友人・対人関係

Angry,Irritated,Company,Boss,Reprimanding,Employee,Female,,Accusing,Of,Serious

Q:川畑先生、毎週楽しみに拝読しております。

私は、周りから八つ当たりされやすいと思っています。

と言っても職場に限ったことですが、
特に、上の立場の人に
イライラをぶつけられることが多く、周りの同僚にも
八つ当たりされやすいね、と言われます。

「甘えてるんだわ」と慰めてくれる人もいますが、
私はかなり傷ついていて、
言葉が胸にグサッと刺さった感じで、
家に帰ってからも落ち込んだりしています。

家では夫と2人暮らしで、
夫は穏やかな人なのでそれが救いです。

八つ当たりされるのにも
理由があるのだろうか?と悩んだり、
何とか早く立ち直れるようになりたいと思います。

相手の言葉に対して、
できるだけ傷つかずに済む方法はないのでしょうか?

人と接するのが怖いです。

【パンジー・50代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

きっと誰にでも優しく接するパンジーさんなのでしょうね。

相手に配慮しているにも関わらず、
理不尽な対応を受けるのは心が深く傷つくことと思います。

同僚が言うように、
おそらく上司がパンジーさんに甘えているのでしょうね。

八つ当たりされやすい人というのは、
相手がそうしやすい(しても何もしてこない)
何でも大目に見て受け入れてもらえると
思われている可能性が高いです。

反発したり仕返ししそうな人には面倒なので
あえてそのような態度は取らないはずです。

そうであれば、八つ当たりを受け入れず
抵抗する姿勢を見せることは
パンジーさんの課題になるのではないでしょうか。

とはいえ、パンジーさんが上司にされたように
理不尽な仕返しをするということではありません。

そうではなく、パンジーさんが上司の態度に対して
毅然とした態度で臨むということです。

ハラスメントには立ち上がる姿勢が必要です。

具体的には、まずシンプルに、丁寧に、
パンジーさんの気持ちを言葉で表すと良いと思います。

「私はそのようなことをされる(言われる)と
心が傷つくのですが、なぜそのようなことをする(言う)のか
 理由を教えていただけませんか?」

という具合にです。

万一相手の言動に正当な理由があれば、
パンジーさんはそれを聞き、
場合によっては自身を振り返って
正すことは正せば良いだけですが、

ほとんどの場合正当な理由などありませんから、
相手は戸惑うはずです。

伝えるときは、あくまでも自分のフィーリングを伝え、
相手を理解したいという姿勢で伝えます。

相手を貶めたり罵る必要はありません。

他にも、

「〇〇さんの私への態度は
 他の人とは違うように感じるのですが、
 なにか理由がありますか?」

などでもよいでしょう。

いずれにせよ、パンジーさんが上司の態度は
そのままでは受け入れられませんよ、
という意思表示が必要ということです。

このような変化を起こすことで、
上司の八つ当たりがなくなる可能性もありますし、

たとえ上司の態度が変わらなくても
パンジーさんがハラスメントに屈することなく、
自分を大切にするという立場を取ることは

パンジーさんの自己肯定感を高めますし、
パンジーさんの日々を豊かにするでしょう。

「私はハラスメントに値する人間ではありません」
「私は大切にされるべき人間です」

という毅然とした態度で、
まずパンジーさんが、ご自身に向き合い、
そして相手に向き合ってください。

応援しています!

ーーー

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Q:小学生の子供2人の母です。

私は濃厚な人間関係が苦手です。
そのため、学生時代からの友人以外は、
敬語しか使いません。

気が弱くお人好しなところがあり、
ある程度、線引きしないと
図々しい人に振り回されてしまいます。

そのため、すごく好かれることも無いですが、
特に嫌われることもない人間関係が築けています。

従って、人間関係で一時的に悩んでも
解決出来ることが多いのですが、
最近は子供が絡んでなかなか難しいです。

息子(5年)が学童野球をしていて、
メンバーの女子とよく揉めます。

そしてその女子(4年)のママさんと息子も揉めます。

ママさんは指導者ではないのですが、
ソフトボール経験者なこともあり、
私たち親子を下に見ているようです。

息子も私も野球以外で得意なことはあるので、
下に見ようが馬鹿にされようが構いませんが、

それを言葉や態度に出されると
こちらも黙っていられません。

細かい対応は理性的にしていますが、
自分主観で周囲の人間を
上下に当てはめるような人への
うまい対処法を教えてください。
(特に下に見られている場合)

【たろう・40代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

濃密な人間関係が苦手な
たろうさんの苦悩が伝わってきます。

子どもを育てるようになると、
それまでは自分のことだけを軸に
避けてきた人間関係も、

子どもを軸に向き合わざるを得なくなる
ことが多々出てくることと思います。

このように子育てを通して親たちが
育てられていくのでしょうね。

たろうさんとママ友との関係に関しては、
もしかすると、距離を取ろうと
あえて使用している敬語が、図らずも
無意識な上下関係を生んでしまっている可能性も
少なからずあるのではないでしょうか。

