心理療法家でサイモントン療法認定トレーナーの川畑のぶこによる、皆さんからの質問へのアドバイスや、メンタルの整え方、実生活に役立つ心理学のお話。日本における「サイモントン療法」の第一人者であるほか、「断捨離アンバサダー」としての顏も持つ川畑のぶこ。この2つのメソッドをベースに、一般の方のストレスマネジメントやメンタルケアについて、わかりやすくお伝えしています。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、わんこさん(40代・派遣社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも周りとは違った視点でのアドバイスに、ハッとさせられている
一読者です。

先日、言葉の暴力についての悩み相談に、先生は幼い頃からの蓄積された
劣等感が原因なのでは、と回答されていましたが
http://www.kawabatanobuko.com/blog/3856 )、
相手より有利に立ちたいと思うことにも、強い劣等感にも、いまひとつ
ピンと来ないのですが、実は私もその悩みを抱えています。

 
主人とは常に平行線で、私が合わせることでしか話に折り合いがつかない
ので、何があっても一人でなんとかするか、諦めるか、で5年経ちます。
話合いはほとんどしません。

 
ただ、小学生の一人娘が最近反抗期に入ったせいか、何かと私に楯突く
ことが増え、その度に「反抗期は成長の証」と、なるべく落ち着こうと
努力はするのですが、その抑制が逆に反動になってか、言わなくてもいい
ような言葉まで言って娘を傷つけてしまいます。

 
一つ思い当たるのは、私の実の母が、今の私と同じ様だったということ。
子供の頃は、何かあるとずっとくどくど叱られ続け、虫の居所が悪い時は
ヒステリックに金切り声を荒げました。でも子供の私は何処にも逃げ場は
なく、ただ泣いていました。

 
母は怒りが収まらないと手もあげるのですが、怒りさえしなければ子供
思いの母ではあったので、仲は悪くはありませんでした。でも、その嫌な
記憶が今の私と重なります。私自身が本当に辛かったので、母のようには
なるまいと心底思い、怒った母には嫌悪すら抱いてきましたし、母は母、
私は私と考えるのですが…。

 
娘にもなるべく感情的にならないように努力していますが、反抗期がゆえ
に娘本人の言い分も主旨がブレブレだったり、本末転倒なことを平気で
言うので口論が絶えませんし、最後は昔の私のように、ただ泣くだけです。
娘も辛いと思います。私も白髪がどっと増えました。
 
