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FROM 川畑のぶこ

今日は、むーたんさん(60代・女性・専業主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】50代で進行性の難病になり、
仕事も辞め、悶々と暮らしています。

60代に突入しました。

薬で動けるはずが、
どの薬も副作用で苦しみ、
飲める薬では限界がきています。

医師は「薬に対する恐怖か
トラウマだろうから、
倒れても失神しても、飲んでください。

救急車で運んでもらえば良いから。
飲むんだよ」と言います。

言われた通り飲んだものの、
やはり失神しそうで、診察に行ったら

「あなたに振り回されて迷惑してる。
今度飲んで来なかったら、
もう治療はおしまいだと思いなさい。

どんなトラウマかは
自分でも分からないだろうから、
とにかく飲んでください」
と怒られました。

どうしたら、薬に対する恐怖や
トラウマに勝てるでしょうか?

もう、あちらこちら病院を回って、
近くではいちばん有名な医師がそう言うので、
間違いはないでしょうし、、、
どうしたらいいのかわからなくなっています。

【A】むーたんさん、
いろいろなドクターを回って
セカンドオピニオン、サードオピニオン
などもお聞きになったのかもしれませんね。
 
その結果、薬そのものというよりは
その薬の副作用が
自分の心理的なもの、

トラウマだったりとか
精神的なもの、恐怖から来ているものだ
という所見ということですね。

界隈ではいちばん有名なドクターが
そう言うので間違いはないと思って、
むーたんさんご自身が
認めていらっしゃるので、

じゃあ、この薬の副作用の恐怖に対して
どうしたらいいかということに関して、
私からできるアドバイスを少し
させていただきたいと思います。

難病ということですが、
何の病気か分からないので、
本当にそれが適用できるかというのは
私も分かりかねるところはあるのですが、

ただ、この心のワークは
副作用があるような物ではありませんので、
試してみて、観察していただければ
いいかなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ちいさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】高卒で民間企業に勤める夫と、
33歳で結婚。以来、私もずっと
契約社員やパート勤務で
家計を支えてきました。

