさんの状況であれば
身体的にも疲れやすい状況です。

自分を大事にしていくしかないと
意識するようになった
ということですが、
これはすごく大事なことです。

人のサポートをしようと思ったら、
まずサポーター自身の
エネルギー状態が保たれている
ことがとっても大事なんですね。

ですから、
ご主人と穏やかな関係を
持ちたいと思ったのであれば、
まずはご自身のケアが必要です。

ご主人との向き合い方についても
ヒントをお伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:いつも川畑先生のメッセージに
励まされています。

私は一度やると決めたら最後まで続けないと
気が済まない自分をもう辞めたいです。

朝起きて瞑想しながら体の声を聞く。

家を綺麗に整えながら、
自分なりの体操を1時間する。

エアロバイク1時間。
昼食後、体操1時間。

これをやらないと気が済まないのです。

何も予定がない日はいいのですが、
予定がある日は
その為の時間を確保してでもこなす。

どんなに体調が悪くても、疲れていてもです。

その為、
誘いがあって出かけても楽しめなかったり、
行きたいとこにも行けずにいたり、

とにかくやらなきゃいけないという
思いにかられて辛いです。

10代後半から摂食障害を患い、
克服はしましたが、
今でも太ることへの恐怖があります。

毎日のルーティンを休んだら
太るんじゃないかと不安になります。

高校受験に失敗した時、
人生で最大の挫折を経験しました。

どうしてもっと頑張らなかったんだろう。

もう2度とそんな思いはしたくないと、
それがきっかけとなり、
何事もとことん頑張ってきました。

その頑張りは
もうこれ以上できないというくらいです。

心身共に疲弊し、
強迫性観念や摂食障害など辛い人生でした。

でもこれからは自分に優しく、
柔軟に生きていきたいです。

でも、毎日のルーティンを
その時々で辞めることが怖くて、
行動し続けてしまう自分がいます。

どうしたら気持ちを緩めて、
自分が望む生き方ができるでしょうか。

アドバイス頂けたら嬉しいです。

【ローズ・40代・女性・専業主婦】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
一度すると決めたことは、
とことんやらなければ気が済まない
ローズさんなのですね。

仕事やプロジェクトなどは
ローズさんのような人がいるとはかどり
きちんと遂行されるので
信頼も得やすいのではないでしょうか。

一方で、どんなに体調が悪くても、
疲れていても決めたことはやるとのことで、

ここには強迫的な観念があり、
ご自身をすり減らしてしまっていることが
窺(うかが)われます。

ローズさんが毎日こなしていらっしゃるメニューは、
ご自身の健康のためのものと思われますが、

現状、「健康のためになら身を削れる!」
というような矛盾した状態に
なってしまっているようです

(中には「健康のためになら死ねる!」
というような人も
いらっしゃるかもしれませんね)。

これでは本末転倒です。

おそらく、ローズさんは
余白が苦手なのではないでしょうか。

それは、部屋の空間に余白があれば
そこにモノをギチギチに
詰めてしまうように、

そうすればあたかも豊かさが
得られるのではと勘違いしてしまうように、

時間的な余白をすべて埋めれば満たされると
勘違いしているのかもしれません。

そうであれば、
空間にも間があるからこそモノが引き立つように、
ローズさんの人生も、
のんびりする時間的なゆとりがあるからこそ、

アクティブに何かを成し遂げるときは
その活動や経験が輝いてくることもある
ということを忘れないでください。

何もしない時間も
大切なプランのうちであるということです。

また、ローズさんは毎朝の瞑想で、
体の声を聞くということを実践されているようですが、
その声に応えることはしてはいないのでは
ないでしょうか?

たとえば、何かをしすぎたときは、
身体は「今日はのんびり休みたい」とか
「横になりたい」といったメッセージを
端々に発していることがあるはずです。

でも、ローズさんの場合、それらの身体の訴えは
却下されてしまっていないでしょうか?