何卒、良きアドバイスをいただけますと有難いです。
~~~~~~~~~~~

娘さんと真摯に向き合う、わんこさんの姿が思い浮かびます。
 
娘さんや息子さんをお持ちの視聴者の方には「あるある」と頷いていらっ
しゃる方も多いのではないでしょうか。特に、思春期の反抗期にさしかか
っているお子さんの親御さんにとっては共通の悩みだと思います。

わんこさんのお悩みの一つとして、自分の実の母が、お母さんがそうだっ
たから私もこうなってしまうのか、そうはなりたくなかったのに、という
ことがあるかと思います。

確かに、私たちは親の影響を受けます。そして、日常生活の中で風景の
ようになってきて、やりとりが無意識に刻印されていきますね。

頭では、意識的なレベルでは、こうなりたくないな、ならないように
気をつけようと思っているのに、いつもその風景というか形式があって、
そんな環境にさらされていると、あのときはこのように親に接していた、
ということを無意識が覚えています。

そして、ある事態に直面して、どうしていいかわからないとき、この記憶
の中に蓄積されているものがパッと出てきて、理性が働く前に反射的に、
感情的に、「ああ、やっちゃった」ということはあると思います。

感情のコントロールというのは、怒りがあるときに怒らないようにしよう
と抑圧することではありません。
 
無理に抑えつけてしまうと、わんこさんがお気づきのように、それが
いつか噴火してワッと、あることないこと、言わなくてもいいような
ことまで言ってしまいます。爆発の反動で、要らぬことを言って相手を
傷つけてしまうこともあります。

そのときに、これは何のせいだと原因を見ていくことも大事かもしれませ
んが、仮にお母さんのせいだとしても、そう言ったからといって解決する
ことでもありませんね。

その部分に関しては、お母さんのようになりたくなかった、でも自分も
やってしまったということによって、お母さんの苦しみも、わんこさんが
理解してあげてください。

お母さんもきっと、これは理不尽だと思いながらやってしまっていたのだ
ろうなと。お母さんにもこんな苦しみ、痛みがあったのだなと。そして、
くどくど言っていたのも本意ではなく、残念ながら感情コントロールの仕方
がわからなくて、あれが彼女がその時点でできる精一杯だったのだと。
 
そういったことをわんこさんが深く理解することは、単にお母さんのせいだ
と決めて責めるよりもずっと、私たちを癒してくれることでしょう。

そして、このような深い理解は、娘さんとのコミュニケーションにも適用
することができます。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1044155302

Q:初めて相談させていただきます。

幼いときから母親との関係に悩んできました。

私は社会人1年目、就職と同時に地方から上京し
一人暮らしをしています。

私には2つ離れた弟がいるのですが、
弟は身体が弱くて小児喘息が酷く、
小学中学年頃まで夜中も咳が止まらなくて
母は弟につきっきりでした。

弟は大きくなるにつれて病気を克服し、
母の影響で料理が好きになり、調理専門学校に通い、
早くに実家を出て行きました。
 
一方で私は病気などせず、
家でも学校でも手がかからなくて
ずっと成績優秀な真面目な子だったと思います。
  
母は専業主婦で料理や家事が得意でしたが、
それらが苦手な私に大変厳しかったです。
 
私は内向的で自分を責めがちで、
がんばって入った大学では目的が分からなくなり
授業にも中々出られませんでした。
 
また、私が大学生の時期に、
いつも私に優しく味方をしてくれていた父が
多忙な仕事が原因でうつ病になり
実家が暗い雰囲気でした。
 
なんとか大学を卒業して上京後、
父と2人暮らしになった母親から
連絡が頻繁に来るようになりました。
 
それまであまり良い関係ではなく、
私に対して良い顔をしなかったので戸惑っています。
 
母の晩御飯の内容とかその日の出来事とか
正直関心ない内容で、無視しても
絶えず送られてくるので嫌な思いをしています。
 
母は、一人暮らしをしている弟には
同じような連絡は一切していないようで不思議です。
 
たまに私が母へ返信すると、
そんなんじゃ結婚できないとか、
私自身をけなすような言葉で返ってくるので辛いです。
 
はっきりと嫌と言えない自分も嫌で落ち込みます。
 
上手な距離の取り方を教えていただけますでしょうか。
 
【ゆり・20代・会社員】
 
———————————–
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
お母さんに対するゆりさんの
複雑な気持ちが伝わって来るご相談です。
 
病気の弟のことや忙しい母親のことを思いやり、
幼心にも「私がしっかりしなければ」
と優等生でやってこられたのでしょう。
 
お母さんに嫌気がさしつつも、本当は、
弟ばかりでなく、私の方だって向いて欲しかった。
 
私だって、子どもらしくお母さんにいっぱい甘えたかった。
母親の愛を肌で感じたかった。
 
そんな叫びが聞こえてくるようです。
 
そんな娘の心も知らず、
母が「しっかり者の長女」に甘えているのでしょうね。
 
もしかしたら、お母さんはゆりさんに
自分自身を投影して関わってきたのかもしれません。
 
第一子で自分と同性の子どもというのは、
自分自身の分身のように関わってしまうことが多いです。
 
弟が大変なときも、
自己犠牲を払って尽くすお母さんなら、
無意識のうちに、分身であるゆりさんにも
同じ態度を求めたかもしれません。
 
敏感なゆりさんは、
お母さんの非言語的なメッセージをしっかりうけとめ、
その期待に応えるように、
いい娘でやってきたのではないでしょうか。
 
そして、自分の生き方に自信がない母親が、
もう一人の自分である娘に、共感と理解を、
あるいは救いを求めているのかもしれませんね。
 
自分が自己犠牲をはらってきたように、
あなたも自己犠牲を払って、私を満たしてという
潜在的な気持ちもあるかもしれません。
 
私は私、娘は娘と、それぞれ自立した
個性ある存在と認めることができず、
いまだに同心円に娘がいるのなら、
自分とちがう価値観に過剰反応するのも
しかたのないことかもしれません。
 
ここで、気をつけなければいけないのは、
ゆりさんがお母さんの代わりに
彼女の(望む)人生を生きようとしたり、
お母さんの感情の責任を取ろうとしたりしないことです。
 
ただ、ゆりさんにとって、お母さんは大切な存在で、
かけがえのない存在であるのなら、
それはさまざまなかたちで伝えると良いと思います。
 
お母さんを認めたり肯定したりするのに、
ゆりさんがお母さんの好みの通りに生きる必要はありません。
 
私は私の人生を生きる、そして、私は
お母さんがお母さんの人生を生きることを受け容れる。
 
それぞれがそれぞれであってよいという毅然とした態度で、
かつ(厳しさでなく)思いやりある態度で
接する努力をしてみてください。
 
お母さんの行動にはNOというかもしれないけれど、
失敗を繰り返しながらも不器用に私(たち)を愛した、
そして今も愛している、
その存在にはYESということです。
 
お母さんも「私は私のままで受け入れられている。
愛されている。必要とされている。」
ということが真に感じられたのであれば、
 
娘が毎日の話に付き合ってくれることや、
自分のアドバイスに従ってくれることで
愛や存在価値を確認しなくて済むように
なるかもしれません。
 
お母さんが未だうまく乗り越えることが
できていない人生の課題に、
まずはゆりさんがチャレンジしてみてください。
   

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190923

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、jozyさん(60代・女性)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
こんにちは。一年ほど前から拝見しています。

心が楽になる、温かいものの捉え方を知ることができて、
とても有り難く思っています。

私は2018年8月に、61歳になったばかりの夫をがんで亡くしました。
病気が判明してからわずか2ヶ月半でした。

明るく前向きで、仕事でも家庭でも、いつも人を励ます役を担ってきた人
でした。突然の余命宣告にも取り乱すことなく、本当に立派だったと
思っています。

夫が突然いなくなり、それまですべての面で夫を頼って生きてきた自分は、
果たして生きていけるのだろうかと思いました。それでも、何とか一年を
過ごせたのは、人は死んですべてが終わるのではないと信じるようになっ
たからだと思います。

とは言え、いわば「生きがい」を失ってしまった自分がこれからどう生き
ていけばいいか、途方にくれているのが現状です。寂しく虚しい気分に、
激しく襲われることも多いです。

三人の子供は成人していて、一人は家庭を持ち他県に、一人は海外に、
そして一人が私と同居しています。これから夫婦揃って過ごせると
当然のように思っていたことが、呆気なく崩れ去りました。
新たな生き方をするしかないのだと思っても、その道が見えてきません。
~~~~~~~~~~~

