心のケア・精神の悩み

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やまさん(20代・女性・公務員)の
のご相談にお答えします。

【Q】私は27歳で独身、実家暮らし、
公務員として働いています。

いわゆるクォーターライフクライシス
というものだと思いますが、

特別大きな障害や不満はないにもかかわらず、
常にこのままでいいのかという不安が
つきまといます。

以前は一人暮らしをしており
大変満足していたのですが、
貯金ができず
実家に戻ることにしました。

暮らしの満足度は
前よりも下がったと思います。

自分自身1人で過ごすことが好きなので、
家族と住むことは
多少のストレスはあります。

実家には両親と父方の祖母がおり、
認知症の祖母の世話など
大変なこともありますが、
それなりに仲違いせず暮らしております。

ただ、母親がため込み症の疑いがあり、
実家は空の段ボールや空き箱、

母の捨てられない昔の子供達の
おもちゃや服、古い新聞などのもので
溢れかえっており、
それも多少ストレスにはなっています。

勝手に捨てたりすると怒らせてしまう
ため周りは手をつけられません。

私には結婚願望もありますが、
出会いがないため、それも悩みの種です。

仕事では辛いこともありますが、
多少のやりがいも感じながら
それなりに向き合っています。

性格上、表面では笑顔で振る舞うのが
得意なので、人に悩みを打ち明けるのが
苦手なところがあります。

恋人がいるときは
自然にそれができますが、
相手がいなくて吐き出す相手がおらず、
辛く感じるのも原因かと思います。

本を読むのが好きで、
悩んだ時はいろんな本を読みます。

そこで、「感情をそのまま見つめる」とか、
「あるがままを受け入れる」などの
言葉を見て、

いざ自分の内面に向き合ったときに、
かなり汚いところがあると
気づいたりします。

それでまた悩んでしまったり、
疲れを感じてしまいます。

体も以前より疲れやすくなって、
好きなことに対する情熱ややる気も
なくなってしまっている感覚があります。

前には欲しかったものとか
行きたかったところも「もういいや」と
思ってしまったりします。

日常の周りで起きる些細なことに対する
不安も、感じることが増えてきました。

今まではあまりなかったのですが、
旅行に行く前にも、電車やホテルを
決めるときに先延ばしにしてしまったり、

以前上司に咎められたことを思い出して、
また何か言われるのではないかと心配したり、
余計な心配をしたりしてしまいます。

心配事に対して、起きるわけがないとか、
失敗しても大丈夫とはわかっていても、
どうしても不安に感じてしまうことが
あります。

そして、「自分が今やっていることは
これで正しいのか」「このままで、
幸せに生きていけるのか」と、
負のループに入って抜け出せなくなります。

それが生理の周期などで
余計にひどくなったりすることで、
気分の落ち込みが大きくなってしまうこと
も辛いと感じます。

日々生活している中で、
自分の感情や気分に振り回されて、

今できることをやるべきなのは
わかっているのですが、
心がしんどくてついていきません。

軽やかにしなやかに生きていきたいです。

【A】やまさん、
ご相談ありがとうございます。

「このままでいいのか」と、
常に考えてしまうのですね。

特別大きな問題があるわけではないし、
仕事もそれなりにやりがいがあって、
家族とも大きく揉めているわけではない。

それなのに、
将来のことや周りの人のことを考え始めると
不安がどんどん膨らんでしまう。

そんな状態が続くと、
心も疲れてしまいますよね。

やまさんは、一人で過ごす時間が好きだ
と書いてくださっています。

以前の一人暮らしのほうが
満足度が高かったのであれば、

まずは「一人の時間」を、
心のエネルギー源として
意識的に確保してみてください。

実家暮らしだからといって、
家族に合わせ続ける必要はありません。

そして、もう一つ大切なのは、
「あるがままを受け入れる」ということを

自分の中にある嫌な感情まで
無理に肯定しなければならない、
という意味にしないことです。

「ああ、今の私はこんなことを
感じているんだな」と、
そのまま気づいてあげる。

それだけでも十分なのです。

動画では、やまさんが
「このままでいいのか」と
不安になったとき、

何を基準に自分の人生を見ていけば
いいのか、

そして「自分にとって大切なもの」を
見つけるための具体的な方法について、
もう少し詳しくお話ししています。

続きはこちらからどうぞ。

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【Q】川畑先生、こんにちは。
いつもメルマガを楽しみにしています。

