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Q:結婚して10年です。
仕事をしたい思いを夫に伝えましたが、
子どもが小さい時は子どものために家にいてほしいと言われて諦めました。
また、自身もカギっ子で寂しかったため、
四年生くらいまでは子どもを家で迎える母になろうと思い、専業主婦をしています。

経済的には、夫の収入では間に合わない部分は、私の貯金を崩して来ました。
その金額は一千万を越え底をつき始めています。

経済的にも、もう働かなくてはならないのですが、専門職なので、
ブランクが出来たことへの不安。
経済的に余裕がないので、ずっと自分にはお金をかけないできたのに
貯金がなくなったこと。
すべてにおいて子ども優先にし続けてきたこと。

いろんな気持ちで、自己犠牲感にさいなまれていると感じます。
夫だけが時間を気にせず仕事をして自己実現して、
私の貯金と、専業主婦のサポートを受けているという、
腑に落ちない思いもあります。

夫が働いてくれるから生活出来てきたので、感謝の思いもあるのですが、
モヤモヤは生まれます。
この気持ちをどう処理したら良いか、アドバイスして頂けないでしょうか。
尊敬する川畑先生の考えを是非、よろしくお願いいたします。

【しまちゃん・40代・主婦】

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A:
FROM 川畑のぶこ

お子さんのために自己犠牲を厭わずここまでやってこられたのですね。
お子さんも、ご主人もそんなしまちゃんに支えられて幸せですね。

4年生くらいまではお子さんを最優先にすると決めておられ、
そのことに納得がいくのであれば、
その価値は大事にされたら良いかと思いますが、
そのことで経済バランスが崩れ、生活がままならなくなるなら
やはり策を講じなければいけませんね。

今しまちゃんのお子さんがおいくつかはわかりませんが、
4年生までまだまだなら、
そしてそれでもやはり子どもと一緒にいることをしまちゃんが優先するなら、
生活を縮小させなければいけませんから、ご主人と話し合いが必要ですね。

ご主人と一緒に冷静に数字をはじき出して、
その範囲内でやっていけるか検討してみることはもっとも重要だと思います。

夫ばかりが楽をして、しまちゃんのお金を好きなように使っている
という思いがあるのなら、その不公平さをストレートにコミュニケーション
してみることも大事だと思います。

この時、怒りからではなく、淡々とそう受け止めているので改善したい
(あるいはして欲しい)と伝えてみます。
しまちゃんの大切なニーズをご主人にきちんと伝えてみてください。

おそらく、しまちゃんにとって、お子さんを優先したいことは、
働きたいことよりニーズが高いでしょうから、
ご主人に対しては節度を持ってお金を使って欲しいことを
真剣に誠実に伝えることが課題となるのかと思います。

話したところで変わらない、と思うかもしれませんが、
コミュニケーションは相手を思い通りにするためにするのではなく、
自分の思いを共有すること自体に価値があります。
たとえ、ご主人がしまちゃんの理想通りに変化しなくても、
しまちゃんの思いを理解していることは大事です。

また、お子さんのケアに関しては、自分がそうであったように、
鍵っ子で寂しい思いをさせたくないということであれば、
鍵っ子にならない程度に働くオプションもあるのではないでしょうか?

専門職なのでブランクに不安があるとのことですが、
専門職だからこそ、ブランクさえ埋めれば戦力になるのも事実です。

まずは、責任の少ない、そして勤務時間が柔軟なパートから始める
ことも可能です。
慣れてきてお子さんが4年生になった時点でフルタイムで復職することも
良いのではないでしょうか。

しまちゃんは子どもを蔑ろにしているのではなく、
子どものことを大切に思うからこそ、家庭内の様々なバランスを取り戻そうと
頑張っているのだということを忘れないで欲しいと思います。

子どもはそのことをなかなか理解できず、
自分の欲しいものを親に求めてばかりかもしれませんが、
やがて大きくなった時に自分自身の経験も重ねながら、
母であるしまちゃんの苦悩と愛を認めてくれる日が来ることでしょう。

どうかご自身のことも、お子さんを大事にするように大事にされてください。

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