身体の声に耳を傾けるだけでなく、
その訴えを聞き入れてあげてください。

疲れたときは休むのが仕事です。
その仕事にきちんと取り組んであげてください。

休んだり、のんびりしたりすることができたら、
その達成を褒めてあげてください。

ローズさんのやすらいだエネルギーは
ローズさんご自身のみならず、

周囲の人々にもこの宇宙全体にも
良いエネルギーを放つはずです。

                  
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FROM 川畑のぶこ

今日は、りんごさん(30代・女性・教員)
のご相談にお答えします。

【Q】私は38歳、夫と子ども3人
(小学生2人、保育園児1人)と
暮らしています。
仕事を今後どうしようか悩んでいます。
 
 
現在は、養護教諭として
小学校で働いています。
  
下の子が小さいので
育短制度を利用させてもらい、
平日5日間、午前中勤務をしています。

 
仕事はやりがいはあるのですが、
健康診断や集団に対しての
保健指導といった行事前になると
強いストレスを感じ、
 
ウツっぽい気持ちや
イライラした気持ち、
行きたくない気持ちを、

いつも大量のチョコやコーヒーで
紛らわして乗り越えています。

いざやってみると、楽しさも感じます。
 
また、臨機応変に対応することが苦手、
あいまいな状態を判断するのも苦手で、

昔は、救急処置も非常に苦痛でしたが、
今はだいぶ慣れてきました。

職場の人間関係は良好で
公務員で安定もしてるので、

いつかフルタイムに戻れば
経済的にも安心だと思っています。

ですが、辞めたい気持ちがあります。

今の職場は、3人目の育休から
復帰する際に異動した所なのですが、

前の学校でフルタイムで働いていた時、
仕事内容の事や、今よりも人間関係が
良くなかったということもあり、
心身消耗という診断で
2ヶ月休みをもらいました。

そして、それより少し前に
実家に帰った時、
仕事が辛いとたまたま父に話したら、

絶対辞めるな、
子どもが可愛くないのかと言われ、
パニックになり、自分で手首を切って
13針縫うことになった事もあります。
 
 
父自身は長年、市役所に勤め、
慎重すぎる性格で仕事のスピードが
遅すぎて、さばききれず
精神的な理由で3度休んだ経験のある人です。

私は小さい頃から、父に性格タイプが
そっくりだと母に言われ続け、育ちました。
母は教育熱心な人でした。

私は小さい頃から
勉強はできたのですが、友達作りが苦手。

それでも、毎年1人か2人
深く関われる友人は作れていたので、
何とか乗りこえられてはいました。

リーダーシップがなく、
それがコンプレックスでした。

なので、仕事は、絶対に人から必要と
される健康分野の仕事で、でも、
病院以外の場所で働こうと思っていました。

子どもと関わるのも好きだったので、
最初はスクールカウンセラーを
考えたのですが、

常勤の採用が少ないという理由で
両親に反対され、養護教諭にしようと
高校生の時に決めました。

養護教諭になるなら
看護師資格もあった方が良いと思い、
大学は看護学部にしたのですが、

そこでは座学はよかったのですが、
実技の練習や実習は苦手でした。

緊張するし、手際も悪いし、
手技のポイントがピンとこないことが多く、
正直、あまり興味ももてなかったです。

精神科に通院しながら卒業し、その後、
赤ちゃんに魅了され、進路変更し、
助産師養成の専門学校に入学したものの、

校風が合わず、リストカットが始まり、
体重も激減、引きこもりになりました。

学校は辞め、その後アルバイトを経て、
勉強し直し、養護教諭になりました。

夫は、子どもたちへの影響を考えると、
絶対にフルタイムに戻って欲しくない
と言っていますが、

安定した公務員の仕事を捨てて
この年齢で仕事をどうするのか考えると
決断できません。

このことで
もう5年ほど悩み続けています。
何かアドバイス頂けるとうれしいです。

【A】とっても真面目で
誠実に生きてこられたりんごさん
なのだなということが窺えます。
 
また、ご両親、
特にお父様の影響があって、
 
何でもコツコツ真面目に
初志貫徹で行うというポリシーが
りんごさんの中に定着されているので、

新しいことに対する変化に
大きな抵抗や不安、恐怖が
