執筆者

Side,View,Young,Woman,Looking,Away,At,Window,Sitting,On

Q:23歳の娘のことで相談させていただきます。

浪人、留年をして現在医療系大学の4年生、
あと2年あります。

自宅から電車通学していますが、
入学当初から1人暮らし希望でした。

第一希望の学校ではなく、
合格していた他県の大学に行きたかったのに
私と夫が近くの大学を勧めた経緯があります
(無理強いはしていませんし、
最終的に決めたのは本人です)。

マイペースで部屋が片づいた状態は見たことないし
何事も時間ギリギリで動くタイプです。

私と夫は割と勤勉なほうだと思うのですが、
娘には勤勉さは見られず究極のめんどくさがりです。

入学後すぐ相談もなく居酒屋のバイトを始めて、
その頃から出かける際に
行き先を告げることを嫌がるようになりました。

干渉するつもりはないし、普通に、
家族に出がけの挨拶をするべきだと
何度か話したりするうちに、
私達を無視するようになりました。

それから今日まで、
会話らしい会話はほとんどありません。

留年したり事故を起こしたり、本来なら
親とはいえ頭を下げなければいけない状況にも関わらず、
不機嫌な顔で無視し続けています。

話しかけて無視されるのは、我が子でも
とてもイヤな気持ちになりますが、
親なのだから話しかけて近況を尋ねたりはしています。

最近、話しているとすぐ泣くようになりました。

怒っていないし何もきついことは言ってません。

大学生活が順調なのか心配なので尋ねただけで
涙ぐんだりしています。

先日、夫が進級できるか心配して
部屋に呼んで話していると、
口を開けて声を出して泣きながら
鼻水とよだれを流して嘔吐し始めました。

呼ばれて行った時はあまりの状態で驚きましたが、
何かあったのか、何かあれば聞かせて欲しいと
抱きしめて聞いても何も答えません。

娘は「感情失禁」ではないかと思うのですが、
私たちには絶対に心を開かないし、
どうすればいいかわかりません。

娘に対する接しかたを教えていただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

【アリエス・50代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

娘さんがとてもお辛い状況にあることが
伝わってきます。

アリエスさんが親として心配されたり
戸惑われたりするのも当然のことと思います。

娘さんの状態を見る限り、
相当のストレスがたまっていることがわかりますし、
きっと、親には言えない悩みや不安があるのでしょうね。

親としては心配なので、
なんでも聞いて相談に乗ってあげたいでしょうし、
解決に導いてあげたいと思うかもしれませんが、
これまでの娘さんの態度を見る限り、
もしかしたらそのようなアプローチが
逆効果になっている可能性もあります。

すなわち、失敗させないためのアプローチに
辟易している可能性があります。

中学や高校になる頃は、
まだまだ親から経済的支援は受けつつも、
心理・社会的には親から離れて、
失敗を含めて、何でも自分で試してみたい
自立の時期であり、それは健全な成長の証です。

一人暮らしを望んだり、親を無視するのも、
自分を管理し、自立心を妨げるものを
排除する姿勢からでしょう。

また、大学生4年生であれば
年齢的にも成人ですから、行きたいところに
親の許可なく行きたくて当然ですし、

たとえば、いちいち
「好きな異性ができたのでその人と出かけてきます」
などといった報告をするのは
稀なケースではないでしょうか。

親に秘密があることも健全な歳です。

思春期からの親の子に関わる基本姿勢が、
「大丈夫! 若いときにはたくさん失敗して
 学んでごらん!」
という信頼感ベースの姿勢なのか、

それとも、
「そんなことしていると失敗するわよ!」
と失敗させない(失敗を許さない)
不信感ベースの姿勢なのかで、

親子関係は大きく変わりますし、
子どもの自己肯定感にも影響を与えます。

子どもたちも私たちと一緒で、
大切な親や友人からは、
失敗も含めて信頼してほしいし、
認めてもらいたいものです。

当然ながら、
心配ベースであれこれ訊かれることは、
「あなたは大丈夫!」ではなく、
問題探しの姿勢であり、

「今のままではあなてはダメ!」という間接的な
メッセージ=「あなたを信頼してませんよ」
という証として伝わってしまうこともあります。

親からすれば、
愛があるからこそ心配するわけですが、
子どもからすると、煩わしいわけです。

片づけられないとか時間にルーズなのが、
その子のパーソナリティや
発達のユニークさからきている場合、

それが問題なくできる親の正しさから責めることは、
子どもにとって、ときとして拷問のようになってしまう
こともあるので注意が必要です。

親の助言やサポートは、娘さんが困っていて、
自ら助けを求めた場合に機能しますが、
本人がそれを失敗とも思っておらず、
困ってもいない段階では機能しないどころか
関係性の悪化を招いて
悪循環に陥ってしまうこともあるのです。

また、親から言われることはしたくないが、
第三者から言われるとする、ということもありますから、
そのタイミングを信頼することも大事かもしれません。

娘さんが辛そうなら、
カウンセリングや専門機関を訪れることも大切です。

ぜひ、正しさよりも、子どものユニークさに、
愛ある関心で寄り添う姿勢を大事にしてみてください。

いま、アリエスさんが娘さんに対して
親としてできることは、

「困っていることがあるなら何でも言ってね」
というオープンさであり、
根掘り葉掘り聞き出して
問題を解決することではありません。

それよりは、娘さんが安らげたり、
楽しめたりする話題や行動を
共有することを心がけてみてください。

私たちは、相手が自分の問題探しをしようとしている、
と思うと緊張しますが、
私に愛と関心を持っていて一緒に楽しもうとしている、
と思うとリラックスでき、相手にも心が開けるものです。

