自分の性格・思考

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FROM 川畑のぶこ
 
現在、カウンセリング現場で
多くの方々の“こころ”と向き合うかたわら、

東北大学で博士号を取るために
東京と仙台を行き来する毎日を過ごしています。

今月は特に大きな学会があるため、
スケジュールが過密になっているのですが、

振り返ってみると、若い頃より今のほうが
健やかに過ごせている気がします。

私は19歳の時に渡米し、アメリカの大学を卒業後、
経営コンサルティング会社や貿易会社に勤めていました。

当時は、いい結果を出して目標をクリアするたび、
達成感がありました。

ですが、その達成感は長続きしません。
「もっといい仕事をしなくては」と頑張り続けていました。

また、自分の居場所を確保するかのように、
上司や職場の雰囲気に合わせ「いい人」を演じていました。

その時は自覚がありませんでしたが、
肉体的にも精神的にも無理をしていたのでしょう。
当時はよく体を壊していました。

ホルモンバランスも崩れていたのか、
生理痛がひどく、アトピー性皮膚炎も悪化、
会社を休むこともよくありました。

今年の5月に開催した
“こころ”の断捨離セミナーでも、

「疲れているけど頑張らなきゃいけない」
「ちゃんとしなきゃならない」

と思ってしまうという話が出たのですが、
人間の感情は、神経系やホルモン系を介して
免疫機能を高めたり、低めたりします。

感情が安定していれば免疫力は上がり、
否定的な感情を持っていると免疫力が下がるのです。

私の専門であるサイモントン療法は
「感情の力」を最大限に利用してがんの治療にあたるのですが、

多くの患者さんは、はじめ、
「治療は辛くても我慢しなければならない」
「楽しいことなんて、してはいけない」
「もっと頑張らなくてはいけない」
という観念に縛られています。

しかし、こうした
「〇〇せねばならない」という観念を断ち、
「自分の心を満たす」ことに許可を与えると
表情が明るくなっていきます。

そして、身体の痛みが消えたり、
治療の副作用がおさまることもあるのです。

人は、良い意味でも悪い意味でも環境に慣れるもの。

同じ環境が続くと、ある種の安心感を抱くようになり、
我慢や無理も当たり前になって、「我慢上手」になってしまいます。

そして、いつの間にか「自分軸」ではなく
「他人軸」で生きるようになっていくのです。

もしかすると、あなたも「いい人」でいるために
我慢や無理をしていませんか?
「耐える自分」に慣れ切ってはいませんか?

「いい人」をやめても、「耐える自分」をやめても、
あなたにはたくさんの価値があります。

もし、心当たりがあるなら、
これまで頑張ってきた自分を褒めてあげてください。

そしてこれからは、
「自分の心」を満たすことを最優先に考えてください。

心が求めるニーズが満たされていくと、
「秘められた力」がどんどん湧き上がってくるようになりますから。

– 川畑のぶこ

PS
5月に開催したセミナーが
オンラインプログラムになった講座が
先行予約で申込み受付をしているそうです。
詳細はこちら

ここでは、自分の心を満たす方法や許可を出すワーク、
私が実践している身体と心の休めかた、
耐えたり、頑張りすぎてしまう自分をやめる方法
などについてお伝えしていますから
参考にしていただければ幸いです。
 
 
 
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Q:自己肯定感を上げたいです。

なんでもギリギリで、物事を継続できず、
自己否定のループから抜け出せません。

状況はいくつかあります。

①書類仕事に対して。
苦手意識があり、取り掛かりが遅く、
締め切りギリギリか、締め切りを過ぎての提出になること。

・期日はあらかじめ決まっているため、
 仕事に着手するまでモヤモヤした気持ちで 毎日を過ごします。
一か月前くらいから 体調が崩れます。
自分でストレスを かけているのだと、最近自覚しました。

・直前になって、取り掛かればいい、
  取り掛からねばならないとわかっているにもかかわらず、
食べたり、ネットサーフィンに逃げてしまいます。

・参考資料を読み込んで良い書類を作りたいと思っているのに、
時間が足りず、やっつけ仕事になることも多いです。

②時間の使い方。
上手になりたいです。

・①にあるように、
やらねばならないことから逃げるように時間を使います。
 これは、「自分がやりたい」「早起きして取り組みたい」
に対しても同じです。
 早起きのために早く寝ると決めても、
 いざ夜になると布団に入るのが遅く、
 日付変更線を超えることもあるために、
 出勤に間に合うギリギリまで寝ているような状態です。

③継続することが苦手です。

・好きなことでも何でも、
瞬発力で取り組むことはできても続かず、
3日坊主どころか1日坊主です。

ここまで書いてきて、
「できないことばかりにフォーカスしているな」
「動くことしか解決しないよな」と思いました。

動くことでしか、時間の使い方も解決しないとも思いますが、
最初に動く、その力を出すための考え方等を
教えていただきたいと思いました。

小さな視点での困りごとですが、
俯瞰した視点での考え方、よろしくお願いいたします。

【天音(あまね)・50代・女性・地方公務員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

苦手を克服したい天音さんなのですね。

物事の段取りや時間の枠組みに対するニーズは
人それぞれです。

計画すること自体が好きで、
スケジュール帳も細かく書き込み、
そのとおりに実行することに喜びを感じる、
逆にその通りにしないと気持ち悪い人がいる一方で、
できる限り時間に拘束されず、
フリーでいたい人もいるでしょう。

天音さんは段取りや時間の枠組みに関するニーズは
本来低く、ご自身でもご指摘されているように
「ねばならない」対象だと思います。

それを無理やり「したい」にするのは
あまりおすすめできません。

「早起きできる自分になりたい」のはわかりますが、
喜びとして「早起きしたい♪」は無理があります。

無意識は「早起きせねば」と
鼓舞する思いなのでしょうから。

では、天音さんはそれら苦手なことが
克服できないかというとそうではありません。

苦手なことを克服するには、
心理エネルギーが充電されている必要があります。

それが枯渇していると、
苦手なことにチャレンジができません。

天音さんがやらねばならないことがあるのに
食べたり、ネットサーフィンしてしまったりするのは、
実は苦手なこと(たとえば書類仕事)を取り組む前に
無意識が心理エネルギーをチャージしていること
が考えられます。

もし天音さんが対書類の仕事は嫌いだけど、
対人の仕事は好きであるとするなら、
対面の仕事で腰が重くなることは少なく
期限を過ぎるということはあまりないのではないでしょうか?