あるのかもしれませんね。

私がすごいなと思ったのは、
りんごさん、高校生の時にはもう
養護教諭になると決めていた
ということで、

自分の未来というか、
ミッションがパッと見えることって
私自身もそうですし、
私の周りにもなかなかいなかったので、

りんごさん、すごくしっかりされた方
なんだなというのを感じました。

同時に、しっかりしているからこそ、
ずれたり、曲がったりということに
抵抗がある、嫌だ、ということが
あるのかもしれませんね。

そして、そこが、りんごさんの
人生の課題にもなってくるのかも
しれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、セレスタイトさん(50代・女性・看護師)
のご相談にお答えします。

【Q】川畑先生はじめまして。
いつも的確さとあたたかさを
感じながら拝聴しております。
 
28歳の次男について
ご相談させてください。

次男は10年前から借金を始め、
大学生の時に
消費者金融に手を出しました。
 

一度完済しましたが、
また繰り返し借金を重ね、

社会人になって6年目の今も
未だ完済できていません。

会社では良い顔をしているようです。

社会人になる時家を出ましたが、
コロナ禍で体調を崩し、
戻ってきて3年半経ちます。

次に出るまで完済して、
準備をして出ていくと約束をしています。

親子関係ですが、話し合いはしても、
私と父親に対してバレることを恐れて、
とっさに嘘をつくことが常習化し、
次男の言う事は信用していない現実です。

母として何とか良い方向に
導いていけないものかと、
ずっと試行錯誤していました。

私の価値観を前面に出すのではなく
スピリチュアルの勉強をしたり、

彼が気づくしかないと、
私のマインドを変えるように
してきました。

現在も借金返済、会社の付き合いや、
交際している女性と遊ぶお金で
1ヶ月回らず、補填するために
私の貴金属を質預けしたり、
父親のお金を取ったりが
未だにあります。

私なりのできることは
してきたつもりですが、

目に見えて改善を感じることが
できずに何度も何度も、
ココロが折れます。

最後のサポートとして
父親が費用を出し、次男は近々
一人暮らしを予定しています。

私はどのようにして心を回復し、
生きていったら良いのか
ご助言をお願いしたいです

よろしくお願い致します

【A】切実なお悩みですね。

愛する子どものことは
なんとか助けてあげたいと
思うのが親心ですよね。

借金についてですが、

まだ1回だけという場合は
助けてあげるのも
いいと思うんです。

息子さんがそれに感謝して、
反省して心を入れ替えて、
これから頑張っていこうと
立ち直っていくのであれば、

それはいいサポートだと
思うんですね。

ところが、借金癖がある場合、
これはもう依存症のレベルだと
思うのです。

何度同じ痛い思いをしても
借金を繰り返してしまう、

そして、嘘をつくとか盗む
というのが始まると、
もうほぼ病的なレベルです。

おそらく本人の中でも
なんとかしなきゃという
焦りや危機感はあると
思いますが、
 
家庭内で起きていること
なので、まだどこかに
甘えがあるのだと思います。
 

ここは一つ、心を鬼にして
今、ご両親がとるべき立場を
とっていかれることを
お勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:初めまして。
私の職場での環境で相談させて頂きます。

小さい頃から母親との関係で色々あり
 
「あなたは能無しだから
 人の何倍も働いて周りの為になりなさい」

と言われ続け、常に周りの空気を読み、
顔色を見ながらの情けない仕事ぶりです。

はっきり言って自分が無く、
自己肯定感がとても低い人間です。

朝早くに出勤して
寒い日は暖かく部屋を整えたり、
後から出勤する人が
スムーズに仕事に入れるように
機械を立ち上げておいたり、
自分にできる事はやっています。

基本的に仕事は好きだし、
人のお役に立てることに喜びがあります。

ですが夫から、
都合よく動いてくれる人がいれば
それが当たり前になり
下に見られてしまうだけだから
そんな働き方はやめろ、と言われました。

夫の言葉にハッとして
自分の行動を振り返ると、
やはり都合の良い人なのかな?