彼のプライドを刺激するので
直接は言えませんが、
夫の稼ぎだけでは家のローンや
2人の子どもの私学の費用には
とても足りません。
 

そんな我が家の経済状況を
夫もわかっているはずなのに、
彼は浪費します。

趣味の買い物や、
「家のためだ」などと言って
無駄な日用品をすぐネットで買います。

給与明細も私には、
一度も見せてくれたことがありません。

毎月その時々に渡される金額と、
あとは私の稼いだお金で
なんとかやりくりしている状況です。

当然、足りなくなることも
度々あるのですが、そうすると、
夫は実家のお母さんに
当たり前のように借りてきて、
何事もなかったかのように
平気で使っています。

あとからお母さんに
チクチク言われるのは私です。

「ちいさん(私のこと)が
ちゃんとやりくりしてないからよ」
などと言われて、理不尽さと
やり場のない怒りを感じます。

 
夫と私と、それぞれが稼いだ
お金をちゃんと明らかにして、
一つの財布で管理して
家計をやりくりするのが
私の理想なのですが、

それを夫に何度か伝えても、
同意してくれません。

自分の稼ぎがあまり良くないこと
への劣等感や、何か彼なりに
頑なになっている部分があるようにも
見えて、それ以上強く言えないのも
事実です。

私が頑張って働いて、
全体で足りていればいいか、、、と
ここ数年は思うようになってしまいました。
  

とはいえ、まだあと何年か、
子どもたちの教育費にもたくさん
かかるので、なんとか無駄を
なくしていきたいのですが、、、。

浪費を続けながら、どこか意固地に
なっているようにも見える夫と、

お金について建設的な話し合いをするには
どんなふうにしたら良いのでしょうか。
教えていただきたいです。

【A】ちいさんの、お金に関する
切実なお悩みです。あと、ご主人との
コミュニケーションですよね。

お子さん2人が
私学に通っていらっしゃるんですね。

そんな中で、ちいさん、一生懸命働いて
家計を支えてこられたということで、
とても立派だなと思います。

ちいさんがお気づきの通り、
ご主人はプライドが高そうですね。

プライドが高くて劣等感を感じやすい
ので優越感に浸っていたいわけですよね。

劣等コンプレックスと優越コンプレックス
は実に、表裏一体なんですよね。

格好悪いところは見せたくない、
でも、浪費するというのは、
お金を使うことによってパワーを感じたい
という心理があるのです。

ワーッとお金を使って物が手に入るとか、
相手が動く、サービスを受けることに
よって、自分がパワーを持ったような、
自分がOKでいられるような心理状態に
なるのです。

パワーゲームみたいな状態ですね。

ここで、ちいさんがこのような夫と
うまくコミュニケーションするには
どうしたらいいか。

うまくいく、いかないは相手側の問題
もあるのでわからないのですが、
最善を尽くすとすれば、

やはり、彼が劣等感を感じている所を
刺激しないということは
大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、らいむさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】もう何年も前から、
夫は私のことを馬鹿にしたり見下したりして、
子どもの前でも「カス」「クズ」「頭悪い」と、
何度も言います。
 
夫曰く、頭の悪い奴と話しても無駄だとのことで、
要最低限の会話しかしません。

LINEや電話、家庭内での子どもに関する内容でも
無視です。

その態度に私もおかしくなりそうで
「離婚したい」と何度も話しています。
 
しかし夫は、私の身体が弱いことや
頭の悪いやつが働けるのかということなどを理由に、

「離婚したいなら、正社員になり、
経済的に収入がないと子どもが可哀想だ」と言い、
離婚の話にも、きちんと向き合ってしてくれません。

 
私は、両親とも他界しており、
実家には兄がいるため逃げ帰ることもできません。、

まだ下の子が中学生のため、
なかなか子どもを置いて出て行くこともできず、
今まで一度も、一人で家を出たことはありません。

 
仕事をみつけようかとも思いましたが、
第一子を産んだ後にリウマチになり、
今は寛解状態にはなってはいるものの、
ヘルニアがあったり、身体も生まれつき弱いため、
なかなか良い仕事に巡り合えません。

月に10万円くらいになるパートはしていますが、
それでも、頭悪いやつにしかできない仕事だと
ののしられたりします。

子どもを2人も産み、
リウマチのなか曲がりなりにも育ててきた私に、
アホ、馬鹿、クズなど、本当にひどいです。

本当なら、どんなことがあっても
言ってはいけない言葉だと私は思います。

何も考えずに離婚に踏み切るか、
我慢してまたこの暮らしを続けるか、迷っています。

楽しみを見つけても、
家に帰って主人がいると憂鬱で暗くなります。

でも、収入面を考えると
なかなか思い切って飛び出せません。

もう何年もこの悩みから解放されず、
でも、主人と離婚したら
身体も丈夫になるのではないかとも思います。

主人は、こうなったのも
私の言い方や態度のせいだと言いますが、
それはお互い様だと思います。

でも、どんなに話し合えたとしても、
私を見下したことは、もう許せません。

子どものためにもよくないと何度言っても無視です。

土日も、昼まで布団の中でゲームをしており、
父親のそんな姿を子どもが見てどう思うか、
なども言いました。

今後、子どものためにはどうすることが
いちばんよいでしょうか? 

私も今の生活は全く楽しくありません。

【A】辛いですね。
読んでいる私も胸が締めつけられそうになります。
 
そして、よくここまで耐えてこられました。

でも、耐える必要はありません。
暴力というのは耐える必要はないし
耐えてはいけないんです。
  
ですから、らいむさんが
「どんなに話し合えたとしても、
私を見下したことはもう許せない」という気持ちを
持っていることはとても大事です。

怖いのは、「私なんてもうダメなんだ」
となってしまったり、

モラハラ、精神的な暴力をずっと受けてきたせいで
自分って本当にダメなんじゃないかとか、
悪いのは夫じゃなくて、私がダメな人間だから
こうなっているんじゃないかと、