苦手なことに取り組むことは消耗しますから、
天音さんの無意識がその前に、
ちょこっとエネルギーを上げておいて
バランスを取ろうとしていることが考えられます。

おすすめするのは、
あらかじめネットサーフィンや食べる時間を
予定にしてよいことと許可を与えて、
それも書類仕事と1セットで考えるという方法です。

その際、セルフケアを意識して取り組み、
食べたりネットサーフィンができたら自分を褒めます。

今の天音さんは、それらを「本来すべきことでない!」
と禁止事項にしてしまっているのでストレスがかかり、
わかっちゃいるけどやめられない状態になり、
さらに罪悪感に浸るという悪循環に陥ってしまっている
と思います。

自身を充たすことも仕事の一部として組み入れてください。

罪悪感を達成感に変えることで、
苦手な仕事を「やりたい!」とまでは行かずとも、
「まあ、別にやってもかまわない」の
抵抗が外れるくらいにはなるはずです。

①と②は連動していて上記の
アプローチで対処してみてください。

③は本当にやりたいことをやっているのか、
それともやはりそれが出来たら良いなという
理想の自分へのこだわりから行っているのか
をもういちど振り返ってみては
いかがでしょうか。

本当に好きなことは無理をしなくても続くはずです。

「好きな自分になりたい」とか
「好きになるべき」とかと思っているのか、
それとも「純粋に好き」なのかでは天地の差です。

天音さんが無理をしなくても
続いていることは何ですか?
それらが天音さんが本当に好きなことです。

それらを第三者の価値観で
過小評価することなく、天音さんご自身で
好きでいて良いと評価してあげてください。

また、好きなものは時間の経過とともに変化するものです。

とくに自由を大切にする人は、
好奇心が旺盛でいろいろなものに触れることで
世界を体験したいというニーズがあることが考えられます。

そうであれば、「いちど決めたから」という理由で
それをし続けることは苦行になり、
その人の本性から離れることになります。

ニーズはそれぞれであることを素直に受け入れて、
自分らしさを大切にしてください。

その結果、苦手なものを「好き」とまでならなくとも、
無理なく克服できるようになる可能性はぐんと高まるでしょう。

   
   
  
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Q.コロナをきっかけに断捨離を始めました。
 
自分軸を覚え、
家は自分としてはとても良い状態になり、
服はもちろん、身の回りが
好きなものだけですっきりし、
 
パソコンや携帯のデータといった
目に見えないものも整理されて、
思考も自分のやりたいことや好きなことに
フォーカスできるようになりました。
 
ちょっとした悩みも整理できるようになり、
ごきげんな時間が増え
断捨離をしてよかったと思っています。
 
そんな変化の中で、
自分の人間関係観にも変化がありました。
 
以前は、長女気質で誰とでも仲良くやろうと
時には我慢したり自分を押し殺して、
他者を優先させるところがありました。
 
といって人格者というわけではないので
傷ついたり、ひとり落ち込んだりして、
自然とくる別れまで我慢してやり過ごすのが
私のスタイルだったのですが、
 
最近は「この人とはうまくやれないな」
「わたしには必要がないな」と思ったら、
すっと距離を置けるようになりました。
 
おかげで人間関係によるストレスは
格段に減りました。
 
ご相談したいのは、時々ふとそんな自分に
「これで良いのだろうか」
とよぎることがあります。
 
母親に
「耐えるこちゃん」(本名たえこです)
と褒められ続けてきたせいで
それがアイデンティティになってしまって
いるんだと思います。
 
断捨離のおかげでそんな自分に気付き、
母の期待に応えようと人間形成してきた自分
を労い、もう卒業して自分が喜ぶ人生に
させてもらおうと思っています。
 
それなのに、どこかでそんな自分を
批判する自分がいます。
 
時々襲われる、
「これでいいんだろうか」という逡巡には
どう対応すれば良いのでしょうか。
   
  
【たえこ・40代・女性・大学職員】
  
  
―――――――――――――――――
 
 
A:FROM 川畑のぶこ
   
断捨離で自分軸を取り戻し始めている
たえこさん、素晴らしいですね。
 
私たちはみんな親には、
とりわけ母親には認められたいものです。
 
子どものころの行動の動機には
「おかあさんを喜ばせたい」というものが
大きく占めることでしょう。
 
とりわけ、「忍耐強い」子は、
親の手もかかりませんし、
社会的にも好ましいとされる特性で、
第一子に期待されがちなものではないでしょうか。
 
忍耐強さは社会生活を営むうえで
必要不可欠なものであるものの、
常に自分を押し殺して誰にでも
良い顔をして合わせることは不健全です。
 
断捨離は、過不足ないこと、すなわち、
不要・不適・不快を取り除き、
要・適・快を取り入れることが基本で、
これは人間関係にもおなじです。
 
たえこさんが、相手のことを
不快に思っているにもかかわらず、
「快」なふりをして一緒にいるのは
相手を欺くような行為でもあります。
 
相手からみると、本当は自分と
一緒にいたくないと思っている人に、
そうでないふりをされて
大切な時間を奪われているわけですから。
  
たえこさんからすると、
相手は自分を偽らなければならず、
エネルギーを消耗させる加害者と
思うかもしれませんが、
 
相手からすると、
自分に無理に合わせて私を騙し、
自己評価を高めようとする策士で
自分はその被害者といえるかもしれません。
 
好きでない人や嫌いな人に対して
適度な距離をとることは、
相手に対するリスペクトでもあるわけです。
 
いったい誰とどれくらいの距離をとることが
健全で互いにとって良いのか、
今後もぜひ俯瞰的な視点から
関わり合ってみてください。
 
また、たえこさんが気を使うと、
周囲も気を使ってしまいますが、
たえこさんが無理せず自由でいることは、
周囲の人々にも気楽さを提供し、
自由な空気を作り出してくれると思います。
 
思いやりは交わしつつも、
過度に気を使わなくてよい仲間が
自分の周りに増えるのは
素敵なことではないでしょうか。
 
ぜひこれからも自分軸を大切にされてください。
 
自分軸は相手の自分軸をも
大切にすることにつながるのです。
  

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Q.人の役に立ちたいと思えない私は
異常でしょうか?