感謝されたくてやっているわけでは
ないけれど、時々体調が悪く
いつもより遅めに出勤すると

「暖房が付いてなくて
 寒かったんですけど!」
と嫌味を言われたり、
細やかなイライラが募るようになりました。

堂々としていたい。
スッキリした気持ちで仕事がしたい。

残り少ない仕事の時間を
悔いのない時間にしたいと思ってます。

アドバイスお願いします。

【おこちゃん・60代・女性・看護師】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
人の役に立つことに喜びを感じる
おこちゃんの姿勢や行動に感謝する人は
たくさんいらっしゃることと思います。

一方で、それに甘えて図に乗ってしまう人も
いるということですね。

おこちゃんの行動が、
純粋に自分のニーズを満たすためであれば
そこに苦しみはないと思いますが、

自己肯定感の低さやコンプレックスから
のものである場合、すなわち、

「私なんて取るに足らない存在なのだから、
 これくらいして
 人様の役に立たないといけない」

などという無意識な自己批判的信念に
基づくものであるなら、
それは修正するのがよさそうですね。

ご主人も
奥さんが見下されるのを不憫に感じて
心配されていることと思います。

大切な人を思いやるからこその助言ですね。

人は相手が大切にしていないものは
ぞんざいに扱いやすくなります。

おこちゃんが自分を大切にしていないと、
周りの人も無意識のうちに、

この人はそんなに大切にしなくて
構わないんだなと感じてしまい、
そのように振る舞ってしまうことがあります。

ですので、まず、
おこちゃんに最も近いおこちゃん自身が
自分を大切にしてあげることです。

そのために、折に触れて、
「これは自分を大切にする姿勢かな?」
「大切なものを守る姿勢かな?」
という質問を自分自身にしてみてください。

答えがNOなら、
もし自分が大切なものを守るとするなら、
どのように行動するかな?
と考え、それに即した行動を
してみることをおすすめします。

たとえば、
「エアコンがついていなくて
 寒かった(暑かった)んですけど」
という、お門違いなことを言われたのであれば、

「すみませんでした」
と反射的に詫びるかわりに、一呼吸おいて、

「それは本来私の仕事ではなく、
 あくまでも私の好意で
 行っているものです」とか

「そのような言われ方をするのは心外です」
などと返答することができます。

このように率直に気持ちを伝えることは、
決して相手を蔑ろにすることでは
ありません。

人として対等であることを意識して
このようなやりとりを実践してみてください。

また、おこちゃん自身の内面的なワークとして、
ご自身の長所を書き出して、

「私は◯◯な人間です」
(◯◯にはリストアップした長所を入れる)
と声に出して読んでみてください。

より効果的なのは
鏡の中の自分に向かって
その言葉をかけてあげることです。

また、なりたい自分を
鏡の中の自分に向かって
宣言してみるのも良いでしょう。

たとえば
「私は大切にされる価値のある人間です。
 まず私が私を大切にします。」
というようなものはひとつの良い例です。

大切な信念を定着させるために、
日々繰り返し自分自身に
宣言してみてください。

おこちゃんが自分自身を大切にし始めると、
自然と周りもそのように
振る舞い始めることでしょう。

応援しています! 
      