58歳、会社員です。
長年続けてきた趣味についての相談です。

私は15年以上、
コーラスサークルに通っています。

歌うことが好きで始めた趣味でしたが、
仲間にも恵まれ、毎週の練習を
とても楽しみにしていました。

発表会やイベントもあり、
「仕事以外にも自分の居場所がある」
と感じられる、大切な時間でした。

ところがここ1〜2年、
サークルへ行くのが
少しずつ億劫になってきました。

先生や仲間との人間関係が
悪いわけではありません。

皆さん親切ですし、
居心地が悪いわけでもありません。

それなのに、練習の日になると
「今日は休みたいな」と思ってしまいます。

行けばそれなりに楽しいのですが、
帰ってくるとどっと疲れてしまい、
「前はこんなことなかったのに」
と感じます。

歌そのものが嫌いになったわけでは
ありません。

好きな歌手の新曲が配信されると
繰り返し聴いて一緒に歌いますし、
以前からよく見ている合唱団の
YouTubeも今でも楽しみにしています。

音楽と触れ合っている時間は、
今でもとても楽しく、
心が満たされるのです。

だからこそ、「歌は好きなのに、
どうしてサークルには行きたくないん
だろう」と、自分でも戸惑っています。

年齢のせいなのか、
仕事で疲れやすくなったのか、
自分でもよく分かりません。

親しい友人には、「少し休んでみたら?
また行きたくなったら戻ればいい
じゃない」と言われました。

私もそうできたら
気が楽なのかもしれません。

でも、15年も続けてきた趣味を
休んだり、やめたりすることに、
どこか後ろめたさがあります。

これまで「続けること」に意味がある
と思ってきたので、
「途中でやめる私は根気がないのでは」
と思ってしまう自分もいます。

もしかしたら、今の私はこの趣味を
卒業する時期なのでしょうか。

それとも、一時的な気持ちだから、
もう少し続けた方がいいのでしょうか。

好きだったことや趣味も
「断捨離」するタイミングが、
人生にはあるのでしょうか。

【みさき・50代・会社員】

【A】みさきさん、こんにちは。
メルマガをいつも楽しみにしてくださって
いるとのこと、ありがとうございます。

みさきさんが15年続けてこられた
コーラスサークルへの気持ちの変化が
とてもよく伝わってきましたし、

ご自身の内側の声にとても正直に、
繊細に耳を傾けていらっしゃるのが
伝わってきました。

あんなに好きだったものがなぜ?
私は何かおかしいの? と
ご自身を疑ってしまうのでしょうが、

人生とは無常、
私たちの体も心も、自然と一緒で、
常に移り変わるものですね。

大切なのは、今・ここ・私。

今のみさきさんにとって大切なものを
常に選び抜く姿勢をぜひ大切にしてください。

58歳ともなると、
以前に比べて気力も体力も落ちて、
活動レベルも変わります。

これまでの活動が億劫に感じるようになる
のも当然ですので、まずは自然の摂理を
受け入れる勇気が必要ですね。

それでも、みさきさんは
決して歌が嫌いになったわけではなく、

新曲を繰り返し聴いて口ずさむ時間、
合唱団の映像を見る時間など、
歌や音楽との関わりは豊かなままのようです。

ここでみさきさんに覚えていただきたいのは、
「歌うこと」と「サークルに通うこと」は、
似ているようで
実は別のものだということです。

サークルには、そこまでの移動、
練習の拘束時間、仲間との関わり、
発表会への準備など、音楽そのもの以外にも
たくさんの要素が重なっています。

物理的にも心理・社会的にも
それなりの負荷はかかっているのです。

さらに、ご自身の仕事の負荷、睡眠、
ホルモンバランスなど、さまざまな要因で
以前とはエネルギーの使い方が
変わることがあります。

もしコーラスに限らず、
以前楽しめたこと全般への興味が薄れたり、
疲労感や気分の落ち込みなどが
続いたりするなら、
心身の状態を一度確認することも大切です。

過去には許容範囲だったことも、
今の自分にはオーバーキャパということが
考えられます。

疲労感は、「今の私に合った関わり方」を
教えてくれている大切なメッセージだと
受け止めてみてください。

「今日は休みたい」「帰るとどっと疲れる」
という体の声を無視し続けて頑張ることは、
かえってご自分を追い込んでしまいます。

「継続は力なり」という考えがある一方で、
「勇気ある退陣」もまた
人生の大切な戦略です。

もちろん、卒業か継続かを、
今すぐ白黒つける必要はありません。

お友達が言われたように、
まずは「少し休む」という選択肢は
悪くないのではないでしょうか。

せっかく15年もやったのに、と思うかも
しれませんが、サークルを離れることは
決してその15年間が
無駄になることではありません。

心理学や行動経済学には
「サンクコスト(埋没費用)」という考え方
があります。

すでに費やした時間やお金、労力を惜しむ
あまり、今の自分にとって最善ではなく
なった選択を続けてしまうことなのですが、

「15年も続けたのだから」という
過去の15年と、
「これからの私がどうしたいか」は、
本来別の問題です。

むしろ、15年やってきたからこそ
至る境地がありますし、離れたからこそ
改めて知る価値もあるのです。

サークル活動をひとつの軸に、
ご自分の心身の変化に気づき、

それにしなやかに、
正直に向き合えることは、
人生の豊かさであり成熟した智恵です。

歌や音楽が好きでなくなったわけではなく、
それらと関わる形態が変わっただけ、

「サークルというかたち」で歌に関わる
季節が終わっただけではないでしょうか。

みさきさんの音楽への愛情は、
形を変えてこれからもみさきさんの中に
あり続けることと思いますし、
その関係性は大切にしてください。

どうか、まずはご自身の体の声に従って、
これまでの15年間を称えてあげてください。

断捨離は不要なものをただ手放すだけに
留まらず、今の私との関係性を問い直し、
大切なものを選び抜くことで
人生を輝かせる智慧です。

ー川畑のぶこ

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かおりんさん(40代・女性・自営業)の
のご相談にお答えします。