散文ですがお許しください。

私には、人の役に立ちたい、社会に貢献したい
という気持ちが欠落しています。
特に仕事関係では、そういう感情は皆無です。

もちろん、電車でお年寄りには席を譲ります。
私よりも座席を必要としているのであれば、
譲るのが当然だと思うからです。

迷子がいれば迷子センターに、
ゴミが落ちていたらゴミ箱に、
これらは当然だと思いますし、実際行います。

ただ、休日を返上して参加する
ボランティアには一切興味がありません。

参加する人の中に
“アピール”のためにする人がいて、
そういう打算的な気持ちはわかりますが、
その他の方々の気持ちは想像もできません。

仕事に関しても、
学生時代のアルバイトに関しても、
役に立ちたいと思ったことはありません。
ただ、お金をもらっているからその対価を
出資者(雇い主)に返すという感覚です。

愛想は良い方だと思うので、アルバイトでは
接客業は好んでやってきましたが、
「お客様を喜ばせてあげよう」なんて
1度も思ったことすらありませんでした。

なので、「人の役に立つ仕事がしたい」
という感情を持ち合わせていないし、
理解が出来ません。

警察官、消防士他、命をかけて働く方々、
頑張ってくださるのは大変ありがたいですが、
天地がひっくり返っても私がなろうとする
ことはないでしょう。(なれないとも思います)

離島の医師、救急救命士他、
努力の上にやっとなれる割に、
待遇が期待出来ない可能性が高い所で
努力される方々もそうです。

きっと、彼ら彼女らは「人の役に立ちたい」
というのがあるんですよね?

そうでなければ
わざわざ激務を選択しないですよね?
なんで選択しようと思えるのでしょうか?

末筆ではございますが、
「人の役に立ちたい」と思う人を
否定する意図は一切ありません。

私にとって未知の感覚で、
そのように思えない自分は異常なのか、
と思うことがあり、ご相談しました。

よろしくお願いします。

【ひかり・30代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

人の役に立ちたいという気持ちが欠落していて、
ご自身が異常なのではないかと
悩んでいらっしゃるのですね。

結論からいうと、程度によります。

たとえば、どんなに人が苦しもうが、
己の利益を優先するような場合において、
それは病的です。

自己愛型パーソナリティ障害や
反社会性パーソナリティ障害などといった
障害はそのような例でしょうし、
ときに犯罪につながることもあります。

また、自閉スペクトラム症などでも、
「心の理論」と心理学で呼ばれる
相手の気持ちを推察したり、
共感したりする能力が欠如する、
ということが分かっています。

ただし、ひかりさんの場合は
当然のこととして、高齢者に席を譲ったり、
迷子の小さな子どものお世話をしたり、
公共の場にゴミが落ちていれば拾って
捨てるという利他心や公共心がおありです。

また、接客業も喜ばせたいという「情熱」
は持てずとも、仕事をきちんとこなし、
必要なものを提供することで
相手に利するという立場は取られていますし、
相手を害さないことには注意が
払われているのではないでしょうか。

このことから、実際にひかりさんが
そう感じられているかどうかは別として、
ひかりさんはとても世や人の役に立っています。

本人が役に立ちたちたいと感じていなければ
役に立てないわけではありません。

また、ご自身が役に立ちたいと思えないことが異常か?
と振り返るのも、
世の中で人々とうまくやっていきたい気持ちが
あるからこそ湧いてくる課題意識です。

人はそれぞれ心理的欲求が異なります。

共感力高く、人と喜怒哀楽を共感しながら
ふれあいやつながりを感じることで
基本的な心理的ニーズが満たされる人もいれば、
人から邪魔されず、一人の時間を大切に
することで基本ニーズを満たす人もいます。

おなじように、フィーリングはさておき、
公正さや公平さの観点から社会的な意識高く
仕事や社会的活動に自身を捧げることで
基本ニーズが満たされる人もいます。

一方が正常で他方が異常ということではなく、
どちらもポジティブな部分もネガティブな部分
も持ちそなえています。
これらはニーズの多様性です。

また、もともと人々の役に立ちたいという
ニーズがあっても、疲労やストレスなどで
そう思えなかったり行動できなかったり
することもあります。

そのような場合は
罪悪感を抱くかもしれませんが、
まずは自分自身をケアすることが大切です。

充電することで、本来の人とつながったり
人のためにはたらいたりするエネルギーが
湧いてくるでしょう。

ひかりさんにはひかりさんの個性が
ありますからそれを大切にされてください。

合理性を重んじる人は、
仕事で能力を発揮する人が多いでしょう。

ただし、ストレス下では
打算的となることがあります。
 
これらはすべてコインの裏表なのです。
  

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Woman,Take,Care,A,Red,Heart

Q..私は主人、2人の息子、母と
5人で暮らしている会社員です。
 
私の悩みは、
一年前に留学生の女の子を迎え入れた時に
主人の過剰なもてなしに反論したことから
夫婦関係がおかしくなったことです。
 
それまでは夫婦として距離感は感じているものの
家族幸せに過ごしていましたが
私が反論したしたことに対し、
 
「今まで我慢していた。
 私や母を見ないように暮らしていた。
 亡くなっている父のことも嫌いだった。
 結婚を後悔してる。
 今後母とは食事をしたくない。」
 
など辛辣な言葉が私を傷つけました。
 
長年主人がそんな風に思っていたのかと思うとショックで
主人が別人に思えて
以前のようには接することができなくなりました。
 
主人のそこまでの不満に気づけなかったことや、
気づいても私にはどうしようもないことだったり、
学歴や家柄にもコンプレックスがありましたから、
尚更落ち込み自分の存在すら消したくなります。
 