                  
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FROM 川畑のぶこ

今日は、小春さん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】80歳の母が
20年前からカルト宗教にハマり、
30年前に他界した父の遺産を
つぎ込んでしまいました。

母は父とたいへん仲が悪く、
私が高校1年生の時に家を飛び出し
父が他界してから戻ってきたのですが、

私と妹、弟の3人の子供ども達に
なんの相談もなく、

勝手に毛皮のコートや着物や布団など
訪問販売を次々購入、
最後に宗教にハマりました。

  
母は頻繁に仲間と携帯で連絡を取り合い
まるで監視されているようですし、 
 
日付や方角に縛られて行動し、
多額のお布施でいつもお金がなく
築45年の家の手入れも全くしていません。

 
子どもや孫、私の夫の両親や
親族に宗教の教えを強制したり、
あなた達の分まで拝んでやってる、
と感謝を強く求めてきます。
 
そのため、
たまに会えばすぐに口論になり、
その宗教について悪く言うと
バチが当たると騒ぎます。
 
私達には脅しにしか思えず、
全くコミュニケーションが取れない母
に親族一同、たいへん困っています。
   
 
母自身が、宗教を信仰したいと思う
自分の気持ちより、
家族と人生を共にすることを選んで
もらうにはどうしたらよいでしょうか。
   
今、LINEでの連絡と、ごくたまに
様子を見に数分立ち寄るだけの状況で、
高齢の一人暮らしの母のことが
ずっと気掛かりで仕方ありません。

 
最近、年齢的に焦りを感じているようで、
宗教を理解してもらうために
じっくりと話がしたいといった
手紙が届くようになり、

またすぐに口論になるだろうと思うと
どうしても気が進みません。

 
残り少ない母との時間の過ごし方を
アドバイス頂けたらと思います。
よろしくお願いします。

 
【A】切実なお悩みですね。
 
大好きな、大切なお母さんが
カルトにはまってしまって、
財産をつぎ込んでしまって
お金がないという状況ですよね。

このようにはまってしまって
視野が狭くなってしまっている時、
そこから抜け出させるようにするのは
すごく難しいですよね。

そんな中で、小春さんが誠実に
お母さんのことを思って、
 
なんとか家族と一緒にいたいと
思ってくれないか、
家族との人生を選ぶように
してくれないかなと、
 
お母さんを見捨てるのではなく、
拒否するのではなく、
 
それでもお母さんをちゃんと含みたい
という思いやりの気持ちと
誠実さをお持ちなのが
本当に素晴らしいなと思います。

こういった宗教を信仰すること自体は
全然悪いことではありません。

ただ、周りも巻き込みながら
経済的なダメージも大きくなって、

最終的には
生活も機能しなくなってしまう、
これはものすごく不健全な状態です。

不健全で攻撃的なスピリチュアリティ
なんて呼んだりします。

ここから脱却してもらうには
どうしたらいいかということですが、

まず、相手の動機を理解する
ということがとても大事です。

その宗教は良くないから、
変なものだからやめなさいと、
否定的な部分や矛盾している部分を
あげつらっていくと、

お母さんはきっと人格否定された
ように思ってしまいますね。

お母さんがそうならざるを得なかった
背景というものが、必ずあるはず。
 
まずはそこに耳を傾けるという姿勢が
とても大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

いったい私たちはどこからきて
どこへ向かっているんだろう?

なんのために生まれてきたんだろう?

身体がなくなったらいったいどうなるんだろう?