相手から言われたことを
そのまま鵜呑みにしてしまうこと。

 
ずっと繰り返し言われていると、
洗脳状態みたいになりますね。

どこかで違う違うと思って、
ても本当にそうなんじゃないかと思ってしまうような
状態になってしまうことがあります。

相手もそれを無意識に、嗅覚的に知っていますから、
相手を、ダメな状態にしてコントロールして、
いいように使ってしまうということがあるんです。

 
そして、これはご主人の中に
劣等感があるからに他なりません。
 
心のどこかで常に「優位でいたい」
「優越感に浸っていたい」という思いがあって、
そのために相手を見下したり、貶めてしまったり、
ということがあります。
 
この心理ゲームに
らいむさんが巻き込まれないようにすることが
とても大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:同居していた母が介護状態(要介護4)となり、
しばらくは在宅介護をしていました。

同居の介護人が私一人であるという状況、
また私も仕事を続けておりますので、

介護サービス等を利用して、
できるだけ家で過ごしたいという母の望みを
叶えたいと頑張ってきましたが、

自分の時間はほとんど母の事に費やし、
朝から晩まで四六時中気の抜けない生活に、
これでは私の方もまいってしまうと考え、
母には施設に入ってもらいました。

母は認知症には至っておらず、
パーキンソンの症状があり、
足が全く動かないだけですので、

頭がはっきりとしている状態での入所は、
母にとって、とてもつらいものがあると思われます。

現に入所が決まった時
「刑務所へ行くみたいだね」と言って、
仕方ないから行くのだという様子でした。

私に迷惑をかけたくないけれど、
自宅にはいつまでも居たいという母の気持ちを思うと、

果たしてこれで良かったのかと、
気が付くと母の事ばかり考えてしまい、
気持ちがもやもやして仕方ありません。

後々母が居なくなったとしても
こんな気持ちを時々思い出しては引きずるのだろう
と思うと、いたたまれなくなります。

かといって、
また再び在宅介護に戻れるのかと想像しても、
それも今の私にはできません。

毎日、こんな葛藤ばかりしています。

【いなばの白ウサギ・60代・女性・団体職員】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
働きながら親を介護するというのは大変なことです。