【Q】私は49歳で、自営業をしています。

開業して半年ほどで乳がんが見つかり、
治療を受けました。

現在もその影響と向き合いながら
生活しています。

心の不調は、
元夫の浮気がきっかけでした。

浮気を知ったショックで自殺未遂をし、
そのとき、元夫は私を支えるのではなく、
見捨てるように家を出ていきました。

その出来事は
今でも心に深く残っています。

さらに、
私が乳がんの闘病中にもかかわらず、
元夫は浮気相手の家族と
誕生日会を開くなどしていました。

そのことは大きな裏切りとして
心に刻まれています。

その後、
双極性障害と診断されました。

現在は治療を続けながら
生活していますが、

気分の波や不眠、疲れやすさがあり、
人の反応にとても敏感になって
しまいます。

返信が遅い、態度が少し違う
といったことでも、

「見捨てられるのではないか」
という不安が強くなり、頭の中で
悪い方向へ考えてしまいます。

仕事では人の役に立ちたいという思い
が強く、つい無理をしてしまいます。

収入への不安もあり、
自分を追い込みがちです。

私は、過去の出来事に今も
心が縛られているように感じます。

「見捨てられ不安」に振り回されず、
人との関係を安心して築けるように
なりたいです。

そして、過去を少しずつ受け入れ、
自分を責めずに穏やかに生きていける
ようになりたいと思っています。

私には今、どのような考え方や
心の向き合い方が必要なのでしょうか。
アドバイスをいただけたら幸いです。

【A】かおりんさん、
ご自身のつらい経験や今の状態を
ここまで丁寧に言葉にして
伝えてくださったこと自体が、
大きな一歩だと私は感じました。

そして何より、

「見捨てられ不安に
   振り回されずに生きたい」

「人との関係を安心して築きたい」

「自分を責めず穏やかに生きたい」

と、ご自身が本当に望んでいることを、
すでにしっかり見つめていらっしゃいます。

元ご主人からの裏切りは、
かおりんさんの存在そのものを
否定されたような、
とても深い傷になったことでしょう。

でも、その出来事と、
かおりんさん自身の価値は
決して同じではありません。

相手の反応や評価を基準に
自分の価値を測ってしまうと、
私たちの心はいつまでも
相手に左右され続けてしまいます。

本当にかおりんさんのことを
一番よく知っているのは、
かおりんさんご自身です。

「私は大切にされる価値のある存在だ」
と、自分自身が自分の味方に
なってあげること。

それが、安心して人と関わるための
土台になっていきます。

動画では、
過去の裏切りをどのように受け止め直し、

自分の価値を他人ではなく
自分自身の中に取り戻していくのか、

その考え方についてもう少し
詳しくお話ししています。

続きはこちらからどうぞ。

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【Q】川畑先生、こんにちは。
58歳、会社員、独身です。

