Mother And Daughter On Holiday Standing On Winter Beach

Q:子供をきつく叱ってしまいます。

いつもメルマガ楽しみにしています。
川畑先生の本も読んで、以前より楽に生きれるようになって感謝しています。

相談したいことがありメールしました。
内容は、子供の事をきつく叱ってしまう事です。

睨みつけて、大声で、命令口調だったり、責めだったり
苛立ちを抑えられません。

例えば、毛布の上でお菓子を食べないでとか、
外は寒いので上着を着てほしいと言っても、言う事を聞いてくれない場合や、
わがままを通そうとする時(お菓子を何個もせがむ。)

毛布の上でのお菓子に関しては、許可しましたが
「絶対こぼさないで」
「こぼれるとイライラするのよ」
と最後にダメ押し。
これではお菓子も美味しく食べられたとは思いません。

私自身は、子供のころ良い子でいようと努力していました。

嫌われたくないと我慢していました。(親・友達・誰にでも)

質問内容が曖昧になってきました、
簡単に言うと強く怒ることをやめたいのです。

子供を悲しませたくないし、自己肯定感を失わせたくありません。

どうしたら、思い通りにさせようと思わなくてすみますか?
自分の主張を意地でも通そうとしなくてすみますか?

子供が思い通りになるに越したことはないけれど、
もしそうじゃなくても私は人生を幸せに生きると考えればよいのか。

でも、親には正す責任があるし、放ってはおけません。

自分が日々責められるのではと怯えていたり、
怒られると怖がっているから子供にそうしてしまうのか。

自分の思っている事、言っている事に自信がないから
自分の言うことを聞いてくれないことが不安で、
意地でもそうさせようと思うのか。

どうも、自分自身に問題が隠れている気がしてならないのです。

私がもっと自分の気持ちに素直に、楽しんだり、
家族や子供に遠慮なく自分自身の欲求を満たしたり、
自分自身が幸せを感じながら過ごせば、
もっとおおらかに過ごせるのでしょうか?

私は、子供たちに嫉妬しているのでしょうか?
同じ(我慢や良い子)事を欲求(押し付け)しているのでしょうか?

自分の心の内はわかりません。
そうなのかなと思っても、血液検査のように
はっきり確信を持てることはないのですから、答えがわかりません。

とにかく、怒ってしまう自分自身が辛いです。
問題の糸口を見つけて解決させたいです。
アドバイスを下さい。よろしくお願いします。

【今日を楽しむ様・30歳・主婦】

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A:

FROM 川畑のぶこ

お悩みを拝読しながら私自身耳が痛いです(笑)

毎朝毎晩のように「早くしなさい」「早く寝なさい」と
ガミガミしては我が子の寝顔を見ながら反省しているもので、、、

子育ては理想通りにいきませんよね。
というより、何が理想かわかりませんね。
子どもひとりひとりに育て方があるのだと思います。

子どもの年齢にもよりますが、
親の理屈をすぐに理解してその通りに生きる子がいたなら、
それはある意味恐ろしいことかもしれません。

「子どもらしい」とは自由で奔放なことでもありますので。

もちろん、だからといって放っておけばいい、
というものでもありませんね。

さて、私が育児においてイライラガミガミしつつも日頃心がけていることで、
もしかしたらお役に立つかもしれないことをシェアしたいと思います。

母親がイライラしたりガミガミしたり、そして時として
クヨクヨしたりしてしまうのは、致し方の無いことだと思います。

まず、子育てにそういうことはつきものだと潔く割りきって、
受け入れてみることをおすすめします。

イライラしたときは、
「イライラしちゃいけない!」と己を裁くのではなく、
「またイライラしちゃったなぁ」と振り返ります。

その原因が自分のゆとりのなさにあるのであれば、
どうすれば自分の欲求を(子育て以外で)満たして
エネルギーを高められるかを考え、
リラックスして充電できるように努力をします。

すると、いつもはイライラガミガミすることに、
さほど反応しない自分になっていることを実感できると思います。

子どもに自分の思いを伝えることに関しては、
「押し付ける」のではなく「伝える」ということを心がけてみます。

子どもにはしつけも必要ですから、
効果的な伝え方というのを工夫してみます。

怒鳴るのは脅しですが、
相手を思い通りにさせるには手っ取り早いかもしれません。

ただし、調和的な人間関係にはつながらず、
望む状態から離れてしまいます。

イライラの理由が子どものマナーであったり
規律違反であったりするときは、
まずはタイミングとして、イライラしていないときに
丁寧に話をしてみてください。

子どもには生まれながらにして叡智が宿っていて、
何が良いことで何がそうでないかは
直感的にわかっている、ということを信頼したうえで、
なぜそれがいけないのか、どうするといいのかを、丁寧に話してみます。

自分が子どもだったときを思い出して、
どのように伝えると伝わるかを工夫をこらしてみてください。

たとえば、布団の上でお菓子を食べるとなぜいけないのか、
それをOKとすると、どのような結末が待っているのか、
怒り無しで冷静に伝えます。

おそらく、私であれば、
タブレットなどでダニ被害の情報を引き出して、
こまやかに説明をすると思います。

いかに痒いか、辛いか、気持ち悪いか、
全身ジェスチャーで悶えてみせて説明をすると思います。

そして、「ママはあなたにこのような状態になって欲しくないし、
家族みんなが苦しまず健やかに暮らせるように願っている」
といった趣旨で愛情が伝わるように諭すよう心がけます。

おそらく子どもも同意してくれるのではないでしょうか。

また、理不尽にガミガミしたりイライラしたのなら、
そのことは己の失敗を認めてきちんと詫びます。

繰り返してしまうでしょうが、繰り返し謝ります。

それは正しい姿勢ではなかったと。
本当はこういう風に伝えたかったのだと。

子どもを1人の人間として誠実に向かい合おうとすると
多くの場合、子どもも子どもなりに立場をとろうとするものです。

繰り返し、子育てに万人にとっての正解はありませんので、
「私と我が子の正解」を好奇心をもって見つけ出し、
ぜひ、子どもとともに学ぶ姿勢で向かい合ってみてください。

周囲のお母さん友達と情報共有したり共感したりすることで
楽になれたり、智慧を得られたりすることもありますから、
そんな場も大切にしてみてはどうでしょうか。

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