父で苦労していた母を楽にさせようと
仕事も続け、子育てもありましたから、
自分を省みることもできず
歳を重ねてきたことを反省しています。
母のことも重荷に感じ、母と接するのも苦痛です。
 
結婚当初にも主人の言葉で心が傷つき、
心を開けなく寂しい思いをしていたこと、
父親に甘えられなかった思いから
主人が留学生に接する時間は苦痛でした。
 
原因は自分の中にあると気づいているものの、
一年たった今でも涙が溢れ、心がぐちゃぐちゃです。
 
どのように整理したらよいのでしようか。
 
  
【ミルク・50代・女性・会社員】
 
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
留学生というこれまで縁のなかった人を
我が家へ長期間受け入れるというのは、
かなり非日常的なことであり、
心理的負荷もかかりやすい一大ライフイベントだと思います。
 
これはライフスタイルがガラリと変わる、結婚当初も一緒ですね。
 
このようなときは互いに緊張もしますし、
うまくやろうと張り切ったり、ナーバスになったり、
困惑したりすることでしょう。
 
それぞれが、ストレス下に陥ったときの
それぞれのパターンや課題が浮き彫りになりやすい状況であり、
これまで溜め込んできたものがあるなら
それらが噴出しやすい状況でもあるかと思います。
 
我が子のように女の子と日常的に関わりを持ってきたことのない
お二人であれば、無意識な心理的負荷は
なおさらだったのではないでしょうか。
 
ご主人の留学生に対するもてなしが、
果たして過剰かどうかはここでは判断できませんが、
ご主人の立場に立って考えてみると、
他所の家の大切な娘さん、
しかも海外の子を預かるという、初めての経験に、
日本の体験、我が家での体験をぜひとも
豊かなものとしてあげたいという気持ちから、
できる限りを尽くそうとされたのが想像できます。
 
それがミルクさんにとっては「過剰」に思えたわけですね。
 
おそらく、身内に対する態度というよりは、
お客さんをもてなす態度に見えたのでしょうか。
 
そして、反応してしまう理由として、
ご自身の父親との関係を投影させ、
比較してしまっているご自身にも気づかれたのですね。
 
このように素直に、冷静にご自身を分析できるのは
素晴らしいことだと思います。
 
おそらくミルクさんご自身も自分のそんな部分に
嫌気が差していることもあると思いますし、
それを認めるのは勇気のいることだと思います。
  
ご主人がそのような状況下で放った言葉が真意なのか、
それとも、自分の好意や誠意を批判され、
場合によっては人格否定をされたような気持ちになって、
防衛的かつ発作的にその場の勢いで、
 
それこそ目には目を歯には歯をの心理から
反撃に出たのかどうかは、冷静に振り返る必要がありそうです。
 
私たちは、それが夫婦であれ、義理の家族であれ、
さらには血のつながった家族であれ、
私たちは社会生活を営む以上、少なからず我慢を強いられます。
 
それらを健全なかたちでコミュニケーションしたり、
自身の心のなかで適切に処理をしたりしてこなかったのであれば、
小さな抑圧の積み重なりがいつかはけ口を求めて、
たとえば今回のような事件をトリガーとして
溢れ出てくることがあります。
 
実際は、いいこともたくさんあったけれども嫌なこともあった。
 
だけれども、今回は相手を攻撃する意図なので、
嫌なことだけをとりあげて仕返しをしたのか、
それとも本質的にこの結婚にいいことなど感じられず、
常に我慢ばかりをしてきたと思っているのかを
冷静に振り返ってみることです。
 
同時に、ミルクさんご自身が、
自分が父親にされたかったけれどしてもらえなかった、
あるいは自分が父親に対してしたかったけどできなかったことを
ご主人と留学生のあいだに見て、
有る種の嫉妬心が言動となってご主人の行動を批判したのであれば、
その部分に関しては素直に謝ることが得策ではないでしょうか。
 
一方で、ミルクさんの中には、
ホストファミリーとして、留学生をお客様としてではなく、
家族として身内のように接すれば十分であり、
そのことで相手も気遣いしなくて心理的な負荷が減る
という思いもあったかもしれません。
 
もし、そのことを伝えたい場合は、
ご主人の善意を理解し、認めたうえで、
また自分自身も気をつけているとしたうえで、
嫉妬心とは切り離したうえで、コミュニケーションしていれば
伝わりやすかったのかもしれません。
 
嫉妬心を原動力に正論を走らせるのではなく、
自分がこの部分は純粋で健全だと感じられる部分
(=適度なもてなし)に意識を向けて、
そのニュートラルな意見として伝えるということですね。
 
また、ミルクさん自身が、
父親との関係をご主人に投影させてしまっていることが
苦しみになっているのであれば、

父親との関係を振り返り、
いったいどんな決め事をしてしまったから苦しいのか
(たとえば「父は私を愛していない」とか
「私は基本的に愛に値しない」など)を振り返り、
そこを正していくことが
過剰反応を低減させるうえで大切になってくることと思います。
 
相手を大切にできる人というのは、
自分をも適切に大切にできる人なのでしょうね。
 
どうかまずはご自身を大切にされてください。

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Hands,Holding,Hot,Cup,Of,Coffee,Or,Tea,In,Morning