たろうさんが単に丁寧語で話しているなら
さほど問題にならないかもしれませんが、

もし尊敬語や謙譲語を多用していて、
不要にへり下った姿勢になってしまっている場合、

そのことで、相手がいわゆる上から目線で
ものを言いやすい関係を
築いてしまっているかもしれません。

相手の勘違いを招いてしまっているということですね。

尊敬語や謙譲語は
文化的に自分を控えるための言葉ですから、
それらを使いながらどんどん自己主張をするというのは
文脈的にハードルが高くなります。

その場合、潔く敬語をやめるのも一つの手です。

徐々にタメ口に変えていくことによって、
よりカジュアルにたろうさんが
自分の思いを伝えやすくもなるでしょう。

かたちから入ってみるといううことですね。

もしたろうさんが、
とくにへりくだったものの言い方をしているわけでも
ないのに、相手が見下してくる場合は、

ソフトボールに関しては、
相手が教育的な立場で情報をくれたり、
技術を伝授してくれたりしていることに
関して敬意を示しありがたく受け止めつつも、

「私は〇〇さんのソフトボールの知識や経験は
とても尊敬するし自分たちが至らないことだらけ
なのはわかるけれど、
なんだか〇〇さんと話をしていると、
ソフトボールだけではなく、人としてダメと
言われているように感じてしまうんですよね。」

などと率直に気持ちを
伝えてみるのも良いかもしれません。

たろうさんがその相手とうまくやっていきたいのであれば、
相手の優っている部分=ソフトボールの知識や技術
に関しては賞賛することを忘れないでください。

また、相手も優越感を感じたくて
そのようなコミュニケーションをしている可能性があり、
その場合劣等感があるからこそだということも
覚えておいてください。

無意識に自分は劣っていることを感じたくない恐れから、
優っている立場を形式的につくろうとしていますから、
優っている部分を素直に認め褒めることです。

もちろん、中には人格の問題で、
相手をストレスの憂さ晴らしの対象のように使う人もいます。

そのような人の場合、そもそも、
さまざまな努力によって反省や改善が期待できる人
なのかどうか、判断する必要もあります。

己を省みることができない人であれば、
たろうさんが悩むのも時間の無駄です。

同等にみられようとか、
他の分野では上にみられようとかという執着を手放して、
「そのようなことは理解できない人」
として向き合うことが大切です。

相手が尊敬する人であれば
思われる努力をするのは大切ですが、
たろうさんが尊敬できない人やむしろ軽蔑するような人から
好意的に対応してもらう努力というのはときに不毛です。

それでも、たろうさんが言いたいことを
きちんと相手に伝えているという事は大事で、
人間関係のストレスの多くは、
言いたいことを適切に伝えられていないこと
により生じています。

相手は変わらないかもしれないが、
自分を大切にするという観点から、
たろうさんご自身の思いを相手に伝えるという立場を
とってみてはいかがでしょうか。

そのように、言いたいことが言いあえる関係になると、
より楽に関係が維持できるかもしれません。

子どもはこのようなままならない状況をつくりだし、
私たちが「ままならなさにしなやかに対応する」
という人生の課題に、
これまでとはちがうあり方で対応する機会を
つくってくれているのかもしれませんね。

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Q:いつも川畑先生のアドバイスに
たくさんの気付きをいただき感謝しております。

大学生の娘のことでご相談させていただきます。
 
娘はHSPの気質を持っています。

友達の前ではとても明るく振る舞い
友人の悩みを自分のことのように悩み、励ましたり支えたり、
本当はとても繊細で優しく人の気持ちに敏感な心を持っています。
 
寮生活を共にする友人が親しくなってからは命令的に
こうした方がいい、そんな事してても駄目、など
テンションを下げる言葉を毎日言うようになり、
 会話の8割くらいがその言葉で、娘が辛い気持ちを伝えてきます。

娘のことを「操りやすい」と言ったこともあるそうで心配です。

友人は複雑な環境で育ってきたので、
2割くらい良いことを言ってくれると、その気持ちを信じて、
支えてあげたい気持ちがあるようですが。

娘に勇気がいることだけど、
自分の辛い気持ちを素直に相手に話した方がいいと言っても
寮生活も一緒で来年の留学先も一緒の大学で
とても言いにくいようです。

娘もメンタルがかなり辛そうで
留学への準備と不安も重なり心配しています。

娘にどのような言葉をかけたら良いのでしょうか?
 
【しろくまカフェ・50代・女性・主婦】

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A:FROM 川畑のぶこ

繊細な娘さんを思う
しろくまカフェさんの母心が伝わります。
 
HSPの人は感受性豊かで人の心にも敏感である一方で、
その共感力の高さが自分自身を
消耗させてしまうことがありますね。
 
おそらく、娘さんの友人は、
娘さんが彼女をよくわかってくれているという
安心感が得られるのでしょうね。

そして、素の自分を出しても受け入れてくれるだろう
という気持ちがエスカレートして
甘えになっているのではないでしょうか。
 
もし、支えてあげたい気持ちがあるのであれば、
サポーター自身の状態が整っていることが優先です。
 
空腹の人が相手にパンを与えるのは難しいように、
娘さん自身のニーズが満たされていないのに
友人のニーズを満たすためのをサポートするのは
不毛です。
 
ときには適度な距離をとって、休息したり、
自分自身の時間をもって充電することを
すすめてあげてください。
 
そして、相手のよきサポーターであり続けたいなら、
自分自身の限界を尊重して、
ときに相手にNOということも大切なサポートのうちで
あることを伝えてあげてください。
 
