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Q:先日の同窓会幹事の方のご相談に、まさしくそうだと思いました。

十数年にわたり、ボランティアで
幹事(の中の一人)のような役割をしてきました。

定期的に患者会のようなミーティングを開催しています。

確かに私(を含む幹部ボランティア)を囲む会ではありません。

集まる方は非常に多様性があり、
賛成もいれば反対もいるのは当然という前提で
関わっていくことが大事になってくるのですね。

私もタカさんと同じように、感謝されていないと感じたり
人間関係が良好でないと感じたりしていました。

承認されたいとか愛されたいと思っており、
そのために幹事という場を無意識のうちに使ってしまっている
可能性があるなぁと思いました。

正直、精神的にもハードな活動なので
何かしらの見返りを求めていたのだと思います。

同じような苦しみを経験した者どうしのつながりのようなものを
感じたかったのかもしれません。

もちろん私自身、ミーティングに参加することで
救われることもあるので今までやってきましたが、
「ドラマに周りを巻き込まない、
(幹事は)やりたい人がやる」というご回答に、少しホッとしました。

“参加者は参加したいから参加する”。

昔、営業職だったころ
「お客様は商品を買うのではない。お前の魅力や人間性を買うのだ。
 同じものを売るのであれば、商品の売上高と人間性は比例する」
と言われ続けてきたので、
無理してでもやるというのもあったと思います。

こんなに頑張っているのになぁ。なんで感謝されないのだろう?
と勝手にドラマを作っていました。

ボランティアは引継ぎをしてやめる決心がつきました。

しかし、これでよかったのか少し不安です。
どうしたら承認要求なしにもっと素直に生きられるのでしょうか。

【シュガー・40代・専業主婦】

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A:FROM 川畑のぶこ

シュガーさんの真面目なお人柄が伝わってくるご相談内容です。

昔の営業現場で、
「お客様は商品を買うのではない。お前の魅力や人間性を買うのだ。
 同じものを売るのであれば、商品の売上高と人間性は比例する」
と発破をかけられたのですね。

仕事の営業ノルマを達成するのには良いかもしれません。

が、プライベートまでこの成績重視の仕事のロジックを持ち込むと、
しんどくはないですか?

仕事で求められた、売り上げにつながる人間性とは
いったいどんなものだったのでしょうか。

営業で必要とされる人間性
—おそらく誰からも好かれる努力をする人間となる努力—
は本当に幸せをもたらしてくれるのでしょうか?

きっと、成績はもたらしてくれるでしょうが…
シュガーさんは仕事の営業でお付き合いをしたお客さんとの関係を、
プライベートでも構築したいと思いますか?

それとも、プライベートでは、評価は関係なく
リラックスした関係を構築したいですか?

プライベートでは、誰からも評価される人間でいるより、
他人の評価で自他を評価しない人のほうが、
よりリラックスできて良好な関係を築けるのではないでしょうか。

シュガーさんご自身がプライベートで
お付き合いしたい相手はどのような人ですか?

この辺をもういちど整理してみると、
いろいろなことがクリアになってくるのではないかと思います。

承認欲求があること自体は、
社会的存在である人間として自然なことで、
それをすべてなくす必要はないでしょう。

シュガーさんがさまざまな場面で成果をあげようがあげまいが、
「あなたがあなたであれば良い」という人と一緒にいたいのであれば、
まずはシュガーさんご自身が自分自身にそのように接してあげることです。

一緒にいる人は楽になると思いますよ。
   

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