Q.はじめまして。
昔から心配症で生きづらいなと感じていました。
今30代です。
最近HSPという言葉を知り、もろに当てはまりました。

人に嫌われちゃいけない、みんなと上手くやりたい、
人の評価が気になり、ものすごく疲れてしまう。

そういった気持ちや言動が逆に
上手くいかないことを生み出していて、
自分が嫌になります。

自分の意見をズバッと言えたり、
嫌われても気にならないという人は、
まわりの評価や態度など
全く気にならないのでしょうか…

嫌なことがあっても、寝たら忘れる人がいるというのを
聞いてとってもびっくりしたことがあります。

私の場合、朝目覚めた瞬間から
気がかりなことがずーーーと頭に残ります。

また、さっきまでの仕事や日常の普通のやりとりなどが
朝から晩まで頭の中で自動再生されます。

仕事のノルマはきつくありませんが、
上司や同僚からどう思われているかなど、
勝手にプレッシャーになり気がかりで、
家に帰ってからもいろいろと考えてしまい
不安が拭えないです。

気質とはいえ正直、しんどいです。
仕事に行く前は不安で心がつぶれそうです。

【みかん・30代・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

常に心配なことや人の目などを考えて
疲れてしまうのですね。

裏を返せば、みかんさんは
周囲の状況や相手の気持を考える、
想像力が豊かな人だということがわかります。

想像力はネガティブに使えば私たちを消耗させますが、
使い方によっては私たちの人生を豊かにもしてくれます。

みかんさんには、イメージ力を別な方向に使えるように
なっていただくことで、楽になり人生に彩りが与えられる
のではないかと思います。

みかんさんは、「サウンドオブミュージック」という
ミュージカル映画(あるいはミュージカルそのもの)
を観たことはありますか?

挿入歌に主人公のマリアが歌う、
「My Favorite Things」という歌があります。

辛くなったときには自分のお気に入りのものを
思い浮かべるという内容で、
歌詞には彼女のお気に入りのものがズラーッと
リストアップされるのです。

たとえば、薔薇に滴る雨の雫、猫のひげ、
ピカピカの銅のケトル、あたたかいウールのミトン、
紐のかかった小包などなど…

みかんさんにも、ぜひこのような
なにか素敵なものを意識的にイメージすることを
習慣づけていただきたいと思います。

私たちは問題がなくなれば(たとえばみかんさんが
抱えている不安の源がなくなれば)
幸せに生きられるのにと考えがちです。

もちろんときとして、
問題に真摯に向き合うことは大切ですし、
そのことに時間を費やすことで
その問題が解決するのなら
積極的に取り組むべきです。

ところが、人生のすべての問題を解決すること
は無理難題です。

また多くの問題は、そのことを繰り返し考えるだけで
解決するものではありません。

問題はそこら中に溢れており、
それらに焦点を当てたなら、それこそ
24時間365日問題探しができるのではないでしょうか。

とりわけ他人の思いや考えまで
すべて解決するなど、不可能です。

そうであれば、頭の中を占めるイメージや考えを
問題ではなく、お気に入りのもので埋める努力を
してみましょうという提案です。

私たちは、2つのことを同時に考えることはできません。

お気に入りのものや素敵なことをイメージしながら
上司の気になる言動を想像はできません。

一瞬一瞬、切り替えています。

まず、抱いているイメージが好ましくないことである
と気づいたなら、「あ、私またやらかしているな」
と微笑みとともにやさしく気づいてあげます。

気づいたなら、その好ましくないモードを、
好ましいことモードに意図的にシフトさせます。

そのために、日頃からお気に入りのものや、
みかんさんが喜びや充足感を得られるもの、
幸せを感じられるものをたくさんリストアップ
することを心がけてみてください。

そこに長く停滞できるようになると、
その回路がどんどん開発されてくるでしょう。

身の回りに起きていることで
好ましいことは何かと、良いこと探し、
お気に入り探しが始まるでしょう。

たとえば、私は今この原稿を
新幹線の中で執筆しています。

今、この瞬間、身の回りで起きていることで
好ましいことをリストアップすると、
まず呼吸できていること(笑)、
私の身体が(多少の不平はあっても…汗)
今日も頑張って働いてくれていること、
思い通りにキーボードをタイプできていること
も好ましいです。

プラットホームで買ったミル挽きコーヒーの香り。

早くから開店してくれている、
駅のベーカリーで買ったシナモンパンの香り。

新幹線はまず定刻どおりに私たちを
行きたいところに連れて行ってくれます。

運転士さんや多くの人々の努力によって
私の生活や安全が支えられています。

周囲の人々は秩序を守って静かにしてくれています。

通り過ぎるはやぶさのミントグリーンとフューシャの
コントラストの可愛らしいさ。

トンネルを抜けたときの白銀のまぶしさ。

今、このように想像しながら執筆していると、
だんだん手足の先がポカポカと
温かくなってくるのがわかります。

心があたたまると身体もあたたまりますね。

いずれにせよ「いい気分」が訪れます。

この時間をみかんさんに増やしてほしいのです。

人生には辛いことがたくさんありますし
問題もたくさんあります。

でも、おなじくらいいいこともたくさんあるのです。

そこに意識を向けていないだけで、
それらは常にみかんさんが気づいてくれることを
待っているのかもしれません。

ぜひみかんさんのFavorite Things探しを
はじめてみてください。

ーーー
★イメージのちからが人生を変える!川畑のぶこ講師
サイモントンメソッドに学ぶイメージ療法と人間心理
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※こちらは川畑のぶこカウンセリングオフィス様の主催です

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Q.一人暮らし。人と会わない日や
会ってもその後の1人になった時間が
怖いと感じるようになってしまった。