無理は続きませんし、無理をしていると、
徐々に相手に嫌悪感などの悪感情を
抱くようになってしまいます。
 
そしてそんな自分にも嫌気がさして
罪悪感を抱いてしまうことでしょう。
 
もしも、逆の立場で、
相手が自分に無理に合わせていたなら
どうだろうと考えてみると良いと思います。
 
「無理してまで合わせなくていいよ」
と娘さんなら思うと思うのです。
 
 
この機に、友人に、HSPについて
伝えることも良いと思います。
 
そのうえで、良好な関係を保つためにも、
できることとできないことがあることを
伝えてみるのは良いかもしれません。
 

しろくまカフェさんとしては、
娘さんがどんな状態であっても、
大切な娘であることに変わりはないということを伝え、 
くれぐれも無理をしないように促してあげてください。
 
どんな自分であっても、
かならずいつも受け入れてくれる存在が
この世に一人でもいたなら、
その人は前進する力を育むことができます。
 

母親として、娘さんには娘さんなりの
人生の課題があることを受け入れ、
  
HSPがバネとなって人生を豊かに
切り開くきっかけとなることも知って、
ぜひあたたかい眼差しで
見守り続けてあげてください。

 
      
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Q:子供の頃、家族から虐待されていました。

成育環境から大人になった今も
人を信じる事が出来ず関わることが億劫です。

少し関わりをもつと他人の色んな事が見えてしまい
気になり嫌になり自分から離れたくなります。

基本的に人が嫌いなようです。

夫に対しても少しそんなところがあり、
夫から少し強めの言葉や冷たい態度をとられると
私の方が怒って不機嫌になってしまいます。

言われたことに深く傷ついて体調まで悪くなります。

虐待を連鎖させるのが怖くて子供は持ちませんでした。

共働きで仕事も頑張って続けていますが
この性分なので何一つ楽しくなく苦痛が多いです。

人生が楽しくない。
早く死にたいと思ってしまいます。

少しでも楽になり改善されるような方法は
あるのでしょうか。

【うめ・50代・女性・会社員】

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A:FROM 川畑のぶこ

子どもの頃の虐待は
成人してからの人生にも影響を及ぼします。

昨年、国立研究開発法人 国立精神・神経医療
研究センターと金沢大学が行った研究では、
幼少期に虐待体験を受けると、

ネガティブな情報に対し、
ある時には注意を過度に向け、
またある時には注意を過度に逸らすといったような、

ネガティブな情報への注意の向け方が不安定で
一貫性がなくなる「注意バイアス変動性」
を呈するということが報告されました。

とくに成人女性にこの傾向が多いとのことです。

うめさんが、人の嫌なところばかりに目が行ってしまい、
人が信じられないのも
このような影響があることと思います。

このような経験はトラウマとなって
その後の人生に影響を及ぼしてしまうことがあります。

うめさんはPTSD(心的外傷後ストレス障害)
の治療は受けたことはありますか?

仕事や結婚生活など、
それなりに社会生活が営めているため
問題が表面化されていないことで、
PTSDがそのまま放置されてしまって
いることもあるかと思います。

もしうめさんがトラウマのケアに
取り組んでいないのであれば、
すぐに取り組むことをお勧めします。

まず、自分自身で手軽にできるものとしては、
マインドフルネスの実践をおすすめします。

マインドフルネスは、
過去や未来にさまよう心を、今この瞬間に戻すメソッドで、
呼吸に丁寧に注意を向ける呼吸瞑想が基本となります。

ネガティブなものへ向けられた注意を、
自身の呼吸や歩行や動作など、
身の回りに起こっていることで
好ましいことやありがたいことに
向けていくことで心の彷徨いを断ち切ります。

昨今ではマインドフルネスの実践は
さまざまな場で提供されていますので、
ネット検索して参加するのもよいですし、

アプリを活用するなどして
自宅でマインドフルネスの実践に
取り組むのも良いと思います。

また、専門家によるトラウマのケアとしては、
身体心理療法(ソマティック心理学)の領域で
効果的なものがいくつかあります。

自分の心の内を観るのは重たすぎる場合、
身体から入る心理療法が有効です。

以下にいくつかトラウマケアのための
ソマティック心理療法を紹介します。

EMDR(Eye Movement Desensitization and
Reprocessing):
スタンフォード大のシャピロによって開発された、
眼球の動きを利用したトラウマ療法です。

クライアントの眼球運動を促すことで、
脳内の報処理システムの再調整を促進し、
不適切に処理されたトラウマ記憶の統合するものです。

ソマティック・エクスペリエンシング®
(Somatic Experiencing®; SE™):
アメリカのピーター・ラヴィーンが創始。

クライアントにとって安全な場をつくり、
身体の感覚(フェルトセンス)に意識を向け、
言葉がけを行いながら、
トラウマ体験による恐怖などで凍りつき、
未消化になっていた身体反応を
おだやかに表出させ、完了させていくものです。