アリエスさん(お母さん)が、
娘さん(自分)の状態にかかわらず
おおらかでごきげんでいる姿勢は、
娘さんに自信と安心感をもたらすことと思います。

そのためにも、アリエスさんご自身が
日頃からリラックスできたり楽しめたりすることを
見つけて取り組んでみてください。

するといずれ、そのような状態を
自然と娘さんともシェアできるようになり、
娘さんもそんな時間を愛しめるようになるかもしれません。

娘さんとアリエスさんが試行錯誤しながらも、
それぞれの道を切り開けますように。

 
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

はくまさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。

今日はとても心が弱っていたところに
川畑さんのメルマガが目にとまったので、
ご相談させていただくことにしました。

私の息子(現在19歳)は
高2の10月に打ったワクチンが起因し
体調不良になり、
2年の留年を経て、今年度は転学し、
高校卒業はしようとしています。

息子は中学までを
他県で過ごしていましたが、
親の離婚もあって高校から
私の実家のある場所で暮らし始め、

当人にとっては見知らぬ場所での
スタートでした。

そしてコロナ禍にも見舞われましたが
部活に勤しみ学校生活を楽しみ、
友人との時間を何より楽しんでいました。

それが、ワクチン接種を期に
何もかも失い、身体も自由に動かず、
いつ治るのかも分からず、
ただただスマホを見て横になっているだけ。

周りをシャットアウトし
廃人のようになってしまいました。

当時の学校は本当によく
サポートをしてくれましたが、
息子が以前のように復学することはなく、
リモート授業と通院の日々でした。

それが、今年度
通信高校に転学してから
様々なハードルが低くなったせいか、

少しずつ自力で通学し、自転車にも乗り、
夏休みには以前住んでいた町に
青春18切符で行くなど、

体調不良はまだあるものの
驚くべき変化を見せてくれ、
親として嬉しい限りです。

ただ、息子は病気になって
自分で築き上げたものを失った辛さからか、
高校に入ってからの記憶をなくしています。

楽しかった時間も、何の部活をしていたかも、
親友のことも。

とても楽しみにしていた
クラスメイトと行くはずだった
修学旅行や文化祭に行けなくて、
泣いて怒って壁を壊したことも。

今日は、転学した通信高校の
修学旅行に出発しました。

特に友達と呼べる人もないようで
楽しそうにも見えませんが、
自分で荷物をまとめ
家を出ていきました。

前を向いて動き始めた息子を見ること
ができて、本当に嬉しい反面、
本当に行きたかったあの修学旅行のこと、
皆が出発した日の雨のことが
思い出されて、涙が止まりません。

過去に囚われてしまってるのは私だけで、
息子は記憶を失くしているので、
それはそれで辛くなくて良かった
とも思います。

ただ、1年半は楽しく過ごし
友人との充実した時間が
確かにあったはずなのに、

息子の中には残っておらず、せめて
私が覚えておこうと思っていますが、
息子の15歳からの4年間を思うと
悲しくて仕方ありません。

もう着ることのない学生服を
先日処分しようと思い、
久しぶりに手にとってみると、

ボタンが新品のように綺麗で
また泣けてきて、
処分するのを躊躇してしまいました。

過去にも未来の不安にも囚われず、
今、息子が動き出していることを
ただただ喜んで幸せに思う反面、
時折このような気持ちに
襲われてしまいます。

これでは息子の足をひっばるだけだと
自分に言い聞かせるのですが、
なかなか難しい時もあり
自分の気持ちの整理に頭を悩ませています。

アドバイスいただけたらと思い
相談させていただきました。

【A】はくまさんの、息子さんを思っての
ご相談です。

愛する我が子が大切な時間、
青春時代をワクチンのせいで
浪費してしまったっていうことで、
お辛いですね。

親としてはいい思い出を
いっぱい作って欲しかったし、
いろいろな体験をして欲しかった、

とっても大事な輝く時期だった
という思いがあると思います。

一方で、息子さんが今驚くべき
変化を見せてくれたとのこと、
これもすごいですよね。

ずっと谷ばかりではなく
そこからグッと盛り返すというか、
ちゃんと地上に上がってきた。

そこからさらなる高みを目指して
登ろうとする彼がいるわけだと
思いますが、

この前進する力、より良くなろう
とする私たちの力というのは
目を見張るものがあります。

そこにぜひ着目して、ぜひ
息子さんの「今」とこれからに
寄り添ってあげていただきたい
と思います。

記憶障害に関する解釈と
お母様としての向き合い方に
ついても私なりのアドバイスを
させていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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2411リトリート

FROM 川畑のぶこ

この週末、我が家は引越しで、
大・断捨離が敢行されております!

ついでに離婚もしたので
人生の大・断捨離でもあります!