私は数年間、仕事と両立しながら
母の介護を続けてきました。

休日は病院の付き添いや買い物、
役所の手続きなど、
生活の中心はいつも母でした。

2年前に母を見送り、
先月、三回忌も終えました。

介護をしていた頃は、
「落ち着いたら旅行に行こう」

「その時が来たら、
 自分のために時間を使おう」
と思っていました。

ところが、いざ“その時”が来ても、
何もする気が起きません。

休みの日になると
何をしたらいいのか分からず、
一日家でボーッと過ごしてしまいます。

友人から食事や旅行に誘われても、
「また今度ね」と断ることが増えました。

2年という年月の経過は
私を確かに癒してはくれ、

母を見送った直後に比べれば、
今は特別落ち込んでいるわけでは
ないのですが、

何かを楽しもうという
気持ちが湧いてこないのです。

周りからは、
「そろそろ自分の人生を楽しみなさい」
と言われます。

その言葉はありがたい反面、
前に進めない自分だけが
取り残されているようで、
焦る気持ちにもなります。

母を忘れたくはありません。

でも、このまま時間が止まったように
生きていくのも違う気がしています。

私はこれからどんなふうに
自分の人生を歩んでいけば
いいのでしょうか。

【ヨーコ・50代・会社員】

【A】長い介護の日々を終えられ、
お母様を見送られてから2年、
そして先月、
三回忌を終えられたとのこと。

その歳月を、
本当によく歩んでこられましたね。

まずは、頑張ったご自身を
存分に労ってあげてください。

介護の間は
「落ち着いたら旅行に行こう」
「その時が来たら自分のために時間を使おう」

そう自分を励ましながら
日々を過ごしてこられ、
でも、いざ「その時」が来たときに
何も心が動かない。

これは、ヨーコさんに限らず、
長年介護をしてきた人や
他人に尽くしてきた人によくある状態です。

介護をしているとき、
私たちの心とからだは、常に自分以外の
誰かのために動くモードになっています。

次に何が必要か、何を優先すべきか、、、
ヨーコさんの生活の中心は、
ずっとお母様だったことと思います。

その状態が何年も続けば、
心はそのやり方をデフォルトとして
覚えてしまいます。

介護が終わったからといって、
スイッチが自動的に切り替わる
わけではないのですね。

ヨーコさんの長く張り詰めていた心が、
まだ「自分のために動く」という
新しいモードを見つけられずにいる、
ということなのだと思います。

この切り替えのタイミングは
人によって異なりますから、
どうか、ヨーコさん自身の
タイミングを大切にしてください。

「楽しむこと」に関しても、
その抵抗の奥には

「母を置き去りにすること」とか、
「母を忘れた証」という気持ちが
隠れているかもしれません。

介護を長く担ったことで、
無意識のうちに、

楽しむことと母を思うことを、
天秤の両端に置いてしまっているの
かもしれませんね。

でも本来、それら二つは
対立するものではありません。

長く自分の看病に付き添ってくれた娘が
穏やかに、自分の人生を楽しみながら
生きていくことは、きっと
お母様の真の願いのはず。

ぜひ、そんなお母様の気持ちとともに
日々を歩まれてください。

周りの言葉に焦りを感じてしまう
とのことですが、

無理に「楽しもう」とすることで、
かえって心が硬くなってしまうことも
ありますから、

ヨーコさん自身のペースを
大切にしてあげてください。

また、楽しむということは、
必ずしもワクワク、ドキドキするような
刺激的な体験を意味するわけではない
ことも覚えておいてください。

友人との旅行や食事に心が動かないから
といって、ヨーコさんが「楽しむ力」を
失ってしまったわけではありません。

長年、誰かのために動き続けてきた
ヨーコさんにとって、
今必要なのは、大きな刺激ではなく、

まず「心地よさ」を選び抜いていくという、
目の前の小さなことから始める、
静かなプロセスなのかもしれません。

介護をしていた頃は、常に頭で考え、
判断し、動いていたと思います。

何を「すべき」かで物事を判断する
ことに慣れてしまったことと思います。

いまはそのかわりに、
何を「したいか」
を優先してみてください。

それもわからなければ、
何を「心地よく感じるか」
を振り返ってみてください。

いきなり旅行や
大きな予定を立てようとすると
ハードルが上がりすぎてしまいますが、

まずは、友人からのお誘いに一度だけ
「行ってみる」のもよいでしょう。

楽しめるかどうかは考えず、
ただ「体験してみる」というくらいの
軽さで十分です。

それも気が乗らないのであれば、
今日はお気に入りの椅子に座って、

いつか読もうと思っていた本を
手に取って読書をするとか、
窓を開けて風を感じるとか、

そんな日常のささやかな一つひとつの
行為の中に、自分にとって快適なものを
選び直していくのもまた、

ヨーコさんが自分の人生を取り戻していく
確かな歩みです。

静かに、穏やかに、
何もせずくつろぐ時間や、心とからだを
ゆっくり充電するような時間。

それもまた、立派な
「楽しむこと」のひとつです。

最後に、
ヨーコさんが何をしようがしまいが、
今までとは違ったかたちで、常にお母様と
共にいることを意識してみてください。

そして、何か新しいことをする前には、
心の中でお母様に
「見守っていてね」と伝えてみる。

これは、母を忘れることでも、
母から離れることでもなく、

心の中のお母様と一緒に
自分の足で歩いていく、
という新しい関係の築き方です。

ぜひ、ご自分のペースで
小さな一歩を、お母様とともに
歩まれてみてください。

ー川畑のぶこ

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おたべさん(60代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。61歳の主婦です。

私は、アルコール依存症の父と
共依存の母のもとで育ちました。

両親共に深い愛情を注いではくれましたが、
しかし、一度怒り出すと手がつけられなく
なる父と泣き叫ぶ母のやりとり、

そして、いつ父が怒り出すかわからない
恐れの中育ちました。

今調べると、きっとパーソナリティ障害
だったのだと思います。

そんな機能不全家族で育った私も、
やはり夫とも上手くいかず、
私の3人の子ども達も
それぞれに生きづらさを抱えております。

両親は最近亡くなりましたが、
「こんな家に生まれてさえいなければ、
私や子ども達もちゃんと幸せになれたのに」
という憎しみの気持ちと、

遺品整理をする中で、
「こんなにも愛してくれていたんだ」
という気持ちとの狭間で苦しく、

他の自分自身の生き辛さも含め、
現在カウンセリングを受けています。

ご相談したいのはここからです。

長男がパートナーと上手くいかず
離婚の話になっているのですが、

そのパートナーから聞く長男の言動が
私の父と全く同じで、
多分パーソナリティ障害かと思われ、
離婚話も難航しています。

この病名を調べると、
脳のもともとの器質もあるが、
生育環境や愛着障害などが影響すると
書いてありました。

私も父と同じで、怒りのコントロールが
できない状態で子育てをしていましたので、
長男をこんな風にしたのは私のせいだと
思うと苦しくて、

謝っても、今更どうすることもできず、
取り返しのつかないことをしてしまったと、
生きていていいのかと思い悩む毎日です。

悔やんでも事態は何も動かないのは
わかってはいますが、
この気持ちをどうすればいいか、
何かアドバイスをいただければ幸いです。

カウンセリングにかかってはいるものの、
内省を促すばかりで、
なかなか今の苦しみをどうすればいいか
には繋がっていないという状況です。

どうぞよろしくお願いいたします。

【A】おたべさん、
本当に苦しいお気持ちの中で
毎日を過ごしていらっしゃるのですね。

ご自身もアルコール依存症のお父様と
共依存のお母様のもとで育ち、
その影響を感じながら子育てをされてきた。

そして今、お子さんの生きづらさを
目の当たりにして、
「すべて私のせいではないか」と
ご自身を責め続けていらっしゃる…。

そのお気持ちは
とても自然なものだと思います。

もちろん、「あの時は申し訳なかった」
と思うことがあれば、
お子さんに謝ることは大切です。

でも、おたべさんがお子さんの人生
すべての責任を背負わなければならない
ということではありません。

人はそれぞれ、育った家庭だけでなく、
学校や社会、人との出会いなど、
さまざまな影響を受けながら
人生を歩んでいます。

そして、お子さんにはお子さん自身の
課題があり、おたべさんには
おたべさんの課題があります。

どうか、「私さえ違っていれば…」と
ご自身を責め続けるのではなく、
おたべさん自身にも
優しさを向けてあげてください。

動画では、なぜ親は必要以上に
責任を背負ってしまうのか、

そして、お子さんの人生を信頼して
見守るための考え方について、
もう少し詳しくお話ししています。

動画の視聴はこちらからどうぞ。

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【Q】仕事が決まっても、
体調が悪くなってしまい、
長く続けることができません。