ブレインスポッティング(Brainspotting):
EMDRを実践してきたセラピストのグランドが開発した、
トラウマ記憶と視線との関係性に着眼した療法です。

クライアントがトラウマ記憶を思い浮かべているときの
視線の位置を導き出して、視点を定めることで、
脳の情報処理を促します。

バイオエナジェティクス(Bioenergetics) :
アレクサンダー・ローエンが開発した
ソマティック心理療法の先駆けのひとつ。

心と身体は生体エネルギーを通して連動していると考え、
呼吸と身体動作を変えることで、心に働きかける療法。

ぜひ、これらの情報も参考にして、
セラピーの提供期間にコンタクトをとってみてください。

どうか、まだうめさんが取り組んでいないことで、
できることはたくさんあるということを
ぜひ覚えておいてください。

     
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Q:学生の頃から親しく、お互い同時期に結婚し、離婚し、
色々な面で支え合ってきた20年来の友人がいましたが、

彼女と私のパートナーも含め交流するようになってから
連絡が来なくなり、淋しい気持ちになっています。

彼女は自由奔放だけど、とても繊細な一面もあります。
アーティストで歌がすごく上手いです。

私は、穏やかで平和主義な性格だと思っています。

離婚後、私は婚活を頑張りたくさんの男性とデートして
遂に現在のパートナーと出会いました。

パートナーを親友に紹介して一緒に食事に行ったり、
旅行に行くこともありました。

ある時から彼女からの連絡が少なくなりました。

話を聞くと、パートナーが彼女に、
もう私たちの家に遊びに来ないでほしい、
太っているから婚活は難しいと思うなど言ったそうです。

パートナーに状況を聞くと、
彼女のワガママに付き合いきれず、
積もり積もって色々とダメ出しをしてしまったそうです。

以前結婚していた元夫も
彼女に対して怒っていたことはありました。

新居に遊びに来て
まだ私たちも入っていないお風呂に勝手に入っていたり、
パートナーにタバコちょうだいと言ってもらっておきながら、
これまずいーっと言ったり、許せない部分があったようです。

確かに彼女は自由奔放で、ちょっとワガママです。
でも私はそんな彼女は
自分にない魅力がたくさんあり、好きでした。

パートナーが言った言葉もひどい発言だったので驚いて、
彼女に申し訳なかったと伝え、
私はパートナーなしでも交流できたらというニュアンスで
気持ちは伝えました。

私の誕生日にお祝いメールをくれましたが、
それ以降は連絡がありません。

以前は2日に1回は連絡が来て、
長電話もするような関係でした。
こんなことで長年の友人関係がなくなるのが切ないです。

でも、仕方ないのかなと思ったりもします。

どのように折り合いをつけていけばよいでしょうか?

【ぴーちゃん・40代・女性・看護師】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

人生やものごとは常に移りゆくものです。

この無常にいかにしなやかに対応するかが、
人生を豊かに生きるか否かの
分かれ道となるかと思います。

人間関係もしかりで、
永遠と信じていても、常に変化があり、
ときとして別れが訪れることもあります。

良好な関係がずっと続くこともあれば、
過去には濃かった縁が、
時間の経過とともに薄い縁になったり、
また何年(ときに何十年)もして復縁したりと、
変化があります。

その人の生きるライフステージによって、
人間関係に変化があるのは当然です。

ぴーちゃんのように彼女とぴーちゃん以外の
第三者(夫)との関係性というのは、
二人の関係性とは異なるものです。

では、ずっと二人だけで良かったのかというと
そうとも限りません。

彼女の自由奔放なところは
ぴーちゃんにとって憧れだったり
羨ましかったりする部分があるかもしれませんが、
コインの裏表となる「わがまま」な行為が頻回なら、
やはり周囲の人間関係に不調和をきたすでしょうし、
改善されたほうが好ましいわけです。

ご友人の課題はぴーちゃんの夫を介して
指摘されたのだと思います。

もちろん、体型を批判するのはハラスメントで
許されることではありませんが、
「それはわがままだと思うな」とか、
「私はそれを不快に感じるな」などといった
率直な意見は一考の価値があるものです。

ぴーちゃんにとって大切な夫が
ご友人を不快に感じている以上、対応は必要です。

このような摩擦は、より良い人間関係を
構築するためのチャンスでもあったのですが
彼女は課題に向き合わずに、
離れるという選択をしましたね。

ご主人も、
ぴーちゃんにも気を使ったのだとは思いますが、
溜まりに溜まる前に、
率直なコミュニケーションができていれば、
状況ももうすこし異なっていた可能性も
あったのかもしれないと思いました。

いずれにせよ、理想形ではないにせよ、
取り組むべき課題にそれぞれが
真摯に取り組む機会が与えられたのは
間違いないのではないでしょうか。

ここで取り組むべき課題から逃げた場合、
解決とはいかず、
ただ、問題が先延ばしとなるだけでしょう。

いずれ、お互いに別なところで
似たような体験を繰り返しながら
学ぶことになるかもしれません。

ぴーちゃんの課題は、拙速に解決しようとせず、
機が熟すのを待つことかもしれません。

あるいは、相手には相手の課題があって、
思い通りにならないことをコントロールしようとせず、
そのまま受容することかもしれません。

これもお互いにとっての大切な学びの時期、
待つことや手放すことも
大切なサポートのうちと理解して、
しばらく静観してみてはいかがでしょうか。

また、彼女のことを大切に思いつつも、
今のぴーちゃんのライフステージに合った
新しい人間関係や出会いもあることを
忘れないでください。
     
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A,Beautiful,Asian,Woman,Enjoy,Listening,To,Music,With,Headphone