10年住んだ家…

薄々そんな気はしていたけれど…

最初はヘビロテしていたのに、

出産→保育園(待機児童問題)→幼稚園(受験)
→小学校(受験)→中学校(受験)へと
成長する子どもの変化に伴い、

そして家事&育児ほぼワンオペで
目の前のことに必死に対応しているうちに、
忘却の彼方へ押しやられたモノたちが
見事に堆積しておりました。

私の苦手な書籍や書類は、
一人暮らしから結婚生活を始めたときの
倍以上に増え、

子どもを通したファミリーフレンドたちと集う
ホームパーティー用のカトラリーやら器やら
ギフトラッピングやらも増えまくりでした。

ただし、スペース的にはギチギチに見えないので、
なんとなーくそのまんまになっておりました。

埃を被り始めた断捨離アンバサダーの肩書を
再度磨き上げるべく、

ひたすら「使う」「使わない」、「いま」「ここ」「私」
にフォーカスし、1/3以上のモノたちを手放しましたが、
半分以下にするのが目標です。

「今この瞬間を生きる」ことの大切さは、
数多(あまた)の賢者が説いていますし、

私が日頃行っている心理療法も、
クライエントさんの多くは、
過去や未来に心が彷徨い、それを反芻し、
今この瞬間を埋めつくすことで
メンタルの不調が起きています。

思考の執着から脱却し、
純粋に今に心のエネルギーを向けることは、
容易ではないのですね。

今この瞬間を生きる方法論も、
洗練をともなって確立されたものには
なかなか出会えないなかで、

私がコレだ!と思うものは、
断捨離とマインドフルネスです。

断捨離は、目の前のモノ(ヒト・コト)との
関係を通して、己の抱く過去への執着心や
未来の不安を解き放つメソッドです。

私は日頃、認知(ものの見方や考え方)を
整えることで執着を解き放つ心理訓練を行なっており、
マインドフルネスもその大切なひとつなのですが、

2008年に出会った断捨離は、
行動から認知を整える認知行動療法だと直観し、
興奮を覚えたものです。

なんとなーく取っておいてあるモノたちの多くは、
実は現実逃避の証拠品、
すなわち、すでに起こった過去への執着や、
まだ起こってもいない未来への不安のかたまり
であることを知り、驚愕したものです。

そして部屋の中を埋め尽くすモノたちを見渡すや、
人に執着を手放すレッスンをしている場合ではない!
と断捨離に着手したのです。
(そして今回の引越しでも再度そのことに直面するワケです!)

不要・不適・不快なモノとの決別は、
不要・不適・不快な思考・信念、
そして習慣との決別であり、

今この瞬間を大切にするベースであることを
身をもって実感し、
断捨離の底知れぬちからに震えたものです。

空間を整えること、選び抜くことは、
自分を大切にすることにつながり、
ひいては向き合う相手や人生そのものを
大切にすることにつながるのですね。

場が整えば、瞑想や癒しの効果も
ぐんと高まることにも気づきました。

(人生諸々のガラクタに囲まれた中で
瞑想をするより、スッキリした空間で行う方が
効果的なのは想像に易いでしょう)

断捨離に遡ること千数百年、
お釈迦さまは心の執着を解き放つ要として
アーナパーナサテイスッタ(出入息法)を説きます。

今この瞬間、息を吸っていることに気づき、
今この瞬間、息を吐いていることに気づく。

至極シンプルなこの心身的アプローチは、
西洋からマインドフルネスという英名にパッケージ化され、
日本にも逆輸入されることになります。

シンプルだから簡単かといえば、
そうではありません。

雑念が「お邪魔しまーす」、
とばかりに私たちの思考の隙間に入り込み、
注意を妨げるのですね。
  
今この瞬間に注意を向けるのは、
シンプルでいて、難しいのです!
   
 
初めてマインドフルネスに出会ったときの
私の正直な感想は
「インパクト薄いな…」
「ホントに効くのかな?」というものでした。
  
断捨離のように劇的に成果が見える
アプローチと異なり、地味なのです。
 
 
ところが、
実践した翌日から変化は顕著でした。
  
そのときは、
アクロバティックな対応を強いられる出来事が
連続的に続いた週だったのですが、
心の中はまるで水鏡のようだったのです。
   
静かなるパワーとでもいいましょうか、
行動は忙しなくても、頭は覚め落ち着いている。
   
マインドフルネスの穏やかで強力なちからを感じましたし、
私が人生の山やら谷やらを幾度も乗り越えるときに
このちからが大いに役立っています。
     
 
断捨離が目に見えてわかる活動的な側面を
持ち備えるのに対して、
マインドフルネスは内面で取り組む作業で
目に見えにくいアプローチであることからも、

それぞれ、「今・ここ」に帰る、
陰陽の関係にあるアプローチではないかと
思いました。
 
 
断捨離との出会いから早いもので15年。

この節目に、
やましたひでこさんと心理療法の仲間とで、
指宿のリトリート施設「リヒト」にて2泊3日で
断捨離とマインドフルネスのリトリートを開催します。
   
 
私にとっては、人生大・断捨離のご褒美であり、
再出発のイニシエーションともいえるイベントとなります。
 
まだお席にゆとりがありますので、
ぜひメルマガでご縁のある方たちにも
ご参加いただきたくご案内させていただきます。
   
 
この指宿での3日間は、
マインドフルネスの瞑想をゆったり行いながら、
断捨離以外にも、専門家による感情負債の解消法、
腸脳相関(心身相関)に関する勉強などもあります。
   
リトリート施設の母体である
指宿ベイヒルズリゾート&スパはご縁あって、私は
創設時の2006年より行き来している場所なのですが、
  
東京ドーム77個分の広大な敷地の森の中に位置して、
高台から桜島や錦江湾を眺望する
自然の恵み豊かで深呼吸したくなる施設です。

いったん日常から離れ、意識をリセットするのに
この上ない環境なのです。
   
指宿名物の砂蒸し風呂や温泉で
心も体もポカポカになります。
   
 
11月22-24日の3日間ですが、
お!スケジュールが空いている!
or空けられる!方はぜひ!この機に
ご自分をもてなす時間をつくってご参加くださいませ。
   
メルマガ読者の方には
割引チケットも準備しております。

  
私もマインドフルネスのリードをしつつ、
みなさんと一緒に、自分もどっぷり
リトリートを満喫するつもりです。
 
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メルマガ読者のあなたに
お会いできるのを楽しみにしております♪

   
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FROM 川畑のぶこ

さきさん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】還暦間近の主婦です。
先日、久しぶりに会う友人と
ランチを楽しみ、その後、
公園をのんびりと散歩しました。