jozyさんとご主人の深い絆と愛が感じられるご相談内容です。

去年の8月にご主人が亡くなったということで、まだ1年ちょっとですよね。
それだけ絆が深くて、ずっと敬愛してやまないご主人だったのであれば、
1年たってもまだ寂しさや虚しさに激しく襲われることはあって当然です。
 
この寂しさ、虚しさというのは、言い換えるなら、ご主人が本当に
それだけ愛おしく大事な存在だったという証でもありますね。
だから、この寂しさ、痛み、苦しみをすぐ拭い去るというのは難しいかも
しれないし、そんな必要も、もしかしたらないのかもしれません。
 
苦しみはもちろん取り除かれたに越したことはありませんが、これは徐々
に徐々に和らいでいくもの。時間が必要です。おそらく去年の今頃よりは
今のほうが、jozyさんの痛み、苦しみもずいぶん和らいできているのでは
ないでしょうか。
 
彼がいなくて寂しい、虚しいという思いは変わらずあるけれども、
その度合いは、ショック状態だった去年から比べれば、徐々に和らいで
きているのではないでしょうか。

もしそうであれば、これからまた半年後、1年後と、徐々に徐々に、この
痛み、苦しみは和らいでいくのだということを、ぜひイメージしていただ
きたいです。

「Time is medecine . 〜時間は薬なり〜」という言葉がありますが、
もうどうしようもないことは、ある程度時間がたたないと解決しないこと
もあるのです。

同時に、とても素敵だなぁと思ったのは、jozyさんのスピリチュアリティ
です。彼がいなくなってしまった、すなわち彼との関係はもう断たれて
しまって、彼が無になってしまった、あるいは無価値な状態になってしま
ったと思うと、私たちの落胆や絶望感は本当に深いものになりますが、
jozyさんがこの1年をなんとか過ごしたのは、人は死んですべてが終わる
のではないと信じるようになったと、このようなプロセスがあります。