朝目覚めると、何とも言えない
寂しさや不安に襲われる時があります。

どうやって人とつながれば、
寂しさを消せるんでしょうか。

この不安感はどこからきているのでしょうか。

【ペコ・50代・女性・なし(失業中)】
  
  
―――――――――――――――――
   
A:FROM 川畑のぶこ
 
孤独感は私たちを蝕む感情ですね。
 
コロナ禍の中で人とのふれあいが減る中、
孤独感を覚える人は増えていることと思います。
 
ペコさんは50代ということもあり、
今後一人で人生を送ることをイメージすると
不安が増してしまうのではないでしょうか。
 
私たちが安全、安心、やすらぎを感じられる条件には
「つながり」が必須となります。
 
もちろん、そのつながりの対象は
必ずしも人とは限らず、
自然界や生きものたち、また目に見えない
大いなるものとの関係性の中に
やすらぎを見出す人もいると思います。
 
物理的に繋がっていることが
客観的にわかる状態とは限らず、
主観的につながりの感覚が得られるかどうか
ということがポイントになってくると思います。
 
ひとつ屋根の下に
二人やそれ以上で暮らしているにも関わらず、
「つながり」が感じられないどころか、
寂しさや孤独を感じている人も
世の中にはたくさんいます。
 
ペコさんが今後、
どのように人とつながればよいのかという課題については、
人との繋がり方の方法論の前に、
ペコさん自身の内面の準備が整っているのか
どうかを見ていくと良いかと思います。
 
ペコさんはもともと人と関わることは好きな方ですか?
 
それとも、どちらかというと、
一人の時間を大切にしたい方ですか?
 
もし、一人の時間を大切にしたいタイプであれば、
その時間はきちんと確保しつつ、
人と交流する時間をとることが大切です。
 
自身の基本的なニーズ(たとえば私の時間)を無視して、
無理に人と関わろうとすると疲れてしまい、
人との関わり自体が億劫になってしまいます。
 
もし、比較的一人の時間が好きな場合は
「それらをきちんと確保しながら人と関わりあえる」
ということを確認してください。
 
そして、人と関わるときに、
「いい人」でいることにこだわると、
つながりは表面的なものになり、
深いつながり感は得られません。
 
親密さは相手への信頼から始まります。
 
自分の良い部分もそうでない部分も含めて
受け入れられる関係は、
私たちに安心感をもたらしてくれます。
 
そして、相手への信頼不足は、
実は自分自身への信頼不足から起こること
が多いことを知っておいてください。
 
「私は取るに足らない人間で、素の自分を知ったなら
みんな離れていくだろう」という心理から、
素直な自分を相手に出せなくなり、
表面的な関わりだけになってしまうのです。
 
実際は、人間はみんな
良いところもいびつなところもあるわけで、
完璧な人間など存在しません。
 
そんな自分を受け入れない人は、
完璧でない相手も受け入れられなくなって
しまいますから、するといつまでたっても
表面的な関係で終わってしまい、
つながりや安心感が感じられなくなってしまいます。
 
人間関係構築のめんどうくささは、
自分にも相手にも完璧な関係を求めるから
くるのかもしれません。
 
自分も相手も完璧ではないし、
いびつなところもあるけれど、
それでもさまざまに補いながら人生を切り開いていける、
私もあなたも愛しい存在だ、と、
もろもろひっくるめて受容する姿勢を
育んでみてください。
 
そして、ペコさんだけでなく、
見えないところで多くの人が同じように
寂しさや不安を抱えていて、
つながりを必要としている人がいることも
覚えておいてください。
 
そのような姿勢を育んだうえで、
ペコさんが興味あることがらの
コミュニティーに加わっていくと良いと思います。
 
勉強や趣味のサークルなどから発展して
生涯の友になったりパートナーになったりする
ケースはたくさんあります。
 
もちろん、
その個別の関係が永遠に続くかどうかは別ですが、
それでも皆のなかに「つながりたい」本性は
常に宿っていて、代謝しながらつながりを保つと
信頼してみてはいかがでしょうか。

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Group,Of,Senior,People,In,Dancing,Class,With,Dance,Teacher.

Q.はじめまして。
12/15の『Q.職場でのコミュニケーションに悩んでいます…
の逆側の立場です。

こういう方にはどう指導したらいいのか
悩んでいます。

仕事ではなく、
趣味のダンスサークルでのことです。

私は指導者です。
サークル内に、お一人だけ
よくしゃべる方がおられます。

コミュニケーションのために
しゃべっている風でもありますが、
何回注意してもおしゃべりをやめません。

少しはよくなりましたが、
油断するとまた始まります。

全体の中で注意をすると、
自分のことだと思っていないようで、
人ごとのように受け流します。

仕方なく、人前で言ったこともありますが、
雰囲気が悪くなりますので、
できれば言いたくありません。

また、人前で言ったことを謝ると、
「言いやすいから言われると思っている」
と言われました。自分のおしゃべりが
うるさいと思っていないようです。

また、おしゃべり以外のことでも
人の話を聞かず、一方通行です。

私の悩みは2つあります。

一つ目は、
こういう方に話を聞いてもらうためには
どうしたらいいのか?ということです。

二つ目は、
この方のことが嫌いになっています。

嫌いな気持ちで指導しても
ろくなことはありません。
マイナスのスパイラルに陥っています。

できれば、フラットな気持ちを保ちたいです。
どのように自分をコントロールすれば
いいのか?ということです。

よろしくお願いいたします。

【野生のエルザ・60代・女性・自営業】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

指導者の立場として、
ダンスをしっかりと指導しつつ、
サークルの雰囲気も大事にしたい
という気持ちが伝わってきます。

エルザさんが問題行動だと感じられる、
その方のおしゃべりがなくなることで、
得られるものは何でしょうか?

