20221017

FROM 川畑のぶこ

今日は、あやさん(60代・女性・無職)
のご相談にお答えします。

【Q】
子育てが終わった60歳の女性です。
年をとったからか体調不良の時が増え、
以前のように簡単に回復しなくなりました。
体調不良時に精神的に参ってしまうようです。

本当にしんどい方に申し訳なくて仕方ないのですが、
その時はとても不安、辛さが強く、いなくなりたくなります。
そんな自分がイヤでたまりません。

周りのお年寄りを見て、
皆さん、頑張っていられるんだなぁ、
見習いたいと思うのですが、
なかなかその境地には達しません。

闘病中の人も尊敬しています。
皆さん、どんな気持ちで
どうやって過ごしてらっしゃるのかなぁと。

いろいろありましたが幸せな人生でした。
もう充分です。
もう望みはピンピンコロリだけです。
しんどくなるであろう老後が怖くてたまりません。

この前、安倍元首相が亡くなられた時、
ある意味、苦しまずに亡くなったことを羨ましく思いました。

もう充分生きさせてもらったのでいなくなりたいのですが、
寿命は自分ではどうしようもなく、悲しくなります。

いろんな本を読んだりしていますが、上手くいきません。

体調が戻った時に、
あぁ、心が弱ってたんだなぁと思いますが、
少しでも体調不良になった時に楽になりたくなります。

頭ではわかっているつもりですが、辛くてたまりません。
悪循環なのもわかっていますが、止められません。

体調不良時に、この考え、気持ち、不安、辛さなどから逃れて、
少しでもワクワクするような気持ちで過ごすには
どうしたらいいでしょうか?

たいした辛さでもないのに何を言ってるんだ
と思われるかもしれませんが、
いなくなりたくて仕方ないです。

でも寿命までは生きていかなくてはならないと思っています。
 
よろしくお願いいたします。

 
【A】
体調と連動して、気分が落ちてしまう。
これは、よくあることです。

心と体はつながっていますので、
体が辛くて、これが続くのであれば
もう嫌だ、いなくなりたいと
思ってしまうようなことはありますね。

体の不調に関して、
あやさんは受診はされていますか?

心に関しても、もちろんですが、
体に関しても、落ち込んでしまうほど
不調が続くというのであれば
受診、治療をするというのは大切です。

他の大変な人と比べたら
自分は大したことないのでは?
と思っていらっしゃるようですが、
 
「いなくなりたくて仕方ない」というのは
かなり差し迫った状態です。
「助けて」と、周りに叫んでおかしくない状態です。

他人との比較ではなく、ご自身の心の声、
体の声に耳を傾けてください。
助けを求めてよい、とご自身に許可を出してください。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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【Q】支えになってくれない夫

現在難治病で通院中2年目です。ただ、私の悩みは
病気のことというよりは、夫との夫婦関係です。
病気も夫婦関係のストレスで生じたと思っています。

夫は私が困っているときに支えになってくれない人間です。
これまで、育児のことや姑との問題など、私が辛いことを
吐露しても、そんなの大したことないとか、放っておけ
といって取り合ってくれません。

私が病気になっても、さほど心配している様子はなく、
大丈夫だとか気力のせいだなどと言って
目を背けようとします。

私は家族としてサポートして欲しいと思い、そう伝えても、
通じません。

家事などをする頻度は増えたものの、常に仕事優先で、
帰宅する時間も毎日遅いです。

最近はこんな夫婦関係に終止符を打ちたいと考えることも
増えてきました。

私はいったいどうすればよいのでしょうか。

【女性・40代・S子さん】

――――――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ
A:
S子さんのようなお悩みはカウンセリングルームでは
頻繁に受けます。

始めは病気のことに対する悩みの相談をしていても、
話しているうちに夫婦関係などの人間関係に行きつくこと
がほとんどです。

臨床経験から、悩みの9割以上は人間関係という感があります。
(これは自分自身との関係を含みます)