楽しい時間を過ごし帰宅したところ
彼女からLINEで
数枚の写真が送られてきました。

一緒に撮ったもの以外にも
わたしの後ろ姿や
知らない間に撮られた横顔などの
写真もありました。

私の自然な姿なのでしょうが、
全体的に崩れてきた体型や
年相応の姿がはっきりと写っていて
正直、少しショックでした。

姿勢は悪くはないけれど
体型や服装が「歳は隠せない」
と感じさせるもので、

年を重ねた自分の姿を改めて
見せつけられた気がしました。

友人に悪意があったわけではなく
軽い気持ちで撮って
送ってくれたのだとは思います。

それでも、写真を見た瞬間、
若い頃とは違う今の自分の姿に
悲しい気持ちになり、

友達を責めるつもりはないのですが
なんだか今でもモヤモヤしています。

もともと年齢を重ねるごとに
写真に写ることが嫌いになり、
ここ数年は撮られることを
なんとなく避けていた感じが
あります。

今回のように、
知らないうちに許可なく撮られる
のは久しぶりのことで、
ちょっと動揺してしまいました。

スマホが普及している今、
気軽に撮影されるのは仕方がない
かもしれませんが、それでもやはり
抵抗感がある自分を再確認しました。

「まあ、これをきっかけに
もう少し姿勢に気をつけよう」
とポジティブに考えようと
気持ちを切り替えたのですが、

内心では、友人のスマホに
同じ写真が残っていることが
気になって仕方ありません。

削除してほしいことを
思い切って伝えようかとも思うの
ですが、うまく伝えられる自信がなく、

仮に伝えたとしても、その後
彼女との関係がギクシャクしたら
嫌だなという気持ちが先に立って
結局、何も言えずにいます。

たとえ後ろ姿であっても
許可なく写真を撮ることが
そもそも私には理解できないのですが、
川畑さんはどう思われますか? 

私が過敏になりすぎているので
しょうか、それとも、他の人も
同じように感じるものでしょうか。

友人に気持ちを伝える場合の
切り出し方なども、
コツがあれば教えてください。

【A】そうですよね。特に女性は
美意識が高い人であればあるほど、

年をとるごとに
体型が崩れていくとか、
シワが増えてくるとか
シミができてくるとか

ということに抵抗があるのは
自然なことだと思います。

これも、老いをどこまで
受け入れるかという基本的な姿勢
にかかってくるとは思うのですが、

それだけではなくて、
いつでもどこでも誰でもスマホで
写真を撮れてしまう時代なので

こういったプライバシーに関わること
にはセンシティブになっていて
損はないと思います。

その上で、やはり、さきさんが
ご自身の気持ちをお友達に伝える
となった場合、

どのようなコミュニケーションが
有効か、私の実体験も織り交ぜて
ご紹介しますね。

ポイントは「神妙」になり過ぎず
「軽妙」に交わすということです。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

マーサさん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】43歳の主婦です。
数年間、夫の海外赴任に伴い
一緒に海外で生活していましたが、
任期が終了し、
この春、日本に完全帰国しました。

海外では専業主婦として
家事や子どもたちの学校や
習い事の送迎に専念していました。

同じような駐在妻の友人も多く、
彼女たちとの交流時間は
心の支えになっていました。

しかし、帰国後の生活は一変しました。
2人の子どもはそれぞれ地域の
公立小学校・中学校に通い始め、
私の時間は思いのほか
自由になったのですが、

かつてのママ友たちは皆、
パートや仕事を再開していて、
日中一緒に過ごせる相手が
いなくなりました。

日本に戻ったという実感はあるのに、
どこかまだ海外にいるかのような
孤独感を感じています。

さらに、ストレスや不安が影響してか、
帰国後しばらくしてから
体調面にも変化が出始めました。

生理不順や軽度のパニック障害も
抱えるようになり、特に電車やバスに
乗るとお腹が痛くなったり、
緊張感が高まったりすることが
よくあります。

これから日本でどう過ごすべきか
悩んでいます。

結婚前は会社勤めをしていたことも
ありますが、結婚と同時に辞めたので
専業主婦歴の方が長く、
今さら社会復帰できるのかも
まったく自信がありません。

働いてみたいいう気持ちはありますが、
精神的にまだ不安定で
今ひとつ勇気が出ないのと、

突然の体調不良が不安で
なかなか一歩を踏み出すことが
できないでいます。

このような状況を
どう乗り越えていけばいいのか、
アドバイスをお願いします。

【A】私も海外に長く住んでいたことが
ありますので(駐在員の妻というわけ
ではありませんでしたが)、

マーサさんのようなお立場で
ご家族を懸命にサポートされている
お母さん達をたくさん見てきましたので、
そのご苦労がよくわかります。

また、私自身も当時は
日本から来た女性たちをターゲットに
したサポートグループを作って、
単身で海外居住している者同士、
支え合って生活していました。

知らない土地で生きていく上で
このような仲間はかけがえのない存在。

時として家族以上の絆を感じる間柄
でしたし、帰国した今でも付き合いが
続いています。

マーサさんも、海外赴任したばかりの
頃は、そこでの生活に適応するのに
きっと毎日一生懸命でしたよね。

そして時間の経過とともに生活基盤を
築き上げ、ご自身なりのコミュニティも
形成してこられたのだと思います。

それが今度は、帰国して、逆の環境に
なったわけですよね。ここ日本が
「海外」になってしまった。

海外で支え合っていた人達と離れ、
日本では過去に繋がっていた人達が
散り散り、バラバラになってしまって
なかなか会えなくなってしまった。

これはマーサさんにとって
とても大きなロスだと思います。

どうか焦らずに、時間をかけて
少しずつご自身のペースを取り戻して
ください。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:私は60代の主婦です。