これは私が物心ついた頃から
漠然と抱いていた疑問でした。

人間を知りたくて、アメリカの大学では
リベラルアーツの人間学と言語学を専攻し、

世界のいろいろな人と触れあえば
もっと人間を知れるかもしれないと、

スペイン語やフランス語、
またロシア史などのクラスも取りました。

大学は東海岸だったこともあり、
ヨーロッパのみならず、
エクアドルやプエルトリコやコロンビアなど

日本ではなかなか出会うことのない
南米出身の友人がたくさんできて、
何人かとはいまだに交流があります。

いろいろな国の人と交流をしてみて
人間とは!?の探求に大きな発見があったか
というとそうでもなく、

人間として肌の色や言葉の違いなど
表面的な差こそあれ、基本的に私たちは
みな一緒だなという感を得た程度でした。

もちろん、
それはそれで大きな気づきではありましたが。

卒業後は、
そんな自分の関心とはあまり関係のない
外資の戦略系経営コンサルティング会社に勤務し、

その後再渡米して、
ロサンゼルスの貿易会社に勤務するなど、
しばらくはビジネス畑に身をおいていたのですが、

のちにLAで通訳・コーディネーターとして独立し、
ハリウッド関係のビジネスに多く携わるようになりましたが、

その中でも異色な
心理療法の通訳の仕事が回ってきました。

それが「イメージのちからや心の状態が
がんの治癒に影響を及ぼす」という
サイモントン博士のワークショップだったのですが、

この仕事をきっかけに私の人間探求が
再燃しはじめることになります。

身体のみならず、心理・社会・スピリット・環境、
またそれらとの関係性など、

すべてをまるごと扱って
人間の全体像が見えてくるのであり、
癒やしの秘訣が存在すると直感しました。

大学では心理学・哲学・社会学の基礎は
学んでいましたが、

人間の心の不思議に魅了され、
同療法のトレーニングを修了して
心理療法家になったのち、

知識を補完するべく、
再度日本で通信制の大学の人間科学科で
心理学を専攻し修めました。

心理学といえば、
日本ではフロイト・ユング・アドラーなど
深層心理学の分野の心理学者たちが人気で
3大心理学者などと言われているのですが、
心理学の世界ではまったく異なります。