サークルの目標(おそらくは、
ダンスのパフォーマンスを向上させる)
が達成できるのであれば、
改めて会の趣旨を明確にしたうえで、
おしゃべりを注意することが
大切になってきます。

おしゃべりは
ダンスが終わってから存分にしましょう
と伝えてみてはいかがでしょうか。

必要であれば、
その人に個別に声掛けして、
会の効率を高めるために、
どうか協力してほしい旨をお願いをする
のも良いのではないでしょうか。

この場合、周囲の人も、おしゃべりする
人を迷惑に思っている可能性があります。

指導者がいい人過ぎて、
おしゃべりを阻止しないことで、
周囲の人もエルザさんのように
彼女に対して悪感情を抱く可能性もあります。

その人のことを思うなら、
これ以上その人が嫌われないためにも
リーダーはおしゃべりを阻止しなければ
いけません。

逆に、おしゃべりをしたほうが
場の雰囲気が良くなり、それがダンスの
パフォーマンスに反映されて上手になる
(=会の趣旨を達成できる)場合、

指導者であるエルザさん個人の好みとして
おしゃべりが嫌いということかもしれません
から、その場合、エルザさんが考え方を変える
ことも必要となってくるかもしれません。

もし、サークルの目的が人々との交流であり、
ダンスはあくまでも便宜上のもの、
他のアクティビティーでも構わない
というものであり、
エルザさんの意向とは異なる場合、
その場はエルザさんにふさわしくない
ということになるのでしょう。

もっと真剣にダンスに取り組みたい人たち
がいる場に身をおいたほうが
皆にとって幸せですね。

いまいちど、会の趣旨を明確にして、
その趣旨に沿った行動を取られることを
おすすめします。

その際、いい人すぎると、
見えないところで状況に加担してしまって
いるかもしれないことも心してみてください。

リーダーの立場にいる人は、
全体のダイナミズムを把握することも仕事
になるので考えることも多く大変ですよね。

でも、このようなプロセスから
エルザさんも多くを学び取られ、
どんどん器が大きくなっていくことと
思いますので、そんな大きな器の
ご自身を信頼してください。

 

ーーー
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Young,Students,In,Hall,Of,University,Indoors

Q.娘が一才の時に離婚し、
二歳で看護師を目指して15年たち、
娘は成人しました。
 
私はもともとおしゃべりな性格で
コミュニケーションは得意だと思っていました。
 
けれど、自分の事を話すことと、
職業柄必要とされる人の話を聞くことは
大きく違うみたいで、
 
50歳の半ばになっても
仕事の人とは上手くいかなくて悩んでいます。
 
患者さんを助けたいという気持ちは大きいので、
誠心誠意関わって感謝されて
満足して働いていますが、
 
周りからはそのつもりなだけで
ちゃんと話が聞けていないと言われ愕然とします。
 
あとは、患者さんを助けたいという
モチベーションはあるのですが、
スタッフのことは全く頭に無くて、
 
きっとそのせいだと思いますが、
いつもひとりぼっちで働いています。
 
上司には周りが見えていないと言われ、
だから助ける手を差しのべていないから、
あなたも助けてもらえないのよと
評価されてます。
 
そして何年も働いて年数は経過しているのに、
リーダーをやらせてもらえません。
  
まぁ、できないならやらなくても良いかな
と開き直ることで
悩んでいない風を装っていますが、
 
ほんとは泣きたいほど苦しいですし、
過去にまだリーダーを諦めていないときは、
後輩がリーダーで申し送りを受けているのが
悔しくて悔しくて泣きじゃくり、
過呼吸になったこともありました。
 
今はほぼ諦めるようにしているので
そんなことは無くなりました。
 
失礼ながら諦め半分で投稿してますが
何かヒントがあればと思います。
 
  
【あーりー・50代・女性・看護師】
 
 
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
 
離婚後、看護師の資格を取得して、
娘さんを立派に育ててこられたのですね。
娘さんの成人、心からおめでとうございます。
 
今はご自身のキャリアについて
課題がおありとのこと。
  
リーダーになりたいけれど、
周囲とのコミュニケーションが
障壁となっているのですね。
 
あーりーさんにとって、
職場のリーダーとはどのような像でしょうか?
  
患者さん第一というのは医療現場において
間違いないポリシーとなるでしょう。
 
ただし、患者さん第一というのと、
患者さんさえ良ければそれで良いというのは
異なります。
  
患者さんに最善の医療が提供されるためには、
患者さんを取り巻くチーム全体が
良い状態である必要があります。
 
個ではなく、システムで動くことが
重要なわけです。
 
おそらく、あーりーさんは、
「個人」対「患者さん」としては、
患者さんが和める楽しい話が
提供できていたかもしれませんね。
  
ただ、チームがギクシャクしていることは
患者さんにとっては好ましくありません。
 
時として、患者さん自身が大切にされていても、
そのために相手が周りの人を蔑ろにしている
状態は患者さんにも伝わり、
緊張感を強いる可能性があります。
  
ここに身近な例を挙げてみましょう。
 
コンビニなどで先輩スタッフが新任の
バイトスタッフに指導していることがあります。
 
現場が忙しいため、
その指導の仕方がぶっきらぼうだったり、
「自分で解決しろ」と言わんばかり、
ほぼ無視のような状態、
 
また時として(お客さまのためにと)
厳しい物言いで指導していたなら、
客にも嫌な気分をもたらします。
  
それぞれ、目の前のお客さまのために
真剣なのは間違いありませんが、
スタッフ間のコミュニケーションや関係性は
その場全体の雰囲気に大きく影響しています。
 
スタッフそれぞれはお客さんには
誠実に接しているのは間違いありませんが、
スタッフ間の扱いがぞんざいなのです。
  
他にもコンビニがたくさんある中、
はたして、あーりーさんはそのような
コンビニに行きたいと思うでしょうか?
 