私たちには信じる力というものがあります。この力こそ、私たちを前向き
にしてくれたり、逆に落ち込ませたりする大きな源になっているのですね。

私たちは出来事そのものよりも出来事の受け止め方によって、ショックを
受けたり、あるいはそこからすぐ回復したりする度合いというのが変わっ
てきます。

このようなショックな状態を、弾力性をもってまた跳ね返す、回復する力
のことをレジリエンスとかレジリエンシーと言ったりしますが、jozyさん
がすごく大変だった状態からこのレジリエンスを持って徐々に復活して
いるのも、ご自身のスピリチュアリティによるところが大きいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_469569938

Q:21歳になる長男は、穏やかな性格でしたが、
中2の時に学校で友人関係のトラブルがあり、
クラスや部活でつらい時期がありました。
   
心が疲れて学校を休む日も増えていた頃、
父親が休むことを認めず、負けてはいけないと
とにかく学校へ行かせようとし、
  
勉強に手のつかない子供に手をあげ、
正座させたり、つきっきりで勉強させたり、
私が止めても止まらず
とてもつらい目にあわせてしまいました。
 
今、親から暴力を受けあんな目にあわされたのは、
自分は価値のない人間だったから、
勉強しないことが罪だったからと
当時からずっと思っていたと言います。
 
体調が悪いのも、
街で人と目を合わせないよううつむいてしまうのも、
人と離れたがるのも仕方なく、
不眠など悪循環から抜け出せないと、苦しんでいます。
 
私は、長男には罪などなく親が悪かった、
そういうことをした親に罪があったのだと謝りましたが、
本人が苦しいままなのは、
伝えきれていなかったのだと思います。
 
今彼は、自分には価値がないのか、
カウンセラーの先生の言葉が欲しいと言っています。
 
高校卒業後は大学へ入りましたが、
高校から大学への時期は、
父親が体調を崩し転職があったり、
家族にとってとてもつらい時期で、
 
私は仕事で家計も少しでも支えなければならず、
反抗期でもあった長男とはうまく向き合えず
避けられてばかりでした。
 
大学入学後は頑張っていたと思います。
 
しかし、不眠症による体調不良で
大学生活はだんだんうまくいかなくなりました。
 
現在は、違う分野のことを勉強したいと
大学を退学して浪人の状態です。
 
一生懸命これからの人生を考えています。
 
親が失わせてしまった自己肯定感を築いて生きていくために
アドバイスをいただけますでしょうか。
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
【ajisai・50代・個人事業主】
 
 
———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

我が子が自分の存在価値を見出せず、
苦しんでいるのを見るのは
親としてとても辛いことですね。
 
まず、ajisaiさんからは、
「あなたが信じるかどうかはわからないけれど、
私にとってあなたはかけがえのない存在で、
なくてはならない存在。愛しい存在です。」
というメッセージを息子さんに伝え続けてください。
 
息子さんがカウンセラーからの言葉が欲しいとのことで、
私からもメッセージをお伝えしたいと思いますが、
 
私の言葉だけでなく、ぜひ、実際に
カウンセリングにも行くよう促してあげてください。
 
身内の言葉には耳を傾けなくても、
客観的な専門家の言葉は受け入れやすい
ということもありますし、
健全な新たな視点を育む役にたつこと思います。
 
 

まず、人間は誰しも立ち止まったり
つまずいたりすることがあります。
 
ところが、それは失敗の証ではなく、
新たな学びや価値観を獲得するための貴重なプロセスです。
 
私たちは出来事によってではなく、
出来事の受け止め方によって悩まされます。
 
学校を休みがちになったということを、
敗北ととらえれば苦しみになります。
 
ところが、疲れた時は立ち止まって、
休むことも大事なプロセスと捉えることができれば、
さほど苦しまなくて済むはずです。
 
そのような意味で、残念ながら、
お父さんも偏った視点でしか
我が子の困難に対応ができなかったということを
理解してください。
 
お父さんはあなたに価値がないから
そのような言動をしたのではなく、
愛しているからこそ悩む息子を見て自らも苦しみ、
苦しみから脱却して欲しいから力づけたかったのです。
 