先日今迄生きてきて初めて
知人から叱責を受けました。

1年前に知り合った方です。

その方は教え導く立場の方ですが、
その日は前日有った
我慢ならなかったことへの愚痴を言われ、
いつもと違うと思って聞いていましたが、
 
私が相手の話が終わったと判断して
側に居た娘に話かけた行為について突然
 
「私の話を遮って失礼じゃないですか。
 私の気分が悪いでしょ」
と物凄い形相と怒声で言われました。

一ヶ月後に、何故そういう事を言われたのか
友人立ち会いの元に聞いたら、

「私は怒ったのではなく叱ったんです。
 私の形相や大きな声は
 それだけ真剣に言ったからです。

 今迄も何回か有り
 今日は言わなきゃと思ったからです。」

と言われました。

今迄何度も有ったと言われましたが、
一度も注意をされたことも無いし
悪意が有っての行動でも無いのに。

叱ると怒るの違いを調べました。

明らかに私を良くする為(相手はそう言うが)
言っているのでは無く、
本人の感情が剥き出しの言い方と感じました。

もう2ヶ月近く経ちますが、
ふとした時に怖い形相と怒号が思い出され
鼓動が激しくなります。

今後相手とどう向き合っていけば良いか
わかりません。

アドバイスお願い致します。

【あずき・60代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

とても不快な思いをされましたね。

あずきさんは、これまで
知人から叱責をされたことなどはない
ということですので、

日頃から他人に対してあずきさんが
無礼な態度で接するということは
考えづらいのではと思います。

もし、あずきさんが相手に配慮しながら
タイミングを見計らって
娘さんに声掛けをしたのであれば、

そしてそれを相手が
「言葉を遮って失礼だ」
と受け止めたのであれば、

それはあずきさんの行動に問題があるというよりも、
相手の受け止め方に問題があった可能性が
高いように思います。

相手は怒ったのでなく叱ったとのことですが、
ものすごい形相と怒声で、
また、あずきさんご自身は決して悪意なく、
遮ったつもりもなく、
自分なりに配慮したということであれば、

相手の態度は感情にまかせて
怒りをぶつけただけに過ぎないでしょう。

その際、あずきさんは誤解であることを
相手にお伝えしなかったのだと思いますが、

ここは毅然とした態度で
誤解を解くための会話は
すべきところだと思います。

もし、今後そのような
シチュエーションがあれば、その場で

あずきさんにそのような意図はないこと、
自分なりに真剣に
相手に耳を傾けていることを
率直に伝えるよう心がけてみてください。

このような言われ方をされるのは、
あなたが人生で初めてで驚いているし
ショックであることも
伝えて良いと思います。

相手もはっきり思ったことを言う人のようですから、
あずきさんも同じように率直に思っていることを
伝えてみてはいかがでしょうか。

もし相手があずきさんの言葉に
耳を傾けないのであれば、
相手はあずきさんを思いやって
はたらきかけているのではなく、

たんなるストレス解消やマウントを取りたいだけ
の可能性が高いですから、
そのような相手とはまともに取り合わずに、
まきこまれないようにするのが得策です。

ちなみに、相手との今後の関わりに関しては、
あずきさんは今後もこの方とは
かならず関わりをもたなければいけないのでしょうか?

理不尽な態度を取る相手と一緒にいることは
ストレスになりますので、もし可能なら、
あずきさんのメンタル面の健康を配慮して、
距離を置くことをおすすめします。

もし、会わないようにすることが唐突すぎるなら、
徐々に距離をとっていくことも良いでしょう。

たとえば忙しいことや体調が優れないことを理由に
お誘いを断るようなやり方です。

現に、あずきさんは相手の形相や怒声が
フラッシュバックのように襲い、
鼓動が激しくなるなど、
体調に異変をきたしています。

そのような体のフィードバックを無視して、
相手の要望に応じないといけない、とか、
相手に不快な思いをさせてはいけない、という、

過剰に相手に合わせる姿勢が、
あずきさんの人生を重くさせてしまっている
可能性があります。

このようなケースにおいて、
相手の感情の責任は本人が取るものであり、
あずきさんにとれるものではない
ということも知ってください。

ものごとの受け止め方というのは
本人にしか変えられないものだからです。

ぜひ、ご自身の気持ちに素直になって
適度な距離を取る努力をしてみてください。

 
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、まるさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】子ども2人と大好きな旦那と
4人で暮らしています。