Q:いつも的確なアドバイスをされる
先生のメールを楽しみにしながら
拝読させていただいております。
 
私は50歳後半の看護師ですが、
昔の職場の同僚から時折かかってくる
電話の対応に苦慮しています。
 
彼女とは新人で入職した際、
同じ寮に入ったのをきっかけに仲良くなり、
付かず離れずの距離感で
現在まで友人関係が続いていましたが、
昨年お取り寄せの品で相談を受けてから
頻繁に電話がかかってくるようになりました。
 
最初は懐かしさもあり楽しかったのですが、
途中から彼女の家庭環境に関する不平不満、
愚痴が噴出し始め、電話がかかってくる度に
同じ話が繰り返されるようになってきました。
 
彼女は専業主婦ですが子供は自立しており
夫とは家庭内別居状態のため
自由気ままなようです。
 
しかし、私は仕事や家事、介護の手伝いなどがあり
止め処なく続く彼女の電話は
時間と体力気力が消耗されるため
最近は居留守を使う様になりましたが、
 
彼女が過去に自殺未遂を起こしたこともあり
SOSを発信しているのだろうか?とも思い、
電話に出られない時は
LINEで何かあったのかと聞きますが
全て既読スルーで返事はありません。
 
不平不満、愚痴を聞いて欲しいだけなのか
と思うと電話があっても出る気になれません。
 
今後どう対応すればいいのでしょうか?
 
 
【マダムレイ・50代・女性・看護師】 
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
マダムレイさんのご友人を大切にする優しさが
感じられるご相談です。
 
看護師をされているとのことで、
お仕事も大変忙しいことと思いますし、
家事にプラスして介護もされている
それらをバランスよく取り組むのに
大変ご苦労されていることと推察いたします。
 
そんな中、ご自身の時間が
少しでもとれていると良いのですが、
おそらくそのような時間をご友人との電話などに
費やされているのでしょうね。
 
誠実さや思いやりを大切にしたい気持ちと、
面倒に思う本音との間で
苦労されていることと思います。
 
このような状況の中でマダムレイさんが
消耗するのは当然のことです。
 
心にゆとりがあるときであれば、
さしてストレスにならないようなことでも、
多忙で疲れが溜まっているときなどは、
大きなストレスに感じてしまいがちです。
 
理想の高い人であれば、
ゆとりなくイライラしてしまう、
そんな自分にも罪悪感を抱いてしまうことでしょう。
 
マダムレイさんはご友人(や誰か)の
力になりたいという気持ちが
人一倍強いかと思いますが、
どうか、今はご自身にそのエネルギーを
向けてあげてください。
 
いいサポーターでいるためには、
まず自己充電が必要です。
 
正直であることとバカ正直であることは違います。
 
ご友人に「あなたの対応に疲れた」などと
バカ正直に伝える必要はもちろんありません。
 
ただし、自分の疲れた気持ちに正直に、
ご友人との適度な距離感を持つことを
大切にされてください。
 
そう、マダムレイさんが
病んだ患者さんに、疲れたら無理せず、
休むことを促しているように。

「あなたが面倒くさい」のではなく、
「私が疲れている」ので
そう感じやすくなっているのです。
 
人は疲れていると何でも面倒くさくなるものです。
 
ですので、罪悪感を抱くことなく、
電話がかかってきたら、
「最近疲れが溜まっていて、
 自己充電の時間が必要なんだ」
ということを伝えてください。
 
心身のバランスが乱れているのは事実なので、
調子が悪いと伝えても構わないわけです。
 
ご友人にも、マダムレイさんが
いつでもどこでも誰にでも
付き合ってくれるわけではないのだ
ということを知らせてください。
 
それでもマダムレイさんは素晴らしい人なのですから。
 
人間、誰しも弱い部分があることを
体験してもらい、たまにはマダムレイさんが
労(いたわ)ってもらう側に立ってみてください。
 
ご友人に理解力があれば、
配慮してくれるでしょうし、
そうでなければ、マダムレイさん以外に
依存できる別な相手を見つけることでしょう。
 
ほかに無理せずに向き合える人がいるならば、
そちらに任せればよいのです。
 
すべてのお手柄をマダムレイさんが立てなくても、
マダムレイさんは必要とされる素晴らしい人です。
 
弱さも含めてご自身を認め、許して、
ご友人と適度な距離を保ってみてください。
 
そのように自分を許可することで、
プレッシャーなく相手と向き合えるように
なることもあるのです。
  
ーーー
★自分を認め受け入れる~サイモントン療法
講師:川畑のぶこ認定トレーナー

詳細・お申し込みはこちら
https://simonton-pt-2022-09.peatix.com/
(患者さん・サポーター向け)
https://simonton-ip-2022-09.peatix.com/
(一般・セラピストを目指す方向け)
※こちらはNPO法人サイモントン療法協会様の主催です

 
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Cat,With,Only,Apparent,Head,,Peering,Over,An,Eave,,Under

Q:2年前に母を癌で亡くしました。
遠方のため看取ることもできず、
自宅に帰りたい母の願いも
叶えられませんでした。

私は独身で既婚者の弟がいますが、
母亡き後、あまり会話もしていなかった
父と過ごすことも多く、
愛猫を連れて帰ることも多かったのですが、
いつも側にいてくれた唯一の味方の猫が
先日急逝しました。