要介護度が高くなれば、当然のことながら
介護者に強いられる犠牲も高くなりますから、
いなばの白ウサギさん(以降、白ウサギさん)の
ご苦労は察するに余りあります。

少子化・高齢化が進む現代はなおさら、
一人で両親を介護するケースなども増えていますし、
白ウサギさんが抱える課題は社会全体の課題です。

人は一人では生きられませんし、
互いに助け合いながら生きるものです。

ただし、一方に多くの犠牲が強いられる状況は
長く継続することはできませんし
やがてケアギバー(ケアする人)が心身を蝕み、
関係性を悪化させかねません。

この状況は避けなければいけません。

私達は可能な限りの努力はしつつも、
持続可能なサポートのしくみと関係性を
構築する必要があります。

そのためには、ケアギバーが一人で抱え込まずに
サポートのネットワークを拡充して
バランスをとることは必須です。

ですので、白ウサギさんの判断は正しかったのです。

お母様の「刑務所に行くみたいだ」という言葉は
ケアする側の罪悪感を刺激するものですが、

かといってその言葉を鵜呑みにして
刑務所のようなところへ行かせないようにすることが
真の思いやりかといえば、
先の理由からはそうとは限りません。

思いやりとは
相手の思い通りにすることではありません。

互いが互いを思いやりつつ、
その時点でできる最善をすること、
できないことは互いに我慢することを学ぶ試練でしょう。

「一方が」ではなく、「互いに」です。

もちろん、介護される側は介護度が高いほどに
絶対的に誰かの「手」が必要で
丁寧にケアされる必要がある場面は多々あります。

かといって、
それが「好みの誰かの手」である必要はなく
「適切な誰かの手」であることが大事です。

お母さんに楽をさせてあげたいという
白ウサギさんの思いに偽りはありません。

白ウサギさんは自分がすべてできたに
越したことはないですが、

できないため、悩みぬいた結果、
適切な介護者をお母さんに手配することで、
楽をさせてあげました。

これは立派な思いやりです。

一方で、お母さんも
好みの娘がお気に入りの家で
すべてしてくれたに越したことはないですが、

人生のままならなさを受け入れ、
刑務所のように感じるかもしれないけれど、
娘ができる最善を尽くしてくれたことを受け入れることで
思いやりを実践する試練です。

そして、施設は入ってみれば刑務所ではないことは
言うまでもありません。

高齢者や肢体不自由な人のために尽くしたいという
思いやりのエネルギーのある場です。

自分のように相手の苦しみを取り除き、
やすらぎをもたらせたいという心から、

血が繋がらなくとも家族のように
大切に人と向き合おうという人がいるのだと気づき、
感謝する機会となるかもしれません。

人から感謝される仕事をしたいという人は
自分以外にもいるのです。

ぜひそのことを信頼してみてください。

このように自分を許す気持ちと、
さまざまなものを受け入れ信頼するレッスンが
白ウサギさんにもお母様にも与えられている
ということをぜひ思い出してみてください。

     
  
              
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ソラさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】17年間一緒に暮らした愛犬が先月、旅立ちました。
後悔と寂しさ、辛さで、今でも毎日涙が出てきます。

私が大学生になったばかりの頃に、
我が家に来ました。

私が飼いたいと言い出してのことだったのに、
学生時代や20代前半は自分の遊びに夢中で
あまりかまってやらなったこと、

それ以降も、
日中は家族全員勤めに出てしまう家の中で
留守番ばかりさせてしまったことを、
今ではすごく後悔しています。

最後の数ヵ月は介護が必要になり、
家族と協力しながら、
私なりに寄り添ってケアをしたつもりです。

でも、元気な頃に寂しい思いを
たくさんさせてしまったことに比べたら
最後に私がしたことなんて
比べものにならないと思います。

ソラは毎日どんな思いでいたのか? 
我が家に来て幸せだったのか?
もう一度抱きしめたい、散歩に行きたい。

毎日毎日考えては、たくさんの後悔で
押しつぶされそうになります。

私はこの先、どうやって
前を向いたらよいのでしょうか。

【A】飼い主にとってペットは家族ですから、
亡くなるのは本当に辛いことですね。
  
我が家にも犬が一匹おりますので、
もしこの子がいなくなったら…と
想像するだけで胸が苦しくなりますし、
ソラさんのお気持ちがよくわかります。
 

私たちは何かを失った後、ものすごく後悔しますね。

これは愛犬に限らず、
家族が旅立った時も同じだと思います。
 
もっとできることがあったんじゃないか、
あの時、仕事なんかしないでもっと一緒に
いてあげればよかったんじゃないか、
 
もっと話を聴いてあげればよかったんじゃ
ないか、もっと優しくしてあげれば
よかったんじゃないか、、、。

ですが、
「後悔先に立たず」とはよく言ったもので
起きたことはどうすることもできません。
 
私たちにできるのは、そこから何を学び
次にどう活かすかということなんですね。

また、後悔しちゃいけない、後悔しないように
生きなければいけないと、常に自分に押し付けて、
失敗しないようにと思っていると、苦しくなります。
 
私たちはそもそも
「失敗するし、後悔する生き物なんだ」ということを
受け入れることもとても大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:社会人の娘がうつと診断され
一年ほど前から休職しています。

大学から一人暮らしを始め
そのまま首都圏で就職したものの
仕事上で限界がきてしまったようです。

今は自宅と実家(関西)を
行き来していますが
一人暮らしをやめるつもりはないようです。

帰ってきている時は
休養のために戻って来ているのだからと
特に家事をさせていませんが

実家はモノが多いとか
私たち親の発言にはデリカシーが無いとか
文句が多いです。

突き放そうかとも思うのですが
病状が悪化してもと思い
どうも腫れ物にさわるように接してしまい
私もストレスです。
甘えているだけのようにも見えます。

父親(夫)からも
金銭的援助を受けているようですが
感謝がみられません。

私たち夫婦も、
金銭的に余裕があるわけではなく
二人で貧乏暇なしで働いています。
その働く姿を見ているはずなのですが。

心配ではなく
信頼して待ちたいと思いますが、
日々の過ごし方のヒントを
教えていただけるとありがたいです。

【ミイ・50代・女性・派遣社員】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
離れたところで
一人暮らしをしている娘さんが、
人生に行き詰まりを感じている状況を
見守ることはとても辛いことだと思いますし、
心配するのは当然のことだと思います。