こんなに幸せで充実した日々を
過ごしているのに、一つだけ過去の恋愛
のことで手放せないことがあります。

それは昔付き合っていた彼のことです。

この元彼に対して、好きであるとか、
もう一度よりを戻したい気持ちは
もう全くありません。

旦那以上の人はいないと
思っているくらいです。

彼の写真も、もらったものも
すべて断捨離しました。

この恋愛の終わりは、
彼が進路をもう一度考え直す時期と
私の大好きな祖父が亡くなることが重なり、

落ち込む私を支えきれなくなり、
当たり前ですが彼が自分の進路を優先させて
私と別れたというものでした。

別れの理由は
他にも様々あったと思いますが、

私と別れた後、彼が私の親友と
付き合ったりしているのを聞いて
彼と親友を失った気持ちになり、

人間不信に陥ったりして、
絶望した期間がありました。

様々な大切な人が
自分から離れていった時期でした。

高校3年生の頃で、卒業もあり、
別れと出会いがあった時期だったので
私も気持ち的に不安定な時期だったと
思います。

でも、このままではいけないと
自分磨きをしたり、自分のやりたいこと
を思いっきりやってみたり、

仕事に打ち込んだりしているうちに
そのことも忘れ、他の人とも恋愛をし、
今の旦那と結婚しました。

それから子どもも生まれ、
断捨離に出会い、片付けられなかった私が
家中がスッキリもしたし、
今は家中をきれいにする私になっていて
たくさんのものを手放せました。

でも時々、元彼の名前が
無意識に口から出るのです。

人とトラブルになりそうになると、
1人になった時、口から出てきます。

人間不信だった頃の私が
まだ手離れていないから
そうなるのでは?と思うのです。

「助けて!ピンチ!」
そんな言葉のはずが、
元彼の名前が出てくる。

執着しているとは思っていないけれど
無意識に名前が出ています。

もう10年以上も前のことで、
忘れたいです。

彼と同じ名前の人に反応したりする
自分もいます。意識しないようにしよう
と思うと、さらに意識してしまいます。

子育てに奮闘していたら
大概はそんなこと忘れているのに、
無意識に名前が出てきてしまうので
この引っ掛かりが取れません。

とことんこの気持ちと向き合って
みたこともありますが、お手上げです。

どうしたらいいのでしょう。
何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

【A】初恋の人や、真剣に恋をした人との
思い出というのはなかなか
忘れられるものではないですよね。

途中、辛い時期もありながら、
でも、時間の経過とともに
徐々に薄れていって、

そして、今のご主人とのご縁が
つながったのだと思いますから、
それはとても幸せなことですね。

恋人のことに限らず、過去に心に
深く刻まれたことが思い出される
ということは誰にでもあります。

ネガティブなことはだんだん薄れて
良い部分だけが美化されて
デフォルメされて思い出される
ということもあるんですね。

まるさんの元彼さんとの思い出は
まさにその状態だと思うんです。

ポイントは、過剰反応しないこと。

「そんなふうに感じている自分」
がいるんだということを
まるさんの一部として受け入れて
しまうことをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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Q:こんにちは。
これからどうしていけば良いか、分かりません。

小学4年生、1年生の子どもがおります。
小学1年生の子が、現在ほぼ学校に行けておらず、
不登校なような形になっています。

保育園の頃から行き渋りは結構酷かったのですが、
入学後も休み休みは通いつつ、
途中から全く行けなくなりました。

5月頃から「自分ってバカやから」とか「友達おらんし…」
など言い出しており、私も保育園から行き渋りが
酷かったので、かなり心配してしまい、
町の子育てセンターに電話をして、
勧められて発達検査も受けたりしました。

その結果としては
言語の部分に不得意が見られる、という事で
全体の平均値としても数値は低めでした。

身体もかなり太めなので、
動きにくいのもあるかもしれません。

平仮名は一文字ずつは
少しずつ読めるようになってきましたが、
自分で文章は読めません。

書く事も見ながらは出来ますが、
自分で書くことは出来ません。

療育にも通う事になり、
運動や勉強も少しずつやっていますが、
滑舌も少し聞き取りづらい所もあり、そこもしています。

少しずつはしていますが、
なにぶん学校に通えていないので、
勉強も遅れているでしょうし、

お友達ともどんどん会いづらいのか、
今日はお芋掘りがあったので、
朝は何とか私と一緒に行ったのですが、
教室には入れませんでした。

家ではどうしてもYouTubeやゲームが多くなるので、
もしかしたらそういう事で、集中力や
そういうイベントに興味が無くなっているのか!?
などとも思ってしまいます…

療育や放課後預かってくれるような所では
特にそのような面は見られないようなのですが…
(むしろポケモンカードや他のゲームでも遊んでいる)

行けないのは行けないなりの理由が
あるのだろうとも思いますが、
いかんせん一年生…
平仮名や足し算引き算の基本的な所が
出来ていないので、今後が本当に心配です…

このまま社会には
出れないのでは無いのだろうかと…

また、時々
やっぱり私が無理にでも行かせなかったのが
悪かったんだろうなぁ…
などという考えが出てきて落ち込みます。

行ってしまえばお友達とは遊んでいたようなので、
何とか休み休みでも通えれば、友達関係も
ここまで怖いものにならないで済んだのかな、と…

おそらく私も学生時代(特に高校)、
学校に馴染めず辛い時があったので、
その姿を重ねる事もしてしまい、
余計ややこしくしてしまったのでは無いかと…

本当は家計の事もあり、少しだけでも
働いたりもしなければならないと思うのですが、
今は私がほぼ一日中家で見ているので、
そこもどうしたら良いのか…

貯金を切り崩したりもしているので、
本当はダメなんだと思うんです。

かと言って私もがっつり働ける人では無いのですが…
私自身も人間関係が苦手なので…

家での過ごし方ももうどうしたら良いのか…
時々対応にも困ります。

何だか八方塞がりにも感じていて、
一体この先どうしていけば良いのか、
分からなくなります…

一体何が悪かったのか…
私自信は若い頃にウツも経験しており、
自分の体感では薬は飲まなくなっても、
考え方や否定感などはずっとあり、
もうそれは20年近いものかもしれません。

高校時代の事がきっかけとすれば、もっとです…

ウツになった時は親にもお世話になりましたが、
どうしてそこでしっかり治してくれなかったんだ!
などの被害者意識も時々出てきます…

そもそも30キロに体重がなっても、
何も言ってきませんでした。

自殺未遂をして、
やっと病院に連れて行ってもらいました。

すみません、おそらく私自身、
依存しやすい所があるのだと思います。

このような状況で、
一体これからどうしていけば良いのか。

どうして他の人が出来ているような事が
出来ないのか、という思考にもなりがちです…(私が)