病院選びなど私のせいで死期を早めたことは確かで、
自宅で看取ることはできましたが、
直前まで入院させて、
結局母と同じ苦しみを与えてしまいました。

父や弟から連日大丈夫か、落ちついたかと
連絡があり、もう爆発してしまい、
あなたには何もできない口をききたくない
と返信してしまいました。

仕事も含めですが、
私は自分の気持ちをうまく伝えることが出来ず、
限界に達すると後先考えずストレートに
相手に気持ちをぶつけてしまいます。

客観的に自分を見ることができない
本当に自分が嫌いです。

どうすれば人とうまくやっていけるのでしょうか。

大切な存在を失い続けるのは
私がこんな人間だからでしょうか。
私は何を学べばよいのでしょうか。

【まにゃ・40代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

人とのコミュニケーションがいびつになって
しまうことがあり、うまくやっていけるように、
なりたいまにゃさんなのですね。

まにゃさんは、相手の気分を害したくないとか、
相手に気分良くなってもらいたいという
配慮が強いがゆえに、
たとえ言いたいことがあっても、
ぐっと言葉を飲み込んでしまうのでしょうね。

一時的に波風を立てないことには
成功するかもしれませんが、
言いいたいことを溜め込んで蓄積させてしまうと、
ご自身でもお気づきのように、
やがて爆発してしまいます。
 
とりわけ、
がまんしたり自己犠牲を払ったりしたのに
望む結果が得られなかったときには爆発も大きくなり、
ときとしてコントロール不能な状態に
陥ってしまうかもしれません。
 
そして、その爆発は、相手に対するもののようでいて、
その実、自分自身の不甲斐なさに対する苛立ち
ということもあることでしょう。
 
まず、まにゃさんに心がけていただきたいのは、
相手に優しくなろうとするのとおなじくらい、
自分自身にも優しくなってあげてください。
 
そして、相手の感情の責任を取りすぎないよう
心がけてください。
 
感情というのは、
ものの見方や受け止め方の影響を多く受けます。
  
そして、相手の受け止め方はまにゃさんが
常にコントロールできるものではありません。
 
究極、その人の感情と人生の責任は本人にしか
とれないということを覚えておいてください。
 
そのうえで思いやりある態度で接し、
あとは相手の領域の問題であると知って
手放す感覚を大切にしてください。
 
お母さんや猫ちゃんも、今はまにゃさんが
まだ体験していない別な次元や世界で、
それぞれの課題に笑顔で取り組んでいる
可能性もあるのです。
 
たとえ、旅立つ瞬間がまにゃさんやお母様や
猫ちゃんの理想形ではなかったとしても、
そこで終わりではなく、
まだ物語は別な次元で続いている、
そしてふたりにとって素敵な物語が続いている
ことを想像してみてください。
 
そして、思いやりをもって語りかけてみてください。
 
もし、お母さんや猫ちゃんが
まにゃさんを見守っていたのなら、
人生を嘆いてばかりいて謳歌していないことの
ほうがよほど心配かもしれません。

まにゃさんが完璧なふるまいをもって
人生を生き続けなくても、
みなそれぞれに人生を切り開く力があることも
信頼してください。
 
そのような意味で、
たとえまにゃさんが相手に意見を伝えたとしても、
必ずしも相手が打ちのめされてしまうわけでは
ありません。
 
まにゃさんの意見が参考になることも多々ある
ということを知ってください。
  
まずご自身に優しくなって良いという許可が
必要です。
 
そして、まにゃさんご自身の人生を
豊かで穏やかなものにするための努力を
重ねてください。
  
ーーー
 
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Q:看護師として病院勤務をしています。

中間管理職をしています。
昨年末に大変信頼していた部下から裏切られました。
 
その部下とは業務改善やスタッフ育成に向けて
よく話をしていました。
 
ある会議の場でその部下は、激昂した状態で
私に対する批判を突然いろいろ言い始め、
(攻撃されたように受け止められました。)
私は訳がわからなくなりました。
 
その後部下とは二人で話しをしましたが、
私に対する批判で終わりました。
 
人間不信となり退職を決め、上司に申し出ましたが、
部署を異動させることで頑張ってほしいといわれ、
退職はできませんでした。
 
すれ違う時など挨拶は普通にしていますが、
部下からは挨拶は返ってきません。
無視されているような状態です。
 
時々一緒に仕事をしなければならないことがあります。
そのことを考えるだけで
動悸がしたり嫌な気持ちになります。
 
そのような相手に対して
どのように心を保てばよろしいでしょうか。
 
【たまちゃん・50代・女性・看護師】
   
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
裏切りほど私たちの心身を蝕むものはありませんね。

おそらく、誠実に献身的にお仕事をされてきたであろう
たまちゃんが、信頼していた部下から激昂される、
しかも他の人の目がある会議で
そのようなことになったのであれば、
精神的ダメージも大きいことと思いますし、
身体症状が出ても不思議ではありません。

相手に対してどのように心を保てばよいかということに関して、
まず客観的な声を取り入れながら
状況を整理していくことをおすすめします。
 
部下とのやりとりの詳細は分かりかねますが、
部下が会議で激昂、さらに二人での話し合いの際も
批判ばかりで終わるということは、
おそらく冷静な話し合いが成り立っていないと思われます。