腫れ物に触るようにしてしまうことで、
ミイさんご自身がストレスになってしまい、
娘さんの言動を煩わしく思ってしまうことが
あるとのことで、

おそらくそのように思ってしまうご自身に
罪悪感を抱いてしまうことも
あるのではないでしょうか。

まず、ミイさんもすでにそのように
されていることと思いますが、

娘さんに対しては
愛情を持って接する事は大切で、

サポートする相手がうつ病の場合は
ことさら自身の存在価値に
疑問を抱いていることも多いので、

愛情表現は伝わりやすいように
されると良いと思います。

仕事で思うように
成果が出せようが出せまいが、
周囲がどう思おうが、

私(たち親)にとって
あなたはかけがえのない存在であり
愛おしい存在なのだということを
分かりやすく伝えてください。

もちろん、
娘さんがしたいことは応援したいけれど、

会社を辞めたければ無理をせず、
いったんリセットするために
いつでも帰ってきたら良いと、
心の安全基地を提供してあげてください。

同時に、娘さんが病んでいるからと、
ミイさんが何でもかんでも
受け入れなければならないと気負いして、
ご自身の気持ちを抑圧し続けると、
今度はミイさんが病んでしまいます。

うつ病の患者さんの家族が
患者さんに気を使いすぎてダウンしたり
うつを発症することはよくあることです。

ミイさんも第二の患者になる可能性は
あり得ますから、

無理をしすぎないように
バランスを取ることを
心がけていただきたいです。

ご自身にも限界があることを受け入れて、
できるサポートとできないサポートを
区別して、無理なものは率直に、
かつやさしく丁寧に伝えることを
お勧めします。

おそらく、
出来ないことを出来ないと言ってしまうと、

娘さんが、大切にされていないと
思ってしまうことを
ミイさんは恐怖しているかもしれませんが、

そこは逆に、信頼しているからこそ
正直に伝えているのだということも、
穏やかに、それでいてどっしりとした態度で
伝えてみてください。

たとえば、お金は出してあげたくても
元手がなければどうしようもありません。

そのことを無理して伝えずに
言いなりに渡し続けていると、
やがて経済状況も気持ちも破綻してしまいます。

あなたが大切だからこそ、
全員で沈没という状態は避けたいし、
正直にコミュニケーションしていることを
伝えてみてください。

そして、経済的なバランスを取りつつも
娘さんの希望を極力叶えるには
何ができるのかを一緒に考えてみてください。

たとえば、東京の生活費が嵩むなら、
それでも今の会社に
復職する希望があるなら、
より家賃の安い物件を探してみるのも
ひとつかもしれませんし、

サポートできる限度額や期限を
明確に伝えるのも大事でしょう。

娘さんの言動でミイさんがストレスに
なっていることについては、

ひとつには、言葉の内容を
すべてまともに受け止めすぎないことです。

できる限り対応してあげたいと思うと、
それができないことに対して
ストレスがかかりますが、

娘さんも内容がなんであれ、
信頼して心を許しているからこそ、

他では言えないことを
素直に吐き出せる場として、
家庭が機能している部分もあるかと思います。

娘さんの無意識には、
どんな私でも受け入れてもらえることを
試す心もあるかもしれません。

そんな言い分に
ただ耳を傾けてあげるだけでも
薬になることがありますから、

割り切って傾聴に徹しつつ、
受け止めすぎずに
うまく交わすことを学んでください。

ただし、ときに言われたことに対して
ミイさんご自身も
課題意識があるからこそ反応してしまう場合
(たとえば、本当はご自身もモノが多くて
大変と思っていらっしゃるなど)は、