そんな時に限って
家賃の値上げが決まり、
引っ越しをせざるを得なくなりました。

春には子どもの進学で大きなお金も動き、
今は借金が増えるばかりです。

本当は少し休んで体調を整えたいのですが、
生活のことを考えるとそうもいかず、
無理をして仕事に出ています。

けれど、休みがちになってしまい、
職場でも居場所がないような気がして、
ますます苦しくなってしまいます。

目の前の問題を一つずつ
片づけたい気持ちはあるのに、

毎日が不安で前向きに動けず、
気力も体力もついていかず、
へとへとです。

こんな私は、
何からどう動けばいいのでしょうか。

【ジュンコ・50代・女性・会社員】

【A】ジュンコさん 
ご相談ありがとうございます。

まず、これだけ大切なことが重なる中で、
今日まで仕事に出続けてこられたこと自体、
本当によく頑張ってこられたと思います。

どうか、ご自身の頑張りを
ねぎらってあげてください。

体調不良、家賃の値上げ、進学費用、
そして休みがちになることへの
職場での気まずさ——

これらは、一つひとつが重いものですが、
同時に押し寄せている状態ですから、
オーバーキャパとなるのは当然のことです。

「何から手をつければ」と分からなくなる
のは、決してジュンコさんの気力が
足りないからではなく、

単純に、処理すべきことが
処理能力を大きく上回っているからです。

重量挙げ選手でも、
500キロのバーベルをひとりで
持ち上げろと言われれば無理です。
それは人間技ではないのです。

私たちの脳は、不安な状態が続くと、
「全てを一気に」何とかしなければ
いけないというモードになりがちです。

でもこれは、体調にも判断力にも
一番負担のかかるやり方です。

今のジュンコさんに必要なのは
「一気に片づける」ことではなく、
「一つずつ、順番に」という視点を
意識的に取り戻すことだと思います。

具体的にできることとして、
まず、動かせないものと、
動かせるものを分けてみてください。

このときに、
見える化して書き出すことは
頭を整理するのに有効です。

たとえば、進学費用や借金全体は、
今日明日でどうにかなるものでは
ありません。

一方で、引っ越しの段取りなど、
期限があるものは動かす必要があり、
優先順位は高いものです。

書き出したものの中で
優先順位の高いものから
実際に取り組み始めてみてください。

同時に、
ジュンコさんのような状況では、
すべてを一人でやろうとせず
周囲に助けを求めることも大切です。

このとき、専門窓口を積極的に使う
ことも大事です。

ジュンコさんのお住まいの自治体にも
くらしや仕事の相談支援センターなど
の窓口があることと思います。

ギリギリまで自分で頑張るのではなく、
ご自身の心身が、
また経済的にも破綻してしまう前に、
予防的にどんどん活用してください。

たとえば、家賃、進学費用、借金が
重なっている状況は、

自治体の生活相談窓口や
社会福祉協議会の「生活福祉資金」相談、
あるいは弁護士会の無料法律相談
(借金の整理も含め)が対応する領域です。

住宅確保給付金という、
家賃の支払いが困難な場合に
自治体から家賃相当額が支給される
制度があります。

(条件を満たせば、引越し前でも
利用できる可能性があります)

社会福祉協議会(緊急小口資金など)では、
一時的な生活費の貸付や
サポートについて相談できます。

一度、家計全体を
客観的に整理してもらうだけでも、
頭の中の不安がかなり軽くなります。

体調と仕事については、
「休む」か「無理する」の二択に
しないことです。

今のジュンコさんは、
本当は休みたいのに休めない、
でも無理して出れば体調を崩す、

という板挟み状態にいるかと思いますが、
この悪循環を断ち切る必要があります。

いまは、心身ともに
限界を超えていますので、
医療機関(内科や心療内科)を受診し、
現在の状態を医師に正直に話してください。

診断書が出れば、
傷病手当金を受け取りながら休職して
体を休める選択肢も生まれます。

職場での「居場所がない」という感覚
に関しても、体調が悪いときは
周囲の視線を過剰にネガティブに
受け取ってしまいがちです。

今は「職場でどう思われるか」よりも
「自分の命と生活を守ること」を
最優先に考えて大丈夫です。

きっとジュンコさんの友人が
同じ様に悩んでいたら、ジュンコさんも
同じことを伝えるのではないでしょうか?