何かしらアドバイス頂けましたら、幸いです。

【ナナ・40代・女性・内職】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

子育てとはままならないものですね。

そもそも、人生そのものが
ままならないものなのでしょう。

他の人ができるのに、
どうして自分or自分の子はできないのだろう…

みんなといっしょでない自分or自分の子はおかしい…

このように考えると
とても生きるのが辛くなってしまいます。

おそらくナナさんご自身、
若い頃からそのように周囲と比較して
できていないことに注目した結果
辛くなってしまったのではないでしょうか。

今、お子さんと向き合うときに
ナナさんに育んでいただきたい姿勢があります。

まず、ナナさんの中にある、
お子さんに対する
「生まれてきてくれてありがとう」という気持ち、
「大好きだよ」という気持ちを、
お子さんにわかるかたち=言葉やスキンシップなどで、
日々、具体的に表現してほしいのです。

私たちは身内になると、
そんなの言わなくたってわかっているでしょ、
という甘えで大切な愛情や感謝を伝えるのを
怠りがちです。

でも、愛情や感謝はなによりの
私たちのこころのエネルギー源です。

こころのエネルギーが充電され、
居場所があると感じられると、
そこを安全基地としていろいろな場に
チャレンジする勇気や自信が湧いてきます。

ぜひ家庭をそのような場にしてあげてください。

幼稚園から小学校にあがると
環境がガラリとかわり、
結果主義の競争社会に突入するので、
学習が遅かったりユニークな子たちは
周囲のお友だちに取り残された感じを
抱くことがあります。

その結果、自分はダメなんだと
レッテル貼りをしてしまいます。

家庭は、学校の基準とは別な基準
=勉強ができようができまいが
とっても大切な存在で愛される存在なんだ!
私が私でいられる場であることを
感じられるようにしてみてください。

私たちの親を含め、そんなことは
学校で教わってきていませんから、
家庭内文化として伝承しておらず、
意識的に実践していない人が
ほとんどではないでしょうか。

きっとナナさんもそんな環境があったなら、
過度に周囲に合わせようとして
苦しまなくてもよかったのにという思いが
ないでしょうか?

ぜひそれをお子さんに実践してみてほしいのです。

お子さんには、できないことに注目して
そこにダメ出しをするようなメッセージではなく、
本人が興味を示したり、できていることに注目して、
そこを称えたり伸ばしたりすることから
はじめてみてください。

そして、お子さんから、
できないことができるようになりたい、
というようなつぶやきややりとりがあったなら、
そこを拾い、ナナさんから
「ではこうしてみようか」と提案してみてください。

一緒にやってみようか、
という勧誘もとても良いと思います。

教育も、現代はさまざまなスタイルのものが
提供されています。

人と親密に関わらずとも、オンラインスクールで
ゲームなどもカリキュラムに取り入れて、
スモールステップで相互にやりとりを進めるもの
などもありますから、

既存の枠組みを捨てて、ナナさんなりに
お子さんに合うプログラムはなにかを
調べたうえで提案してみるのもよいと思います。

その際、「やってごらん」という
上から目線の指示的なやりとりではなく、

「ねえねえ、こんなのあるんだって、面白そうだね」
「えー、こんなのあったなら
 ママがやってみたかったかもー」などと、
同じ目線の共感的なやりとりから
提案してみることをおすすめします。

ダメだからやるのではなく、
ちょっと面白そうだからやる、という切り替えですね。

同時に、ナナさんご自身も身の回りの
「ちょっと面白そうなこと」に意識を向けて、
ご自身を満たす姿勢を育んでください。

自分に優しく…そのような母親の姿は、
お子さんにとって何にも代えがたい
人生の教えになるはずです。

 
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FROM 川畑のぶこ

今日は、ミントさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】もうすぐ40歳になる独身女性です。
22歳で今の会社に就職、
以来、病気以外では欠勤もなく
地道に勤めてきました。

ですが、ここ数年ほど、
仕事や人間関係でストレスフルな状態になると、
決まって身体の不調が出始め、
受診すると、いろいろな病名を付けられる
ことが2回ほどありました。

今年の夏は、暑さのせいもあるのか
これまでにない倦怠感と不調が出たので
受診したところ、

原因ははっきりわからないが
ストレスに起因するものだろうという
診断でした。

自分で言うのもなんですが、
私は真面目な上にスーパーポジティブ、
何でも一生懸命、全力でやり、
手抜きができないタイプです。

辛くても、誰かから理不尽なことを
されたり言われたりしても、
「真面目にやっていればきっと報われる」
と、常に自分に言い聞かせながら
やってしまう癖があります。

でも、それも何だか疲れてきて、
今年に入ってからは「もしこの仕事を
私が放棄したらどうなるのかな」
「仮病で休もうかな」というような思いが
しょっちゅう湧いてくるようになりました。

でも、思うだけで、勇気がなく、
実際には行動には移せません。

頑張りすぎてしまうのは、
見栄っ張りで負けず嫌いな性格が
影響しているのだろうとも思います。

自分のキャパを超えることでも
いつの間にか引き受けてしまっています。

本当はもっと怠け者だし
ダメなところもたくさんあるはずなのに、
それを周囲に知られることが
怖いのかも知れません。

怠け者でダメな自分のことを受け入れて
もっと楽に生き
たいです。

どんなふうに自分を変えていけばいいのか
アドバイスをお願いします。

【A】とても真面目で誠実なミントさん
のご相談ですね。ミントさん、すでに一歩、
大きな前進をされているように思いますよ。

怠け者でダメな自分のことを受け入れて
もっと楽に生きたい。

これ、もう本当に心の叫びですよね。
受け入れちゃいましょう!