ところが、残念なことに、その健全な方法を知らず、
歪んだ形で愛情を表現してしまいました。
 
すなわち、
「父は、僕の嫌いなやりかたで、僕への愛を表現した」
のです。
 
おそらく、お父さんも彼自身の父親から
同じように根性をもって
物事を乗り越えるよう教育されてきたので、
それしか方法を知らなかったのかもしれません。
 
そのようなお父さんの不器用さや苦しみも
理解してあげてください。
 
そして、「僕は暴力に値しない。」「僕は愛に値する。」
ということをきちんと覚えておいてください。
 
自分に最も近い、自分自身が
自分の価値を信じてあげることです。
  
もし、自分の親友や愛する者が
(ペットがいるならペットでもいいです)
同じように「自分には価値がないんだ」と
落ち込んでいたら、
どのように声をかけてあげたいでしょうか?
 
ぜひ、そのように自分自身に声をかけ、
自分を大切にしてください。
 
自分こそが自分の親友になってあげてください。
 
ajisaiさんももどかしいかもしれませんが、
息子さんには息子さんのタイミングやペースで
大事なことを学びながら前進していく
ということを信頼してあげてください。
 
息子さんの状況に左右されず、
親がどっしりと構えていることができれば、
息子さんも
「自分は自分のままで大丈夫なんだな」
という信念も自然と育みやすくなることでしょう。
   

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190916

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、はむたろうさん(40代・医師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
自分が嫌で嫌でたまりません。

物事の解決を先送りにする自分、人の気持ちに共感できない自分。
頭がはっきりせず、ぼーっとしている自分。

長男の中学受験を手伝わなければいけないのに、体は動かず。
もとはと言えば、長男の成績不振でした。

「基礎学力と精神年齢が、中学受験をするには足りない」
そう感じたものの、夫と義母の、何が何でも、展望が広がる中学校へ
入れなければならないという使命感に引きずれらるように、
ここまで何とか形をつけてきました。  

 
でも、嫌々やって、勉強が面白くなくなってしまった息子を見ると、
後悔ばかりが私を襲います。もっと計算力をつけておいてやれば、
もっと共感する体験をたくさんしてやっていれば、もっと会話をして
いれば……などなど。

解決の糸口も見えず、時間ばかりが過ぎていきます。

息子にとって良い母親になるには、そして、自分が自分を好きになるには、
どうしたらよいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

はむたろうさんの、母親としての姿、自分自身に向き合う姿、
また、ご主人や義母さんの期待に応えようとする誠実さ、
そして何よりも、はむたろうさんの真面目さが伝わってくるご相談です。

おそらく 、はむたろうさんも医師になる過程で様々な努力をして、
勉強して、切り抜けてきたのではないでしょうか。

おそらくご主人も同様に受験など頑張って切り抜けてきた体験があって、
それを我が息子に投影して、自分のときのようにいかない、思い通りに
いかない、あるいは、自分がうまくいかなかったときのように、息子も
うまくいっていない、などといった焦燥感があるのかもしれません。

みんな勘違いしてしまうのですが、大事なのは、なぜ学力をつけたいと
思っているのか、ということなのですよね。

私たちが学力をつけることで何が得られるかというと、おそらく親心と
しては、いい就職先が見つかって、安定した暮らしがもたらされて、
子どもが幸せに生きていけるという、こんな方程式のもとに、良い成績を
とってほしいという思いがあると思うのです。

でも、学力と幸せに生きることというのは、必ずしも比例しません。

もちろん、学力があれば様々な可能性が広がることはあると思いますが、
極論、中卒であっても、高卒であっても、知恵を使って人生をうまく切り
開いている人もいます。

また、友人や家族、非常に温かい人間関係のネットワークの中に身を置い
て、いろいろな人の助けを借りたり、自分も相手を助けたりしながら、
知恵を絞って幸せに生きている人というのも、世の中にはたくさんいるで
しょう。事業を成し遂げて成功している人もたくさんいますね。

おそらく、はむたろうさんは学業を頑張ってきて、人生を切り開いてきた
経験があるかもしれませんし、ご主人や、ご主人を育てた義母さんも
そうかもしれないですよね。

ここは自分たちの過去にとらわれないことです。

もちろん、参考にしたり活用したりすることはとてもよいと思いますが、
子育てにおける私たちの試練のひとつは、全く違う価値観、違う魂を持っ
た子を、どうやってインスパイアしていくか、どうやってその子潜在的な
能力を育んでいくかということだと思います。