これは決して「逃げ」ではなく、
ジュンコさんが長く健全に働き続ける
ための現実的なアプローチです。

私たちは、不安な状態が続くと、
体はずっと「戦うか逃げるか」の
スイッチが入ったままになり、

それ自体が
体調をさらに悪くしてしまいます。

1日のうちほんの数分でいいので、
ゆっくり深呼吸する時間、
ご自身を緩める時間を
意識的に挟んでみてください。

問題を解決する力というのは、
休んでいるときにこそ回復するものです。

繰り返し、
一人で全部を背負おうとせず、

まずは今日できることとして、
お金の相談窓口に電話を一本かけて
みることから始めてみてください。

今日できることはあるのです。

助けを求めることは甘えではなく、
ご自身とお子さんの生活を守るための
立派な対処法です。

ー川畑のぶこ

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サムネ_20260503

MOMOさん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】この春、下の子が
進学のために家を出て、
夫婦二人の生活になりました。

上の子は数年前に独立しており、
いずれはこうなると
分かってはいたものの、

いざその時を迎えると、
思っていた以上に心にぽっかりと
穴が空いたような感覚があります。

これまでは子育てや家の中のことに
追われ、毎日があっという間に
過ぎていきましたが、

今は急に時間ができて
何をしていいのか分からず、
気づくとぼんやり過ごしてしまう日
も増えました。

57歳の夫は
現在もフルタイムで働いており、
日中はほとんど家にいません。

もともと会話が多い夫婦ではないため、
家の中も静かで、このまま
何も変わらずに年齢を重ねていくのか
と思うと、不安のような
寂しさのような気持ちになります。

周囲からは「これからは自分の時間が
持てていいわね」と言われることもあり、
自分でもそう思いたいのですが、
いざ何かを始めようとすると
気力が湧かず、行動に移せません。

同年代の方が趣味や新しいことを
楽しんでいる様子を見ると、
「私も何かしなければ」と
焦る気持ちが出てくる一方で、

その思いが強くなるほど、
かえって何もできない自分に気づき
落ち込んでしまいます。

本来なら、これからの人生を
前向きに楽しみたいと思うのに、
「何かしなければ」と思うほど
動けなくなる自分に戸惑っています。

健康でいたならば、人生まだまだ長い…
このままだと、これからの人生を
持て余してしまいそうで、
ちょっと不安です。

このような気持ちは
一時的なものなのでしょうか。
自分ではわかりません。

これからの時間や自分自身との
付き合い方について、
ヒントをいただけたら嬉しいです。

【A】お子さんが独立して、
夫婦二人の生活になった。

いずれはこうなると分かっていたけれど、
いざその時を迎えると、
思っていた以上に
寂しさや不安が出てくる。

「何か始めなきゃ」と思うほど、
動けなくなってしまう…。

そんなご自身に、MOMOさんは
戸惑っていらっしゃるのですね。

これ、とても自然な反応です。

子育てがひと段落した
タイミングというのは、
いわゆる“空の巣症候群”のように、
心にぽっかりとした感覚が
出やすい時期でもあります。

まず大事なのは、
「何かしなきゃ」と無理に
前に進もうとしないことです。

今は、新しいことを始める時期
というよりも、
これまで頑張ってきた自分を
少し緩めてあげる時期。

いわば“人生のバケーション”
のような時間です。

ぼんやりしてしまう日があってもいい。
のんびりすることが
「今の課題」でもいいんです。

そうやってしっかりと休めたときに、
少しずつ「何かやってみようかな」
という気持ちが
自然と湧いてくることがあります。

そこから、
ほんの小さなことから動いてみる。
昔好きだったことを思い出してみる。
人とのつながりに触れてみる。

そんなふうに、ゆっくりと
リスタートしていけばいいんです。

今のこの時間も、
人生の大切なプロセスのひとつです。

続きはビデオでお話ししています……

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もや美さん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】53歳です。
夫と二人暮らしで、子どもは
社会人として独立しています。

最近、SNSを見るたびに
気持ちが沈んでしまい、
悩んでいます。

同年代の友人や知人が、
旅行に行ったり、
夫婦で仲良く過ごしていたり、
子どもが活躍していたりと、
 
楽しそうな様子を
投稿しているのを見ると、
素直に「いいな」と思う反面、
自分の生活と比べてしまい、
なんとも言えない気持ちになります。

私は別に不幸というわけではなく、
日々それなりに
穏やかに暮らしていると思います。

でも、SNSで他の人の生活を見ると、
「私の人生はこのままでいいのだろうか」
「何か足りないのではないか」
と感じてしまいます。

本当は見なければいいと
分かっているのに、つい開いてしまい、
見たあとに落ち込む、
ということを繰り返しています。

若い頃ならまだしも、
この年齢になっても
他人と比べてしまう自分が情けなく、
そんな自分にさらに落ち込んで
しまうこともあります。

人と比べずに、自分の人生を
大切にしたいと思っているのに、
それがなかなかできません。

時間が空けば手が
自然にスマホに伸び、
SNSを開いてしまう習い性も、

幼稚だなと思う一方で、
それをやめる勇気は
今の私にはありません。

依存まではいっていないと
思いたいですが、
これは依存のレベルでしょうか?
自分軸が、ないのでしょうか?