私たちはサービスを受ける際、
意識的な対象物(コンビニなら販売物・
病院なら治療)を手に入れるだけではなく、
システム全体を受け入れるか否かを
無意識に判断しているのです。
  
このように、あーりーさんと患者さんとの
会話という部分に限って目を向けると
良い評価かもしれませんが、
取り巻くシステムを含めた場合どうか
ということを考えてみてください。
  
リーダーシップには、多様性を認め、
他を含むということが欠かせません。
 
また、周囲のフィードバックを歓迎し、
分析し改善する姿勢も大切です。
 
自他の得手不得手を明確に把握できることも
必要なスキルとなります。
 
これらは、チームで協力してこそ成り立つ
医療現場などではことさら重要な要素です。
 
己の信念を貫くというと
聞こえがいいかもしれませんが、
己の信念だけのリーダーシップは脆弱なのです。
 
あーりーさんにいちど振り返っていただきたい
のは、自己承認や自己重要感を得たいがために
リーダーという肩書きを得ようとしていないか?
ということです。
  
患者さんを取り巻く、
医療者も含めた現場を円滑に機能させ、
みんなが幸せになれるためには労を厭わない、
 
そのために適材適所、
与えられた仕事に心血を注ぐ、
すなわち、結果としてリーダーになるのか、
統括は他に任せ、現場でとことん患者の話に
耳を傾ける看護師として機能するのか、
静かに振り返ってみてください。

どの歯車もひとつひとつが
重要な役割を果たしています。
 
リーダーでなければ
価値がないわけではありません。
 
自己肯定感の低さが課題なら、
肩書きを得ることでそれ克服しようとせず、
それぞれが既に持ち備えている能力や魅力に
気づき、それらを称えることから
始めてみてください。

 

ーーー
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Mature,Woman,Applying,Anti-aging,Cream,At,Home

Q.メルマガいつも拝見しています。
私は現在は離婚をして独り暮らしの60歳代です。

末の子供が小学校高学年になったのを機に
鍼灸指圧師の学校に3年間通い、
その後もずっと走り続けてきました。

私の両親も超高齢になり、
日常的に見守りや介助が必要になってきました。

それに加え長女が乳児を抱えて離婚をし、
近隣に住むようになり、心強い事もありますが、
サポートが必要です。

断捨離は大好きで、やました先生やトレーナー
のYouTubeを見ては頑張っています。

高齢者に関わる今の私の仕事も大好きで、
ヨガや瞑想で頭の整理をして
日々1cmでも成長したいという気持ちで
前向きに生きてきました。

食生活や健康にも留意してきたのですが、
最近寝込む程ではないけど、
身体のあちこちに不調が現れ
頑張りが効かない感じがします。

仕事の勉強をはじめ、やろうと思う事は
沢山あるけど、行動力がついてこないのです。

そして両親が段々社会的人格を
失なっていくのを側でみているのは、
患者さんの死を沢山経験しても辛く寂しいです。

それは、20~30年後の私の姿でもあるのだと…。

後20~30年で何が出来るのだろう?

孫達がイキイキ生きることが出来る社会を作る
手助けは出来るのか?

焦っても心には何かポッカリ穴で、
身体がついてこない感じ。

生き方を話せる仲間はいても、
親にも娘にも共感は求められない。

この思いを抱え、希望が心底からは
見えない今の私にアドバイスがあれば、
どうぞ宜しくお願い致します!

【はなみずき・60代・女性・マッサージ師】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

はなみずきさんは離婚後、資格取得をされ
走り続けてこられたのですね。

そして、親の介護、孫たちの未来、
そしてご自身の未来を心配されている。

ものごとに真摯に向きあう
はなみずきさんの誠実さが伝わってきます。

いま、はなみずきさんが抱えていらっしゃる悩みは、
超高齢社会の日本全体の課題とも言えるかと思います。

その解決法は、制度に依存することも多いですが、
まず、はなみずきさんが個人的に
この課題に取り組むのかについて、
いくつかアドバイスさせていただきます。

まず大切なのは老い(変化)を受容するということです。

生老病死は人間である以上、
全員に課された課題であり苦しみですが、
これらに不要に抗うことは苦しみをもたらします。

私たちが、いつまでも若々しくイキイキと
過ごしたいと願うのは当然かもしれません。

しかし、アンチエイジング(抗老化)という概念がありますが、
それよりも、ヘルシーエイジング(健康的に年を重ねる)
を大切にしてみると良いと思います。

若い時と比べるから苦しくなります。
60歳にもなれば、あちこち不調をきたすことはよくあることです。

それを「あの頃はこうではなかった」と、
若い頃をベースに自己像を抱くので苦しくなります。

「あぁ、着実に歳を重ねているな。」と受け入れる、
そして「今できるベストは何かな」
と受け止める姿勢を大切にしてみてください。

あちこち思い通りにいかないなりのベストです。

そのために次に必要な姿勢は「信頼する」ということです。

私たちも、世の中も、変化にそれなりに適応できるように
なっているということです。

はなみずきさんの理想通りかどうかはわかりませんが、
ままならない人たちをサポートするシステムや心も
この世には存在するということに意識を向けてみてください。

つい先日、ある患者さんが、
一時的に尿パッドを利用する必要性が出た際に、
ドラッグストアでその種類が豊富なのに驚いた
とおっしゃっていました。

これまで自身にそのような必要性はなく、
事態は例外的なことと思っていたので、
パッドなど1、2種類程度しかないと高を括っていたそうです。

ところが、ひとたび視点を変えてみたら、
しっかりと結構なスペースをとって
さまざまなパッドが売られている。

しょっちゅう使っているドラッグストアなのに、
そんな棚は意識したこともなかったそうです。

そして、たとえ今後、自身が高齢者になっても、
このようにしっかりと守られているのだなと
安心したとのことです。

社会も人とともに進化していきます。

子どもたちも孫たちも、そのときどきの状況において
最善の智慧をはたらかせ、事態を切り開いていく力を
そなえていることを信じてみてください。

そして、その状態がもし
はなみずきさんの理想どおりでないのなら、
これはもしかしたらチャンスかもしれません。

その理想が新しいプロジェクトを
生み出すかもしれないからです。

このように、人が変われば、
社会もニーズも経済も変化していきます。

その変化にしなやかに適応できるご自身と社会を
イメージしてみてください。

また、これまでもそうであったとおり、
必ずしもすべてが理想通りでなくても、
私たちはそれなりに状況を乗り越えながら
日々ささやかな幸せを感じながら
生きることができることも思い出してください。

 

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