親の望み通りではないかもしれないし、親らしく、ではないかもしれない
けれど、その子がその子らしく自立して、彼なりの道、彼女なりの道を、
人生の歩み方を、どうやって獲得していくか、そのための知恵をどうやっ
て習得していくか、そういった機会をいろいろな形で提供していくのが
親の役割ではないかと思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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Q:18歳の次女のことで悩んでいます。
 
4つ上に今春から社会人になった姉、
2つ上に大学生の兄、夫と私の5人家族です。
 
小さい時からオシャレに興味があり
高校入学時から進学はメイクの専門学校と決めていました。

今春、希望通りの専門学校に入学し楽しそうに学んでたのですが、
突然辞めると言い出しました。
 
続けて卒業だけでもしたらと説得しましたが、
目標が無くなった、無駄やと聞きません。
 
メイクは好きだけど、仕事にするのは相当な努力が必要だと
講師の話から感じ、無理だと決めたようです。
 
今は一人暮らしをしたい、その為にキャバクラで働くと準備しています。

兄弟喧嘩がキッカケで出て行きたいと思ったらしいのですが、 
将来どうなりたいのか、どんな仕事をしたいのか、
学び直す道もあるしと提案するのですが、
わからん、適当に生きていくと呑気に言います。
 
一人暮らしはしてみてもいいのかもしれませんが、
夜の仕事を目的なくするのは、危険すぎます。

言っても聞かないし、どうしたらいいのでしょうか?

【みどり・50代・公益財団法人】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

18歳の娘さんの将来が決まらずにやきもきしている
みどりさんの親心が伝わってきます。
 
娘さんの「適当に生きる」というなげやりな言葉に
不安を感じていらっしゃることと思いますが、
 
実際は、家族から理解が得られないので、
その場しのぎで「適当に」かわしただけではないでしょうか。
 
彼女は自分の人生やアイデンティティについて、
とても真剣に向き合い悩んでいるように思います。
 
小さな時からの夢が叶わないのは、
必ずしも不運なこととは限りません。
 
子どものときになりたかったものになる人のほうがむしろ少数でしょう。
 
なぜなら、子どものときに与えられている情報というのは、
極めて限られていますし、
情熱はあっても、社会に適合するための判断力が
成熟しているわけではありません。
 
憧れから実際にそのような世界に足を踏み入れてみて、
初めてわかることもあります。
 
そのときに、新たな方向へ舵取りをすることを、
逃げと呼ぶのか、善処と呼ぶのかは
人それぞれではないでしょうか。
 
遠くから眺めていた憧れの宝島を目指して出航したけれど、
目指した島には欲しい宝はなかった。
 
島の現実は、遠くからみたそれとは違っていた。
 
でも、過去にそこに行くと昔から決めていたのだからという理由で、
今から未来にそこに留まる必要はありません。
 
たどり着いてからこそ現実を確認できたのなら、
それは無駄足ではなく、大事なプロセスです。
 
そしてその島を目指したからこそ、
水平線の向こうに以前は見えなかった次の島が見えてくる。 
そこに向かって舵をとることは悪いことではありません。
 
もちろん、その次の島も望むものではないかもしれません。 
そうであれば、また次の島へ舵取りをしたっていいわけです。
 
娘さんが目標を持って前進したからこそたどり着いた境地を、
もう少し認めてあげても良いのかもしれません。
 
心理学者のエリクソンは、
青年期を心理社会的モラトリアムと呼びました。
 
モラトリアムには猶予という意味があります。
 
すなわち、自分はいったい何者なのかという、
アイデンティティー(自我同一性)を確立するまえの猶予期間です。
 
社会人になるまえに、試行錯誤する期間、
自分探しをする時期というのはだれにでもあるものです。
 
真剣だからこそ悩みが深まり、なかなか前進できない、
無気力になったり無関心になったりすることもあります。
 
その形態も人それぞれでしょう。
 
いまみどりさんの娘さんはこのモラトリアム期におり、
アイデンティティーを確立していく過程にいると
受け止めてみてはいかがでしょうか。
 
もちろん、親として心配なことはきちんと伝えたら良いです。
 
でも、相手の立場の理解なしに言いたいことだけを言っても、
娘さんの心には響かないでしょう。
 
まず、結果を急がず、娘さんの抱えている課題や状況を
理解することから始めてみてください。
    

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