【A】SNSを見るたびに、
なんとなく気持ちが沈んでしまう。

本当は見なければいいと
分かっているのに、
つい開いてしまって、
見たあとにまた落ち込む……
という、もや美さん。

日々それなりに穏やかに暮らしている。
決して不幸ではない。

でも、同年代の人たちの
楽しそうな投稿を見ると、
「私はこのままでいいのかな」と、
どこか満たされない気持ちに
なってしまうのですね。

そして、そんなふうに
人と比べてしまう自分を、
情けなく感じてしまう…。

これ、実はとても多くの方に
起きていることなんですね。

まずお伝えしたいのは、
これはいわゆる“依存”というよりも、
物事の受け止め方のクセが
影響しているケースが多い、
ということです。

SNSというのは、どうしても
その人の「見せたい一部」が
切り取られた世界です。

そして私たちもまた、無意識に
「いいな」と思う部分ばかりを
拾って見てしまう。

その状態で比べてしまえば、
気持ちが落ちてしまうのは
ある意味自然なことなんです。

なので、大切なのは、
比較をやめようとすることよりも、
「どう見ているか」に気づいていくこと。

そして、自分がすでに持っている
ものにも、少しずつ目を向けて
あげることです。

もし同じように、SNSを見て
気持ちが揺れてしまう方がいらしたら、
今回のお話は
参考にしていただけると思います。

続きはビデオでお話ししています……

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【Q】アラサーの独身女性です。
メルマガを楽しく拝見しています。

3年ほど前に膠原病の難病を発症した
のをきっかけに、自分の荷物、
実家の大量の荷物の断捨離を始めました。

年齢もあり、友人は結婚・妊娠出産や、
仕事ではキャリアアップしている人が
多いです。

その中で、比べたくなくても
つい周りと比べて、
人生に苦しみを感じています。

薬の副作用の影響などもあると思います
が、ついネガティブになります。

仕事も満員電車で通勤できなくなった
ことを契機に、辞めました。

同棲していた彼氏とも別れ、残すのは
親の介護くらいだなと思ってしまいます。

難病持ちで、結婚も無理そうだと
諦めています。

仕事はやっとリモートでできるパートを
見つけましたが、給与は低いので
一人暮らしに戻るのもきつい状態です。

どうやって人生に希望を見出せば
いいかわかりません。

【ててまる・30代・女性・パート事務】

【A】ててまるさん、メルマガをいつも
読んでくださりありがとうございます。

そして、大変な状況の中で
ご相談くださりありがとうございます。

難病の発症、辞職、同棲していた彼氏
との別れ……これらは、どれか一つでも、
人生を揺るがすような出来事です。

それが3年の間に重なったのなら、
希望が見えないと感じてしまうのも
当然のことだと思います。

さらに、薬の副作用があるのなら、
前向きになれないのは
仕方のないことです。

どうか、今はまだショック期なので
無理に走り出そうとせず、
前進するエネルギーを蓄えている
時期だと思ってください。

このように重いと感じている人生で、
「残されるは親の介護くらい」と
思っていらっしゃるとのことですが、

なるほど、ここに、
ててまるさんの人生のパターンを
垣間見る気がしています。

すなわち、
どんなに自分の人生が重くても、
なんらかの目に見えるかたちで
誰かの役に立てていなければいけない、

それができるか否かで
ご自分の人生の価値が決まってしまう
と思っていらっしゃいませんか?

もしかしたら、
友人と比べてしまうのも、
根っこはおなじかもしれません。

「結婚」「出産」「キャリア」……

社会から見てわかりやすい価値で
あったり、マジョリティーが
「こうあるべき」と信じているであろう
物差しで、自分を採点してしまう。

でも、その物差し、
真にててまるさん個人の幸せや豊かさ
に役立つのでしょうか?

ててまるさんは、難病を発症してから
断捨離を始めたとのこと。

ここで「モノ軸」を手放すと同時に、
ぜひ、「他人軸」も手放すタイミングに
していただきたいです。

希望というのは、必ずしも
「大きな達成を思い描いたり
夢を持ったりすること」ではなく、

今日この日、目の前に
展開されている物事のなかに、
自分が感謝できることや
心地よく感じられることを見いだして、

それらをありありと味わうことの
積み重ねだと私は思っています。

リモートのパートを
「やっと見つけた」というのは、
まぎれもなく、ててまるさんが
諦めずに動いたことにより
生じた大切な第一歩です。

小さく見えても、重い人生を抱えながら、
ててまるさんが、自分の足で踏ん張った
大きな一歩なのです。

どうか、それを過小評価せずに
きちんと認めてあげてください。

断捨離は、今はお役目御免となった
古い価値観を手放し、
「今の私」にふさわしい価値観を
新たに選び取るプロセスでもあります。

多くのものを失ったと感じるかも
しれませんが、それは同時に、
「かつての重荷」を下ろしている
プロセスでもあります。

満員電車に「乗れなくなった」のは、
もしかしたら「乗らなくてすむように
なった」のかもしれませんね。

健康でキャリアを積んでいる人が
必ずしも「満たされている」とは
限りません。

人生の質は、
外側の条件(結婚、仕事、年収)ではなく、
自分の内面とどう折り合いをつけて
いるかで決まります。

難病という制約があるからこそ、
他の人が一生気づかないような
「日常の尊さ」や「命の深み」に
触れる機会を、ててまるさんは
得ることもできるのです。

ててまるさんの人生は、
まだ発展途中です。

こんな状態になるなんて考えても
みなかったということが起こった
のと同じだけ、

人生には、今はまだ見えていない
素敵な景色が、少し先には
広がっている可能性だってあります。

必要なときは
素直に助けを求めてみてください。

心の専門家にまだかかっていない
ようであれば、一度つながってみる
ことをおすすめします。

難病の患者会やコミュニティに
身を置くことで、

「自分だけじゃなかった」という
つながりの感覚を取り戻し、
癒やしがもたらされるかもしれません。

ご自身を大切に、
今できる目の前の一歩をたたえながら
丁寧に歩んでみてください。

ー川畑のぶこ

——*——*——*——

 
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スクリーンショット 2026-03-19 14.19.46

本日は、川畑のぶこからの春のメッセージ
と特別なご案内をお届けします。

———————–

FROM:川畑のぶこ

桜の便りが届き始めるこの季節、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

新しい始まりへの期待の一方で、
ニュースから流れる不穏な社会情勢や
物価の高騰、あるいは
鏡を見るたびに感じる年齢の変化など、

正体のわからない「漠然とした不安」
に心が揺らぐことはありませんか?