心理学の教科書にはフロイトは
解説されますが、ユングやアドラーは
ほとんどページが割かれません。

現に、アメリカ心理学会の
20世紀の影響力ある心理学者として
紹介されているのは、

1位:スキナー
2位:ピアジェ
3位:フロイト
4位:バンデューラ
5位:フェスティンガー

です。

ユングは23位、
アドラーに至っては67位です。

アメリカで、専門家のあいだで
ユングが好きなんだというと
「は?」という顔をされます。

もちろん、だからといって
ユングやアドラーの学説に
価値がないということではありませんし、

川畑はユングの大ファンですし
アドラーの教えの紹介も方々でしています。

現代の心理学は
日本人に人気の深層心理よりも、
客観的に量ることができる
私たちの行動(ふるまい)を分析していきます。

私は心理学はPsychology(サイコロジー)、
すなわちPsyche(プシュケー)=心・魂・霊
を扱う学問と思っていましたが、

スピリチュアルに言及しようものなら
異端児扱いされる雰囲気すらあるため、
心理学を修めてがっかりすることも多々ありました。

それはやはり独自に探求していくしかない、
と悟るのです。。。

それでも、やはりスキナーやピアジェや
バンデューラやフェスティンガーなど
著名な心理学者たちの説く教えは、

私たちに多いに役立つ優れたもので、
学ぶ価値のあるものです。

私自身はクライアントや患者さんと向き合う中で、
心理学のいくつかの理論は
自己発見や自己成長のために
ご自身で学んでいただくことは
とても有効だと感じています。

心理学では統計学や犯罪心理学、精神医学や
法律なども幅広く学んでいく必要がありますし、
一般の方がそのすべてを学ぶことは不要です。

ですが、とくに、発達心理学や学習心理学、
また認知心理学のいくつかの理論や実践は

私自身も自己発見のために
その知識を活用していますし、

クライアントさんたちに伝えたり
セラピーとして取り組んだりしているもので
役立つものと感じています。

私たちのふるまいは
幼少期の親との愛着形成のしかたによって
左右されるという愛着理論や、

物事の受け止め方の学習パターンに基づいた
認知行動療法などは

理解を深めることで自分自身を客観視し、
わかっちゃいるけどやめられなかった
悪しきパターンからの脱却を促してくれます。

またその発展版でもあり、
仏教心理学の理論や実践である
マインドフルネスを習熟することは、

どのようなときにも心を平静に保つのに
大いに活用価値のあるものと感じています。

私自身も、
人間の心や存在の何たるやについては、
まだまだ道半ばであり、

いや、半ばすらたどり着いておらず、
一生続く探求であり、
もしかしたら死ぬまで(死んでも)
わからないものかもしれないと思っています。

それでも、その探求を諦めず、
偉人たちの教えを拝借しながら、
少しずつ人間の謎のヴェールが
剥がれていく過程というのは、

面白いものであり
生きる躍動を与えてくれるものです。

今回、自己発見・自己成長をキーワードに、
役立ちそうな心理学の講座を
開講することにしました。

もし、そんな心理の(真理の!?)探求に
興味がある方は、
ぜひご一緒に学びを深めてみませんか?

ところで、
先に世界の色々な人々との出会いを通じて
「人間として共通する大切なもの」も
分かった気がする、とお伝えしましたが、

講座ではそんな気づきについても
みなさんとシェアし対話を深めていきたいと
楽しみにしております。

自己発見の心理学講座、ぜひご参加ください。


「自己発見の心理学講座」

※販売終了しました。
たくさんのご参加ありがとうございました!

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、キリキリさん(50代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】夫の借金が理由で離婚し、
10年以上が過ぎ、
2人の子どもを育ててきました。

上の子は就職して頑張っていますが、
発達障害と知的障害のある下の子は
様々なことに失望し、

登校拒否や引きこもりを続け、
支援学校卒業後に就いた作業所にも通えず、
毎日鬱々と過ごしています。

何度か復活して
やりたいことを見つけても挫折し、
未来に希望が待てない状況です。

また、私も医療事務として働き、
なんとか収入を得てはいますが、

残業をしてやっと
新卒並みのお給料であるうえ、
働き方改革で残業が減り、
今後の生活に不安があります。

転職にもチャレンジしましたが、
自分の病気や子どものフォローが
あるため私生活での時間も必要で、

お給料を上げるための転職は難しく、
また、50代半ばということもあって、
厳しい状況です。

いろいろと試行錯誤しても
何度も同じことが繰り返されるため、
心を変えようと、川畑先生の講座を
始めたばかりなのですが、

お金も時間も人との交流も
ギリギリの生活のため、

どうしたら
ゆとりと希望を持った生活ができるのか、
現状を変えていけるのか、
悩んでいます。

【A】元ご主人の借金で
とても苦労されて、
そこから2人のお子さんを
1人で育ててこられたのですね。

本当に素晴らしいですね。
よくここまで頑張ってこられたと
思います。

そして、上のお子さんは
就職されて頑張っているということで
それも本当に素晴らしい。

キリキリさんの努力の賜物だと思います。
まず、そこはご自身を
大承認・大称賛してさしあげてください。

知的障害と発達障害がある下のお子さんが
作業所に通えなくなってしまったことに
ついて心配されているとのこと。

「休まず作業所に通う」ことを目標にすると
現時点ではお子さんもキリキリさんも
お辛い状況かもしれませんので、

ここはいったん、ステップを1つ前に
戻してみることをお勧めします。

作業所に通うのはいったん保留にして、
例えば、デイケアに行くというのを
当面の目標にするというのも
効果的かもしれません。

作業所ですと、どうしても
タスクや責任が伴うこともあって
プレッシャーもかかりますね。

そうではなく、まずは
ストレスなく通える場所で、
人の中にいることに慣れる。

そして徐々に
コミュニケーションを図っていく。

そのようにハードルを
少し下げてみることをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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過日、川畑のぶこから回答させていただいた
ご相談へのお礼メールが届きました。