そうであれば、まず、部下が理性的に物事に対処することが
できる人物か否かということが問題です。

思いやりや敬意をもって話し合いができる相手のいうこと
であれば、耳を傾ける価値はあると思います。

部下の人格に問題があり、気に入らないことは何でも
批判するようなパーソナリティーであった場合、
不満をぶちまけたいだけの単なるハラッサー
(ハラスメントをする人)であって、
部下の一言一句をまともに取り合う必要はない可能性もあります。

そのような人のためにたまちゃんが退職してしまうのは
とても惜しいことです。

退職願いがすんなり受け入れられず、
異動で対処する提案がされたのもそのためではないでしょうか。
 
ぜひ、たまちゃんが信頼できる同僚や上司に、今回の事件について、
客観的な意見をヒアリングしてみてください。

もしかしたら周辺の人々もおなじような問題を部下に対して
抱いているかもしれませんし、まともに取り合わず
うまく交わしているかもしれません。
 
そのことがわかればこの問題はたまちゃんが(退職するなどで)
一人で対処するものではなく、
相手が取り組むべき課題ということが分かってくることでしょう。

この場合、ここでたまちゃんが退職してしまっては、
相手の課題も先延ばしとなり次の犠牲者が出ることになります。

相手の不敬な態度は気分の良くないものだと思います。

ただし、前述のことを理解すれば、
そこまでパーソナルなこととして受け止めなくて済むようになり
スルーできるようになると思います。

もちろん、もしも部下の言い分は過激ではあるけれども、
一理あるというフィードバックが周辺から得られたのであれば、
そこはどのように改善できるのか静かに振り返り
検討してみると良いと思います。

医療現場では仕事に誠実に真摯に取り組む姿勢は大切ですが、
対人関係において、すべてを相手に言われるがまま、
ストレートに受け止めすぎないことも、
世の中を上手に渡り歩くのに大切な術となってきます。

また、ハラッサーは、問題を自分ごととして
静かに受け止めようとする真面目な相手
(=自分に跳ね返してこない相手)を、
うまく嗅ぎ分けてハラスメントをしてくるので、
その流れに乗っからないように気をつけてください。

そのような意味で、たまちゃんも跳ね除ける力と
スルー力をぜひ鍛えてほしいと思います。
   
   
  
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Q.いつもメルマガを楽しみにしています。
今日は、友人についてご相談させてください。
 
最近、昔からの友人に
「距離を置きたい」と言われました。
 
その事実にとても戸惑っています。
というのも、これまで、
私が彼女のわがままに付き合い、
ずっと被害を被っていた側だからです。
 
例えば、彼女が発言したことで、
私が他人から怒られたり、
 
彼女に調べことを頼まれて、
時間をかけて調べて後日伝えたら、
「あっもうその件はいいや」と言われたり、
 
以前から約束していた旅行を
当日にドタキャンされたりと
かなり振り回されてきました。
 
私もなぜそんな人とずっと友人でいるのか
わからなくなっていたので、
今回のことは良かったのですが、
 
なぜ彼女から距離を置きたいなどと
言われなければいけないのかと
腹立たしいような、悲しいような
なんとも言えない気持ちでいます。
 
この事実に対して、
私はどのように向き合えばよいか
教えていただけないでしょうか?
 
よろしくお願いします。

【クローバー・40代・専業主婦】
 
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
昔からの友人に突然
距離を置きたいと言われるとは、
とりわけクローバーさんはいろいろな場面で
ご友人に気を遣ってきたのであれば、
本来なら、感謝されていいはずという思いが
湧いてくるでしょうし、
なおさらショックだったことと思います。
 
このような人間関係における摩擦や事件は、
衝撃や不快感をともないますが、
実は双方の課題を浮き彫りにもしてくれる
またとないチャンスでもあります。
 
クローバーさんのメッセージで気になった点に、
「私は被害を被っていた側」
と認識されているところがあります。
 
心の底では、ご友人は加害者で
ご自身は被害者と思っていらっしゃるのですよね。
 
そうであれば、改めて、友情とは本来、
加害と被害の関係にあるものなのか?
と問い直してみます。
 
この友情関係には不健全さがあったのでしょう。
 
おそらく、相互に
依存的なものだったのかもしれません。
 
すなわち、クローバーさんのケースでは、
自身では満たしきれていない
自己肯定感を充たすための手段として
相手を使ってしまってはいなかったかを
振り返ってみると
気づくことがあるのかもしれません。
 
相手に「いい人」という評価を得たり、
誰かに必要とされたりすることで
自分の価値を確かめたいと無理に
相手に合わせていなかったでしょうか。
 
どこかに「こんなわがままなあなたに
つきあえるのは私ぐらいのもの。
あなたは私という存在がいてラッキー。」
という表面化されない優越感や自負心は
なかったでしょうか。
 
私は私のままでもOK、
友達なのだから許し合えるしわかり合える、
と基本的な信頼がある関係なら、
クローバーさんも頭にきたときは
頭にきたことを伝えられるはずです。
 