分かっていることを言われたことで
過剰反応してしまったのだなと
ご自身の内面に気づいてあげてください。

分かっていることを言われるのは
気分の良いものではありませんね。

でも、自分にとっての課題であるがゆえの
反応であることを素直に認めて、
娘さんには 、努力してみるねと
サラッと伝えたり交わしたりした上で、

言われたからではなく、
自分の課題と認識しているから、
自分に誠実であるために断捨離に取り組もう、
と、意識を切り替えると良いと思います。

娘さんの言い方は
気に食わないかもしれませんが、
あくまでも自身が気づくきっかけを
与えてくれたと切り替えてみてください。

人生はままならないものです。

そして、ぶつかり合いながらこそ
磨かれていくものもあります。

娘さんも、ミイさんも
このような試練から学べるものがあることを
信じて、起きている辛い出来事の中にも
何某かの恩恵を見出す姿勢を
育んでみてください。

応援しています。    
    
  
             
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、やしの木さん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】49歳の主婦です。
25歳で寿退社、結婚。
以来、ずっと専業主婦をしてきて、
今年で24年になります。

子育ても一段落したので
今年はパートに出ようかと考え始めました。

が、24年もの間、無職だっただけに、
社会復帰できるかがとにかく不安です。

そもそも、採用してもらえるのかも、、、考え出すと、
どうしてもネガティブ思考になってしまいます。

夫に相談すると、
「無理してまで働くことない。ゆっくり考えて、
時期が来たら動けばいいんじゃないか」
と言います。

でも、私の中ではなんとなく「50の大台に乗る前に」という
根拠のないリミッターがかかっているというか、

そうでもしないと、もともとマイペースでのんびり屋の
自分は動かないのではないか、という
自分ならではの勘のようなものも働いて、

自信のなさとは裏腹に、
今年がタイミングのようにも思っています。

何を頼りに、
どんな心持ちで進めていったら良いでしょう?
 
川畑さんのアドバイスを、ぜひいただきたいです。
よろしくお願いいたします。

【A】24年ぶりの再就職、すごいですね!
一念発起というところでしょうか。
 
確かに24年間、社会というか職場と関わっていない、
仕事をしていないと、気遅れしてしまうというのは
当然のことだと思います。
 
でも、ちょっと待ってくださいね。
本当に「社会と関わっていなかったのか」と言うと、
決してそうじゃないですよね。
  
「社会」を広義で捉えてみましょう。
 
専業主婦で家庭の中を切り盛りしたり
家族とのやり取りをしたり、
そのためのコミュニケーションを外でしたり、、、
 
お子さんの学校でPTAに参画なさったりも、
したのではないでしょうか。
 
社会と断絶されていたわけではありませんよね。

やしの木さんが一家の経済基盤を
作ってきたかどうかということに関しては
「NO」だったのかもしれませんが、
社会生活そのものは営んできているんですよね。
 
そこで培った経験は全て仕事で活用できます。 
やしの木さんだからこそできることもあるはずです。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、ききさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】ずっともやもやしている事があり、
ご相談させてください。

昨年一人息子が進学で一人暮らしをはじめ、
夫婦二人の生活になりました。

夫との生活はとても静かで、すこし息苦しく、
私は夫と話すと正直、緊張してしまいます。
笑顔もありません。
 
以前、夫は適応障害で休職し
今は職場にもどりましたが、
本人曰く「長い病気のせいで脳がこわれた、
自分は以前とはちがう」そうです。
  
私から見ると、もともとの「上から目線」がひどくなり、
多くの事にとても批判的で、怒りっぽく、
聞いている私が辛くなります。

これは、夫が自分を守るために
身につけた思考法なのでしょうか? 

また、もともとの人疲れに拍車がかかり、
月に1度ほどの出勤以外は在宅勤務、
美容院やホームセンターの買物など、
必要な外出以外は一切しません。

たまに夫が家にいないと、
私は心からのびのびとした解放感を感じます。

会話がなくても、
自宅で夫の存在を感じるだけで無意識のうちに
私はずっと心が固くなっているような気もします。

これは夫源病というのでしょうか?
 