今日は、そんな不安の波に飲み込まれ
そうなときにこそ思い出してほしい、
私の大切な二人の師のエピソードを
お話しさせてください。

今から25年前、
2001年9月11日の翌日のことです。

アメリカ全土が未曾有のテロの衝撃に震え、
ロサンゼルスの街も言いようのない
混乱と恐怖に包まれていました。

世界が一変してしまったかのような
重苦しい空気の中、私は、
予定していたセーリング・セッションは
当然中止だろうと思い、

師であるカール・サイモントン博士に
電話を入れました。

ところが、受話器の向こうから返って
きたカールの言葉は、
あまりにも静かで、意外なものでした。

“Why not ?” (なぜ?もちろん行くよ)

呆気に取られつつも、
近所マリナ・デルレイにある
ヨットハーバーへ向かうと、
海の上には私たちの他に誰もいません。

驚くほどのベタ凪、
そして吸い込まれるような快晴。

最高のセーリング日和でした。

世界中がパニックに陥り、
悲劇的なニュースが駆け巡っていると
いうのに、カールは一言も
テロの話題を口にしませんでした。

彼はただ、ひたすら波と向き合い、
風を読み、帆と対話をしていました。

いつもなら
セーリングの技術を教わりながら
ミーティングをする習わしでしたが、
その日の私は、言葉を超えた
もっと大事なものを学んだ気がします。

「外側の世界がどれほど激しく
 揺れ動いていても、
 自分自身の真ん中にある『静寂』は、
 誰にも奪わせない」

カールのあの背中こそが、
私が目指すべき「最高の安心」の体現
だったのです。

このエピソードを思い出すとき、
私の中でもうお一人の
大切な先達の姿が重なります。

カール・サイモントン博士と
深い魂の交流を持たれていた、
日本ホリスティック医学協会名誉会長で、
90歳にして現役医師の帯津良一先生です。

帯津先生と私のご縁もまた、
26年(四半世紀)に及びます。

かつて帯津先生は、私の著書に
寄せてくださった推薦文の中で、
初めてカールに会った時の印象を
こう綴られました。

「彼の口から景気のいい話は
 一切出てきません。
 
このことから、
 『現場の人だな』と思いました。

 現場で、いつも心底苦労している人
 というものは、決して断定的で
 景気のいい話はしないものです。

 つまり、歯切れがよくないのです。

 その歯切れのよくない話を
 聞いているうちに、彼の眼の中に、
 哀しみが宿っていることに
気がつきました。

 精悍な風貌の中にある哀しみ──」

帯津先生は、カールが単に
「明るく前向き」なだけの人ではない
ことを見抜いておられました。

何万もの「いのち」の現場に立ち、
死の淵にある方々と向き合ってきた
二人だからこそ分かち合える感覚。

それは、

「明るく前向きな心ほど
 脆いものはない」

という厳粛な事実です。

帯津先生はこう続けます。

「人は、哀しみの大地に
 希望という木々を育てて生きます。
 
 希望が達成されたとき、心がときめく。
 
 ときめきが重なると、
 人は放っておいても
 明るく前向きになります。

 この明るく前向きな哀しみから
 出発しているからこそ、
 人はそれほど脆くはないのです」

90歳を迎えられた今も、
現役医師として「攻めの養生」を
説き続ける帯津先生。

講演も毎回スライドも使わず、
原稿も読まず、立ったままで
与えられた時間ぴったりに、
心打つお話をしてくださります。

内容もさながら、私は毎回
帯津先生のその姿勢に
インスピレーションを得ます。

先生の存在そのものが、
まさに「ときめき」という
生命エネルギーの塊です。

私たちの周りには、これからも
不安の種は尽きないかもしれません。

しかし、カールの示した
「Why not ?」の不動心、

そして帯津先生が説く、
哀しみを受け入れながらも
細胞をときめかせる「養生の智慧」
を知っていれば、

私たちはどんな波も
自分自身のリズムで乗りこなして
いくことができると感じています。

そして今回、尊敬する帯津良一先生
と共に登壇させていただく
ありがたい機会を得ました。

帯津先生と私とで、医学と心理学の
両面から、ホリスティックに
人生と健康にアプローチします。

一時的な解決策ではない、
一度根を下ろせば誰にも奪われること
のない「一生モノの智慧」を、
ぜひ受け取りに来てください。

——*——*——*——

【帯津良一×川畑のぶこ講演会】
 
90歳の現役医師・帯津良一と川畑のぶこが
いくつになっても健康で元気に過ごす
生き方についてお伝えします。

「豊かな日常をつくる
 ホリスティック養生訓
 ─ 心から健やかになる暮らしかた ─」

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