「あなたの言動のせいで
 私にとばっちり来たわよ!」とか、
 
「えー!せっかく時間をかけて調べたのに
 ショックー!早く言ってよー!」とか、
 
「えー!ドタキャン!?
 楽しみにしていたのにー!」
 
と不平を伝えたり、埋め合わせを
リクエストしたりするなどして、
主従でなく対等な関係でいられると思うのです。
 
言いたいことを飲み込んで
相手に合わせているので
振り回されていると感じてしまいます。
 
今回の出来事は、
クローバーさんは相手に対して
自分を卑下する必要はまったくないのだから、
今後は振り回されない対等で健全な
人間関係を構築していきましょう、
というメッセージなのかもしれません。
 
もし、そのご友人との関係が大事なら
 
「ショックだったんだけど、
 距離を置きたいと思った理由を聞かせてくれる?」
 
と正直に尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
 
そこまでして関係修復したいと思わないのであれば、
そもそも表面的で、お互いにとって
しがみつく必要のない関係なのかもしれません。
 
ぜひ出来事の意味を振り返ると同時に、
クローバーさんの心の奥のメッセージに耳を傾けて
新たな関係性を構築してみてください。
  
  
    
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Q.一人暮らし。人と会わない日や
会ってもその後の1人になった時間が
怖いと感じるようになってしまった。

朝目覚めると、何とも言えない
寂しさや不安に襲われる時があります。

どうやって人とつながれば、
寂しさを消せるんでしょうか。

この不安感はどこからきているのでしょうか。

【ペコ・50代・女性・なし(失業中)】
  
  
―――――――――――――――――
   
A:FROM 川畑のぶこ
 
孤独感は私たちを蝕む感情ですね。
 
コロナ禍の中で人とのふれあいが減る中、
孤独感を覚える人は増えていることと思います。
 
ペコさんは50代ということもあり、
今後一人で人生を送ることをイメージすると
不安が増してしまうのではないでしょうか。
 
私たちが安全、安心、やすらぎを感じられる条件には
「つながり」が必須となります。
 
もちろん、そのつながりの対象は
必ずしも人とは限らず、
自然界や生きものたち、また目に見えない
大いなるものとの関係性の中に
やすらぎを見出す人もいると思います。
 
物理的に繋がっていることが
客観的にわかる状態とは限らず、
主観的につながりの感覚が得られるかどうか
ということがポイントになってくると思います。
 
ひとつ屋根の下に
二人やそれ以上で暮らしているにも関わらず、
「つながり」が感じられないどころか、
寂しさや孤独を感じている人も
世の中にはたくさんいます。
 
ペコさんが今後、
どのように人とつながればよいのかという課題については、
人との繋がり方の方法論の前に、
ペコさん自身の内面の準備が整っているのか
どうかを見ていくと良いかと思います。
 
ペコさんはもともと人と関わることは好きな方ですか?
 
それとも、どちらかというと、
一人の時間を大切にしたい方ですか?
 
もし、一人の時間を大切にしたいタイプであれば、
その時間はきちんと確保しつつ、
人と交流する時間をとることが大切です。
 
自身の基本的なニーズ(たとえば私の時間)を無視して、
無理に人と関わろうとすると疲れてしまい、
人との関わり自体が億劫になってしまいます。
 
もし、比較的一人の時間が好きな場合は
「それらをきちんと確保しながら人と関わりあえる」
ということを確認してください。
 
そして、人と関わるときに、
「いい人」でいることにこだわると、
つながりは表面的なものになり、
深いつながり感は得られません。
 
親密さは相手への信頼から始まります。
 
自分の良い部分もそうでない部分も含めて
受け入れられる関係は、
私たちに安心感をもたらしてくれます。
 
そして、相手への信頼不足は、
実は自分自身への信頼不足から起こること
が多いことを知っておいてください。
 
「私は取るに足らない人間で、素の自分を知ったなら
みんな離れていくだろう」という心理から、
素直な自分を相手に出せなくなり、
表面的な関わりだけになってしまうのです。
 
実際は、人間はみんな
良いところもいびつなところもあるわけで、
完璧な人間など存在しません。
 
そんな自分を受け入れない人は、
完璧でない相手も受け入れられなくなって
しまいますから、するといつまでたっても
表面的な関係で終わってしまい、
つながりや安心感が感じられなくなってしまいます。
 
人間関係構築のめんどうくささは、
自分にも相手にも完璧な関係を求めるから
くるのかもしれません。
 
自分も相手も完璧ではないし、
いびつなところもあるけれど、
それでもさまざまに補いながら人生を切り開いていける、
私もあなたも愛しい存在だ、と、
もろもろひっくるめて受容する姿勢を
育んでみてください。
 
そして、ペコさんだけでなく、
見えないところで多くの人が同じように
寂しさや不安を抱えていて、
つながりを必要としている人がいることも
覚えておいてください。
 
そのような姿勢を育んだうえで、
ペコさんが興味あることがらの
コミュニティーに加わっていくと良いと思います。
 
勉強や趣味のサークルなどから発展して
生涯の友になったりパートナーになったりする
ケースはたくさんあります。
 
もちろん、
その個別の関係が永遠に続くかどうかは別ですが、
それでも皆のなかに「つながりたい」本性は
常に宿っていて、代謝しながらつながりを保つと
信頼してみてはいかがでしょうか。

ーーー
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