私からみると、夫の世界は自己完結していて、
家ではテレビやパソコンゲームが
そろった自室で一人ですごし、
人といると、楽しむどころか疲れるだけのようです。

家族の生活にもあまり関心がなく、
よく言えば干渉し合わない夫婦、
そして、息子にも向き合うのを避け、
愛情や思いやりがあるようには思えません。

私の母の葬儀があったのですが、
夫は集まりに行くと体調を崩してしまいそうということで
すべての行事に欠席し、
これには私も驚きましたが、何も言えませんでした。

機能不全家族だと思います、息子も一時不登校でした。

今は力をとり戻し、息子は夫には
経済的には感謝はしていると思いますが、
何も期待していないようです。

夫は今後数年、定年まで真面目に働き、
家族を経済的に困らせないようにする事や、
私が外出して、やりそびれた家事や時々休日に
朝食づくりをやってくれる事などが、
彼なりの愛情なのかもしれず、

彼自身が虚弱なため、それをしてくれるだけで
精一杯なのかなとも思います。

私は夫に気を使いつつ週2〜3日のパートや
外での用事をつくり、外の空気を吸っています。

夫は自分の身の回りの事はできるので、
私が実家に泊りで出かけることや
友達と夜の外食にいく事にもおとがめなしです。

これも愛情の一種でしょうか。

でも、私は夫と価値観が違い、人と繋がりを持つことが、
人としての幸せな老後につながると思います。

今後は息子や将来の息子家族ができても、
家には寄りつかないかもしれないと思ったり、
また、今の静まり返った生活に寂しくなるばかりです。

私自身も、夫のために家事や調理をするという愛情が
なくなっているかもしれません。

今後、夫との生活をうまく築いていくヒントが
ありましたらお願いします。

メンタルの病気で脳や性格が変わっていくことは
あるのでしょうか? 

または、私が実は気づいておらず、
感謝が足りないとか、
なにか偏った考えをしているなどでしょうか? 

よろしくお願いいたします。

【A】ご主人に、自分や家族に
関心を持ってもらえない寂しさと憂鬱さですね。

一緒にいると息苦しさがあるということで、
お辛いですね。

まず、ご主人の状態、
脳や性格が変わってしまうことはあるのか
ということに関して、これはあり得るんですね。
 
脳というのは、ある一定の刺激をずっと受けていると、
機能しなくなってしまう部分や、逆に過剰に反応して
しまう部分が出てくることがあるんです。

また、ご主人は、おそらくですが、
もともと人と交流するということに強い欲求が
ないパーソナリティなのかなと思います。

自分の世界が大事な人っているんですね。

ご主人は、ききさんとはニーズも違えば、
ニーズの満たし方も違うのだという前提で、
接することが大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、はなさん(40代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】夫との間にあった事が頭から離れず、
なかなか解消できません。

夫とは再婚同士です。

結婚して1年が経った昨年、戸籍謄本を見る機会があり、
彼と前妻との間に子どもがいることが発覚しました。

彼からは、前の結婚では子どもはいないと聞いていたので、
衝撃的過ぎて、頭が真っ白になり、受け入れられません。

その後、彼からは、実際には自分の子ではない、
と言われました。
 
前妻には、もともと付き合っていて別れた後に
子どもができたと言われた、その後、結婚したが、
のちに自分の子じゃないとわかった、騙された、
ということです。

何が本当なのか事実は確認できないため、
ますます混乱してしまいました。

なぜ彼は、結婚前に正直に話してくれなかったのか、
前妻に対しても、もしそれが真実であれば
なぜ彼を利用したのか理解できず、
どこにも向けようもない、どうしようもない
怒りや憤りが湧いてきます。

今は離婚は考えておらず、
この状況を解消して前進していきたいのですが、
自分一人ではなかなか難しく、
川畑先生からアドバイスいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