「病気のことでなくてすみません」と詫びを入れて話をする
人もいますが、病気は心理的ストレスと密接であるため、
そのストレッサー(ストレスをつくりだすもの)を解消する
ことはとても大切な過程となります。

さて、S子さんはご主人がご自身のことを親身になって考えず、
サポートをしてくれないことに落胆していらっしゃるようですね。

辛いときに必要なサポートが得られないというのはとても辛い
経験だと思います。

人間は楽しいことや嬉しいことが共有できないことよりも、
辛いことが共有できないことにより苦しみを覚えると思います。
とくに、健康や命に関わる、人生でもとりわけ重要な課題において、
そのことが共有できないというのはさぞお辛いことと思います。

ただ一つ、少し一呼吸おいて観察していただきたいのは、
もしかしたらご主人は、S子さんの望む形ではないかもしれない
けれども、彼なりに心配していたり、サポートしていたりしないか、
ということです。

これも臨床経験からの傾向ですが、S子さんのような問題に直面
している夫婦(男女)には、「サポート」のとらえ方に差異が
あることが多いのです。

女性はサポートと言えば、情緒的なサポートを意味することが
多いのに対して、男性は物理的なサポートを意味することが
多いです。

女性はフィーリングに重きを置きますが、
男性は合理性に重きを置く傾向があります。

「体調が悪い」と訴えた際、女性は、背中を撫でて大丈夫かいと
眉をひそめて心配して欲しいと望み、それを真のサポートと
とらえることに対して、

男性は「病院へ行ったか?薬は飲んだのか?」といった合理的で
物理的な解決策を見つけようとします。

女性側は、これは「愛していない証拠」と鬼の首を取ったように
訴えるのですが、実は「合理的な解決法」は愛情表現であり
サポートなのです。

額に汗して仕事をして稼ぎ、家族が経済的に困ることなく生活や
医療サービスを受けられるようにするというのも、
合理的・物理的で立派なサポートです。

要するに、彼は愛していないのでも、サポートしてくれないの
でもなく、「彼なりに」愛しているし、サポートしている
ということです。

残念ながら、それが妻の求める愛し方やサポートの仕方でない
ということです。

問題解決法も、女性の多くは誰かと気持ちをシェアすることで
解消しようとするかもしれませんが、男性は独りでじっと考え、
自分のことは自分で解決しようとする傾向があります。

ですので、夫は妻が問題に直面しているのを見て
「何もしない」のではなく、自分がそうして欲しいように
「そっと、自己解決することを見守っている」のかもしれません。

どうでしょう、ご主人は何か問題があったときに、
あなたに解決策を求めるでしょうか?

求めない場合、それはあなたを信頼していないからではなく、
自分で解決することこそ能力と思っているからかもしれないのです。

私達はそれぞれに「自分のやり方」があります。
ところが「自分のやり方」にあまりにも固執することによって、
知らずして人間関係を損なってしまうことが少なくありません。

もし、やり方に問題があり、それを改善したいのであれば、
「私は物理的なサポートよりも、情緒的なサポートを求めている」
ということを明確に伝えることが大切となります。

そしてその際には具体的な例も提示することです。
たとえば、先述の「体調が悪い」と訴えたときのケースなど、
実際に背をさすりこのように声掛けをしてほしいなどを伝えるのです。

そんなこと、言わなければわからないのかと憤りを感じる女性も
多いですが、そこはぜひ、「言いさえすればわかる」という風に
切り替えてみてください。

多くの女性にとって「以心伝心」は生得的かもしれませんが、
多くの男性にとっては「どこの道場へ行けば学べるのだ?」
という感覚かもしれません。

私たちはみな完璧ではありませんから、学ぼうとする姿勢を称える
ことが大切であり、思いやりではないでしょうか。

これは単純に差異だと認識してみることをおすすめします。
無論、本当に愛情や思いやりがなく、非人間的な扱いを受けている
ケースであるならば、対応はこのような流れに限りませんが、

ぜひ、もういちど、一呼吸おいて、本当に関心や愛情がないから
生じている言動なのか、それとも単なる認識の差なのかを
観察してみてください。

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