なので、ここでの課題は
どうやったら受け入れられるのか
ということですね。

実は私も10代の頃は
ミントさんみたいに
何でも頑張ることがいいこと、
ポジティブにやることがいいこと
と思って、時々ダウンしていました。

ダウンすれば頑張った証みたいな
感じがして、それまで頑張ったんだから
病気なんだから、休むの許されるよねと、
正当化するような自分がいました。

なので、ミントさんの気持ちは
ものすごく共感できるところがあります。

病気はメッセンジャーです。

体調に不具合が出てきた時は、
それはミントさんご自身の心の奥底から
ミントさんに聴いてほしいことがあるから
なんですよね。

ご自身との向き合い方を
今このタイミングで見直してみること
は有効です。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:こんばんは。
死生観についてYouTubeで拝見いたしました。

 (【死は怖いもの?】健全な死生観を育む方法)
 

三つの段階があるということがわかりました。

自殺については、
どう捉えたらいいのでしょうか。

死ねば楽になるという考えで自死を選ぶ人が
増えることになりはしないだろうか。

生まれた目的を果たさずに自死したら
また人間に生まれることが
できるのでしょうか?

その辺りを教えて頂きたいです。
言葉足らずで申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。

【ヤギちゃん・50代・女性・公務員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ヤギちゃんの周りに、自死について
課題のある(あるいはあった)方がいらっしゃるのか、
一般論としての関心かが分かりませんが、
私なりの回答をさせていただきますね。

死生観については概ね3つの段階、
すなわち今から死に至るまで、
死の瞬間そのもの、
そして死後の段階に分けることができ、

さらに死後に関しては3つの考え方、

すなわち、
死後も意識や魂や霊とよばれるような存在の
本質的な部分は存続し
好ましい状態で存続するというもの、

意識は死とともに消えてなくなり
魂などというものは存在しないというもの、
そして死後も意識や魂は存続し、
好ましくない状態で存続するというもの
があると説きました。

おそらくヤギちゃんは、
もしひとつめの死後も好ましい状態で
意識や魂が存続するなら、
それは暗に自死を促すのではないかという
疑問をお持ちということかと思います。

死後についてはエビデンスがとれませんので、
その人の死生観、宗教観、人生哲学、
またスピリチュアリティなどに依存しますし、
私たちが信じたいことを信じる自由があります。

ここで、私が提案しているのは、
そうであれば、今日この日をより良く生きるための
死生観を採用してはどうかというものです。

死を急ぐための提案ではなく、
「今日この日をより良く生きるために役立つか?」
ということはとても大切なポイントになります。

経験上、今日この日を穏やかにより良く生きるためには、
ひとつめの、死後も魂は好ましい状態で存続する
という死生観を採用する人が多く、
世の中にもそのような教えが多いということを説明しました。

自死に関しては、それは大きな罪であり、
してはならないことであり、したなら地獄へ落ちるという
戒律を定めた宗教も複数あります。

これは、3つめの
私たちの存在が好ましくない状態で存続する
という死生観ですが、

これを信じることが今日この日を
より良く生きることに繋がるかというと、
自死の抑止力になるかもしれませんが、
人によっては単なるプレッシャーとなり、
八方塞がり状態に苛まれるだけでしょう。

では、好ましい状態なら死んだほうがマシでは?
と考えられたのかと思いますが、
ここで「好ましさ」について改めて触れたいと思います。

ヤギちゃんは次のケースでは、
いずれが好ましいと思いますか?

ケース1:
子どもが夕食前にお菓子を食べたいというので
親は子どもにお菓子を存分に与え
子どもは満足したが、夕食は食べなかった

ケース2:
子どもが夕食前にお菓子を食べたいというが、
親は夕食前なのでお菓子を我慢させたので
子どもは不満だったが、夕食は残さず食べた

賢い親や祖父母なら、
我が子に強く賢い子になってほしいと
望むと思います。それは愛からです。

好ましさとは必ずしもエゴを満たしてくれる
状況をいうのではなく、
その子がその子の課題に向き合うことを意味します。

私たちはより良くなりたい、
成長したいという本質を持っています。

自死も、苦しみからそれらを
諦めてしまう姿勢かと思いますが、
死んだらそのような課題が
なくなるのかというとそうとも限りません。

たとえば、輪廻転生の教えでは、
私たちは課題をもって何度も生まれ変わるとありますが、
これは自我を満たしてくれるように
生まれ変わるということではありません。

ポイントは課題に向き合うということでしょう。

そのチャンスは途中で投げ出したのなら
また別なかたちで向き合うことになるということです。

死後も私たちのライフレッスンは、
適切な助けとともに継続されると
とらえることができます。

そうであれば、投げ出さずに、
その課題により楽に向き合う方法がないか、
さまざまな助けを得ながら模索していくことは
より好ましいということになるのではないでしょうか。

私の個人的な体験として、
友人が自死した日に不思議な夢を見ました。

美しく黒い大きな羽をもった、
男性的でトレーナー的な存在の天使が
友人を迎えに来るのです。

私は天使というのは可愛らしい赤ちゃんに
白い羽が生えているイメージだったので
とても不思議だったのですが、
目覚めて共通の友人から
彼の自死を知らされました。

そのとき仕事を一緒にしていた師であるサイモントン博士に、
「西洋にはデス・エンジェル(死の天使)という概念があるのか?」
と尋ねるとあると教えてくれました。

それを知って、彼の死に悲しみはあるものの、
私はさっきのエンジェルが大きな助けとなって
彼の課題に伴走してくれると直感しました。

ですので、悲しみと同時に、
「辛かったね。でも、こんどは助けを求めながら
 投げ出さずに向き合おう」
と勇気づけの言葉が浮かびました。

自死を選ぶ人は、自分の人生に助けはないと
信じている人が多いです。

よって、私たちの課題は助けを求め、
必要な人には助けの手を差し伸べるということでしょう。

この人生の成長モデルは個人だけでなく、
社会全体の課題でもあります。

日頃から思いやりある関わり合いを
実践することは、私たちの苦しみの解消に
つながることと思います。

 
ーーー

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