【A】辛いですね。
子どものことは大きいことですからね。

理由は何であれ、正直に言ってくれなかったというのは
本当に大きなショックだったのではないかなと思います。

彼が言っていることが事実だとして、
血が繋がっていないとしても、
では、前妻との間に子どもがいなかったことになるかというと、
ならないですよね。

結婚してその子どもを一緒に育てていたことは
事実なわけですし、
今もその子は存在するわけですから、
はなさんに伝えない理由は存在しませんよねね。

だから、はなさんは苦しいのだと思います。

なぜそれを黙っていたのか、
そこはもう一度きちんと確認するとよいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:娘が上司からのパワハラで鬱病になり苦しみ、
やっと少しずつ元気になりホッとしたら、
息子も心の病になってしまいました。

2人とも心の病になるなんて
私の育て方が悪かったのか
息子がこれから普通に働く事が出来るのか
考えると不安です。

他の子は普通に働けているのにと
友達の子と比べて引け目に感じて
本当の事を言えない自分にも嫌になります。

苦しいのは子ども達なのに…

息子の前ではなるべく明るく接していますが
これから親としてどのようにしていけば良いのか
アドバイスをお願いします。

【うさママ・50代・女性・自営】

 
―――――――――――――――――
    
    
A:FROM 川畑のぶこ
      
我が子が苦しんでいるのを見るのは
親にとってこの上なく辛いことですね。

育て方が間違っていたのではないかという、
うさママさんがご自身を責めたくなる気持ちもわかりますが
  
ご自身を責めることは、子どもたちを否定することにも
なりかねませんので気をつけましょう。

ハラスメントを受けて心が病むのは
育て方が間違っていたからではありません。      
暴力を暴力と認識できるからこそ辛いのでしょう。
 
それを否定する必要などないのではないでしょうか。
  
まず辛かったことには寄り添い、
うさママさんは常に味方でそばにいることを
感じさせてあげてください。
  
私たちはたとえそれが一箇所であっても、
自分がそこに属しているという
安心感を抱ける居場所があるなら、
  
必要な時間をかけてそこからエネルギーをチャージし、
やがて前進できるものです。
 
お二人の今の状況は痛みを伴うものかもしれませんが、
そのことで決して
人生のすべてが台無しになるわけではありません。
  
すべてはプロセスであり到達地点ではありません。
   
現に、娘さんは時間をかけて回復していったわけですから、
そのチャンスは息子さんにもあります。
     
私たちひとりひとりの中に良くなりたいという動機があり、 
自らを癒す力も備わっていることも信頼してください。

それが心の病気であれ体の病気であれ、
病気には常になんらかのメッセージがあります。
 
そのメッセージは
もっと自分に優しく生きてください
というものであることも覚えておいてください。
 
私たちは放って置くと自分に厳しく接してしまいがちです。

「心を病むのは自分が弱いからだ」
「早く治さねば」
というのも厳しさの姿勢からです。
 
病気のおかげで暴力や嫌な状況から離れられたなら、
 無理しないで苦しみをもたらすものからは
離れなさいというサインかもしれません。
  
これを機に生活をスローダウンしてみようとか、  
一呼吸おいて新たな価値観を模索してみよう
というのは優しさの姿勢でしょう。
  
病気になったことで、
時には一旦これまでの価値観を手放して、
軌道修正する必要があるかもしれませんが、
  
それはより楽に生きるための
修正の機会である可能性があります。
 
それは、それまで心の奥底で
必要だと思っていた変化だったけれど、
  
病気にでもならなければ
起こせない変化だったということもあります。
 
自分が違和感を覚えていた
コミュニティーから離れられたというのも良い例でしょう。
 
家族との時間が増えたというのも恩恵かもしれません。
 
このように、身の回りでおきていることで
好ましいことにも目を向けてみると、
起こっていることに意味を見いだせるでしょうし、

これは打ちのめされた状態から
回復する力を高めてくれる姿勢です。
 
ぜひ、病気から学べるものや、
はからずもこの状況だからこそ
得られて好ましい恩恵に目を向けてみてください。
   

             
ーーー

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