 
ときどきこのような
お礼のメッセージとともに、
   
その後ご相談者さんが起こした変化を
ご報告してくださることがあって
スタッフ一同嬉しく思っているのですが、
    
今回もとても素敵な内容でしたので、
ご本人様の了承を得て
みなさんにシェアさせていただきます。
 
   
ご主人と娘さんとの関係が
ぎくしゃくしてしまった、
たいようさんからのメッセージです。
   

ご相談に対する川畑のぶこからの回答(5月8日配信)はこちら
https://www.kawabatanobuko.com/blog/6504/

 

川畑先生、
先日相談にお答えいただきました
“たいよう”です。
 
お答えいただきまして本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
    
“答えは大きなYES!です。”
と言ってもらって涙が出ました。
    
   
しかし、うちは機能不全家族なんだ・・・
としばらくがっくりきていました。
   
我が家がそんなことになるとは
全く想像だにせず。
   
  
私はだいたいのことはそつなくでき、
人間関係もうまくやれない人はいないと
思うほどだったのですが、
   
実は自分のマイナスの感情を閉じ込めて
丸くいくようにして、いい人できたので
うまくいっていただけだったのかな。

うまくいっていると
私が思っていただけかも知れません。

それが家族にも影響を及ぼしているとは・・・

    
機能不全家族という現実に向き合ったとき
どんな感情があったかというと、
信じたくない、いやだ、悲しい、なぜ?
    
    
今一番大切なことは・・・家族。
     
私自身の安心。
私の安心は家族が心地よく過ごして
安心していること。
    
それぞれが気持ちや思いを適切に出して
話し合えること。
    
自分の心の声もちゃんと聞けることと
思いました。
   
  
問題に焦点をあててただすより、
  
当たり前に行っていることに対して
特に家族や日常に感謝・承認の言葉や態度
ねぎらいの言葉・リラックスできるように
サポートする姿勢が大切なのですね。
     
   
夫にはどう言葉をかけてよいかわからず、
見守り中心で、心とスキンシップのやりとり
ねぎらいの言葉・あったかい言葉が
足りなかったように思います。
   
  
ちなみにここ2週間くらいの週末は
一緒にご飯を食べ、
夫の好きな映画を一緒に見ています。
   
   
結婚当初はよく二人で映画を見ていたので、
ほんとに久しぶりです。
   
具体的な言葉を教えていただき
とてもわかりやすかったです。
ありがとうございました。
   
    
現実を受け止めて、
まずはできることから意識して
やってみようと思います。
  
  
そして、私の感情もフタをしないで
受け止めてあげようと思います。
  
   
  
*********
  
FROM:川畑のぶこ
   
 
たいようさんご自身が変化を起こし始めたことで
硬化していたご主人との関係が
柔和になってきているようで
     
とても嬉しく思いますし、
大きな拍手を送りたいと思います。

      
自分の正しさよりも相手への思いやりを
素直に表現されたたいようさん、
      
一見小さくみえるこの一歩はとても重いものですが、
それをよく踏み出されたと思います。
    
   
ご主人も職場ではトップの立場で、
部下を承認することはあっても
自分が承認される機会は少ないことと思います。
   
    
一緒にごはんを食べて新婚時代のように映画を観る。
なんて素敵な時間でしょう!
    
   
幸せは、実はこんな日常のささやかなことに潜んでいて
私たちに気づかれるのを待っているのですよね。
   
失ったことでそれに気づけるなら、
今回ご家族に起こった出来事(一時的な機能不全)も
とても意味のあることだったはず。
   
   
承認や感謝のシャワーが浴びられる家庭は
心地よく帰りたくなる場です。
  
 
そして、たいようさんのご主人への優しさは、
なにより自分への優しさにつながるものです。

「あなたがあなたで良い」という姿勢は
「私が私で良い」を受容するもの。
   
このエネルギーは娘さんにも自然と伝わることと思います。
  
  
それぞれがどうぞご勝手に、という寒々しい家庭ではなく、
それぞれがそれぞれで暖かく受け入れられる
心地よい場となることと思います。
   
どうか引き続きご自身とご家族を大切に
ほほえみで包みこんでください。
      
                      
ーーー

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